2012年12月31日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No21

 12月24日(月)、尻餅痛い。前回と同じぐらいの高度からの尻餅です。さらに同じ場所で同じ感じで尻の場所も同じようなところ。筋肉が痛がっているのかな。  12月25日(火)、冬休み期間になりました。運動不足の方になりそうです。ダンベル体操はしました。久しぶりに屋外や百貨店の階段を昇降しました。はじめ、右膝に違和感を感じましたがそのまま登っていたら普通になりました。運動は続けるものですね。ただ、負荷の大きな運動では「休息」も大切になるとか。負荷の少ない運動は「運動をしていない」に近くなります。まあ、動かないよりはよいですけどね。  12月26日(水)、午後4時過ぎですが、近所の百貨店5階にいたとき、急に左目が痛くなりました。以前にもあったコンタクトレンズを異物として激しく感じているみたいでした。そして、左顔面の感覚神経も戻ってきたみたいな感じでした。夜には感覚神経の再学習がある程度出来たみたいでコンタクトレンズに対する感覚は穏やかになってきてくれています。今回の痛みを感じているときでもコンタクトレンズが角膜の所定の場所からずれませんでした。お尻の痛みはほぼ解消されました。  12月27日(木)、特になし。平穏な一日でした。歩数が10000歩越えました。ところで、この歩数計、胸ポケットでは少なくカウントしていました。ズボンのポケットと上着のポケットの違いについては考察中。ただ、胸ポケットは少なくなる。  12月28日(金)、コンタクトレンズ装着で左手の使い勝手の向上がなかなか進んでいません。うっかりダンベル体操飛ばしてしまいました。筋力維持だけなら週一回でもよいというのはあります。筋トレ全般で言えることに筋力維持を目的とした場合、毎日すると筋トレが出来なくなったら筋力低下が速いと言うことがあるというのです。週一回とかの方が低下が遅いとね。間を開けすぎると筋トレの効果がないし、連日では弊害が、まあ、どの程度の間隔がよいかは各自試してみてください。わたしゃ知らないよ。  12月29日(土)、長距離を自分のペースとは違うペースで歩くと歩いているにも係わらず、疲れます。まあ、健常なときもそうだったかも。10000歩程度でもです。17000歩の時は展覧会の会場で疲れを感じたりしましたが、休息を取るタイミングとかを決めれたので、まあ、大した疲れとかを感じなっかったのか、今日が特に疲れていたのかどっちだろう?  12月30日(日)、雨の日はどうしても歩数が減少します。ダンベル体操も忘れずにしました。ショッピングセンターでも階段利用しました。エレベーターを待つより気楽です。エスカレーターは今一好きになれないです。どちらもそれなりに危険性はありますね。絶対安全なんてないですよ。犬の散歩は雨でも出ます。理由はおしっことうんち。  今年の闘病記アップはここまでです。御愛読?ありがとうございました。多くの方に助けていただき、ここまで回復することができました。妻に一番迷惑を掛けた上に一番助けて貰いました。ありがとうございます。

2012年12月30日日曜日

思い込みだけで動く国

 2012年も押し迫りましたね。今年も「思い込み」だけで右往左往していました。例えば、原発で「活断層」の有無で騒いでますが、「活断層」が出来るような地震が起これば、「どこでも活断層」ではと思うのです。活断層だけが危ないという発想になってきていませんか。東日本大震災も三陸沖ではマグニチュード8程度しか起こらないという思い込みでしたね。  TPPで農業関係が打撃が受けるとか騒いでいますが、今までの規制でどれだけ農家が潰されてきたかを再検証してみてください。なぜ、後継者が出ないのか。規制で発展性が感じられないからでは。農業分野の貿易制限をしてきているのに自給率40%というOECD加盟国では悲惨なていたらく。何を守ってきたのですか。規制存続派の方は教えてください。農家にも国民にも不利益になってきた規制。餃子事件も農産物の輸入が出来ていれば起こっていなかったと思います。串カツや焼き鳥も輸入。カップヌードルごはんの米も輸入。加工工場までもが海外移転して加工食品として輸入。開国したサクランボは産地での栽培面積1.7倍にだったはず。ミカンは「テレビミカン」として輸出も。  大量輸入されることはないと思われるイチゴである県のある産地で100軒あったイチゴ農家が今では3軒とか。この3軒が特に大規模化したのではなく、後継者難とかで減っていったというのです。工業分野でも、消費者の思いをくみ取れる企業は良いみたいですが、「良いものが売れる」とは限らないことに気づいていないところも。工業製品などでは最上級でなくてもぼちぼちの品質で「安い」ということに重点が移ってしまっている品目がありますね。「ぼちぼち」が結構高品質というのが。液晶テレビもかな。プリンストンの液晶モニターを安く購入したのが何年か前でした。その時、すでに今日のシャープなどの液晶の苦境が暗示されていたのだったと今頃思っています。  世の中、今までの思いとは違う向きに動くこともよくあります。「思い」と「思い込み」とは異なると思います。そして、日本は「思い込み」が激しいようですね。太平洋戦争への道も「思い込み」が主導したと思います。「思い込み」に東海地震、東南海地震、南海地震ですね。私の過去の書き込みの中に「同時発生」というのを書いていたと思います。スマトラ沖地震などを調べれば、簡単に思いを巡らせることができますが、東日本大震災後の最近になって漸く「同時発生」ですね。公共事業で景気が回復するのなら、震災復興の公共事業で景気回復してもいいはずですが、阪神大震災の時も今回も景気は回復しないですね。株価上昇や円安は公共事業増額に反応したのではなく、日銀に圧力を掛け、また、財政規律を無視するような言動にたいしてですよ。2%どころではないインフレ期待ですかな。不況下のインフレということかな。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年12月24日月曜日

左半身完全麻痺からの復活  No20

 12月17日(月)、特になし。  12月18日(火)、前回とは違う市にある美術館の特別展に行ってきました。実質交通費のみ。昼食代込みで1480円。入場料は障害者手帳を提示すれば付き添いも。最寄り駅から美術館までや鑑賞等で歩数は17000歩を越えました。鑑賞を立位(杖歩行)でしました。前回より空いていたのかマシでしたが、座って鑑賞したい思いがやはり出ました。簡単にいうと車イス鑑賞、大抵の施設では貸し出し用に何台か用意されています。数えてみると10台中7台はまだ貸し出されていませんでした。  12月19日(水)、先週感じていた左目のコンタクトレンズに対する反応が穏やかになってきました。昨日の17000歩にも係わらず足は両方とも元気です。ダンベル体操もしています。ふらつくのは感覚神経の再生が終わるまで続きそうです。  12月20日(木)、昨日、尻餅をつきましたが、本日異常なし。転けたりとかでも異常なし。ダンベル体操の効果か、麻痺したにも係わらず骨がしっかりしているみたい。でも、何ヶ月分かは弱いと思うので筋肉を使って骨芽細胞の尻を叩いて頑張らしたいです。働き者の破骨細胞を上回るようにね。  12月21日(金)、急に左足のふらつきが酷くなりました。やはり、よく歩いたので感覚神経で復活した部分がまた出てきたのではと思います。他の部分では特にないので神経復活と見ています。それでも10000歩を越えました。使うしかないですね。  12月22日(土)、足運びは結構スムーズ。感じとしてはある程度の速さで歩いている方が遅いや立ち止まっているより楽。だから、展覧会がつらいのもあるのかな。腕の方はなかなか進んでいません。感覚神経が多いのかな、それで再生に暇がかかっているのでしょうか。それでも、ちょびちょびよくなってきている感じもあります。  12月23日(日)、忙しいとダンベル体操を飛ばしそうになりますが、今日も忘れずしました。「継続は力なり。継続は骨や筋肉になります。」

2012年12月23日日曜日

薬害で思うこと「国側の敗訴確定へ=ネット医薬品販売規制―来月11日に判決・最高裁」

 ひょんなことで薬を毎日連続服用するようになりました。3種類のうち、一つはこちらから求めた薬品。残り2つのうち、1つはまあ判りますが、最後の一つは?。飲み始めた頃は後の2つです。血液検査でも経過良好。ところが、転院してここでいう最初にあげた薬を治療で使って貰いだしてから、ある検査値の上昇が始まりました。ネットで薬品の医師向け添付文書を読んでみると、ここの薬ではまあ副作用は出ないでしょうね。でも、この上昇の意味するところは?。これらの薬には代用薬があるのです。変えてみるということもせず、「あんたが悪い。」。そりゃ、カチンときます。人間はいろいろいるのです。だから、医師の指示で服用とかがあるのです。ところが、医師がその患者の様子から、別の同様の薬に変えてみるとかの経過観察や、薬品使用前と使用後に重大な違いがあるのかないのかを観察していないところで薬害が拡大していったことも多いですね。  ですから、このような状態なら「自己責任」で処方箋なしで医薬品が使えたらなという思いも出てきます。対面販売であろうがネット販売であろうが余り変わらないのではないで作用か。電子カルテになってパソコンの画面ばかり見て,患者の方を見なくなってきているのなら処方箋なしでもと思います。電子カルテは使い方によっては非常に有用な使い方が出来ます。ですから、電子カルテ移行はよいことだと思いますが、教育現場と同様、コンピューターから打ち出される数値にのみ気にして生身の人間を見なくなってきているのでは、薬害はなくならないでしょうね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはhttp://www.mag2.com/m/0000180983.htmlでお願いします。

