2014年7月28日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No103

あるブログで「脳細胞だって再生する」というのがありました。  「ランチとケーキセット」のリハビリに行ってきました   筋肉量、脳卒中では「筋肉量≠筋力」理由は   脳卒中で麻痺した人特有の姿勢や動作について   『「痙縮」と「拘縮」』が先か、『麻痺した風の姿勢とか動作』が先か   介護保険の要介護認定調査がありました。   川平法の原理(神経細胞のつなぎ替え)は有効だと思います  7月21日(月)、先日あるブログで「脳細胞だって再生する」というのがありました。これ、神経幹細胞とかの話かな。脳細胞ができてもの問題点も触れられていました。その投稿にないことでは「配線どうするのだろう」ね。とかいろいろ出てくると思ういますが、パワーアシストスーツの時と同様に「拘縮になっていたら動作関係では意味がない」かもね。手足が動かせるから、脳細胞の再生とか配線のつなぎ替えが意味を持つのではと考えています。俗にいう高次脳機能の部分ですと、意思のやりとり方法が何とかできれば拘縮でも意味を持つと思いますがね。自分の手足を使って何かしたいと思うのでしたら「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」というのが最低条件ではと考えます。脳卒中では外傷とかによって手足切断などと違って、自分の手足は無傷で体に付いています。その手足が脳の都合だけで動作しないだけです。脳の都合が付くまでの間、大切に「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で何時でも使えるようにしておくのがリハビリです。おまけですが、相当以前に「神経成長因子」というのも見つけられており、ネズミの実験とかでは有望な成果が得られたりしています。軸索成長因子もありますよ。いろいろな脳科学での成果が出てきていますが、医療で活用出来るようになる前に拘縮にしてしまったら意味ないでしょ。筋肉のつっぱりはボトックスという方法もありますが、関節の錆つきはどうしたらよいのでしょうね。だから、くどいですが「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ね。  7月22日(火)、先週ターミナル駅周辺に出向いて「ランチとケーキセット」のリハビリをしてきました。朝夕の花子との散歩もあるので気がつけば、1日で18000歩ほどの歩数になっていました。2ヶ月ぶりぐらいです。またしても20000歩手前での終了の一日でした。10000歩程度は俗にいう健康維持の目的として歩きたいとは思っていますが、リハビリのためという意識は低いかも。健康維持(いくつかの目的で)の為には筋肉を動かすというのが必要ですね。その時に筋緊張とかにしないような運動として歩行をしているのです。健常者タイプの歩行は緊張度が低いと感じていますし、実際そうみたいです。1分100歩とすると、3時間ほど歩いていたことになりますね。その翌日、疲れもなく快調な歩行スタイルでスタスタとね。でも、サンダルとかはやばいですね。サンダル、スリッパ等で歩きにくいのは感覚麻痺の影響が色濃く出ているということです。歩幅(測定していないです)0.5m(もっと広いかも、狭めに考えて)計算で9kmね。健常者タイプの歩行ができるので疲れが少ないです。ということは、ランチとケーキセットで摂取したカロリー消費不足になっていたらどうしましょ。集合してからの移動は歩行のみね。階段は使いますが、エレベーター・エスカレーターは使わないのを基本にしています。鉄道の駅構内は別。ケースバイケースね。よそ見しながら歩くはで、躓いたりもしました。無茶な筋トレとかしていないので転んでも簡単に起き上がることができます。起き上がりや立ち上がり、座るとかは足の関節の可動域があるかどうかが非常に大きいですよね。だから、楽々できます。  7月23日(水)、筋肉量の話ね。まず、脳卒中では「筋肉量≠筋力」ですよ。筋力と筋肉量とは比例しないことが結構ありますよ。筋力には脳の要素が非常にたくさん入りますよ。私は筋トレをしていないみたいな感じですが、そう量を減らしていない感じです。リハビリ病院入院中に太ももが少し痩せたかなという程度かな。体重減少はほぼなしね。その理由としては「日中、背筋を伸ばして起き上がって車いす生活」を送っていけたからかな。車いすに座ってノートパソコンでDVD鑑賞をして時間つぶしによくしていましたし、日中、市場で取引のある時間帯はその様子を眺めていました。うろうろできるときにはその時の文句の言われない範囲でうろうろもね。車いす両足チョコチョコ歩行では談話室までチョコチョコとね。車いす利用でのエレベーター利用許可後には下界で車いす暴走行為もしました。病棟でしたら、車いす使用禁止になるような速さだよ。足の筋肉の負担感はなかったです。麻痺足にも楽々ね。そしてエルゴメーター利用より高回転かな。後々小走りを教えてもらうときに役立ったと思います。杖歩行も当初は用もないのにナースステーションと病室の往復とかね。でも、できる限り当初からの日中車いす生活が体幹の筋力維持に有効だったかな。杖歩行でのエレベーター使用許可で病院内散歩域の拡大、さらに階段単独利用許可での活動域の拡大とかで、筋トレなしでの筋肉量維持がそこそこできていたみたいです。以前から生活動作での運動量確保という考え方で運動に取り組んでいたので、入院時は日中ベッドというをほとんどしていなかったというのがよかったみたいです。夜よく寝られますので、睡眠中に起きてトイレというのはリハビリ病院では1回だけです。救急病院ですと、車いす生活をする前は午前2時頃にトイレ起きでした。なんじゃかんじゃといっても、日中上半身だけでも垂直にて生活しておくと、夜間睡眠出来るし、筋肉維持にも役立っていたようだしね。脳の活性化にも役立つしね。脳の活性化には、筋肉が伸縮したという情報が役立つとね。だから、感覚麻痺による運動麻痺はやばい訳なので、さらに日中もおねんねしていたりしたら健常側からの刺激もなくなるからさらにやばそうですね。筋肉に対して「使うのだぞ」という意思表示をしているだけでも筋肉量維持には役立つのでは。だから、ベッドの上だけ生活はよくないと考えます。  7月24日(木)、昨日の投稿で、いつもより内容と表題のズレがありすぎたようです。すみません。脳卒中で麻痺した人特有の姿勢や動作についてね。視床出血で感覚麻痺を起こしたわけですが、生きているということがわかった時点から「麻痺した人特有の姿勢や動作にはならないようにしよう。」と考えました。でも、当時は特にどうのこうのとはなかったです。ただ、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ようしておくことが当座の目標でした。後々、考えると「可動域が確保されている」というが非常に有効だったわけですね。それと、入院中の生活における姿勢とかを考えると役に立つことが多かったと思うので今頃頻繁に投稿している次第です。救急病院でのリハビリでPTは、まず、立つこと。次が平行棒を使ってよたよたでもよいから歩くこと。次が杖歩行でぶん回しかどうかは関係なしね。OTは当座しのぎの動かせるということだけでもで、すぐ、リハビリ病院に転院だものね。ですから、救急病院で「動かせる」と「歩ける」というので「頑張る」だけになる患者も多いのかな。リハビリ病院でのPTで、健常者風歩行を教えてもらいました。どうも、条件として「股関節・膝関節・足首の関節」が動くということが必要だったようです。健常者は関節を適切に動かして歩行していますからね。この時期で健常者風への取り組みは楽ですよ。脳も固まっていませんからね。健常者でも動作での偏りがありますが、練習時の脳の学習成果ですよ。ですから、我々はこのタイプの学習と麻痺によって生じる筋肉や関節などの問題も抱えてのリハビリになります。このとき、「麻痺した人特有の姿勢とか動作」がとりあえず楽なようです。歩行でのぶん回しとかね。上肢は緊張度の高い取り組みをやり過ぎたりとかみたいです。「みたい」がやたらと多いのは「麻痺した人特有の姿勢や動作」にほとんど無縁な為ね。「健常者風」へは努力を続けてます。未だに食事の時、麻痺した左手で茶碗を持たないです。理由は緊張度が高すぎ、筋緊張亢進状態になることを恐れてのためです。タオル絞りで左手を使った後は、手のひらを押し広げたり、手首関節は甲の方にそらしたり、肘関節もね。肩は背中側へとかをしています。可動域の確保重点ね。呉々も脳でのつなぎ替えなどと歩調を合わせてね。「麻痺した人風」は取り組みにより「健常人風」にすることができます。できる限り当初から意識してください。  7月25日(金)、以前、ブログのコメントに『「痙縮」と「拘縮」』が先か、『麻痺した風の姿勢とか動作』が先かというのがあったのですが、「鶏が先か、卵が先か」に近いですかな。「痙縮」とか「拘縮」とかに向かうとき、屈筋と伸筋が力比べをする訳ですよね。強い方が勝つので上肢は屈曲、下肢は伸びきりにね。また、少しこの傾向が出始めるとその方が楽なものでそのような姿勢とか動作にですかな。当初、歩行ではぶん回しですかな。意識的に健常者風にする必要があります。意識して下肢の関節を適切に動作させる必要がありますので、無意識の方が楽かな。当座は楽でも後々悲惨ね。棒足になっていた方が床にある物を拾うのに苦労されてました。しゃがめないのです。しゃがめないというのは立ち上がれないことになるようです。当然、和式トイレでの大便は無理かな。脳卒中になる前はできていたことが「痙縮」とか「拘縮」とかになってはできなくなるのです。ですから、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で「麻痺した人風にならない」ようにリハビリに取り組む必要があるのです。「麻痺した人風」の姿勢や動作は、防ぐことができるのです。なってしまってからの修正は難しいようです。例えば、ドラえもんの手になってしまうとジャンケンでパーを出すのが非常に難しいですよね。ところが、パーが出せるようになっても屈筋と伸筋の力関係でグーは楽に出せます。パーが出せればチョキも楽々ね。ドラエモンはチョキも出せないですよ。発症されてすぐの方はドラえもんの手などにならないように「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」のリハビリに取り組みましょう。  7月26日(土)、介護保険の要介護認定調査が先週木曜日にありました。なぜか、いつもよりふらついたりとかする部分もあったのです。どうしてかな。ベッド上での起き上がりについて「腹筋で一発」といつものをいうと「そんなはずはない」と。左半身麻痺だからかな。ベッドから足を下ろしたときの反動を利用してに落ち着いたと思います。日中、イスに座って上半身を直立していると、どうしても背筋・腹筋・側筋等を使って脊柱を支えることになりますよね。脊柱は脊椎骨が30数個積み重なっているのです。大腿骨みたいな一本の骨ではなく、周りの筋肉で支えているので、上体を起こしているだけでも結構な運動になるようです。短足胴長のダックスフンド犬は脊椎を痛めるのが他の犬種より多いとか。理由は脊椎骨の仕組みに由来しています。だから、人間もね。左手で茶碗を持たない理由で「茶碗を持つ」という動作は緊張度が高いので「痙縮」とかになりそうで怖いからとね。感覚神経が回復したら普通にできる動作ですが、まだまだ回復していないからね。とかとかね。杖は視床出血で前庭も麻痺したりしていてふらつく危険性があるので持ち歩いていますとかね。ちょいちょい振り回しているとはいっていません。過去の介護保険認定では最初がほんの「要介護4」で、次の更新から「要支援1」なので、訪問リハビリを受けられなくなったら、「要介護4」に戻ればよいだけだと思っています。爪切りで私の悪い癖がばれました。「伸びた爪だけを切る」というのです。だから、爪の長さがばらばら。足指の爪は邪魔くさいので一気切りね。「人の顔と名前が覚えられない」という認知症判定要素のひとつの話も。「若いときからじゃ」で覚える気がないからかな。ギャルは別だよ。  7月27日(日)、再度です。川平法の原理(神経細胞のつなぎ替え)は有効だと思います。可動域があればより有効だと思います。しかし、即効性はないとも思います。コンピューターグラフィックスみたいには樹状突起は伸びないよ。非常にのんびりだよ。でも、川平法みたいなことをし続ければ、脳でのつなぎ替えは起こると考えます。川平法施術のようなタイプのリハビリでも脳はゆっくりですが答えてくれると思います。どのくらいかかるかは神様に聞いてください。運動神経か感覚神経、どちらでおこるかは脳卒中の部位である程度わかると思います。私の場合は運動神経無傷ですから、感覚神経での促通待ちね。「痙縮」とか「拘縮」とかにしてしまったら、脳の反応がなくなっていくのではと思います。かく言う私は鹿児島大学のサイトで川平法について確認した程度ですが、有効性はあると思いました。どちらかというと、施術してもらうより自分で動作出来た方がさらに有効ではとも思います。それも、関節の可動域が確保されての動作です。まあ、動かないのでしたら川平法で施術してもらうしかないかな。動くようになっても喜びすぎて「痙縮」とか「拘縮」に逆戻りさせないようにね。「痙縮」とか「拘縮」の要因は過剰リハビリか取り組み不足の両極端みたいで、ほどほどが非常に難しいようです。私程度の麻痺状態になってしまった場合などもかな。はい、完全に左半身は他人様で、存在すら感じなかったです。この状態からの復活ですが、感覚神経が復活していないみたいな状態ですから、特に上肢は生活動作にはまだあまり使えないです。今の時点でも筋トレ等は『「痙縮」や「拘縮」』への近道になると考えています。だから、適度なリハビリね。適切なリハビリね。適切だよ。私の場合はラジオ体操みたいな動作とかはできるので自身で取り組めますが、そうでない方は施術者が必要でしょうね。普通のリハビリは残存機能による動作とかへの取り組みもありますが、無茶しなければ川平法に通じる部分もあると思います。以上、サイトでしか調べたことのない完全片麻痺になって復活途上の者より。再生医療でも新しい神経細胞が既存の神経細胞などに接続されないことには役立たないものね。接続出来たら、その次が新しい神経細胞のお勉強ね。これが完了して漸く治癒ですかな。骨髄幹細胞からも神経に分化出来るのがあるのですね。そりゃ、あるはずだものね。

