12月に車検だったもので(13年目の車検です。)、いくつか言われていることから考えて見たいと思います。
この制度、元々は日本車の品質に問題があったからかもしれませんが、今では世界最高水準の品質になりましたね。昭和の初め頃、帝国陸軍で部隊に自動車が配属されるとアメリカ車なら「よし」、日本車なら「がっくり」だったらしいです。今では想像もつかないかな。
新車購入から2年ごと、10年を越えると毎年だったのが、何年か前に品質向上を理由に新車時3年、以後2年ごとになりました。
まあ、整備に自身のある人や信頼できるところで整備してもらっている場合はいらないかも。そうでない場合が怖いですね。車検合格といっても、基準をクリアすればよいので、車検は整備ではないです。基準不合格の自動車が走り回るよりはいいかも。それと、自動車責任賠償制度への加入義務づけに活用しているのもいいですね。
それで、この自賠責や自動車重量税を2年分前払いすることになります。この費用は新車購入時には3年分前払いです。忘れないで下さい。
ところで、車検を機に新車を購入される方が多いですね。中には3年とかで。自動車の減価償却をどう考えているのでしょうかね。自動車メーカーにとっては乗り続けられる方が儲からない。販売店も収益は上がらないのでは。
今の日本の自動車メーカーの苦境の原因の一つが国内販売台数の減少傾向が続いていることでしょうね。買い換えサイクルの長期化です。
自動車リースで3年後の予想下取り価格が出ていますが、半値以下ですね。最初の頃の方が価格の下落が激しいのです。それでも、3年とかで乗り換える人の中に「車検」というのがいます。自賠責と重量税はいつも同じようにかかってきます。減価償却は新車の方が大きいです。
ひょっとして、新車時3年にしたのは、2年より買い換え需要が大きいと自動車メーカーが考えたから?これで、以前より買い換えが1年繰り上がった?
普通の乗り方なら、車検をする方が安くつきます。買い換えは車検以外の理由にする方がよいと考えます。
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