2012年12月17日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No19

 12月10日(月)、今年一番の寒さです。朝の散歩などでは防寒対策をしました。  12月11日(火)、来月の旅行で利用する高速バスの乗車券を買いに行きました。ネットで調べると「ネットで購入し、乗車時に障害者手帳持参」というのと「バスチケットセンターや旅行代理店で購入のこと」の2種類が。それも同じ系列のバスで両方あったりします。どう転んでもバスチケットセンターとか旅行代理伝では売ってくれることに、でも、代理店ではJRバス以外は発券手数料525円、これなら往復400円ですみますのでバスチケットセンターに行きます。このバスも単独で乗ります。7月以来の散髪に行ってきました。左半身側の感覚が大分戻ってきていると思えましたが、頬の部分でまだまだと感じた部分もありました。左目瞼の感覚がまた戻ってきたようなのでコンタクトレンズを外すときに痛みが生じています。慣れれば感じなくなるタイプの痛みだと思っています。  12月12日(水)、高速バスは増便があるのですがどのように決められているのかがよくわからないので不安がつきまといます。本日発売開始の1月13日の分は度胸でいきましょうかな。多くのバス会社はネット販売で乗車時に身体障害者手帳持参でよいみたいです。障害者の方こそ、乗車券を買いに外出がしにくいですからね。  12月13日(木)、ここ何日か、寒い日が続いています。で、小便の時、寝起き一番も立ったまま用を足しています。寝起き一番の時は今までは座ってしていました。その割に着替えの時のふらつきが少しきつくなっています。開業医での物療のリハビリでのマイクロ波で標的(患部ね)が暖かくなってきているのをやっと実感できました。それと、あごの筋肉の感覚神経かな、復活した部分が増えたみたいで噛み噛みしたとき、かみ合わせがおかしくなり異様な歯ぎしりが、で、動かし続けると音はしなくなりました。前は頬をよく噛んでいました。痛い痛い。全身でこのタイプの学習の繰り返しになるのでしょうね。  12月14日(金)、4ヶ月ぶりにリハビリ病院に行ってきました。最初に言語聴覚療法のYさんのところにいって話をしました。ひょっとしたら元に戻っているのかなとも思っていただけにリハビリの成果は残っているということなのでほっとしました。次に作業療法のSさんと話をしました。卒業後、どうなったかテストして欲しいといいましたら、「相談します。」で後日連絡するということに。理学療法のUさんはお休み、私がいたときに「何時休むのですか」と聞いたら、「休みません」といっていたのに思いました。入院当時の様子をしている方は想像がつくと思います。病棟で入院時の担当看護師さんと4回目にして会うことが出来ました。  12月15日(土)、最近ふらつきがどう言うたらいいのか判らないのですが、多い感じがする割に歩行とかはどちらかというとしっかりしている感じもします。でも、各所で感覚神経が戻ってきているようです。その結果としての再学習でのふらつきであったり、瞼の痛みであったりするのでしょう。内部感覚も戻ってきていると思えます。  12月16日(日)、歩行については割とすんなりと足が出ています。その割には左足が疲れやすい感じです。立ち上がり動作ですが、正座からというのをここしばらく全くしていないですね。で、横着なような立ち上がり方で苦労しています。正座か、教えて貰った方法が楽ですね。左目の感度か、目薬を注すと痛みがあります。コンタクトレンズ装着時にはない、なぜなの?  薬害の原因の一つが医師の鈍感さにあると思います。相当昔ですが、「スモン病」ですね、「キノホルム」の連続使用による副作用でした。あの時、「効かないから量を増やした」とかで連続多量使用、効かないなら服用を中止して薬剤を変えればよいのに量を増やすというしてはならないことをしていました。そのほかにも同様の事例が、薬事行政での薬品認可の問題を抱えた薬品も発売され、「からだの科学」という雑誌に別冊ですが「薬害大国日本」という特集も組まれてたことがありました。副作用かどうかは投与したのが医師であれば、医師はどのような医薬品でも観察義務があるはずです。副作用の疑いがあれば、対処する必要も。もっとも、最近、肺がんの療法剤で薬害とかいっていますが、化学療法剤は副作用と作用とのバランスから結構副作用が強いのも多いのです。そのあたりの説明や観察は医師の責任でしょうね。  今回、ラミシール服用開始してから口内炎が出てきたりしました。ラミシールのホームページには副作用の例として口内炎が出ていました。肝機能ばかりに注意がいって他の副作用の可能性のある現象に気がいかなかったのでようね。医薬品はそれぞれ単独で使用した場合は臨床試験の時にほとんどの副作用は出尽くしているとは思いますが、注意書きには「例外注意」的な書き方もあったりします。これは併用医薬品との関係や体質の個人差などで普通では出ないような副作用もあり得るということです。極体な一例が「特定物質に対するアレルギー」かな。薬害はネット販売される前から頻発していたのが日本の状況かな。  エックスフォージ配合剤とラミシールとガスターの相互作用なのか、ラミシールを服用を始めてからLDLコレステロール値の上昇が始まりました。退院後もLDLを下げる作用を持つという食品を欠かさず食べ、運動もし、摂取カロリー、摂取脂肪の量と種類にも注意しても入院以前と同じような値には下がってくれないのです。  エックスフォージ配合剤とラミシールとガスターそれぞれでは副作用にでていないので、3剤+体質かも。医師の責任範囲かな。  LDLコレステロールですが、肝臓から各細胞に必要な物質の運搬役ですね。少ないと十分に運ばれなくなるということです。脳卒中のリスクが高くなる。ということは、脳卒中を起こした人は普通より少しは高めの方がよいのでは。脳梗塞の人は低めですかな。個人差を考えて治療する義務を医師は背負い込んでいると思います。

2012年12月16日日曜日

活断層

 2012年も12月16日になりましたね。原発立地で「活断層、活断層」と騒いでいますが、日本の国土が形成されたときにすでに活断層が出来ていたのでしょうか。それとも、プレートのせめぎ合いによる地域の歪みでトラフとかいっている地域などで地震が起こったりしてズレが生じて断層が形成されたのでしょうか。一旦ずれればずれやすいかもと思うのですが、日本には断層が沢山ありますね。  で、地震のエネルギーですが、プレート型が大きいですね。活断層型はそれに比べると小さいですけど「直下型」とかになると揺れは規模の割に大きくなりやすいですね。何か、「活断層、活断層」と騒いでいるのは糖尿病の結果として尿に糖がでてから騒いでいるのと似ている感じがしているのは私だけでしょうか。  活断層があるなしに係わらず、日本ではどこでも活断層が出来るような地震が起こる可能性があると思うのです。そして、今回の東日本大震災でもどこかに新たな活断層が出来ている可能性がです。断層があれば、常にその断層に沿って地震は起こるのでしょうか。この件については「神のみのぞ知る」の世界かも。ですから、「どこでも活断層」的な対策が必要かな。  そして、福島の原発は対策はされていたのに人間が対処できなかったというのが真相かも。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年12月10日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No18

 リハビリが延々と続く状況の闘病記になってきています。発症直後みたいな大きな変化とかが少なくなり、チマチマしたことを繰り返し記述するになってきた感じもします。日々のちょっとしたことを中心に書いていきたいです。  12月3日(月)、一昨日、昨日と雑用とかで出来なかったダンベル体操をしてみると、以外と出来ました。間に休みの日を入れても効果はある程度まで回復したのかも。歩行の方ですが、昨日は5000歩強に激減しました。今日はなぜか歩きにくかった。歩きやすくなったり、歩きにくくなったりの繰り返しみたい。  12月4日(火)、この頃、顔の違和感のある範囲がほお骨から耳にかけてが主になってきた感じです。眼のあたりは右目と変わらなくなったかも。唇はもう少しという期待感一杯状態。ただ、目薬の時に左腕で瞼を開ける行為の持続時間が短くなってしまいました。痺れや硬直感が強まっている感じです。前にも書いたようなら、痺れなどがあるということは脳神経系で再生がおこなわれているということになります。訪問リハで作業療法士の方が手への再生が最後までおこなわれるというようなことを言われました。まあ、その道の経験からだと思うのです。でも、キツイ。  12月5日(水)、寒さが厳しくなってくると、左半身の温度感覚が戻ってきつつある部分がつらいですね。右より過敏になっているのです。寒いときはより寒く、暖かいものを持ったりするとより暖かくです。もっと過敏でお風呂の床が非常に冷たくてとかいう方もいるようです。それに比べると穏やかな範囲でおさまっているようです。今日はショッピングセンターから自宅まで歩いて帰りました。3000歩弱ぐらいですので休息なしでも連続できるようになったみたい。まあ、疲れがあるときは休息必要かな。花子との散歩は30分弱ぐらいで帰っています。花子は昼間庭で放し飼い状態なので散歩は仲間との交流とうんちとおしっこが目的になっています。  12月6日(木)、朝、コンタクトレンズを装着していたとき、左手で持っていた目薬を落としてしまいました。最近は減っていた指の筋力の配分がうまくいかなかったためではと思います。ここしばらくは問題がなかったのでまた感覚神経が少し復活したところが増えたため、学習をし直していたのかもしれないです。今日の歩行の感じはまずまずの足運びでした。油断すると入院中のリハビリで教えて貰った足運びではなく、左足を左外側に振り出している感じで外回しになってしまいます。今日は特に意識をしなくてもまずまずでした。ところが、左足の硬直感とかはちときつかった。  12月7日(金)、本日の訪問リハビリでの血圧(午前9時過ぎ)は110代/70代(どちらも半ばぐらい)でした。日に1回服用の降圧剤は朝なので、服用以前の早朝は薬剤が切れてきているので素の血圧かな。薬の血中濃度を調べて見たら4時間後くらいが最高でだらだらと3日ほどかけて排出されていました。朝、薬を飲む前や飲んで吸収されるまでに効果を期待するのなら製剤に工夫を凝らした薬が必要と思います。どうも、医師に服用時間と効果が出ている時間とかの意識が低いと思われる人がいます。プリプリ。測定も適当という感じ。ああ、血圧が上がる。夕食後、左腕の痺れが酷い。痺れがキツイというのは神経の再生がおこなわれているからとこともあるので期待したい。  12月8日(土)、寒波が到来しました。やはり左半身が寒がっています。右半身はそれほどでもないのです。入浴の時、床タイルの温度感覚で左右同じぐらいの冷たさを感じ、お湯も同じぐらいに足の裏では感じていました。LDLコレステロールの検査値が正常範囲内ですが、思わしくない原因がわかってきたような感じです。体質と薬の飲み合わせとかの関係かな。血液さらさらを目指した食事に運動ですね。入院前には引っかかったことなし。ラミシール単独では報告なし、ガスターとか血圧の薬、それぞれ単独では報告はないでしょうね。だれとでもというわけではないと思います。急上昇の開始時期がラミシール服用開始の時期と一致するのです。  12月9日(日)、寒波なのでセーターを重ね着にして、いつもより防寒状態で朝の散歩に出ました。犬は寒いところより暖かいところの方がよいようですが、元気ですね。昼前に焼き芋を左手に持って食べていて「熱い」と感じました。持ったときはあったか程度でしたが皮をむいているうちに掴むところが変わったので、「熱い」。まあ、ぼちぼちの戻りかな。、  ぼちぼち、医者の変更を考えないといけないのですが、特定健診で受診したところも現在のところも問題がないわけではない。水曜日に現在のところを受診したとき、忘れていますね、心電図、漸く次回のために手書きの方のカルテにメモです。それはまあよいとして、日々の血圧の記録を見て、朝の最低が少し高いのでとか宣いましたが、夏にもっと高いときには何も言わなかったです。普通の人は冬に高くなるようですが、私はちと違う、変人? どうして、夏に何も言わなかったの?水虫も見ない。なら、これは皮膚科に行ってと言わないの? などなどです。このような原因に「卒後研修」が保証されていないということも大きいのでは。卒後研修であって専門医の研修ではないですよ。専門医は専門医で重要ですが、一般の開業医は常にいろいろな病気全体について見識を高めるということが必要だと思います。

