2021年9月25日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No474

コロナの感染確認数が減少してきているようですね。これって「季節要因」かもね。   「関節可動域確保動作」というのをリハビリ病院退院直後ぐらいにネット上で見つけました。   手足の動作は筋肉が弛緩した後に収縮することとこの収縮するときに関係する対になっている筋肉がタイミングよく弛緩できているということが必要なのですよ。   先週木曜の投稿、軸索が樹状突起になってしまっての問題ね。   脳卒中後の歩行について思うこと。一番カッコのよい能率的な歩行は「健常者風」と考えています。   どうして、議院内閣制の大臣が役人指導をしないのかな。というより「政治責任による判断」をしないのかな。  9月13日(月)、コロナの感染確認数が減少してきているようですね。これって「季節要因」かもね。それに徐々にワクチン効果も出てきつつあるかもね。春と秋は換気しやすい時期ですよね。冬は寒いし、夏はサウナみたいな灼熱地獄の日本ね。「換気」については考えが回らない日本ですよね。今は禁煙地帯が増えてきていますが、禁煙運動当初からしばらくは「風上に喫煙席」というのがよくありました。コロナでも衝立程度の仕切りは換気を妨げるとね。焼き肉屋等の天井換気が充実しているところは禁煙の時にも効果が出ていました。カウンター席のみに近いラーメン屋さんも厨房部の換気で感染予防になっているようですね。飲食店で例を挙げましたが、他の業態でも手指消毒だけで感染予防になっているとでも思っているのかな。換気が悪いから冬と夏に特に感染が広がるのですよ。ただ、屋外でも集まりの状態によっては感染しますよね。このコロナで感染した患者さんを受け入れて奮闘されている医療機関があるのに、コロナ病棟を設置(補設置のみでも補助金あり)したのに受け入れの悪い病院があって厚生労働省が病院名公表というと圧力団体から反対があって公表できないという報道を見たことがありました。どうも、関東の方で病院はその団体の幹部が経営しているらしいとね。太平洋戦争の時の軍部上層部には愛国心はなく、自分らの地位と名誉を守ることに汲々としていたらしいですね。現代になっても伝統として続いているようですね。本当の愛国心があったら戦争には突入していないと考えられるのですけどね。セコい輩の多い日本ですね  9月14日(火)、「関節可動域確保動作」というのをリハビリ病院退院直後ぐらいにネット上で見つけました。それも、医療系専門学会のサイトでね。ボトックス療法についても同じ時期ぐらいに調べてみたのでした。で、ボツリヌス菌毒素を使っているというのが判った時点で運動神経系抑制ニューロンが働いていないのではとね。これは、大学院生頃に日経サイエンスで破傷風とボツリヌス菌の作用についての論文を読んでいたので気がついたわけですよ。破傷風毒素は抑制ニューロンに作用して働きを失わせるのです。ボツリヌス菌毒素は興奮ニューロンに作用して働かなくするのですよ。興奮ニューロンだけが働いているのが破傷風毒素の時ね。その病態が脳卒中後の屈曲腕や棒足が何か似ているのですよね。興奮ニューロンが過興奮になって「関節動作ができない」ということになっていくと考えられたわけです。興奮ニューロンが大して興奮していなかったら「楽な外力で関節可動域確保動作」ができるわけですよ。神経筋接合部で興奮ニューロンからアセチルコリンが分泌されなかったら筋肉は楽に弛緩できるわけですよ。弛緩後アセチルコリンが分泌されたら有効な筋収縮ができるとね。痙縮では常時アセチルコリンが分泌されているからボトックスでアセチルコリンを分泌できないようにして「関節可動域確保動作」が楽にできるようにしているのですよ。このようなことから「筋肉を楽に弛緩できる状態を維持する」というのがリハビリに非常に有効であると考えるに至った訳ね。入院中からしていた他動での腕伸ばしや他動での指伸ばし等が有効であったということもね。  9月15日(水)、手足の動作は筋肉が弛緩した後に収縮することとこの収縮するときに関係する対になっている筋肉がタイミングよく弛緩できているということが必要なのですよ。筋肉が収縮したままというのは筋緊張亢進状態や痙縮の状態ですよ。だから、ボトックス療法で弛緩できるようにするのですよ。だから、リハビリで大切なのは「収縮させる」より「弛緩させる」ことですよ。「弛緩させる」方法の一つがストレッチなのですよ。楽にストレッチができていたら収縮動作を楽に繰り返すことができるのです。「楽にストレッチができる」というのがあってですよ。救急病院入院中から「楽に弛緩させる」ですよ。上肢は他動での指伸ばし、腕伸ばし等です。下肢はしかたがないので車いすに座るとき腰を奥深く座り、膝関節は直角程度になるように、足首関節も直角程度になるようにしていました。ベッドで寝るときは伸ばしますでしょ。一日がかりでの関節動作みたいなのね。椅子に座ったときに絶対に足を投げ出すというのはしなかったです。リハビリ病院のOT室で順番待ちの時にソファー型の椅子に座ってもね。ついでに悪さも。椅子の形状によっては前屈みにならずに上半身垂直でも立ち上がることができるのですよ。普通はひっくり返るかもね。セラピストさんをびっくりさせることに成功しましたが・・。2回でやめました。階段は普通片足で体を持ち上げたりですよね。これを左右交互におこなって昇降するわけです。健常側の筋力だけで持ち上げることができますよね。足が滑らないことと脹ら脛あたりで足の後ろ向きの方向の力を受け止めてくれる椅子の形状と、もし、失敗しても尻餅をついても受け止めてくれるソファー型ね。