2014年8月31日日曜日

山林の保水力等について

 広島市で局地的豪雨による土砂災害が起こってしまいました。お見舞い申し上げます。  で、気になったのが山林の状態です。「まさ土」(花崗岩が風化してできた土)の話が出てきましたが、山林についてはよくわからないのです。「まさ土」は日本に広く分布していますよね。  土砂災害が起こるのにはいくつかの要因が重なる必要があると思うのです。土壌もそのひとつですが、その時の雨量、降り方、山林の様子、防災施設の状況等々です。  雨ですが、温暖化してくると雨量の増加とその降り方の極端化が起こると思っています。この頃、50年に一度とかが多いと思いませんか。大気中の水蒸気量が増加しているためでは。  観測技術の進歩、観測地点の増加とかもあるのですが、「風が強くなった」「降り方が激しいときが多い」「突風が多い」とかは大気がエネルギーと水蒸気を持ってしまったためではと思います。  ところで「お山」ですが、ニュース映像では密生している感じも受けているのです。植林されてのち、間伐したりの手入れをしていたのかな。植林地であれば、大抵は「杉」ですかな。これは保水力が弱い方だったですよね。  ニュース映像ですと「下草ぼうぼう」みたいな感じもしたのです。これも保水力に悪影響だったですかな。少なくともシイの類の原生林より木の密度が圧倒的に高いと感じたのです。里山でもないでしょうね、あの下草では。  本来の里山は単に道があって人が行き来出来る程度ではなくいろいろな用途で集落の生活を支える山林ですよね。松茸が採れなくなったのも人手が山に入らなくなったためです。  山に林があるというだけでは安心出来ないほどの雨が降るような時代になったということだけは確かだと思います。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2014年8月25日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No107