2012年12月9日日曜日

公共事業の成れの果ての一例

 2012年12月2日に「中央自動車道・笹子トンネル(全長4455メートル)内で、コンクリート製の天井板が50~60メートルにわたり崩落し、車3台が巻き込まれた。」という事故が起こりましたね。アメリカでは橋の崩落とかも起こっていますが、公共事業での建造物も年月が経てば起こりることです。これを防ぐのは不断の点検補修によりますね。経費はかかりますね。でも、作った限りには避けて通れないです。景気対策で今までたくさんの公共事業がおこなわれてきました。その中には必要で点検してでも使い続ける価値のあるものもあるかと思いますが、そうでないものも。  有料道路の場合で点検補修費用を含めて黒字もしくは同等程度の道などは通行料から経費が出ますが、そうでない場合などで後のことも考えて作られたのでしょうか。事後の負担もです。その場合、本当に必要かどうか。地方に行くと自動車専用道が有料と無料とがまだらに繋がっている場合、無料のところは走るが有料部分は一般道利用というのもよく聞かれます。そのような場合は一般道を走りやすいように整備かな。  打音検査、どうも「面倒」という理由で飛ばしていたみたい。談合体質の時は「談合による儲け」の源泉みたいだから、金つぎ込んでしていたみたい。というか、「談合あるいは癒着での儲け」を考えて、点検に経費がかかる高天井にしたのだろうね。後々甘い汁を吸うためにね。で、民営化でも癒着が出来ていれば検査したかもという不届き至極な体質が残っていたのかな。  保守点検を怠りがちだったアメリカは『「米国の橋はなぜ落ちる」K.F.ダンカー/B.G.ラバット著、日経サイエンス 1993年5月号、p79』という論文が日経サイエンスに出たことがありました。そのうち、「日本のトンネルや橋や高架などのコンクリート建造物はなぜ壊れる?」などという論文が出そうですね。維持管理費をしっかり確保しないとたいへんなことになりますよ。コンクリート建造物は点検と補修で長持ちさせるものなのです。どうして、山陽新幹線でトンネル内部の崩落があったときからでも、まじめに点検しなかったのだろう。トンネルは周りが常に水がある可能性が高いし、自動車の通行で振動も多いのにね。誰も言わなかったのだろうか、コンクリートは壊れるということを、鉄は錆びるということを。金属疲労もあるしね。常識ですよね。なにか、福島の原発と同根みたいな感じがしなくもないです。  その上、建設費は国債ときているから、ツケ送りですよ。若者世代は選挙に行ってアホいっている候補の対立候補に投票しましょう。  原発での廃止大合唱は、、太平洋戦争突入に至る開戦大合唱を思い起こさせます。どちらも対立している相手を説得とかをするのではなく、自分の意見を押しつけようとする態度満々であるところがです。原発が稼働していないとかの問題だけではないのですが、最近の気象の異常、ペースが早過ぎやしませんか。皆で餓死しようとでも思ってないですか。ブッシュなどのアホは省エネ対策が経済に悪影響を与えるとかいって、無視してアメリカの自動車産業に打撃を与えましたね。中国などの発展中の国にも温暖化の影響は忍び寄るし、また、域外に多大な影響も与えます。「赤信号、皆で渡れば怖くない」の心境かな。実際は何とも思っていないのでしょうね、温暖化の恐怖を。  自由民主党が政権公約の中に「日銀総裁の解任権を政府に」というのがありますが、これは法による国債引き受けなどと同一の「政府による中央銀行支配」そのものですよ。議院内閣制の日本では内閣は議院の過半数を持っているのが普通だから、議院の承認というのは歯止めにはならないですよ。バカだよ。アホだよ。  それより、「既得権が利益になる。」と思い込んでいる状況をなんとかしないとね。農業規制「既得権保護」があって、自給率40%や跡継ぎがいないなどというのは農家にとって利益にはなっていない証拠では。一部の権益者の口車から降りましょうや。  固定観念を打破していかないことには今の状況からの脱出は無理かも。教育でも「競争」の質が欧米とアジアでは大きく違うようです。中国は今は未だ貧しい親が多いから子どもの勉強意欲は高いです。豊かになれば「順位競争」では勉強しなくなる子どもが多数を占めます。または、取り敢えず平均点より少しだけ上とか低位の目標になってしまいます。そして、「点が取れればよい」という式の勉強になりますので「学力低下」が著しくなります。  識字率で日本は高いというけれど「ひらかな」の効用ですよ。パソコンなどの利用で漢字の誤用は増えているかな。元々、漢字を使いこなせていない状況でコンピューターだからね。アルファベットは綴りでおぼえ必要がありますが、「平仮名は発音通り書けばよい」とある意味簡単なのです。欧米はある意味、漢字ばかりで変化(活用)まであるというおまけもついています。だから、かけない人が多いのでは。  ノーベル賞は競争ではないですね。科挙の競争みたいに競争で学問に取り組んでいる中国からは出にくいのかな。日本も過去の遺産で今は受賞者が出ていますが、近い将来、出なくなるのでは。原因の一つが「内申書重視の高校入試」、これは非常に狭い世界での競争ですからね。いじめも増えますわ。  猛烈に発達する低気圧が増えている感じがします。これは大気がエネルギーに満ちあふれてきているためかな。もしそうなら「温暖化」ですね。二酸化炭素排出を世界で協調しておこなう必要が。「経済に影響」とかではすまない事態になるかも。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年12月3日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No17

 11月26日(月)、朝、雨が降っていました。犬にレインコートを着せて散歩に出て公園でなにか雨の日にしては歩きやすいと思ったら、杖を持って出るのを忘れていました。杖が絶対必要というのではなくなっていたのでこういうことになったのだと思います。役にたつときもあるのでまだまだ杖は必要とは思っています。今日はなぜか急に立ち上がろうとしてふらついたり、尻餅をついたりまだまだ安定性に欠けましたが、生まれてから一度も骨折はなし、今日も関係なし。骨を鍛えて記録更新を目指します。犬を捕まえようとして左手から床についてしまいました。感覚は幾分か戻ってきているので、感じとしては今のところ特になし。  11月27日(火)、特定健診いってきます。ダンベル、ウオーキング、黒酢、納豆、クロスウオーカー(発症時まで、軽い圧迫でも血圧にリスク?)、その他(無塩料理もしょっちゅう)していても出るときは出るようですが、確率は低くできたと思います。しかし、私にとっては「当たり」と「外れ」のどちらかです。50%の確率、2つに1つだから。他から見たら低かったのかも。左半身に寒さが凍みる。左半身側の発熱が多くなっているような感じもするのです??。特定健診いってきました。「2~3週間後に結果を聞きに来てください。」ということのようです。病院より医院で測定する血圧の方が少し高い?。それでも、水銀血圧計はトンネル型電子血圧計より10~30低い感じがします。というと、トンネル型で130ぐらいの時の血圧は???。今日、近所の百貨店にリハビリをかねていって階段を下りていたときに従業員の方が声を初めてかけてくれました。「リハビリをかねて下りています。」といったら「気をつけてください。」とかいってくれました。  11月28日(水)、朝、いつになくふらつきました。また、復活した部分があるのかな。再生される度に「学習」の繰り返しと思います。一気の再生はないのかも。夕方、花子との散歩で久しぶりに走ってみたら、今までより、安定的に少し長い距離を走れました。もう少しで小走りを卒業できるかもしれないです。目標は「ダッシュ」ができるというのと、ある程度長距離が走れるということかな。  11月29日(木)、朝、右手中指(甲の方)つめの少し下側に小さな切り傷がありました。何時、切ったのだろう?麻痺したのは左です。朝の散歩で少し走りました。足運びが確かによくなってきています。徐々に速くしたいです。距離も伸ばしたいです。左瞼が感度アップ。感覚の復活に「一気」はないみたいです。  11月30日(金)、朝、コンタクトレンズ装着時にちょっとしたトラブルが。左目の装着のとき、この頃は一発だったのが3回目にして漸く所定の場所に、前2回は瞼の外側にお尻が出ていました。右目は一発です。この頃は一発でしたが、左目の感覚がまた少し戻ったので異物としてコンタクトレンズを認識したのかな。それと、左目への装着時は左手の親指と人差し指で瞼を広げているのですが、角膜に触れるということがなくなってきました。訪問リハの担当者会議をしました。特にやばい話はなかったです。要介護4から要支援1に転落したことなどを話しているときにケアマネージャーさんが「驚異的な回復」とか話していました。そうだから、知らない人から見ると「症状が軽かった」と見えるのでしょう。  12月1日(土)、午前中は特になし。ただ、防寒対策をして花子の散歩に行きました。午後も特にはないのですが、足の疲れというか硬直感がまた出ています。リハビリ、リハビリで状況はよくなると思っています。  12月2日(日)、昨日の足の感じはよくなりました。特になしという感じです。雨が降っていましたので花子との散歩の時、右手に傘、左手にリードで出ました。公園のお山にも登りましたので、これを読まれた方の中にはドキッとされた方も。承知で杖なしで出かけました。荷物の種類の多い方が危険とも思います。  消化管出血の出血時間は症状によって数秒・数分から数年とかあるようです。また、その時の出血の仕方で量は変わってきます。ところで、私の出血時間は夕方5時頃から翌午前2時か3時頃までで長くて10時間ぐらいまでと思われます。それで、出血はほぼ終了だったので助かったのかも。同じペースで続いていたらいくら何でも死んでいたかも。消化管出血では赤血球数がもっと減ることもあるのですが、それは造血量を少し上回るぐらいで長期(さあ月単位かな、年単位かな)にわたったときのようです。これから考えると消化管出血では「一気の出血」とも言えないこともないのです。下血でタール便続々と続いて出ました。まあ、5回から6回かな。回数はもっと多かったかも。俗にいう便は混じっていないという感じです。ほぼ血液のみの便続々なので多量出血かな。今はもしこのようなことになったら近所の総合病院に直行しますが、当時は開業医しか近所にはなかったというときです。止まらなかったら、はい、死んでました。消化管にはがんや潰瘍とかの病変は一切見られませんでした。ストレスでブチッと血管が破れたものと考えられます。今回の視床出血もストレスでブチッかな。  もう一度、消化管出血の出血量の概算。消化管出血して入院、1週間ほどしたときの血液検査で赤血球数が約300万/1立法ミリメートルまで減っていました。通常は約500万です。私の血液量を推計すると約5リットルあったものと思われます。それが出血し、1週間で点滴等もあるので液体量だけは回復していると考えられます。すると、赤血球数の比率から3リットルぐらいに減少していたのだろうと思うわけです。長くて半日で1.5リットルから2リットル出血したと考えられるわけです。このようなことをここに記したのは医者が話を聞こうとしないからかな。だから、視床出血の時に近くの総合病院に拘ったわけです。医師の診察の第一歩は「問診」ですね。それも具体的に聞けるのならしっかりと聞くということですが、「思い込み」で聞いている医者が多いような気がします。「なら、何も言わないよ。」という気にもなります。  この度の2月9日の頭の中のがさごそを「脳出血」とは思ったのですが、「脳梗塞」とは全く思わなかったです。それは消化管出血の前歴があったためと思います。  介助を受ける身になって感じたことに入院中、自分でできないことへのいらだちがコンタクトレンズであったのです。これ、quality of life(QOL生活の質)が天と地ほどの違いが。歩行が出来ないとかよりこちらの方です。はっきり見えるようになるのに判って貰えない。見えない障害(外見でわからない)の一種とも言えなくはないです。歩行の方はリハビリで出来るようになればよいと思っていたのでどうってことはなかったです。実際、私の症状程度の人の中では回復が早いといわれていました。

