2019年6月16日日曜日
議論等が的外れに終始しているみたいな日本
金融庁金融審議会の報告書で報道も盛り上がっていますね。でも、数字だけが一人歩きしていると感じています。
まずもって「モデルケース」というのがあって、そのようなので金銭的にルーズな夫婦であったらといういのに消えてしまって、「老後に2000万円」というのがだけですね。
このモデル、今の年金水準ですとわりとよい方かなとも思ったりしてしまうので、まずは、このモデルについての理解が必要になるのに・・。
夫婦で20万円の年金が将来に渡って受給できるという前提であるというのも議論から消えているみたいですね。与野党共にね。大臣もかな。
旅行や趣味に生きるとして、いろいろ経費がかさむとかですよね。でも、費用のいらない趣味とかのあるのにね。
これは収入以上に生活費を使って優雅に生活したいのなら最低でも2000万円ぐらいいるだろうから資産運用とかをして資産寿命を延ばすということの啓蒙や指導に予算をということなのか。そうすると、金融機関も潤うということかな。さすが、金融審議会ですね。
年金支給水準とかの報告書ではないですよね。国民にとっては年金支給水準とかがからんでいるのなら大切な報告書になるのですが、上澄みの自己責任部分の話だけの、年金とか関係ない部分の話なのにすごく盛り上がっていますね。
このようなのがそこら中に充満している日本です。これで、戦後、廃墟から発展して、ゴタゴタとしてきましたが、なんとかここまで国が保てたのが不思議でならないです。
年金は将来にわたって「その場しのぎ」で何とかするでしょうね。もし、インフレになったら公的年金のみが頼りになるかもね。それと、障害年金や遺族年金という現役世代にも関係のある部分も忘れないようにしましょうね。個人の蓄えは悪性インフレが起これば吹っ飛びますよ。
第二次世界大戦に突入していった時代と同様にまともに情報を集めようとしない、集めた情報の意味が分からない、思い込みに従って判断しているとがよく似ていると思うのですけどね。
帝国陸軍なんてブラック企業ですよ。ブラックなままの戦後ですよ。
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