2014年7月27日日曜日

絶対安全幻想

 川内原発の安全審査が終わりましたね。ところで、「安全」に拘っていますが、「危険性」をどう考えるのでしょうか。  まず、起こりえないが起こってしまうと原発なんて関係ない大惨事の巨大隕石ね。対策を立てようがないですし、絶対ないともいえない。STAP細胞がないと言えない理由みたいなものです。  この前、ロシアに落下した隕石ぐらいの大きさも可能性であるのですが、どこに命中するのかな。桜島が噴火もしていますが、地震程度ではすまない規模の地殻変動を伴うようなことが起こったらどうしましょうね。そこら中、原発なしでも関係ないかな。とかとかを心配していたら、原発がなくても地球には住めないですよね。  どの程度までの危険確率を許容するかの問題だと思うのですが相変わらず「絶対安全」ね。温暖化による危険性ね。どのくらいが原発で遅らせるのか未知数ですが、原発を使えば、ちょっとだけは遅らせれるかも。温暖化による気候変動で世界的大凶作になる危険性もあるのですが、こちらは温暖化ガス排出はそこら中ですから、より厄介かな。  福島の事故も「絶対安全」と思い込んでいたから、あるいは決めつけていたから起こったのではと考えています。「絶対安全」としてしまったら、追加対策とかできないですからね。それと「ドゲチ」で廃炉もったいないもあったのではと思っています。賠償のドゲチにでていると思います。  どこで、何をしていても絶対安全はないのです。ベネッセも「絶対漏洩出来ない対策」ができたと思っていたのでしょうね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2014年7月21日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No102