汗を出しつつ震えている左半身   糖尿病について少し   杖のストラップとグリップが草臥れてきたので、アマゾンにて「安さ」を第一基準で新品を購入   歩数計の電池を交換しました。   あなたは濃い味の信長派、薄味の光秀派、それとも中間派   「ともかく動くのなら訓練すれば・・」という意識はなかった   脳卒中発症時、片麻痺進行に伴う恐怖?ってあるのですか。(頭の中が「あっけらかん」なもので)  8月18日(月)、汗を出しつつ震えている左半身。配線接続ミスの疑いが濃厚です。脳での再生ね。この温度感覚の回復状態を通院中の主治医が「一生続くよ」と宣ったわけです。入浴中は感じないのでもっと暑くなってくれた方がよいのですかな。この湿度の高さ(UVチェッカーにある湿度計で90%越えもあり)が不調感を一段と高めているみたいです。この頃も各所でチビリチビリ感覚が戻ってきたみたいで、その部位でのドタバタ騒ぎにも疲れています。おならと実弾の区別がまたわかりにくくなったみたいだし。大便の大きさがよくわからないのは以前からでしたが。尿道の感覚もちと非常に不快。不思議なのが夜寝てしまうと朝トイレに行くまでは快調。寝る前のトイレから翌朝までは9時間ぐらいトイレに行かないです。寝たときのお尻あたりの接触感覚もちと不快。その他不快感多数。疲れる!!!  8月19日(火)、先週、「病人の食事について」で少し糖尿病に触れたので糖尿病について少し述べます。尿にブドウ糖が出てくるのは糖尿病がある程度進行してからです。糖尿病という名称ですが、実態は「血糖値調節不全」ですよね。調節不全になってから尿に糖がでるのです。では、どうして血糖値(血液中のグルコース量がほぼ一定の範囲に調節する必要があるのかということね。人間の細胞はグルコースが最も良質のエネルギー源なのです。が、少なすぎても多すぎてもよくないのです。少ない方、低血糖(ネット等で調べてね)になると、神経細胞は受け身的に流れ込んでくる分しかないのでエネルギー不足になるのです。ふらつくとか、あるいは低血糖性昏睡とか、そして死ぬこともあります。他の部分の細胞は他の栄養分で凌ぐことができるのですが、神経細胞はグルコースのみをエネルギー源として利用しています。ですから、炭水化物を全く摂取しなくても肝臓でセッセとグルコースは作り出されます。この場合、作れなくなったらあの世行きね。血糖値が高すぎる場合ですが、いくつかの種類の細胞以外は血糖値に比例して細胞内にグルコースがなだれ込むことになります。神経細胞もね。だから、血糖値が低くなると細胞内で不足するのです。グルコース取り込みを制御出来ないのです。血液任せなのです。過剰の時は余分に入ってきたグルコースを処理する必要に迫られますが、いくつか種類の細胞以外は脂肪にすることもできないというのです。細胞外にも出せないしね。しかたがないので代謝系を活用するのですが、正規の解糖系だけでは間に合わないので、別系統で処理するので代謝産物が細胞毒になるというのです。この毒物でジンワリ細胞が死に向かうわけです。「ジンワリ」ね。だから、5~10年とか掛かるので合併症がすぐには出てこないのです。いくつかの種類の細胞以外の多くの細胞でジンワリと細胞死が続くことにね。全身でだよ。そして、その人の弱い部分から合併症が表面化してくることになるのです。合併症で有名なのが「糖尿性網膜症」「糖尿性腎症」など、毛細血管がやられる場合ですね。大動脈等太い血管もやられますよ。足切断にいたる合併症もありますよ。これらは、糖尿病を放置したり、不十分な治療であったりの場合がですかな。合併症が出ないようにする治療とかについては医師と相談してください。適切に治療、運動療法や食事療法をしていたら、普通の人みたいに生活出来るのではと思いますが。エイズとおなじように一生付き合う病気ね。我々みたいな脳卒中になってしまってからの糖尿病は生活の自立に非常な悪影響を及ぼす可能性があるので、糖尿病にならないように、あるいは悪化させないようにしましょう。ランチとケーキセットのリハビリ(カロリーオーバーだよ)はある意味、危険と隣り合わせかも。お酒を飲まないので危険性はぐっと低いと思っています。糖尿病になりたいなら、運動不足で低繊維性高カロリー食にしましょう。特に「お酒」(繊維質ゼロで高カロリー)がおすすめです。動物性脂肪や動物性タンパク質(どちらも植物性繊維なし)もやばいかも。ですから、お酒を飲まれるのでした、高繊維質で低カロリーの食品と組み合わせてみてください。カロリーの合計値にも注意してね。「お酒」は量を間違わなければ「百薬の長」ともいわれますが、間違うと「命を削るかんな水」ともいわれています。詳しくはお医者さんに相談してね。  8月20日(水)、杖のストラップとグリップが草臥れてきたので、アマゾンにて「安さ」(100均の方が安いけどね。)を第一基準で新品を購入しました。前のは杖業界?ではブランドだったと思います。高さ調節の段階も2cm間隔で7段ぐらいだったかな。今回のは2.5cm間隔の五つ穴です。先端のラバーも柔らかいです。写真は邪魔くさいでパスします。歩行時に杖は非常用として持っていますので、空中をうろうろですから、ラバーが禿びることはないと思います。杖を使うのなら、姿勢良く歩くことのできる高さで、突く位置も姿勢よく出来るところがよいでしょうね。杖を頼らないようにするのなら、空中を飛ばしておけばと思います。へまに遠くについて姿勢を崩すよりよいと思います。杖を振り回すのは危険を伴いますのでどこでもできるわけはないので注意しましょう。杖が空中うろうろしているのはリハビリ病院入院中からぼちぼち始まりました。杖は指示棒としても使えますね。障害者とわかってほしいときと非常時のアイテムですから、1000万歩程度は持たせようと思います。今までのも同程度持ちました。月曜日投稿の尿道不快感は湿度の低下とともにどこかへ行きつつあります。汗との混同みたい、え、どのようにだろうね。???  8月21日(木)、歩数計の電池を交換しました。製品付属の電池で約11ヶ月使えました。交換には昨年購入の100均の電池ですから、どの程度持つのかな。電池は「なまもの」ですから、新品であればあるほどよいのです。最近、長期保存出来る電池も販売されだしましたが、対応商品ではなかったと思いますから、どの程度持つのでしょうか。半年程度でも十分であったと思うのですが。「が。」が多いですね。「から」も多い。電池交換では、両手使いの方が楽ですよね。私の左手の指は健常みたいに「動く」のですが、信頼性安定性に欠けています。右手だけでも交換出来ますが、手間暇が掛かります。それと、交換後に「時刻設定」「歩幅設定」「体重設定」等々で小さなボタンを押すのですが、左手で歩数計を固定出来る方が楽ですよ。左腕の動きとかはラジオ体操みたいなのですと、「普通」に見えるかもね。でもね、ラジオ体操って生活動作の練習用ではなく、全身の筋肉・関節の動きを高めるためですよね。そう、可動域の確保の為ね。ただ、指の運動はなかったですね。人間というのは全身の筋肉を毎日ボチボチ使っているというのが大切だと考えています。その時に「歩数」というのが目安の一つにもなると思うのです。散歩の時にある程度アップダウンがあるとさらによいというのです。程度ものだよ。20mぐらいのアップダウンとかいうのを聞いたことがあります。アップダウンがないのなら、「インターバル歩行」というのもあります。でも、目安として「10000歩前後(どの程度の幅?で)」かな。無理したら、体によくないですしね。そうそう、電池室の蓋のネジの小さいこと、左手ではまだ持てないです。後どのぐらいで持てるようになるのかな。  8月22日(金)、味覚について久しぶりに述べたいと思います。味覚には、絶対的な基準などはなく、その人の生育歴で形成されてきた価値観である。そう、生育歴がそのまま現れる価値観の一つです。織田信長派みたいな濃い味付けの家族で育つと濃い味好みになります。上品な明智光秀派みたいな薄味家族ですと、薄味好みで。大河ドラマ「軍師 黒田勘兵衛」であった場面、明智光秀による徳川家康饗応のとき、織田信長が「不味い、薄味はだめ」みたいにいっていましたが、織田信長は濃い味好み、明智は京の薄味好みですかな。信長の薄味の京料理嫌いは有名な話です。旨い不味い以前の問題です。病院食での旨い不味いもこれと同じような価値観の問題であると考えます。病人にはどちらかというと「濃い味派」が多いと思われるのです。で、薄味派は濃い味付けでも食することができますが、逆はできないようなのです。病院食は薄味ね。「不味い不味い」とわめくのは信長同様「薄味」を知らないからです。お袋の味ばかりを要求するみたいなのも長年飼育された味しか味わうことのできない哀れな人間ではと思うのです。一流料亭や一流レストランでの板前・シェフ・料理長は常に学習によって味覚を研ぎ澄ませているのです。いろいろな味を学習することによります。料亭等で長年同じ味を保つというのも大変だとは思いますけどね。濃い味は楽に同じような味にできると思います。濃ければよいのですからね。薄味は素材に簡単に影響されますよね。味覚の研鑽を続けてでしょうね。病院食を不味いという前に各自の味覚歴を考えてみましょう。お刺身を食べるとき、刺身醤油をたっぷりつけますか。出てきた食事に醤油・ソースなどをドバッとかけますか。どちらも信長派です。政治・経済・軍事等では信長は日本最高と思っています。太平洋戦争当時の軍部みたいな阿呆をすることはなかったしね。光秀についてはよくわからないですが、薄味派という感じを受けています。最後に、薄味派の私でも「不味い」という病院食もありました。試作時だけではなく大量生産時の食事の味の確認を忘れずにお願いします。あれは味などなかった感じでした。無塩パンの方が美味しかったぞ。そうそう、不味いと評判の給食業者の弁当も薄味?  8月23日(土)、あるブログで自主リハで筋トレがあったのですが、読んでみると入院中からセラピストさんと相談して始めた継続の筋トレでした。そして、入院中からということはしばらくの間は「筋トレ報告」と「筋トレでの筋肉の状態変化観察」をしてもらってのことでしょう。脳での障害部位とかも考慮の上でだと思いました。私も入院中の時の車いす両足チョコチョコ歩行や散歩の歩数、階段の昇降の様子もセラピストさんに逐一報告していました。闇リハはしていないです。感覚麻痺ですから、闇リハですと弊害の出やすい麻痺ですよね。筋肉の状態とかを入院中は毎日診てもらって了解された範囲内の自主リハであったということですね。その上、OTでは「感覚神経が戻らないことにはこの程度までかな」とはこちらから話していました。感覚麻痺は感覚神経が復活してからがリハビリ本番と当時既に思っていました。「ともかく動くのなら訓練すれば・・」という意識はなかったですね。可動域の確保は必要とは思っていましたが。脳でのつなぎ替えには刺激は必要ですが、筋肉がパンパンに張るような取り組みは行き過ぎだと考えています。退院後、調べてみたら過剰リハビリの弊害というのがわかったわけです。で、どのあたりからが過剰かはセラピストさんに筋肉とか状態を診てもらいながら相談するほかはないと思うのです。その時できるリハビリの上限ね。あくまでも「過剰リハ」がよくないのであって「リハビリは毎日継続的におこなう必要があるのは当然」です。リハビリをおこなわないのも障害固定になりますからよくないですね。  8月24日(日)、あるブログで脳卒中発症時に片麻痺が徐々?に進行していくようすがあって、それで恐怖に襲われたとね。私からみると他人事ね。はい、数分で片麻痺完了でしたから、恐怖に襲われる間もなくね。その上、病院に自力で行こうとして結構短時間で意識不明になってしまうしね。ただ、麻痺がわかったときに思ったことは「リハビリで回復するぞ」です。「回復しない」とは全く思いませんでした。当て外れは「回復には時間が掛かる」かな。未だに回復途上ね。リハビリに取り組んでいて思ったことは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」の取り組みが大切ということです。腕は健常側で持ち上げたり(重たいですよ本当)できましたが、足は無理ね。でも、車いすに座るというのが役立ったです。急性期の病院にしろリハビリ病院にしろ、当初は「動かせる」ということを理解させるのと、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ということみたいな感じでした。急性期では「リハビリ見込み」の確認みたいなのもあったかな。そうそう、急性期の病院での病室ね。頭を下にしてベッドからぶら下がったもので、一番監視のできるベッドね。それのある病室は4人部屋ね。元気そうなのはできるだけ日中起き上がっていた私ともう一人ね。私は前科者につき、車いすを朝から夜まで占有させてもらっていました。ベッドから頭を下にしてぶら下がられるよりは安全だろうとでしょうね。急性期でもリハビリ病院でも悲観はしていなかったですが、「いつ頃には回復」は???ね。でも、徐々に回復していたので楽しく入院生活を送らないとね。急性期では「お粥」ね。これは「嚥下」(本人は特に思っていない)の問題があってですよね。入院中の3月3日にはこの病院、ひな祭りのお寿司なのです。ブチブチ。でもね、「嚥下障害」と「構音障害」(元からじゃ)とかでリハビリ病院でST(言語聴覚療法)のリハビリもあったのは急性期からの紹介状でしょうね。STは楽しかったです。お寿司になっていたら、STはなかったかも。STで毎回笑い声がしていたのは私のところだけだったと思いました。打ち切り話が出ても延々と延長してもらって退院間際までね。普通はもっと前に終了のレベルだったそうです。病室におっても退屈だしね。楽しさと退屈の格差は天国と地獄の差程度ね。PTもOTもだよ。PTはちとレベル落ちだけどね。日本ブログ村でのハンドル名が「あっけらかん」です。