2012年12月2日日曜日

こども手当の財源に国債?年金の財源に国債?建設国債も赤字国債も「国債は国債」

 こども手当の財源に国債を使うとどうなるのか。今の子育て世代にはこども手当があるということになりますね。でも、その財源の国債の償還はだれがするのかな。結局はこどもの将来収入を当てにしていま貰っているということにも。ということが子どもが自分で稼いで得た収入とも見なせますよね。  今の年金受給者の年金財源に国債からも費用を出すとすれば、現役世代はそれでなくても年金保険料で負担をし、将来の国債償還で負担をするという2重負担になるのではと思います。ところが、今は建設国債(実質的には赤字国債)を含めると予算額の半分以上が国債かな。  今、日本で生活している人すべてが負担するのではなく、現役世代や子どもたちが負担をすることになるのです。ギリシャではどうも国債収入で年金を支給していたみたい。国債が発行できなくなってあの騒ぎです。スペイン、イタリアもよく似たものか。その上、公共事業も5%減とかではなく、「ばっさり」みたいですね。金がないのですから。安倍総裁の言うようなことをすれば、円の信任が無くなりかねません。投機筋がどう動くかですが、数%のインフレでは済まないでしょうね。TPPとか関係なく規制で農業が崩壊していますから。崩壊していないのならどうして自給率40%なの。どうして、後継者がいないの。農産物の値上げは必至でしょうね。国債の増発は無理になるでしょうから、ギリシャなどと同じように可処分年金の減少ということになる危険性があります。  ギリシャはユーロですから、ドイツなどのお陰で価値の低下がほとんどないようです。ですから、ユーロ圏離脱をしないわけですね。だから、過去の国債の返済に要する対価は低下していないようです。それで、債権放棄を要請しているのです。日本はインフレで債権放棄と同じことを債権者にさせるのかな。これは問答無用だから強力ですね。ということは、副作用として国内経済破綻、みんなで苦しみましょう。  11月28日読売新聞配信によると『自民党の安倍総裁は27日、東京都内での講演で、日本銀行による建設国債買い入れなどの自らの主張を、経団連の米倉弘昌会長が記者会見で「禁じ手」などと批判したことについて、「毎月、日銀は国債を1兆8000億円買っている。そのことを米倉さんには勉強をしてもらいたい」と反論した。』というのがありましたが、国債買い入れを政府の意向でおこなうと中央銀行独自の判断でおこなうことの違いを安部はわかっていないのでは。いろいろな国の破綻の原因の多くが政府の意向による中央銀行による国債買い入れであることを。だから、発言しただけで円が値下がりしたのですよ。円安程度ではすまず、円の国際的な信任が無くなりかねない行為であるということを。中央銀行を政府の支配下に置くとどうなるかということを安部は勉強してください。自由民主党は勉強してください。  ギリシャなどは財政破綻とそのとばっちり程度で主要産業はユーロのお陰でインフレもなくなんとかなっているようですね。  建設国債も赤字国債も「国債は国債」で違いはないということを理解して欲しい。詭弁は止めましょう。  「風が吹けば桶屋が儲かる」式の論理すら見えない政見オンパレード。なんとかならないものでしょうか? この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年11月26日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No16

 11月19日(月)、昨日からの足の硬直感はよくなってきました。歩きやすくなってます。左半身の気温への高感度は相変わらず続いています。左手の方の皮膚がかさかさに、右手はいつもの潤いが。考えられることは感覚神経の働きの違いによるとですかな。神経系再生に必要な脂肪酸は一応サプリでも補っています。左手小指をまた2回玄関扉で詰めかけました。原因は小指の位置感覚が回復しきっていないことで起こるのだと思います。歩数計電池切れしばらくアウト。  11月20日(火)、朝、起きてすぐのトイレ行きの時のふらつきは少しよくなったみたいです。小便の時でも着座します。これが立ったまま出来るようになりたいです。小便だけで着座するのはこのときだけです。歩行時の腕の振りですが、右腕は杖を持っているのでそれなりです。左腕の振り具合が自然に近くなってきている感じがしました。ふと、腕の振りをと思って確認したらよくなっている感じがしたのです。足運びはそれほど意識していないのにまっすぐというか普通の歩行時みたいな感じです。歩数計電池交換しました。ねじ山を逆回しで壊しかけました。出血の影響?で方向を忘れていたのかな。歩数の割には腕時計のゼンマイの巻が悪かった。いつもだけど。インド料理を食べに行きました。カレーの方は美味しかったのですが、ナンの方は少し粉っぽい感じがしました。田園地帯にある別のインド料理店のナンの方が美味しかったです。  11月21日(水)、市街地にある博物館に行ってきました。入場料は身体障害者手帳提示で済みました。交通費は半額になります。このような制度があるのは障害者も健常者も外出し、交流しようという前提だというのです。展示は今回は特別展のため、薄暗い状態だったのです。鑑賞しているとなぜか体の安定性が少し悪いのです。不安定。明るいところにでたら感じませんでした。耳の平衡感覚器が十分に戻っていないのかもしれないです。この前後の歩行とかに特に違和感はなかったです。館内だけ。やはり、視覚という感覚器からの情報は凄いのですね。転落したのも夜間だったというのは覚えています。不思議に感じること。聴覚と視覚については当初、完全に麻痺みたいになったが、意外と早く普通に近い状態に戻ったという感じ。視床を通っているが、今回の出血による影響は長引かなかったという感じです。入院当初の記憶はないのでわからない。聴覚も視覚と同様みたい。ただ、平衡感覚器の不調は未だ続いています。出血して意識不明になった期間があったのは確かなようなので・・・。歩数計復活記念なのか16000歩越えました。  11月22日(木)、世間が冷えてきて左半身が寒い。右半身は特に寒いとかいう感じはないです。どうも感覚麻痺特有の回復期の過敏感覚だろうと思います。他の人の闘病記に「お風呂の床が異様に冷たく感じる」とかというのもありました。水道水の温感では左手の方が冷たく感じています。歩数は14000歩ぐらいまでなりました。足運びもよい方なのですが硬直感が強い。足の疲れも感じました。  11月23日(金)、朝コンタクトレンズを装着したら、左目がまた感度よくなってきているのかしばらくの間異物感に悩まされました。しばらくで慣れてくれました。昨日、感じた足の感覚は消えていましたが、夜はどうなのだろうか?(午前8時頃)。どうも、博物館行きの影響が残っているようです。今日は祭日につき、歩数は激減です。それでも、約8000歩に近づきました。  11月24日(土)、トイレに行く時間が早くなりすぎ、午前2時頃に行ってしまったら、いつもの目覚まし的トイレ行きがなくなり、7時頃まで寝ていました。2時間寝過ごしです。今日はラジオがつかなかった。明日は目覚ましもセットしよう。今日は母校の一つの大学の集まりにいってきました。鉄道乗り継ぎなどをしてきました。当然、付き添いなしです。某クラブの展示で話をしていたら、学科の後輩になる学生であるというのがわかりました。歩数はそんなこんなで10000歩を越えました。ダンベル体操をする時間が取れないのが残念です。  11月25日(日)、コンタクトレンズ装着時の左手の使用感が少しよくなったみたいです。装着に必要な時間が少し短くなったようです。「少し」ばかりですが、それでも楽になったのは確かです。久しぶりにダンベル体操、まだ、やらない日があると、筋力低下する初期段階そのものの感じです。週1でもよいように鍛える予定です。再び以前のように10kgでできるように鍛えます。昨日のことは、歩数の割には疲れているようです。この程度では疲れを覚えないでよい体調にしたいです。  視床の存在場所とかはネットで見て貰えればと思います。間脳にあるのですが、間脳は頭頂からも側頭部からも顔面からもあごの方からも一番奥にあるのです。ですから、よほどでない限り、開頭手術はしないということです。間脳とかの部分を脳幹といって生命維持の上で非常に大事な働きをしています。脳死判定の時に重要視されているのです。  視床下部、視床の前下方にあって自律神経とホルモン分泌の中枢です。普通に視床といった場合は視床下部を含まないようですが、御近所ということです。それでなくても視床出血はやばいのに、こっちもとなるとさらにやばいわけですね。  毎日の闘病記をホームページ10カ所、ブログ10カ所、日記1カ所、ノート1カ所の掲載や投稿は面倒なので週1回にしています。簡単な書き込みは「つぶやく」と「近況アップデート」に適時しています。

