2016年2月29日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No185

筋トレだけがリハビリと思っているのがいるのですね。   ウッドデッキ(段差40cm強)での昇降。   適切適度なリハビリとは。私の考える「適切適度な」とは、四肢の麻痺に対しては「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ということができる様なリハビリね。   「害毒を流すマスコミのリハビリ報道。」てな感じもあるリハビリ報道もありますね。   目先の安さ、目先の利益追求とかはどうも社会に変調を与えている感じを受けています。   皆さん、血圧はどのように測定されていますか。一日に何回ぐらい測定されていますか。その時刻はほぼ一定ですか。   「規則正しい生活が健康によい」という意味ね。不規則な生活よりよいですが、病気にならないとかではないですよ。健康寿命を延ばす効果は高いですよ。  2月22日(月)、筋トレだけがリハビリと思っているのがいるのですね。筋トレが主流というのは多いと思っていましたけどね。健常者でも筋トレのみのトレーニングってするのかな。すべて、ウオームアップ準備運動とトレーニング後のクールダウン運動を本来は必要としていますよね。脳卒中リハビリでは健常者とは比較にならないほどの長時間のウオームアップとクールダウンが必要なはずですよ。楽な力の動作でできる運動ね。だから、怪我をしてもそれなりのカの動作ができるのなら、他動でできるのでしたらしておく方がよいと思うのです。関節可動域は「動かさない」がよくないのですけどね。健常時でも関節については「他動」というか、外部の力をうまく利用して運動していたと思います。筋肉に力を入れると関節は結構固定的になっているのではとね。例えば、肩の関節運動では腕を振り回すともあったでしょ。肩胛骨での関節運動で力を入れてとかいうのはあったけな。筋肉は収縮しかできないから、ストレッチ運動は目的の筋肉にとっては他動ですよね。ストレッチは筋トレとは逆方向に関節を使いますね。うまく組み合わせて関節可動域を良好に保とうというものですよね。それから、腱もね。筋肉感覚が戻るのを促進できているみたいなので硬直感が出てきやすいから、リハビリでもみほぐしてもらいます。感覚が戻るというのは「筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉感覚が脳に届くようになった」ということで、脳はそのたびに感度調整を必要とします。この過程での違和感ね。感覚は一発では回復しないよ。必ず、過敏状態みたいなのや別感覚みたいなのとかが現れると考えています。そして、徐々に調整ができるのですよ。そうそう、骨格筋は伸筋と屈筋が対になっていますね。伸筋が収縮して屈筋が伸ばされる、屈筋が収縮して伸筋が伸ばされるのです。そのとき、楽な力で伸ばすことのできる筋肉状態に保ちましょうね。  2月23日(火)、ウッドデッキ(段差40cm強)での昇降。地面とデッキの段差は普通の階段の2段分以上ですよね。先週、ギャルセラピストさんの目の前で支えなしでして見せました。それも、麻痺足をデッキの上に載せてからの登りと健常足を先に下ろしての下りの両方ね。階段の健常者風昇降ができるからできることですけどね。私は視床出血で意識不明にもなり、左半身完全麻痺程度ね。救急病院入院期間も5週間近くね。軽症ではないみたいです。棺桶に両足を入れかけた程度かな。よく、麻痺足に体重を乗せたいとかの投稿を見かけるのですが、救急病院入院期間とかですと、6週間以上の方かな、とかの重症者でしょうね。救急病院では極短距離の歩行リハビリだけですよ。リハビリ病院でも闇リハビリはしていないですよ。当然闇の筋トレもしていないですよ。リハビリ病院転院した時の歩行速度は10m38秒でしたよ。ただ、めったやたらの長時間車椅子に座っていたということね。それも、股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度でね。リハビリ病院では車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行による暴走が加わりましたけどね。膝下と足首をうまく使っての暴走ね。筋力いらずで楽でしたよ。そうしたら、健常者風歩行へのリハビリ、階段の健常者風昇降の指導とかしてくれたのでした。この階段が役に立ったのですかな。病室5階、リハビリ室1階で急ぎの移動の時、階段は時間が計算できますのでよく使用しました。というより、階段使用が許可になってからは階段ばかりね。で、毎日リハビリで筋肉の状態を見てもらっていたのでした。異常が見られたら許可取り消しの世界ね。何事もなかったです。適度なリハビリ動作というのになっていたみたいでした。ですから、退院後も無理をしていないので順調に完全回復を目指しております。  2月24日(水)、適切適度なリハビリとは。私の考える「適切適度な」とは、四肢の麻痺に対しては「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ということができる様なリハビリね。諦めて放置すれば「廃用症候群」で動かせなくなります。過剰にすれば「筋緊張亢進から痙縮に、痙縮から拘縮に」と進みますよ。痙縮や拘縮はロボットリハビリの対象外ですよね。先日もセラピストさんと話をしたのですが、「脳卒中では多くの場合、関節可動域があれば歩けるようになりますよ。」でした。ただし、多くの場合ね。大抵といえると思うのですが、症例数の問題で断言できないのです。でも、実体験としては「関節可動域優先のリハビリで筋力回復、健常者風歩行ができる、タオルを絞る、歯ブラシを保持する、等ができるようになった。」のです。昨日投稿のようにリハビリ病院転院直後の歩行速度は10m38秒でした。歩行距離も数十mで座ったりでした。このときは足の状態に意識を向ける余裕なんてなかったです。杖歩行で精一杯ね。棒足ぶん回しだったと思います。それが「関節可動域優先」で翌月には健常者風歩行の指導が始まりました。リハビリ病院退院ころには6分で420mね。ロボットリハビリなどいらない歩行速度に回復していたのでした。私の初期症状を考えてみたら、相当多くの脳卒中の人が健常者風歩行ができるようになると思うのです。意識不明、左半身完全麻痺、お告げが「一生車椅子」程度でもね。  2月25日(木)、「害毒を流すマスコミのリハビリ報道。」てな感じもあるリハビリ報道もありますね。センセーショナル的にとらえてほしいからかな。脳卒中リハビリは前提条件がありすぎるのかもね。脳での損傷部位がどの部分で、その広がりはとか。そのときまでにどのようなリハビリをどのような思いで取り組んでいたのかとか。発症前の身体状況とかいろいろあるのを細かく解説していたら時間が不足するのもあるかと思うのですが、「頑張り」や「即回復的」とかにという感じを受けているのです。ロボットリハビリではどうして脳卒中が後回しにされたか訳を解説しておれば、脳卒中リハビリがよりよくなるのではともね。すべての四肢でのリハビリの基本はマスコミ報道のネタにはできないかもね。「他動でもよいから楽な力での関節可動域確保」だからね。長嶋茂雄氏みたいに頑張ってくれると報道をしたくなるでしょうし、視聴者の受けもよいかもね。でもね、感覚麻痺であんなのをしたら筋緊張亢進→痙縮→拘縮だと感じました。私は感覚麻痺の典型だからね。「頑張らないリハビリ」では多くの人からの受けが悪くなるかもね。「努力」、「何も考えないでの努力」の好きな国民性があるものね。あのHALは筋力補助ですよ。筋力がなくなっていく病気用です。あるいは健常者の筋力補助ね。感覚神経系には問題のない人向けですよね。脳卒中感覚麻痺では簡単に適応できないから遅れているのですよ。佐賀大学のサイトでロボットリハビリについてで「痙縮の場合はボトックスで緩めてから」とありましたし、ある病院のサイトで「拘縮はボトックスの対象外」とありました。脳再生医療は札幌医科大学のサイトで脳卒中発症後20日以内だったかな。このくらいですと痙縮にもなっていないかな。前提条件ぞろぞろね。前提なしで考えたら酷い目に遭いますけど、前提を間違えてもね。  2月25日(金)、先日、ケアマネさんとギャルセラピストさんと私で担当者会議をしました。その後、ケアマネさんと話をしていたときに「私が・マダ電機を利用しなくなった理由」で、大分前でしたが単機能の電子レンジを見に行ったら、見つけられなくて高級品ばかりでした。それなりに値引きはされていましたが単機能品より派手に高かった。少し離れたスーパーにはあったのですが、まだ、高いのでネットね。臨時福祉給付金受給者にとってはね。「安物」でよい場合と「より良い品をより安く」とか「安さ」も目的で考えてますよ。「安ければよい」はいつか、自身の生活に跳ね返ってきますよ。コンビニの方針かな、「よい品を手ごろな価格で」とかがよいのではとも思っています。商品だけではなく「事業費の安さ」追求も後々我々に跳ね返ってくるとね。中央自動車道の天井版崩落は点検経費の節約が根底にあったのかも。保育園増設で保育士不足ね。保育士を安い給料でこき使ってきたからですよ。品質を確保しながら、皆に利益があるような安さを。公共工事費削減で積雪のある地域では除雪のための経費が増えたみたいです。鳥取県ではたしか自前で除雪車などを購入して、且つ、運転要員も確保しているとか。給料が安くて結婚できない若者も多いようですね。介護職も給料が安いしね。目先の安さ、目先の利益追求とかはどうも社会に変調を与えている感じを受けています。  2月27日(土)、皆さん、血圧はどのように測定されていますか。一日に何回ぐらい測定されていますか。その時刻はほぼ一定ですか。1時間ぐらいのずれは大したことがない場合が多いかもね。日常の生活時刻はボチボチ一定ですか。「規則正しい生活」の意味ね。だから、変則勤務が体に負担を掛けるのですよ。測定部位については各血圧計の推奨でね。後は測定時とともに日常での姿勢とかの問題ね。風船を膨らませた直後に測定してみてください。だから、測定直前の動作等も穏やかにして、できるだけ毎日同じようにね。風船と同様かな、四六時中腹圧アップの姿勢もね。美容院式洗髪時の脳梗塞、あるというのです。低血圧になるからね。血圧は高血圧ですと、腎臓では慢性腎不全、低血圧では急性腎不全の可能性ね。一日中ボチボチの血圧範囲がよろしいようです。そのためには毎日複数回は血圧測定を。上腕式でも手首式でも推奨方法で測定すればと考えています。トンネル型は測定姿勢に問題が起こりやすいと思います。  2月28日(日)、「規則正しい生活が健康によい」という意味ね。不規則な生活よりよいですが、病気にならないとかではないですよ。健康寿命を延ばす効果は高いですよ。病気は確率的になりますので規則正しい生活で確率を低下させましょう。地球は誕生以来、太陽の周りを正確に公転しています。そして、徐々に遅くなっていますがほぼ正確に自転もしています。数年に一秒ね。生物はこの規則正しい地球で誕生したのです。だから、細胞にこの規則正しさを取り込みました。生物の個体としても取り込みました。朝、結構早い一定の時刻に起床すると体によいというのはこの体内時計によるのです。体内時計は生物が持つ計時機構です。体全体の体内時計の中枢は自律神経の中枢でもある視床下部ね。わたしゃ、この間脳の視床に出血があったのでした。やばいね。できるだけ日々の生活を規則正しくすると体内時計によって、多くのことで体の準備が開始されるのです。その中には、脳の活動の活発化もありますよ。食事とかでは胃腸や肝臓などの準備ね。地球誕生以来の規則性が刻み込まれている生物である人間ね、規則正しい生活を送りましょう。人間は起床時刻をできたら、一定がよろしいようです。早起きね。早起きして活動していたら、睡眠時間も自ずと一定になってきますよ。どちかというと短めで一定ね。睡眠も血圧などと同様で長すぎず短すぎずね。6~8時間かな、普通は。入院中のふらつきの要因に「寝過ぎ」ね。