2014年8月24日日曜日

責任をうやむやにしてしまおうとする日本かな

 いろいろな出来事での責任をうやむやにしてしまおうとする傾向が強いのはどこでもあるとは思うのですが、日本ではその傾向が強いと感じています。  担当の個人的に責任をとらせることのできる部分は「トカゲのしっぽ切り」で本当の部分には責任をとらせないという感じが強いですが、個人の責任という部分ではなく「組織としての責任」についてね。この「組織」というのは「国」という場合もあるわけですよね。  公害事件ですと、例えば水俣病。当初、有機水銀説の否定。その後、有機水銀が原因とわかると、何じゃかんじゃの難癖で国の逃げまくり。原因企業の責任問題はどうなったのかな。原因企業の業績はその後、賠償があるというので「つぶれない」という感じでしたが、患者救済の責任は国共々の逃げまくりかな。患者が亡くなるのを待っている感じがします。  原爆もね。被爆者が亡くなるのを待っているという感じね。  アスベストは裏切り(国とかにとって)企業が現れたため、救済問題が表面化してしまったという感じね。裏切り企業が現れなかったら「闇の中」で時間の経過とともにうやむや。  福島の原発もこのうやむやの危険性が潜んでいると思います。原発を甘く見ていた経営陣の問題かな。緊急炉心停止すれば万全とでも思っていたのでしょうね。電源車がどうのこうのというようなことについて理解なしだったのでは。あのとき、海水注入の遅れのありなしね。この点の疑問が全く解けていないのです。「海水注入=廃炉」と素人でも思いました。  個人的にはこの「日本のうやむや体質」に助けられたり、足を引っ張られたりした経験がありましたが、どちらが多いのかな、わからない。  ただ、言えることは長期的に大局的に考えると日本にとっては損失の方が巨額になると考えます。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2014年8月18日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No106

脳卒中後の脳でのつなぎ替えで感覚神経とかが復活したとき、どう考えるのか   人工関節というのがありますが   加齢による温度感覚の変化について   私がこのブログで言い続けているのは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復を目指して」ぐらいですかな   病人の食事について  エボラ出血熱も脳卒中リハビリもよく調べて対処を、信頼出来る文献等でね。   内反足、尖足ともども一度も指摘されたことなし  8月11日(月)、脳卒中後の脳でのつなぎ替えで感覚神経とかが復活したとき、一発で元に戻ると思っている患者が非常に多いような気がします。ブログの投稿からでも感じることなのです。安定期?(リハビリ2段階説での後の方、神経つなぎ替え期)に入ってからの感覚異常や歩行等の動作での動かし難さなどです。過剰リハビリなどでの筋肉の強張りとかではなく起こってくることに対してね。脳は柔軟性に富んでいますが、それは神経細胞に学習能力があるからです。学習能力があるというのは刺激に対する出力の程度を脳として変化させることができるということですが、学習中は安定しないのです。それが貧乏ゆすりであったり、温度感覚の過敏すぎであったり、痛覚の過敏さであったりとかを通して学習していくものだと考えています。視床痛(感覚情報が全くないから起こるという説もあるかな)については知らないよ。神経細胞が一発で適正な反応ができるのでしたら、学習なんていらないよ。みんな天才だ、人間国宝だよ。書家ではみな弘法大師だよ。そうならないのは一発で適切な反応にはならないし、何回してもバラツキがつきものだからです。如何にバラツキを小さくするかが練習なのですが、脳卒中後のリハビリは新規の神経細胞に対する訓練であって、練習のし直しではないのです。古参の神経細胞は脳卒中で死んでいるということをお忘れなく。脳卒中でのつなぎ替えは起こるのですが、いつ頃どの部位からについては神様に聞いてください。これがおこると代用感覚による制御ではなく、直轄制御になるのですが、練習によるバラツキに悩まされることになると考えています。年齢を重ねると徐々に感覚に変化が現れることがありますが、急激に変化した場合は速やかにその原因を探る必要があると考えます。脳卒中後は極端な状態で現れてくることも多いと考えられるのです。その際の適切な対処のためにもね。私の場合の左半身真冬は本来温覚にいくべき情報の一部が冷覚担当の神経細胞に送られるようになったためかもと考えています。それと大きな問題は「神経の復活」によるものなのか「他の病気」によるものなのかの区別です。時間経過を含めて体をよく観察してください。やばそうなときは医者のところにね。  8月12日(火)、人工関節というのがあります。関節拘縮への適応があるというのですが、ネットで調べてみると脳卒中での拘縮への適応事例が紹介されていないのです。私の調べ方が悪いのかしれないですがね。普通の適応事例では心筋梗塞や脳梗塞の発症率が高くなるというのは見つけたのです。どうして上昇するかについては調べてみたいと考えていますが、今回はするつもりなしね。筋肉の状態も関係するとは思いますが、脳卒中の場合は「痙縮」になって、引き続いての「拘縮」ですから、適応を考えにくいのかな。人工関節というのより、自分の関節をそのまま使う方が断然有利ですから、関節の可動域確保しておきましょうね。  8月13日(水)、加齢による温度感覚の変化についてね。加齢によって温度感覚だけではなく、やはり全ての感覚を含む機能が徐々に衰えていっています。この理由には細胞レベルの話もありますので調べてみてください。普通、皮膚での温度感覚ですが、若い頃は0.5℃ぐらいの差でも見分けられていたのが1.5~2℃ぐらいの差が必要になってくるというのです。さらに高齢になるとどうなるのかは調べてね。そして、体温上昇とかの内部温度(体温)についても鈍くなってきます。よく、高齢者が屋内でも熱中症になる原因のひとつです。ところで、脳卒中でこのような温度感覚部位でダメージを受けるとどうなるのかということです。普通は左右どちらかの脳だけですから、もう一方はそれなりに年齢相応に健全なはずです。感覚回復のない間はそれなりに健全な方での感覚で判断することになりますが、徐々にダメージを受けた側が回復してくるわけですよね。その時、健全な方とおなじような感覚の度合いで回復するとは限らないわけです。体温関係ではないですが、お風呂のお湯を熱湯と感じたりとか、お風呂場の洗い場の床が氷みたいに感じたりとかね。私もお風呂ではほとんど違いを感じないのですが、水道水の温度や暖かいものの温度などで健常側との違いを感じていますし、気温(体温)的にはこの真夏でも「左半身真冬」的に震えています。発症した直後の夏には感じなかったことです。温度関係感覚が回復してきているのですが、元には戻っていないということです。ですから、発症した後、異様に暑がりになったとか、あるいは夏でも寒く感じるというときには体のどの部分でどう感じているのかを調べてみてください。健常側も含めて体全体でどう分布しているのか。いつ頃からなのか、総合的考えてみてください。やばそうなときは医者に行ってね。感覚の回復による一時的な現象もあると思いますが、熱中症で死なないためにね。通院中の内科医は、「一生続くよ」と宣いました。  8月14日(木)、私らみたいな脳卒中で片麻痺状態になって必要なものにどのようなものがあるのか、それをどのぐらいの期間使うことになるのかということについてです。マジックテープ使用の靴を勧めていたブログがありました。その通りです。紐靴なんて拷問です。スリッパ・サンダルも拷問です。履きやすくて脱げにくいのを。装具との併用が楽なのを。靴のこの件ですが、順調に回復していても長期にわたりますよ。何年もね。装具については回復次第ね。結局は各自の状況に応じてということですかな。ところで、私がこのブログで言い続けているのは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復を目指して」ぐらいですかな。「筋肉を固めない。」は当座は自分の筋肉で動作出来なくてもよいと思います。固まらないように動かしてもらっていたらと思います。そうしていたら、関節も錆び付かないのでは。そのうち、動かせるようになるのでは。ただ、いつ頃からかについては、症状によって違いますので「諦めずに」ね。リハビリ不足や過剰リハビリで動かしづらくしている方もブログに投稿されていますので注意して読んでね。脳での神経細胞のつなぎ替えが起こり始めるといろいろ起こるはずですから、よく状況を調べて対応を。脳の中には壁や扉がないので出血等の広がりが意外なところまで及んでいることもあるので注意してください。私は視床出血ですが、視床の側には視床下部が。自律神経・ホルモン・体温調節などの中枢です。どの程度影響を受けたのかは時間が教えてくれると思っています。怖~い。視床下部以外ではどこに影響があったのかな。多くの方が筋肉や関節を固めて困られていますので、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」かな。この方法はセラピストさんと相談してね。筋肉や関節を固める方法はブログ等でも紹介されていますよ。投稿されたご本人は自覚がないみたいです。真似されて固めるのもひとつの方法かも、で、後で困ってください。  8月15日(金)、病人の食事について。病人としましたが、普通に食事についてね。一例として、糖尿病ですが、よく「・・が食べられない」とかわめいていますよね。でもね、よくよく考えると健康と思っている人も食事制限というのはあると思います。違いは「限度設定」の程度ね。健康だと思って食べ過ぎるとよくないですよね。栄養価のバランスもあるしね。糖尿病患者は「限度設定」と「栄養価のバランス」を厳しくいわれているだけですよ。「食物交換表」タイプの本も出てますよね。ネットでもありますよ。健康という人も暴飲暴食すれば「病人」になりますよね。最高のダイエット食は「糖尿病食」というのは有名な話です。もっと食事制限が厳しいのは「食物アレルギー」でしょうね。間違うと一発で死にますからね。糖尿病で「食べるな」という食品ってあったけな。お菓子(砂糖を含む)を摂取したら他の同類を減らすとか、量は当然ぼちぼちに抑えるとかね。食物アレルギーの方は「禁止食物」は口にできないのと大違いね。病気の種類によって「許容量」というのが違ってきます。よく調べれば結構イロイロ食べることができますが、量に注意してください。結局は「食べ過ぎ」がよくないのです。そうそう、炭水化物(植物繊維を含む食材)などを少なくして動物性脂肪や動物性タンパク質だけを食べ過ぎて糖尿病になろう。各栄養素のバランスの取れた食事を。日本人が欧米に長期滞在すると糖尿病の発症率が上昇します。最近は食事の洋風化で違いが減少したかもね。ある程度の期間(各自で調べてね。わからない方は毎食事ごとに)で量と栄養価(繊維質を含む)のバランスを。できれば、変動は少ない方がよいですよ。ネットの信頼出来るサイトで勉強してね。  8月16日(土)、エボラ出血熱が西アフリカで流行しています。そして、現地の流言飛語がすごいそうです。知らないものへの恐怖がそうさせていると思います。飛沫感染とか空気感染?とかはないみたい。特に空気感染?はないということのようです。人類最初の細菌兵器はペスト(黒死病)で亡くなった人の死骸を大型の投擲器で城壁を越えて投げ込んだというのだそうです。ところで、西アフリカ地域は日本に比べれば教育程度の平均はまだ低いと思われます。ですから、医療の限界とかの知識もなく、衛生状態も悪いままですよね。エボラ出血熱みたいなウイルス感染に対しての対処が考えられないから、昔ながらの対処と恐怖しかないのかも。ところで、日本は教育水準は世界的に見ても高いはずね。ネット等でも最新情報を調べられるはずですよね。ところが、西アフリカと大して変わらないのではとね。リハビリで個人の体験としてブログ等に投稿されている方は多いです。私を含めてね。その時、脳卒中の発症状況(部位や範囲、麻痺の種類など)や初期症状などなしに投稿しているなと思うのが多いのです。但し書きがないのです。「ご本人にはよかったもしれないでが」と投稿されたいた方もありました。そうだと思います。よくよく読めば筋肉や関節の動きを徐々に悪くなっているようなのに気がついていない方とかね。脳でのつなぎ替えが起こったときに起こりうる不都合に無知であるためのドタバタも散見されます。だから、私の投稿はある意味歯切れが悪いのです。よく勉強していただければ歯切れが悪くなる理由を理解してもらえるのではと思っています。脳卒中ですから、脳の仕組みや働き、刺激に対して適切な反応をできるように脳が学習する仕組みとかをよく勉強してね。川平法の原理も理解しやすくなると思います。リハビリはあくまでも患者が主役ですが、行き過ぎや不足などの状況指摘等でセラピストさんを必要とされる方がほとんどと思われます。患者が主体的に取り組めば効果が出やすいですが、受け身ですと効果が薄いでしょうね。間違った取り組みは逆効果になります。リハビリ放棄より始末が悪いかも。間違った取り組みをされたとおぼしき方のブログもありますよ。私は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指してゴソゴソ動作」とかでした。歩き回ったりとか出来るようにはなりましたが、筋トレ等はなしね。一応当初、「一生車いす生活」の予言を頂いた身にもかかわらず、リハビリ病院では「奇跡的回復」の部類に入れてもらえました。  8月17日(日)、内反足、尖足ともども一度も指摘されたことのない事例です。尖足は麻痺足状態で仰向けで寝ている時間が長いと起こりやすいといわれています。足って結構重たいですよ。ですから、寝ているときも筋肉である程度足先の向きを支えているようなのですが、麻痺で「ダラー」で尖足状態にね。これ以外の要因もあるかも。尖足になってしまったら、歩きにくいですよね。尖足状態ですと着地の時も大変でしょうね(他人事ね)。で、内反足になる要因のひとつかな。内反足も足裏をしっかり使えないでしょうね(これも他人事ね)。「他人事」というのは尖足内反足になっていないからです。私は視床出血で病院到着時意識なしで、お告げは「一生車いす生活」でしたが、歩き回っています。杖がなければ健常者としか思ってもらえないのではと思います。超重症でも軽症でもなくそれなりにやばい状態からの回復です。尖足を防ぐには足首を曲げて直角程度に保てばよいわけですよね。寝たら。伸びることになりますが。棒足(これも他人事ね)とかを防ぐには腰も膝も直角程度に曲げておればよいと思います。寝れば延び延びになりますよね、腰も膝も。簡単にいうと「日中車いす生活」で無理矢理、腰・膝・足首を直角程度に曲げておけばよいのではということね。夜寝ると伸び伸びね。これの繰り返し。人間は上半身直立というのが普通みたいなのです。脳の活性化にも役立つかもね。「麻痺された方特有の姿勢や動作」とかは私にとってはほとんどを「他人事」みたいにすることが今のところできています。私が脳出血を感じた時に思ったことは「リハビリで復活するぞ」と「麻痺した人みたいな姿勢や動作にならないようにしよう」ということでした。復活の方は道はまだ遠いですが、「ならないように」の方は順調に進んでいると考えています。「みたいな」風になっていっているというのは「リハビリでの取り組みによくない点がある」ということだと思っています。この点にも注意しながらリハビリに取り組んでいます。紹介事例は思い返してみて「よかったこと」「やばかったこと」それぞれ私なりに解説をつけているつもりです。今回の足腰の曲げは「関節可動域確保」に思い返せば役立っていたなということです。

