2021年8月15日日曜日
太平洋戦争や官僚について思うこと
8月9日は長崎に原爆が投下された日ですね。
ところで、アメリカが原爆実験に成功したのが同年の7月下旬だったかな。
早くても中旬だったと記憶しています。ドイツの正式降伏が同年5月です。
ヒトラーの自殺が同年4月下旬です。これ以降、日本のみが戦争ということになったのですよね。
同年4月に沖縄陥落でした。
同年3月に硫黄島陥落、10日には東京大空襲でしたよね。このときも高級住宅地には爆撃していないですよ。関西でもね。日本降伏後の高級軍人の宿舎にするためですよ。
硫黄島や沖縄への上陸に際しては地形が変わるほどの艦砲射撃だったようですね。
これらの前年にフィリピンが主戦場だったのかな。
アメリカは新鋭の戦闘機投入でゼロ戦に対して優位にね。このとき、日本ではパイロットに「おまえの腕が悪い」とかいって改良なんてしていなかった感じね。米軍機をゼロ戦は撃墜できなっていたというのが実態ですよ。ゼロ戦に撃墜されない戦闘機を開発したのでした。
ミッドウエー海戦では今日同様「決断遅れ」が敗因といわれていますね。この海戦あたりから初戦からの勢いが失われたのではとね。
司馬遼太郎氏の「雑談 『昭和』への道」で述べられているように各国の情報等を真摯に理解するようにしていたら「負ける戦い」であるというのを指導部は理解できていたのではとね。
目をそらして「思い込み」で戦争を継続していたから、沖縄戦やドイツ降伏があっても「決断」できなかったのですよ。
天皇陛下の唯一の国政への関与が「ポツダム宣言受諾」だったと考えられるのですけどね。
これで、日本の四ヶ国分割から救われたのですが・・。この政断は憲法違反ともね。
結局は軍事官僚がもっと早期に決断できていたら原爆投下をアメリカはできなかったのですよ。
「決断遅れ」や「うやむや」は未だに続いていますね。、
太平洋戦争で軍事官僚が降伏受諾をためらったのは「責任」問題かもね。勝つ見込みもないのに開戦してですからね。
海軍は「6ヶ月は・・」と開戦時にいっていたという噂も。アメリカ相手で6ヶ月で勝てるのかな。
陸軍は日華事変だったですか、事後報告で「中国で開戦・・」と天皇陛下に報告したときに3週間ほどといっていたとも。
後の事後報告時に陛下から「3週間で終わらせるといっておいていつまで戦争をしているのか」みたいなことをいわれても、延々と戦争を続けた陸軍ね。陛下には事後報告だけですよ。
これらの行為がどのような結果をもたらすかもしれないとは想像できなかった軍事官僚ね。
昨年の持続化給付金で詐欺が続発しましたね。なぜ、国税庁と協力できなかったのかな。これで詐欺は激減したかもね。
今年の一時給付君は昨年の失敗を「不備ループ」で防ごうとしているのではともね。何を考えているのかな。何も考えていないのですよね。
関係省庁との連携で詐欺を防ぐ方法を縦割りで思いつかないのでしょうか。
ワクチンも国内生産を返還不要の補助金で開発促進なんて思いつかないでしょうね。
どの省庁も補助金は目的達成時以外は全額返還みたいですからね。
RNAウイルスは変異が頻発するので3回目接種も早い時期から検討とその実施について立案実行しておくべきだったのではとね。
このためには国内生産ですよ。官僚の体質は変わらないようですね。
池袋の暴走は「車の故障で操作ミスではない」と元官僚は言い続けるでしょうね。「官僚はミスしない。間違わない」と思い込んでいますからね。
太平洋戦争に突入したのは1941年12月8日ですね。この2年前の1939年にソビエトとモンゴルの間の国境線争いでノモンハンというところで帝国陸軍とソ連軍とが戦っているのですよ。
結果については箝口令で、報道向けには「日本大勝利」でしたが。
実態は日本軍は死傷率75%ぐらいという世界の戦史でみられないぐらいの大敗をしたのでした。