病気自慢をしてみませんか   突然ですが、「機能不全家族」   「伸ばせたら掴めるよ」といわれて、まだ腕がだらんと垂れ下がり、指も結構伸びてた状態の時から「伸ばす、伸ばす、・・」自主トレをしていた ある方のブログにあった「リハビリ室では」を読んで思ったこと    脳卒中でおこる運動麻痺は神経の問題   尖足、内反足 どちらも発症した後のできるだけ早期からの対策で防ぐことができる   「痙縮」と「拘縮」とかになって困ることに心臓に負担が掛かること  7月14日(月)、皆さん病気自慢をしてみませんか。でも、個人情報大公開になるのですが、してみてもと思います。理由はリハビリの経過がわからない。結果の意味づけができないということね。今後発症された方の一助とするのには病気自慢も必要かとね。脳出血だけでは解らないですよ。脳梗塞だけでもね。それより、脳のどの部分がどのようにダメージを受けての障害なのか、感覚麻痺なのか、運動神経麻痺なのか、両方なのかとか、他の障害が何なのか、どのようなリハビリをしたか、どのような効果・弊害(なにが害か理解が必要だけどね)があったかということの方が後に続く方の一助になると思うのです。では私めです。右間脳視床での出血です。有名な視床出血ね。よって左半身で頭の方から足先まで嗅覚の一部を除いて感覚麻痺にね。筋肉の収縮具合などの深部感覚も麻痺ね。出血量なんてたいしたことはないのですが、場所が場所だけにね。20mlもでれば全員お陀仏のところね。10mlでも半分ぐらいはかな。病院到着時は意識不明ね。ですから、本当に左半身完全麻痺状態ね。この中には平衡感覚器の前庭や半規管も含まれます。内臓の調子にも影響があるとのことで、ガスターも処方されてました。このような状態の場合、生き延びた多くの患者が一生車いすね。ですから、主治医のお告げも「一生車いす。」ね。発症から4ヶ月後にはリハビリ病院の階段を1~5階間を昇降ね。1日10000歩程度とかに、腕でもそこそこ柔軟に動作出来るようになっていました。動くということですが、感覚神経未整備により生活動作には疑問符がです。今は杖を時々振り回している危ない輩になってしまいました。リハビリの基本理念は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」ね。適度なリハビリね。焦らない、諦めないね。動作をしたり、マッサージを受けたりの普通のリハビリね。過剰にリハビリをするなんて考えつかなくてリハビリ病院で「奇跡的回復」といわれる程度にはなったのです。どうも、私が早いのではなく、他の方が過剰リハビリか落ち込みによる放置かが多いみたいで遅らせてしまったというのが実態みたいです。自主リハを含めたリハビリの詳細については以前の投稿を読んでください。介護認定も救急病院入院中にしてもらったら「要介護4」です。当然でしょうね。その6ヶ月後の更新審査で「要支援1」ね。まあ、妥当かなと思います。救急病院入院中の治療は「様子見」につきましたが、これが標準的治療でした。手術なんてできない場所だからね。三途の川は半身麻痺で泳げないから、溺れ生きね。どうして、皆さんの中の多くで私より障害程度が高いの?私は棺桶に入りかけたのに。他の病気は別の機会にね。  7月15日(火)、突然ですが、「機能不全家族」ね。今までいろいろな経験や調べてみたことから思うのは「機能不全家族」の多いこと、多いこと。程度の問題でそこら中にあるという感じです。身近なところでは親の希望の子供への押しつけね。「見えない虐待」として出てきます。登校拒否は「いじめ」のこともありますが、親の育て方の問題がある時点で表面化したものであることも。多くが幼児期の親への甘えを体験させることで解消に向かうようです。以前は「甘えさせすぎ」とかいって無理矢理登校させようとしてより強固に拒否ね。親が自己中心的すぎるのが要因のひとつかも。家庭内暴力もね。ニートも関係あるかも。乳幼児や子供期に親に愛された経験がないからかな。この親もその生育期に愛されたことがないかも。アルコール中毒の子のアダルトチルドレンもね。代々受け継がれることになるのです。極端な異常として出てきたのが尼崎などのあの事件ですかな。このような機能不全家族はなんらかの状況にならない限り表面化しないものです。その時、結局周囲がどう対処するかかな。「毒になる親」という本が出版されたりしていました。子供にとっては防ぎようがないですかな、親ですから。だから、悲惨な状況になりやすいのです。「子供は親の持ち物ではないが、養育の責任だけはある」ということね。堀江貴文氏が「平気で他人を気づける人々」という本で取り上げられていましたが、読んでみたら、幼少期に親に平気で踏みにじられていたと感じたのです。四国の某製紙会社の元会長も育てられ方に問題があったとも。アルコールが飲めないアルコール中毒と同様の人は何かにのめり込むというのです。ギャンブル中毒、買い物中毒、仕事中毒、等々ね。世の中、結構いろいろなパターンの人格障害を持っている人だらけみたいな感じがします。モンペアもね。調べてみて考えてみたら家族友人職場の同僚上司部下などとかにひょっとしたら典型例がいるかも。ただ、境界例がやたらと多いのが人格障害ね。境界例は線引きが非常に難しいから気をつけてね。  7月16日(水)、先週の訪問リハビリの時にセラピストさんと話をしていて、ふと思ったことね。私は救急病院でOTの時、「伸ばせたら掴めるよ」といわれて、まだ腕がだらんと垂れ下がり、指も結構伸びてた状態の時から「伸ばす、伸ばす、・・」自主トレをしていたのです。大抵は、握々お手々(ドラえもんの手ね)やL字型腕とかになってからですかな、伸ばす動作とかは。足の方は車いす生活が鼻づまり対策もあって、早期からしていたので、腰も膝も足首も直角ね。寝たきりですと伸び伸びですよね、これらは。腰とかは別にして、上肢は対策が早かったことにね。指伸ばしが初めの目的だったのですが、ついでに腕も伸ばしてしまいました。肩は紙パイプ重量挙げスタイルを救急病院の時からしていたおかげか腕を真上に上げることができています。救急病院で自主トレ的にしていたので一番長時間したのは腕伸ばしと指伸ばしで他はぼちぼちね。自主トレではないですが、車いす生活ね。これは朝6時半頃から夜8時ぐらいまでね。初めの頃は腰が痛かったですが、我慢して耐えしのぎました。そのうち、慣れましたよ。結果として手足とも早期から健常者タイプを目指していたことにね。麻痺した人風の姿勢や動作になりかけてからの修正では遅いですよ。修正できないというのではないですが、時間がかかるし、動作や姿勢への集中度を上げての取り組みになると思いますので諦める人もいるみたいです。くれぐれも、特有の姿勢とかはリハビリの失敗ですよ。ある程度以上の症状になると簡単に特有の動作とかになりやすいですから気をつけてください。話は替わりますが、介護保険等でのデイサービスとしての通所リハビリについてね。何種類かのトレーニングマシンがあったりして、それを使うことになるのですね。そのとき、筋トレ厳禁みたいな感覚麻痺者対策が強度調整程度しかないのです。マッサージとかで筋肉の状態を見てもらえるわけでもなしでね。今思うになにか危険性を感じます。40分とか50分とかの時間を区切ってのマンツーマンのリハビリでしたら入院中と同様に筋肉や関節の状態を見てもらえるのかな。  7月17日(木)、ある方のブログに「リハビリ室では」がありました。内容的には、他の方のリハビリの様子で自分のリハビリの参考にされているということでした。「リハビリ室では」という投稿だったので、よからぬ自主リハ談義かと思いきや建設的でいいなあとよかったです。焦られている方が多いような感じなので、セラピストさんとのリハビリでは苛つく方も多いのでは。感覚麻痺ではというより脳卒中では脳での神経細胞間のつなぎ替えが起こり、新入りの訓練があって漸く本番リハビリなので焦っても仕方がないのですけどね。つなぎ替えはテレビ番組みたいには起こらないよ。樹状突起も軸索もカタツムリよりのんびりと伸びていくのです。非常にゆっくりとね。特に軸索はやばいみたい。その間は残存機能によるリハビリを続けるしかないのです。ですから、幼児の場合は医師に「回復しない」と宣言された脳梗塞(病気の原因は大人とは違うよ。)でも数年で無傷みたいな感じまで回復した事例もね。若いほど回復力はあるのですが、年齢を重ねるにつれて回復力は低下します。回復はするのですが、時間が必要です。そして、回復するまでに・・ということね。でも、焦って不適切なリハビリをすると回復を遅らせるどころか、悪化させていくことになりますよ。拘縮とかにね。原因のひとつがド素人のリハビリ談義かな。それと、門外漢のリハビリ談義かな。一端動かせなくなった体の各部はリハビリによって、徐々に動かせるようになっていきます。あるいは他動的でも動かすことかな。動かせるようになると本人の焦りの時もあると思いますが、家族などの周囲の現実にあわない「リハビリになるから」という動作要求もあるみたいです。私んちはあまりなかったですけどねというか、無視を含めて聞き流すようにしてます。適切なリハビリの強度と量というのは継続的にセラピストさんと相談しながら設定していく必要があると考えています。この原則みたいなことからはみ出しやすいのがド素人のリハビリ談義かな。まあ、患者は大抵ド素人です。お忘れなく。  7月18日(金)、脳卒中でおこる運動麻痺は神経の問題ですね。神経が回復せずに使われないので徐々に廃用症候群というのが起こる可能性が神経でも起こりうるみたいですね。筋力は筋肉量×筋繊維収縮力×神経の指令能力ですかな。このとき、神経は常に筋繊維を100%収縮させるということではなくて、トレーニングによって動員出来る筋繊維量の割合を増やしているとか。使わないと当然、その割合は減少しますよね。神経と筋肉の接合部「神経筋接合部」での伝達効率にも変化が起こるでしょうね。シナプスも使われないと「長期抑制」とかで「廃用症候群」と同様のことが起こるのでは。寝込んだときの筋力低下の相当部分がこのシナプスの廃用症候群かも。それを筋肉量が減ったと勘違いしてるのかも。筋肉量は長期的には使わないと減少していきます。でも、私のリハビリではそれほど筋力低下を感じなかったのです。筋肉量は少し減少しましたが、感覚神経の戻りの部分に応じて筋力も回復してきています。筋トレ大好きの方から見たら「まか不思議」ね。私のリハビリ程度の動かし方でも筋繊維や筋原繊維の維持には役立っているのかも。筋力はこれに神経の要素が必要です。脳卒中はこの神経の要素がめちゃくちゃになった病気です。「筋肉量×筋繊維収縮力×神経の指令能力」で表される筋力のうち、「神経の指令能力」の低下というのが非常に起こりやすいのかも。少し寝込むだけでふらつくとかね。シナプスは部位によっては頻繁に接続が切れたりつながったりしているとか。神経系が正常の場合は比較的簡単に元に戻っても、脳卒中患者の場合は神経系が正常に近い感じに戻ってくるまで廃用症候群的な状態が続くのでは。筋トレをしなくても筋肉を伸縮させる動作を適度におこなっておくことで感覚神経の戻り具合に応じて結構比例して筋力も戻ってきていると感じています。  7月19日(土)、尖足、内反足 どちらも発症した後のできるだけ早期からの対策で防ぐことができると考えます。尖足の起こる要因として「寝ている」ということね。大抵は仰向きね。すると、足先を伸ばすようになりますよね。これが大きいとね。内反足の要因は調べてみてね。歩行とかをし始めたときに尖足も要因というのもありました。私ですが、頭を下にしたベッドからのぶら下がり事件があったので、尿導管が外れたときに「車いすに座って上半身垂直にしていたら、鼻づまりが起こらない」といったら、座らせてくれました。ベッドから頭を下にしてぶら下がれたら怖いですからね。安全策としての日中車いすが実現しました。その結果、股関節直角、膝関節直角、足首直角ね。尖足とは無縁になりました。内反足・外反足とも無縁にかな。これが、あとあとリハビリに好影響を与えることになったようです。リハビリ病院で車いす両足チョコチョコ歩行の時に「踵から着地、足指で床けり」への指導も役だったと思います。これで、足指が活用出来るようになりましたからね。よくある「麻痺した人なら・・」とかいうのが解らないのです。考えようによったら、以前投稿したように「麻痺した人風」というのはリハビリでどこか不都合があったためではと思うようになったのです。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」でリハビリをしていたら、動作で不都合がでても可動域が確保されているので修正しやすいと思います。拘縮にでもしてしまったら大変なようですね。あるブログで「麻痺した方ならわかると思いますが・・・」と麻痺した人風の状況を説明されているのがあるのですが、完全な左半身麻痺から回復途上の私にはわからないのです。一見健常者風になってしまっているのでね。麻痺した人風の姿勢や動作がある場合、リハビリにどこか問題があるはずです。リハビリの再検討をされるのがよいのではと思います。『「麻痺で動作ができない。動作がぎこちない。」などと「麻痺した人特有の姿勢や動作」とは「同じではない」』のでは。私は完全麻痺で一時動作ができなくなり、まだまだぎこちない動作がありますが、俗にいう「麻痺した人風の姿勢とか動作」はほとんどないですよ。  7月20日(日)、「痙縮」と「拘縮」とかになって困ることに心臓に負担が掛かるというのもあると思います。「脹ら脛は第二の心臓(筋ポンプ作用)」ともいわれていますね。例えば脹ら脛の筋肉が「痙縮」とかになって収縮しっぱなしになっているというのは血液を心臓に送り返すのは心臓自身の吸引力しかないということになりますよね。そりゃ、浮腫みますかな。他の部分でも類似の状況はあるでしょうね。心臓だけで全身に血液を送っているわけではないので。送り出せば、戻ってきてもらわないと困るのが血液ですね。ということは、脳卒中等で運動麻痺は血圧にも影響ってことですかな。どう影響するのでしょうかね。動脈硬化とは動脈壁が固くなっていくことですよね。その外側の筋肉が固くなっても動脈によい影響は与えないでしょうね、悪影響ですかな。ここでも、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ですね。それと、リンパ液ね。リンパ液は動脈からというか毛細血管から漏れ出た血漿が組織液となり細胞との物質のやりとりをして、もう一度毛細血管に戻る部分もあるのですが、戻りきらない部分がリンパ管に回収されて血液に戻るのです。この管にある液体をリンパ液といっています。鎖骨下静脈で血液と合流しますが、その動力の大きな部分を骨格筋がおこなっているというのです。拘縮とかになったらリンパ液の流れも滞りがちになる可能性が非常に高いです。体液(血液・組織液・リンパ液)の循環に悪影響を与える可能性の非常に高い「痙縮」とか「拘縮」にならないようにしましょう。他に原因がある場合もありますので気をつけてね。