2016年2月28日日曜日

「家の寿命は20年」

「家の寿命は20年」、これは日経ビジネス2016.2.22No1829号の見出しです。詳しくは日経ビジネスでね。「20年」の根拠について論じてみたいと思います。  第二次世界大戦後、戦災で焼失した家屋の再建とかでの「粗製濫造」、この件は地震の度に表面化しましたね。自動車程度の耐久性のない家が造られたのですよ。だから、住宅金融公庫(古いね)の融資も木造が25年限度だったですよね。  そこに、「土地神話」ね。戦後、結構長期にわたって地価上昇が続いたのでした。そうすると、この両方で中古住宅売買は「土地価値」に重点が移ってしまったというのが要因かな。  「家」は建築時から「長期使用」を前提にしっかりつくる必要があり、且つ、保守点検をおこない続ける必要があるのです。が、地価上昇で「家」の価値が低下してしまったのが原因かな。  で、土地バブルの崩壊がおこり、長期景気低迷に突入しても商習慣が変わらなかったということでしょうね。  農家にとって、農地が大切なのは農業を営んでいるときですよね。山林も入山で薪等を採取廃り、木の利用があったときは山林も大切でしたが、今は荒れ放題も多いですよね。「家」も同様に住んで使うということが必要なのです。  たかだか、戦後数十年の営みが永遠に続くとでも思い込んでの「家の寿命は20年」だと思います。  土地神話でつぶれた会社のひとつがダイエーかな。土地担保に融資を受けて店舗を拡大して、バブル崩壊で土地価格低迷で担保不足になって、返済に困って価値が高い「ローソン売却」、「カード事業売却」でしたよね。土地建物が売れなかったからですよ。イオンに統合されたときの自己資本比率はイオンよりよかったですよ。現金はイオンに圧倒的に負けていましたよね。  バブル期に土地で転んだ企業等は多いですよね。  そうそう、本式の日本の木造住宅は維持保守を適切にすると腐りやすい松材でも200年持つとね。法隆寺は檜造りで1500年かな。 「相続」が「争族」になる大きな要因が「土地家屋」ですよ。特に「土地家屋」しかめぼしい財産がない場合かな。どのように不動産を分割するのかな。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2016年2月22日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No184