2014年8月17日日曜日

また、暑い夏がやってきました。

 「暑い夏」というのに暑い夏以外の意味は本来なかったのですが、1945年頃からかな。  あの「ポツダム宣言」受諾についての悪あがきを認めようとしない面々が未だに多いですね。ドイツは狂信的なナチス支配、日本は優秀な軍事官僚が実権を握っていたと考えられるのです。  優秀な軍事官僚はなぜか、未来を考えてみるということが不得意だったようです。そして、現状把握能力にも欠けていたと思えるのです。そして、未だに恥の上塗り的発言を繰り返す人々もいます。  あの年の7月でしたか、ポツダム宣言が示されましたね。当初、「黙殺」だったかな。英米はそれを「拒否」と受け取ったとか。そりゃ、爆撃とかは続行になりますよね。国内での駆け引きね。そこには国民については考慮された節がないようなのです。  司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」でしたか、栃木県あたりの戦車師団で本土決戦で湘南あたりにアメリカ軍が上陸したら、避難民が北関東に押し寄せたら戦車では道路を走れないとかとか質問したら、上官は「ひき殺せ」だったと。各地の玉砕とかをみると、「一億玉砕」もやりかねない優秀な軍事官僚でした。  天皇陛下が実質的に大日本帝国憲法違反の直接裁可で受諾に持ち込んだはずですよ。天皇陛下を追い込んだのは当時の軍上層部などの指導層ですよ。そのあたりに対する反省の声が全く上がってこない日本。そりゃ、BC級戦犯が続出した理由も上層部の無為無策ですよ。  集団的自衛権についての憲法解釈変更の前にするべきはずの先の大戦での一億玉砕等、日本つぶしを平気で唱えていた当時の状況についての検証ですよ。国体護持と一億玉砕は並立しないですよね。それを両方同時に唱えていた当時についての検証だよ。天皇制存続の危機へ平気で突き進んでいた当時の検証だよ。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2014年8月11日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No105