救急病院のリハビリでも健常側の筋力を使って平行棒活用と補助で立ち上がれましたよ。  9月16日(木)、先週木曜の投稿、軸索が樹状突起になってしまっての問題ね。動作は脳の収縮命令を筋肉等がどう反映したかを感覚情報で随時確認しているのです。それによってすぐに修正の収縮命令を出しているのですが・・・。軸索が樹状突起になってしまうと情報の伝導速度ががた落ちになるのですよ。遅れることにね。その間に筋肉の収縮が進むわけですよ。そして、大慌てで修正命令を出すのですが行き過ぎにね。そして、今度は戻りすぎにということで振れ幅が大きくなってしまうのですよ。これは脳が回復によって軸索であったところが樹状突起に置き換わったためですよ。樹状突起につながる前はこのように震えるなんてことは起こらないですよ。ある意味、楽でしたが脳の調節機能が働いていないということです。「暴れる」みたいなのを大切にしましょうね。中枢神経系、脳とかでは軸索の伸張は起こらないというのです。  9月17日(金)、脳卒中後の歩行について思うこと。一番カッコのよい能率的な歩行は「健常者風」と考えています。人類700万年の歳月をかけて習得した歩行ですね。これに適するように関節や筋肉、神経系ができてしまったわけですよ。「健常者風」は関節が楽に使えるというのが前提ですよね。ある方が「脳卒中後の歩行にはナンバ歩き」と大見得を切られましたが、2年以上経つのになにも報告がないですね。ナンバ歩きもこの方がアップされた動画を見ると関節を使っていました。股関節・膝関節・足首関節の動きが悪いと「床を擦ってでもまっすぐ」となると思います。関節の動きが悪いとどのような歩行の外歩きはしんどいでしょうね。で、「棒足ぶん回し」になっていったりだと思います。脳卒中後の歩行はある程度までに正しい歩行にしておかないと修正が難しいと考えられるのです。「床を擦っても・・」さんは歩行リハビリの前に「関節可動のリハビリ」で下肢の主要3関節が楽に動かせるようにする方が楽に早期に健常者に近い歩容や速度になると考えられるのですけどね。ロボットリハビリは健常者風ですよね。関節を使ってつま先をあげて(ある程度の高さにね)まっすぐ出すと楽に歩けますよ。「歩行」の前に「関節可動域確保」ですよ。  9月18日(土)、民族的対立等で被害に遭った方は1000年経っても忘れることはない。正規軍同士の戦いのみ(一般人被害なし)なら忘れられるかもと思うのですが、略奪・殺人・暴行等の被害に遭った方は忘れない。2000年代のNHKスペシャルで「エルサレム」が放送されたときに現地のイスラム教徒が「十字軍に先祖が殺された。」というのが放送された記憶があるのです。織田信長が全国統一に踏み出し結構民衆に支持されたのは「武将兵卒」に略奪や暴行を厳禁したことにあるというのです。イスラムにとって「十字軍」は奪略暴行の代名詞だったのかもね。豊臣も徳川もこの信長の方針に従ったから天下が取れたというのですね。ところが、先の大戦ではジュネーブ条約を守らなかった国がありましたね。これでBC級戦犯ですよ。上層部が教えなかったためと思われます。隣では「創氏改名」と「自国語禁止で日本語強要」ですね。これはその民族を消滅させるというヒトラーのホロコーストに近いことかもね。ブッシュ大統領はテロとの戦いで「十字軍」と口走ってアメリカを泥沼にね。日本は某神社に首相になっても参拝するというのがいますね。被害を受けた方は忘れないということを忘れないでほしいですね。  9月19日(日)、どうして、議院内閣制の大臣が役人指導をしないのかな。というより「政治責任による判断」をしないのかな。どうも、まともな感覚の官僚は辞めていくのが多いという噂も。そうすると、責任逃れ体質が多く残るかな。ある県で冤罪と裁判所に判断され、この県での国家賠償訴訟で県側が主張したのが、先の裁判で弁護側に負けたのと同じ内容だったという報道がありました。官僚が作成したのは「すべて正しい」と思い込んでいるわけですね。もう、これは政治判断で是正させるほかないですよ。主張を撤回させるとか、新たな重大な証拠提出とかさせるとかね。新たな証拠なんてないから従来と同じだったのでしょうね。このようなことが国のトップ官庁から下々まであるのでしょうね。この発想が延々と続いてきたと考えたら、先の大戦で戦争終結、負けを認めるということができなかったわけがよくわかりますね。過去の検証がちゃんとできてこそ、未来が見えてくるのにね。過去をなかったことに、不都合なことをなかったことにするというのは近未来も見えなくなってしまうということです。司馬遼太郎氏の『雑談 「昭和」への道』を聞くなり、読むなりして現在と近未来を考えてみましょうね。

2021年9月19日日曜日

民族的対立で被害に遭った方は1000年経っても忘れることはない。

