2019年4月27日土曜日
闘病記(視床出血) 左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して) No348
ボトックスではっきりと「筋力がなくなる」という意味のことを主治医にいわれたと投稿されていたのは「脳卒中患者の闘病日記」さんだけでした。 健常者風歩行への道。関節可動域が健常者並みということが必要かな。可動に余計な抵抗がないこともね。これだけではまだ無理です。 リハビリはブラック企業ではない。ブラック宗教でもない。ブラック部活でもない。科学的根拠に基づいた回復を手助けする行為である。 トレーニングマシーンを脳卒中後遺症のリハビリに使えるのか。 日本の今の閉塞も視野の狭さが問題かもね。議論したときの論点外しも徹底している感じですよね。そして、間の抜けた結論をありがたがることもかな。 「視野が狭い」でネタが尽きないですね。もうしばらく続きそうです。視野が狭いのでね。 「発症直後のフニャフニャを適切に維持する」というのをせせら笑った方がいました。ここまでフニャフニャというのは損傷を受けていない脳等の部位の回復や脊髄反射等によって無理ですが、関節の動きのスムースさや筋肉の柔軟性は維持できるのですけどね。
4月15日(月)、ボトックスではっきりと「筋力がなくなる」という意味のことを主治医にいわれたと投稿されていたのは「脳卒中患者の闘病日記」さんだけでした。他は「緊張が緩む」とかだったのかもね。だから、筋力がなくなったとボトックス後に筋トレに励むのがいましたが、今は脳卒中カテゴリーから出て行かれています。思うに筋トレを止めない主治医は何を考えているのかな。セラピストではなく医師の問題ですよ。通常、筋収縮は大脳で運動神経系興奮ニューロンを興奮させ、順次下位興奮ニューロンに伝えられ、最終ニューロンと筋繊維の接合部、神経筋接合部で筋繊維に伝達されて筋収縮です。ボトックスはこの普通の時の最終部位の神経筋接合部のみで働くのです。ですから、効果が出ると筋力低下です。これが作用機構です。ということは、痙縮は筋力発揮されて起こっているということになります。この筋力発揮は持続的で緩めることができないので動作の支障になるわけですよ。そして、健常者の正常状態筋肉でのボトックスは「ボトックス痩身術」で筋肉が痩せますが、痙縮状態では繰り返ししても筋肉が痩せないほどの凄い興奮ニューロンの興奮なのですよ。筋緊張状態も静止状態での凄い興奮ニューロンの興奮ですかな。下肢で膝を伸ばす筋肉と曲げる筋肉では伸ばす方、伸筋が圧倒的に強力です。屈筋がいくら頑張ってもかないませんよ。で、ますます、両方興奮にね。上肢の肘では屈筋が強力ね。足は伸ばすときに仕事に使える筋力を発揮します。伸ばしたままでは何も仕事ができないですよね。曲げてから伸ばすのです。曲げるときに伸筋が弛緩しなければならないのです。ボトックスでか弱い屈筋で弛緩させることができるようにしているだけですよ。ボトックスの薬効が切れると元の木阿弥です。ボトックスは脳の運動神経系興奮ニューロンには全く作用していないからですよ。ですから、ボトックス適用にならないように運動神経系興奮ニューロンの興奮が自然に解除できる程度までの動作である必要があります。筋力というのには役に立つ筋力や痙縮状態にしてしまうような筋力とかがあるのですが、「役に立つ筋力」的に考えると痙縮等は筋力ゼロかマイナスです。視野を広げて自分の体について考えてみましょうね。ひょっとして視野の欠ける緑内障が大脳前頭葉の思考部分でも起こっておられるのかな。
4月16日(火)、健常者風歩行への道。関節可動域が健常者並みということが必要かな。可動に余計な抵抗がないこともね。これだけではまだ無理です。感覚麻痺状態の四肢等を適切に動かす必要があるのです。動作のタイミングや体重移動の感覚を感覚麻痺の状態で行うことになるのです。理学療法士や作業療法士の指導が絶対必要と考えられます。医師ではないですよ。リハビリ病院入院中に担当医は一度もリハビリの現場に来なかったです。セラピストさんにこれをしてもらったわけですよ。平行棒を使って移動せずにシュミレーション的動作練習をアドバイスを受けながら何回も行いましたよ。同時期に体重移動についてを健常側だけで感知できる訓練もしました。