2016年3月28日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No189

睡眠についてどう考えられていますか。   脳卒中になられたばかりの方へ。時々、この投稿をさせてもらいます。   脳卒中後遺症でのうち、外見から見えにくくなった後遺症ともともと見えない後遺症についてね。   「機能不全家族の連鎖」を断ち切るためには。   関節可動域確保には外部の力の活用を。自力でしようとすると逆に可動域を制限することになる場合が。   脳卒中後遺症の回復で思うことね。   またもですが、「筋力の定義」ね。  3月21日(月)、睡眠についてどう考えられていますか。私はどうも、一応「快眠」らしいのですが、朝方に睡眠が浅くなるので「睡眠不調」感が抜けないですよ。夜間、花子(柴ね)は私の部屋の入り口近くで寝ているので、何かの気配で吠えることがあるのですが、「知ったものではない」というのがよくあります。入院中も看護師さんが病室巡回をされていますが、気づくことは少なかったです。他の患者さんへの対応で駆け込んできても夢の中でしたよ。深い睡眠を持続する方法は「日中上半身直立」で活動的に生活することですよね。眠れないときは諦めて寝転んだ状態で過ごしていつも時刻に起床して、日中に寝ないというのを心がけていましたよ。救急病院でもリハビリ病院でも「起床時刻」には拘りましたよ。そうすると、就眠時刻もほぼ一定になっていきました。また、できるだけ短めの睡眠時間ね。長時間睡眠は睡眠の質を低下させ、疲れをためるだけですよね。また、脳の働きを低下させますよ。リハビリに悪影響ね。起床時刻一定の方が人間にはよいのです。だから、変則勤務が体によくないのですよ。ただし、短すぎる睡眠時間もよくないですよ。だから、ブラック企業がよくないのですよ。仕事の能率も低下していることに経営者が気づいていないのです。ということで、夜間トイレで起きることは全くないです。若いですからね。とかいっていますが、夜間頻尿の要因に「睡眠の深さ」の問題があるのですよ。睡眠が深ければ、病的でない限り、夜間にトイレに行くことはまずないと思います。  3月22日(火)、脳卒中になられたばかりの方へ。時々、この投稿をさせてもらいます。脳卒中後遺症は脳の損傷部位やその広がり具合で症状には違いが見られたりします。また、このことでリハビリにも違いが見られたりしますが、陥ってはならない症状というのがありますよ。高次脳機能についてはセラピストさんに聞いてね。言語障害も、嚥下障害などもね。四肢についてね。脳卒中はすべて脳での損傷による訳ですから、関節や筋肉には問題がないのですよ。脳が筋肉に収縮命令を出せなくなっただけですよ。脳が筋肉に収縮命令を出せるようになるまでや収縮命令を出させるようになっても運動神経と感覚神経のバランスが戻るまでははっきりいって「健常者と同じような考えで動作しては駄目です」です。運動中枢関係に障害があった場合は動作ができないはずですから問題は少ないと思います。問題は感覚関係の方の障害で動作不全になった場合ね。視覚等で感覚の代用ができると動かせるようになると思います。実際、私もそうでした。ところで脳の方の修復はまだなのです。目を閉じて歩こうとしているみたいなものです。で、緊張しますよね。はい、筋緊張亢進→痙縮→拘縮という道のりに入っていく可能性が非常に高いのです。脳卒中便利グッズとか投稿されている方もこのタイプと思います。関節可動域をなくしてしまったのですよ。関節可動域を確保しておけば、弱い力でもできる関節可動域があれば、そのうち、便利グッズなど必要がなくなりますよ。その人の症状によってどの便利グッズから不必要になるかは異なりますよ。楽な力での関節可動域がある方が介護されるときもどちらも楽だし、リハビリも早く進みますよ。運動中枢の方の方もね。他動でもよいから楽な力での動作が脳での修復を早めるのですよ。川平法の原理かな。脳卒中だけの場合は「歩けない」や「ものを掴めない」とかいうのが続くことはないですよ。適切適度なリハビリをしていたら、いつかはできるようになりますよ。重症の方は回復に時間が掛かりますが、今はやりのロボットリハビリは「関節可動域がある」というのを前提としていますので当座はロボットリハビリでというのも「関節可動域」があれば選択肢の一つになりますよ。  3月23日(水)、脳卒中後遺症でのうち、外見から見えにくくなった後遺症ともともと見えない後遺症についてね。前者は四肢での後遺症が主ね。中には丸見えにされている方もおられますね。後者は嚥下障害や高次脳機能障害や言語障害などね。ところで、前者では一見丸わかりの方が「困った、困った。」ですよね。外見からは見えにくいようにリハビリのできた方はそう「困った」とはいっていないような気がします。どこが違うとこのような違いになるのでしょうね。時間が掛かっても回復への展望があるからですよ。私も後遺症について「腕だけでよかったね」といわれたことも、「腕も障害があるのか」とかね。「軽かったのでしょう」はちょくちょくね。救急病院に5週間弱入院した程度の視床出血ね。リハビリで取り組んだのが「困った、困った」といっている方のような四肢の状況にしないようにね。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ね。関節可動域を失って後遺症が見えるようになって仕舞っているのですよ。「他動でもよいから、健常側と同じように動かせる」が今に繋がってきています。ですから、リハビリ病院でのリハビリは楽しかったですよ。救急病院でもね。救急病院でのPTで短い感じの平行棒の長さ程度離れた姿見の自分の姿が見えなかったのでした。そういう程度でもあった損傷具合からの復活ですよ。ところで、杖なし歩行をしていると左半身完全麻痺からの復活とは見えないでしょうね。でも、杖を持ち歩いています。諸般の事情からね。無理に健常者ぶっていないのです。未だに派手にふらつくことができますからね。理由は関節可動域があっての筋力調整中ね。これは感覚神経が全面的に回復してからもしばらく続くでしょうね。  3月24日(木)、「機能不全家族の連鎖」を断ち切るためには。あるブログに投稿されていたように「機能不全家族で育った」ということに気づくことが第一歩になると考えています。このタイプの「気づき」は非常に難しいことだと思います。癖が自分では判りにくいと同様にね。そして、外部からの指摘に対しては「反感」を生じやすいのですよ。狭い世界での生活でしみこんだ考え方などですから、それを「正しい」と思い込んでしまっているのですよ。薬物中毒の治療が難しいのは薬物への依存性もありますが、薬物を使い始めようとしていくような機能不全家族での生育歴からの脱却も必要だからですよ。機能不全家族は連鎖もしますが、今日、経済的精神的な外部要因で普通の家族が機能不全家族になっていっている度合いが昔より非常に高くなっているのではとね。そうすると、国を挙げて機能不全にね。味覚での「お袋の味」も慣れ親しんだ味のみに固執するというのも似ていると思います。機能不全家族は一見何事もないような家族でも見られることがありますよ。「見える虐待」はわかりやすいですが、「見えない虐待」も機能不全家族のひとつですよ。  3月25日(金)、関節可動域確保には外部の力の活用を。自力でしようとすると逆に可動域を制限することになる場合が。というか、脳での修復が終了するまでは常に外部の力を活用した関節可動域確保動作を。そして、常に全身の関節を考えながらね。私が腕伸ばしや指伸ばしを意識的に始めた当初は外力ですよ。しばらくしてから外力を活用しながらも自力という要素も含んだ動作を始めましたよ。すると、全身の筋肉が収縮したのです。脳がどの筋肉に収縮命令を出しているのかが判らなかったのですね。時々、他の方が投稿で指の曲げ伸ばしをしようとしたら、目的の指以外も動作してしまったというのがありましたね。脳は筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉の感覚器官からの情報を受けて、どの筋肉に命令を出したかを判断しているのですよね。感覚麻痺はこの情報がないので脳はそこら中の筋肉に収縮命令を出していたと感じました。ですから、四肢では屈筋と伸筋も同時に収縮してしまうのだと思いました。そこで、毎日、上肢では屈筋伸ばし、下肢では伸筋伸ばしを外力を使ってやっているのですよ。屈筋と伸筋は別個に収縮するものだとね。同時に収縮すると上肢では屈筋が強いので屈曲腕や握々お手々、下肢では伸筋が強いので棒足や尖足ね。破傷風の症状も屈曲腕や棒足・尖足などね。破傷風も屈筋と伸筋が同時に収縮ですよ。感覚麻痺と同じね。で、ボツリヌス菌毒素で弛緩できるのも痙縮とかと同じ仕組みね。ボトックス療法での効果が出る仕組みね。  3月26日(土)、脳卒中後遺症の回復で思うことね。さあ、どのような方法があるのでしょうね。最低限、脳での修復が完了しないことには本当の回復にはならないと思います。ところで、後遺症とかの重症度とかは脳での損傷具合で決まり、その後のリハビリ具合で回復見込みが決まってくるのですよね。で、まず、医師も判らないのが脳の損集具合ね。画像診断とかである程度の見込みは判ってもね。だから、「意識不明」ありはある程度重症みたいですが、本当に重症?という場合も重症の場合もね。意識不明にならなくても回復が遅くなるような損傷もありかもね。筋トレに励んで回復するような感覚麻痺は軽症であったと思います。私は感覚麻痺の典型の視床出血でしたから、筋肉に力を入れると簡単に筋緊張亢進状態になっていくのが感じ取れました。筋緊張亢進のまま、さらに使うと痙縮に、そして拘縮にと進みそうだったので気楽にリハビリをしていたらリハビリ病院で初期症状から見て回復の早さが「奇跡的回復」にね。車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行による暴走行為とかしていましたよ。小走りはできますが、大股疾走はまだできないですよ。大股疾走が短期間でできるようになった方は軽症だったか非常に若かったのでしょうね。若くても重症でしたら数年でも回復しないと思います。だから、私自身のリハビリでお勧めできるのは「楽な力での関節可動域確保動作」ぐらいですよ。これは未だに続けています。「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」も「楽な力での関節可動域確保動作」にあたります。そうすると、ラジオ体操的動作ができるようになりますよ。また、グッパもね。重症の感覚麻痺は皮膚感覚も筋肉の感覚も他の体性感覚も麻痺しますよ。筋肉にある筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉感覚装置からの情報途絶による弊害を無視するから筋緊張亢進→痙縮→拘縮へとなっていくのですよ。筋トレで回復した場合は筋肉からの情報は届いていたということですよ。視床出血で脳に届かなくなりましたよ。未だにちゃんとは届いていないよ。脳の損傷具合でいろいろなので各人用心深くリハビリをしましょうね。常に「楽な力での関節可動域優先」でね。  3月27日(日)、またもですが、「筋力の定義」ね。視床出血で完全に筋力がなくなった左半身がどのようにして「動画と静止画」カテゴリーにあるような筋力を取り戻したのかの理論ね。一番の理論が「感覚神経と運動神経等により脳の適切な支配下にあるときにのみ筋力が発揮できる」というものね。次が四肢では「他動でもよいから楽な力での関節可動域があってこそ筋力が発揮できる」ということね。関節が動かない状態を考えてみてね。想像力欠如の方は無理かな。そして「筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」ね。このなかで「脳の命令力」がゼロになるのが脳卒中ね。だから、体がグニャグニャになって当たり前なのですよ。その後のリハビリへの取り組みが悪いと筋緊張亢進に、次に痙縮、さらに拘縮へとね。私の経験では筋トレなしでも「筋肉の量」と「筋肉の質」に問題は起こらなかったです。この二つは運動神経からの情報がボチボチあれば維持はできると感じましたよ。神経筋接合部での筋肉へのボチボチの刺激ね。感覚麻痺だけでしたので運動神経系無傷だからこのボチボチの刺激ができたみたいです。楽な力での関節確保動作ね。健常者での筋トレは感覚神経と運動神経がともに正常に働いているということが必要です。脳卒中後遺症ではこのどちらかがない、または、両方ない状態ですよ。健常者みたいな効果はなく、弊害だけが出ますよ。関節可動域確保は外部の力を適切に使いましょうね。脳の命令力の問題は救急病院入院時にもう一つ実感しましたよ。脳が収縮命令を出した筋肉から収縮情報を受け取って、どのように命令を出してよいのかを判断しているのですよ。だから、入院中はそこら中の筋肉に、不必要な筋肉にも収縮命令を出していましたよ。四肢では対になっている屈筋と伸筋も同時ね。力比べになって筋力なんて出ないですよ。ですから、か弱い力でよいのですよ。か弱い力なら外力で簡単に修正できますものね。筋肉も腱も柔軟状態に保ちましょうね。