2014年7月20日日曜日

集団的自衛権について

 集団的自衛権について国会での審議もおこなわれましたね。一応、関係法を作ってからの対応になるようです。  第2次世界大戦への道筋では既成事実の積み上げや後追いや尻ぬぐいが見られまくっている感じだし、決定事項に縛られすぎて自滅している感じですね。  それと、一度決めたことを変更出来ないという惨めな姿もね。今回もこのようになっていくのかな。自滅への道を歩みながら、張本人たちは「お国のため」と思い込んでいるあほくささが見え隠れするのです。  まずは、昭和天皇に死を覚悟させた面々がどうして、終戦を決断出来なかったのかとか、なぜアメリカの挑発にかくも簡単に乗ってしまったのかとか、いろいろな歴史の総括がされていないままなですよね。  ドイツみたいなアジアの盟主にはなれないでしょうね。アジアから追い出されかねない日本かな。今は中国は国内事情で、韓国もかな、もたついていますが、日本も自滅の道に進むかもという感じの集団的自衛権行使容認の閣議決定でしたね。結論が先にありきね。  ドイツみたいに「歴史を鏡」にできる国になってほしいですね。英米みたいな情報公開型国家にもね。どうも、原発は非公表が多いのでは。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2014年7月14日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No101

血液検査などの臨床検査の判定基準の算出基準   「・・・あまりに普通に動いているようにみえるのでびっくり・・」とコメントをいただきました。  私のいっている「可動域」  脳卒中発症時の血圧上昇「クッシング現象」  感覚麻痺でのリハビリ中のある時点での限界について   私らみたいな感覚麻痺で四肢のリハビリでの失敗の代表例をひとつ   今一度(何回もするかな,他の話題でもしょっちゅうみたいかな。)、筋力の定義  7月7日(月)、血液検査などの臨床検査の判定基準の算出基準についてね。多数の人の検査結果から統計学的に「健常者(医学的な正常値を示す人)の95%」というような感じで範囲が決められていますが、外れても健康な時と、範囲内でも不都合をしめす人がいますし、「健康状態」をどう捉えるかで大きく変わってきます。絶対的な基準などないとね。その昔、血圧ですと「高ければ高い方がよい」という時代もあったとか。最近も血圧についてのこの手の基準値を変えようという話がありますが、医学的知見より経済的事情の方が優先されたみたいだし、以前のも経済的の方が大きいみたい。研究が進んで、その結果変わるのもありますが、「経済的事情」ね。あるサイトで「疫学的な統計データに基づく基準値(健常者の95%の平均値)は、正常範囲に収まる個人の多様性や個別差を十分にカバーすることが出来ないので、正確な診断には基準値との比較だけではなく、医師による個別的な診察が必要である。」とあるのですが、医師も経済的事情に左右されているようです。それと最近多いのがパソコンの画面ばかり見て患者を診ない医師ね。問診とか過去の病歴とかそこでの今までの経過(数回とかだけですと、それは過去を見ていない)を考慮せずその時の数値だけで判断するような医師が増えているような感じを強く持っています。パソコンばかり見て話をしない医師とは適当なときに変えればよりと思います。どうせ、お薬手帳と簡単な検査をすれば、同程度の治療はすぐ受けられるのではと思います。だから、院内処方ではなく処方箋とお薬手帳ね。薬剤師がもし薬変更を医師に問い合わせたとき、変更出来るのにかたくなに変更を拒否するような場合の医師は変更対象の候補ね。  7月8日(火)、so-netブログでコメント一覧を久しぶりにみたら、「関節は錆び付いていないよ」で「・・・あまりに普通に動いているようにみえるのでびっくり・・」とコメントをいただきました。うれしいコメントでした。味噌は、発症時から「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復」を目指していただけですのに感じ取っていただきありがたいです。動かせれば、あとは何とかなりますからね。最悪でもサポートアシストスーツの利用も可能だものね。拘縮では無理でしょうね。これだけ、動かせたら感覚神経の回復で実用的動作が出来るようになると考えています。拘縮では何もできないですからね。われわれ感覚麻痺ですと、筋肉に影響を与える神経情報がアンバランスになっているので筋トレとかをすると、筋緊張亢進になって、後々惨めなことになりますね。可動域の確保だけを念頭にリハビリをしてきたので「普通に動かしている」と見てもらえたのだと思います。普通に動かせているのですが、まだまだ「動かせている」だけで、実用生活動作には問題も出てきます。理由は感覚神経の回復度ね。ですから、感覚神経が復活するまでは「普通に動かしている」状態を保とうと思っています。くどいですが、拘縮とかにしたら復活出来ないですからね。最新のロボットのめざましい進歩はセンサーの進歩に負うところが大きいとね。非常に高性能のセンサーたる感覚器からの情報が途絶えてしまったのが感覚麻痺です。ロボット以上の精度で復活しようとするには感覚の回復が必要です。それまでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で準備をしておきましょう。くどいですが、神経系が揃った状態での筋トレは有効の場合が多いと思いますが、アンバランスでは拘縮とかの危険性が非常に高いかな。まずは「可動域の確保」ね。  7月9日(水)、私のいっている「可動域」の話ね。軽い屈伸等で動く可動域だよ。発症直後の方は他の方が、または健常側で動作させたときに「重たい」(実際腕や足の重量って結構ありますね)とかいうぐらいで楽に屈伸できるような感じでしたら「可動域がある」としていっています。無理矢理曲げるとか伸ばすとかいうのでは「可動域なし」ね。その動作に力がとられてしまって肝心の生活動作ができないですものね。ですから、順調にリハビリができていたら「可動域確保は出来ている」と思いますので、「どこそこの関節を動くようにしてもらった」とかいうのは「可動域確保で失敗」していたということです。動かなかったら生活動作ができないでしょ。健常側で楽に屈伸出来るのと同程度でできるように保つということね。入院中に今みたいに投稿出来る知識とかあったら、同業者にもっともっと詳しく解説出来ていたでしょうね。神経のバランスが崩れている状態で熱心に動作させても無意味でしょうね。適切な程度ね。脳卒中では脳での神経細胞間のつなぎ替えが完了してからがリハビリ本番と思います。それまでは残存機能を使って、適度なリハビリね。脳での修復が終了後にリハビリができるように体の状態を維持しておくということですかな。焦らない、諦めない、無理しないでリハビリを。ある方は前年できた作業が筋力不足でできなかったと(ただし、今年の投稿からの類推ね)。感覚麻痺なのに筋トレされていました。「・・を動くようにしてもらった」という方ね。ブログ村である方が『「痙縮」と「拘縮」の違い』で投稿されていました。わかりやすいサイトを紹介してありました。「痙縮」にならなければよいだけですよ。原理的には「痙縮」にならなかったら「拘縮」になるはずがないですからね。くどくどと、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復」目指してリハビリに励みましょう。気長に休まずにね。  7月10日(木)、クッシング現象についてです。さすが、ブログ村の脳卒中カテゴリーでは、時々発症時の高血圧症状を見かけます。人間の体は、必要なところに血液を送ろうとしています。脳梗塞で血管が詰まれば、その先の部分への血液が途絶えますので、血液を送ろうと血圧を上げるというのです。脳出血でもその部分に新鮮な血液を送ろうとね。このような現象を「クッシング現象」といっています。ですから、発症直後に血圧測定して平常血圧の方が問題ではとおもいます。