2014年9月29日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No112

動かせないときは他の方に動かしてもらいましょう   視床出血で意識のない状態で病院に搬入されたのに、結構早くから起き続けた訳   どうして間違った考えに落ち込むのか   入院中に日に10000歩程度散歩などが出来、階段の上り下りもしながら退院まで車いすを使ってきた経験から思う利点   子育てに際して学習の必要な動物   手続き記憶(動作手順等)とエピソード記憶(体験事象等)   ある程度まとまって?感覚神経のつなぎ直しが起こると、動かしづらさが出てくるのです  9月22日(月)、一度も講習会いったこともなく鹿児島大学のサイトで調べただけですが、川平法の施術の講習会が各地でされていますが、同伴者(施術者となる人ね)が必要ということらしいのです。というより、必要とあったと記憶しています。要するに動かない部分で他力で動かして脳への刺激としていると感じました。運動神経系の麻痺の場合は他力しかないとは思います。そうでないなら、自力本願の方が他力よりよいのではとね。ですから、発症初期から川平法の理念をもとに「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で他力でもよいから、少しずつでもよいから無理のない範囲で動作させたほうがと思うのです。感覚麻痺でも動くようにとか感覚の回復とでの促通には動作が必要みたいなので拘縮とかになるとそれで脳も固まってしまうのかな。再生なしにね。脳に対して刺激を与え続ける方がよいのです。その時、接触させるだけよりは少しでも動かしてみるというのも入れた方がよいと思いますし、単に動かしているだけより川平法とかの信頼出来る方法で刺激を与え続けるのがよいと思います。動き始めても無理しないようにね。無理したらまた動かなくなりますよ。どうも、「動かない→リハビリで少し動く→焦って無理をする→過剰リハビリになる→また動かなくなる」てな人もいるみたい。ド素人のリハビリ法には気をつけてね。動作をするためには「筋肉が柔軟で伸縮出来る」と「関節が錆び付いていない」というのが絶対必要だと考えています。この二つから外れるようなリハビリ法には注意を。意識不明などの期間が長くないそうな場合は医療関係者や家族でね。関節が動かせたらパワーアシストスーツの利用も可能性が出てきますよ。ぶん回し足出し対応のパワーアシストスーツって開発出来るのかな。入院中はセラピストさんと相談しながら焦らずにね。  9月23日(火)、視床出血で意識のない状態で病院に搬入されたのに、結構早くから起き続けた訳ね。点鼻薬を使用されている方は世間では結構いるようですね。出血の相当前から「やばそう」とね。同一薬物の長期使用でね。自宅での血圧毎日連続測定中に長期中断とかしてみても使用中と血圧にそう変化なしでしたが、何となくやばそう。睡眠中の鼻づまりが睡眠当初だけ解消したらということで寝る前にだけ点鼻薬を使用していました。チョイチョイ使用しないを入れたりしてね。「寝転ぶと鼻が詰まる。起きると詰まりが解消する。」なのです。病院に担ぎ込まれたとき、点鼻薬なんてもってないしね。日中乱用している方はお持ちみたいです。当然、視床出血ですから、ベッドにおねんねね。意識不明みたいな当初は感じない。ところが、徐々に意識が戻ってくるわけですね。すると、息苦しさを感ずるようにね。感覚があって動く右手に触れたのがベッドのリモコン。背もたれ側を起こしていっていたら途中で意識が・・・、気がついたときは頭を下にしてベッドからぶら下がっていました。床と頭頂が仲良くしていました。で、ブラックリスト記載です。自宅から点鼻薬をもってきてもらって何とか凌げるようになったのですが、日中は使いたくないというこちらの思いと、ベッドから転落されたくないという病院側の思いが合致して「日中車いす」生活というのができることにね。後で考えてみると「日中車いす生活」というのが私みたいな視床出血患者には利点が沢山あったということです。利点は他の日の投稿をみてね。尿道の管が取れてからですけど、入院1週間以内に始まったと思い込んでいます。処方薬でも連続使用というのは連続による弊害が出てくることもありますので、やはり薬の使用には常に注意ね。薬効と副作用のバランスですからね。でもね、あるブログのある方は同じ作用機構の医薬品を2種類処方されていたけど1種類でよいかも、それとも脳卒中と心臓関係?なの、なら2種類。血圧については大きく分けて作用の仕方から2種類に分類されます。『アンジオテンシン2受容体拮抗(きっこう)薬(ARB)とアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬」(アンジオテンシン2系)』とカルシウム拮抗剤(こちらは3種類ね、脳卒中に1つ、心臓に2つかな。)の2種類ね。ネットの信頼出来るサイトで調べてみてね。  9月24日(水)、「どうして間違った考えに落ち込むのか」ね。健康カプセルという健康番組でダイエットについてがありました。その中である方がカロリー控えめで「朝少々・昼少々・夕多食」という食べ方で太ったとね。これもネタの一つにして番組は進行しました。朝と昼が少ないと活動時間帯にエネルギー不足になるので饑餓遺伝子のスイッチが入るとね。省エネ体質にね。そこに夕食ドバッでインスリン急上昇で脂肪細胞活発化ね。ため込み体質直進ですよ。脂肪細胞はインスリンで活性化されますが、特に夜のインスリンね。番組では朝昼夕食の適正化とかで減量成功だったです。どういうことかというと「思い込みによる弊害」ね。勉強なしも問題ね。不足なんてものではないですよ。リハビリでもそこら中に「思い込み」ごろごろみたいです。慎重にされている方もおられますが、健康なときの体験等で「良さそうに思えるトレーニング」を考えずに始めてしまう方ね。それと、身体状況を考えずに無謀な行動もかな。入院中でしたら、セラピストさんとよく相談してください。「相談がどうも」というようなときでも「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ぐらいはしてもよいかもですが、日常の生活上の姿勢をいろいろ変えて過ごすというのでも役に立つかも。「イスに正しく座る」と「ベッドで寝る」で腰や膝・足首ですね。曲げ伸ばしになります。イスに結構な時間正しく座ってね。足の投げ出しダメだよ。それだけでもね。短時間に交互ではないよ。この移動を単独での許可のない場合は短時間ですと、看護師さんの負担になりますよ。私は朝車いすに移ってベッドに戻るのは夜でした。無理にスクワットを繰り返す必要ないとね。スクワットはセラピストさんと相談しながらね。チャリ漕ぎも相談しながらね。腕とかは腕伸ばし中心かな。筋緊張を必要とする動作は慎重にね。そして、徐々にね。筋肉を固めたらダメだよ。リハビリもよく調べてみること。勉強して判らないのなら専門家と相談してね。  9月25日(木)、入院中に日に10000歩程度散歩などが出来、階段の上り下りもしながら退院まで車いすを使ってきた経験から思う利点ね。もっとも、10000歩程度も歩けたら普通は車いす取り上げ対象ですよね。確保出来たのです。洗面所での椅子問題ね。集合洗面所だったのでイスなしね。パイプイスとかですと行方不明になるのではとかでベッドから車いすに乗って日朝晩2回洗面所へね。左半身麻痺した患者にパイプイスとかを運ばせるわけにもいかず、やむなく車いす使用継続ね。当然、車いす両足チョコチョコ歩行で往復です。しっかりと股関節・膝関節・足首関節等で曲げてました。立つと伸ばすね。伸筋を無理矢理、緩めることを日に2回できたということね。車いすを未だに腕では漕げないです。右腕・右足だけでは不安です。麻痺足も使い出したのはセラピストさんが「麻痺足も使うとリハビリになるよ」と教えてくれたからです。でもね、当初ははっきり言って「足手纏い」でしたが、辛抱強くチビリチビリと使っているうちに麻痺足が活躍してくれるようにね。理由は、感覚麻痺だけだったので筋肉・関節・運動神経等は異常なしだものね、代用感覚でかな、適切に動かせるようになっていきました。リハビリ病院転院時に「麻痺足も踵からつけると歩行に役立つよ」とセラピストさんに言われて、踵からつけると一気にスピードアップを果たしました。そして、PTのリハビリに役立ちましたよ。救急病院からしていた日中車いす生活(朝6時前後から午後9時頃)も役に立ちました。理由は以前の投稿をみてね。ここにも少し書いているけどね。スピードですけど、整形外科系の若者の車いす速度には負けますが、病棟では「・・さん、ゆっくり走行してください」と看護師さんから複数回お言葉を頂きました。私としては両足制動(床に足裏全面を押しつける。麻痺足もね。)で、すぐ止まれる程度に抑えていたつもりなのですけどね。朝リハビリ室前で誰もいないときに両足フル回転で暴走しました。このときは制動はなしね。PT室で同じようなことをしたら、床が磨き込んであるので両足制動の利きが悪くて壁にぶち当たらないか心配になったこともね。この「両足制動」は麻痺足も使うので痛めない程度で止まることができる速度というのは絶対条件でした。体重を支えなくてよいので楽々です。関節は曲げているしね。いいですよ、歩行練習にね。必ず、両足ね。車いすを確保出来た理由は以前の投稿にありますので探してね。  9月26日(金)、子育てに際して学習の必要な動物ね。はっきりしているのはチンパンジーは群れの先輩雌の子育てをみていない場合は子育てができないというのです。ニホンザルでは聞かないです。チンパンジーと比べて人間はどちらの方でしょうね、ニホンザル側、それともその反対側? そう進化しているはずです。そして、脳の発育状況とかを考え6ると「子育てには学習が必要」な動物なのです。以前は大家族の場合などで経験者から教えてもらうというのがほとんどだったようですが、今は母親教室などですね、相手によってレベルに違いがあるママ友とかな。無責任な情報も混じるネットとかもかな。それとある程度成長すると自身の経験した育てられ方になっていく傾向が結構見られます。機能不全家族で成長した人の家族が機能不全家族になりやすい理由です。そうでなくても機能不全家族をつくる人やその逆のありますが、家庭環境というのが結構効果を発揮するというのです。ですから、アル中の家庭で育つとアル中になりやすいとね。「しらふのアル中」という言葉をご存じですか。人格的にアル中そのものでも体質的にアルコールがダメな人のことです。ギャンブル中毒、買い物中毒、仕事中毒等々です。コン中(昆虫ではないですよ。PC中毒、ネットも含むかな)もですかな。自分が体験した世界のタイプの人(例えばアル中)を結婚相手に選んでいることもよくあるとか。アル中が原因で離婚して、次の再婚相手がまたアル中というようなことね。生まれてきた子供にとっては普通の家庭なら大抵が問題なく育つのが、たまたまアル中家庭だったため、アダルトチルドレン(アル中家庭で育った人)ね。心に傷を持って成長したのです。今の日本の状況ですと、今後激増しそうな気がします。理由は子育て期の問題ね。愛されたことのない人には適切な愛というのが理解出来ないことが多いと考えています。ストーカーやDVもこの典型ではと思うのです。アル中の治療は本人次第かな。適切なサポートが必要ですよ。人格の再形成なしでは、また、アルコール漬けの危険性が高いですよ。負の連鎖を断ち切ることがどこでできるのかどうかが子孫のためにかかっています。機能不全家族を作ってしまった親も、アル中と同じような方法での立ち直りかな、人格の再構成というか適切な一からの作り直しね  9月27日(土)、手続き記憶(動作手順等)とエピソード記憶(体験事象等)、ネットでも調べてね。で、リハビリのうち、相当の部分は手続き記憶に相当する部分ですよね。歩行の仕方とかね。脳卒中ではこの手続き記憶の部分か関連する部分の脳細胞がお亡くなりになったわけです。その部分ですと、乳幼児期の「ハイハイ」からの手続き記憶を再構築していく必要があります。再現ではないですよ。新規に訓練ですよ。そこに間違った記憶をさせると修正が難しくなりますね、お箸の使い方などの例を見てもね。ぶん回し歩行で膝関節・股関節等を使わないのは歩行の手続き記憶で「膝関節・股関節等を使わない」と明記されているからもあると思います。伸筋屈筋の問題もね。拘縮との問題とかね。以外と手続き記憶として覚えてしまったためというのも多い感じがしています。私もリハビリ当初にはぶん回しだった記憶が。手続き記憶には「自転車の乗り方」「水泳」等々、練習をして覚えていうというものね。はさみの使い方とかもね。ですから、感覚神経が回復していない段階での動作の反復練習には問題が起こりやすいとも思うのです。感覚神経・中枢神経・運動神経とかとの連携で手続き記憶が形成されていくわけですから、どれを欠いても問題が出てくると考えています。ですから、リハビリでの特定動作の反復には慎重に取り組む必要があると考えられるのです。私はぶん回し歩行をしようとしても、もうできなくなってしまいました。怖~いです。歩行時には股関節・膝関節・足首関節等を適切に動かすという手続き記憶を再度形成させることに成功したためと思います。極端な言い方ですと、勝手に足が健常者風に動くのです。だから、花子ウンチ直前高速歩行につきあえるのです。いろいろな動作の手続き記憶をつくるリハビリですから、はじめから健常者風を、格好良い健常者風をね。エピソード記憶は調べてね、エピソードですから類推出来ると思います。そうそう、「歩行」と「走行」では別物ぐらいの大きな違いがありますが、まずは健常者風歩行というのが基礎中の基礎ではと考えています。ぶん回し足出しで走れるのでしたら走ってみてください。責任は挑戦者でとってください。棒足の方もね。高次脳機能はエピソード記憶も大いに関係していると思います。ぶん回し歩行をリハビリ病院退院までに健常者風に修正を、でないと永久に治らないかも。  9月28日(日)、ある程度まとまって?感覚神経のつなぎ直しが起こると、動かしづらさが出てくるのです。リハビリ病院では健常側の感覚を代用してそれなりに健常者風で歩行とかしていました。隠れ梗塞(症状が表面化しないから隠れ)とかの方には絶対に判らないことですが、貧乏揺すり多発と同じことによる一見動きの悪化みたいなのがみられたりするのです。何とか協調して作業をしているところにずぶの素人が乱入してきたみたいなものです。動作が単発の神経細胞でできるなら、隠れ梗塞でも大規模でもそれなりに動作麻痺とか起こってもよいのですが、実際は多数の神経細胞の連携ですよね。脳卒中はそのある部分の神経細胞がゴソッと抜ける現象ですね。別の部分で代役が決まって、チョロチョロ動作に参加してくるのですが、「ド素人神経細胞」ですから、当初はまごつきだらけですよね。訓練によって適切に動作出来るようになるのですから、乱入当初はいろいろ起こりますよ。でもね、この乱入がいつ頃起こるのかは神様に聞いてね。