2016年3月27日日曜日

家族ほど危険なものはない

 最近、報道された神奈川県での虐待での中学生自殺事件で改めて思うことです。「家族ほど危険なものはない」ね。危険な家族はテロリストの温床にもなりますよ。  児童相談所の担当者は各地での虐待事例が報道されていたにもかかわらず、まだ「家庭は安全」という観念にとらわれているのではともね。死なせることはないだろうとね。虐待死が相次いでいるのにね。  ストーカーもDVも大抵は機能不全家族で育ったのではと思うのです。  で、「機能不全家族」とはどのようなものなのでしょうね。これは多種類あって一言では言えないですよ。ただ、人格障害が増幅されるのが機能不全家族かな。「人格障害」って何なのね。  ストーカーは「愛」と「所有欲」とを混同しているのではとね。その度合いが酷い人ね。これは、愛された経験がないのではとね。特に乳幼児期にね。人格を認められた経験もないのではとね。だから、今の経済情勢は、社会情勢はストーカーやDVの養成するような状況ではとも思うのです。海外ではテロリストも多数養成かな。  人間の直接経験なんて少ないですよ。だから、良質の経験が必要なのですが「家ほど危険なものはない」ではね。  機能不全家族は連鎖しますよ。断ち切れる人はそういないようです。機能不全家族の多くは普通の家族のように見えます。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2016年3月21日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No188