リハビリは「焦らない」、「焦らせない」、「時間が解決してくれることも」   階段昇降時に感じる「足首の硬さ、膝への力の入れ辛さ、脚の上げ難さ」ということから思うこと   脳卒中感覚麻痺で筋トレみたいなのがやばいという考えに至った理由   動作においての感覚神経の大切さについて   先週の金曜日に訪問介護でリハビリを受けているので、その3者会談がありました。   ダンベル体操程度の筋トレ等で筋力が増強されていく順序   病気等で寝込んだときにふらつく理由について  8月4日(月)、あるブログで「焦らせない」、別のブログで「時間が解決してくれることもあるのです」というのでの投稿が先週あったのですが、待ってくれないこともあると思うのです。「放置による筋肉の固まりや関節の錆び付き」です。昨日投稿の足指の錆び付きね。これはうっかりの放置プレーね。歩行や小走りに支障がなかった為ね。リハビリへののめり込みすぎによる「筋肉の固まりや関節の錆び付き」も起こると思いますが、放置プレーもやばいです。最低限「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」は患者本人がどう思っていようが取り組ませる必要のあることだと思います。関節の可動域が確保出来ておれば、「時間が解決してくれる」ということに寄りかかれると思います。多くの方がどうしてかはしらないですが(大抵過剰か放置みたい)で拘縮みたいになっていって後々苦労しているみたいです。生活動作がいつ頃できるかどうかは脳卒中での障害部位でいろいろあります。こちらは可動域が確保されていたら時間が解決してくれることが多いと考えています。「焦らせない」、「焦らない」が重要だと思います。脳卒中で障害を受けた脳の部分の働きを他の部分でどう分担していくかについては非常に時間が必要と考えています。その時間待ちのできる身体状況や精神状況を保てるようにしておくことです。ただし、リハビリは続けてください。人間である限り、待てないこともあるということです。  8月5日(火)、あるブログに階段昇降時に感じる「足首の硬さ、膝への力の入れ辛さ、脚の上げ難さ」というのがありました。脳卒中になった当初、脳の命令で動かせないだけで足首・膝・股関節に問題はなかったはずです。感じとしては徐々に固くなってきている感じです(当方の憶測ね)。というと、「過剰リハビリ」または「放置に近い感じ」のどちらかという感じもするのです。脳卒中になろうがならなくても、本来、関節はしなやかなのです。それを取り組みの悪さ(放置や過剰)で固くしている感じを受けています。「麻痺したから・・・」というのは合理化であって問題解決にはならないと思います。不適切リハ?のタイプの方には「解説出来ない」と感じています。新興宗教にはまってしまった信者みたいかな。草臥れるだけで、こちらはストレスがたまるだけです。筋肉の状態や関節の動きが悪い方向に向いているというのはリハビリへの取り組みに問題があるからです。私については発症当初、視床出血で左半身完全に麻痺しても足腰問題なく関節部で曲げることができました。腕も同様です。筋肉も柔らかだったです。如何に筋肉や関節の状態を維持するかです。関節を錆び付かせないようにするには筋肉を伸縮(力を込めた収縮させなくてもよい。他力本願でもよいのです。)させるかだと考えます。ただ、私みたいな感覚麻痺では感覚の回復途上で筋肉の硬直感とかが強く出ますので、如何に揉みほぐして柔らかい筋肉に維持するかということも非常に大切と考えています。へまな筋トレなどは筋肉が固まりますしね。筋肉が固まり、間接がさび付いたらリハビリはそこで終了です。まあ、間違ったリハビリへの取り組みの期間の数~数百倍の期間をかければいくらかは回復できるとは思いますけどね。  8月6日(水)、脳卒中感覚麻痺で筋トレみたいなのがやばいという考えに至った理由ね。発症当初より「筋トレはやばそう」とうすうすは思っていましたが、筋トレ等で「痙縮」とかになっていく要因を調べる気になったのは同室者とのやりとりからです。そして、ヒントになったのがボトックス療法です。ボトックスは「痙縮」とかの筋肉を緩める療法ですね。ボツリヌス菌毒素を使用しています。ボツリヌス菌毒素は運動神経の興奮ニューロンにダメージを与えます。このボツリヌス菌毒素と逆作用の毒素を出すのが破傷風菌です。破傷風菌毒素の作用機構を調べたら、「運動神経系の抑制ニューロンを働かなくする」というのです。それで「痙縮」や「拘縮」風の症状を起こさせるのです。普通の筋肉運動で「収縮はもう十分ですから緩めてください」とこの抑制ニューロンに働きかけるのは「感覚情報」ですよね。感覚麻痺ではこの働きかけがなくなってしまったと考えるのが普通ですよね。筋収縮は運動神経系の興奮ニューロンだけでもできると考えます。収縮の方向に興奮したきりで抑制されないのでやばいと動作出来ないように脳が判断したのが感覚麻痺ではないのかとね。ですから、普通のセラピストさんは筋トレを推奨されていないと思います。するとしても、ぼちぼち、ちょっとしてみて様子を見ながらです。マッサージで興奮を静めながらね。翌日まで筋肉の緊張が残るような取り組みは行き過ぎとね。できれば、ある動作をしたとき、それによる筋緊張がその直後のしばらくの休息で取り除けるような程度がよいのではとも思います。破傷風についてのウィキペディアにある絵の人の腕とかの様子とグラクソ・スミスクライン社のボトックスのバナーのイラストの腕の様子がよく似ていると思います。まねしたわけではなく、忠実に再現したらということだと考えています。ですから、仕組みは間違っていないと思うのです。どちらも運動神経系の抑制ニューロンが働いていないということですかな。だから、ボトックスで効果が出るのです。その昔、破傷風治療にボツリヌス菌毒素(ボトックス)を使用した事例もありましたが、今は使っていません。  8月7日(木)、動作においての感覚神経の大切さについて。なにかある程度動作ができたら、トレーニングで生活動作ができるとでも思っている感覚麻痺の方が多数おられる感じなのです。まずは、ほぼ確実に感覚神経麻痺だけの視床出血で動作麻痺が起こるのかを考えてもらえればと思います。運動神経は無傷でも動作麻痺。感覚情報があっての動作なのです。ところが、幾分かは脳で代用感覚情報を作り出せたら、幾分かは動作ができるようになると考えています。私が結構早期に動作ができた理由ね。指の動作とかは「じっと手を見つめ」状態でした。視覚情報で代用出来たのです。ただ、生活動作はできないみたいなのと同じです。動かせるだけです。このときに「トレーニングすれなばよい」とかで筋トレとかの過剰リハビリをすると昨日解説した理由で「痙縮に直行」と考えています。代用感覚の例とかですが、暗がりでの動作を考えて見てください。また、見つめていても豆腐をお箸で掴むのに幼児期にどれほど練習したことかを思い出してください。ロボットでできない繊細な動作が人でできるのは高性能の感覚器官のおかげです。ロボットでも微細動作ができるのですが、セットされたことのみ、人間みたいに自在にはできません。筋肉の収縮具合の感覚情報、手などの皮膚感覚情報等を総合的に判断出来るときに動作ができます。だから、悪いですが、感覚麻痺の回復は感覚系の回復の状況に応じてなると考えています。脳卒中でのダメージは各人いろいろなのでその回復具合に応じて慎重にリハビリをすることです。私は模索中。作動域の確保は日々おこなっています。再生医療の進展やパワーアシストスーツの改善とかで使えるようになったときに利用出来るようにね。  8月8日(金)、先週の金曜日に訪問介護でリハビリを受けているので、その3者会談がありました。こちらの要望は「筋肉の状態確認」が本当の一番ね。「筋肉が固まりかけかどうか」とか、「関節の状況」ね。この2つが順調ですと、そのうち、完全復活出来ますからね。話を聞いていると、「筋肉の硬直感」とかを間違って解釈して、筋肉を固めたりしている方が多いとね。雨の日の花子との散歩で「右手に傘、左手にはリード」といったら、左手で「傘とリード同時に」といわれたので、「こう柔軟性のある左腕では安定しないです。」とね。「硬直させたら持てますけど」ともいいました。ただ、「他の動作が全くできなくなりますよ。」ともね。多機能の腕であるためには関節が自在に動く必要があるのです。筋肉も柔軟に収縮出来る必要があるのです。これで安定させるには感覚の復活、筋肉の収縮具合情報の感覚の復活が必要なのです。さすがに、よくわかってもらえました。ですから、持続的にリハビリを続けるほかはないともね。生活動作の多様化には感覚神経の復活が必要なのです。こちらはどのくらいの期間が必要かは「神様に聞いてください。」としか言えないです。関節が自在に動くので「パワーアシストスーツ」の適応にはあると考えています。また、神経幹細胞タイプの再生医療の対象にもなれるとも思います。札幌医科大学のは「発症してすぐの患者」だったですよね。発症してすぐは「筋肉も関節も自在」ですよ。治験が進展しても拘縮ガチガチは対象外になるでしょうね。だから、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ね。  8月9日(土)、健康目的のダンベル体操程度の筋トレ等で筋力が増強されていく順序があるのです。筋肉ムチムチは最後の方というか別枠と考える方がよいかな。しかし、ダンベル体操では普通ムチムチには行かないと思います。最初は運動神経1本が動員出来る筋繊維の数というのがあるというのです。ダンベル体操とかで筋肉が締まってきたという感じの時は運動神経1本あたりの筋繊維が増えているときかな。シナプスでの「長期増強」も要因かも。筋肉は増えていないですが、使うことで働けるようになる筋繊維を増やすということね。この部分は使わないと簡単に減少するみたいです。それが、寝込んだときなどに顕著に表れるのでは。動かせば、割と簡単に復活する部分ね。次が筋繊維が十分にまだ収縮性タンパク質をつくっていないときには筋トレ等でタンパク質さえあれば荷重に応じてタンパク質がつくられるのではと考えます。健康目的のダンベル体操レベルかな。もともと生まれつきの筋肉レベルだから割と簡単に増強出来ると思います。そして、この増強も終わると次が筋トレですね。筋肉ムキムキにするには荷重を少し与えすぎて筋繊維に少し傷つける必要があります。この傷の修復を経て筋繊維のもつ核を増やすということをさせるのですが、この修復の時は休息が必要です。普通は「傷つける→休息による超回復→傷つける→休息による超回復→・・・」の繰り返しをおこないます。筋繊維の数は筋肉系の病気とか以外では減少しないと思います。一度、核の数を増やしていたら、割と簡単に収縮性タンパク質を増やせると思います。脳卒中での筋力低下は脳の問題であり、運動神経1本あたりの動員出来る筋繊維の数であると考えます。長期になると徐々にタンパク質も減少するとは思いますが、筋繊維の数は増やせないのと同様に減少もさせにくいはずです。適度に伸縮させていたら、筋繊維は減少しないと思います。収縮性タンパク質もそう減少しないのではと。脳卒中では運動神経と筋肉との接合部での「長期増強」、「長期抑制」というののどちらに向くかということが大きいのでは。基本は脳が命令を出せないということですが。  8月10日(日)、病気等で寝込んだときにふらつく理由についてね。非常に長期にわたる場合の話は別かも。ぼちぼちの期間ね。ひとつが動員出来る筋繊維数の減少、もう一つが平衡感覚の錆び付きかな。どちらの結構簡単に表面化すると考えられます。火事場の馬鹿力というのがありますよね。非常時に想定以上の力が発揮される現象です。例えば、水害時に慌てて机の上にのせた荷物を後で下ろそうとしたら重すぎてできなかったというものです。日常の力仕事の範囲内で筋繊維が使われている証拠ですよね。だから、寝込んだりしたら「使わない」から使えなくなるということで、足腰が弱るのですよね。使えなくなる理由のひとつが「長期抑制」でしょうね。シナプスでの伝達効率の低下です。運動神経1本あたり動員出来る筋繊維の減少で筋力がでなくなりますが、脳での筋力バランスとかは以前のままのつもりね。「昔取った杵柄」ね。狂いが生じてふらつきますよ。前庭器官の方も寝込むと錆び付きますよ。普通、起きた状態で働いている前庭器官、横になったら狂いますよ。私の場合は健常側だけでバランスをとるようにするのに時間が必要だったです。ですから、リハビリでのマッサージはある意味鬼門みたいなところがありましたが、退院頃には大分解消されました。大体からこの前庭器官は常にトレーニングが必要な平衡器官ですから、脳卒中ではふらつかせる要因になるでしょうね。これらを「筋肉が減少した」としていっているのが多くの人の状況でしょうね。筋肉量は確かに徐々に減少していきますが、体を起こして生活するだけでも遅らせることができますよ。日に数回使うだけでもかな。目立たない程度にできると考えます。