2014年9月28日日曜日

勉強不足というか、暗記のみで自学自習のできない日本かな。

 今の日本の問題の第一は「自分で資料を探して勉強しようとしない」かな。資料が公表されていない場合もありますから、その時は公表されている資料から類推しかできませんけどね。原発事故の時の地震発生から海水注入までの時系列での動きをいくつかの角度からだしてほしいです。吉田調書でのマスコミ報道は海水注入以降しか報道していないという感じです。アメリカは「なぜ、海水を注入しないのか」と苛ついていたという報道も当時はあったはずです。まさか日本得意の隠蔽?「総員退去」といったいっていないというのは雑魚の問題ですよ。  日本の教育の基本は「暗記による」ですかな。「暗記による」は誰かに用意してくれたのを暗記するだけですよね。その上、数学的思考の軽視の風土ね。論理的思考の初歩的訓練がされていないのです。誰かがいったということを鵜呑みしてしまうわけですよね。それと、固定観念が形成されやすいです。「土地神話」とかね。「帝国陸軍は世界一」というのもね。時々刻々の変化に対応しようとしない体質ね。  「思考停止」状態の方が「思考」をするより楽ですし、安定感は得やすいかも。「思考停止」状態だから、過去の真実には迫ろうとしないことにね。隠蔽、忘却、箝口令乱発の帝国陸軍のしてきたことなどに「みざる・きかざる・いわざる」状態ね。で、天皇陛下を苦しめたのですよ。天皇制を潰すようなことをしてきた輩を拝みに行けますか。一般将兵・国民・近隣の人々がどれだけ無駄死にさせられたことか。所所での玉砕事例を考えると「一億玉砕」も陛下の英断がなかったら実行されていたと思うのが普通です。で、日本国はどうなるのかも考えられなかった輩。昭和天皇陛下が決断されたので日本は救われたのですよ。  零戦ですが、登場したときは「世界一」みたいな感じね。アメリカのグラマンF4は「遭遇したら急降下して逃げろ」と指示されていたとか。本国では新戦闘機開発ね。最初1300馬力で始めたのが、装甲を厚くせよだの、燃料タンクをゴムで包めだのに応じていたら2000馬力のエンジンになってしまったとか。軽量化だけの零戦とグラマンF6との空中戦でF6を撃墜出来なくなりました。ゼロ戦は13mm機関砲弾1発で空中分解だったとか。日本の上官は「腕が悪いからだ」と決めつけて改良を進言せずかな。考えるのが面倒だものね。  潜水艦でも世界に誇れるイ号だと思うのですが、活用出来ず。暗号でも一度作ったらそのままで「帝国海軍の暗号は解読されるはずがない」として、解読されまくりね。これも、考えるのが面倒だからでしょうね。アメリカの戦闘機の航続距離が長くなったのは日本との戦闘で学んだという話です。もとはといえば、ゼロ戦でしたか、それの補助燃料タンクだとか。開戦時にマニラでくつろいでいたマッカーサーはびっくり仰天したとね。900kmはある台湾フィリピン間のバーシー海峡を往復してのフィリピン攻撃だものね。これもあって航続距離が長くなったと。欧州系の戦闘機は航続距離は短いですよ。  上層部が「暗記のみ」で活用出来なかったためでもあると思いますが、隠蔽体質だけは今の政府もマスコミも変わっていない感じを受けます。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2014年9月22日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No111