民族的対立で被害に遭った方は1000年経っても忘れることはない。 正規軍同士の戦いのみ(一般人被害なし)なら忘れられるかもと思うのですが、略奪・殺人・暴行等の被害に遭った方は忘れない。 2000年代のNHKスペシャルで「エルサレム」が放送されたときに現地のイスラム教徒が「十字軍に先祖が殺された。」というのが放送された記憶があるのです。 織田信長が全国統一に踏み出し結構民衆に支持されたのは「武将兵卒」に略奪や暴行を厳禁したことにあるというのです。 イスラムにとって「十字軍」は奪略暴行の代名詞だったのかもね。 豊臣も徳川もこの信長の方針に従ったから天下が取れたというのですね。 ところが、先の大戦ではジュネーブ条約を守らなかった国がありましたね。 これがBC級戦犯ですよ。 上層部が教えなかったためと思われます。 隣では「創氏改名」と「自国語禁止で日本語強要」ですね。 これはその民族を消滅させるというヒトラーのホロコーストに近いことかもね。 ブッシュ大統領はテロとの戦いで「十字軍」と口走ってアメリカを泥沼にね。 日本は某神社に首相になっても参拝するというのがいますね。 被害を受けた方は忘れないということを忘れないでほしいですね。 どうして、自分らの判断で実行したことが間違っていたり、不都合が出てきたりしたときにその政策や決定を中止したり、変更したりがどうしてできないのでしょうか。 某県警検察による冤罪と裁判所に判断された事件での国家賠償訴訟で起訴当初の主張を繰り返しているというのがニュースでありました。裁判で負けた事例を蒸し返すことしかできないようですね。 先の大戦でも1945年当初には敗戦がはっきりしてきていたのに、東京大空襲、硫黄島陥落、沖縄陥落、ドイツの降伏とあっても決断できなかった官僚ね。 政策等の過ちを裁判や歴史等で指摘されても認めない官僚かな。また、日本が潰れそうですね。 この投稿のメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2021年9月18日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No473

毎日、ちょろちょろしていますか。また、いろいろな認知症対策されていますか。   コロナワクチンの市町村等の集団接種も職域接種もそれぞれ6月や7月のある時期に申請受付停止やいちゃもんをつけてワクチンの配送を減らしたり停止を政府はしましたよね。   脳の回復で問題なことは樹状突起は伸長しても軸索が伸長しないということかな。   昨日、久しぶりに近隣公園の踏み面の奥行きのひろい蹴り上げが低めの階段を踏み面一面を一歩で上ってみたらできなくなっていました。   一昨日投稿の樹状突起と軸索の違いね。樹状突起はご近所の細胞で軸索は遠方の細胞との連絡用というのですが、情報の伝導速度に大きな違いがあるのですよ。   屋外の歩行は・・。最近は屋内歩行で歩数を稼いでいます。  9月6日(月)、体内で内出血や血栓等での梗塞があると普通は血圧が上昇するというのです。この上昇をクッシング減少と呼ぶようです。ですから、「高血圧であったから・・」とはいえないのですよ。ただ、内出血では血圧が高いほど出血頻度は上昇するでしょうね。梗塞では血流が遅くなるほど血栓ができやすくなるというのです。夏場に脳梗塞が多いのは熱中症的、水分不足になって血圧低下が起こって血栓ができやすくなってという場合ですよね。ただ、脳梗塞等になるとクッシング現象で高血圧状態にね。ただ、日常の血圧を把握しているとそれほど大きくない上昇でもクッシング現象というのがわかると思うのですけどね。高血圧ですでに形成されている血栓等が吹き飛ばされて脳梗塞等になることもあると思うのです。ですから、日常の血圧状況というのが大切なのですよね。なので、日本高血圧学会推奨の安静時血圧測定に毎日ほぼ同じような時刻で数回は測定して記録しておくのもよいかと思います。血圧はそのときの精神状態と姿勢等の影響を非常に受けやすいですよ。病院等の血圧測定は大抵日本高血圧学会の条件が無視されていると学会の高血圧治療ガイドライン2014に記載されていました。   体内で内出血や血栓等での梗塞があると普通は血圧が上昇するというのです。この上昇をクッシング減少と呼ぶようです。ですから、「高血圧であったから・・」とはいえないのですよ。  9月7日(火)、毎日、ちょろちょろしていますか。また、いろいろな認知症対策されていますか。これとちょろちょろは結構重なっていたりしてね。一昨日投稿の蒸し返しみたいになったりしてね。便秘対策には「歩行」がよいようですね。それも、ある程度の歩数以上がね。血圧を記録している表計算ソフトの記録を見たら判るのですが、ここ数年間は毎日快便です。内臓の動きがよいというのも認知症対策になるかもね。ただ、対策をしていたらならないという保障はないと思いますが、発症を遅らせるというのはあるかもね。わんことの散歩もよいですね。自室では寝ているか、動物園の動物みたいに往復歩行しているか、PCですね。でも、PC中にも適当に立ち歩いています。体の筋肉が固まらないようにね。入院中は、特に救急病院では車いすに座りっぱなしみたいな感じだったですが・・。寝るのは夜間の睡眠の時だけです。テレビは居間で見ます。自室にはPCが四台ね。テレビを置く場所なしです。また、キャプチャータイプはつけていないですね。ぼけっと見るだけというのはしないようにしています。できるだけ、いろいろしてシナプスが分離しないようにしましょうね。どうするのがよいのかは各自異なるところもあると思います。筋肉については「楽に弛緩させることができる」は必須だと考えています。楽に弛緩できなくなるからボトックス療法とかでしょ。弛緩させたら意味のある動作ができる筋肉かな。  9月8日(水)、コロナワクチンの市町村等の集団接種も職域接種もそれぞれ6月や7月のある時期に申請受付停止やいちゃもんをつけてワクチンの配送を減らしたり停止を政府はしましたよね。その後、暫くして細々と復活したようですが・・。あのとき政府発表を調べてみると「回」と「人」を読み替えると総理や改革大臣等のハッパが理解できるのです。製薬との契約は「回」のようですね。足らなくなるのが見え見えなのにね。そして「準備が整ってから申請」とかだったようですね。