「脳卒中発症後の医師の説明の善し悪しが予後を決める?」と思いますよ。   感覚麻痺での感覚復活中の辛いこと、困っていることね。   関節可動域を確保の意味。「筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」の意味。   視床出血で見られるような感覚麻痺では、はじめは「ともかく楽な力で動かせるようになる。」ですが、・・・   「感覚麻痺での四肢のリハビリで関節可動域優先を断続的に投稿している思い」ね。   先週、またまた、ロボットリハビリで投稿されていた方がおられたので、また、投稿ね。   脳卒中で筋力がなくなる原因。セラピストさんの中にも理解できていない方がいるみたいです。当然、医師の中にも理解できていないのがね。  2月15日(月)、「脳卒中発症後の医師の説明の善し悪しが予後を決める?」と思いますよ。普通は「一生車椅子かも」とかの可能性だけでもリハビリへの主体的取り組みができないでしょうね。藪医者は「・・は諦めてください」とか歩行リハビリをしているのに「歩けません」とかの大馬鹿者もいるのですよ。脳卒中だけの場合は脳以外は異常はないのですよ。実際、私もそうでしたよ。ただ、脳からの命令が出なくなったので麻痺状態ね。もっとも、感覚系で大切な視床だったので脳に感覚情報が届かなくなりました。ですから、脳卒中発症後は「脳からの命令がない」ということで命令が来れば直ぐに反応できるように保つのがリハビリですよ。感覚系は適切適度な刺激で神経細胞間のつなぎ替えを即すのがリハビリね。ネズミの実験例もこのことを傍証しただけですよ。ですから、医師は「動きません」とかいうのではなく、「脳での障害部位に応じて麻痺が出ています。その部分での神経細胞間のつなぎ替えが完了するまでは感覚や動作等で不都合が出ます。また、完了までに拘縮等にしてしまうとつなぎ替えは起こりません。適切適度に動作等のリハビリを続ける必要があります。リハビリをしないで諦めると廃用症候群で使えなくなります。ロボットリハビリも脳の再生医療等も適切適度なリハビリで楽な力で関節可動域が確保できているとか必要です。ただ、回復はいつ頃になるかは脳の損傷状況、脳の再生力(つなぎ替え力)等に依存するのでいえません。遅ければ寿命の方が早いし、意外と早く動いたとかです。動いたとしても適切適度なリハビリに取り組むほかはないのです。」とかね。「動かない」とか断言する医師は藪医者です。脳卒中は永遠の寿命(火の鳥の生き血を飲むとか)さえあれば、神経幹細胞もあるし、適切適度なリハビリで必ず回復します。だから、「隠れ梗塞」とかがあるのです。「いつ頃までに回復すのか」なんては判らないですよ。開頭手術をしてもね。そうそう、下手に「回復しますよ」なんていおうものなら、何もしないのやら、張り切りすぎるのもでますよね。そこで適切適度なリハビリに打ち込ませるのが良医ですよ。  2月16日(火)、感覚麻痺での感覚復活中の辛いこと、困っていることね。この右間脳視床出血による感覚麻痺は左半身全体の体性感覚ほぼすべてに及びます。手足のみならず内臓までもね。尿道や直腸もですね。で、なにが鬱陶しいか理解できますよね。だから、オムツが必需品の時期があるのですよ。その時期を乗り越えたとしても感度の状況による違和感というか・・による不快感が強くなったり弱くなったりね。最近は強くなってきたみたいで困っています。グスン。瞼のハードコンタクトレンズをずらせて浮き上がらせる違和感は健在です。馬鹿医者が白内障と間違いよりましたよ。既往症をしっかり聞いていないからですよ。「目の中を蚊が飛んでいるので定期的に眼科に行っています」といったら黙りましたが記録はしていないようでした。飛蚊症では眼底を診察することになるので多くの病気が判ります。糖尿姓網膜症、白内障(こっちは水晶体ですけどね)もろもろをついでに検査しているみたいなものです。感覚異常で部位によっては汗が出ているみたいです。が、それを異常に感じて・・ね。部位によってはお・・・とかか感じているので、今までも確認していたのですが、お・・・の形跡なしだったのです。悪くてもこのような感じで収まってくれればと思います。でないと、オムツですからね。オムツは出費を伴うので臨時福祉給付金受給の貧乏人には辛いです、はい。書き綴るとキリがないので今日はここでおしまいにします。  2月17日(水)、関節可動域を確保の意味。脳卒中発症だけでは関節可動域はその直前の状態でありますよね。体がグニャグニャとかいうのは関節が楽な力で動いてしまうからですよ。拘縮状態ならグニャグニャにならないですよ。だから、元々関節の可動域等を保つようにしましょうというだけですよ。維持するだけね。それを不適切リハビリや放置で可動域を失ってしまうだけですよ。だから「関節の可動域」か「筋力」かなんてはないはずですよ。脳卒中発症前から関節の可動域等が失われていた方は別ですけどね。筋肉の病気等で筋力が低下してしまった人も別ですけどね。この二通り以外の人は発症前にはそれなりに関節可動域も筋力もあったのですよ。その筋力は脳の回復に応じて回復しますよ。脳が収縮命令を出せなくなって筋力がゼロになっただけですよ。「筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」てな感じです。脳卒中で筋力低下に最初に影響するのが脳の命令力が低下したり、なくなることね。次が神経筋接合部での神経終末当たりの筋繊維動員力かな。私の感じではこれらから、派手に遅れて筋肉量とかの感じです。ごそごそ適切適度のリハビリ動作でも筋肉量維持に案外役立っていた感じでした。だから、「動画と静止画」カテゴリーにあるような動作もできるのですよ。健常者風階段昇降とかもね。筋力での筋肉の質には「速筋」と「遅筋」というのもありますよ。脳卒中になると「遅筋」が多い人ほど有利かもね。せいぜい、不確かな知識に従って筋緊張亢進→痙縮→拘縮の手順を踏んで回復が遅れるように頑張ってね。  2月18日(木)、視床出血で見られるような感覚麻痺では、はじめは「ともかく楽な力で動かせるようになる。」ですが、生活動作等への使い勝手は悪いよ。次に「脳の回復に応じて徐々に使い勝手が向上するように地道にリハビリを続ける」ね。脳卒中の障害の状況により、結構早く回復する場合から数十年必要な婆間や寿命の方が早いし場合とかいろいろですが、地道に適切適度なリハビリをね。「ともかく動かせる」から「精度の高い生活動作」への道のりは普通遠いと思います。私も遠いですよ。焦らない、焦らない。次のステップに年単位と感じています。それまでにせめて関節可動域を維持確保したままで生きていたいですよ。筋トレでは生活動作の種類は増やせないと思います。生活動作の種類を増やすにはラジオ体操的動作や手や指の楽な動作の方がリハビリ効果が高いと感じています。そうそう、どうして「お箸の使い方が悪いのが治らないのか」ね。これは特定の動作ばかりしていたことによる手続き記憶の賜です。健常者は脳での配線ができあがっていても起こることです。脳卒中経験者は、この脳での配線をつくりながら、生活動作の手続き記憶を再形成する訳ですから、下手に筋トレの単純動作ばかりしていると、その動作のみの配線と手続き記憶しか脳には存在しない状況になる恐れがあると思います。  2月19日(金)、「感覚麻痺での四肢のリハビリで関節可動域優先を断続的に投稿している思い」ね。別段、他の方が不適切リハビリで痙縮や拘縮等になって、「困った、困った」でも私には関係ないことなのですが、できるだけよりよい脳卒中病後を送っていただきたいという思いですよ。「動画と静止画」カテゴリーにあるような動作ができてもいろいろ困ったことはありますが、それでもリハビリ病院では「奇跡的回復」といわれたのでした。でも、本人は「なんで私程度で奇跡的?」でした。退院後、いろいろ調べてみたりした結果「不適切リハビリ」が蔓延していると感じたのでした。それは、体についての正しい知識のなさ、力学的知識のなさ等からくるものであると感じたのでした。ボトックス療法をされている方でボツリヌス菌毒素の作用機序をはっきり理解されているのはどの程度おられるのでしょうね。しっかり理解できていたら「ボトックス後の筋トレ」などできないはずですけどね。運動神経系の興奮ニューロンに作用するボトックスが効果(量が多いと死にますよ。)を出すのは運動神経系の抑制ニューロンが働いていないからですよ。抑制ニューロンが働いていたら、ボトックスなんてリハビリでは不要ですからね。抑制ニューロンの代わりをボトックスでしているのですが、興奮ニューロンにダメージを与えてね。抑制ニューロンが働かなくなる病気に破傷風があります。症状の典型は屈曲腕や棒足とか、感覚麻痺の不適切リハビリをし続けた方とそっくりですよ。だったら、抑制ニューロンが働いていないことを前提に慎重にリハビリをすれば、屈曲腕などを回避できて楽に動作できるのですよ。では、感覚麻痺で運動神経系の抑制ニューロンがどうして働かないのかということね。四肢の筋肉を含めて筋肉の動作では筋肉からの感覚情報が必要なのですよ。皮膚感覚もね。物を掴んだとき、指にどのように接触しているかは皮膚感覚ね。このとき、指がどの程度曲がっているとかは筋紡錘と腱ゴルジ装置からの筋肉感覚ね。これらを組み合わせて、力加減を判断して興奮している運動神経系興奮ニューロンを適度に抑制するのですよ。瞬時に繰り返しながらよりよい力加減に調節しているのですよ。感覚麻痺ではこの抑制ができないのです。興奮ニューロンが興奮しっぱなしになってしまうことにもね。で、筋緊張亢進→痙縮→拘縮の順ね。興奮ニューロンをなだめてやれる範囲内での動作ですと、リハビリ効果が出やすいのですよ。生活動作は中途半端な力でおこないますよね。このときの筋力調整は筋トレより抑制ニューロンが働く必要があるかもね。生活動作のリハビリを不用意にすると、これも筋緊張亢進→痙縮→拘縮の順にいきやすいみたいです。痙縮状態になるとリハビリ効果なしと思います。拘縮はリハビリを諦めてかな。なので、完治の可能性のある脳卒中にしておくためには適切適度なリハビリ動作というのが最低条件と思っているからです。  2月20日(土)、先週、またまた、ロボットリハビリで投稿されていた方がおられたので、また、投稿ね。HAL医療用下肢タイプですね、脳卒中リハビリ用で治験開始とか。筋萎縮性側索硬化症(ALS)や筋ジストロフィーに対して製造販売承認されているわけですが、患者数の多い脳卒中が後回しになったのかということね。脳卒中での多くの場合、HALの対象にできるような関節可動域がある方は自力で歩行ができるようになっていくためと考えるのです。筋力補助としてのHALだから、筋萎縮性側索硬化症(ALS)や筋ジストロフィー等はどちらも筋力が低下していく病気ですが、関節可動域はあるのですよ。脳卒中の場合はどうも数ヶ月で尖足完成とか、棒足完成みたいな方が多いようですね。尖足や棒足等での適応の技術開発に手間取っている結果ですよ。HALを使って歩行リハビリをしている映像をよく見てね。ニュースに出るような方は関節可動域が確保されていますよ。棒足でも尖足でもないようです。佐賀大学のロボットリハビリでは筋肉が痙縮の場合はボトックスで緩めてからとサイトにありましたよ。佐賀大学のロボットリハビリで相手にされない方にはHALは使用できないのではとね。期待されている方は自分の状況を考えてみましょう。拘縮になっている方は対象外のはずですよ。拘縮の棒足をHALで力任せに膝関節を稼働させたらどうなるのでしょうね。そのうち、棒足対象も出てくるかもね。そのうち、尖足対象もね。だから、関節可動域優先のリハビリを。HALの様な筋力補助ロボットの装着は面倒でしょうね。脳卒中片麻痺では一人ではできないかもね。脳卒中では関節可動域を確保して自力で歩けるようになる方が楽ですよ。  2月21日(日)、脳卒中で筋力がなくなる原因。セラピストさんの中にも理解できていない方がいるみたいです。当然、医師の中にも理解できていないのがね。運動中枢や運動神経関係に障害があった場合はダイレクトに脳の筋収縮命令が筋肉に伝わらないからですよ。筋トレをできるものならやってみてください。問題は感覚麻痺の場合ね。脳卒中で障害を受けなかった運動系統が感覚がないということで作業停止状態になるからですよ。「筋力=脳の命令力×筋肉量×筋肉の質」でほぼ説明できます。脳卒中は「脳の命令力」がゼロになって仕舞うのですよ。無限大の筋肉があっても「ゼロ」を掛けると、結果はゼロね。大脳からの適切な筋収縮命令が出される実用筋力が脳卒中ではゼロになることにね。筋力がなくなるのは脳の問題だよ。筋肉は運動神経と感覚神経の両方が適切に関与できるときにのみ正常に収縮弛緩ができるのですよ。感覚麻痺の場合は弛緩ができないという問題が起こります。一度収縮してしまうと二度目の収縮のためには弛緩するというのが必要なのですが、弛緩できないから収縮できないことにね。これも実質的には筋力ゼロね。収縮したままの筋肉は弛緩させるのに大きな外力を必要としますよ。筋肉は弛緩した後に収縮ができるのですよ。だから、筋肉を弛緩させましょうね。昨日投稿のロボットリハビリですが、すでに対象になっている筋萎縮性側索硬化症(ALS)や筋ジストロフィー等の病気の方は脳卒中患者と違って、感覚神経系に障害がないですよ。脳卒中感覚麻痺とは大違いね。