尖足、内反足、棒足等を防ぐには(楽に速く歩くためにね)   屈曲した腕とかにならないようにするにはどうしたのか(結果として楽に物を掴むためにね)    脳卒中で麻痺した方の痺れについて    「差(違い、格差)はなくせない」、どのようにすればよいのか   「楽に動作をするコツ」について   この冬にも思ったことに麻痺後の怪我で動作に支障が出る場合について   リハビリでの優先順位について『四肢のリハビリでは「動かせていくら」「動いてなんぼ」』  9月15日(月)、尖足、内反足、棒足等を防ぐには。私の体験を検証してみると防ぐ可能性あると思います。できるだけ早期から日中(私は朝6時半頃から午後8時頃まで)車いすとかに深く腰掛け、足伸ばしせず膝と足首関節も直角程度にしておくというものね。腰の方は奥深く腰掛けると股関節を使うしかないですからね。そして、寝ればこれらは伸びることにね。トイレとかにいったりで同一姿勢はある程度の時間内に収めるようにね。屈曲も伸ばしもどちらも結構な時間出来ることになりますから、どちらか一方で固定というのは起こりにくいでしょうね。下肢や体幹の筋肉は伸筋の方が強いのでむりやり屈筋勝利の体勢にすることも必要があると考えますが、そのために正しいイスの座り方がよろしいようです。足の投げ出しはダメですよ。尖足は足首を曲げることで予防することかな。これもイスに座った時に膝を曲げていて適切な高さなら足首直角ぐらいです。尖足が出ていたら内反足になりやすいようなのです。足首が曲げれたら歩行の時に踵から着地出来ますよ。健常者風歩行は楽ですよ。速度を上げやすいですよ。ですから、股関節・膝関節・足首関節等を適切に活用出来るようにね。麻痺によっては前庭(重力方向の平衡感覚器官)も麻痺しますので上体を垂直にしておく方が歩行リハビリの時に有利ではと考えています。日中、体を起こしている方が昼夜の区別ができて夜間よく寝ることができました。睡眠の質が高くなるということです。これも、発症時に救急病院に意識不明で搬入された程度の視床出血での救急病院での体験をもとにしています。リハビリ病院でも起きていましたよ。朝から夜まで車いすね。そして、車いす両足チョコチョコ歩行(車いすに奥深く腰掛けて麻痺足も使ってね。着地は踵からね。)していました。検討してみてね。  9月16日(火)、屈曲した腕とかにならないようにするにはどうしたのかということね。救急病院では監視が厳しく(ベッドから頭を下にしたぶら下がり事件でブラックリストに載ったため)、腕を車いすの肘掛けの外にぶら下げただけで看護師さんが飛んで来て「お手々は内側ね」とされていたので、伸ばすのはいつからかははっきりしないですが、股に手首を挟んで背筋を使って引き延ばしね。健常側の背筋だけでもいくらか効果があったみたい。右腕を使って麻痺した左腕を持ち上げたり屈伸とかね。OTで「伸ばしたら掴めるよ」と言われてから、指伸ばしのことも含めて腕振りに挑戦したらできるようにね。視床出血は感覚麻痺で、筋肉・関節・運動神経・脊髄・大脳等は異常なしですからね。動かすだけなら何とか動かせますよ。ただ、上肢は屈筋優位なので「伸ばす」を中心に自主トレね。普通の時に健常者風になるためには「腕は伸ばしておく」ですよね。指も伸びた方がよいですよね。この方向になるような動作で過ごしました。屈筋優位なので、手では指が伸びていてもグーは簡単にできましたよ。腕も肘とかも曲げるのは楽にできましたよ。真っ直ぐに伸びていたからね。肩も楽々動作ができるように動かして(広告パイプ重量挙げスタイル動作とかね)生活動作のリハビリ時間は短かったです。していなかったかも。何時の頃からか、腕ではねじるというのも取り入れていました。救急病院入院中のリハビリで手を頭より高い位置に持ち上げるとかもできるようにね。これができると着替えが楽にね。先に可動域を確保してから生活動作に試しに使ってみて良好なら徐々にね。上肢は退院後もお風呂で腕を反り返しています。足はうんこ座り的な屈伸ね。何ができるのかという前に関節の可動域の確保ね。それも「楽に動かせる」ようにしての確保ね。考えてみてね。楽な方法は楽しんでリハビリをおこなうで、必死になってするものではないですよ。義務感があるのでしたら、どうすれば楽しめるのかに向けて再検討を。リハビリ病院でのリハビリは楽しかったです。医師がいないのなら再入院したい。医師がいなければね。いたら躊躇です。  9月17日(水)、脳卒中で麻痺した方の痺れについてね。私は発症してしばらくは痺れはなしね。その後、頭の先から足の先まで、一応出ました。今も部位によって強弱いろいろね。顔ですと、左半分全体に感じていたのが最近では上唇から耳にかけての部分が特に感じておりますが、日によって拡大したりもします。左腕は手の方、指の方が強くね。足はそれほどでもなくなってきました。強い部分の影響で弱い部分が消えているみたいに感じるのか。発症後、2年と7ヶ月経過した状態ね。この痺れの原因は「脳での修復中」というのが有力です。救急病院でも「痺れが消えたら修復終わり」と聞いたことがありましたし、ネット上でもね。リハビリ病院入院中のある時期から強く感じるようになったのですが、食材にω3系の不飽和脂肪酸を多く含むのがあったときからなのです。ω3系不飽和脂肪酸は脳の神経細胞の細胞膜に必須の脂肪酸です。樹状突起などを伸ばすときには脂肪酸が必要なのですが、人間の合成出来ないω3系が必要なのです。いまだに痺れが続いているというのは、脳でのつなぎ直しとかの修復作業が続いていると考えています。この説が正しいとすると痺れが終わった方は、脳での修復が終わったということの可能性もあるのです。痺れが穏やかになってきた部分での感覚の感度は確かによくなったという感じがします。でもね、脳のどの部分でどのように発症したかで様子は異なることがあると考えていますのでよく調べてね。この説が正しいとすると脳卒中の後遺症?があって痺れがなくなってしまった方はそれで固定?かも。棒足なら棒足のまま?とかね。再生が盛んなほど痺れがきついかも。ものすごいゆっくりの再生なら痺れを感じないのかも。どうなのでしょうね。  9月18日(木)、あるブログで「格差社会」について論じられていました。その論旨でもよいのではと思いました。「平等社会でなくてもよいのでは」かな。「平等」とは何をもって平等というのか。「格差」とはですよね。この「格差」を排除し続けたのが農業かな。大規模経営への取り組み排除とかね。大規模農家が出てきてもよいのですが、その時、小規模農家の着地点をどうするのかということだったのに総倒れ状態が今の日本の農業かな。教育でも「飛び級ダメ」「留年ダメ」で総低学力ね。この低学力での相対評価での内申書重視の高校入試などでさらなる低学力化ね。世界を見渡せば「異端児」などで発展してきました。生まれたときから「格差」はつきまとっています。アル中の家庭に生まれるとアダルトチルドレン(アル中の家庭で育った人)でアル中とかになる確率とが高くなります。バッハ家の音楽家とか、学者家系とかね。どうしようもないことがあるのですから、アル中の家庭で育った人がアル中にならないようにとか、経済的でも貧困の連鎖とかを防止する上手な仕組みを如何につくるかであると考えています。今の日本では機能不全家族の割合が増加しているようなので、今後DVがさらに増えそうです。それは「格差拡大」ですよ。格差をなくすというのは不可能と考えていますので、優秀なのに稼がせて、その富の再配分で底上げに上手に活用出来る仕組みを作るしかないのでは。そのひとつの方向性がみられるのが北欧かな。日本は優秀なのを絞め殺す社会かも。負の連鎖の拡大社会かな。今の米中はこの点では格差拡大社会ね。いろいろな面で格差を感じることができるのですが、精神的面を含めて格差を乗り越えることのできる社会の構築をね。  9月19日(金)、「楽に動作をするコツ」についてね。ぶっちゃけた話、関節の可動域の確保が確保されていて、その関節に係わる動作で余計な力を必要としないということですよね。指の曲げ伸ばしに力まないとできないのでしたら、それは関節の可動域の確保が不十分ということね。歩行でも股関節の可動域があって力まずに動かせ、膝関節も、足首関節も楽に動かせたらスタスタ歩けますよ。要するに「力まずに動かせる」ということね。脳が悪い手続き記憶をしていないということもね。これは健常者風ですよ。ただね、健常者の動作でもいろいろありますよね。その中で「格好良く」の動作ね。動きが悪いままで繰り返していると、脳での学習効果(手続き記憶)・関節・筋肉等での刷り込みとかで悪い動作しかできなくなりますよ。お箸の持ち方をよく見てもらえればいくらかは判ってもらえると思います。字の綺麗・乱雑等もね。ですから、一端「ぶん回し歩行」が成立してしまうと修正が難しいのですよ、股関節・膝関節・足首関節が動いてもね。学習効果を甘く見てはダメですよ。一応、ビジネスマンとの歩行競争もある程度の距離(数百m)なら付いていけますよ。鈍くさいのは抜けます。花子のウンチ直前の高速歩行でもね。これも股関節・膝関節・足首関節等やそれを動かす筋肉等を健常者風にコントロール出来るようにできたからですよ。棒足にならないように、ぶん回し足出しは徹底的に注意して健常者風を目指したからです。はじめから、発症した当初から「関節の可動域の確保・筋肉を固めない・健常者風を目指して」でリハビリに早くから焦らず急がず笑い転げながら取り組んできました。その結果がリハビリ病院で「奇跡的回復」というほどになったのでした。「関節の可動域の確保・筋肉を固めない」については本人でなくても家族の方が動かしてあげるというのでも役に立つと思います。救急病院での動かし方はひょっとしたら少ない方だったかもしれないですが、他の日の投稿にあるように適切におこなえば効果満点の場合もありますよ。救急病院では大人しかったですよ。でも、要所は押さえられた感じです。健常者でも関節が動かなくなったらダメでしょ、筋肉が硬直しちゃったらダメでしょ。お忘れなく。クドクドと繰り返しますが、救急病院到着時、意識なしね。生活動作等は感覚神経・運動神経等のつなぎ替え等が完了して揃ったら楽になりますよ。それまでは?が普通だよ。だから、「筋肉を固めない、関節の可動域の確保」優先ね、変な癖(ぶん回しとか)をつけないようにね。脳は学習しますよ。  9月20日(土)、この冬にも思ったことに麻痺後の怪我で動作に支障が出る場合についてね。健常でもですが、関節部での皮膚損傷(骨折とかは非常にやばいですから別の時に)ね。そして、その修復過程でのその部分の関節とか曲がり方についてね。同じような体形で保ち続けた場合ね。冬に健常側薬指でひび割れ(かっこわるい)ができてしまって、治っていっている過程で第一関節が曲げにくくなったのです。仕方がないので「エイヤ」と無理矢理曲げて傷口を広げました。おかげでまた曲げることが出来るようになりました。完全に治ってからでしたらできなかったと思います。最近、麻痺側の膝をすりむく怪我で同じような事を思ったわけです。膝の方は入浴時に胸までの屈伸(正座ができるような曲げ方)を毎日おこなっているので、少しツッパリ感があっただけで終了です。普通の状態で治癒していたら、和式トイレウンチ座りや正座ができなくなっていたかもとね。皮膚が可動域を狭めた感じでしか再生しない可能性を感じたのです。骨折とかですと、この程度では対応出来ないと思います。私らみたいな者ですと、単純な外傷でも健常者より動作への障害になる治癒になる確率が高いのではと思います。単純な怪我にも注意しましょうね。花子は散歩の時に公園ですと、遊歩道以外にも行きます。本来の出入り口以外でも登ったり下りたりしてくれています。溝は跳び越えるとかもね。公園ですから、自然の原野に比べたら歩きやすいです。わんちゃんの寄り合いで引っ張り倒されたこともね。散歩中に擦りむきました。  9月21日(日)、リハビリでの優先順位についてね。私は未だにトップに「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」ですかな。生活動作とかは二の次みたいな感じです。どうも、多くの方が当初だけは「動くように・・」かな。で、ある程度動き始めたら「生活動作を目指して」になっている感じを受けているのです。ただね、上肢と下肢では生活動作の出来具合でちと違うかも。下肢は車いす両足チョコチョコ歩行のおかげか、結構早くに健常者風に歩けるようにね。ただ、残存機能を使ってですから、感覚神経回復に伴っていろいろドタバタね。でも、基本は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」ね。感覚神経が下肢より多いと思う上肢もこれなのでたいした生活動作はできないですが、ラジオ体操の動作はできますよ。グッパもできますよ。感覚神経回復待ちね。無理して動かせなくなる方が怖いですからね。動かせなくなるのは放置か過剰ね。適度ではないですよ。結構多くの皆さんが取り憑かれたみたいに過剰の方のようです。で、どの程度が適度なのでしょうね。四肢のリハビリでは「動かせていくら」「動いてなんぼ」みたいなものですから、動きに支障が出るのは不適切なのでしょうね。でもね、神経の回復状況によってはその回復で動かしにくく感じるときもありますので諦めず無理せずのんびりとリハビリに取り組みましょう。脳卒中だけの病気で、本来、動かせる関節等が動かせなくなるのは、後遺症ではなくリハビリでの取り組みの悪さからですよ。再検討を。動かしづらくなってそのままというのもね。動かしづらくなったら慎重にね、リハビリ方法・強度とかを変えてみるとかもね。基本は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ね。