脳卒中後遺症のうち、四肢ではどのようなことになって「困った」が改善されないで延々と続いているのか調べてみたことがありますか。   体の中で他の物質から合成される物質についてね。   免疫力維持のために適切適度な汚さを。   感覚の復活でのつらさ。一言で言うと「健常側と同様にまで復活するのには時間が掛かる」ということです。  3月14日(月)、脳卒中後遺症のうち、四肢ではどのようなことになって「困った」が改善されないで延々と続いているのか調べてみたことがありますか。今、話題のロボットリハビリは筋力補助ですよ。お忘れなくね。ロボットリハビリで要求されるのは「関節可動域」ですよ。ところで、多くの方が「関節可動域」をなくしたり、範囲が制限されたり、自力では確保できずに怪力の他動で漸く動かせたりでお困りですよね。尖足や内反足もかな。多くの方のブログの端々に出ていますよ。楽な力でラジオ体操的動作ができてグッパができる方はぼやいていないですよね。将来への展望があるからですよ。生活介助便利グッズは脳卒中になれば役に立ちますけど、できるだけ早期に使わなくてもよいようになりたいですよね。で、はっきりいうと、「楽な力での関節可動域の確保」は四肢では一番役に立つと考えています。「他動による関節可動域確保動作」が最初ですよ。徐々に自力による可動域確保動作にですが、急がないことね。こんなのでリハビリ病院で初期症状から見たら「奇跡的回復」といわれる回復をしたのですよ。四肢等のリハビリの基本だと考えています。「筋力はどうでもよい。可動域さえあれば何とかなる世の中になってきている、ロボットリハビリでね。」ですよね。筋力優先で可動域がなくなって困っているのですよ。或いは諦めで廃用症候群で困っているのですよ。可動域確保操作主体で筋力も回復したものでね。  3月15日(火)、体の中で他の物質から合成される物質についてね。摂取が過剰になれば、他の種類の物質に変換されたり、摂取されなくても体内で生合成されたりしています。代謝の異常によりつくることが出なかったり、他の物質に変換できないときは代謝病になります。例えば、フェニルケトン尿症は代謝異常による病気ね。炭水化物とタンパク質と脂肪は相互に作り替えられています。だから、炭水化物を摂取しなくてもタンパク質等を摂取することで生きることが出るのですよ。また、脂肪を摂取しないと脂肪の種類によっては命に関わってきます。必須脂肪酸ね。必須アミノ酸やビタミン類と必須脂肪酸は生合成ができないのですが、人間が生きていく上で必須の物質bなのです。ところで、コレステロールは生合成も多いのでコレステロールを含む食品の摂取については厚生労働省は諦めたようですね。プリン体も生合成されますよ。ただね、尿素は常に生合成されていますよね。目的はタンパク質等の分解に寄って出てくるアンモニアの処理のためね。尿素が血液中に滞留すると尿毒症の危険性ね。脂肪を摂取しなくても炭水化物やタンパク質等を過剰摂取すると脂肪細胞を太らせたり、肝臓に脂肪がたまったり、霜降りの筋肉になったりね。必要な物質は体の状況に応じて増産されたりするのですよ。だから、コレステロールは高齢になると高めになっていくのですよ。それを無理に低下させると体内での補修ができなくなっていく恐れがね。  3月16日(水)、免疫力維持のために適切適度な汚さを。「免疫は経験である。」ということね。予防接種は人為的に免疫機構に経験させることで目的の病原に対する免疫を獲得させることですよ。乳幼児も適度に感染しながら免疫力を向上させるのですよ。ところで、一度獲得した免疫はどうなるのでしょうね。一生涯続くのもあれば、数年続くもにや、毎年獲得する必要のあるもの、免疫ができないものまでいろいろね。免疫のできない病原は除菌とかの対象ですが、免疫ができても更新する必要のある病原は適度な感染を繰り返す必要がありますよね。現代の無菌社会は不十分であり、且つ、耐性菌を増やしているような感じがします。なら、無菌社会ではなく適度な汚さで病原と共存する方がよいのではと考えています。無菌状態では免疫力は向上しませんよ。適切適度な汚さの社会をつくる必要があるのではとね。特に子供には適切適度な汚さは必要とです。リハビリも学習も適切適度にね。その人の状況に応じたね。エイズで見られるように日和見感染でも死んでしまいますよ。T細胞やB細胞(抗体を作ります。これは経験のみで作れるようになるのです。)とかによる免疫は学習ですよ。  3月17日(木)、感覚の復活でのつらさ。一言で言うと「健常側と同様にまで復活するのには時間が掛かる」ということです。何時までかかるのだ、感覚が麻痺したままの方が楽?だったりしてね。また、コンタクトレンズの話なのですが、私は円錐角膜なので角膜移植をしても視力矯正にはハードコンタクトレンズが必要と年に40例ほどの角膜移植手術をされている医師に言われました。どうしてもコンタクトレンズをする必要があるのです。瞼の感覚麻痺のあいだに2社のレンズを購入しました。違いは素材やコーティングなどだけね。この頃は少しお高い方が瞼に馴染んでいますが、お安い方は瞼に嫌われてずれっぱなしです。でも、どちらも購入して1年ぐらいは同じように感じていました。その後、違和感がともに大きくなりました。そして、お高い方が穏やかになってきたのです。この間3年ほどかな。まだ、落ち着きが早いほうだと思います。四肢での問題は感覚の復活による以前とのずれによる不調ね。ですから、「貧乏揺すり」や「暴れる」等も続きまくっていますよ。顔の痺れも瞼込みで範囲は広くはないですが強いままです。下の関係は降圧薬減量による効果で不快感は減少してきましたが、感覚の復活による調整のためか、続いていますよ。私みたいな視床出血では大脳や運動器官などには異常がないので動かせるようになりましたが、生活動作に使うためには感覚情報が必要なのです。また、体の各部の調節にも感覚情報が必要なので神経細胞間のつなぎ替えが起こる度に「調整」が必要になるのですよ。いつまで掛かるのかな。生きているうちに回復完了になるのかな。感覚の復活と体の不調の見分け方はややこしいと思います。医者に下手に言うと余計な薬を盛られますよ。気をつけてね。医薬品は副作用と主作用とのバンラスによる利益だからね。余計な医薬品は副作用だけですよ。  3月18日(金)、脳梗塞後の脳出血や脳出血後の脳梗塞などの連チャンについての考察。先日、花子との散歩中にコポラくんとであいました。すると、コポラくんのお母さんが「お父さんが脳梗塞になり、その後、脳出血になった」といわれました。時間がなかったので詳しくは聞けなかったです。あるサイトで「脳卒中後に十分降圧しているのに再発が多い」とかいうのがありましたよね。高齢になってくると、どうしても細胞が痛んできますよね。毛細血管は細胞膜が1層ですよ。壁の細胞がどれか死ぬと穴があくはずね。このような毛細血管では周りの組織の細胞で拡大しないようにするのかな。もう少し太い血管で穴が開くと「血液凝固」が必要になりますよね。このとき、血栓ができないようにとワーファリンなどを服用していると凝固せずに出血が続くことにね。ですから、どの程度、薬を盛られていたかということが問題になると思います。脳出血だからと、降圧薬をたんまり盛られると「過度の降圧による脳梗塞」ね。美容院脳梗塞もあの洗髪姿勢による過度の降圧だと思うのです。ヒートショックのうちお湯につかっての脳梗塞も高血圧状態などからの急激な降圧が原因と思うのです。場合によると降圧薬による過度の降圧も原因かな。降圧の方は血圧測定の問題もあって気づかれにくいようです。それと、脳卒中直後はクッシング現象で低血圧の人でも高血圧になりますよね。脳梗塞でも脳出血でもね。コレステロール低下薬も血管の細胞の修復にも障害になるはずですよ。このクスリ、結構、糖尿病にする副作用の頻度が高いしね。そうそう、アムロジンの添付文書にその他の副作用で高血糖というのがありました。糖尿病は細胞にダメージを与えます。気をつけましょうね。脳出血には血圧が低い方がよいみたいですが、降圧のしすぎは脳梗塞ね。ワーファリンを効かせすぎると出血が止まらない。コレステロールを低下させすぎると細胞がボロボロに。副作用で高血糖になっても細胞がボロボロにね。薬害による連チャンの脳卒中かもね。  3月19日(土)、あるブログで「傘兼用杖」というのがあったので、ネットで注文しました。できるだけ安いのをね。ただ、価格を根気よく調べる対象ではないのでボチボチと思う価格のをね。このタイプの杖は長さ調節ができないのが多い。調整できるのは高い。2年ほど前に購入した杖の先端ゴムが未だに新品に近い状態です。購入したときから600万歩以上は杖を持って歩いていますよ。持ってね。障害者であるという必要のあるときと非常時ぐらいは杖をついて歩きますが。なら、長さなど関係ないと思って手頃価格のをね。花子との散歩の時も雨天時は右手に傘、左手にリードで杖を持つ手が足らないのです。手が3本あればよいのですが、2本しかないしね。「余剰幻肢」という感覚もないし、「余剰幻肢」では杖とかは持てませんよね。脳卒中で幻肢痛みたいなのもあれば、余剰幻肢というような場合もあるようなのです。「余剰幻肢」や「幻肢痛」で調べてみられるのもよいかもね。「脳科学辞典」も詳しくてよいと思います。中枢性疼痛で調べるのもね。必ず、信頼性のあるサイトで調べてね。脳卒中学会のサイトにもこの幻肢痛のページがあって、手術のことにも触れていましたが、当座は痛みはなくなるが再発するというのがありましたよ。医者の中にも学会の広報とかに無頓着なのがいますから注意をしてね。ようは、卒後の勉強をしない医師がね。  3月20日(日)、私の現在の痺れや痛覚、触覚、温覚、冷覚、圧覚等についてね。これらはすべて外部からの刺激があれば変化する状態になってきています。刺激に対応してきているということです。幻肢痛も混じっているかもしれませんが。訪問リハビリでマッサージ等をしてもらっているときと普通の時では痺れの感じ方に違いがあるのです。脳卒中後の神経細胞間のつなぎ替えが盛んになると痺れるというのもあるサイトで見つけましたし、救急病院でもいわれました。痛覚は「痛い」と感じる様な刺激のあるときだけだしね。今は指での痛覚もちと過敏かな。触覚程度でよい刺激で痛みありみたいに感じています。温覚等については接触したときや気温的に感じる時ね。「左半身厳冬」は「左右同程度の冬」になってきています。ずれが減少してきたということね。冷覚も手では水道水をより冷たく感じるときがありますし、温覚ではお風呂のお湯の温度を健常側より高く感じるときもね。でも、以前よりずれは減少してきていますよ。ところが、どうしても「感覚」というのは「脳での創造物」の時もありますので注意していますよ。肺がんでの骨転移話の時に「痛み」の有無を聞かれたときに脳で想像していた感じがあるのです。でもね、「痛み」「痛み」といわれると脳が想像してしまいますよ。骨転移の痛みは「激痛」が普通だそうですので聞かれなくても患者の方から痛みの話が出てくるのが普通ですよ。こっちの骨転移時の痛みも幻肢痛と同様に鎮痛剤がないことが多いとね。がんの痛みにはモルヒネがよく効くのですが、骨転移には効果のないときが多いということでした。私からしたら、皆さん「その程度で医者に言ったら薬を盛られるだけなのに」という感じを持つときもあります。薬を盛られると治るものも治らなくなるかもね。

