2014年8月4日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No104

状況にあったリハビリ   暑さや寒さに対する許容度について   また、処方薬での薬害という記事が出ていました。   ICU(集中治療室)の使用頻度   漸く「左半身真冬」は終了したみたいですが、まだまだ、右半身に比べたら寒がっています。   心理学での「合理化」  左足第2指近位指節間関節の形状より  7月28日(月)、リハビリ病院退院後のリハビリを受けていないとき「状況にあったリハビリを」みたいな時にどうしたらよいのかな。度胸を決めていなければアタフタするようなことでしょうか。普通、我々はド素人ですからね。わからなくて当たり前ですかな。私は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」でボチボチリハビリを続けていこうと決めつけていましたからね。当然、未だにしょっちゅう「グッパ」もしています。うるさいのがド素人の外野ね。脳卒中患者が1000人寄れば1000通りのリハビリの道筋があるのをご存じないようです。いくつかの最低要件は守ってということです。「筋肉を固めない。・・」とかですね。拘縮にしたらアシストパワースーツが使えないようだし、そこでリハビリ終了ですものね。それも、強制終了で麻痺固定されたままね。この最悪にならないように避けておけば1000人寄れば1000通りのリハビリですよ。だから、リハビリは基本マンツーマンなのでしょうね。できれば、セラピストさんと相談されながら現状にあったリハビリを求めることにね。「うるさい外野」。これには同業の患者も入ることがあります。ド素人ですからね。とりあえずは、日に数回ラジオ体操みたいな全身の関節を動かすような動作をされてみたらと思っています。変に筋肉が緊張するような動作はしばらくの間お休みにしておいてよいと思います。少しずつ少しずつ少しずつちょっとだけできるか試してみるということもね。ラジオ体操が出来ても生活動作には直接関係ないかもね。ただ、動きの基礎にはなると思います。  7月29日(火)、暑さや寒さに対する許容度についてね。先週20日頃にあるところのある投稿に「暑い あつい・・・  暑すぎる 31.5度 ・・・・・」とかあったことで一考察を投稿してみようかなとね。この後の猛暑はというと、クーラーの効いた部屋でもダメだったみたいです。投稿だけだからわからないです。人間の温感と気温との関係ですから、それぞれその方の温感による訳ですけど、このタイプの温感と実際の健康面についてを論じてみたいです。人はその生育歴でも変わってきます。汗ですけど、乳児の時に開通した汗腺が使えるという話がありますし、民族というか出身地である程度使える汗腺数があるとか。本来日本人は400万ぐらいですが、ロシア人は200万ぐらいと聞いたこともあります。暑さには日本人が、寒さにはロシア人がかな。汗が全身から出るかどうかも暑さに対する耐性に関係しているとね。次に基礎体温ね。どうして乳児を「赤ちゃん」というかというと、基礎体温が高いからということです。基礎体温は徐々に低下していきます。私ですと、今でも投稿にあった気温31.5度より5度程高い体温を保っていますが、もし体温35.5度の人(深部体温35℃以下を低体温症というとか。深部体温は普通の体温より高いよ。)ですと4度差ですよね。放熱量に違いがあるのです。低体温は暑さに弱いとね。汗の蒸発も鈍いしね。また、「熱中症での高体温」と「基礎体温が高い」とでは意味が全く違います。病気発熱時を考えると理解しやすいかも。基礎体温維持に一番関係しているのが骨格筋ですよ。ただ、「痙縮」とか「拘縮」した筋肉は代謝量が落ちているかもね。冬の寒さに弱いのも基礎体温の低い方と考えます。人間はよい意味でも悪い意味でも「慣れ」というがあります。そして、価値観みたいになっていくのですかな。高塩分食に慣らされたら、「低塩分食を拙い」という織田信長のような感覚ね。