2014年9月21日日曜日

錦織佳氏が全米オープン準優勝

 準優勝、おめでとうございます。  ところで準決勝進出が96年ぶり、決勝進出は初めてというのが日本人の実績というのです。1億人前後の人口があって100年前からある程度テニスが盛んで、今の天皇陛下と皇后陛下の恋愛もテニスが取り持ったと話も出るような国です。それで、テニスの世界4大大会全てを通して「初」というのと、13歳からアメリカに行っているということとかを日本国内でのスポーツ選手育成に大きな問題が見えてくると思うのです。  オリンピックで金メダルを獲得している競技のひとつに、柔道ですが全国に道場がありますね。レスリングは学校スポーツではマイナーでは。フィギアスケートも学校スポーツの欄外ですよね。重量挙げもマイナーかな。スキージャンプもね。  サッカーでもJリーグ発足後の下部組織による育成とかで優秀な選手が排出し始めたとか。中にはどこでも育つような人材もいるのですが、底上げ的な育成に問題があるのではと考えています。  「歩行防止のための部活動」という言い方もある学校運動部。朝早くから夜遅くまで運動部の練習で学校に縛り付け、疲れさせたら飛行に走らないのではということらしいですが、あながち間違っていないと思います。この延長線上にブラック企業があるのではともね。短時間で成果のある活動ではなく、「練習をした気になるだけの練習」とかね。「言い訳のための練習」などもね。ここにあるのは時間のみを使って成果については考えていないのです。ブラック企業も成果とかについての認識がないから、闇雲に労働強化に走るのでしょうね。  勉強にしろ、運動にしろ、仕事にしろ、成果が上がっているのはどのような状況の時なのかをよ~く考えてみましょう。闇雲でも子供は向上することはするとは思いますが、将来的には弊害の方が大きくなっていくと考えます。でないと、4大大会で次の決勝進出選手出現が100年後なんて状況の繰り返しかもね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2014年9月15日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No110