2016年2月21日日曜日

混乱株式市場や為替相場で思うこと

 モーニングサテライトぐらいしか経済番組を見ていないのですが、その解説とから思うことね。「安全資産としての円」とかアメリカでは思われているようです。経済規模が停滞ないし縮小の国の通貨が経済規模が拡大、持続的に拡大しているとおぼしきドルより安全なのかね。金は説の原理での安全資産ですが、食料にはならないですね。最終的には食い物かな。でも、日持ちが金に比べて悪すぎます。  さすがにリーマンショック時までの格付け信仰は消えたのかな。格付け信仰があればアメリカ国債の方だよね。当時は格付けで大損したものね。  原油価格下落でどうして被し相場痩躯連れなの。損する部門もあれば、価格低下で儲けの出る部門もあるはずだのにね。もう、「早い者勝ち」原理の株式売買だからかな。プロは高速取引だから、庶民は待ち構える株式売買しかできないですよね。或いは小型株主体かな。  中国経済の減速ですが、あくまでも原則みたい。どこかの国の後退ではないようです。過去に日本も陥った未来への推計のちょんぼからくるものだと思います。また、原則は当然起こります。地球は有限だからね。  企業等で乗り越える方法は今までにない新市場を作り出すほかないと思います。ところが、プロが日本の地方空港需要予測(外れの例)を懲りずに続けている感じです。  中国の景気減速ですが、人口動態等から予測できることですよ。でも、中国国内自体がバブル状態にあるようです。期待しているアメリカの投機筋もかな。日本の第二次べービーブーム世代が大学進学にさしかかった頃に大学新設にはしった投資家がいましたが数年でドボン。よくにていますかな 。目先しか見ていないというのは今も昔もかな。  サブプライムローン債権の証券を格付けだけで飛びついたのも同類だったですよね。金融工学云々とかいっても自分の頭で考えて疑問を持った場合は手出しを止める方がよいと思ったので、株式の直接投資や金の直接投資などが安全確実かな。  世間の噂で走り回っているプロ投資家や素人が多いと感じているこの頃です。でも、私は損はしていないよ。預金金利以上は稼いでいます。世間の常識的利回りを上回るような投資話は詐欺かな。儲け話があれば、自分でしますよ。その方が儲けが多くなるのでね。だれか、ネタはないですか。ヒントだけでいいですよ。  投資信託と格付けへの不信、どちらも手数料のみを目的もできるものね。投資信託の運用で損失を出しても収入は確保できるし、格付けでは格付け会社の責任は追及できないしね。格付けは参考程度の前提ですよね。リーマンショックのころには格付け命みたいなのがアメリカに沢山生息していたみたいですけどね。それと、CDSのリスクの押し付け合いもか。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2016年2月15日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No183