2016年3月20日日曜日

幅広く考えることの難しさ

 アメリカ大統領選挙予備選挙の報道から感じるのは「扇動されやすい人々」が多いようにね。また、ウオール街の住民も噂に流されているような感じを受けています。景気後退局面の日本と減速気味でも景気の拡大しているアメリカでは為替的には円安でもよいと思うのですが、円高気味ね。金利もアメリカの方が他界のにね。なぜか、「安全」という根拠のない思い込みに従っている感じが。これはリーマンショックの前のサブプライムローンでも見られたと思います。  日本国内でも昔からのしがらみに固執して改革ができないですよね。一番が先の大戦の検証が全くできていないということかな。この検証による利益者は日本なのにね。  「井の中の蛙」を世界各地で、日本国内各地で実践されている現代かな。  経済成長が鈍化しているのは工業生産力の向上によって、多くの品物が安価に十分で回っていることに寄りますよ。安価でも性能的にはそれなりのがね。だから、液晶テレビでも安価な普及品はそこそこ売れても4Kテレビとかが期待したほど売れない理由ね。だから、儲けが出ないのかな。結局はアップルのiPhoneみたいな新規領域を切り開くことができなければ、販売量は停滞するような状況になっているのに高度経済成長の時代の夢を見続けているのでしょうか。  新しい市場をつくるということが必要なのにブラック企業は不当労働で設けようとしていますよね。近いうちに沈没するのにね。  家族でも躾などでは自身の育てられたようにしているのがよく見受けられますよね。そっくり親子ね。或いは「調べる」や「考える」ができないので請け売り的に育てているとかね。 こういうのは助言を無視しがちですよね。  視野の狭い人間に「幅広く」というのは無理なのかな。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2016年3月14日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No187