左足(麻痺側)の親指にすこし小さめの洗面器を4~50cmぐらい上から落としてしまった   個室体験(記憶にあまりない)と個室料金で思ったこと   久しぶりに茶碗を麻痺した左手で食事のために持ってみました   日々のリハビリでの注意事項としては、「関節の可動域の確保」と「筋肉の柔軟性の確保」です。   リハビリで「諦め」と同様に危ういのが「焦りの心」かな   ちょくちょく投稿している「夏なのに左半身真冬」の続報?   花子の寝場所用フェンスを跨ぐ  9月8日(月)、先日、左足(麻痺側)の親指にすこし小さめの洗面器を4~50cmぐらい上から落としてしまったのです。プラスチックのですから質量(これに重力加速度がかかって重量にね。落下で速度が出ているので運動エネルギーあり。)とかはたいしたことがないはずなのに「痛~い」でしたがしばらくしたらおさまりました。痛みが消えたので視床痛ではないですよね。健常側に比べて強く感じているのです。痛みに関しては相対的に健常側より大きく感じています。温感とかは配線混戦の影響が色濃く出ております。気温は先日報告の範囲内です。ただ、28℃付近が一番やばそう。今後の検討課題です。湿度は今のところ70~80%を中心にした範囲みたいですがどこまで広がるのかな。これらは脳で代わりに働き出した部位での調整が終わっていないためです。時間が掛かりますよ。この不調のままだったりしてね。足の指の爪切りをおこないました。左右全てを麻痺したはずの左手も動員してね。和式トイレうんち座りや体育座りができるので両手とも両足の面倒が見れます。関節の可動域が確保されているというのは爪切りでも役に立ちますね。ところで、ある方の貧乏揺すりはどうなったのでしょう。力を込めれば止まりますが、力任せのみで対処していたら、脳が「力任せ」と「力なし」の両極端で訓練を終了してしまって適度な力調節ができなくなるのではと気になっております。生活動作の多くが「中途半端な筋収縮」でおこないますからね。この「中途半端な筋収縮」のときに一番貧乏揺すりが現れますよね。先週も投稿していたね。  9月9日(火)、今日は重陽の節句ですね。ほとんど世間ではいわれていない節句です。先週、あるブログで病院の個室料金の話があったので私の今回の入院についてね。救急車にて意識不明で搬入されました。時々、まだらで意識が戻ったりしました。その時に「コンタクト外して」といったら、ハードをソフトの外し方をされたのです。その後、また、意識不明ムニャムニャ。どこかの病室で「個室」と聞こえたので「あかん。大部屋やで。がんばってや。治療上必要なときは個室料金請求されへんから」みたいなことをいったか、思っただけかもムニャムニャ。妻もそのあたりは承知していますので。何日か個室にいたみたい。必要がなくなったら、速やかに追い出されますよ。でも、請求なしでした。そこでベッドから頭を下にして上半身をぶら下げるという事故ね、このとき、助けに来てくれた看護師さんに「ナースコースしなくても大きな音を出せばきてくれるのですね。」と言っちゃいました。その後、またすぐにムニャムニャ。翌朝すぐに個室?より大部屋のあるところにナースステーションからの厳重監視のできる場所があり、そこへの強制移動となりました。個室は直接監視ができないですからね。こんな騒動を越してもあっけらかんとですから、落ち込むわけなかったです。個室にもいろいろランクがあって、特別室ですと日に数万円、でもICUより安いけどICUは保険対象だから、個室料金(自己負担)のほうが高くつきますね。ICUみたいなところは包括医療費の病院にとっては金食い虫みたいなものだから必要最小限で早々に追い出しに掛かるみたいです。医療費出来高払いのところは長居がしやすいみたいね。過去に入院した某市民病院が木造の時の個室料金は2000円。この2000円の部屋は単に一人だけというものでした。ピンキリね。でも、貧乏人は大部屋で押し通すに限ります。  9月10日(水)、久しぶりに茶碗を麻痺した左手で食事のために持ってみました。右手でご飯を何回かとる間なんとか安定していました。以前は怖~い不安定さでしたから、いくらかは微妙な調整が出来るようになったのかな。それでも、緊張してましたよ、左手ね。腕もね。がんばり続けたら筋緊張亢進になってしまうのかと心配しました。筋緊張亢進までいったら安定するかもしれないですが、動きにものすごい制限が加わるのではと思いました。先週土曜日投稿での「腕が暴れる」とかですね。幼児期の成長段階と我々とでは脳の事情が違うのです。筋肉の事情も違うのです。それで「暴れる」というのが出てくると考えています。回復するためには最低限関節の可動域が確保され、筋肉が柔軟に伸縮出来ることが必要ですよ。関節が錆び付いて動かないと何もできないよ、筋肉が固まっても同じように何もできないよ、貧乏揺すりや暴れることもないけどね。この意味をよく考えてね。「麻痺したら関節の動きが悪くなる」のではなく、麻痺後の対応の悪さで動きが悪くなるのだと考えています。筋肉を緩めるのと関節の動きをよくするということを優先してリハビリを。  9月11日(木)、日々のリハビリでの注意事項としては、「関節の可動域の確保」と「筋肉の柔軟性の確保」です。関節を錆び付かせると動きに著しい支障がでます。筋肉を固めても動きに著しい支障が出ます。脳卒中発症でも同様です。それどころか、脳卒中で麻痺状態になると「廃用症候群」や「不適切リハビリ」をおこなったりすると「動きが悪くなる」ということが起こり、遂には動かせなくなる危険性が非常に大きいので、このようにならないための注意としてです。何時のリハビリでも注意する必要のあることでもあると考えています。四肢のリハビリですと、適切に動作ができるようになるというのが目標ですよね。関節が錆び付いて動作ができますか。筋肉がカチコチで動作ができますか。ですから、動きとかが悪くなっていくようなリハビリは不適切と考えて別の道を探してみる必要があります。でないと、動作出来なくなりますよ。リハビリについても「思い込み」はよくないですよ。「思い込み」のひとつに「また動かなくなるのが怖いから、力尽くでも動かして感覚として動いていると覚えさせたい」とかもあるようなのです。感覚麻痺の人は感覚として認識出来ないから動かなくなったので、筋収縮についての感覚神経回復までは無理ですよ。できもしないことを体に要求するものではないですよ。もっと体について勉強しましょうね。私のブログはこの切っ掛けに使ってもらえればと思います。勉強は信頼出来る書物、信頼出来るサイト、信頼出来る人でお願いします。信頼性の確認は各人の勉強によるというなんともという基礎が必要ですが。でも、ともかくも「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」でね。動かせていくらというのがリハビリだと思っています。動かしづらくのなるのは再検討を。  9月12日(金)、リハビリで「諦め」と同様に危ういのが「焦りの心」かな。脳卒中ですと、症状によっていろいろということですが、数日程度からリハビリが開始されたら、相当の高い確率で歩行とか、腕も怪しげながらでも動かせるようになると思っています。私は意識不明で病院に搬入されて1週間ぐらいからかな。前提は脳卒中だけよ。動かせなくなる理由のひとつが「諦め」ね。「悟り」ではないですよ。で、廃用症候群にね。もう一つが「焦りの心」で、これにもいろいろなタイプがあるようです。自分の筋肉で動かし続けていないと動かなくなると思い込んでの筋トレね。それと、少し動き出したら、脳の状態も考えないでの過剰リハビリね。「早い方がよい」という意味の取り違いね。いろいろな生活に活用出来る動作は運動神経と感覚神経が揃った状態で漸く出来るのですが、健常時のトレーニングの悪い成功体験が災いして「トレーニングすれば」とオーバーワークですよね。神経の不備による許容量の激減に思考が回っていない投稿がチョイチョイ目にとまるわけです。10年以上、そのオーバーワークのツケと戦っているとおぼしき方もおられます。ご本人は気がついていないみたいです。全く動かなかったのが少しでも動かせ始めたら「早く」と焦る気持ちもわからないではないですが。そして、「再び動かなくなるのが怖いから」とオーバーワークね。「焦りの心」はリハビリには大敵ですよ。回復するものも回復しなくなりますよ。適切なリハビリに励んでください。適切なリハビリですよ。健常者風に動作出来る方が楽ですよ。「焦りの心」というのは「リハビリへの過大な期待」かな。  9月13日(土)、ちょくちょく投稿している「夏なのに左半身真冬」の続報?。何日か分をまとめてね。ひどいときは震えながら汗が出ていました。温度条件とかを投稿してましたよね。先日、25℃(手元の温度計)ぐらいに下がってきたら、「震えがない」ということでした。徐々に温度範囲の特定ができそうです。ただね、湿度とかとの兼ね合いもあるので、今後のお天気次第でね。お風呂の湯の温度では異常なしで、どうも25℃ぐらい以下でも異常なしね。その後、正午頃28℃ぐらいでも震えなしで湿度は70%より少し下でした。夕刻以降はどうなるのかな。でしたがボチボチね。それより、翌日、朝のスイッチの入り方で気温が25℃ぐらいでも震えながら汗をかいているという離れ業をやってくれました。朝の弾みが大きいのかも。毎朝が楽しみ?になりました。それと、「寒く感じて震える」と「震える」だけの違いもありますから、解析が面倒です。さらに状況追加ね。湿度70%ぐらい以下と27℃以下は快調ね。日がかわって、調子よかったので早朝の状況を見るのを忘れた。午後2時頃28℃・60%未満ならよろしいみたい。午後9時前も28℃・60%程度でしたのでよろしいようです。さらに翌日になりますけど、朝はボチボチでしたが、どこか調子にのれずで、午前11時頃28℃後半湿度55%ぐらいで寒いという震え方と汗が出ています。またまた、翌日ね、雨の日もすこしよくない方に作用するみたいです。「みたい」連発ですみません。朝は25℃ぐらいで湿度80%少し手前でした。昨日、早朝21℃湿度50%ぐらいで気温上昇で26℃湿度50%ぐらいでやばいでした。?の状態ね。まだまだ調べてみます。  9月14日(日)、飼い犬の花子なのですが、基本は日中屋外、夜間は屋内です。ゲージはとっくに庭での柵になっていますので、アイリスオオヤマの超小型犬用のペットフェンスで居住場所を区切っています。数ヶ月前からフェンスに体重をもたせかけて押して移動させるという技を身につけました。油断すると寝ているときに気配で「花子の幻覚?」(幻覚はレピー小体認知症の症状にあり)と思いきや本物の花子がベッドにというようなことがあったりしました。それで厳重に支えとかをおいたりしているので、その部分での移動の時は高さ40cmのペットフェンスをまたぐことになります。場所によったらさらに置物の幅が数十センチ追加されます。どけてではなく「跨ぐ」ね。当然、麻痺側も足を40cm以上あげての行動です。股関節・膝関節・足首関節が適切に使えるからできることですよね。どちらの足を先にしても40cm以上どちらもその度に持ち上げているということね。棒足の方にはできないことですよね。屋内の狭い廊下や部屋の出入り口だものね。振り回す余裕なんてないです。関節の可動域が確保出来たというのは助かりますね。関節が動かせるということは筋肉も柔軟であるということね。くどいですが、救急病院でのお告げは「一生車いす」ね。

2014年9月14日日曜日

暴走・執着・隠蔽・忘却・慢心

 2014年9月8日付けの日経ビジネスの大見出しが『「敗軍」の法則 なぜ、リーダーは失敗を繰り返すのか』でした。中身は日経ビジネスを読んでね。この法則を集団として、国家として成し遂げた国がありました。そう、日本です。そして、それの検証もせずに同じような過ちを繰り返しているのです。さすがに戦後は「暴走」だけはやりにくくなったのか目立たないですが。  企業経営は今は監視がきつくなっているのですが、社長個人だけではなく集団としても暴走・執着・隠蔽・忘却・慢心がちょいちょい出ているのでの特集ですよね。これを国家レベルでも起こっているのですよ。  その後処理でドイツはヨーロッパの盟主に登っていっていますが、日本は国内、近隣諸国ともぎくしゃくですよね。  暴走ですが、満州事変とかは関東軍の暴走だとも。執着は一度成功体験があるとそのことにね。これと隠蔽とかが合体すると、「軍神」乱発みたいです。隠蔽ですと日露戦争で旅順攻撃での第四軍の問題ね。誤魔化すために「爆弾三勇士」とかね。302高地を海軍さんの言うように早期に総攻撃しておけば楽だったとね。「坂の上の雲」にもありますし、「雑談 昭和への道」でもね。  ノモンハン事件での死傷率70%以上という空前絶後の大敗についての箝口令ね。この事件で機械化部隊について経験したはずなのに何もしなかった帝国陸軍ね。731部隊についてや毒ガスの埋設場所の証拠隠滅とかね。証拠隠滅の帝国陸軍。慢心では帝国陸軍は世界一だから絶対に勝つとしてジュネーブ条約とかについてを将兵に教えていないためにどれだけBC級戦犯が続出したかとかね。あの戦争で帝国陸軍が何をしたかは証拠隠滅で藪の中。だから、しなかったという客観的証拠もなし。  この伝統の延長線上に東京電力があったのではと思います。東京電力には経営ってなかった気が光ファイバー事業(KDDIに事業譲渡、関西電力はeoブランドで展開しています。他の電力系もね。)で感じました。  ですから、天皇制を潰そうとした連中をよく拝みに行けるものだと思っています。ナチスよりタチが悪いのではともね。国民も兵卒も近隣諸国民も大被害を受けたのですよ。で、天皇制も潰しかけたのですよ。  ああ、ドイツの方が先に国連の常任理事国になったりするかもね。ドイツはヨーロッパの盟主になりつつあると考えています。  なにか肝心なところからたいしたことのない事象に関心を向けさせて誤魔化そうとしていると感じてならないのです。原発事故では「総員退去」は起こってしまった後ね。地震に耐えていた原子炉本体の冷却の時系列ですよね。炉心溶融への道ね。海水注入時期がどうだったのか。当時の報道によるとアメリカはイライラしていたとか。このあたりの決断状況についてですよ。帝国陸軍とそっくりかもね。優柔不断。そして、隠蔽ね。特定機密法の問題点は公開についての規定がわからない。隠蔽に使われるのではとね。帝国陸軍得意の証拠隠滅の伝統を引き継いでますからね。  「昭和天皇実録」が宮内庁から公表されましたね。天皇陛下に本来は大日本国帝国憲法でも決定権はなかったと司馬遼太郎氏が「雑談 昭和への道」で述べられていました。御前会議は報告会議みたいなものだったのでしょうね。この実録から浮かび上がってくるのに軍部の優柔不断ね。勇ましいスローガンを叫ばせながら、実際は優柔不断。だから、ずるずると戦争にのめり込み、ポツダム宣言受諾でも決断出来なかった。そこで、昭和天皇が憲法違反になる裁可を下したと考えるしかないのです。ここまで、陛下を追い込んだ連中(第二次世界大戦当時の政府上層部および軍上層部)を拝む対象にできますか。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2014年9月8日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No109