2012年11月25日日曜日

TPPのことと国債のことなど

 衆議院選挙に向けて、いろいろ政見が出ていますね。TPPのことで農業団体は反対というところが大多数みたいですね。農産物が自由化されていない品目では農業規制などで多くが壊滅状態になっているのが理解できない人々が多数いるみたい。後継者問題は「農業に魅力がない」につきます。年収100万円以下の農業収入ではね。専業で後継者がでるような農家を増やしていくのが必要ですが、どうも今の農業団体などの主張では零細のまま、産業としての農業ではなく財産維持のための農業というのがあれままだも、惰性の農業維持かな。それを一見支援しているようで権限を守ろうとすることのみの官庁。このような現状を変え、産業としての農業を興すためには切っ掛けが必要です。その切っ掛けとしてTPP。保護策で壊滅していってした農業。ある程度国土面積のあるOECD加盟国最低の自給率にした農業規制。発想の転換を。加工すれば、農産物ではなく工業製品なので、昔からのチーズなどは規制の対象ですが、餃子は工業製品みたい。だから、毒餃子事件が起こった。カップヌードルご飯の米はカルフォルニア産のに当たったことがあります。カップヌードルは加工食品で工業製品かな。  兼業農家が多いということは農業の集約化がやりやすいはずですが。専業なら「転業」という問題が起こりますが、兼業なら時間を少しかければいけるのでは。仕事の配分を変えるということですからね。  景気とかで安部が何かほざいているようですが、リーマンショックの前でしょ。且つ、小泉政権の遺産がある時期でした。民主党はリーマンショック後で景気後退時期にアホしているのいう点があるので一概に言えないですが、経済指標が民主党期に安部の時より悪いのは当たり前。その上、ヨーロッパ金融危機もあったしね。自由民主党は共和党みたいなものかも。景気を悪くしておいて、民主党にせいにするというのは同じかな。  国債ですが、詭弁として、「赤字国債」と「建設国債」を分けている国。国債はどう考えようと国債なのです。ですから、国債の日銀引き受けあるいは類似行為などすれば、インフレ目標達成どころか、経済活動や国家財政の破綻というのが視野に入ってきます。すでに財政破綻したギリシャより、国債残高のGNP比で上回っている日本。ギリシャはドイツなどのお陰で猛烈なインフレにはなっていないようですが、日本の場合は猛烈なインフレの危険性があります。製造業で稼いでも円の信頼性がなくなってしまうという事態が考えられる訳です。信頼性がなくなれば「円暴落」。そうすると、規制で潰された農業などがあるのでいろいろな生活資源を輸入に頼る必要がある国日本、規制で守っているといいながら自給率40%、食料の60%はもう輸入なのです。で、農家は国内規制で崩壊。実際沢山輸入しています。まあ、インフレですね。適度では済まないインフレ。公党の党首のいうことではないですよ。バカですよ。経済規模の小さかった頃の景気浮揚策にしがみついている。企業が大きくなって没落するときのパターンの一つに前例主義があるとか。それと同じ。公共工事による景気浮揚効果がないのは阪神大震災の時も、今回の東日本大震災でも実証されています。  憲法改正のうち、9条では外野はどうするのでしょうね。中国では軍備増強の口実に利用しますよ。覚悟の上でしょうね。ASEAN諸国のいくつかが中国にさらに向く可能性も。「できること」というのは任期中に糸口もつけず「可能性」だけでもあればよいのなら、先の民主党のマニフェストよりペテンだよ。民主党はすべてについて努力はしたし、実行できた部分があるからね。  復旧・復興事業は景気対策とか関係なくするものです。持続的な景気刺激策は「規制緩和」なのです。TPPは単なる号砲みたいなものですかな。スタートしないことには諸外国に置いてけぼりにされるだけ。江戸時代と違って今は海外に置いてけぼりにされると、どうなるのか、実例は御近所にもありますね。  議論をして結論のでない国、日本。だから、成行で方向がかたまって行く国、日本。成行で後手に回った福島原発。これ、廃炉費用ばかり考えていたのでしょうね。最悪事故の時の費用にはだれも考えが出なかったのか、このときの雰囲気が成行になってしまったのかも。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年11月19日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No15

 11月12日(月)、先週より久しぶりのお通じ。適度な堅さでまあ安心。下痢止めを飲んでいたら、便秘になったかも。右半身と左半身の気温の感じ方に違いがあるをはっきりと実感しています。握力用(30kg)で確認したら右手も筋力落ちてます。左手は話にならないほど落ちています。夕刻、足の硬直感が強く出た。  11月13日(火)、昨日の足の硬直感はどこかへいったという感じ程度まで改善。歩行の足運びもよい感じです。くどいようですが、「感覚神経が復活→脳の再学習→動きが復活」の繰り返しでリハビリが進んでいるという感じです。兎に角、使ってみるしか復活への道はないようです。子どもの時の成長と同じです。顔のしびれている感じの範囲というか、違和感の範囲が今日も狭くなっている感じが。以前と比べると大幅に狭くなっています。ダンベル体操をしました。動作パターンを少しずつ増やしています。筋力が幾分か戻ってきて2kgについては大分気楽になりました。筋力とかは少ししっかりしましたが、感覚では腕の方はそう変化なしという感じですし、よくしびれています。寒さが厳しくなってきましたが、体の左半身の方が寒さが堪えますね。麻痺側の感覚が全身でも徐々に戻ってきているようです。ただ、部位別でのばらつきが大きいです。昨日午後6時過ぎ(もう暗い)、花子と散歩中、公園のお山に登って斜面を降りていたとき、くぼみに足を取られたが、杖で支えることができた。これ、普通の人でもやばかったかな。普通の時は杖なしみたいな状態で歩いていますが、役にたったということです。  11月14日(水)、午前10時頃ダンベル体操中に2kgのが頭にゴツン。入院中に1kgがゴツンした感じとそうかわらなかったので大丈夫みたい。ただ、感覚が戻ってきている分がどう作用するかでひょっとしたらということになるかもしれないです。寒くなってきましたが、右半身は特に何ともないですが、左半身側が身にしみます。普通の時には特に寒いとも思わなかった気温なので、感覚麻痺から回復しつつあるときの再学習なのでしょう。でも、この高感度はちとつらい。頭にゴツンは午後8時現在、特に異常なしです。衣装ケース(10kg? 深さ40cmほど)の持ち上げは大仕事です。発症前は楽勝でした。持ち上げたまま歩くことも。今日は一度落としました。  11月15日(木)、昨日のダンベルゴツンのその後は特になし。鉄の塊が頭にゴツンなので骨が脆いとやばいですが、年齢の割には、闘病しているにも係わらず、丈夫だったのですかな。あれ危ない、これ危ないと何もしないのならリハビリもクソないですからね。昨日、昼過ぎ当たりからのふらつきが結構酷かったです。今日はまた安定的に戻ってきました。左半身の冷えは相変わらずです。また、足のふらつきが出ています。感覚神経がいくつか繋がったのでしょう。それで、再学習して筋力のバランスが取れるようになるのかな。過去にも同様のケースがありました。硬直感のときもですが、繰り返し繰り返しがリハビリには必要と思っています。速効は期待していません。ところが、リハビリ関係者からみると私は早いほうらしいです。顔の違和感は上唇から頬骨の上あたりが中心になっています。また、狭くなってきた感じがします。コンタクトレンズのトラブルは3ヶ月連続でなしです。このくらいになると普通の状態の時並みかな。普通の時もトラブルあったりしましたからね。  11月16日(金)、一昨日、昨日と続いた足のふらつきはおさまってきました。力を入れたときにはふらつきます。歩行に関する程度ではそれほどでもなくなり、今までより歩きやすくはなりました。ただ、走るということについてはまだまだです。ボール投げですが、左腕で無理なくオーバースローが出来るようになりました。投球距離はまだまだです。  11月17日(土)、今日は雨。ダンベル体操しておきます。動作がそれぞれ日を重ねるにつれてしっかりしてきている感じです。歩行が余り出来ないときなどのため、ダンベル体操とか手軽なトレーニング法をする方がよい。歩行はわりとカッコよかったです。  11月18日(日)、夕刻、花子との散歩の後、庭を歩いているときに右足にクギみたいなものが刺さっている感じが。靴の裏を探ってみるとクギみたいなものがあったので抜いてみたら「クギ」そのものでした。刺さったのは靴で先端が少し靴底に出ていたのです。怪我はなかったです。左足だったら救急外来に行くような事態になっていたかも。左足の硬直感が強かったです。  前回の時、「消化管出血の・・・」とか書きましたが、その出血量の概算をしてみます。入院して1週間ほどしたときの血液検査で赤血球数が約300万/1立法ミリメートルまで減っていました。通常は約500万です。私の血液量を推計すると約5リットルあったものと思われます。それが出血し、1週間で点滴等もあるので液体量だけは回復していると考えられます。すると、赤血球数の比率から3リットルぐらいに減少していたのだろうと思うわけです。ですから、このとき一気に出血していたら、今回の脳出血はなかったと思います。このときの検査で問題になるほどではなかったのですが血液凝固が遅めだったという記憶があります。このときも三途の川でおぼれ生きしたのかな。2度あることは3度あるになって欲しいです。