脳卒中片麻痺、無茶はよくないですが、生活動作についても徐々に「自分でやってみよう」かな。   4年前の2月9日午後6時前に視床出血しました。   拘縮とかに至る道筋の一考察。   昨年7月から徐々に降圧薬を減らした効果について。   脳卒中後遺症は非常に困ったことですが、改善することが可能です。実際、改善してきています。   関節の可動域があっての役に立つ筋力だよ。それも弱~い力の外力でも作動させることのできる関節可動域だよ。   関節可動域確保の方法。関節可動域は他動でもよいから関節を稼働させることにつきますよね。  2月8日(月)、脳卒中片麻痺、無茶はよくないですが、生活動作についても徐々に「自分でやってみよう」かな。適切適度な範囲でね。楽してできる範囲ではないですよ、お間違いなくね。できるからとやり過ぎると筋緊張亢進→痙縮→拘縮が待っていますよ。救急病院入院中での早期車椅子着座生活(股関節・膝関節・足首関節等直角程度ね)もすれば、できましたよ。徐々に時間延長のはずが初日から・・で腰が痛かった。数日したら、朝から夜までね。お陰で、尖足・棒足等にはならなかったです。指伸ばし・腕伸ばしも日に数十分程度だったかな。屈曲腕等の防止にもなり、物掴みも楽にできるようにね。肩揚げも痛みをこらえてね。今じゃ、ラジオ体操的動作も楽々ね。ハードコンタクトレンズの自力装着も待っていたら、視覚障害者レベルの視力になるのである意味強引にね。これができたのも指伸ばし・腕伸ばしのお陰ね。車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行での暴走族化はセラピストさんの想定外だったと思います。杖歩行でも許可されたら、想定以上にウロチョロしていたはずだよ。階段昇降もね。基本的な基礎の動作が無理なくできるようになってからは「待ってられますかいな」とチョコチョコいろいろ試しております。でも、無茶はしていないですし、筋緊張亢進→痙縮→拘縮となるようなことはしていないですよ。身の程をわきまえていますからね。脳卒中後遺症での四肢のリハビリは脳での修復によりますが、年齢を重ねるほど再生力、修復力は弱いですよ。ですから、急がないことね。これもあってリハビリ病院で「奇跡的回復」といわれる回復の早さに繋がったのだと思っています。一昨日で住民基本台帳カードの電子署名の有効期限になって仕舞いました。確定申告の方は還付金の振込口座の確認中とメッセージボックスにあったので本当に完了したということです。  2月9日(火)、4年前の2月9日午後6時前に視床出血しました。梗塞とは思わなかったです。脳出血とね。それから、紆余曲折があっても考えていた救急病院に搬送してもらえました。それなりの必然性のあるかかりつけ病院だったのです。脳の血管造影をしてもらっていた程度ね。数分で左半身麻痺を確認しました。そこで、思ったことは「リハビリで回復するぞ」ね。本当だよ。病院到着時は意識なしね。その後、まだらで意識が少し回復したようです。「コンタクトレンズ外して」とか。ハードをソフトのはずし方をしないでよ。個室どうのこうのの話が聞こえたみたいなので「承諾したらあかん。病院の都合で個室なら差額ベッド料とられへんで」とかムニャムニャ。その夜?かな。ベッドから頭を下にしてぶら下がり事件を起こしました。助けに来てくれた看護師さんに「なぜ、わかったの」と尋ねると、「大きな音がしたか」で、「大きな音を出したらナースコールを押さなくてもきてくれるのだ」とか答えたのでした。数日してからは、上肢を健常腕で屈伸とかね。足は重たくて諦めの境地でした。でも、ぶら下がり事件のお陰で尿道の管がとれたら、車椅子に一日中座らせてくれました。このとき、股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度ね。これで、四肢の「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」というのの簡単なリハビリができるようになったのでした。PT・OTのリハビリも始まりましたのですが、無理せず地道にね。腕伸ばし・指伸ばし・腕上げが病室での自主リハでした。下肢は車椅子ね。2週目を過ぎたあたりかな、指を見つめて動かしてみたら、指曲げ、指伸ばしができるようになりました。視床出血ですから、運動神経系・筋肉・関節等には障害がないのですからね。ただ、感覚麻痺による障害が未だに続いているのです。「動かせるけど・・・」の世界ね。歩けても走るのが難しいとかね。「走る」は下肢の感覚が完全に近い状態で復活する必要があると考えています。上肢はもっと厳しいかな。この頃の自動車の自動運転技術はセンサーとその情報の処理技術の進歩によります。視床出血はセンサーと情報処理部位との分断を起こします。感覚情報がなくなることによる麻痺です。体についての正しい活用できる知識があるということだったです。リハビリ病院で「奇跡的回復」といわれた回復の基礎ね。  2月10日(水)、拘縮とかに至る道筋の一考察。救急病院入院中に腕伸ばしを麻痺腕を体全体?を使って振り回すという感じで始めたとき、使っていないつもりの筋肉までが収縮していたと感じました。脳がどの筋肉に命令を出してよいのか判断できないからね。そうそう、私は視床出血による感覚麻痺なので大脳や運動神経等や筋肉等は無事だったからね。脳は筋肉からの感覚情報を基にして必要な筋肉に収縮命令が出せるのだと実感しました。ですから、慎重に動かすようにしましたよ。闇雲にしていたら不必要な筋肉の収縮が引き続き起こっていたかも。今でも、いくらかは不必要な筋肉の収縮を伴っているみたいです。これが動作のぎごちなさの要因の一つかな。健常時にもこのようなことは起こりますよね。「肩の力を抜いて」とかいわれるような場合ね。無理すると筋緊張亢進→痙縮→拘縮ということにかな。暗黒の中を手探りで動作しているのと同様のことが起こっているのですよ。感覚情報がないから大脳の運動中枢はどの筋肉にどの程度の収縮させればよいのかが判らないから、筋力を出せなくなるのですよ。私みたいな感覚麻痺では少しずつ動作を繰り返すことで徐々に筋肉の収縮具合を視覚等で感じ取るほかはないのかも。そして、徐々に筋紡錘等の筋肉の感覚器官からの情報が送られてくるようになるまでは慎重に動作させましょうね。このことを待つことができない感じでリハビリに励むと拘縮の危険性が高まりますよ。還付申告での還付の手続き日程が国税庁のメッセージボックスに昨日ありました。今月の12日に手続きをおこなうということです。還付金はこちらからは口座情報を文書等で申告するだけです。こちらがATMとかの操作をする必要なしね。ATMまで出向かせるのは詐欺ね。医療費もだよ。臨時福祉給付金もね。特定健診の検診料還付もね。ブログ村の皆さんはご存じのことですよね。  2月11日(木)、昨年7月から徐々に降圧薬を減らした効果について。血圧は寒くなっても生活時の姿勢とか測定時の姿勢とかの効果で低めのままね。一体、あの量の降圧薬は何だったのでしょうね。例の厚生労働省の記載指示の副作用の危険性も高かったのでした。この指示に関しては平成18年の厚生労働省の重篤副作用マニュアルにも出ていました。さらに排尿に関係ありかもね。降圧薬は一応平滑筋、それも血管の平滑筋に作用するとされています。尿道括約筋は横紋筋です。あ、ひょっとして、記載を指示されている副作用の横紋筋融解症が表に現れない形で進行していたのかもね。残尿感は別の理由ね。脳卒中では医薬品の副作用によるのか、脳卒中による障害によるものか、別の理由による疾患なのかの区別が難しいですよね。それでも、尿関係は改善されてきています。だれかが、降圧薬を止めたら改善したとブログで投稿されていましたよ。頻尿などの薬物治療では膀胱の平滑筋を緩めるのがあったのですが、この平滑筋には効かずに骨盤底筋という括約筋には効果が出ているのかな。暇を見つけてネットで信頼性のある資料を探してみたいです。ブログ等でもよいのですが、根拠の説明のあるのから、より信頼性の高い資料を探してみましょうね。40mgから20mgに減らしたときに医師が「臓器保護作用があるのに」とかいっていましたが、その臓器保護作用とは劇症肝炎や横紋筋融解症も含まれているのですね。腎臓に関しては降圧作用で負担軽減はよいのですが、やはり急激な降圧時にはこれが負担になって急性腎不全になることがあるとありました。厚生労働省の「重篤副作用疾患別対応マニュアル(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/topics/tp061122-1.html)をみてね。副作用は900日後に発症というのもありましたよ。「医師に相談」とありますが、副作用に鈍感な医師が多い現状では「実力行使」(服用中止や転院等)も身を守るために必要な場合も出てくるかもね。このときには「なんとなく」ではなく「根拠」をね。  2月12日(金)、脳卒中後遺症は非常に困ったことですが、改善することが可能です。実際、改善してきています。左半身完全麻痺からね、困ったことだらけでしたよ。歩行では救急病院で平行棒での立ち上がり、平行棒での補助つき歩行などがリハビリであったのですが、闇リハなど全く考えなかったです。一度、歩行器を使ったのですが、以後、使う気がなくなりました。足を引きずっていたのでした。救急病院での自主リハ?は車椅子に姿勢正しく座ることかな、朝6時半頃から夜8時ぐらいまでね。リハビリ病院転院後は「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」が自主リハね。PTの時の歩行リハとのセットね。これで、健常者風を指導してもらえましたよ。このように歩行についての不便さは徐々に減少させたのですよ。下肢の闇トレは全くしていないよ。健常者風を指導するかどうかは関節可動域有無の問題だったのですよ。歩行開始時やもろもろで健常時より不便ですが、それなりにちんたら健常者より高速で歩きますよ。筋肉の柔軟性有無の問題ね。これらは上肢についてもね。歯磨きでは当座は歯ブラシに歯磨き粉をつけてもらった。でも、救急病院入院中に片手でする方法を考えついたのですよ。指伸ばし等での成果で麻痺手で歯ブラシが持てるようにね。麻痺手に歯ブラシを押し込むというのが当座かな。考えたら何とかなるものですよ。指が伸ばせるようになったら、いろいろな物を掴むことができましたよ。でもね、未だに感覚の回復に応じての実用性ね。わんこの散歩時のリードを持つとかね。実用筋力も大分回復した証拠ね。握々お手々の方の握り込んでいる力は凄いみたいですね。伸ばすのに怪力が必要だとか。私は簡単に伸ばせますよ。だから、いろいろ使ってみようという気になるのですよ。そりゃ、発症当座は左半身完全麻痺だから、できないことだらけでしたよ。でもね、適切適度なリハビリで不便さを改善してきているのですよ。装具なんてリハビリ病院退院後は装着していないですが、足首は健常者程度の可動ですよ。足先を持ち上げることができますよ。だから、装着していないのですよ。リハビリで改善できるのですよ、適切適度ならね。適切適度なリハビリを続けていたら不便さは一時的なものですよ。どの程度の一時的かが初期症状によりますけどね。発症当初は自助具も役立つでしょう。リハビリで改善すれば徐々に不要になります。  2月13日(土)、関節の可動域があっての役に立つ筋力だよ。それも弱~い力の外力でも作動させることのできる関節可動域だよ。嚥下障害で闇リハをしたというのは聞いたことがないです、私は。これも四肢と同様に脳卒中での障害ですよね。排尿・排便障害もありますよね。闇リハ?言語障害にもいろいろなタイプがありますよね。とか、いろいろなのですが、四肢等の障害でやってなならないことは「関節可動域をなくす」ということですよ。そして、可動域があっても関節を動かすのにだけ筋力を使い果たすような状況にしてしまうというのもやってはならないことですよ。筋トレ用各種用具を考えてみてくださいな。すべて関節が適切に作動して使えるようになっていますよ。関節が作動しているから、筋トレができるのですよ。普通は力を込めたときに筋肉が固くなる人も力を抜いたときは柔軟ですよね。ぶよぶよじゃないですよ。われわれ脳卒中経験者は簡単に筋肉が固くなっていきやすいですよ。実感しています。でも、この硬さは力を抜いても筋肉を柔軟にならない痙縮という硬直へですかな。だから、私はマッサージ等で硬直を解除するようにしてきたのですよ。一時的な緊張亢進状態で留めるためにね。それで、いろいろな動作ができるようになってきました。回復に応じた力仕事もね。筋力のない方は関節可動域を保ちつつ筋トレかな。筋トレ厳禁ではないと思います。が、関節可動域をなくさないようにね。痙縮とかにしないようにね。どちらかを追い求めるのではなく、二兎を追ってね。ただ、どちらかというと可動域かな。可動域がなくなったら筋力は出せなくなるよ。筋肉は収縮時にのみ力を発揮できるのですよ。関節がなかったらどうなるか考えてみてね。  2月14日(日)、関節可動域確保の方法。関節可動域は他動でもよいから関節を稼働させることにつきますよね。動きが悪いと思ったら「他動による関節可動域確保動作」ですよ。筋肉の緊張を解ければ関節可動域を確保できるはずですが、緊張状態のままで過ごすと可動が悪くなりますよ。また、発症直後も「他動による可動域確保動作」しか方法はないですし、実際にそうしましたし、この方法がリハビリとしてされているはずですよ。下手に自力で動かそうとすると、麻痺四肢の筋肉を収縮させることになるのですよ。このとき、奮闘するほど筋肉が筋緊張亢進から痙縮へと進む場合もね。痙縮になっても奮闘すると拘縮になって関節を錆び付かせることにね。それと、上肢は屈筋の方が強いので「伸ばす」ということを他動でよいから永遠に続ける必要がありますよ。下肢は伸筋が強いので「曲げる」ということね。こちらは「椅子に座る」や「しゃがむ」(和式トイレウンチ座りがよろしいかと)でできますよね。体重を利用して曲げるということですよ。「ウンチ座り」は立ち上がりの問題がある方もおられるようですね。「椅子に座る」も股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度ですよ。最低条件ね。それも結構な時間をね。ある方が「関節可動域より筋力」と投稿されていましたが、「関節可動域があっての筋力」ですよ。関節が錆び付いた状態、関節可動域のない状態を考えてみてね。動作できるものなら動作させてみてください。