すると、準備ができて申請直前に打ち切りでというところは、少なくとも会場費や要員費用とかは契約なので支払う義務を負うわけですよね。官僚は判っていても予告していないということですよね。このような損害をどう補填するのかな。報道では「補償しない」とね。これは無意味な損失を与えていてね。現実的な予定数量を公表していたらまだしもね。貧困ビジネスのネタを提供するような官僚の思考回路ですね。既得権益にあぐらをかいてですよ。このような思考を訂正しようとしなかった自由民主党政権ですね。  9月9日(木)、脳の回復で問題なことは樹状突起は伸長しても軸索が伸長しないということかな。この問題についてはネットで大分調べました。樹状突起の伸長は何歳になっても起こるようだし、また、コレステロールを使って「樹状突起誘因因子」も脳細胞が作って放出しているというのです。また、樹状突起を使い込むことでその突起が軸索になる場合もあるというのですね。「樹状突起が軸索になる」というのは「軸索は伸張しない」から起こることではと思われるのです。再生医療で神経幹細胞をいくら送り込んでも、これら樹状突起と軸索で必要な回路が形成されて始めて使えるようになるわけですよね。元々脳には幹細胞があるという話もありますが・・。樹状突起の伸長には絶対「必須不飽和脂肪酸」も必要なのですね。樹状突起は細胞膜でできているのですよ。正しく働く細胞膜には脂肪酸が必要です。飽和脂肪酸と必須不飽和脂肪酸とがね。飽和は体内で大量生産できますが、必須不飽和脂肪酸は名前の通り食べ物からと入れることが必要です。なので必須ね。樹状突起の伸長に必要なのが脳への適度な刺激ね。適切適度ですよ。川平法だったですよね。  9月10日(金)、昨日、久しぶりに近隣公園の踏み面の奥行きのひろい蹴り上げが低めの階段を踏み面一面を一歩で上ってみたらできなくなっていました。どうも、コロナの影響でショッピングセンター等の普通の階段昇降をできなかった効果が出ていました。一歩はできても二歩目ができないのですよ。常に動作をおこなっていなくても時々でも動作の種類によってはできる状態を維持できるかもですが、やらなすぎは「できない」になってしまうのですよね。ただ、早期にその実態を把握してそれなりに対策動作をするとまたできるようになるタイプだと思っています。関節可動域はできたら毎日確認する方がよいと思います。そう、筋肉ストレッチですよ。訪問リハビリでは普通の動作ではストレッチできない筋肉もストレッチしてくれています。繰り返しますが、関節動作は関節の関係する筋肉で必要なのがタイミングよく弛緩することで楽にできるのですよ。収縮する前にはすべての筋肉は弛緩しておく必要がありますけどね。踏み面の奥行きに相当する歩幅まで楽に広げることができなかったということです。左手にはリード(犬付き)ね。右手に杖ですが、こちらも地面にはついていません。つく前に中止したのです。やばいことをしてけがでもしたら、後々困りますからね。杖は非常時用に持っていて普通はつかないようにしています。  9月11日(土)、一昨日投稿の樹状突起と軸索の違いね。樹状突起はご近所の細胞で軸索は遠方の細胞との連絡用というのですが、情報の伝導速度に大きな違いがあるのですよ。軸索に比べて樹状突起は「遅い」です。脳卒中で軸索だった部分が樹状突起になってしまうと情報が遅れて到着することにね。タイミングがずれるのですよ。だから、健常では「樹状突起の軸索化」ということも起こったりするのですが、これには長期にわたる結構ハードなトレーニングが必要のようです。感覚麻痺でこれをすると「痙縮一直線」ですよ。タイミングが遅い方にずれるので震えが大きくなるのですよ。「震えてる」というより「暴れている」という表現の方がよい感じにね。はい、未だに暴れられて困る場合があります。無理に押さえ込むとこれも「痙縮一直線」かもね。「暴れる」というのは軸索だったところを樹状突起でつなぎ直されたということかもね。これって、回復の一種だと思っています。「陽性徴候」の一つとも思われているようですが・・。また、他の病気による震えなのかという心配もある現象ですね。脱力ができるのでしたら、脱力したら起こらない震えですよ。脱力しても起こるのは他の病気かな。痙縮にしたら暴れることはないと思います。  9月12日(日)、屋外の歩行は・・。最近は屋内歩行で歩数を稼いでいます。屋外は6000歩以上で、時には10000歩以上にね。以前はほとんどを屋外で稼いでいました。1万数千歩以上にね。コロナですよ。屋外が減った分を屋内でね。屋外の方が歩容がよいと思っています。屋内はすぐにターンとかですよね。ところで、屋外で歩きにくいのは道路等は排水のために坂道以外でも傾斜があることね。また、完成後の傷みででこぼこになっていたりですね。リハビリ病院入院中からリハビリで屋外に出ていたりしていました。近隣公園の遊歩道外もわんこが歩くので・・。大抵の道は歩けると思っています。リハビリ室や病棟等は歩きやすかったですね。入院中は病院屋外に出たときにはまだ斜面でないところや傾斜の緩いところ等を探して歩いていた記憶が・・。発病前は歩行と階段昇降を比較的的おこなっていた方ではと思います。階段昇降もリハビリ病院入院中に始まり、暫くして単独昇降の許可をもらいました。リハビリにいくのに5階から階段でたときすぐに後ろにあるセラピストさんが・・。その病院のセラピストさんのなかで一番足が長い感じの女性ね。緊張してしまって「早く抜いてくれ・・」と思ったのですが、1階まで監視状態にですよ。疲れました。

2021年9月11日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No472