私は190mmHgぐらいだったとね。クッシング現象ね。ブログ村のある方はこのクッシング現象を単なる高血圧と診断されて時間を空費されたとおぼしきのもありました。ですから、急にいつもと違う高血圧状態になったときは「脳卒中」ということも判断の選択肢に入れておく必要があるのですが、藪医者がいるようです。それと、MRIはお値段でやはり磁束強度の違いがあるのです。小さい梗塞ですと安物は見落としの原因になりかねないです。検査器具のお値段がその検査の精度に大きく係わっています。有名なのは結核検診車流用の肺がん検診でした。今もかな。直接X線撮影なら見落としのない大きさでも検診車での間接撮影では、見落とし乱発で、手遅れ程度にならないと見つけてくれなかったのです。私の肺がんでは「職場の検診」と嘘つき状態で開業医に頼んで紹介状を書いてもらったので、手術の前日に「よく見つけてもらえたね」と感心されましたが、現実は直接X線撮影でした。まあ、検診センターみたいなところでも間接だったかな。今はデジタル化されているだろうからどうなっているのでしょうね。フィルム式も結構あるみたいだしね。CTでの精度とお値段ね。最新式と骨董品の差とかね。話を戻しますが、「クッシング現象」お忘れなくね。  7月11日(金)、感覚麻痺でのリハビリ中のある時点での限界について。限定要因は「感覚神経の回復度」につきると考えています。人間の所作は全て「運動神経や感覚神経が正常に働いている」というのが必要なのです。脳卒中になると、この前提が崩れてしまいます。筋トレで効果を上げられるのは運動神経も感覚神経も正常に働いているということが必要です。ところが、脳卒中になって麻痺し、その後少しでも動作ができはじめると、人体の基本はどこかへ消えていき、筋トレすればよいと思い込むようですね。最近もあるブログでリハビリについてされていることを読んでいたら、はい、足首を固められつつあります。リハビリの落とし穴にはまっていっているのです。このタイプの失敗談はブログ等で多数ありますよ。どうも、筋肉運動に感覚神経が必須というのが理解されていないみたいです。運動神経が繋がっていればとりあえず動きますが、動くだけで役立たずね。その状態に我慢出来ないのでしょうね。そして、足首が硬くなっていっていくのは後遺症だから仕方がないとか思ってしまうのですかな。筋力ではなく可動域確保を最優先していたら、関節の動きが悪くなるなんてないですよ。私みたいな完全麻痺状態だった者でもね。なにか、後遺症の固定化どころか悪化させている感じを受けてしまったのです。筋肉の状態を、関節の状態を見ながら注意してできる程度に抑えたリハビリですね。健常者と同じような動作を目指してね。麻痺した特有の動作や姿勢が少しでも混じるのはリハビリ失敗ね。私もまだまだリハビリ成功とは言えません。リハビリ途上ね。でも、健常者と同じような動作になるように「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復」目指してリハビリに取り組んでいます。筋トレをしたくなる気持ちはわからないでもないですが、それは無知によるものなので説得する自信はないです。リハビリ病院の同室者へは「宣告」みたいな感じで通告しました。筋トレ等で拘縮にしてしまった方はその原因は「麻痺であってリハビリではない」と思っているようなのです。完全麻痺になっても日本整形外科学会・日本リハビリテーション学会の「関節可動域」をほとんどできるようにはできますよ。拘縮なんて他人事にできるようにできますが・・・。最後に「限界を超えると弊害だけが残ります。」よ。  7月12日(土)、私らみたいな感覚麻痺で四肢のリハビリでの失敗の代表例をひとつね。「漸く何らかは動くようにできてきた筋肉や関節の動きを再び悪くしてしまったり、固めたりしている。」ね。リハビリをしていると硬直感が強くなってきたりしますが、私は「ほぐす対象」と考えてやってきました。健常時を思い出してみてください。筋肉がパンパンに張ったらお休みシグナルですよね。我々にとってはまともな感覚情報ではなく、異常を知らせる情報と思っています。動きに何らかの抵抗感がある時も、徐々に動作をして様子を見ながら抵抗感がなくなるように心がけてきました。はっきりいって麻痺した人特有とかいわれる動作や姿勢などはリハビリ失敗の賜であるとね。発症当初のリハビリから「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」で筋肉を優しく動かし続ける必要があるのです。筋肉を痛めるような動作は拘縮一直線と考えています。くどいですが、私は発症時、一時意識不明にもなり、左半身完全麻痺でした。それでも、可動域は健常者並みにすることができました。ということは、歩行での足使いは健常者タイプね。なんで、装具なんて必要なのですか。ある程度の着用期間すぎれば必要ないようにできます、リハビリが順調ならね。足首を固めたとかしてしまうと必要みたいね。それは、リハビリ失敗の象徴ね。杖もほとんど宙に浮いています。視床出血だったので平衡感覚器官の前庭も麻痺しましたからね。もしものために持ち歩いています。発症時の状況や年齢、運動歴などの体の状況でリハビリのペースや進み具合が変わってきますが、拘縮状態にしたら失敗ね。全身同時に麻痺するところは麻痺しますので部分的リハビリなんてないと思います。常に全身を考えながらおこなうことね。運動神経系からの麻痺でも感覚麻痺でも両方でも、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」は同じようにするべきことでしょうね。拘縮になったらリハビリ停止だものね。STとかは触れません。不届き者だったのでね。そうそう、入院中もできうる限り、日中は起きておき、背筋を伸ばして垂直にね。直立姿勢で人間になることができた動物だからです。順調に回復してても、完全復活がいつになるかが解らないのがこの病気ね。でも、リハビリを止めれば、回復が止まる程度で済まずに後退するのもこの病気。適切なリハビリを続けるしかないのです。  7月13日(日)、今一度(何回もするかな,他の話題でもしょっちゅうみたいかな。)、筋力の定義ね。ウィキペディアにある筋肉の出力の定義は「筋肉によって生み出される力は、筋肥大×神経発達(%)×瞬発力によって求める事が出来る。時間の概念を加えれば、筋肥大×神経発達(%)×瞬発力×持久力が発揮された力の合計である。」でした。「筋肥大」とあるのですが、結局はそのときの筋繊維量かな。これは脳卒中発症ではなくならいよ。「瞬発力」とありますね。これは筋繊維中の筋原繊維によって生み出されます。脳卒中ではなくならないよ。「持久力(時間)」は常に流れいますから、脳卒中とは関係ない。「神経発達」ね、これは健常者でも筋力のよりよい発揮のためには必要ね。発達するためには基が必要です。初期の神経がね。トレーニングで高度化していっているのです。脳卒中ではこの神経の中枢部が破壊されます。神経繊維とかがあっても筋肉に収縮命令が出せなくなっています。それで、筋力ゼロね。筋力のない原因は筋肉ではなく脳にあるのが脳卒中による麻痺なのです。お間違いなくね。発症部位によってダメージを受けた系統がいろいろなパターンを示しますが、筋肉にとっては神経系がガタガタで使い物にならないから、麻痺るのです。神経がすべてそろった状態でようやく効果が出ることもある筋肉トレーニングを神経系が不揃いなときにすると「痙縮」や、さらに進んで「拘縮」の状態になったりしてしまう危険性が非常に高いです。定義の「筋肥大×神経発達(%)×瞬発力」の「神経発達(%)」が脳卒中で0%になったのですよ。「拘縮」が非常にやばいのは生活動作の時は適切に関節を駆動して「力学モーメント」的に作業しているからですよ。関節がさび付いたら、何もできないよ。「痙縮」や「拘縮」になっていなかったら、楽に健常者風の動作練習ができます。健常者みたいな動作に支障がでるのが麻痺した人特有の姿勢(「痙縮」とか「拘縮」)とかです。健常者と同じような姿勢を目指しましょう。