私のST(言語聴覚療法)での思い出。   脳卒中後遺症からの回復で偉そうに投稿していますが、先日、「やっぱりまだか」というのを思い知らされました。   入院中、一日のうちどのくらいの時間を上半身垂直(股関節直角ぐらいで起こしてというぐらい)で過ごされましたか。   頭皮マッサージのその後。   高齢になるほどコレステロール値が高くなるものなのか。  3月7日(月)、私のST(言語聴覚療法)での思い出。いろいろな方の投稿でも構音障害等は本人は気づきにくいようですね。救急病院ではリハビリ室の関係か、私のSTはなしでした。ところが、3月3日に備えて、「お粥」だったので「普通食に」という希望は実現しませんでした。主治医は「嚥下障害、構音障害もあり」と判断していたようです。3月3日はひな祭りで病院食が普通食でしたらお寿司ね。リハビリ病院ではPT・OT・STとありました。救急病院からの紹介状によったのでしょうね。転院時で唯一のギャルセラピストさんでした。転院して18日目ぐらいだったかな、STの担当者と妻と知人とあってもらったら、妻も知人も構音障害は「もう、元に戻っている」で、発症前から素地があったのでした。主治医は知らないものね。STでのリハビリでの目標は「発症前より美声に」といいましたが、適切な目標をカルテに書いていてくれたのでしょうね。打ち切りの話も出ましたがSTのリハビリを退院間際までしてもらいましたよ。リハビリは楽しいのだもね。で、発症前と比べて治っていないのにね。「嚥下障害」は発症前と何ら変わらなくて、ちょいちょいむせ込んだりしております。リハビリで改善効果が見られる方はいいですね。肺炎ワクチンは用なしかもね、誤嚥性肺炎の可能性が非常に高いですからね。ガムをかんでいて咳き込むとかもね。構音障害の方はリハビリでよくなったはずが。嚥下障害は直せるのかな。STのリハビリで困ったのに「ロードローラー」等など、「ぞ」と「ど」と「ろ」の発音上での区別ね。まあ、「ざじずぜぞ」と「だぢづでど」は意識しないと今でももかな。しっかり「笑いのあふれるリハビリ」を実践しましたよ。メンタルヘルス上有意義なリハビリでした。程度は四肢に比べて重症ではなかったかもしれないですが、リハビリや治癒が困難な構音障害・嚥下障害でした。  3月8日(火)、脳卒中後遺症からの回復で偉そうに投稿していますが、先日、「やっぱりまだか」というのを思い知らされました。歩行とかは変わりないですし、関節可動域にも悪化とかなくて順調です。なにかというと、弱い力でも変形してしまうポリ容器入りの醤油の蓋を開けようとして左手(麻痺側 )でもってしたら、醤油をこぼしてしまいました。左手の皮膚感覚・筋肉感覚が十分に戻っていなくて筋力調節に失敗したためです。日々、筋肉の感覚回復のためのリハビリ、皮膚感覚回復のためのリハビリをしているのですが道半ばということです。完全に感覚のなかった頃に比べると脳での修復は進んでいるのですが、不十分ね。このタイプの感覚のリハビリには筋トレは不要でしょうね。生活動作というのは筋肉の微妙な収縮と弛緩とを繰り返しておこないます。この行為は結構筋緊張亢進から痙縮へ、そして拘縮へと進みやすいと感じています。その点、下肢の方は上肢より微妙な筋力調整の必要な動作が少ないように感じています。だから、下肢の方の回復の方が早いように感じるのかもね。でもね、歩けても、実質的にはまだ走れないものね。以前から投稿していますように最初は「関節可動域確保」で、次が「楽な力で動かせる」で、その次が「様子を見ながら生活動作を試してみる」とかですよ。脳での神経細胞間のつなぎ替えが起こってのちに実用的な生活動作のリハビリになると再認識している次第です。焦らないことね。急がないことね。諦めないことね。リハビリの6ヶ月の限界をすぎての段階が神経細胞間のつなぎ替えを目指してになりますよ。  3月9日(水)、「脳卒中リハビリの効率を上げるには」ね。他も本当はそれぞれの分野でも必要なのですが。脳についてや脳と体各部との関係などのまともな基礎知識を理解してもらうことかな。味覚についても本当の知識がないと思いますよ。「味覚」は学習で形成されるという基本的なことを医療関係者も理解していないようです。「お袋の味」の意味ね。「お袋の味」が正しいと思い込んでいる患者には栄養指導は意味がないでしょうね。味覚は経験によって幅広くできますよね。いかに学習によって良質の体験を与えることができるのかは脳卒中リハビリでも重要ですよ。脳卒中発症時に多くの方が「グニャグニャの体」を嘆かれていますけど、脳に障害が起こり体の他の部分が正常なら当然のことなのですけどね。四肢で脳の適切な支配がなくなると筋肉は弛緩状態にね。まあ、死後硬直とかありますが、これは一時的だそうです。弛緩状態にね。関節可動域は発症前と同様にあるのだから「グニャグニャ」ね。「グニャグニャ」に保つ大切さをどう理解させるかですよね。「筋力の定義 筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」の意味の理解ね。普通の筋トレは筋肉増強だから、脳卒中時には普通は必要ないよ。四肢が脳からリモコン支配を受けているということをどう理解させるかでもね。筋肉への神経系の働きがアンバランスになっている脳卒中での動作の問題点をどのように理解させるかもね。一番の問題は「脳の修復」が起こらない限り、脳卒中リハビリは本格的に進まないということをどう理解させるかということもね。リハビリの6ヶ月限界説はリハビリの本質が判っていないからでてきたことだと考えられます。私の経験でも6ヶ月までは俗にいうと「奇跡的」で、その後「停滞期」ですが、四肢ですとリハビリの質が大きく変わったためです。6ヶ月までは運動中枢や筋肉・関節に問題がないので視覚等で感覚代用をして、マジックハンド的に動かしただけでした。以後は脳での神経細胞間のつなぎ替えに依存した回復ですよ。センサーつきのマジックハンドにしていくということね。健常状態はセンサー、感覚情報ありのマジックハンドですよ。脳卒中リハビリはすべての部位で脳の修復されることで達成されるのですよ。「歩ける」は「脳での修復が完了できた」ではないですよ。まだまだ、リハビリ途中ね。「大股疾走」ができるようになったら「下肢についての脳の修復ができた」といえるかもね。  3月10日(木)、入院中、一日のうちどのくらいの時間を上半身垂直(股関節直角ぐらいで起こしてというぐらい)で過ごされましたか。二足歩行を始めたときからの人間の脳の活性化法かな。普通の病気でも早期離床が進められていますね。脳にある平衡感覚器官も上半身直立で最高の性能が発揮されるようにできているみたいだしね。寝込んだりしたらふらつきやすくなる要因のひとつね。寝ている状態ですと、意識レベルが低下します。ホーキング博士はどのようにして脳の活性化ができているのかな。私でも長期にわたり寝込むと頭がぼんやりしましたよ。今回の脳出血では救急病院で最初の夜にベッドから頭を下にしたぶら下がり事件を起こしたので、寝かせるより上半身直立ということになったようです。上半身直立なら事件の引き金になった鼻づまりが起こらないからね。尿道の管がとれた日から車椅子を占有させてくれました。この車椅子着座生活がリハビリに好影響を与えたと考えています。第一が「頭脳明晰に」かな。第二が「股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度」かな。第三が「上肢もぶらぶらできた」とかね。四肢についてはこれ以外の効果もあったと思っています。脳卒中で下肢の感覚麻痺があると、寝るということで尖足になりやすくなります。でも、睡眠は必要だよね。そこで、日中上半身直立で股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度で半日程度過ごすと予防になります。下肢装具装着の目的の一つが足先を持ち上げるということですよね。尖足ですと、歩行時足先が下を向きますよね。棒足予防にもなりましたよ。「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」は尖足ではできないかもね。この車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行で活動性が高まりましたよ。さらに脳が活性化されるのでリハビリに好影響ね。関節可動域があると健常者風歩行へのリハビリにも早く取り組めましたよ。上肢にもよい影響がありました。下肢ほど具体的には報告しにくいです。まあ、寝ているより、動作が非常にやりやすいのは確かです。でも、やり過ぎないようにね。  3月11日(金)、関節可動域確保の心得ごと。上肢では屈筋が強いので伸筋を収縮させるときに筋力補助をしてやること。場合によると、外力のみでの動作でもよいと感じました。とことん伸筋を収縮させるときに屈筋を収縮させないこと、脳卒中麻痺では脳が両方同時に収縮させるドジをやりよりますからね。両方同時ですと屈筋に伸筋が負けて屈曲してしまいますよ。で、常態化するとパーのできない手や伸びない肘とかになって仕舞いますよ。下肢は伸筋の方が強いので体重を使うなりして無理矢理曲げることね。特に救急病院入院中のときはベッドから車椅子への移乗も全介助のことが普通ですよね。私もそうでしたよ。車椅子移動も全介助でした。だから、車椅子に座ったときぐらい股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度で半日程度は頑張るとよいと思いましたし、実践しましたよ。その結果はリハビリ病院で「棒足」や「尖足」の指摘はなかったです。さらに「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」で曲げ伸ばし自由の足にできました。関節可動域があるというのが健常者風歩行へのリハビリへの第一歩かな。四肢での屈筋・伸筋の強弱を考えたリハビリ動作ね。救急病院で「腕伸ばし」と「指伸ばし」を始めた頃に感じたのは「脳がどの筋肉に収縮命令を出しているのか判っていない。」ということでした。判るようになるまで健常側で補助するしかないですよ。そのうちに筋肉感覚などが戻り出せば補助はいらないかもね。ですから、発症4年になっても上肢では「屈筋伸ばし」、下肢では「伸筋伸ばし」を欠かさず毎日しています。繰り返しますが、脳卒中発症後、下手に筋肉に収縮命令を出すとそこら中の筋肉が収縮しますよ。不必要ならまだしも、伸筋と屈筋同時というさせてはならいことも起こりますよ。そうすると、屈筋と伸筋の力比べになって筋力が相殺されてしまいますよ。  3月12日(土)、頭皮マッサージのその後。昨年10月でしたか、「髪様シャンプー」で投稿しました「頭皮マッサージ」ね。延々と未だに続けています。シャンプーは左半身完全麻痺程度になったのにリハビリ病院入院中に一人でできるようになったのですが、「洗うだけ」ですよ、未だに。だから、気のついたときに「健常手での頭皮マッサージ」をね。昨年は抜け毛が多かったのですが減少したみたいです。髪の寝癖が直りにくくなりました。とかで頭皮が見えにくくなってきたのではというのが今の感じです。この程度の変化でも高齢になってくると半年ほどの期間が必要なのですね。シャンプーでのゴシゴシは抜け毛を誘発するというのです。ということは強力な頭皮マッサージですと抜け毛促進?ですよね。だから、優しく根気強くね。脳卒中リハビリと共通することではと思います。今後も頭皮マッサージを続けようと思っています。昨年末は感じなかった額当たりや耳付近に毛が伸びてきたという感じが出ています。1年ほどしたら、もっと効果についての報告ができると思います。臨時福祉給付金受給者にとっては高価なリアップなど購入できませんから、健常手が「リアップハンド」になってくれたらと思っています。そうそう、厳冬の時も帽子等は使っていませんよ。手袋を使わないというのと同じ理由ね。「邪魔くさい」からね。洗髪とマッサージでは手の感覚の重要度が違いますよね。マッサージの方がより重要であると感じています。  3月13日(日)、高齢になるほどコレステロール値が高くなるものなのか。コレステロールは細胞膜の成分など細胞にとって重要な物質ですです。高齢になるに従って細胞の損傷が増えてくるのですよ。そうすると、その損傷を修復する材料が必要ですよね。それが肝臓からコレステロールとして供給されるのですよ。コレステロールを低下させたら脳出血のリスクがそれに応じて高くなるようです。コレステロールでのサプリを出している会社のサイトに「低コレステロールは脳出血のリスク因子」とありました。下げすぎるなということです。その下限が年齢上昇とともに上昇するのですよ。大所の病院ではLDLが200を超えてもスタチン(コレステロール低下薬、HDLも下げます。50人に一人ぐらいが糖尿病になる副作用あり)の処方をしていないのですよ。脳卒中では脳で神経細胞に樹状突起を伸ばしてもらう必要があります。樹状突起誘因因子が神経細胞でコレステロールからつくられるというのです。脳では樹状突起の軸索化というのが起こりますよ。軸索の髄鞘はコレステロールリッチですよ。脳卒中後下手にコレステロールを低下させると脳での神経細胞つなぎ替えが起こらなくなるのではと考えて医者を変えました。樹状突起は細胞膜でできていますのでコレステロールを必要としますよね。医者でこの程度の考えが浮かばないのがいるのですよ。だから、脳卒中程度で「脳は治りません」とか寝言を言うのが出てくるのです。神経細胞はというか、人間の細胞は死ぬと生き返りません。部位によって回復のさせ方が違うのですよ。脳は樹状突起を伸ばして新しい神経網をつくって機能を回復させます。時間が掛かりますけどね。肝臓は肝細胞が分裂に増殖。筋繊維は死ねば修復不能かな。だから、横紋筋融解症が怖いのですよ。でもね、私の場合は死ななかったよ。スタチンでは横紋筋融解症が起こるというサイトがありましたよ。