2014年8月10日日曜日

過去の清算ができない日本の状況の象徴みたいな早稲田大学

 理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長がお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。  ところで、表題の方です。早稲田大学での博士論文審査経緯について報告が公表されましたが、過去の事例研究ができない日本の象徴みたいな結果になりましたね。  疑わしい事象ぞろぞろでも「間違って提出した」という申し立てを信用して不問にね。この書き方ですと、現時点ではわかってもらえるのですが、しばらくしたら意味不明になると思います。  まあ、せめて「間違えて提出したというのでしたら再提出」があったのでしょうか。あの検討結果発表にはでていなかった気がします。期限を切って再提出を求めるべきでしょうね。普通、自分の学位論文のファイルは削除しない、あるいは自身の別の記憶媒体に保存しているというのが常識と思います。また、削除してしまっていても思いだし執筆もできるのではとね。理研に就職の時、どの論文を提出したのでしょうね。大抵は「原本またが別刷りまたはコピー提出」が必要だと思うのです。  これはおいといて、結局、当時の博士論文審査担当者の名誉のみに拘った結果とも考えられるのです。第二次世界大戦で天皇陛下に死を覚悟させた面々の所行について不問みたいにしている方々と同類ね。福島原発事故についても同様ね。  犯罪者として処罰するしないとかではなく、過去の事例を鏡としてより未来を開くためにそれなりの決断が必要なのに。当時の教授の責任問題としてではなく、早稲田大学の博士の位置づけが問われていた問題だと思いますが、これで早稲田大学の博士号の評価は落ちたと日本経済新聞で池上彰氏が述べていました。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2014年8月4日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No104