パワーアップPC、Blu-rayドライブにアップしました。Win11が終了する頃まで使えるかな。そう、後10年ほどね。   筋肉は一度収縮すると基本そのままでは次の収縮ができないのです。特に関節動作に関係する横紋筋ではね。   ボトックス療法から判ること。ボトックスはボツリヌス菌毒素を使います。   脳卒中発症後のネットの利用について。10年ほど前には病室内でのネット利用ができるようになっていましたよね。   脳卒中リハビリで問題が出てくる理由の一つが医師の責任逃れのための「重度」的説明かな。   痙縮が進行すると屈曲腕や手の握り込み、棒足や尖足等ですよね。ところで、これらの症状とよく似た症状が出る病気に破傷風があるのですよ。重度になっていったらね。   歩数計が一つ、よくリセットされていたので「電池?」や「スイッチボタンの不良」かと思いながら電池交換をしようとしたとき、電池のふたを閉め直したら、あら不思議、正常にね。  8月30日(月)、パワーアップPC、Blu-rayドライブにアップしました。ネジを一つPC内部に落としました。でも、Win11が終了する頃まで使えるかな。そう、後10年ほどね。人間の体も日々改修されているのですよ。この改修には「刺激」というのも必要です。骨ですが、説がいくつかあるのですが、3年ほどで全面的に作り替えられているというのです。まずは破骨細胞が崩して、で、骨芽細胞が作るというのです。でも、破骨細胞は働き者で骨芽細胞はサボりともね。このサボりに仕事をさせるのが「運動による刺激」というのです。神経筋接合部でのアセチルコリンの分泌が刺激になるとね。だから、動作ができなくなっていても痙縮はこの刺激になるようです。高齢になって筋力が低下する要因の一つが神経筋接合部でのアセチルコリン分泌能の低下があるとね。こうなのですが、感覚麻痺でアセチルコリンを盛んに分泌させるようなことをすると痙縮になっていくかもね。痙縮はリハビリにとっては大敵ですよね。脳等神経系でのシナプス接続も高齢になっていくと離れやすくなります。この再接続強化にも運動等がよいようです。痙縮の危険性ね。ですから、体の様子をよく観察しながらリハビリをする必要があるのですね。リハビリをサボってよくない理由であり、過剰になってはいけない理由ですよ。  8月31日(火)、筋肉は一度収縮すると基本そのままでは次の収縮ができないのです。特に関節動作に関係する横紋筋ではね。どのようにするのかというと「他の筋肉に引き延ばしてもらう」のですよ。この引き延ばしてもらうときに収縮指令のアセチルコリンが分泌されている場合は引き延ばされないようにそのまま収縮状態を維持してしまうのですよ。そうすると、関節動作に支障が出るので健常の場合は抑制ニューロンが働いてアセチルコリンが分泌されないようにしているのです。運動神経系興奮ニューロンが興奮状態から興奮していない状態にね。ところが、感覚麻痺では運動神経系抑制ニューロンが働いていないので興奮ニューロンが興奮したまにね。さらに収縮はできないは引き延ばしもされないという筋肉の長さの変化がなくなってしまうのです。関節動作は筋肉の長さが変化することでおこなわれるのですよね。膝関節に関わる筋肉の長さに変化が起こらなくなると膝関節が動かないということにです。他動ででも関節可動域確保動作ができるというのは関節に関わる筋肉が適切に長さを変化しているのです。長さが長くなるときは他の筋肉によって引き延ばされているときです。体操で「引き延ばし」はストレッチをしているときです。尖足で悩まれておられる方、リハビリ病院入院当初より「アキレス腱ストレッチ」をされていましたか。PT室にこれの装置が壁際にありましたよね。  9月1日(水)、ボトックス療法から判ること。ボトックスはボツリヌス菌毒素を使います。この毒素の作用機構は「神経筋接合部で運動神経系興奮ニューロンの神経終末に入り込みます。他部位には移動しません。ここで、アセチルコリンの分泌に必要なシナプス小胞の形成を阻害してアセチルコリンの分泌をできないようにさせる。」というこれだけです。アセチルコリンが分泌できなくなるとその筋肉は収縮できなくなるのです。ということが、痙縮等では常にアセチルコリンが分泌されてその筋肉は収縮しているということです。筋肉は引き延ばされてのちに次の収縮ができるのです。収縮したままでは次の収縮はできないのです。筋肉を弛緩させるためにボトックス療法はおこなわれるのです。この毒素は約3ヶ月ほどで無効になります。また、神経終末のみに局在するので運動神経系興奮ニューロンの細胞体の興奮はそのまま過興奮の状態のままです。だから、3ヶ月ほどで次の注射が必要になるのですよ。健常者へのボトックスはボトックス痩身術といって筋肉量を減少させることができるというのですが痙縮でのボトックス療法では筋肉量は減らないようですね。ということは痙縮等での運動神経系興奮ニューロンの興奮状態は尋常ではない過興奮であるということでしょうね。ですから、同じリハビリをするのであれば、筋緊張亢進とかにならないようにしましょうね。、  9月2日(木)、脳卒中発症後のネットの利用について。10年ほど前には病室内でのネット利用ができるようになっていましたよね。ただ、今と違って各自契約してということね。救急病院で「日中車いす生活」ができるようになうと、ノートPCを持ってきてくれました。まずは「ハリポタ」ね。そのうちにネット契約をしてくれて、このPCでネットね。まずは某証券会社の取引ツールですよ。すると、脳神経部長が見つけて「儲かりますか」といわれたので「稼がないと入院費が払えない」と答えました。