「固定観念や勉強不足、根拠に基づかない治療は今も多い。」   リハビリへの取り組みで周りの影響は人それぞれ、元気者?の多い病室がよいですね。  他のブログの投稿「勇気づけられた言葉」   体に良さそうな食べ物と必要な食べ物の異同。   健常側に負担をかけすぎて故障を招いたら終わりだよ、私らみたいな片麻痺では   「脳でのつなぎ替え」について思うこと   筋肉が神経学的?に固まった?のが「拘縮」とかですが、筋肉中の物質が固まってしまうことも  9月1日(月)、先週8月27日の日本経済新聞朝刊一面の連載「医出づる国 新潮流をつかむ4」で「名医が鍛える 28万人の技術」と他の医師の力量向上に貢献している医師が紹介されていました。後半に「QI(クオリティ・インディケーター」で各医師の治療実績等を分析している聖路加病院の例が紹介されていました。これを開発した福井次矢院長の言葉ですが、「固定観念や勉強不足、根拠に基づかない治療は今も多い。反発もあったが確実に改善が進んだ。」とね。詳しくは日本経済新聞で読んでね。私の肺がんの時の転移騒ぎは「固定観念」でしょうね。根拠に基づいていない例です。血液検査での数値変動の原因を探ろうとしないのは「勉強不足?」か「固定観念」かな。未だに乳がんで「全摘」を当初から唱えるのは「勉強不足」かな。症状をよく調べてからの「全摘」は必要な手術かもね。そうでない場合は「阿呆」。日本の医学教育が「覚える」でおこなわれてきた結果かも。そして、研修機会を保証しない国、研修に前向きと感じられなかった医師会かな。最近は研修機会が増えているみたいですが、欧米と比べてどうなのでしょうね。未だに処方薬で薬害の目立つ日本ね。「固定観念や勉強不足、根拠に基づかない治療は今も多い。」というのは各地に今も多いのでは。そして、名医が埋没してしまっているのが現状かも。ところで、リハビリでは「固定観念や勉強不足、根拠に基づかない自主トレが多い。」かも。  9月2日(火)、リハビリへの取り組みで周りの影響は人それぞれですが、やはり影響を受ける人が多いでしょうね。あるブログで「周りのがんばりをみて・・」で頑張れたというようなのがありました。そのがんばりの時ね。本人にとって「諦め」や「取り組みの少なすぎ」とかよりよいのですが、上限の方はどうなのでしょうね。まあ、入院中でしたら、平日はセラピストさんに筋肉の状態を診てもらってだろうから、「固める」なんてないと思います。ブログのいろいろ読まさせてもらっていると「筋肉固めてどうするの」というのに時たま出くわすのです。筋肉が固まれば、関節は錆び付きますよね。感覚麻痺での過剰リハビリは「痙縮」と「拘縮」とかになりやすいと思うのです。ですから、闇リハはよくないとね。セラピストさんと相談しながらね。悄気返っている面々の多い病室ですと悪影響かな。どの病気にしろ、元気者?の多い病室がよいですね。いろいろな病気で「活動的な生活」をしている方が治癒成績がよいというのは有名な話です。自らの意思で行動を起こすことの大切さというのです。でもね、間違った取り組みは弊害だけですよ。セラピストさんと相談してね。その時、「誇大な目標をはっきり」と言いましょう。社会復帰したいのに家での介護された生活程度のリハビリでもよいのかと思われたりする危険性もあるみたいです。わたしゃ、PTでは「花子とのドッグラン(併走ね)」、OTでは「左手(麻痺した方)でハードコンタクトレンズが扱える(洗浄とかね)」、STでは「発症前より美声に」、どれも達成出来なかったですが、リハビリ病院では「奇跡的回復」ね。自主リハでも「格好良く歩きましょう」ね。ぶん回し歩行はダメですよ。後での修正が難しくなるようです。  9月3日(水)、ブログ村脳卒中カテゴリーの「夢の中では走ってる~脳卒中その後~」さんのブログで8月27日に投稿されていた「勇気づけられた言葉」のなかのおじいさん先生の言葉『「あなたはねー、あたまのココが故障中なの。手はね、親指伸びろ曲がれ、人差し指伸びろ曲がれって口に出しながら曲げ伸ばしするといい。口に出す事が大切だから。」』が印象的でした。詳しくはブログをみてあげてね。想像ですが、この方は感覚麻痺だったのでしょう。感覚麻痺だけなら、代用感覚情報を使えば動き出す可能性が高いですからね。なぜなら、筋肉・関節・運動神経とかは正常だものね。そのことをわかりやすくいわれたのがこのおじいさん先生なのでしょう。私の「じっと手を見る」ではないですが、口に出すときは「じっと手を見ながら」が普通でしょうね。上手に言われたものだと思いました。指が動けば、次は腕、ちと飛んで足とかに拡大出来ますからね。この「おじいさん医者」はすごいとも思います。大抵は「一生車いす」とか、これは救急の脳外科かな。リハビリ病院でも同類みたいなのが多い感じなのでね。取り方を間違われると楽に「治る」ととられ、リハビリを適当にされる危険性もあるのにね。リハビリは患者の取り組み次第ですからね。セラピストさんもうかつなことが言えないものね。丁度適度なリハビリに励んでもらう必要があるのだからね。「丁度適度適切なリハビリ」ね。ブログとかを読んでいたら、「それ不適切」ではとかは感じ取れても「適切なリハビリ」となると具体例を挙げるなどできないで「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ぐらいでとかしかいえないものね。で、この具体例は試してみてください。  9月4日(木)、体に良さそうな食べ物と必要な食べ物の異同。人間の生存に絶対必要な物質って何だろうね。それを大きく6種類ほどに分類して考えているのが糖尿病食かな。炭水化物を基につくられた炭水化物、タンパク質、脂質などが有名ですよね。絶対摂取しなければならないものとそうでないものの区別ってあるのかな。動物になってから、炭水化物を無機物からつくれなくなったので摂取しているわけです。さらに遺伝子に変異が起こってつくれなくなったのが必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミンなどですよね。無機塩類とかいわれている元素類は摂取するしかないですよ。で、必要な元素ってどのようなもの?といわれても、未だに全ては判ってないはずだよ。特定の食品に偏ることなく、結局は万遍なくいろいろな食品をね。ただ、伝統的に生物学的に炭水化物とかタンパク質とか脂質とかは他の物質に比べて多めかな。ただ、精製した食品は少なめにね。銅、多ければ有毒、摂取しなかったらやばいです。でも、普通の食物を万遍なく食べていたら、普通は不足しないとね。健康食品とかは日常の普通の食事に少し足す程度と考えています。それと、例えばコラーゲンですと、摂取とともに体でのタンパク質合成力をアップしておく必要がありますよ。でないと、脂肪の原料にしかなりかねないですよ。それも中性脂肪。高齢者のタンパク質摂取での問題のひとつがタンパク質合成力ともいわれています。部品がなかったら製品はできないですが、部品があっても製造能力がなかったら作れないですよね。同じことですよ。体でのタンパク質合成力とかの能力を高めるのにも活動的な生活ですかな。  9月5日(金)、健常側に負担をかけすぎて故障を招いたら終わりだよ、私らみたいな片麻痺では。普通の方でも、健常者ね、例えば、膝の手術とかをして片足歩行とかになったときに「まともな方も大事にせな、こっちも痛めたらダメだもの」みたいなことをいいますよね、よく。このような場合は手術とかした方はしばらくしたら回復するのが見込まれているのですが、それでもね。我々みたいな片麻痺になった場合は麻痺側の回復(どの程度かはおいといて)には非常に時間が掛かりますよね。回復前に健常側を痛めて使えなくしてしまったら、片麻痺ではなく両麻痺と同じような事になるのでは。ですから、健常側は大切に使う必要があると考えます。リハビリにおいて、例えば、健常者タイプの歩行が健常側への負担が一番少ないのではと考えます。左右均等に負担させることができるのは健常者風ね。私の場合は右視床出血でしたから、左片麻痺ね。右利きね。もとから、右手使いだったのでたいした負担はなく、足も均等に負担をさせるということが念頭にあったので、健常者風歩行へのリハビリ指導も理解出来ました。足は伸筋優位なので棒足歩行の方が当座は楽ですよ。でもね、健常側への負担が大きいと思います。発症前からキーボードは右手人差し指一本打法ですから、負担感はそう変わりなくね。利き手側が麻痺した方はそうでない人程度のことが出来るようにするにもがんばりが必要だと思いますが、呉々も健常側を痛めないようにね。麻痺した手や足は脳でのつなぎ替え、その脳の訓練という幼児期にやってきた長期にわたる期間以上の期間が必要です。脳でのつなぎ替えという時に気の遠くなる時間が掛かる場合もあるのです。でも、必ずいつかはできるようになると考えますが、その前に健常側を壊さないようにね。脳が動きを忘れたではなく、その部分の神経細胞が死んでしまったのです。それを代わりにする神経細胞へのつなぎ替え、その訓練となりますので非常に時間が掛かります。でも、諦めずにね。諦めてもダメ、不適切なリハビリもダメですよ。  9月6日(土)、ちょくちょく投稿で書いている「脳でのつなぎ替え」について思うことね。生まれて成長しているときはあらかじめそれなりの役割を担う脳細胞がそれなりの予定で接続される、あるいは余分な接続が切れるとかで正常な感覚や制御が出来るようになるのです。ただし、「訓練」などを必要としますけど、予定されているのですかな。ところで、脳卒中をやってしまうとその部位で働いていた脳細胞はお亡くなりになります。で、別の部位の脳細胞に分担がいくことにね。これも「つなぎ替え」ですかな。これが生じるには「刺激」が必要です。どのような「刺激」が必要か考えてみましょう。つなぎ替えが起こったとして、新入りの脳細胞は初仕事ですよね。脳細胞はある一定(閾値)以上の刺激に対して興奮しますが、その興奮により出力される強さはそれぞれ一定です。では微妙な調節とかはというとその関係の脳細胞群の中での接続変更で適度な出力になるようになるまで繰り返すのですかな。幼児期とかは予定されていた部分、脳卒中とかでは飛び入り部分でね。そりゃ、時間が掛かりますし、とんでもない出力が出てくる場合もありますよ。「腕が暴れる」とか「30℃前後での左半身真冬」とかもこの例だと考えています。閾値の異なるいくつもの興奮ニューロンや抑制ニューロンを組み合わせて適度な調節が出来るようになるのです。このドタバタがいつ頃から始まり、どのぐらいで終わるかは神様に聞いてください。ある方がブログで腕の震えについて投稿されていましたが、私の「腕が暴れる」とほぼ同様の感じがしました。力を込めると封じ込めるのです。それでは作業ができないですよね。中途半端な筋力時が一番暴れるのですが、まだ、安定接続になっていなくて試している段階ではと思いました。力を込めれば封じ込めますが、力を込めた状態が定常状態として脳が出来上がってしまうと思うのです。筋力ゼロ状態にしても暴れないですよ。中途半端(生活動作で必要な程度かな)が一番暴れますが、私は脳でのつなぎ替えが起こっている最中と考えています。このようなことは左右の感覚のアンバランスとかいろいろなところで起こると考えています。このつなぎ替えのドタバタなのか体の不調なのかの見極めには気をつけてね。  9月7日(日)、筋肉が神経学的?に固まった?のが「拘縮」とかですが、筋肉中の物質が固まってしまうことも。アクチンとミオシンが滑らなくなってしまうこともあるのです。こっちの方はボトックスの対象外になるということのようです。ボトックスは運動神経系の興奮ニューロンの怒り(過剰リハビリなどで生ずるのかな)を静めて筋肉への収縮命令乱発を解除させるのです。アクチンとミオシンが滑らなくなった場合は聞くところによると解除は「力尽く」らしいのです。「筋肉を固めない。」というのはこの両方に対して考えてください。どちらもパワーアシストスーツ着用から外されるのではと思います。再生医療の方もね。ボトックスでの方で考えられる理由は運動神経系興奮ニューロン優位かな。抑制ニューロンが感覚麻痺では働かないものね。物質での固まりをつくる方は「放置(廃用症候群?)」かな。同じ状態で長期間くっついていますからね。ですから、適切に筋肉を動かす必要がありますね。動かしてもらってもよいと思います。ただ、頑張りすぎないようにね。頑張りすぎはボトックスへの道のひとつみたいです。