2014年7月13日日曜日

ヨーロッパの覇者「ドイツ」

 ドイツのヨーロッパ内での地位と日本のアジアでの地位を考えて見ると、ドイツはナポレオンもヒトラーもできなかったヨーロッパの覇者みたいな地位に昇りつつあると思います。日本はアジア諸国の発展により徐々に地位を下げてきている感じなのです。  ウクライナ情勢とかを見るとかつての強国の拙い政策の結果として、ドイツ中心のEUになびいていますよね。なんじゃかんじゃといってもユーロ圏諸国は離脱の様子がないですね。ドイツの強さに寄りかかろうとしているように見えます。  日本は、韓国・中国との軋轢ね。どちらも国内での政権維持に日本が阿呆をしてくれるので寄りかかっていたら大変なことになりつつあるようですね。  この大きな違いは第二次世界大戦の戦後処理の問題につきます。戦乱のどさくさでうやむやにしようとした日本と徹底的に向き合ったドイツ。その結果、ドイツは戦闘部隊の国外派遣も実行しましたね。それに対して、近隣諸国から猛反発とかはなかったですかな。  天皇制を潰しかけるところまで戦争継続をして、敗戦の決断ができなかったのが当時の官僚上がりの内閣、ドイツはヒトラーね。ヒトラーは優秀な官僚ではないですよ。  「過去を鏡として」を徹底したドイツはヨーロッパの中心に、過去から逃げている日本はアセアン・南アジアなど近隣諸国がもっと発展したらドイツみたいな地域の中心とは見てもらえなくなるでしょうね。極東の一島国ぐらいになってしまうかも。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2014年7月7日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No100

