2016年3月6日日曜日

海賊や難民や不法移民を増やす方法

 で、「すいざんまい」の社長がソマリアでしたことはこの逆ね。海賊がなくなったというのはソマリアでそれなりの生活ができるようになったからです。  難民や不法移民は経済的要因もありますが、生存についての不安からですよね。不法移民は経済的要素が大きいと思います。  政治的や宗教的背景のある難民もありますが、今、シリアからヨーロッパを目指しているのは内線から逃れるためですよね。大国のご都合で続いている内戦からね。  ですから、勢力圏維持のためとかで政情不安などに介入したりすることは難民を増やす要因になりますよね。  発展途上国の低賃金労働者を搾取するような労働状況を利用した大国資本の金儲け主義も政情不安をあおって、難民や不法移民を生産していると考えるのです。  EU域内での出稼ぎ労働者の状況ですが、ある記事を読んだことが、「出稼ぎ先の賃金水準の半分以上に母国の賃金が上昇すると減少を始める。」とね。  このようなことを考えると、アメリカの大統領候補、ある候補の政策は不法移民を増大させる方向になるのではと思います。共産革命といわれている急場ですが、共産革命にしてしまったのはアメリカの封鎖が原因という説もね。  最近、欧米の有名ブランドが委託先での労働者の労働条件に注目し始めたというのは不法移民をそのうちに検証させる効果があるのでは。近年、中国人の密入国が減少しているはずです。中国もそれなりの高賃金国になりつつあるからですよ。ただ、日本での「爆買い」は続くでしょうね。「もうければよい」というまだ業者が多いからね。  一昨年の期限切れ鶏肉は「金の亡者のアメリカ親会社×儲けがあればよいの中国子会社」の組み合わせだったかと思っています。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

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