12月16日のニュースによると理化学研究所が開発を進めている次世代スーパーコンピューターの改札のための予算が閣僚折衝で復活しましたね。なぜ、国際競争力の基幹部分の技術に出し惜しみをするのでしょうか、国際情勢を知らないみたいですね。
アメリカではこのスパコンクラスの開発が複数台進んでいるとか。ヨーロッパでも複数台ですよ。単に技術維持なら1台でよいところを5台も6台もですね。これは性能競争と言うより、スパコンを利用した学術研究や新製品の開発とかに利用するためです。
広報活動の強化は必要でしょうね。スピード競争だけと思っている人が多いと思いますからね。各地の古くなったスパコンとかとネットで結ぶとかいうのはよいことですね。しれで、焼け太りになってもいいのではと思います。例えば、自動車開発ではスパコンによる各種シュミレーションが不可欠になってきています。その時、スパコンは速ければ速いほどよいわけです。医薬の開発もシミュレーションが頻繁に利用されるようになってきています。気象現象の長期予報にはもっと高速のスパコンが必要でしょうね。今回の機種は通過段階の一つでもあるわけですが、能力、台数的にて必要不可欠なのになぜケチるのだという思いです。
くどいですが、イラクとアフガニスタンで戦闘行為をしているアメリカの方が学術研究の予算が圧倒的に多いというのはどうしてでしょうか。NIHだけで250億~300億ドルですよ。日本の科学研究補助金を含む大学関係予算より多いですね。アメリカはこのほかにも多額の研究費を国家予算から支出しています。
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