脳卒中感覚麻痺なのに「筋力がなくなったから麻痺した。筋トレしなければ。」とかの間違った考え  脳卒中の場合の救急病院での治療について  筋力の定義から思うこと   昨日の投稿の中で「神経発達」の意味で思うこと   感覚麻痺での筋トレでの筋力低下現象(低下だけならまだマシですが)   瞼の感度アップでのコンタクトレンズずれ   一昨日投稿の中の足の硬直感のその後  6月30日(月)、脳卒中感覚麻痺なのに「筋力がなくなったから麻痺した。筋トレしなければ。」とか間違った考えの方がおられるようです。ここでの「筋力」とは筋肉の収縮力のみみたいで、神経系も関係した総合的な力としてではないのようなので、この前提で話を進めます。まあ、「筋トレ」が出てくるところからも前提の大間違いが見てとれます。それが「視床出血で感覚が麻痺しただけ、他は異常なしだった」という投稿に訪問者が途切れない理由かな。いうけどこの理由の理由は、「医師の説明不足」または「医師の説明なし」で「諦めてください」とか責任逃れかな。責任逃れのためでしたら、具体的に説明してほしいですね。脳卒中は対処療法段階が終わると後は患者自身の回復力しかない場合がほとんどと思います。対処療法には有名になった「血栓溶解薬」使用や「血抜き」や「クリップ止め」とか応急的なのが主体かな。症状を克明に説明してみてください。リハビリでの回復は患者の取り組みや発症部位、その損傷程度とかでいろいろで、脳を直接見ていないから断言はできなくても感覚麻痺主体か運動神経主体か両方か、高次脳機能とかの具合、どのあたりの部位かぐらいは説明出来るでしょ。脳卒中では脊髄以下は無傷ね。筋肉・関節も無傷ね。そのことはしっかり説明するのが医師の義務かな。ただ、「放置」と「過剰リハビリ」はダメともね。例をあげながら、本人の取り組みが第一とね。他の方のブログを読ませていただいて感じたことは「症状が解っていない」というのがほとんどかな。だから、取り組みに間違いだらけも多いです。くどくど書きますが、「私は間脳視床出血でした。大脳は無傷、中脳・小脳・延髄・脊髄・筋肉・関節も無傷ね。橋とかもね。ただ、視床のご近所は?ね。脳内には仕切りがないから、ご近所の被害度は解らないけどね。」そりゃ、割と早く動かせるようにはなりますよ。しかし、感覚情報が大脳中枢に届かないので「動かせても単に動かせるようにはできるだけ」みたいなものです。そこで、「他の部分からの感覚代用」できた部分から幾分かは使えるようになります。神経細胞間のつなぎ替えができた部分から感覚が戻り始め、再教育が終了してのちに漸くかな。皆さん、くれぐれも「脳出血や脳梗塞のみの感覚麻痺で手足が動かないのを、筋力がなくなったため」とかの馬鹿なことは考えないようしましょう。手足の外傷(筋肉や関節への直接損傷)も伴ったら知らないです。あくまでも脳卒中だけを前提として書いています。筋力は徐々に低下しますが、放置や変な取り組みで固めるより低下率は低いのでは。放置や変な取り組みで筋肉・関節を固めたりしたら、感覚神経の戻りも遅れるのでは。セラピストさんと相談しながら適切なリハビリをしてください。  7月1日(火)、脳卒中の場合の救急病院での治療についてね。救急車で搬送された到着時、意識なしね。CTで視床出血の判明したから、生命維持を適切におこなってくれたということかな。視床出血で意識不明で病院入りした場合はそこそこ死亡率が高いのでね。ところで、出血については「様子見」ね。治療法がないのです。理由は間脳視床の脳内での位置を調べてみてください。脳の中心部なので手出し出来ないのです。どこから迫るにしても他の脳をかき分けていくことにね。出血状況によっては生きている場合に限り「血抜き」をしたりすることもありますけどね。10ml出血で半分死亡だったかな。出血が止まってからは脳自身が徐々に吸収していくという感じね。それだけ、治療のできない場所ね。他の部分でも血抜きとか、梗塞では血栓溶解剤程度ぐらいで開頭は滅多にしないと思います。基本的には様子見とリハビリね。下手に手出ししたら大変なことになる恐れの多い病気です。重症の場合は開頭手術もあると思いますけどね。脳卒中ではこんなものでは。リハビリでは普通の医療行為はできないのです。患者自身で回復に向けてリハビリに取り組むしかないのではと思っています。くも膜下出血では血抜きはよくされているかも。脳の表面だものね。脳の表面でも梗塞はなにもできないかもね。脳出血での血抜きは脳圧亢進が起こっている場合などね。どうも、「亢進」はよくないね。まあ、私の思う治療法を書きましたが、三途の川の渡しで転落して溺れて戻ってきた身としては、脳卒中で生き延びられた方ができるだけ沢山「健常者」と同じような動作ができるようになってほしいと始めたネット投稿です。ブログとホームページです。私の程度でしたら、歩行の足使いは健常者タイプにできますよ。死にかけで救急病院に搬送された程度ね。腕も伸ばして、手の指も伸ばした状態で歩けるようになります。心がけ次第ね。「障害者特有の姿勢が楽」というような誘惑に負けるとあとあと困りますよ。発症時から覚悟してリハビリに取り組むと楽です。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復」とかを目指してね。「可動域確保が最重要」ね。解っていないとおぼしきブログ等が多々あるので、昨日のような投稿もしてしまいました。昨日のも削除しないよ。  7月2日(水)、筋力の定義から思うことね。ウィキペディアにある筋肉の出力の定義は「筋肉によって生み出される力は、筋肥大×神経発達(%)×瞬発力によって求める事が出来る。時間の概念を加えれば、筋肥大×神経発達(%)×瞬発力×持久力が発揮された力の合計である。」でした。味噌は神経発達ね。脳卒中ではこの定義ですと神経発達が0%になってしまっているということですよね。他が無限大でもゼロを掛ければ、値はゼロになります。それを、ゆっくりゆっくりゆっくり戻していくのがリハビリですね。神経復活が不十分な状態での筋トレには問題点だらけみたいです。感覚麻痺ですと、運動神経系の抑制ニューロンがはたらいていないのですかね。だから、筋トレで興奮ニューロンを勢いづかせると運動神経は興奮状態のままになるかな。そして、筋肉が収縮しっぱなしとかになると、実用作業筋力はゼロに近づくことになると考えます。そして、例えば爪切りの時に他の方に「指伸ばしをしてもらわなければならい。」とかになることにもなりかねないのが「感覚麻痺での筋トレ」ね。セラピストさんに様子を見てもらいながら、ボツボツね。実用作業筋力発揮には、「関節の可動域がある」というのが絶対必要です。負荷を掛けたリハビリで一見高負荷にできているようでも作業領域とかの観点と筋緊張がないかどうかというようなことも含めて筋力を考える必要があると考えます。負荷を掛けたリハビリをしているのに昨年より筋力がなくなったとか感じている方は「筋力」の概念を一度作り直してみてください。神経が健常状態でもやり方に無理とかがあると筋肉を痛めるのが筋肉トレーニングです。私らの脳卒中を患った者は、非常に慎重におこなう必要のあるのが筋トレね。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で筋肉の柔軟性と関節の可動域確保を優先しましょうね。実用作業筋力を復活させるためにね。脳卒中の筋力リハビリは神経系の回復が最優先されるものであると考えます。そのためにも、可動域の確保を。  7月3日(木)、昨日の投稿の中で「神経発達」ね。「筋肉によって生み出される力は、筋肥大×神経発達(%)×瞬発力によって求める事が出来る。」の「筋肥大」とかの書き方から、成長によって増えたというような意味合いも感じられるのですが、元がゼロならゼロのままなのでその時々の筋肉量と置き換えられるのでは。とすると、「神経発達」ももともとも神経の質がゼロならゼロだよね。成長で増えた分というような意味ならその時の神経の量と質かな。脳卒中は脳のどこかでこの神経量がゼロ同様になることだよね。一瞬にして起こりうるのは筋肉量でもなく、筋肉の質でもなしに神経細胞の喪失ぐらいかな。だから、昨日の解釈でも大体よいのではと思っています。「実用作業筋力」という言葉は昨日、思いついた言葉です。我々に必要なのは生活作業に必要な筋力ですからね。筋トレの動作でよいのもあると思いますが、数少ない動作の筋トレの繰り返しですと、特定の筋肉は過剰に使われ、そうでない筋肉は放置の同様の憂き目ですね。全身の筋肉をその時応じて使い分ける生活動作には不適切なことも出てくると思います。健康志向のダンベル体操のある本では十数種類の動作が紹介されていました。脳卒中者の特定動作の筋トレではね、怖い怖い。ですから、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復を目指す」ための日常リハビリで全身の可動域を確保して復活を目指しましょう。  7月4日(金)、昨日、朝の花子との散歩で、足の硬直感が強めに感じました。こりゃあ、筋肉をほぐさないとやばいかなとね。筋トレもしていないし、この頃は過去の平均的歩数程度だし、以前にあった1日に19000歩越えでも翌日等に悪影響はなかったしね。どうしてかな、考えることは感覚神経の部分的復活でまたぞろ神経間のバランスが崩れたのでしょうね。そういやあ、最近足の皮膚感覚の感度が少しアップした感じだしね。この様な回復中に下手な筋トレなどをすると筋肉の動きを悪くしてしまって逆効果満点でしょうね。「筋トレしているのに筋力がなくなった」という効果ね。こんな時に筋肉を固めたりしたら、ほぐして遅れを取り戻すのに数倍の時間が必要になるのかな。拘縮までいくと数十~数百倍ですかな。筋肉のつっぱり(痙縮)を回復とは思っておられないとは思いますが、以前投稿の中にあるブログよりですが「つっぱりとかを感じても筋肉を使っているという実感がほしい」とかで無理なリハビリをされている方がいると投稿しましたよね。筋収縮の実感は感覚麻痺では筋紡錘やゴルジ腱器官での感覚情報が大脳中枢に届くようになって漸く感じることができるのです。ツッパリ感というのは筋紡錘などの本来の感覚からは外れているのでは。痙縮になってくると筋力は低下していると考えます。そして、拘縮かな。ですから、筋トレしているのに筋力低下というのが起こっても当然かもね。復活には筋トレ等で浪費した期間の数~数百倍の期間を余分に使ってください。復活出来ないかもね。筋トレ等はセラピストさんと相談しながら慎重におこなうことかな。筋紡錘やゴルジ腱器官も単純ではないですが、感覚麻痺では筋肉の情報感覚が脳にきていないのだけは確かね。で、脳が筋収縮命令を出せない。  7月5日(土)、昨日で漸くリハビリ病院同室者の間違ったリハビリについての解説が終わったかな。「まだだったりして。」ですとがっくりですが。間違いを検証することでより良い方法とかが見えてきたりしますね。この頃も各地?で感覚が戻ってきているのですが、毎度の部分戻りで感度ずれありね。左目瞼とかの戻りもね。ハードコンタクトレンズ装着時のレンズずれはレンズ場所を感じてくれたりや周りの筋力復活とかで騒動になる前に所定の場所に戻しております。が、痛覚の復活もついでにね。こちらは異物としてレンズを排除しようとするのでずれるということが起こっています。ほんまの初めてコンタクトレンズをしたときのような違和感でレンズを排除しようとしているみたいです。このことから思うに「感覚の復活」としていますが、実際は「新規参入感覚の出現」と思うのです。「新規参入」につき、訓練がどうしても必要になると考えています。これは、復活してくる感覚すべてで起こることだとね。手足の皮膚感覚で水道水が「氷水みたい」とか、風呂の洗い場の床温が氷でお湯が熱湯という感じを受ける方もおられるとか。「左半身真冬」もね、最近はすこし春めいてきましたが、まだ夏ではないです。訓練は「経験を積み重ねる方法」ですか。筋紡錘からの感覚が復活してくると「暴れ足」とかですかな。からだが揺れますよ。そうそう、お目々ですが、感覚の復活によるものであればよいのですが、変な病気だったら怖い。この判別は難しいね。  7月6日(日)、一昨日投稿の中の足の硬直感のその後ね。あの日の夜、入浴中に「ほぐす、ほぐす、ほぐす。屈伸(軽い力でね)、屈伸」とかで可動域確保を目的みたいな動作をしました。暴れ足にもさせたりしましけどね。昨日の早朝の花子との散歩では、快調という感じでした。でもね、少し堅めのところもあると昨日の訪問リハビリで指摘されました。まだまだ緊張をほぐす必要があります。負荷のないときに楽に可動域全般に動かせるということが大切ね。ですから、緊張緩和ね。動かせれば感覚神経の回復で実用的動作が楽にできるようになるものね。それまでは我慢、我慢ね。根気よく「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復」でリハビリを。感覚麻痺ですと、皮膚感覚は実感出来るようですが、筋肉などの深部感覚が意識から消えやすいみたいです。感覚があっての動作ですからね。ところで、自己マッサージってどのぐらいできるのかな。一昨日の足はある程度効果があったみたいです。腕はそれほどでもなかったかな。でも、肘伸ばし、指伸ばし、手首ふりふりとかは欠かさずしております。万歳もね。生活動作に直接役立たないようですが、結構力を入れたこともできるようにはなってきております。結構とはどのぐらい?前にも投稿したように週1回のリハビリというのがタイミング的によい感じだった今回ね。やはり、セラピストさんの指先での感じ取りで見てもらえるのはいいですよ。よい意味で比較してもらえるしね。私らは他の方の状況はわからないものね。