クーラーでガンガンに冷やしていないというだけで暑いとかね。脳卒中を起こしてしまった場合は、感覚麻痺というので当然、体温調節にも影響を与える可能性が大きいわけです。視床下部とか何カ所は特にね。皮膚での温感も麻痺部分では復活してくるときに「極端な反応をすることがある」というより、「反応をする」ですよね。私は未だに「左半身真冬」ね。それで、右往左往していたら熱中症になってしまいそうだしね。以前のような体温感覚では熱中症になる危険性を持つわけですが、31.5℃程度で耐えられないというのはよほど湿度が高いのですかな、そうでないのなら医者にいって診察してもらったらという感じもします。高齢で基礎体温が低下してしまっているのでしたら、別の意味でも対策をするべきでしょうね、棺桶に近づいていますからね。家屋の造りとかも関係しますが、屋内でクーラーをガンガンみたいなので医者へ行ってください。  7月30日(水)、また、処方薬での薬害という記事が出ていました。今度は15人ほど亡くなったということです。7月27日にinfseekで見つけた時事通信配信の記事です。『田辺三菱製薬(大阪市)のC型肝炎治療薬「テラビック」(一般名テラプレビル)を服用した患者の23%に全身の皮膚炎などの重い副作用が現れ、15人が死亡していたことが26日、分かった。死亡例の多くは、投薬対象外とされていた肝硬変や肝臓がんの患者だった。』です。『田辺三菱製薬は「医師には適正に使用するよう情報提供していた。副作用の状況は厚生労働省に報告している」と話している。』ということです。取扱説明書も受け取り、プロパーから説明も聞いているのではと思いますが、どうなのでしょうね。副作用が多いというのでも対象疾患で他に選択肢がなければ使用する必要があるとは思いますが、対象外への投与らしいので怖いですね。日本はどうして「処方薬」での薬害が諸外国に比べて多いのでしょうね。医薬品は異物ですから、多かれ少なかれ副作用はあります。主作用による利益と副作用による害とを天秤に掛けて利用しているのです。副作用のない医薬品なんてないはずです。いつ何時、新薬や用途の限られている医薬品だけではなく、普通に投与されている日常の常用薬でも副作用がより大きく出る可能性があるので医師も患者も薬剤師も製薬会社も厚生労働省も常に注意を払う必要があると考えます。「薬害大国日本」の汚名を返上するためにね。必要な投薬は必要ですが、不要な投薬や過剰投薬はしないということもね。医薬品は必要最小の使用で効果を患者が享受出来るようにすということです。「念のため」は止めてほしいというのが偽らざる思っている気持ちです。「絶対受けたくない 無駄な医療」という本が日経BP社から出版されていますね。この中にLDLコレステロールについての記事があり、その医薬品について調べてみたら、コレステロール生成に係わる酵素の阻害剤だと。コレステロール全般の生成を阻害するというのです。そうHDLもね。バランスの悪い人はそのアンバランスのままみたいです。最近はLDLとHDLのバランスが重要視されてきています。コレステロールは少なくなりすぎると細胞の修復に支障を来すようになるというのです。特に高齢者で弊害が出るともね。今はネットで信頼出来る情報を調べることができるのですが、なにが信頼出来るかがわかるように勉強し続ける必要もね。勉強し続けるのは医療関係者は当然ですが、患者もね。医薬品は人間にとってはほとんどが異物です。それも、長年食べ続けた食物とかではないのです。だから、摂取しただけで量に応じて副作用があるのです。薬効と副作用を天秤に掛けて量を決めて使用しているのです。「多ければよい」とかですと、キノホルムによるスモン病ね。副作用の見誤りによる薬害が頻発している日本。中には取り扱い上の注意も読んでいない医師もいますからね。医薬品で殺されないようにしましょう。  7月31日(木)、ICU(集中治療室)の使用頻度ね。ブログを読んでいると結構長期間ICUに滞在されている方がおられるのです。