2014年9月7日日曜日

アメリカやカナダはどうしてエボラ治療薬を研究していたのか。どうして難病治療薬がアメリカにはあるのか。

 アフリカでエボラ出血熱が蔓延していますね。ただ、感染力は弱いようですが、発病したら50~90%程度の致死率ですから怖い病気です。  ある情報によると「エボラ出血熱ウイルスが生物兵器として使われたときの対策のひとつとして治療薬開発中」だというのです。でもね、エイズよりは感染力は協力らしいですがエイズに近い感染力みたいにもおもったのですが。  インフルエンザ並の感染力を持っていたら生物兵器どころか人類破滅ですよね。でもね、感染したら致死率が高いので自然治癒なんて期待出来ないです。アフリカにも自国民が多数行っているからかな。今の感染数でも製薬会社単独での開発になるとできた薬は天文学的なお値段になるでしょうね。  ところで、アメリカには少数難病の治療薬が結構あるようなのです。相当前の日経サイエンスに「国が開発費を出している」というのを記事で読んだ記憶があるのです。儲けにならないから製薬会社は手を出さないですが、損が出ないのなら新薬開発をするでしょうね。  今の開発方法ですと、生物学的に発症や症状の体の状況を詳しく研究出来ますからね。基礎科学部分での研究が大切になっているから、エボラ出血熱研究でもこのウイルスの特徴から始まって細胞への侵入様式、細胞内での挙動とかの基礎研究をしているはずです。他の新薬開発にも役立つ基礎としてね。  富士フイルムの子会社の薬もインフルエンザ用ですが、ウイルスの挙動とかでエボラにも使えるのではということですよね。昔の薬の開発とは全く次元が異なってきているのです。そのためには体の仕組みをより詳しく調べる、医薬品の効果の様式を詳しく調べるとかからより良い治療法が見つかるかもしれないということで研究しているのではと思います。  アメリカの悪いところはウオール街に特に顕著にみられる「拝金主義」、ドゲチ(例、コダックの本業回帰)とかのようですが、学術研究での長期的視野は日本よりよいかも。日本の基礎研究は弊害も多かったですが、悪名高い「講座」のおかげで地道にできていたというところもあったと思います。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2014年9月1日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No108