2014年7月6日日曜日

「集団的自衛権」とかを議論する前にする必要があったはずのこと

 「集団的自衛権行使」での閣議決定がされて、これに必要な法整備を次の国会でするということですね。  日本が 全くしていないことをする必要が自衛権云々の前に必要だったと考えています。「歴史の直視」ね。天皇制を潰そうとしてしまっていたかもという戦争への道ね。  日本国憲法を「押しつけられた」という人々がいますが、「昭和天皇に死を覚悟させた戦争」にのめり込んでいったのは誰なのか。とかですね。アメリカの陽動に軽く載せられた面々の思考パターンやBC級戦犯を大量生産した軍隊での教育体制のありまたとか。  ドイツは「ナチス」ですよね。戦後、「煽動」にのせられないようにどうしたらよいかとかについても教育しています。日本の戦争突入当時の軍部上層部はエリートだよ。ナチス支配下のドイツでは「ヒトラーの死」で漸く戦争を止めましたが、日本はエリートが集団指導体制で天皇に死を覚悟させるは、天皇陛下の勅旨で終戦を迎えることができたのですが、この政治行為は大日本帝国憲法では憲法違反だと。  天皇陛下をこのような状況にまで追い込んでしまったことへの反省と取り組みが全くないのが今の日本です。集団であると、何も決定出来ないということですかな。原発事故もかな。織田信長みたいなのは日本では排除されます。独裁は独裁で問題もあるのですが、「日本的優柔不断」も非常に問題だと考えます。  満州国建国を画策した帝国軍人は関東大震災時・・したとか。甘粕事件もその中のひとつかな? 失敗ではなく犯罪行為を処罰はしているようだがうやむやにした当時の軍上層部の思考パターンとかの解析が絶対必要です。これらを含めて「歴史の直視」から逃げている日本は同タイプの思考パターンで自滅しますよ。天皇制を永続させるためにも「歴史の直視」を。

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