2016年2月14日日曜日

アメリカ大統領予備選から思うこと

 共和党の有力候補の演説とからですと、「テロと銃乱射の再生産促進」という雰囲気を受けている日本に居住している者です。一説によると大和民族直系の日本人らしいですけどね。先祖をさかのぼればどこかで他の民族の血も入っているのが日本人ね。混血の進んでいる日本人、精神風土では閉鎖的かな。このアメリから見たらの外野席ですよ。  民主党候補の方が「テロと銃乱射」になんらかの対策をすることができるかもね。  直接税は負担感が大きいですね。共和党のティーパーティーは特に嫌っているようです。この影響が予備選にも現れているのかな。民主党の某候補の学費についての政策とかは共和党の支持者から見たら・・でしょうね。  1990年代の民主党政権下での財政黒字をはき出した共和党政権。財政均衡ではなく財政赤字ね。金は出さないが国としての仕事だけを押しつけているみたいです。  貧乏人がいない社会というのはどのようなところでしょうね。現在の金儲けは貧乏人がいるということに気がついていない共和党支持者という感じを受けています。貧乏人がいるから持ち金に価値が出ていることをね。  富裕層だけの社会にできるほど科学技術は発達していないですからね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2016年2月8日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No182

ロボットリハビリの対象者は関節可動域のある筋力がなくなってくる病気の方のためですよね。   四肢での動作での感覚情報の重要性。   「尖足・棒足を防ぐ」、「屈曲腕・握々お手々を防ぐ」。今日は「尖足・棒足を防ぐ」についてね。   今日は「屈曲腕・握々お手々を防ぐ」ね。   医薬品の長期連用による副作用もあるのに判っていない医師もいますから注意を。   「脳卒中による後遺症は基本的には完治が可能である」ね。  2月1日(月)、ロボットリハビリの対象者は関節可動域のある筋力がなくなってくる病気の方のためですよね。ですから、筋力がなくなっても動かせるようにということですよ。脳卒中発症時の体グニャグニャでも何とかなるようにという方向により使いやすいように開発が進んでいるようですね。その過程で脳卒中でもある程度動作できるようになった人も対象にしているのではとね。あくまでも関節の可動域があるという前提だと思うのです。拘縮(関節可動域が激減かない)になって仕舞うとボトックスもロボットリハビリも対象外になって仕舞うようですね。痙縮でもボトックスで筋肉を柔軟にしてからがロボットリハビリの対象だと佐賀大学のロボットリハビリのサイトにありましたよ。ロボットは筋力補助なのですよ。脳の再生医療も筋緊張亢進にもなっていない新患が対象ですよ。科学技術が進歩してきていますが、筋緊張亢進や痙縮や拘縮などは対象外ですよ。ところでこのような状態になっていくのに諦めて放置というのもありますが、リハビリの頑張りすぎもね。特に筋肉の感覚も麻痺した感覚麻痺では運動神経の抑制ニューロンが働かないので簡単に筋緊張亢進に、直ぐに痙縮に、さらには拘縮へといきやすいですよ。リハビリと称して関節の可動域をなくしておられる方が多いですね。関節の可動域が減少すれば、筋肉の柔軟性は失われやすいですよ。筋肉の柔軟性が失われるとロボットリハビリの対象外ですよ。筋肉の柔軟性が失われると自力でも動作のできない状態にね。  2月2日(火)、四肢での動作での感覚情報の重要性。例えば、真っ暗な中で迅速行動できますか。普通は無理ですよね。視覚情報も動作に大きく影響を与えていますよね。で、その暗黒の中で意識していない物体に手や足が触れたらどうなりますか。健常の状態でも四肢からの感覚情報も頼りに行動をしているのですよ。四肢の動作に重要な感覚に筋肉の感覚と皮膚感覚があります。目を閉じての動作では筋肉の感覚というのが非常に大切だと判ってもらえるかな。この筋肉感覚があるから、四肢を常に見なくても動作ができるのですよ。筋紡錘による筋肉の伸び具合の感覚、腱ゴルジ装置による力の掛かり具合などの感覚ね。そこに皮膚感覚があって、上肢をほとんど見ずに物を掴むとかできるのですよ。ですから、視床出血後のリハビリではこれらの感覚がないので視覚頼りでした。だから、「じっと手を見る」とかの状態ね。よそ見しながらでは何もできないのですよ。ですから、緊張すること、緊張すること。これらの感覚情報があって、脳は運動神経系に力加減を命令できるのですよ。感覚麻痺ではこの力加減ができないので常に全力となりやすいので筋緊張亢進→痙縮→拘縮となっていくことにね。運動神経の興奮ニューロンを鎮めることができるのは感覚神経からの情報を受け取った脳でしかできないのですよ。感覚情報で運動神経系の抑制ニューロンを活性化して興奮ニューロンを抑制して筋肉を弛緩させることが漸くできるのですよ。このパターンを感じているのでリハビリではマッサージ等による興奮ニューロン鎮めを主体にしています。日常生活でもね。  2月3日(水)、「尖足・棒足を防ぐ」、「屈曲腕・握々お手々を防ぐ」。今日は「尖足・棒足を防ぐ」についてね。「屈曲腕・握々お手々を防ぐ」は明日にします。尖足防止は「他動による可動域確保動作」が基本かな。私も健常腕ではどうすることもできませんでした。この「他動」の中にはできるだけ早期に足首直角程度で椅子に座り続けるというのも含まれると実感しました。ベッドで寝たら尖足状態にね、イスで普通の直角程度にね。足を投げ出してのイス座りでは効果はないですよ。ぶら下げた状態も効果なしよ。「椅子に座る」というのは上体を直立にするので脳の活性化にもよいですよ。「椅子に座る」というときに膝関節や股関節を直角程度にして結構長時間にね。ベッドでは長時間膝関節・股関節ともに棒状だよ。だから、直角も長時間ね。リハビリで歩行が始まるあたりからは「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」で膝関節と足首関節の高速回転リハビリができますよ。ですから、どうして、リハビリ病院退院後に足先が下を向く方がおられるのが不思議です。ただ、尖足は足先の重みと布団の重みとかで垂れ下がることのようです。棒足は足の主力の筋肉は伸筋が強いということが主因のようです。で、尖足も棒足もその状態のままにすると関節可動域が激減することになりますよ。脳も関節可動域のない状態での修復になってしまいますよ。脳がもう修復できたと勘違いしてしまうことね。棒足でよいのだとかね。  2月4日(木)、今日は「屈曲腕・握々お手々を防ぐ」ね。屈曲腕とかね、で、屈曲腕も握々お手々も防ぐためには上肢は屈筋の方が強いので外力で伸ばすしかないですよ。実際、救急病院では勝手に握々お手々、グーの状態になっていっていました。でも、救急病院入院中はまだ、筋肉は柔軟で関節可動域はありますよ。だから、健常側の腕や手の力でも発症当座からできますよ。筋肉は収縮した状態がしばらく続くと伸ばすということをすると痛みを感じることがありますが、適度に痛みを無視しながら伸ばすのですよ。外力で伸ばすのですよ。自力ですると当座は脳がどの筋肉に命令を出しているかを理解できていなかったです。だから、他力でよいとも思います。物を掴むとき、手や腕の動作をよく見てください。腕はまず伸ばしますよね。手も指を伸ばしますよね。伸ばせないから掴めないのですよ。下手に伸ばそうとすると屈筋も頑張ってしまうのが脳卒中なのですよ。じっと上肢を見ながらリハビリをしていたら、そのうちに自力で伸ばせるようになりますよ。でも、伸ばせても頑張ってトレーニングをしては駄目ですよ。頑張るのは外力で伸ばすことね。下肢より上肢は感覚神経が多いので回復には下肢より手間取りますよ。焦っては駄目です。焦ると筋緊張亢進→痙縮→拘縮が待っていますよ。諦めも厳禁ね。もうすぐ発症4年になりますが、未だに毎日関節可動域動作をしていますよ。上肢は腕伸ばし・指伸ばし主体、下肢はしゃがむとかで各関節を曲げるということね。「動画と静止画」カテゴリーの投稿をくまなく見てもらえたらと思います。完全左半身麻痺からの回復ですよ。  2月5日(金)、先月、ある方が「オムツの着用は恥じゃないぞ」と投稿されていました。私も恥ではないと考えていました。リハビリ病院入院中にオムツをしなくなったのですが、歩行器と逆かな、別段何とも思っていなかったのでした。歩行器は利用したいとは全く思わなかったのです。荷物も運べないしね。待ち人などでは立っているので疲れますしね。1日に10000歩以上歩いていたのに車椅子はリハビリ病院退院日まで利用ね。オムツは感覚麻痺ですから、当然、その関係にも影響があると思っていましたし、今も少し残っていますよ。リハビリ病院入院中にオムツなしでも可能と判断してもらったのでした。その最後のオムツの時、看護師さんに「綺麗な看護師さんに交換してほしかった。いまから中でしましょうか」といったら、「止めてください」で終わりでした。オムツはない方がよいのですが、着用しておくことで安心できるのですよ。リハビリにはこの安心効果は大きいと思います。昨年の同窓会行きには新幹線利用をしましたが、オムツをしていたら在来線で行くことができたと思いました。行動半径の拡大にも繋がるのですよね。ただね、オムツの中への排尿とかに快感を覚えるようなのは恥ですよ。私にはこの手の危険性はないものと思っています。そう、救急病院からリハビリ病院まで、一度もオムツの中への排出は大小ともなしです。適度に「我慢」をしてみることができたのもオムツのお陰だったかな。脳卒中では四肢以外にも多くのところに影響があります。その中に排尿排便関係もあるのですよ。胃液の逆流も起こしやすくなったりするのですよ。発汗も異常が見られたりしますね。医薬品と同様に必要な場合は利用する方がよいですが。  2月6日(土)、医薬品の長期連用による副作用もあるのに判っていない医師もいますから注意を。その昔のスモン病はキノホルムを長期連用していなければ起こっていないと考えています。ですから、どのような医薬品も治験期間を超える長期にわたっての服用では治験期間で出てきていない副作用が出てくる可能性が常にあるのですよ。人によっては短期間でも副作用が出ることもありますよね。降圧薬での劇症肝炎も連用による副作用の一つの可能性があるので、今頃重大な副作用として添付文書に記載するように厚生労働省が求めているのですよ。確率は非常に低いかもしれないですが、薬物摂取する場合は常に副作用について注意を払う必要があるのですよ。処方薬では医師にもこの責任があるのですよ。添付文書で記載のある副作用?が出たといってもその症状の対処療法の医薬品のみの医師がほとんどというのが現状かもね。副作用は何年も何事もなかったにある日突然というのもあれば、じんわりというのもあるのですよ。「医師とクスリに殺されない賢い患者術」を身につけましょうね。医薬品の副作用は治験の厳格化で減少してきていますが、それは添付文書などの指示を医師が守って処方されていることが必要であると考えています。慢性病の医薬品は治験期間の何倍もの長期にわたって服用するものですから気をつけましょうね。過度の降圧による脳梗塞にも注意を。降圧薬での副作用と関連して考えてね。過度の降圧は過剰服用であり、それだけ副作用の危険性が高くなりますよ。スモン病の時は「効かない」として、長期連用の上「増量」ね。できたら、普通でも、時々、別の原理による同等の効果の医薬品に変更できたら、変更する方がよいとも思うのです。まあ、別タイプの副作用の心配もありますけどね。  2月7日(日)、「脳卒中による後遺症は基本的には完治が可能である」ね。願望ではないですよ。理論上、完治は可能なのですよ。神経幹細胞もあるということだしね。脳の再生医療が実現したら、短期間(何年程度だろうね)で可能になると考えていますが、四肢等で不適切なリハビリ、痙縮や拘縮等にしてしまうと理論的にも現実的にも完治は絶望的ですよ。脳卒中だけですと、障害は脳のみですよ。すべて、これから出てきます。ですから、麻痺していない部位のように麻痺部位をいつでも動作できるように準備しておけばよいのです。例えば、筋肉柔軟、関節は錆び付いていない、腱も柔軟にね。四肢ではこれが最低条件ね。そうすれば、脳での各部の使い方や神経細胞のつなぎ替えが起こって配線が復旧すれば、動かせるように、さらにつなぎ替えが進むとより精度の高い動作ができるようにね。再生医療ではこのときの神経細胞の不足を補うことで回復を促進するという理論ですよ。ですから、痙縮や拘縮状態の患者は対象外ですよね。自力で動かせるかどうかではなく、弱い外力でも作動が可能かどうかですよ。最近報道されたネズミの実験例は回復時の神経経路が判ったということですよ。回復するのは当たり前で、どのように修復されているかがまだ判っていないのですよ。また、川平法でも示されているように弱い力で他力で動作させるのでも効果があるのですよ。一番、大きな問題は「完治がいつ頃になるかは神様に聞いてね」の世界です。隠れ梗塞から広範囲の脳卒中での損傷までいろいろだかね。が、四肢では拘縮にすると諦めでね。廃用症候群状態もかな。痙縮はボトックスで効果が出てから考えてみましょうね。私の完治の見込みは結構な重症みたいなので数十年以上先です。筋肉柔軟とかでもね、それだけ、年齢を重ねてきているのですよ。もっと早くするのはそれまでは脳の再生医療の実用化かな。で、10年とかになるかも。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で諦めずにリハビリに励みますよ。