状況にあったリハビリ   暑さや寒さに対する許容度について   また、処方薬での薬害という記事が出ていました。   ICU(集中治療室)の使用頻度   漸く「左半身真冬」は終了したみたいですが、まだまだ、右半身に比べたら寒がっています。   心理学での「合理化」  左足第2指近位指節間関節の形状より  7月28日(月)、リハビリ病院退院後のリハビリを受けていないとき「状況にあったリハビリを」みたいな時にどうしたらよいのかな。度胸を決めていなければアタフタするようなことでしょうか。普通、我々はド素人ですからね。わからなくて当たり前ですかな。私は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」でボチボチリハビリを続けていこうと決めつけていましたからね。当然、未だにしょっちゅう「グッパ」もしています。うるさいのがド素人の外野ね。脳卒中患者が1000人寄れば1000通りのリハビリの道筋があるのをご存じないようです。いくつかの最低要件は守ってということです。「筋肉を固めない。・・」とかですね。拘縮にしたらアシストパワースーツが使えないようだし、そこでリハビリ終了ですものね。それも、強制終了で麻痺固定されたままね。この最悪にならないように避けておけば1000人寄れば1000通りのリハビリですよ。だから、リハビリは基本マンツーマンなのでしょうね。できれば、セラピストさんと相談されながら現状にあったリハビリを求めることにね。「うるさい外野」。これには同業の患者も入ることがあります。ド素人ですからね。とりあえずは、日に数回ラジオ体操みたいな全身の関節を動かすような動作をされてみたらと思っています。変に筋肉が緊張するような動作はしばらくの間お休みにしておいてよいと思います。少しずつ少しずつ少しずつちょっとだけできるか試してみるということもね。ラジオ体操が出来ても生活動作には直接関係ないかもね。ただ、動きの基礎にはなると思います。  7月29日(火)、暑さや寒さに対する許容度についてね。先週20日頃にあるところのある投稿に「暑い あつい・・・  暑すぎる 31.5度 ・・・・・」とかあったことで一考察を投稿してみようかなとね。この後の猛暑はというと、クーラーの効いた部屋でもダメだったみたいです。投稿だけだからわからないです。人間の温感と気温との関係ですから、それぞれその方の温感による訳ですけど、このタイプの温感と実際の健康面についてを論じてみたいです。人はその生育歴でも変わってきます。汗ですけど、乳児の時に開通した汗腺が使えるという話がありますし、民族というか出身地である程度使える汗腺数があるとか。本来日本人は400万ぐらいですが、ロシア人は200万ぐらいと聞いたこともあります。暑さには日本人が、寒さにはロシア人がかな。汗が全身から出るかどうかも暑さに対する耐性に関係しているとね。次に基礎体温ね。どうして乳児を「赤ちゃん」というかというと、基礎体温が高いからということです。基礎体温は徐々に低下していきます。私ですと、今でも投稿にあった気温31.5度より5度程高い体温を保っていますが、もし体温35.5度の人(深部体温35℃以下を低体温症というとか。深部体温は普通の体温より高いよ。)ですと4度差ですよね。放熱量に違いがあるのです。低体温は暑さに弱いとね。汗の蒸発も鈍いしね。また、「熱中症での高体温」と「基礎体温が高い」とでは意味が全く違います。病気発熱時を考えると理解しやすいかも。基礎体温維持に一番関係しているのが骨格筋ですよ。ただ、「痙縮」とか「拘縮」した筋肉は代謝量が落ちているかもね。冬の寒さに弱いのも基礎体温の低い方と考えます。人間はよい意味でも悪い意味でも「慣れ」というがあります。そして、価値観みたいになっていくのですかな。高塩分食に慣らされたら、「低塩分食を拙い」という織田信長のような感覚ね。クーラーでガンガンに冷やしていないというだけで暑いとかね。脳卒中を起こしてしまった場合は、感覚麻痺というので当然、体温調節にも影響を与える可能性が大きいわけです。視床下部とか何カ所は特にね。皮膚での温感も麻痺部分では復活してくるときに「極端な反応をすることがある」というより、「反応をする」ですよね。私は未だに「左半身真冬」ね。それで、右往左往していたら熱中症になってしまいそうだしね。以前のような体温感覚では熱中症になる危険性を持つわけですが、31.5℃程度で耐えられないというのはよほど湿度が高いのですかな、そうでないのなら医者にいって診察してもらったらという感じもします。高齢で基礎体温が低下してしまっているのでしたら、別の意味でも対策をするべきでしょうね、棺桶に近づいていますからね。家屋の造りとかも関係しますが、屋内でクーラーをガンガンみたいなので医者へ行ってください。  7月30日(水)、また、処方薬での薬害という記事が出ていました。今度は15人ほど亡くなったということです。7月27日にinfseekで見つけた時事通信配信の記事です。『田辺三菱製薬(大阪市)のC型肝炎治療薬「テラビック」(一般名テラプレビル)を服用した患者の23%に全身の皮膚炎などの重い副作用が現れ、15人が死亡していたことが26日、分かった。死亡例の多くは、投薬対象外とされていた肝硬変や肝臓がんの患者だった。』です。『田辺三菱製薬は「医師には適正に使用するよう情報提供していた。副作用の状況は厚生労働省に報告している」と話している。』ということです。取扱説明書も受け取り、プロパーから説明も聞いているのではと思いますが、どうなのでしょうね。副作用が多いというのでも対象疾患で他に選択肢がなければ使用する必要があるとは思いますが、対象外への投与らしいので怖いですね。日本はどうして「処方薬」での薬害が諸外国に比べて多いのでしょうね。医薬品は異物ですから、多かれ少なかれ副作用はあります。主作用による利益と副作用による害とを天秤に掛けて利用しているのです。副作用のない医薬品なんてないはずです。いつ何時、新薬や用途の限られている医薬品だけではなく、普通に投与されている日常の常用薬でも副作用がより大きく出る可能性があるので医師も患者も薬剤師も製薬会社も厚生労働省も常に注意を払う必要があると考えます。「薬害大国日本」の汚名を返上するためにね。必要な投薬は必要ですが、不要な投薬や過剰投薬はしないということもね。医薬品は必要最小の使用で効果を患者が享受出来るようにすということです。「念のため」は止めてほしいというのが偽らざる思っている気持ちです。「絶対受けたくない 無駄な医療」という本が日経BP社から出版されていますね。この中にLDLコレステロールについての記事があり、その医薬品について調べてみたら、コレステロール生成に係わる酵素の阻害剤だと。コレステロール全般の生成を阻害するというのです。そうHDLもね。バランスの悪い人はそのアンバランスのままみたいです。最近はLDLとHDLのバランスが重要視されてきています。コレステロールは少なくなりすぎると細胞の修復に支障を来すようになるというのです。特に高齢者で弊害が出るともね。今はネットで信頼出来る情報を調べることができるのですが、なにが信頼出来るかがわかるように勉強し続ける必要もね。勉強し続けるのは医療関係者は当然ですが、患者もね。医薬品は人間にとってはほとんどが異物です。それも、長年食べ続けた食物とかではないのです。だから、摂取しただけで量に応じて副作用があるのです。薬効と副作用を天秤に掛けて量を決めて使用しているのです。「多ければよい」とかですと、キノホルムによるスモン病ね。副作用の見誤りによる薬害が頻発している日本。中には取り扱い上の注意も読んでいない医師もいますからね。医薬品で殺されないようにしましょう。  7月31日(木)、ICU(集中治療室)の使用頻度ね。ブログを読んでいると結構長期間ICUに滞在されている方がおられるのです。肝の手術時に3泊4日で辟易しちゃったICU.肺の手術時は半日でした。今回は聞いていないと体たらくね。意識がはっきりするのは一番監視の厳しいベッドへの引っ越しあたりからです。退院まで4人部屋ですが、そこの部屋に病棟随一厳しいベッドがありました。理由は頭を下にしてベッドからぶら下がったためです。少しベッドが低かったら(数cmかな)頸椎損傷かな。今更聞く気もないしね。相当程度、そこの病院の混雑程度が関係するのかもね。ベッド数を増やさずに手術室を増やした救急で入院した病院。包括医療費に結構早く移行していたとおぼしき救急で入院した病院。ICU滞在を長くすると儲けが少なくなるので早期に一般に移されたようです。ですから、ICUでの滞在日数の長短と重症度は一概に言えないみたいです。ICUは金食い虫みたいですからね。包括医療費というのは、疾患ごとに健康保険からの支払われる医療費があらかじめ決まっているというものです。ですから、入院中に「ついでに他科受診」というが非常に嫌われます。儲けにはならないからです。リハビリ病院は出来高払いだったので爪白癬の治療もできました。救急で入院したところでは、眼科は受診出来ました。理由は入院当初にハードコンタクトレンズを外すときのドタバタね。眼科の看護師を呼べば、問題なかったのにね。爪白癬は無視されました。CTやMRIの回数も少なかったですよ。CTが必要最小限というのは放射線被曝問題から見てもよかったです。余分に検査してもお金にならないしね。ただ、視床出血というか脳卒中は様子見で入院が必要なので適度なときの転院でした。検査が少なかったのはよかったです。リハビリ病院入院中の血液検査で3本採血のとき「貧血になる」とわめいたりしてましたが(冗談ね)。難しく思い込んでの入院生活は辛いでしょうね。少しでも楽しませてもらわな。そうそう、「おしめ」。これをしばらくしていたのですが、中に出すことはなかったです。「これで、おしめを止めて普通に戻します」というときに看護師さんにいったことは「中に出して交換してもらいたかった」とね。患者歴がある程度あると、こういう不埒なことも考えるのです。その時は「止めてください」とまじめに返答されました。もし放出していたら「交換するのもリハビリになるのでやってみなさい」とやらされていたかも。溲瓶での用足しが過去全滅(出せない)していたので、おしめでもで用足しなし。それだけね。  8月1日(金)、先週の梅雨明け以降暑くなりましたね。漸く「左半身真冬」は終了したみたいですが、まだまだ、右半身に比べたら寒がっています。温感の違いがまだあるということですね。もう少し暑くなって続いてくれたら半袖のポロシャツで試してみようかな。今は長袖です。冷房をしているところでは長袖でも左半身は涼しいというよりもう少しヒンヤリしていると感じています。先週、花子用に以前も購入したペットフェンスを同じアマゾンで購入しました。外箱は前回と同じだったのですが、スペーサーが前回と違って箱が入っていました。それも発送に使っている箱です。へまに作業をするよりアマゾンにとっては安上がりなのかな。人件費と材料費、その他費用を天秤に掛けて「最小の経費」を目指しているようです。この頃は段ボールの資源回収もよいみたいだしね。これと類似するのがリハビリかな。必要不可欠で最小の取り組みの時が最大の効果がある感じなのです。私の歩数はリハビリから見たら過剰かも、ただ、運動量確保の観点からですと、ぼちぼりと思っています。関節の可動域確保ですと、部位によりますが一日に数回から十数回ぐらい程度でよいのではとも思います。筋力維持もぼちぼちでね。筋力強化の時は別の観点から取り組む必要がありますが、感覚麻痺の時は注意してください。場合によると、筋トレ禁止みたいな身体状況であったりします。一面だけから考えて行動するのではなく、多面的に考えて行動できるように思考のトレーニングをする必要があると考えています。  8月2日(土)、心理学での「合理化(自分にとって都合の悪い現実を、事実と異なる理由で隠蔽・正当化するなど、心理的自己防衛を図ること。  ウィキペディアより)」という概念から、ブログの投稿をみてみると、ちょいちょいあるというのが偽らず感想です。「麻痺した方ならわかる」というような姿勢や動作になってしまった方の投稿を読むと「合理化しているのかな」という感じを受けるのです。ぶん回し歩行につて「・の形状」で述べられていたのがあったのですが、「なら健常者で同じような・なら程度ものですがぶん回し?」ということで「合理化している」と思ったものです。確かに脳卒中での麻痺は突然きますし、重症ですとほんまに動かせないものね。体験済みね。そして、回復への遠い遠い遠い道のりですから「合理化したくなる」というのもわからないでもないです。が、「合理化」しすぎると、回復するものも回復しなくなるのではと思うのです。リハビリ不足でも過剰でも起こりうる「麻痺した人風の動作や姿勢」も「麻痺したから」ということだけにしてしまって、リハビリでの取り組み状況を顧みてないとおぼしき投稿も散見します。以前「病気自慢しませんか」と投稿したのも「脳出血」とかの方ので、・・・に籠もって自主トレができていたらしいのがあって私より軽症(重症とか比較はできないですが)だったのではと思ったこともあったからです。憶測になりますが、・・・での自主トレをしていなかったら、この方は今よりは軽度の障害ですんでいたのではと思いました。ここまできたら当時のことについては「合理化」したままの方がよいかも。まあ、意識なしの期間が長かった方などいろいろですから、ブログだけからでは一概に言えないですが。「自身を納得させるためだけの猛練習・猛学習・猛リハビリ」大抵は自己満足だけで効果なしはまだよい方で弊害が多いです。これも「合理化」心理ね。例えば試合に負けたときに「あれだけ練習したのだから仕方がない」という言い訳にする為ね。練習しすぎると健常でも筋肉に弊害が、脳はパッパラパッ(興奮しすぎて腑抜け状態ね)にね。それぞれ、身体状況に応じた適切な練習量・適切な勉強量・適切なリハビリ量が。そして、それぞれ、身体状況に応じた適切な練習方法・適切な勉強方法・適切なリハビリ方法(通常のリハビリや川平法や認知行動用法や・・などで、組み合わせもね)があるのです。これらは各自で見つけてください。あるいは専門家と相談して見つけてください。たまにド素人以下の専門家もいるみたいです。気をつけてね。適度に合理化をしつつ一生、模索かもね。  8月3日(日)、私の左足のことで少し。左足第2指近位指節間関節の形状についてです。私の関節で唯一拘縮したとおぼしき関節とです。普通は健常者タイプで歩行ができたら、うっかりしてしまう関節です。私は今毎日お風呂で「伸びろ、伸びろ」と健常側の手で伸ばしてみています。何年ぐらいで伸び始めるのかな。ですから、ここ以外の関節では可動域が確保されているので、その状態を保ち続けたいです。「足指よ、伸びろ」。ですから、足や腕とかの関節を錆び付かせた方の動かせるようにするための苦労の一端がわかる感じです。動作にはほとんど影響しない部分ですからね。関節の錆び付きとかを甘く見ていると大変なことになりますよ。患者本人がどう考えているかはわからないときも「関節が錆び付かない。」ようにさせることだと思いました。今はパワーアシストスーツも実用化させそうです。「拘縮では使えないから、関節の可動域は確保しましょう」とかいって将来に目を向けさせるようにかな。他力本願でも可動域を確保していたら、多くの場合、自力本願で動かせるようになると思うのです。私ですが、基本的には自力本願で、たまたま、入院中にしていた日常生活が「あたり」で「奇跡的回復」という面が多々あります。「あたり」と思うことを『どうして「あたり」と思うか』という理由をつけて紹介しているのがこのブログです。参考にして考えてみてください。