糖尿病食の食品分類内訳から思うこと   「人生50年」の意味   「薬はコップ一杯の水で飲む」、「飲み合わせ」「食べ合わせ」に注意しましょう   「左半身真冬」の起こるときの気温とかが少し理解出来てきた感じ   筋力低下の要因の混同   視床出血発症時前後およびそれ以降の精神状態「お気楽者」で暮らして   リハビリの最終目標は発病前と同様の健常者風姿勢や動作などが出来るようになること  8月25日(月)、糖尿病食(体格や生活活動状況でカロリー制限あり)では以外と炭水化物の摂取割合が多いと感じられる方が多いのでは。生命物質は全てグルコースおよびその派生物質から細胞内で生合成されます。そして、基本的には炭水化物⇔タンパク質⇔脂質が三角関係にあります。ところが、進化の過程で動物は摂食ということで体内での生合成ができなくなってしまった物質があるのです。それが必須アミノ酸や必須脂肪酸などなどです。生命活動の基本はグルコースというのを未だに放棄出来ていない動物だらけです。人間の場合は炭水化物を摂取しないときは肝臓で一生懸命に生産して脳に送っています。肝臓に余計な仕事をさせることになるのが炭水化物摂取量の多すぎや少なすぎです。ぼちぼちがよいのです。そして、植物繊維質と同時の摂取もね。ですから、高植物繊維質低カロリー炭水化物含有食品がおすすめになります。食品の中で1gあたりのカロリーでは炭水化物とタンパク質が同じぐらいで脂肪が約2倍ぐらいです。サツマイモがよいらしいです。高繊維質だということです。お酒がこの定義からいうと逆の繊維質なしで高カロリーですかな。動物性脂肪や動物性タンパク質も繊維質なしで脂肪の方は高カロリーですよね。信頼出来る糖尿病食のサイトで各食品のバランスと量とかを調べてみてください。グルコースゼロは体に負担が掛かります。全ての栄養分類でいろいろな食品をぼちぼちの量をバランスよく食べましょう。「闘病記」なのに「健康談議」や「リハビリ談義」だらけみたいになってしまっています。どちらも、「より良く」とかというのが基本です。「これさえすれば」とかはないはずです。「より良い」状態へ向かう確率を高めようといういうものです。  8月26日(火)、「人生50年」の意味がある意味わかってきました。人間の遺伝子の保証期間が50年ぐらいと思うようになったのです。根拠は「子育てをしっかりできる期間」です。いろいろ説はあると思いますがこの程度50年ぐらいがよかろうとね。多くの動物では子育てができなくなると死が待っています。それと同じことね。この保証期間は電気製品や自動車などの保証期間みたいなものですから、初期不良ありであったり延長保証をしていなくても手入れがよければ長持ちしますよね。なかには無茶苦茶使っても長持ちしているのもありますが。無茶苦茶使うと早く傷みますよね。私はちと不良部分ありでしたが何とか生きています。30億塩基対がある人間のDNA。DNA複製時に100億塩基対ぐらいの複製で1塩基対程度のミスが出るとか。細胞分裂1回で1カ所かな。普通はやばい複製ミスのDNAをもつ細胞は排除されるのですが、排除されずに居残り続けるのも出てくるのです。そして、癌化ですかな。不思議なことですが、自然放射線を浴びている方が放射線ゼロより免疫系が活性化されるというのです。このやばい細胞の排除が進むとか。ある程度以上(わしゃ調べてない)の放射線になると害の方が目立つようになります。自然放射線のレベルですが、世界各地域でいろいろあります。日本は平均程度だったかな。調べてみてね。医療用は「利益と害のバランス」から強度が決められています。自然放射線の「宇宙線と大地からの放射線」はどこにも逃げ場はないです。この2つ以外の放射線が問題になることがあるのです。直接、放射性物質を取り込むか直接放射線の照射を受けた場合には注意を。医療で体内に放射性物質を注射しておこなうものもあります。一昨日投稿での「構音障害」、治るわけないですよ。未だに言われています。リハビリレベルでは卒業しましたけどね。  8月27日(水)、「薬はコップ一杯の水で飲む」というのね。それと飲む時刻についてね。チョイチョイ所々のブログで服毒、いや、「服薬」について出ていたのでチョイと投稿してみます。どのような病気に対してどの医薬品とかは医師と相談してね。で、処方薬の服用についてね。なぜか、大抵「食後」になっていますね。一番の理由は「飲み忘れ防止」です。入院中ですと、食事時間がほぼ一定ですから、「食後」でもよいのですが、食事時刻が大きく変わるような生活状態ですとよくないですよね。二重の意味でね。生活リズムの崩れによる弊害と医薬品の血中濃度の問題ね。ある一定の生活リズムを前提に処方されているわけですから効き目に問題が起こる可能性もあるのです。本当に「食後(普通は食後30分)」服用の医薬は少ないとね。どうして、少し時間を空けるかというと「飲み合わせ」ね。「飲み合わせ」を避けるためでしょうね。ですから、服用時は「コップ一杯の水」でということになるのです。「飲み合わせ」で評判が高いのが「グレープフルーツジュース」です。なぜか、結構いろいろな医薬とトラブルみたいですから、時間を空けてジュースを別に飲みましょう。「牛乳」もちと札付き。コーヒーもちと。お茶もと各種飲料注意ね。お酒は命が???ですかな。とかで結局は指定がない限りにおいては「コップ一杯の水」ね。錠剤でも喉や食道とかに引っかかるやばいと思いますので「コップ一杯の水」ね。食事との関係では「食後30分」で、「食前30分」で、「食間」(空腹時の方)で、あと「食事中」「食事直前」「食後すぐ」とかぐらいかな。他に「寝る前」とか「起床時」などもありますが。指示のない服用すぐの食事や食後すぐの服用は「食事中と同じ」になると思うのですがね。医薬品と食べ物・飲み物との食べ合わせ・飲み合わせには注意しましょうね。ある医薬品ですが、空腹時の吸収率はそうでないときより10%ほど高いと説明書にありました。まあ、普通は誤差の範囲でしょうか。説明書にはこの差についての注意書きはなかったです。  8月28日(木)、「左半身真冬」の起こるときの気温とかが少し理解出来てきたと思います。27℃~32℃とかの範囲、もう少し低めや高めも含まれるかな。湿度については湿度計をちょくちょくみて確認してみたいです。ですから、お風呂では異常がなく、寒くなっていくと解消されていたわけですから、このぐらいの温度範囲の時に「温覚」か「冷覚」あるいは両方が絡んで「異常感覚」を脳に起こしていると考えられるのです。配線の再接続の時に混がらがったのでしょうね。この手の配線では接続のし直しのあるときとないときのとがあるようなのです。例えば、微妙な動作の調節などはあると思うのですが、この手の感覚の方はなかったりかも。脳の仕組みは普通単純な模式図で示されています。神経細胞は刺激がある値(閾値)より強ければ興奮し、それより弱いときは寝たまま。興奮の方は一定の活動電位を起こしているだけです。微妙な調整は閾値の異なる興奮性ニューロンと抑制性ニューロンを組み合わせることで達成していると考えられるのです。ですから、繋がればよいというものでもないのです。でもね、実際に繋がり直しているというのが実感出来ている例です。視床痛は、例えば、足を切断して足がないのに足に痛みが起こっているという感じているのと同様の痛みであると聞いたことがあります。視床痛は脳で作り出された痛みであるとね。左手に痛みを感じるような刺激を与えると右手に比べて「強い痛み」を感じますが、しばらくすると消えていきます。この痛みには刺激が必要なので視床痛ではなく、再接続された神経系での処理の問題だと考えています。いつ頃、ぼちぼちの状態になるのでしょうね。  8月29日(金)、筋力低下の要因の混同ね。脳卒中の方の何割かが麻痺で脳が命令出来ていないのに「筋肉が減った」みたいなことを投稿されているのです。ある方みたいに2~3年放置して「筋肉がない」と焦っているという投稿はね、これぐらいになると混同ではなく確実に筋肉量は減少するでしょうね。でもね、そこそこ動かせていたりしたら慌てるほどではないと思うのですが。筋力の出ない要因は神経系だものね。脳卒中で麻痺状態になっていかれた方はその時の様子を思い浮かべてみてください。筋肉そのものがなくなっていきましたか。筋肉はそのままなので腕や足が重たいのです。命令出来なくなっていっただけでしょ。筋力の定義「筋肉量(その時健常状態で使える分ね)×その筋肉の収縮力×神経の命令力」ですよ。脳卒中はこの掛け算の「神経の命令力」がゼロ、または激減する病気です。ゼロがひとつでもあると掛け算では答えは全てゼロね。「神経の命令力」には大脳の命令力、小脳での調整、筋肉での命令の受け渡し等等いくつもの段階があります。私の場合は大脳が命令を出せなくなったっためです。これは感覚情報がなくなったためです。ですから、落ち着いてきて代用感覚情報を利用出来るようになったらそれなりに動かせるようにはなりましたが、あくまでも「それなり」ね。以前のような生活動作には使えないです。手や足とかからの直接戻ってくる感覚情報ではないためです。感覚麻痺の方、感覚情報の必要性を無視して過剰なリハビリに励むと後で痛い目に遭いますよ。感覚麻痺だけでも動かせなくなるのは動作に如何に感覚情報が大切であるかという証明であると考えています。  8月30日(土)、昨日の投稿での「それなり」の動作でも歩けるのですね。手で何かものを持つとかもできますね。まあ、ぼちぼちね。視床出血発症時およびそれ以降、先週日曜日の投稿にあるような精神状態で暮らしてきているのです。気楽にあっけらかんとね。視床出血は基本的には「様子見」だけですから、体の状況に応じて点滴とかもあるとは思います。ちと出血しすぎたとかの場合で脳圧亢進時のみ血抜きするぐらいです。それも危険性を伴いますからね。急変とかに備えながら自然回復を待つしかない病気ね。点滴で状態を悪くならないようにするぐらいかな。というのも、間脳(視床はここにあります。)が頭の真ん中にあってどの方向からも他の脳をかき分けていくしかないので、他の脳を傷つけることになるので手出しができないというのが普通です。なぜか、「脳出血時に手術をされたくない」と発症前から思っていました。どこが発症するかわからないのにね。さらに、脳梗塞ではなく脳出血が起こるかもしれないとも思っていました。どうしてだろうね、「お気楽者」。15年ほど前の肺がんの時、脳のCT(癌の転移の有無検査)で「巨大動脈瘤様血管」(血管造影検査で確認)があるというのが判明しました。正常血管ですから、動脈瘤ではないですが、検査した病院以外では「巨大動脈瘤発見」で、脳出血時だから「これもやばいだろうと緊急手術される危険性」があると思っていたので、今回入院した病院に行こうとした訳ね。でもね、退院後のニュース等からわかったことは、脳の血管造影とかまでしていたら掛かり付け病院として、救急で受け入れてもらえるということがです。実際、救急隊の方が診察券を見つけてくれて、連絡したらすぐ「受け入れ決定」といっていました。なぜか、診察券は常に持ち歩いていたのです。このときは1年以上いっていなかったと思いますが。わかったこと、「近くの総合病院(救急あり)でそれなりにやばい疾患の手術などをしてもらっておくとよい」とね。風邪程度でしたらダメだったかも。脳の血管造影ですよ。CTとMRIもしていましたよ。血管造影は脳梗塞の危険性もある検査でした。この時のこの検査では脳梗塞は起こらないとお気楽に決めつけていました。実際起こらなかった。自信過剰ではない健康体(よい意味での病気知らず)で病気をしていない方の救急時には使えない技ですよね。  8月31日(日)、リハビリの最終目標は発病前と同様の動作などが出来るようになることですよね。発病してからのリハビリで感じたことは「少しでも油断をしたり、無理なリハビリをしたりすると障害者特有の姿勢や動作等になってしまい、修正が難しい。」ということです。関節でも錆び付かせると錆落としの難しいこと難しいことおびただしいです。膝が曲げるのが難しい棒足状態にしていたら、健常者風歩行はできなかったかも。股関節・膝関節・足首関節等適切に使えるので健常者風歩行がやりやすいですし、健常者風の方が絶対楽ですよ。すべてにおいて健常者風の方がよいのです。だから、健常者は障害者風動作をしないのです。障害者風が残っているというのはリハビリ途上かリハビリ失敗なのです。ただね、健常者と同様の動作とかは簡単にできるものではなく、発症時から意識的に取り組む必要があると考えています。特に私らみたいな「一生車いす」とかのご神託を医師から頂いたものにとってはね。足についてはベッド転落事件で車いす占有が黙認されたというのが大きいとは思います。あと、車いす両足チョコチョコ歩行とかが役に立ったともね。他の人からどのように思われるかとではなく、健常者風の方が楽です。棒足ではないので和式トイレで用足しもできますしね。しゃがんで立ち上がりが楽にできます。ところが、視床出血ですと、平衡器官の前庭器官も麻痺しましたので、その復活途上の左右のバランス狂いとかでふらついたりします。でもね、少々前庭器官のアンバランスでふらついても棒足を振り回して歩くより健常者風の方が絶対楽です。当初出ていたふり回し歩行はリハビリ病院入院中ぐらいまででだいたい終わりました。ですから、装具も退院とともに使わなくなりました。ですので、杖は「障害者」と気がついてほしい時もあるのと、ふらついたときの非常用に常に持ち歩いています。まあ、転倒しても楽に起き立ち上がれるのも肩関節・肘関節・手首関節・股関節・膝関節・足首関節等を適切に健常者風に使えるからだと考えています。ですから、無理して健常者風を装うのではなく、健常者と同様の動作ができるようにリハビリに励んでいるのです。絶対楽ですよ、健常者風。でもね、手での細かい作業や走るとかは手や足でのさらなる感覚神経の回復が必要です。手の方は足に比べたら回復割合は悪いのではとも思います。だから、足の方は「それなり」に動かせる程度でも関節の可動域があれば割と格好良く歩行ができるのだとも思います。目指そう、健常者と同様の質の姿勢や動作を!!!