なぜか、脳卒中について、後遺症については検索していないです。入院当初に妻に「視床出血」というのを聞いて「手術できないと医師は言っていたのでは」でそれっきり。医師も病状説明が怖くなったのか・・。変なことを説明したら後が怖いですからね。リハビリ病院でもネットは同様かな。後、服用薬の添付文書ですね。ラミシールで口内炎がでたのでどうしようかと思ったのですが、看護師さん経由でいったら口内炎の対処療法軟膏だけで「副作用」の疑いとかについては全くなしね。ボトックスや痙縮や諸々はリハビリ病院退院後に調べたのですよ。入院中は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ということだけですが。「弛緩」は「筋肉を固めない。」ということだし、「可動域確保動作」は「関節を錆び付かせない。」ですよね。「腱を固めない。」はアキレス腱ストレッチ等ですよね。筋肉が固まるからボトックスですね。このボトックスから運動神経系の興奮ニューロンと抑制ニューロンの関係が理解できたのです。検索結果で落ち込むことはなかったですよ。、  9月3日(金)、脳卒中リハビリで問題が出てくる理由の一つが医師の責任逃れのための「重度」的説明かな。これで、リハビリ病院から逃げ出したみたいな方の投稿がありました。医師の不適切指導もね。感覚麻痺患者に対してのCI療法は痙縮一直線なのにね。理由は運動神経系抑制ニューロンが働いていないのに運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進状態になるようなことをリハビリと称してさせていたりね。抑制ニューロンと関わるのですが、運動神経系興奮ニューロンのみみたいに思ってのリハビリね。筋肉は弛緩した後に収縮するのに「収縮」のみがリハビリと思い込んで痙縮にかな。このようなことを触れているサイトやブログは少ないですね。多くの患者さんが「困った。困った。」といっているのですが、その要因については調べることなく思い込みによるリハビリで「困った。」の再生産しているのですね。再生産しての「陽性徴候」かもね。「陽性徴候」であげられていることの多くは予防できますよ。このようなことを投稿しているので脳卒中カテゴリーの何人かの方の「お勧めブログ」からは完全に外されています。興奮ニューロンと抑制ニューロンの関係なんて投稿しているのはここぐらいか専門サイトぐらいですからね。運動神経系興奮ニューロンの過剰興奮がよくないということはほとんど触れられていない脳卒中リハビリのブログかな。  9月4日(土)、痙縮が進行すると屈曲腕や手の握り込み、棒足や尖足等ですよね。ところで、これらの症状とよく似た症状が出る病気に破傷風があるのですよ。重度になっていったらね。この病気死にますよ。だから予防接種もあるのです。どうして、痙縮によく似てくるかというと破傷風毒素によって運動神経系抑制ニューロンが働くなるからです。で、運動神経系興奮ニューロンの興奮が解除されなくなっていくことです。ということで痙縮は抑制ニューロンが働いていないからですよね。で、興奮ニューロンが興奮したままになっていってということなのです。感覚麻痺の患者さんによく見られる痙縮ね。感覚をできるだけ早く回復させるということが求められるのですが・・。筋紡錘や腱ゴルジ装置という筋肉の感覚器からの情報をが必要なのですが、筋トレ等でいびつな感覚になってしまっていたらどうなるのでしょうね。やはり、「楽な外力による関節可動域確保動作」を継続しておこなうというのがよいのではともね。筋肉は弛緩して引き延ばされた後に収縮できます。これは関節に関わる他の筋肉によって引き延ばされるのです。痙縮等になると収縮力が強くなって尋常では引き延ばせなくなります。定位安定状態で動作等には使い物にならない筋力でですよ。動作等で使える筋力は楽に弛緩した後に発揮できるのです。破傷風は収縮が極限に達するので死ぬことがあるのです。筋肉は弛緩できた後に働くことができるのです。  9月5日(日)、歩数計が一つ、よくリセットされていたので「電池?」や「スイッチボタンの不良」かと思いながら電池交換をしようとしたとき、電池のふたを閉め直したら、あら不思議、正常にね。経年劣化で緩みやすくなっていたのでしょうね。PCでも経年劣化がありますからね。人間の体もね。人間の体もPCも適切にメンテナンスしていると以外と長持ちするのですよ。健康寿命の部分を増やすことができると思うのです。我々脳卒中経験者の麻痺側は劣化が早いようですから、また、不適切リハビリによる劣化というのもあるので注意しておかないとね。劣化というのは健常側でも起こりますよね。メンテナンスでの動作は運動量はいつもの量より少なくてもよいと思うのですが「強度」は強めの方がよい動作や「精度」が高めの方がよい動作等いろいろだと思うのです。どちらかというと、高齢者向け「パワーリハビリ」みたいなのがよいかもね。総運動量が大切な場合もあるでしょうね。体の状態をよく観察して衰えてきているなという部位について補強のためにすることも必要でしょうね。歩行時に膝をあげて、足が地面を擦らないようにするとかも含まれると思うのです。神経筋接合部での接続の最強ができるような動作とか、脳でのシナプスの再結合を促進するような試行や動作を繰り返してみるとかですよね。体の状態をよく観察して弱くなってきそうな部位を鍛え直しましょうね

2021年9月4日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No471