肝の手術時に3泊4日で辟易しちゃったICU.肺の手術時は半日でした。今回は聞いていないと体たらくね。意識がはっきりするのは一番監視の厳しいベッドへの引っ越しあたりからです。退院まで4人部屋ですが、そこの部屋に病棟随一厳しいベッドがありました。理由は頭を下にしてベッドからぶら下がったためです。少しベッドが低かったら(数cmかな)頸椎損傷かな。今更聞く気もないしね。相当程度、そこの病院の混雑程度が関係するのかもね。ベッド数を増やさずに手術室を増やした救急で入院した病院。包括医療費に結構早く移行していたとおぼしき救急で入院した病院。ICU滞在を長くすると儲けが少なくなるので早期に一般に移されたようです。ですから、ICUでの滞在日数の長短と重症度は一概に言えないみたいです。ICUは金食い虫みたいですからね。包括医療費というのは、疾患ごとに健康保険からの支払われる医療費があらかじめ決まっているというものです。ですから、入院中に「ついでに他科受診」というが非常に嫌われます。儲けにはならないからです。リハビリ病院は出来高払いだったので爪白癬の治療もできました。救急で入院したところでは、眼科は受診出来ました。理由は入院当初にハードコンタクトレンズを外すときのドタバタね。眼科の看護師を呼べば、問題なかったのにね。爪白癬は無視されました。CTやMRIの回数も少なかったですよ。CTが必要最小限というのは放射線被曝問題から見てもよかったです。余分に検査してもお金にならないしね。ただ、視床出血というか脳卒中は様子見で入院が必要なので適度なときの転院でした。検査が少なかったのはよかったです。リハビリ病院入院中の血液検査で3本採血のとき「貧血になる」とわめいたりしてましたが(冗談ね)。難しく思い込んでの入院生活は辛いでしょうね。少しでも楽しませてもらわな。そうそう、「おしめ」。これをしばらくしていたのですが、中に出すことはなかったです。「これで、おしめを止めて普通に戻します」というときに看護師さんにいったことは「中に出して交換してもらいたかった」とね。患者歴がある程度あると、こういう不埒なことも考えるのです。その時は「止めてください」とまじめに返答されました。もし放出していたら「交換するのもリハビリになるのでやってみなさい」とやらされていたかも。溲瓶での用足しが過去全滅(出せない)していたので、おしめでもで用足しなし。それだけね。  8月1日(金)、先週の梅雨明け以降暑くなりましたね。漸く「左半身真冬」は終了したみたいですが、まだまだ、右半身に比べたら寒がっています。温感の違いがまだあるということですね。もう少し暑くなって続いてくれたら半袖のポロシャツで試してみようかな。今は長袖です。冷房をしているところでは長袖でも左半身は涼しいというよりもう少しヒンヤリしていると感じています。先週、花子用に以前も購入したペットフェンスを同じアマゾンで購入しました。外箱は前回と同じだったのですが、スペーサーが前回と違って箱が入っていました。それも発送に使っている箱です。へまに作業をするよりアマゾンにとっては安上がりなのかな。人件費と材料費、その他費用を天秤に掛けて「最小の経費」を目指しているようです。この頃は段ボールの資源回収もよいみたいだしね。これと類似するのがリハビリかな。必要不可欠で最小の取り組みの時が最大の効果がある感じなのです。私の歩数はリハビリから見たら過剰かも、ただ、運動量確保の観点からですと、ぼちぼりと思っています。関節の可動域確保ですと、部位によりますが一日に数回から十数回ぐらい程度でよいのではとも思います。筋力維持もぼちぼちでね。筋力強化の時は別の観点から取り組む必要がありますが、感覚麻痺の時は注意してください。場合によると、筋トレ禁止みたいな身体状況であったりします。一面だけから考えて行動するのではなく、多面的に考えて行動できるように思考のトレーニングをする必要があると考えています。  