2016年2月7日日曜日

先月の天皇陛下のフィリピンご訪問で思ったこと

 先月、天皇陛下がフィリピンをご訪問されましたね。アキノ大統領がお迎えとお見送り、両方ともされていました。  今回のご訪問の目的は親善友好と先の大戦での戦没者の慰霊でしたね。陛下は慰霊に熱心に取り組まれていますね。  で、フィリピンではまずフィリピン人犠牲者の慰霊碑にいかれたということでしたね。日本人はその後ね。  フィリピン人にとって、先の大戦は災難そのものですよ。日本人は「あんたが戦争してたのでしょ」ですよね。先の大戦は日本は開戦かそうしないしないかを選べたのですよね。で、開戦を選択したのですよね。もっとも司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」によると、当時の軍部が後先考えずに突っ走ったためとね。それも、天皇の名の下であるとね。  フィリピンは当時数年後には独立という状況だったというのですよ。その時期の戦乱での犠牲者慰霊ですよね。  天皇陛下の心が今後も踏みにじりられないためには、先の大戦への本当の痛切な反省が必要です。天皇の国事行為等は内閣の助言と承認が必要ですが、内閣が・・・。大日本帝国憲法での実質的天皇の権限は今の憲法程度だったという説もあります。天皇機関説かな。  この状況を押しての慰霊のご訪問ですよ。昭和天皇に汚名を着せた連中を拝みにいくのはどうかと思います。何も知らされずに犠牲になった一般将兵や庶民への冒涜になるのではとね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2016年2月1日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No181