貧困ビジネスの根源は「霞ヶ関の官僚の発想」かもね。   今年の台風は例年より日本近海で台風になっている感じがしています。だから、ある程度発達して日本襲来より弱いような感じね。   リハビリ病院での自主リハについて。   脳卒中後遺症の感覚麻痺での手足のリハビリで大切なこと。「関節が楽に動かせること」ですよね。   脳卒中後の歩行で杖を使わなくてもよいようにするには。歩行速度等を考えると「健常者風歩行」が最適と思うのです。   関節が楽に動かせるように維持するには。発症当初から「他動」で筋肉を引き延ばすことかな。   症状等のネット検索で思うこと。ネット上にはいろいろな病気や症状についての玉石混交の情報がいりあれていますね。  8月23日(月)、貧困ビジネスの根源は「霞ヶ関の官僚の発想」かもね。いろいろあると思うのですが、「生活保護」の受給についていろいろいわれていますね。受給が難しいとかもね。そこをうまく受給希望者の手助け(搾取目的を隠してね)とかで契約させるわけですよね。貸金業法では利息制限法があるのにこの利率を大きく上回る金利を容認していましたよね。ところが、最高裁判決で利息制限法が優先されたのでサラ金業界が潰れていって、残ったのはヤミ金だけみたいにね。このあたりの法制度には官僚と業界団体と議員の共同作業かな。税制等の「扶養」も低賃金労働者確保目的の臭いがプンプンね。それが103万年の壁とかいわれていたのですよ。人手不足になってきて・・ね。生活保護費より安い最低賃金といわれたこともね。貧困の連鎖の一つの要因になっていると思います。日本でもキーエンスやファナック等、従業員に高給を出している企業もあるのです。が、月給と賞与の金額調整を従業員に承諾させて、健康保険料と厚生年金の企業負担金を不当に抑えている企業もありますね。これ、病休の時の休業補償は月給部分が基準ですよね。年金も将来の受給額が減ることにね。これらを禁止しない政府かな。貧困ビジネスのネタの大本は政府と思っているのです。視野が狭いので見落としも多いかもと思いますが。  8月24日(火)、今年の台風は例年より日本近海で台風になっている感じがしています。だから、ある程度発達して日本襲来より弱いような感じね。これは日本近海が台風の発生場所になるぐらい海水温が上昇したのかな。温暖化の結果かも。ただ、いつものように発達する場合もありますので注意しようね。グリーンランドの氷の山3000m級の山頂当たりで「雨」が降ったらしいですね。温暖化対策は急務ですよね。水素ステーションのことを考えると当面は電気自動車で、化石燃料を使うのを減らすのと太陽光発電等を増やすことですね。ところで、日本は何時までに石炭火力を全廃するのかな。もう、時間的余裕はないと思う方が正しいと思うのですけどね。コロナ対策でもいろいろドジをしまくっている日本ですから怖いですね。政治体制的に対立していてもどの国も先送りのできないことですね。だから、中国も急速に温暖化対策に乗り出したのですね。タリバンも早晩巻き込まれると思うのですけどね。アメリカ軍は正規軍相手では無敵ですが、ゲララ戦タイプにたいしては勝利したことがないと思っているのです。ベトナム戦争で負けたが、イラクでは何とかできているようですが、今回は敵が俗に言う「文明開化度」の低そうなので全面撤退に追い込まれたのかな。  8月25日(水)、リハビリ病院での自主リハについて。PTでは「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」ですよね。これ、自力でできるようになると看護師等の手間が減少するというのもあるようですが、一番は歩行等に非常に大切な「下肢の関節可動」の鍛錬になるのですよね。この車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行で動き回っていて感じたことね。関節がスムースに動くので早期に健常者風歩行のリハビリね。歩行は下肢の関節が楽に動かせるということが前提です。膝関節が動かせないと棒足ぶん回しですよね。股関節もかな。足首関節が動かせないのも悲惨ですね。関節が楽に動かせての自主リハビリですよ。このことは上肢でも同様ね。関節を楽に動かすにはその関節に関係する筋肉がそれぞれタイミングよく弛緩する必要があるのですよ。この弛緩ができなくなってのボトックス療法ですよ。ですから、意識不明になって完全に左半身が麻痺しても筋緊張にならないように他動による関節可動域動作を繰り返ししていたら、そのうちに自力でも楽に動かせるようにね。この動かせるようになっても「他動」は続けることね。また、筋緊張になるようなことはしないようにね。感覚麻痺で筋緊張亢進になってしまうとこの緊張が解除されないとが多いようです。痙縮になってしまう可能性ね。歩行は健常者風が楽にできるようになって病棟内歩行許可になってから歩行の歩数が急激に増えました。格好良く歩けるようになってからね。  8月26日(木)、脳卒中後遺症の感覚麻痺での手足のリハビリで大切なこと。「関節が楽に動かせること」ですよね。自主リハビリも関節が楽に動かせるようにすることが第一のはずだと思うのです。下肢の関節が健常側のように楽に動かせていたら、健常者風歩行のリハビリを早期に開始してくれると思うのです。ただ、感覚がないことへの対策をしてですよね。感覚がないと筋緊張亢進になりやすいですよね。筋肉が緊張してしまうと関節が動かしづらくなりますよね。この緊張をマッサージ等で幾分かは緩めることができるようですが。筋緊張にならないように関節を動かし続けることができるようになると歩行での歩数を一気に伸ばすことができますよ。