これらの訓練をしている期間もリハビリの時間以外は「着座による車いすちょこちょこ歩行」で移動していましたよ。脳はすぐには覚えてくれないのです。手続き記憶ができあがるまでという感じで平行棒の間で行ったり来たりです。やばければ棒につかまって停止できる平行棒ね。徐々に棒なしのところを歩いてみたわけです。関節も動かしにくい上に停止しにくいトレッドミルでリハビリなんて私からみると無謀そのものという感じです。本当に感覚麻痺なのですか。動作においての感覚の重要性を理解されているのかな。動かせたらよいではないのです。で、筋肉ですが筋紡錘という筋繊維の伸び具合を感じる感覚器と腱ゴルジ装置という腱への力のかかり具合から筋力状況を感じる感覚器が代表的です。これら内部感覚はよほどのことがない限り意識されていないですが非常に重要なのですよ。これらと皮膚感覚の圧覚や触覚等と連携して筋力を大脳と小脳等の連携で調節しているのですよ。「連携」の連発ね。ですから、どれかが欠けるだけで動作に重大な影響があるのです。感覚麻痺はこの筋肉からの感覚情報と皮膚感覚器からの情報がともに大脳や小脳に届かなくなるのですよ。あるいは「使えない」ね。視床では感覚中継のほかに大脳と小脳の動作連携での中継もしているのです。動作が非常に難しくなる要因です。痙縮になりやすい要因ですよね。ひょっとしたらほかの部位による感覚麻痺より感覚途絶による影響は大きいのではとも考えられるのです。こんな視床出血による後遺症患者にCI療法をさせるような医師に寒気を覚えます。感覚麻痺が理解できていないのにということにね。
4月17日(水)、リハビリはブラック企業ではない。ブラック宗教でもない。ブラック部活でもない。科学的根拠に基づいた回復を手助けする行為である。ブラックは共に心身に異常をきたすことがありますね。というより、「ほぼある」かな。ところで、ブラックは経営者や指導者が「信じ込んでいる」であり、「視野が狭くて助言等を無視する」ですよね。適切に余暇を取る方が作業能率とかがより向上するということを否定してしまっているのですよ。「読書百遍意自ずから通ずる」とかという盲信もね。今はこの格言の時代とは違うのです。トレッドミルで歩行リハビリをすれば健常者風になると思い込んでいるのは自らブラックに飛び込んでいるようなと感じるのですけどね。リハビリでは結構自らブラック化してしまっている方がおられるようだし、それを止めない医師かな。療法士は医師の下請けですよ。ですから、嫌気がさして別の道に歩まれる方もおられますよね。療法士だけで自費リハビリを行う施設が結構ある理由ですよ。医師の指導がある方が多くてよいのでしたら、ない施設だと思いますけどね。ただ、自費ということである程度のお金持ちが行かれているようです。感覚麻痺にとってブラックなCI療法かな。視床出血でよくうけますね。痙縮になっていって動かなくなるのが見え見えなのにね。ある病院のサイトでCI療法で動かせなくなったらボトックス療法というのを読んだことがあるのですが、今は消されていてどこの病院だったか判らないなです。理屈は感覚麻痺の方は判ると思いますけど、特に上肢で生活動作をしたときの緊張ですよ。微妙な筋力バランスが生活動作でね。私も非常に高緊張状態になっていくのを感じています。ですから、できるだけ避けているのですよ。まだ、筋トレの方が緊張度は低いですが・・。ただ、筋トレもしすぎると筋緊張亢進→痙縮→拘縮ですよね。微妙な筋力バランスの動作の方はもっと簡単に筋緊張亢進→痙縮→拘縮だと確信しています。で、上肢全廃の方が多いのかな。上肢では救急病院入院中からサボりで「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできるように」を心がけていました。結果的に絶対にボトックス対象にならないようにしていましたね。