病棟内を含めて単独杖歩行許可と床からの立ち上がりリハビリとの時系列について。   厳しい寒さで暖房の効いているはずのスポーツジムでも筋肉とかを硬直させている方もおられるのですね。   先週、あるブログでボトックスの注射後のリハビリはマッサージ中心の筋肉揉みほぐしというのがありました。   筋肉は力を込めたときのみ堅くなるのはよいのですが、  「待つことが大切なリハビリ」。   一昨日、還付だけで納税のない確定申告、還付申告を済ませました。   脳卒中四肢での後遺症で「動かせない」という二つの要因、  1月25日(月)、病棟内を含めて単独杖歩行許可と床からの立ち上がりリハビリとの時系列について。私の場合は車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行で暴走をしていましたので病棟内では杖歩行の必要性を本当に感じなかったです。ですから、単独杖歩行許可の前に「床からの立ち上がり方」を教えてもらいました。救急病院入院時にトイレで足の力が急に出なくなって、床に落ちたこと(腹ばい状態ね)がありましたが、看護師さんの助けと手摺りのお陰で何とかなりました。ですから、闇歩行リハなど、全く考えもしなかったです。視床出血から、2ヶ月と10日ぐらいの時に「手摺り等なしでの立ち上がり」を教えてもらったのでした。病棟内単独杖歩行解禁の10日ぐらい前でした。初期症状は意識不明にもなり、左半身完全麻痺程度でしたよ。完全に歩けなくなっていましたよ。だから、救急病院のトイレでの件の時は手こずったのですよ。車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行等で関節可動域を確保できていたので、立ち上がり方を教えてくれたのですよ。もっとも、立位から正座、正座から立位については教えてくれなかったですが、退院後にできるようになりましたよ。当然、手摺り等の掴まるものがない状態でね。視床出血ですが、10mlも出血すると急激に死亡率が上昇する脳出血です。出血量の割に後遺症が強く出る出血です。場所が場所だけに血抜き等の手術はできないです。脳幹部の出血も同様に少量で死亡にいたり、後遺症も強く出ますよ。  1月26日(火)、厳しい寒さで暖房の効いているはずのスポーツジムでも筋肉とかを硬直させている方もおられるのですね。先週、月に一回の医者にいくとき、速歩的にしたらほかほかしてきて硬直感なんて消えましたよ。どこが違うのかな。リハビリへの取り組みの基本が違うからでしょうね。3000歩ぐらいでしたが、ほぼ時速では5km前後にはなっていたと思います。もっと速かったかも。かじかむというのはあっても、硬直感というのは時間的には二次的ですよ。緯度的には福岡より北で江戸より少し南かな。地形的には丘陵地の上ですよ。海岸近くよりはよく冷えているはずね。当然、朝夕のわんこ(花子)との散歩もしていますが、今回の寒波による寒さ程度でも硬直感なんてなかったですよ。当然、手袋・マフラー等もなしですよ。硬直感は別の理由ね。先週にも投稿したように「他動による可動域確保動作」で「筋肉を固めない。」リハビリをしていたら「関節を錆び付かせない。」リハビリにもなり、ついでに「腱を固めない。」にもね。当然、筋ポンプ作用もありね。そのうちに動き出してくれたりね。動き出したのちも「筋肉を固めない。」リハビリね。そうそう、この主治医行きでの血圧測定はトンネル型です。1回目にボチボチの数値をだせるようになったで、2回目にちと腕を引き抜き気味にしたためか少し高めに、3回目もね。肘の位置は指定のある範囲内でないと高めにでてしまうようです。それも差が20前後ね。今後も研究を重ねて報告ができたらと思っています。測定前にイスを低めにして、美容院の染髪スタイルの背伸びをしてから、背筋を伸ばして測定してみましょう。過度の降圧は脳梗塞の恐れがありますよ。で、低い値が出たときはこの過度の降圧の恐れもあると思います。  1月27日(水)、先週、あるブログでボトックスの注射後のリハビリはマッサージ中心の筋肉揉みほぐしというのがありました。当然ですよね。そこの病院はよい病院ですね。昨年あるブログに「ボトックス注射後に筋力がなくなったから筋トレ」みたいなことを投稿されていたのがあったのです。こっちの病院は何を考えているのだとね。ボトックス注射すると筋力低下が当たり前なのにそのことを説明していないのかと思いましたよ。筋力を低下させて筋肉を緩めるのが目的のボトックスですよ。だから、ボトックス後に筋トレなどさせて、早期に痙縮等を酷くさせて、続きを延々とするように仕組んでいるのかなとね。また、あるリハビリ病院では麻痺手を過剰リハビリさせて、痙縮等になったらボトックスというのもあったのですが、この病院も金儲け主義と思いましたよ。ボトックス療法の対象になるということがどれほどリハビリの妨げになっているのかということを良く考えてみようね。ボトックスは痙縮とかになった場合の救いでもありますが、痙縮にならない方が断然、リハビリが早く進みますよ。昨日投稿のようにこの程度の寒波でも硬直感なんて直ぐに消えるように筋肉を柔軟にしている方が絶対有利ですよね。有利です。実感です。手袋なんて邪魔くさいですね。マフラーなんて購入すらしていないですしね。  1月28日(木)、筋肉は力を込めたときのみ堅くなるのはよいのですが、脳卒中後に筋緊張を解除できなくなって堅いまま、痙縮とかにしてしまう方が多いようですね。昨日と同じブログなのですが、「柔らかいままがよい」というようなことを投稿していました。当然ですよね。必要なときに力を込めることがでるように普通の時に筋肉が柔らかいという状態はよいですね。筋肉をコチコチにしてしまったら、ボトックスで緩めることができればよいほうかな。コチコチのままですと回復は諦めてですよね。だから、私は「筋肉を固めない。」でリハビリを続けているのですよ。で、ボトックス療法対象者が追い求めている筋力も筋肉が柔軟で関節可動域があるので発揮できるようになってきています。この筋力は生活動作に使える筋力ですよ。筋トレのための筋力ではないですよ。筋肉を固めてしまうと中途半端な力での筋力調整もできないのではとね。普通の生活動作は中途半端な力ですよ。それで微妙なバランスをとるのですが、この感覚の回復には筋肉が柔軟であるということが絶対必要です。健常者での普通の時の筋力は火事場の馬鹿力の30%ぐらいまでだというのもありますよ。筋肉の持つ収縮力の一部分を適切にバランスよく調整しているのが普通の時の生活筋力ですよ。脳卒中で筋力がなくなるのは脳に障害があるためですよ。脳の問題だよ。もうひとつ、「筋肉が柔軟である」と「筋肉がブヨブヨ」とは別世界だよ、問題の質が違いすぎますよ。  1月29日(金)、「待つことが大切なリハビリ」。でもね、「諦め」は待つことでないですよ。単なる諦めね。「待つことが大切なリハビリ」ですから、どのように待てばよいのかということですよ。四肢について、失語症について、高次脳機能障害について、それぞれ「待っているあいだもしなければならないこと」というのがあるのですよ。私の場合はほぼ四肢についてね。この部位は「筋肉を固めない。」で、他動でもよいから「関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ですよ。例えば、「他動による関節可動域確保動作」とかですよ。筋力なんて関係ないですよ。可動域ですよ。可動域がなかったら筋力もなしだからね。そうすると、ある日突然、動かせるようになったのですよ。ただし、感覚麻痺なので動いているだけね。私の回復具合の感じですと、筋力は感覚の回復具合で復活してきていますが、幼児から見たら馬鹿力ですよ。20kgのハンドグリップを握れたりするものね。ところが、正確性となると幼児以前の感じのままなのです。幼児が生活動作をある程度確実にできるようになるのには結構な時間が必要ですよね。ところが、我々はなまじ筋力があるために調整に手こずってしまっていると考えています。筋力と脳神経とのアンバランスなのが脳卒中患者なのですよ。ですから、脳が回復してきて脳と筋肉とがバランスをとれるようになるまでは地道に適切適度なリハビリをおこないながら待つ必要があると考えています。皆さん、急ぎすぎ?  1月30日(土)、一昨日、還付だけで納税のない確定申告、還付申告を済ませました。国税庁のメッセージボックスに申告結果があるので成功したということですよね。我々にとって、確定申告で税務署に行くのは大変だし、郵送でもそれなりに面倒ですよね。e-taxで済ませられるというのは楽ですね。税の区切りの関係で翌年(源泉徴収以外)の申告納税なのですが、納税が源泉徴収のみでの還付とかなどは翌年の1月1日から5年以内というとのことです。そう、1月中でも還付申告はできるのです。確定申告期間以後でもよいのですが、割り増し還付はないですよ。以前、3月18日ぐらいに還付申告wpしたことがありました。遅れると損。納税で遅れると延滞金や加算税や重加算税、さらには・・がとられますが、還付ではおまけはなし。それと、国民健康保険では控除の種類によっては保険料が減額になることもあるみたいだしね。それに今回はマイナンバーカード切替で住基カードの電子証明が2月上旬で有効期限切れになるので申告しましたよ。マイナンバーの事務処理、どうゆうつもりでこの程度の期間で、通知に必要な期間、カード発行に必要な期間等の設定がめちゃくちゃと思います。郵送段階で想定の甘さが出ていましたね。マイナンバーカードの交付時期は何時になるのでしょうか。2月末までにしてもらわないと住民票とかの交付機が2月末までしか使えないしね。コンビニではマイナンバーカードが必要だしね。今回の申し込ませ方ですと、申請が殺到しているでしょうね。申請用の封筒も世帯に一つでは足らないと思うしね。期限がないから、さらに殺到することになると思いました。先着順は止めてほしいですよ。通知カードの郵送で1ヶ月以上の時期のずれがあるものね。  1月31日(日)、脳卒中四肢での後遺症で「動かせない」という二つの要因、あなたはどちらですか。それともダブルですか。脳卒中で脳に障害ができるとその結果として四肢が動かせなくなります。運動神経系に障害があると運動命令が出せなくなり、動かせない。感覚神経の障害でも運動神経系が働くことがでなくなり、動かせない。このとき、麻痺した手足が健常側の手足と同様に外力で楽に屈伸とかできていたはずですよ。実際、私はできていました。もう一つの「動かせない」は脱力した健常側を屈伸できるような力では屈伸でないようになった状態の手足ね。例えば、爪切りの時の指伸ばしに怪力の外力が必要な場合とかね。はじめのタイプの「動かせない」であれば、リハビリであったり、ロボットリハビリであったり、脳の再生医療であったりで、そのうち動かせるようになりますよ。後者の場合は「ボトックス療法」で効果が出れば、動かせるようになるとは思いますが、保障はないですよ。可動域が確保されていたら、最悪、ロボットリハビリというのが実用化されつつあるのです。後者は可動域を確保してからロボットリハビリという順序ですよ。ボトックス療法をされている方は非常に長期間をボトックス療法に費やしていると感じています。この療法中はリハビリは停止していると覚悟された方がよいのでは。ですから、可動域が確保されていてボトックス療法対象にならない方がよいのですよ。大抵、ボトックス療法をされている方は脳卒中で「動かせない」うえに、「筋肉コチコチで動かせない」のダブルだと思います。私みたいに可動域が確保されていて、リハビリ動作が楽にできても脳の修復には数十年必要かなと思っています。が、筋肉コチコチはその段階で脳の修復も止まってしまっているはずだよ。川平法も外力で動作させてだよ。