8月2日(土)、心理学での「合理化(自分にとって都合の悪い現実を、事実と異なる理由で隠蔽・正当化するなど、心理的自己防衛を図ること。  ウィキペディアより)」という概念から、ブログの投稿をみてみると、ちょいちょいあるというのが偽らず感想です。「麻痺した方ならわかる」というような姿勢や動作になってしまった方の投稿を読むと「合理化しているのかな」という感じを受けるのです。ぶん回し歩行につて「・の形状」で述べられていたのがあったのですが、「なら健常者で同じような・なら程度ものですがぶん回し?」ということで「合理化している」と思ったものです。確かに脳卒中での麻痺は突然きますし、重症ですとほんまに動かせないものね。体験済みね。そして、回復への遠い遠い遠い道のりですから「合理化したくなる」というのもわからないでもないです。が、「合理化」しすぎると、回復するものも回復しなくなるのではと思うのです。リハビリ不足でも過剰でも起こりうる「麻痺した人風の動作や姿勢」も「麻痺したから」ということだけにしてしまって、リハビリでの取り組み状況を顧みてないとおぼしき投稿も散見します。以前「病気自慢しませんか」と投稿したのも「脳出血」とかの方ので、・・・に籠もって自主トレができていたらしいのがあって私より軽症(重症とか比較はできないですが)だったのではと思ったこともあったからです。憶測になりますが、・・・での自主トレをしていなかったら、この方は今よりは軽度の障害ですんでいたのではと思いました。ここまできたら当時のことについては「合理化」したままの方がよいかも。まあ、意識なしの期間が長かった方などいろいろですから、ブログだけからでは一概に言えないですが。「自身を納得させるためだけの猛練習・猛学習・猛リハビリ」大抵は自己満足だけで効果なしはまだよい方で弊害が多いです。これも「合理化」心理ね。例えば試合に負けたときに「あれだけ練習したのだから仕方がない」という言い訳にする為ね。練習しすぎると健常でも筋肉に弊害が、脳はパッパラパッ(興奮しすぎて腑抜け状態ね)にね。それぞれ、身体状況に応じた適切な練習量・適切な勉強量・適切なリハビリ量が。そして、それぞれ、身体状況に応じた適切な練習方法・適切な勉強方法・適切なリハビリ方法(通常のリハビリや川平法や認知行動用法や・・などで、組み合わせもね)があるのです。これらは各自で見つけてください。あるいは専門家と相談して見つけてください。たまにド素人以下の専門家もいるみたいです。気をつけてね。適度に合理化をしつつ一生、模索かもね。  8月3日(日)、私の左足のことで少し。左足第2指近位指節間関節の形状についてです。私の関節で唯一拘縮したとおぼしき関節とです。普通は健常者タイプで歩行ができたら、うっかりしてしまう関節です。私は今毎日お風呂で「伸びろ、伸びろ」と健常側の手で伸ばしてみています。何年ぐらいで伸び始めるのかな。ですから、ここ以外の関節では可動域が確保されているので、その状態を保ち続けたいです。「足指よ、伸びろ」。ですから、足や腕とかの関節を錆び付かせた方の動かせるようにするための苦労の一端がわかる感じです。動作にはほとんど影響しない部分ですからね。関節の錆び付きとかを甘く見ていると大変なことになりますよ。患者本人がどう考えているかはわからないときも「関節が錆び付かない。」ようにさせることだと思いました。今はパワーアシストスーツも実用化させそうです。「拘縮では使えないから、関節の可動域は確保しましょう」とかいって将来に目を向けさせるようにかな。他力本願でも可動域を確保していたら、多くの場合、自力本願で動かせるようになると思うのです。私ですが、基本的には自力本願で、たまたま、入院中にしていた日常生活が「あたり」で「奇跡的回復」という面が多々あります。「あたり」と思うことを『どうして「あたり」と思うか』という理由をつけて紹介しているのがこのブログです。参考にして考えてみてください。

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