4月18日(木)、トレーニングマシーンを脳卒中後遺症のリハビリに使えるのか。歩行補助ロボットや高齢者向けパワーリハビリとの比較検討。トレーニングマシーンは脳が正常に機能している人向けですよね。トレッドミルはそこそこの速度で安定的に歩行ができる人を対象にしているのですよね。そこに膝曲げなどのタイミングを意識しながらでないとできない脳卒中後遺症患者では膝曲げで疲れてしまって、すぐに歩行でなくなるようですね。で、高緊張で膝は曲げられなくなってしまうようだしね。歩行補助ロボットは膝曲げタイミングも補助してくれるようなので、歩きやすいと投稿された方がいましたが。ロボットは使用者に合わせるようにも考えられているようですが、トレッドミルは機械の方が一定速かな。前にもトレッドミルでこけるようになってしまったと投稿されていた方がいました。膝曲げができないということと尖足にもなってきたということだったかな。尖足になると、次は内反足かな。尖足と下垂足は別物なのに混同されていましたけどね。高齢者向けパワーリハビリでは脳卒中後の受け入れには条件があありました。高齢なら誰でもよいというのではないようです。まあ、運動神経系にダメージがあっての場合はそこそこで条件が合えば使えるかもですが、感覚麻痺では脳が筋肉のコントロールができないのでトレーニングマシーンを使わない方がよいのではとね。感覚あって始めて筋収縮をコントロールできるのですよ。正常時でも本来の筋肉の持つ最大筋力より弱い筋力に制御されています。火事場の馬鹿力の30%ぐらいまでとかね。生活動作でめったやたら力んでしまっているのを感じていますよ。これは視床出血で感覚情報が脳に届かなくなったためにね。いうことは筋収縮解除も楽にできなくなっていると感じるのです。また、用もないときに筋緊張も起こりますしね。トレッドミルを利用しているときに下肢の伸筋で筋緊張が起こると・・。膝曲げなんてできなくなりますよね。ところがトレッドミルはスイッチで止めるのかな。平行棒なら直ぐ停止できますが。感覚麻痺ということで起こりうる不都合について無頓着すぎるのではと感じています。このような不都合について考慮された歩行補助ロボットみたいなのでしたら利用は意味が出てくるのではと思いますが。
4月19日(金)、日本の今の閉塞も視野の狭さが問題かもね。議論したときの論点外しも徹底している感じですよね。そして、間の抜けた結論をありがたがることもかな。以前、鹿児島県阿久根市で元某市長が市の職員の賃金を大幅に引き下げたことがありましたよね。で、阿久根市に不況風が吹いたと伝え聞いています。「安値」を追求し、人口減の日本ですと・・。以前、10000円で1万人が消費していたとすると1億円の売り上げになりますね。9000円になると9千万に減少ですよね。人口が9500人に減ると9000万円×9500人で8550万円まで経済が縮小します。このような足の引っ張り合いみたいなことをしている日本です。付加価値を高めてという発想が一部企業以外ないようなのです。工場等は人員合理化ですよね。生き残っている人たちの収入が減少ね。競争のため、売り上げ確保のためさらなる合理化とね。皆さんで首の締め合いですよ。ある東証一部上場企業では従業員の平均年収2000万円を超えているところがありますね。「頭を使っている」のですよね。高くても顧客が喜んで購入するようにね。ところで、一斉に最低賃金を同率で引き上げた場合、ほとんどの企業が国内向けで大手輸出産業はもともと最低賃金より高いというのです。このようにすると、国内での一斉値上げになっても国内対象だけみたいな企業は以前と同じような水準での供すになるのにね。日本はEUと違って意外と貿易依存度は低いですよ。輸入の石油とかは国内賃金と無関係だしね。牛丼を値下げされたからといって、普通一杯の方が二杯食べますか。その上、人口減でしょ。値下げと人口減による二重の減収ね。このような悪循環の競争止めましょうよ。質を向上させて値上げせずに儲けを増やす、賃金も少し増やしてでも、儲けが出るように、お客さも満足できるように考えるのが経営者だと思うのですけどね。「国内産・・」というのがまだ売りにできるようですから。頭を使おうよ。ブラック部活やブラック校則は各校横並びみたいですね。で、指導側は麻痺してブラックと思っていないです。地方の活性化も多くが横並びみたいだとね。地域の考えとかが・・らしいです。江戸のコンサルタントなんてのに依嘱したりしているようだからだとね。都構想なんてやってる方もおられますが。東京の二番煎じをしてどうするの。リハビリも体の状況を考えずにトレッドミルなんて視野が狭いですよ。意識不明にもなった者に負けてますよ。「ハビリをする」ということが目的になっているのではとね。