2012年11月18日日曜日

政権構想の理念が見えない

 11月16日に衆議院が解散されましたね。解散風を吹いていた自由民主党、公明党の言論からは政権構想の理念が見えてこない。マニフェストじゃなく「政治への理念」ですよ。単なる野合で、多数をとり、お山の大将になりたいというのはわかるのですが、そこまでです。郵政選挙の時が自由民主党では一番「政権の理念」がわかりやすかったのでは。だから、2/3以上取れたのでは。それ以前やその後は「血縁・地縁・金縁」かな。そのように国民が感じたのは安倍元首相の時の郵政造反議員の復党か。これ以外大した失敗はないですよ。にも関わらず、参議院選挙惨敗。よくそのような人物をまたもや総裁にした自由民主党。バカだよ。11月15日の党首討論でも安部さん負けですよ。自由民主党の体質だから仕方がないのかな。  第三極も野合か?橋下の日本維新の会は好きにはなれないのですが、減税日本みたいなバカではないですね。今は国債などの発行残高を減らす必要があるときですよ。国債をだれが返すのですか。ハイパーインフレであっても損をするのは若い世代です。どう転んでも余命短いものにとっては今さえよければですかな。これは小沢と同じ。景気をよくするには規制緩和程度ではなく規制撤廃まで踏み込んで実行する必要があります。多くの農家の農業収入の多くがなんで年収50~100万程度なの?こんなのでは農業が再生されるわけないでしょ。跡継ぎも出ない。TPPする前に農業は潰されているのですよ。目を覚ましなさい。  日本をギリシャみたいにする前に手を打つ必要がありますね。マニフェストは安っぽいものですよ。「捕らぬたぬきの皮算用」ですからね。それより、政治というか日本の国をどう立て直すのかという理念がどこも見えてこないのです。民主党は小泉内閣の時のような程度の官僚との対決もしていないですね。結局、官僚依存から抜け出せなかったのは「勉強不足」だものね。どこもだから、今度の選挙では「白票」にしようかな。または、野田首相の民主党なら民主党にしようかな。  東日本大震災での人災部分の基礎は自由民主党政権時代に作られ、後手後手とか右往左往は民主党、そこに東京電力のアホが加わったと考えられるのでは。事故報告、大切なことが隠されたままになっていると疑っています。だから、アホという言葉を使いました。事業仕分けも含めてもっと役所の事業の詳細を公開するべきです。その結果をどのようにするかはその時々で考えましょう。「2位ではダメですか」などという前にどちらも勉強を。  性差別主義者石原、子作りだけで考えるともうすぐ男が不要になるというのに何を考えているのだ。女性は石原に投票しないようにしましょう。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年11月12日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No14

 しばらくは日常の報告を主にします。なにかネタを仕入れたときはそのことも書きます。  11月5日、ダンベル体操とかは昨日より出来ました。3.4kgも差し上げることが。今日の歩行も足の動きは普通に前に出ていました。麻痺とかした際に見られる「回しだし」ではなく「わりと素直にまっすぐ」という感じです。これも、できたりする日と回しになったりする日とかがあったりします。結局は脳の継続的な再学習が必要なことで起こるのでしょう。 夕刻に月1回の通院。で、先月「次の時、血抜きをします。」といっておいて、忘れてた。もう、水虫の薬のこともあるので「血抜き」して貰いました。心電図も完全に忘れてる。「来月します」と言われました。薬だけは前と同じなので忘れず処方してくれました。で、帰りに別の医院で「特定健診」の予約をしました。 帰ってきてから、左足の裏が痛くなった。前から「装具」の当たっていた部分に違和感があったのです。その部分にです。退院して、装具は即使わなくなりました。でも、使用していたときの感覚が残っているのです。何時消えてくれるのかな。  11月6日、ダンベル体操での左腕の動きは安定的に回復している感じです。まあ、一進一退的な面もあるので明日も同程度ならよしとして継続します。「継続は力なり」。  11月7日、朝、散歩の時、左足の動きに「回しだし」を感じたので少し意識しただけでほぼ修正できたみたいです。感覚神経がまた少し回復して感覚のアンバランスが生じても脳がすぐ学習して修正できる程度にまで回復したのかな。そうなら、いいのですが。走ってみましたが、こちらの方も以前より安定的になってきました。走っている時に左足の靴が脱げたのですが、難なく止まってはき直すことが出来ました。 ダンベル体操は昨日同様安定的です。現在の重さですと毎日することが重要なのでしょうね。筋トレは「休息」というのも重要になりますが、それは今の重量より一桁重くなったらと思います。夕刻より嘔吐、夜間に嘔吐と下痢、胃腸風邪みたいでぐったりした日でした。  11月8日、嘔吐は止まりました。下痢は残り分がちびちび。昼には止まりました。夕刻、特定健診を予約した医院に行ってきました。まあ、ぼちぼち。処方された薬の内、2剤は飲みましたが、3剤は薬箱の肥やしになりそうです。  11月9日(金)、昨日の寝過ぎや早寝で午前4時起き。でも、いつもは5時起きなので1時間早いだけ。昨日いけなかった花子(わんちゃん)とも朝の散歩にいってきました。「お帰りモード」へのスイッチがはいるのがなぜか遅かったです。ですから、いつもの朝の散歩の歩数より500歩ぐらいは多くなりました。今回の件での薬は1剤だけに、前からのと合わせて4剤服用しました。一昨日の歩数は6000歩以上ぐらい、昨日が2700歩ぐらい、まあ、風邪とかいっている割には歩けたと思います。今日は11000歩越えました。しかし、少しキツイ。回復力が衰えたみたい。鍛え直します。ダンベル体操再開しました。  11月10日、昨日の影響が少し残っていますが、復調してきました。今回処方された薬の内、3剤は全く使用せずに済みそうです。抗生物質はへまに利用すると耐性菌を作るだけになりますので、飲むならすべて、飲まないなら全く飲まないのどちらかですね。顔での痺れや硬直感みたい感じの部分は耳の部分を中心にして残っていますというか、左右の中心線当たりは普通に戻ってきていて耳の方の部分に残っているという傾斜になってきている感じです。  11月11日、朝、花子の散歩。雨のため、歩数は減少。よってダンベル体操。腕の痺れがいつもより強い。ただ、顔での違和感の範囲が狭くなってきていると断言できるような感じになっている。感覚神経の再生では腕が最も時間がかかるという話です。諦めないということが再生への道だと確信しています。  次のようなメモをCT写真のコピーの裏面で見つけました。2月11日(土) 15:20  ヨーグルト(125ml)ストローで飲む                                             ジョア            〃                                      16:00  いちごヨーグルト 1カップ      のみです。転落はこの後(何時間後かとかは記憶にありません)だったような気もします。  訪問リハで聞いた話。床ずれ(褥瘡)は有名ですね。前にも書きました「起きましょう」というのを何も考えずにすると椅子でも同様のことが起こることがあるというのです。体にあった椅子で時々座る姿勢というかお尻の椅子との接触部分を変えるとかの必要のようです。第一は体にあった車イスや椅子です。私の場合は体格的に標準品で適合したみたいですし、同一姿勢が長時間になるとよくないことを知っているので、麻痺していない側の足や腕を使って時々、座る位置や姿勢を変えるようにはしていました。トイレに行って用を足すというのもよかったです。リハビリやシャワーとかお風呂とかに行くと姿勢や座るときのお尻の位置が変わりますから褥瘡の予防に効果があると思います。  また、発症時のことになりますが、出血後(脳に異変)、麻痺を感じ始めたのは数十秒程度。歩行も。数分後には左腕の麻痺確認。10~15分後程度で一旦意識を失ったようです。これで、自損事故。その後、病院到着直前まで意識があったりなかったりです。救急車がどのあたりを走行しているのかが気になっていました。せめて、病院到着までと思っていたのですが、先に意識不明、で、時々意識が戻るので「コンタクトレンズはずして」とか言えたのです。典型的な視床出血症状のようです。出血量ですが、概算も教えて貰っていないので、よくわからないです。10mlで死亡率に大きな差が、ということで10ml以下だったみたいですが、入院時の状況等からは自立生活復帰割合は低い症例みたいだったと「視床出血の予後について  ー入院時の意識レベルとCT所見の立場からー」(脳卒中13:99-106,1991)という文献から推定しました。消化管出血の100分の1以下の出血量だと思います。納豆や黒酢など血液さらさら対策をしていなかったら出血量はもっと少なかったのかもしれないです。  冗談話をひとつ。入院して2日目当たりでベッドから転落しましたが、その後の方が意識がはっきりしているのです。これはひょっとして転落事故の時、時を同じくして私の魂が三途の川で渡し船から転落しておぼれ生きしたのではと空想したりしてます。左半身麻痺だから泳ぎは出来ません、当然おぼれ生きしますから。閻魔の庁に向かっていたのが戻ってこれたので、意識がはっきりとしてきたのかな。渡し船の鬼の船頭、後で「始末書」を書かされていたりして。残念ながら臨死体験といわれるような記憶はないです。桂米朝「地獄八景亡者の戯れ」の聴き過ぎの愛好家かな。