2014年8月3日日曜日

周りを敵対国で固めようとする国々

 最近、近隣諸国とガチャガチャしている国がありますね。大抵は「大国」あるいは「元大国」あるいは「新興大国」ですかな。ドイツの爪の垢でも飲ませたいです。  具体的にいうと、まずはロシア。解説によると近隣国を属国で固めておきたいとね。それで、ソビエト連邦崩壊の時にバルト3国が大挙してEUに流れたという歴史を鏡としていないという日本みたいなことで今度はウクライナですかな。ほぼ確実にEU加盟へと追いやっている感じです。そして、NATO(軍事条約機構)にも加盟させそうです。東ヨーロッパと違って仲がまだよかったはずですけどね。  この付近ですと中国ね。過去の中国王朝の最大版図まで領域を広げようとしている感じもあるのですが、さすがにロシア相手にはいまのところ黙っていますね。過去に支配したことがあるとかいうのでしたら、その過去を何年前とするのかな。150年ほど前でしたら、清朝ね。その前が漢民族の明朝、その前がたしか、蒙古族の元でしたかな。この過去何年前かというのは日本とイギリス程度以外は支配されたことだらけだからいわない方がよいとは思うのですが。  インドとパキスタンは武力衝突もしていましたが、両国とも他とはボチボチですよね。イスラエルは別格。  世界を見れば、国境紛争は、あるいは過去の戦争での恨み辛みがあるところだらけで、大抵は小国の方が恨みを持ちます。だから、ドイツの人気が出るのかな。EU人気ね。そして、NATO人気。イスタンブールの海峡が封鎖されたらロシア黒海艦隊は運河でバルト海にでも行くのかな。その時、ウクライナを通らずにいくために今、ガタガタしているのかな。  トルコで日本の人気が高い理由の第一はトルコ軍艦が和歌山県沖で沈没したときの救助のことでですが、何番目かに「日露戦争での日本の勝利」もあるはずです。  アメリカはメキシコとの関係では上手に丸め込んでますが、キューバではドジ踏んでいる感じですね。カナダとはボチボチ。中南米での「反米」とロシア隣接国の「EU加盟」では質が違います。プーチンはそこがわかっていない? この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。