4月20日(土)、「視野が狭い」でネタが尽きないですね。もうしばらく続きそうです。視野が狭いので同じことの繰り返しでね。「考える」というのは訓練が必要だというのです。「考える」ための情報収集力が必要になりますよね。そして、収集した情報の真贋を調べる力というのもね。「根拠」が妥当であるのかどうかということもですよね。でもね、視野が狭くなっていて「筋力が低下したのだから筋トレ」や「上肢で物を掴むと高緊張で震えるのは筋力不足だ」と思い込んでいると「楽な外力による関節可動域確保動作が続けてできるように」なんてのは思いつかないかな。「筋肉は楽に弛緩した後に働くための収縮ができる」というのは健常側等で力を発揮するときの一連の動作の繋がりを正しく理解できる観察力が必要ですよね。理解できない用語等も今はネットで調べやすくなっていますよね。ネットで真贋がと思うのでしたら、書籍購入や図書館等でも調べられますよ。上手に積み重ねると大学程度ぐらいは楽に理解できるようになると思うのですけどね。そこを「難しいのは判らない」と投げ出してしまうと医師の言いなりかな。殺されないように注意しましょうね。極端な言い方をすると殺されかけたのにおわかりになっていない方がおられますね。医師の注意義務違反だったと投稿からは読み取れましたけどね。「医師に殺されないようにする」というのはそれなりに医療関係で幅広い知識と活用力が必要ですよ。この場合もガセネタ頼りではまだ藪医者の方がマシですね。過去の勉強してきたことを基礎に修正とさらなる向上で今の状況について考える力をつけましょうよ。脳卒中後遺症で四肢の改善の基礎は「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできる状況で脳の回復を待つ」ですよ。どうしてか考えてみてね。関節可動域確保動作が楽にできる状況を維持しながらの歩行リハビリ等を否定するものではないです。ADL向上のためには上乗せリハビリは絶対必要ですが痙縮等には絶対にしないようにね。動作は脳の回復に必要ですが、しすぎて痙縮等になると脳の回復がその範囲で終了してしまうと考えられるのです。どちらも非常に大切であるということね。脳も廃用症候群がありますよ。その上、認知症になったら・・。高齢者向けパワーリハビリは運動神経系興奮ニューロンの廃用症候群になりかけからの回復へのリハビリと考えられます。
4月21日(日)、「発症直後のフニャフニャを適切に維持する」というのをせせら笑った方がいました。ここまでフニャフニャというのは損傷を受けていない脳の残り等の部位の回復や脊髄反射等によって無理ですが、関節の動きのスムースさや筋肉の柔軟性は維持できるのですけどね。残存部位の働きで簡単な関節動作は手助けしてやることでできるようになりますよ。はじめから、自力で脳の命令で行おうとすると失敗するのですよ。補助して関節動作を行わせるということね。で、筋肉が上手に弛緩するタイミングを手続き記憶として脳に覚えさせるのです。いろいろな動作を行う前に弛緩するタイミングを脳に刻み込むことね。筋力が発揮されている場面によく出会っています。コンタクトレンズケースを手で保持していて筋力バランス調整が来るって吹っ飛んでいったり、柔いペットボトルの蓋開け時に噴水させたりとか等々です。筋力調整ができないだけですよ。筋力は十二分に発揮されています。で、弛緩するべきタイミングに弛緩できずに収縮したままですと関節動作ができなくなりますよね。脳卒中後のリハビリ等での動作で関節が動かないというのは筋肉が弛緩できないということです。このとき、筋肉は柔らかいですか。収縮して堅めですよね。ですから、筋肉を柔軟な状態にできるように維持しようといっているだけなのにね。この意味を視野を狭めて理解で来ていないからトレッドミルでの時に膝が曲げることができなくなったりするのですよ。筋肉は運動神経系と感覚神経系の両方に適切に支配されているときにのみ健常者風のトレーニングができるのですよ。片方でも支配できなくなると健常者ではないのですよ。特に判りにくいのが感覚麻痺かな。運動神経系興奮ニューロンの興奮を解除できなくなりやすい感覚麻痺かな。解除できないとフニャフニャなんて無理だよね。
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