ところが、脹ら脛の筋肉が緊張してくるとアキレス腱を引っ張るので尖足になっていったりしてね。これで歩きにくくなったと過去に投稿されていた脳卒中後遺症に悩まれている方がいましたが・・。一生懸命筋トレされていたようです。感覚が回復したら健常者風筋トレができるようになるかもですが、この前に痙縮にしてしまったら、感覚は回復しないのかもね。自主リハビリも大切ですが、間違った方法とで痙縮にならないようにしましょうね。  8月27日(金)、脳卒中後の歩行で杖を使わなくてもよいようにするには。歩行速度等を考えると「健常者風歩行」が最適と思うのです。普通の健常者は杖を使っていないですね。健常者風歩行は下肢の関節が楽に動かせる必要がありますね。このためには「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」が非常に有効でした。麻痺足を緊張させずに動かすことができたのでね。踵着地で、次は足裏を全面的に接地させて、接地させたまま膝より後ろに送り込んで爪先キックして、その状態で前に足抜きね。で、また踵着地とね。これを繰り返して脳に関節可動をたたき込むのですよ。座っているから緊張はほとんどなかったです。初期段階に杖に頼り出すと杖なしにはしにくいのではと思います。で、病棟内歩行許可があって、看護師さんと歩きながら「天井って低いですね」といいながら杖で天井を差していました。看護師さんは「杖が浮いている」とね。許可が出ても退院日まで「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」を続けていました。下肢は椅子を活用して関節の曲げ伸ばしができますよ。このためには腰深く座ることね。背筋は垂直にまっすぐ伸ばすのもよいと思います。健常者風を教えてもらうまでは杖歩行で自主リハなどしない方がよいと思うリハビリ病院での体験でした。  8月28日(土)、関節が楽に動かせるように維持するには。発症当初から「他動」で筋肉を引き延ばすことかな。下手すると脊髄反射があるので注意しましょうね。上肢はそのままにしていると曲げる方、屈筋の方が強いので伸ばすことね。腕伸ばし、指伸ばしですよ。これは健常側の腕と手を活用するとしやすいですね。腕上げは鴨居タオルを活用された方もね。私は外科のロープ付き輪っかで麻痺腕を肩の上方に引き上げね。下肢では寝ているだけですと、尖足の危険性ね。このときは自重や布団の重みとかで尖足状態になって関節が錆び付いてできあがりです。ですから、車いすに腰を深い位置に入れて膝関節直角程度、足首関節直角程度で日中過ごしました。ついでに股関節も直角程度にね。この姿勢が「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」の時に役立ったのでした。下肢は膝等を伸ばす方の筋肉、伸筋が強力で曲げる方、屈筋が非力なのです。両方(屈筋と伸筋)の筋肉を同時に収縮させてしまうと下肢では伸びた状態に、上肢は曲がった状態になってしまいます。これで、「困った。困った。」といわれる方が多いのですよ。杖なしで歩行されたいのでしたら、筋肉と関節と神経系との関係を理解されてリハビリで健常者風をしてもらえるまでは「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」で病棟内をうろちょろしてしている方がよいと思うのですけどね。救急病院では車いすに座っても移動はすべて介助されてでした。救急病院入院期間は34日でした。それでも、今は杖(傘兼用のみ)を持ってなので、杖をさして歩いています。この救急病院は早く転退院させる方が儲けの多い包括医療費です。出来高払いの病院は限度はありますが長居させる方が儲かる場合が多いです。リハビリ病院は出来高のようですが、発症後6ヶ月とかがあるようです。  8月29日(日)、症状等のネット検索で思うこと。ネット上にはいろいろな病気や症状についての玉石混交の情報がいりあれていますね。この中のどれが役に立ち、どれが屑で信用すると酷い目に遭うかというようなことを見極める力が必要ですね。脳卒中で「死」から「完全回復」があり、その途中のどれかであるという程度にとどまるのでしたら問題は少ないかもね。ところが「リハビリで頑張る必要がある」だけですと、どのようなリハビリをしてどのぐらいかというのが判らないですよね。歩行リハビリで「とにかくたくさん歩け」みたいなのがありますが・・。杖頼りっきで棒足ぶん回しで歩いていたら「棒足ぶん回し歩行」で固定されてしまって健常者風に修正ができないようですね。棒足というのがどうして生じるのかというと、「下肢は棒足状に伸ばす筋肉が強力で闇雲にリハビリをすると運動神経系興奮ニューロンが興奮状態になり、この伸筋に筋力を発揮させてしまうためである」というのと、興奮は解除されずに永久に続くみたいということね。膝を曲げる屈筋も興奮ニューロンが興奮し続けるのでが伸筋に負けますので膝は曲がらず、伸筋の方も筋力をそがれるので動かしにくいし、さらに収縮もできないですが。これを「筋力不足」と勘違いして更なる筋トレに励むとますます動かしにくくなっていくのにネット上でこのような欠点を投稿しているサイト、ブログはほとんどない感じですね。で、ボトックス療法対照になっても気がつかれない方もおられるようです。筋肉の仕組みや神経系との関わりについての基礎知識が理解できているかどうかということも必要のようですね、幅広い教養が必要なのがネット検索かももね。「幅広い教養」はどのようにして身につけるのかな。