2016年3月13日日曜日

ヒトラーの亡霊を見ている感じかな

 過去にヒトラーの「我が闘争」の日本語訳を購入して「積ん読」にしてしまいました。群集心理を活用した扇動の方法を知りたかったのです。  ところで、今回のアメリカ大統領選挙の共和党と民主党の予備選挙の報道をニュースでみていると、この「我が闘争」が頭をよぎったのです。読んでおけばよかった。  当時のヒトラーの民族差別の相手はユダヤ民族でしたよね。今回は「不法移民」といっていますが母国で生活ができなくしたのはどの国の金の亡者なのかなと思ってしまうのです。  まあ、世界中に利益至上主義が蔓延していますけど、発祥の地の一つはアメリカですよね。ヨーロッパの方はまだましですよね。  EUが拡大し始めた当初は南欧からの出稼ぎが問題になったはずですが、今は東欧ね。国内での年収が出稼ぎ先の半分以上になると減少するというのがありました。  利益を分け合うという発想が欠如していると思います。ヒトラーは当時の戦勝国の痔津に対する賠償等による国民の不満を取り込んで扇動したのですよね。  今回のアメリカの選挙での様相はアメリカの銭ゲバ体質が不法移民を増加させていると思います。  なにかプーチン氏はトランプ氏を評価しているという報道があったみたいですね。類は類を呼ぶかな。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2016年3月7日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No186