2012年11月11日日曜日

大学を4ヶ月ほどで造れるとでも思っているのか。

 大学の認可についてはほぼ田中大臣全面降伏の形になりましたが、まだまだ誤るだけでは済まない問題が残っています。それをどうするのでしょうか。  ところで、今回の問題ですね。いろいろなものつくりや制度などを作り上げていくときの時間感覚が全くないという気がしました。来年4月開校の学校が認可を受けてから5ヶ月で造れるとでも思っているのかということです。中古物件の校舎で高給でとかで適当に人選した教員とかを集めるのなら出来るかも。まあ、応募者はいないと思います。書類審査だけですると不実記載などの不正が入り込む可能性が。認可の時期と校舎建設や教員人選などの時期は今のように並行して段階的でよいとは思います。  大学の質は世間が教育をどう捉えているのかということによります。今のように相対評価的な発想では向上しませんよ。大学での学びの最低限とはなにかとか、世間の大学への評価の問題、まあ、これらは小中高にも言えます。文科省の学力テストの平均点とかの公表、それによるランキング(大抵は地域の所得水準に準拠)とかですね。そして、悪い方は教師の責任?初任校であとの転勤先の学校レベルが大体決まるような県もありますが。教育委員会と校長がバカなところです。大学の質は大学だけの問題ではないのです。そして、世間の状況はさらに悪い方向を向いています。その一つが大阪かな。  民主党が政権公約でダム工事中止を掲げましたね。そして、例ですが群馬県八ッ場ダムで中止と発表したらそこら中から反対が出ましたね。ダムとは1~2年ぐらいで出来るとでも思っていたのでしょうね。30年も懸けているとは。まあ、その方が予算が途切れませんし、調整に時間も使えるしで都合がよかったのかも。  世間知らずの上、勉強不足をさらけ出した政権でしたね。(過去形)しばらく野党に戻って勉強し直してください。というて、次の選挙、どこに投票して良いものか。白票しかないかも。  次の政権を取ったところにお願い。国会議員を大臣に使わないでください。最初の国会で法律の変えてください。広く民間から人材を求めてください。過去に人選の範囲を特定して問題を起こしたことが。例えば、現役将官に限るとかです。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年11月5日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No13

 10月29日、ダンベル、3.4kg、まだ、動作の種類も少ないですが徐々に安定してきています。目標、1動作10回を目指します。出来たら、増量ですかな。最終目標は発症前と同様にダンベル体操が出来ること。リハビリ病院の目標にはなかったです。  10月30日、コンタクトレンズ装着に対しては一進一退の感じを受けながら徐々に前進しています。左手の指の感覚と左目瞼の感覚が少々戻ってきているみたいです。発症直後に比べたら格段の違いと感じています。左手にコンタクトレンズを持たせてもまだ存在すら感じていないです。左手のリハビリでの目標達成は何時になるのでしょう。でも、使わなかったら、使えないままになるので諦めるわけにはいかないです。運動量確保のため、回り道とかも始めました。  10月31日、今日は朝からなにか調子が悪かった。夕方の散歩では足の硬直感が強くなっていた。また、感覚神経がさらに少し復活したみたい。左側の温度感覚も全身的に少し回復したみたいなのですが、感度が右側より少し高いみたいです。感覚の学習のし直し中かな。今日も11000歩越えました。  11月1日、昨日、左目でコンタクトレンズに結構強い違和感が出たのですが、朝、コンタクトレンズを装着するときに少しずれたのです。昨日のことは感覚が戻ってきたことによるみたいで、眼の筋肉で所定の場所に落ち着いてくれました。感覚神経回復の時にすんなりとはいかないことが多いみたいです。そして、再学習してからが本当の回復ですかな。足の感じもよくなっていますが、よく観察しないとわからないかも。  11月2日、特に進展はなかった。リハビリは時間がかかりますから、毎日進展が感じられるというのは?かな。  11月3日、入院中、起こらなかったが恐れられていたこと、「転倒」がありました。大抵、多くの患者さんは骨もボロボロになりますので「転倒」→「骨折」→「寝たきり」に繋がりやすいからですね。また、麻痺側での骨折等は痛みを感じない、感じにくいので骨折等がわかりにくいということもあります。で、転けました。麻痺していない側の方の衝撃の方が強かったです。でも、筋トレなどや早期のリハビリ、歩行等の再開などで骨がそれほど痛んでいなかったみたいです。この前の小指の時も異常なしでした。やはり、筋肉を使うということが重要なのでしょうね。階段昇降は足の筋肉を歩行以上に使うので骨を鍛えるのによかったのかも。  11月4日、昨日の転倒に関しては異常なし。手足の硬直感が強い。体操とかしてほぐすようにはしています。動きはぼちぼち、歩行は久しぶりに感じよく、ということは感覚神経の再学習かな。2kgのダンベルを今日は差し上げることが出来なかった。昨日は出来た。一進一退ですかな。

2012年11月4日日曜日

科学技術や文教で野田首相、足を引っ張られそうですね。国務大臣には民間人を。

 2012年11月2日に田中文部科学大臣が認可を見送った「文部科学省の審議会が来年春の開設を認可すると答申した秋田市、札幌市、愛知県岡崎市の3つの大学」についてネットですが、簡単に調べて見ました。最近、文科省に存続を認められなかった某大学に比べると、非常に母体が安定しているという感じが。大学の質の問題は新設より既存の大学ですかな。今頃、大学を設置しようとするのはそれなりの覚悟を持ってやっていると思います。それより、第2次ベビーブームの学齢期による受験数増加程度を当てにして雨後の竹の子的に増えたり、学部増設に走ったところの方が問題でしょう。そして、学部増設とかしていなくても時代に合わなくなったところも。  勉強していないこと丸出しの判断ですね。野田首相、どうする気でしょうか。  あの事業仕分けで「2位ではだめなのですか。」と言った議員がいましたね。勉強していれば、あのような発言は出ないはずですよ。スパコンは現代においては「道楽」ではなく「必需品」であることを知らなかったということか。もっとも、文科省の役人も役人でした。今回は役人関係なしかな。  大学の質を言うのなら「出口管理」で淘汰させればよいのです。これなら、新設、既設関係ないですからね。それと、学生の質の分野別基準もね。大学入試の方でしたら、入学者の基礎学力基準を設定すれば、学力は向上するし、大学数も減ると思います。どうして、新規参入を阻止し、既存業者を守ろうとするのでしょうね。新設3大学が不認可で既存大学などで助かるところが出そうです。  国務大臣には民間人を。もう、国会議員はこりごりです。   この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年10月29日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No12

 3月にリハビリ病院に転院して、ST(言語聴覚療法)のリハビリが始まりました。「深呼吸をしましょう」といわれて、出来ないのです。どのように深呼吸をしていたかを忘れてしまっていました。視床出血なので運動神経は損傷を受けていないはずなのにです。歩行でも忘れているのですね。ですから、「繰り返し」基本の練習になります。筋肉の収縮(運動)は運動神経と感覚神経とがセットになって意味のある運動が出来るのですね。  乳幼児期には我々は何度も何度も試行しながら動作が出来るようになるのです。それをこの頃の親の中には忘れて「すぐ出来る」とかの不届きなことに取り憑かれているのが結構いるみたいです。リハビリも乳幼児期の成長もはじめは出来なくて当たり前、それを徐々に出来るようにしていくという点でも同じです。あくまでも「徐々に」です。  10月22日、某百貨店の階段で1階から4階まで1段飛ばしで登ってきました。まあ、ゆっくりですけど、徐々にならしていきたいです。腹筋やダンベル体操は徐々にですから、先週と余り変わりなしです。 顔の痺れの範囲が少し狭くなったみたい。  10月23日、走りですが、感じとしては大分よくなってきたみたいです。それでも、左足のぎこちなさはあります。これも、毎日繰り返し少しずつ走るということをするしかないようです。朝コンタクトレンズ装着の時、左手の使用感(左目の瞼を開ける)というのが楽になっていました。この感じが続くことを期待しています。今、キーボードを叩くに両手とも「人差し指」に変えてみました。最近は「中指」しか使っていなかったのが不思議です。普通は「人差し指」だよね。ダンベル体操はいつもと同じ程度しました。  10月24日、花子との散歩でいつもより楽にというか何となく「走っている」という実感が持てるような走りに近づいていました。これも毎日練習している賜ですかな。ただ、左足など左半身側の感覚はまだまだという感じがしています。もっとリハビリに励む必要があるということです。感覚が戻りつつあるのは確かですのであきらめずに続けることです。無理をすると以前より簡単に問題が起こりそうな感じがしています。問題が起これば、この最悪時より悪くなってしまう可能性があるので注意しています。  10月25日、いつもと同じように花子との散歩、ショッピングセンターへは2往復、階段は普通に1階から5階まで往復など、そして、うろちょろ。歩数は久しぶりに10000歩をはっきりと越えました。この頃は9000歩前後が多かったです。  10月26日、27日いつものような感じで生活して特に書き記すことはないです。強いていえば、妻との外出では歩数が減少します。階段はほとんど使わないことになったりします。  10月28日、雨のため歩数減少。痺れは相変わらずで久しぶりに睡眠に影響が出たみたいです。コンタクト装着はいつもより順調でした。  競技としての運動と体力を維持し少しは向上させるための運動の違いと同じところについての思うこと。  どちらも全身の筋肉を出来るだけ万遍なく使ってというところは必要でしょう。ボルト選手、上半身も立派な筋肉ですね。あれは走行中上半身を安定させるために鍛えたのでしょう。普通の人は、普通に起きているとか歩行中に上半身が安定していないと寝たきりになってしまいますね。でも、起きているということで鍛える程度でも役にたつようです。ボルト選手は筋トレしたのでしょうね。目的の違いかな。  さらに筋力の限界とか目指すのではないときには自ずと運動の範囲が制限されることになるのでは。また、以前、日本では下半身を鍛えると称して「うさぎ跳び」をさせていましたね。これ、筋肉や関節を痛めるだけとして、漸く弊害のあることが浸透してきました。いろいろな運動でもさらに強度の強い方が常に有効とはならないのです。その人の状況によって変わってきます。しかし、「普通に歩行できるように目指す」とかいうのはリハビリでは当然、目標に出来ます。「100mを10秒で走る」はほとんどの人のリハビリ目標にはならないです。実際、私のPTでの目標は表向き「犬の散歩が出来る」で犬と一緒に「ドッグラン」は入っていないです。本音にも「走る」は入っていないです。リハビリの範疇ではなくなるのでしょう。  ところで、階段歩行ですが、今までの研究によれば、「1段飛ばし」まではそれなりに日常生活での有用性がいわれています。ところが、私が今までに調べたり読んだりしたものに「2段飛ばし」はなかったです。足の使い方が「うさぎ跳び」に近くなっていくような感じなので弊害があるので普通は取り上げられないのかもしれないです。普通の階段昇降はその有用性は十分にあります。「1段飛ばし」は普通の昇降と違う筋肉の使い方になるというのです。普通のと併用ですね。そのほか、後ろ向きの昇降もその有用性はいわれていますが、普通はしませんね。

