2月5日の日本経済新聞夕刊に「イソフラボンで肺がんリスク低下 非喫煙男性で最大57%、厚労省調査」という記事がありました。詳しくは新聞で。
喫煙歴のない男性が大豆食品に含まれるイソフラボンを多く摂取すると、肺がんリスクが低下するという疫学調査に研究成果が発表されたというのです。
今回は45~74歳の約76000人を対象にしており、かつ期間も平均11年と長期にわたっているので精度は高いと思います。男性全体ではイソフラボン摂取と肺がんリスクとに関係がないということのようです。すると、非喫煙者でリスクが低下している、摂取が多いほど低下ということは喫煙者ではリスクが増加している可能性があると思えるのです。そうでないと「男性全体ではイソフラボン摂取と肺がんリスクの間に関連はみられなかった」というのが説明できないと思います。女性はリスクが低下していると思われるが、統計的には意味があるとはいえないということです。
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