医薬品の服用についてね。   「視床痛」について思うこと。   「健康番組」で思うことね。   「常に修復を繰り返している脳」ね。   「人間の遺伝子による保障期間と寿命と病気」ね。   「私の麻痺側手足はセンサーのないマジックハンド同様でした。」ね。  2月29日(月)、医薬品の服用についてね。医薬品はほぼ人間にとっては外来異物ですよね。一部、インスリン(糖尿病治療用)、成長ホルモン(身長などの成長の遅れ対策)みたいな製剤もありますけどね。人工合成や微生物がつくっていて医薬品としているた物質を含めて肝臓で処理をすることになります。または、腎臓からの排出ね。肝臓での処理能力には限界がありますよ。高齢になるほど処理速度は低下するのですよ。腎機能の低下も重なれば、医薬品の血中濃度が高くなりますよね。または、標的細胞内での濃度が高まりますよね。一塩基多型で医薬品での副作用が出やすいのは肝臓での処理の問題もありますよ。解毒のために働く酵素の量が普通の人より少なくなるのです。で、処理できないで滞留して医薬品の血中濃度が上昇しすぎて副作用にということですよ。医薬品の服用量は普通の中年ぐらいまでの人を対象に決められているのですよ。ですから、高齢者や一塩基多型の方などでは作用?が出過ぎての危険性や副作用の危険性が高まります。多剤服用ではさらに副作用の危険性ね。重篤副作用疾患別対応マニュアル(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/topics/tp061122-1.html)もみてね。例えば、代謝・内分泌で高血糖でにると、コレステロール低下薬と血圧カルシウムイオンチャンネル薬の合わせ技で「糖尿病」がありますよ。もっとも、コレステロールのほうは単独でもというのも。カルシウムの方は添付文書に「高血糖」とありますよ。このサイトは厚生労働省のサイトです。昨年7月よりの降圧薬減量による、下関係の改善効果が漸く出始めたみたいです。服用を融資すれば、もっと早く改善効果が出たと思います。  3月1日(火)、「視床痛」について思うこと。私は視床痛元祖のはずの視床出血でしたが、逃れることができたみたいです。で、視床出血でしたので「視床痛」について調べたり考えたりしてみたりしました。私の場合は大脳中枢にとって、感覚上では左半身がないのと同じ状態に私もなったのでした。脳卒中以外で脳卒中の視床痛と同様の痛みは、例えば、腕を切断して失ったのにその腕からの痛みが感じられるというものですよね。大脳の感覚中枢が作り出している痛みであるとね。脳卒中の場合は感覚神経系の異常により大脳感覚中枢に情報が伝わらなくなっているため起こるとね。大脳感覚中枢が存在を再認識できたら視床痛は収まるはずです。大脳の感覚中枢が勝手に作り出す痛みですから治療法はないですよね。大脳の感覚中枢を壊すと収まるかもね。別の問題が起こりますね。本来は問題のない大脳感覚中枢に情報が届かなくなって大脳が作り出す痛みですよね。四肢などに鎮痛薬を使っても効果がない訳ですよ。腕とかを切断した人には腕とかの鎮痛薬を使う部位がないのだからね。一番の治療法は樹状突起等が伸びて神経細胞間に新しい繋がりができて大脳感覚中枢に情報が届くようになることだと思います。救急病院入院中に「感覚が戻ってきたときに痛みだけは嫌だ」とね。私は視床出血になったときから、脳の可塑性を信じてリハビリをしてきたということですよ。脳の修復ができてのリハビリだからね。神経細胞というか細胞が死んだ場合、普通の臓器は生き残った細胞が分裂して補い、神経細胞は生き残ったのが樹状突起等を伸ばして新しい繋がりを持つことで失われた神経細胞の働きを補うのです。樹状突起伸長には適切な刺激が必要なのですよ。リハビリはその刺激を与える行為ですよ。適切な刺激だよ。適切ね。いかに早期に残存の感覚系で麻痺部分の存在を大脳感覚中枢に教えるしか方法はないのかもね。失敗したら、知らないよ。  3月2日(水)、「健康番組」で思うことね。先週、ある方が触れられていたので無関係に投稿します。基礎的な人体の知識があるとわかりやすいかな。医学的なことの根拠になるような知識ね。私がよく見ているのは日曜日朝7時からの「健康カプセル ゲンキの時間」です。ただ、どうでもよいなとおもうことの時もあれば、「なるほど」と思うとき、「やっぱり」と思うときいろいろね。どちらかといと、「・・」でしたらお医者さんへとがあるのでよいかなともね。健康番組では「典型例」が多いような気もね。ところが、人間はいろいろなので、典型例までいくと怖いですね。そこにたどり着くまでに医者へかな。藪医者にいくとさらにやばいかも。日本経済新聞の土曜や日曜の健康医療面は有効ですよ。これらと合わせて考えたらと思います。日経の健康面で「インフルエンザワクチンに感染予防効果はなしとありましたよ。私も今のワクチンの作用原理から考えて当然の結論だと思いました。鼻などの粘膜に抗体を付着させるワクチンが開発中とか。こっちは感染予防効果があるかもね。コレステロールについてですが、これ「生合成」が多いですよ。ところが、番組では食物由来が・・ね。多くなるというのは体が要求している場合もありますので生合成で増やしているのですけどね。プリン体も「生合成」が多いとか。番組では摂取に注意だったかな。PETですが、何もないとおぼしき時の小さながんは見落とされる危険性、若者の脳梗塞でのMRIでも見落としの危険性、昔ながらの肺がん検診は「見落とされて普通」だったからね。癌があるという前提で探すのとあるかもしれないというのとないのが普通で探すときの注意力の差ですかね。  3月3日(木)、「常に修復を繰り返している脳」ね。人間においては常に脳の神経細胞が少しずつ減少しているというのですよ。健康でもね。で、どうして、普通、障害が発現しないのでしょうね。それは、死んだ神経細胞の代わりを別の神経細胞にさせるように樹状突起等を伸ばしてつなぎ替えをおこなっているからですよ。神経細胞が死んでいなくても樹状突起等のつなぎ替えが起こるのですよ。動作の習得や勉強等でね。ところが、脳卒中等では瞬時に広範囲に神経細胞が死んでしまうために、この修復作業に非常に時間が掛かるようになるので障害が表面化するのですよ。健康でも高齢になると神経細胞の死ぬ度合いが増えたり、修復力が低下したりで表面化してくるときがありますね。また、修復されているから、私でも徐々に感覚が戻ってきているのですよ。で、このペースの遅いことね。焦って過剰リハビリをすると、四肢の筋肉では「筋緊張亢進→痙縮→拘縮」という道筋が現れますよ。ロボットリハビリ対象外の痙縮、ボトックス対象外の拘縮ね。感覚麻痺での痙縮とかになる仕組みはこのブログに投稿もしているので探してね。痙縮や拘縮になると脳の修復がさらに遅くなったり、起こらなかったりになるはずですよ。特定の接続ばかり強化すると「樹状突起の軸索化」や「シナプス接続増強」等ね。悪い動作でも起こりますよ。悪い動作で起こると悪い動作の「手続き記憶」ね。脳は人間で一番修復力のある臓器かもね。でも、間違ったリハビリなどをすると修復などされないよ。  3月4日(金)、「人間の遺伝子による保障期間と寿命と病気」ね。普通、生物はそのときの環境において種の存続に過不足ない程度の子孫を残せる程度の生存期間を保障しているようなのです。普通の自然の状態でね。人類は科学技術の進展で異常状態ですよね。それで、50年程度かなと思うのですよ、保障期間は。ところがですね、「初期不良」や「経年劣化」があるわけですよ。だから、50歳前後以降のがんでは「遺伝性」とはとらえていないようです。細胞分裂の度にDNAが複製される訳ですが、そのときにミスをしてしまうのですよ。ミスを排除したりしても、蓄積されていきます。高齢になるとどうしても仕方がないことです。免疫力の低下の原因の一つに胸腺の萎縮があります。5~6歳頃が一番充実しているとか。その後、徐々に萎縮していくのです。子育てが終わった後は次の世代への交代の準備ね。ですから、「生きながらえる」とかの延命ではなく「健康で寿命を全うする」というのが大切だと思っていたのですが、視床出血にね。でも、落ち込むこともなくあっけらかんとして、リハビリに適切適度に取り組んで一見見かけ上は障害がないように思われる感じにね。病気は確率論的に発病しますから、遺伝子の関係上高齢になるほど増えますよね。胸腺の萎縮も遺伝子にプログラムされているのですよ。ジタバタしないことね。  3月5日(土)、「私の麻痺側手足はセンサーのないマジックハンド同様でした。」ね。今はリハビリの結果、幾分か皮膚感覚も筋肉の感覚も回復してきましたが、まだまだ不十分です。どうしてかというと、視床出血による障害は脳に感覚情報が届かなくなるだけなのです。筋収縮調整での大脳と小脳とのやり取りにも影響が出ます。皮膚感覚・筋肉感覚等が途絶え使えなくなたのですが、運動中枢や運動神経・関節・筋肉等には異常はなかったのでした。脳卒中感覚麻痺では普通ね。視覚情報とかで代用できるようになったら動かせたのです。しかし、四肢からの感覚情報が届かないなどでセンサーの全くないマジックハンドと化してしまったという感じね。本当にできの悪いマジックハンド、動かすだけで精一杯ね。だから、見ていないと何もできなかったです。上肢は未だに大抵の動作がそうです。一部、見ずにできるのもありますが。それでも、弱い力での動作に心がけていたら、徐々に滑らかにね。ラジオ体操的動作ができるようになってきたり、グッパが楽にできたりね。筋緊張亢進になるような動作は避け続けましたよ。でも、筋緊張亢進になることがありましたが、マッサージ等で解除ね焦らず、諦めずで、外見上は障害があるとはわかりにくい程度にね。杖は公共交通機関に乗車時には持って行っています。実際について歩くときもね。そうでなくても持ち歩いていますが、空中に浮いていることが多いです。先端のゴムのちびないことおびただしいですよ。1000万歩以上だと思いますが新品に近いままね。  3月6日(日)、「マイナーな臓器の重要性」についてね。とすると、重要臓器はもっと重要ですよね。ですから、胃がん等でも切除範囲の縮小が起こってきていますよね。私で摘出したのに「胆嚢」がありました。肝の手術の時にね。肝は部分切除の場合、残った部分で肝細胞の分裂が起こって元と同じ程度までふくれますけどね。肝硬変ではふくれません。そのときいわれたのが「胆汁が垂れ流しになるので脂肪分をちと過剰に摂取するだけで下痢みたいになることがある。」というものね。でも、胆石や胆嚢癌とかは無関係になりました。でもね、垂れ流しだけなのかどうなのでしょうね。他の虫垂や脾臓やもろもろはしっかり持っていますよ。扁桃は切除の話もあったのですが、そのままね。それに高い基礎体温などで30年以上インフルエンザとは仲良くしたことはないです。4年前の視床出血以前の大病は「ストレス」やそのときの検査での放射線が原因では思っています。肺がんで右肺下葉を切除したのですが、縮小手術をしてくれていたら出血がなかったかもね。人類が誕生して数百万年、ほ乳類が誕生して数億年以上になる訳ですよね。臓器の種類に大きな変動がなかったということはそれなりに重要な役目がすべての臓器にあるからですよね。主要臓器みたいに「切除、即、生命の危機」はないだけでじんわり影響が出るのが虫垂などのマイナーな臓器なのでしょうね。健康寿命を維持するために臓器摘出術はできるだけしない方がよいと思います。臓器で半分でも何とかなるのは腎臓と肝臓ぐらいかもね。癌などでの臓器摘出は慎重にね。できる限り、小さな部分切除にね。