戦車は比べものにならいくらい貧弱で、当初は肉弾戦で火炎瓶でソ連軍の戦車はよく燃えたようですが、すぐにディーゼルエンジン戦車に変えられて燃えなくなって負けたとか。
日本軍の戦車は改良されずね。戦車砲戦は飛距離で負けていたのにね。
今の政府同様都合の悪い情報を隠したわけですよ。
ただ、現在は当時ほど情報統制ができないので政府は困っているところもあるわけです。
時の政権にとって都合の悪いことを隠し、また、この不都合な状況を改善しようとしないところが同じタイプの官僚組織ですかな。
「歴史は繰り返す」の意味ですね。
入管でスリランカの方がなくなられたのでが、何年か前に別の入管で収容されていた外国の方がなくなられていたのですが、このときのことで「病気」等の時の新しい対策マニュアルを作っていなくて、また、手探りと「ミスを恐れる」や「ミスしない官庁」にこだわってかな。
官僚も与党も職員処罰ではない、このような不祥事再発防止については逃げていますね。
また、戦争のこともですが、実感のない空虚な言葉の世界に生きている官僚かもね。
抗体カクテル療法は入院の上での点滴療法だったはずですね。軽症や中等症ぐらいの患者さんの重症化防止効果ですよね。
ところが、首相が「中等症も自宅療法・・」なんてね。医療について、この案を出した官僚は実質感ってあるのかな。
単に病棟の逼迫回避だけですよね。
総合的な感覚であれば、「この問題の対応策」も同時に官僚から発表されるべきですよね。
どれかの辻褄さえ合えばよいという「その場しのぎの官僚」的発想ですよね。
大戦の時もね。
ですから、日露戦争時みたいな「戦争終結」まで考えてなかったからね。
責任逃れもあったから、ドイツ降伏でも戦争終結ができなかったのですよね。
確かに沖縄戦の状況からアメリカ軍が上陸しなかったのは「被害が甚大になる」ということ恐れたためと思うのです。
この結果、「海路封鎖」と「空襲」主体になっただけだったのに日本はほぼ対抗策なしでしたね。
そうこうしているうちに原爆実験成功で、ヒトラー自殺から3ヶ月少しで原爆投下でしたね。
官僚の悪あがきで招いたと思うのですけどね。
特攻ですが、日本的希望者を募る方法ね。拒否できるなどの選択肢をなくして雰囲気を盛り上げて「志願する」のみが選択肢であるように誘導する方法ですよ。
今もブラック部活やブラック企業で使われていると思います。で、将官は後方で生き残ったわけですよ。現代は若者が疲弊してしていっている感じです。
だから、経済が縮小するのですよ。一度貧困に陥ると抜け出すことが困難な貧困強制社会になってきたのですよ。
太平洋戦争でもあった官僚の思い込み。
暗号については「アメリカに解読されるはずがない」とね。開戦時の暗号からして解読されていたというのです。
ミッドウエーについてはこの「ミッドウエー」の暗号用語はアメリカは判らなかったので、ミッドウエーで囮情報を流したら引っかかったというのです。
暗号でない普通の電信でよいことまで暗号を使ってね。
また、イ号潜水艦はシンガポールからドイツまで無寄港でいける能力の潜水艦だったのですが、あるとき、大西洋でドイツのUボートと洋上で落ち合ったと、その直後に連合国に撃沈されたというのです。理由は暗号が解読されていたからね。
零戦は高性能でしたよね。補助燃料タンクを使って台湾からマニラを攻撃して帰還できたりね。
アメリカは零戦対策と航続距離確保の真似もしましたよ。零戦でグラマン等を撃墜できなくなっても零戦パイロットに「おまえの腕が悪い」といって、改良か別機種への置き換えが非常に遅れたようですね今のコロナ対策でも「遅れ」というは頻発かな。
で、アメリカの軍用航空機の航続距離は長くなっていきました。
F15ジェット戦闘機は無給油で大西洋横断ができるとか。F16を三沢基地配備の時にソ連が怖がっていたようです。
アメリカ等は兵器の改良を常にしていたのに当時の日本は・・。
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