2016年3月6日日曜日

海賊や難民や不法移民を増やす方法

 で、「すいざんまい」の社長がソマリアでしたことはこの逆ね。海賊がなくなったというのはソマリアでそれなりの生活ができるようになったからです。  難民や不法移民は経済的要因もありますが、生存についての不安からですよね。不法移民は経済的要素が大きいと思います。  政治的や宗教的背景のある難民もありますが、今、シリアからヨーロッパを目指しているのは内線から逃れるためですよね。大国のご都合で続いている内戦からね。  ですから、勢力圏維持のためとかで政情不安などに介入したりすることは難民を増やす要因になりますよね。  発展途上国の低賃金労働者を搾取するような労働状況を利用した大国資本の金儲け主義も政情不安をあおって、難民や不法移民を生産していると考えるのです。  EU域内での出稼ぎ労働者の状況ですが、ある記事を読んだことが、「出稼ぎ先の賃金水準の半分以上に母国の賃金が上昇すると減少を始める。」とね。  このようなことを考えると、アメリカの大統領候補、ある候補の政策は不法移民を増大させる方向になるのではと思います。共産革命といわれている急場ですが、共産革命にしてしまったのはアメリカの封鎖が原因という説もね。  最近、欧米の有名ブランドが委託先での労働者の労働条件に注目し始めたというのは不法移民をそのうちに検証させる効果があるのでは。近年、中国人の密入国が減少しているはずです。中国もそれなりの高賃金国になりつつあるからですよ。ただ、日本での「爆買い」は続くでしょうね。「もうければよい」というまだ業者が多いからね。  一昨年の期限切れ鶏肉は「金の亡者のアメリカ親会社×儲けがあればよいの中国子会社」の組み合わせだったかと思っています。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。