2012年10月28日日曜日

暫定的にはこのぐらい?「防護計画は30キロ圏内=原発事故」

 2012年10月24日に報道された「防護計画は30キロ圏内=原発事故で規制委員長」というのがありました。ま、暫定的にはこの程度かなと思いますが、「絶対安全」とかを言い出すと福島第一原子力発電所の事故と同じ騒ぎが起こるかもしれないですね。  「絶対安全」なら防護計画などいらないですよ。でも、人間の作ったものはうまいこと大事故を起こさずに使いこなしているものもあるのですが、意識が低下するとこの前の化学工場の事故のように拡大させてしまいますね。福島第一原子力発電所もこのタイプだったと思います。  そして、図がいくつか出ていましたね。日本は西よりの風が多いのですね。ところが、福島第一原子力発電所の時は東寄りだった。風向きと風速次第でかわるといっていましたね。  イタリアで地震の予知みたいなことでアホみたいな判決が出ましたね。自然災害や事故が予知できるのなら、今回でも福島第一原子力発電所の事故はないですよ。如何に緊急事態に対応できるように対策を立て、「廃炉」になるような操作でも危険回避のため、優先される決断がすぐ出来る方が重要では。今回の事故で原子炉はよくできていると思いました。今回は人災だと思います。普通は「学習」されるはずですので危険性は相当低くなったのでは。   この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年10月22日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No11

 前回、左手を出来るだけ使うと書きましたが、パソコンのマウスは右手で使っています。これは発症前も右手でした。発症前キーボードは右手中指打ち、お箸は当然右手のみだった。だから、気をつけないと「左手を使わない」になってしまいかねません。  階段ですが、10月16日、遂に1段飛ばしに挑戦しました。難なく成功です。但し、連続ではしていないです。普通の昇降での安定度は一時少し悪くなったのですが、最近は入院当時より安定してきています。全体的にはリハビリ効果が出ているようです。病院は運動をする人にとっては結構しやすいところです。広い(長い廊下)し、階段にも手すりがあり、疲れたらエレベーターで戻れます。どこの病院でもとはいかないです。手すりのない病院もありました。その点、リハビリ病院は大抵広く運動しやすいのではと思います。まあ、階段も出来るだけ毎日毎日登り降りする方がいいですね。何日か間を開けると、その分だけ逆戻りしている感じがします。これは、歩行とかいろいろなことでも同様ではと思います。  10月17日、階段の1段飛ばし、やってきました。14段のところで一気に上れました。まあ、ゆっくりですが。発症前から降りるときは1段ずつにしています。この方が安全で速いですから。降りるとき、踏み外すと転落事故の危険があるので1段ずつ確実にです。とにかく、筋肉を収縮させましよう。そして、筋肉を伸ばしましょう。関節を動かしましょう。力を込めた運動をしましょう。脳を活性化させるためには毎日起き上がり、歩き、ものを持ったりとか筋肉を使いましょう。  10月17日に3.4kgのダンベルを左で、5kgを右で数回やってみました。左は見ていないと頭の方によってきていました。衝突はしていません。徐々に回数を増やして楽に出来るようにしたいです。ランニングも400歩より少し多いぐらいをやってみました。こちらは以前より大分安定してきている感じです。近い将来、「全力疾走」ができる程度に復活目指します。つま先立ちをしてしまいました。まあ、ぼちぼち出来ました。  10月18日も3.4kgのダンベルを左で、5kgを右で数回やってみました。左は前日同様、「ローマは一日にしてならず」と言う結果。腹筋は大分発症前に近づいてきたのが実感としてわかります。「継続は力なり」かな。1週間ほど前から再開して毎日していました。過去の遺産(発症前)も役にたっているようです。ランニングも昨日よりしっかりしてきました。階段の1段飛ばし今日もしました。ただ、足の感じがよくないなあと思っていたら、効果覿面、昨日よりふらつきましたが、挑戦を重ねるにつれて安定してきました。どうも、足の感覚神経がさらに一部再生して、その情報も含めた情報で再学習していみたいです。昼食時にサプリを食べたせいなのでしょうか。効きが速すぎるような感じです。  10月19日、朝着替えは完全に立ったままでしました。靴下穿きもです。犬の散歩で昨日より速めに長めに走ってやったら気分がよかったみたいです。即帰ろうとすることはなかったです。走るのも毎日少しずつ練習しています。だから、走れるようになったのでしょう。注意していたつもりが、玄関の引き戸で左手小指を詰めてしまいました。すぐに外科にてレントゲン撮影をして貰った結果、骨には異常なしでした。麻痺した方ですから、異常を感知できないときもあるというので念のため診察ということに相成りました。入院中に風呂で床にゆっくりと寝転がってしまったときとは衝撃が違いました。鋭かった。  10月20日、昨日の傷口をみると、薄い皮膜みたいなのが出来ているようです。痛みは感じないです。(笑)ダンベル体操で動作の種類をぼちぼち増やしています。腕の痺れは相変わらずあります。  運動をしないと高齢者の筋肉はヨボヨボに、骨はボロボロに、感覚器はヨタヨタに退化してしまいます。そして脳が活性化されないので認知症にもかな。防ぐのは「一に運動、二に運動、三に脂肪酸を含む栄養、四に知的刺激と脂肪酸を含む栄養、五に運動」と考えます。知的刺激では、文武両道、入力と出力の両方が必要な行動を伴う刺激かな。知的刺激が二だったりして。ここでいう「文」とは俗にいう「勉強」、「武」とは「文」で学んだことの出力。昔の学問は「兵法」が主だったですかな。両方ないと負けますから「両道」。部活動と勉強の両方という意味ではないのでは。すべての学問は「出力」がないと意味がないですよ。「出力」だけでは、なんで行動しているの?になりますよ。徘徊とかね。  人類誕生で脳の発達についていろいろ言われています。直立したからだとか(だから、起き上がりましょう。)、両手が自由に使えるようになったからだとか(だから、手で作業をしましょう。)。この二つともからだを動かそう、筋肉を使おう、そうすると、脳が活性化するよと言っているようなものですね。さらに動物の特徴は「動く物」、だから、リハビリも介護も「一に運動、二に運動、三に脂肪酸を含む栄養、四に知的刺激と脂肪酸を含む栄養、五に運動、」かな。リハビリは脂肪酸に特に注意。あ、これ介護でもですね。  痺れですが、腕に痺れが一番強く出ています。足はそれほどでもなくなってきました。顔の方もです。やはり、感覚神経は腕には沢山あり、顔より遠いので再生に長くかかっているのでしょうか。

2012年10月21日日曜日

遠隔操作ウイルスによってあぶり出された警察・検察の体質

 今年になってからの三重、大阪などで遠隔操作ウイルスによる事件が発覚しましたね。そして、三重県の方で遠隔操作ウイルスによると見られると警察等が思ったようですね。それを公表したのはよいことなのですが、問題点がいくつかまた出てきました。  遠隔操作ウイルスはサイバー攻撃の時に使われているというのは常識かな。さらに別段サイバー攻撃の時だけに使うものではなく、「なりすまし」にも使われているという可能性を警察ともあろうものが考慮しないというのはいかがなものでしょうか。電子メールでライブドア事件の時、民主党の前原元代表がしくじりましたね。改竄しやすいのですね。大阪の障害者団体を装った団体の郵政不正の事件で元検事が改竄してだったですか、ただ証拠申請はせず内部告発で・・・というようなこともありました。  IPアドレスも使われたというか乗っ取られたPCを特定するのには役立ちますが、昔から「トロイの木馬」とかいろいろなウイルスで発信元にされていたということを考慮するという思考をIPアドレスでPC特定で停止してしまったのでしょうね。だから、補充捜査をほとんどしていなかったのでは。日本の冤罪事件の多くは地道で緻密な補充捜査をしていないということが問題ですね。東京電力女性社員殺害事件のネパール人被告の冤罪でも集めた証拠を鑑定しただけで冤罪と判明しましたね。逮捕で思考停止してしまったのでしょう。  それと自白して調書も書いたという誤認逮捕者の出ていますが、これこそ「録音録画」しておれば、どのような状況で尋問を受けた側の人物の性格とか取り調べ側の人物の性格とからいろいろ情報が得られるよい機会であったのにそのチャンスを逃がしてしまっています。実際強要とか誘導をしていないのかもしれませんが証拠がないですね。逮捕された人が誘導されたと言い張った場合はどうするつもりなのでしょう。警察・検察にとって有益な情報が得られる事件だったのにと思います。それを単なる思い込みで失ってしまったというのが今回の事件かな。本当に警察や検察にとって冤罪をなくすためには過去の捜査や取り調べの検証というのを避けて通るわけにはいかないです。これを避け続けるのなら冤罪はなくならないです。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年10月16日火曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No10

 10月15日に2kgのダンベルを作ろうと思って10kgのを引っ張り出して箱をよくよく見たら、シャフト0.6kgで止め金具0.3kg2個、プレートが1枚1.1kgで普通は2枚一組かな。プレート8枚つけて10kgです。最低では1.2kg(プレートなし)で次は3.4kg(プレート2枚)かな。2.3kgはプレート1枚なのでバランスが悪くなります。筋トレを少しずつ再開したいと思います。足は歩行や階段昇降でも鍛えられますが、足以外の部分や足でも歩行とかのときには余り使わない筋肉もあるのでと思います。  10月15日現在で顔で違和感のある範囲が前より少し狭くなったようです。また、コンタクトレンズの装着具合から感じる感覚もよくなってきています。ここ2ヶ月はコンタクトレンズでのトラブルなしです。左手と右手の温度感覚のズレ(どちらかというと左手の方が過敏?かも)の解消には相当時間がかかりそうです。リハビリは脳での再生による部分も大きいのですが、その部分を担当するようになった神経細胞を鍛えることでリハビリが進むと考えられるのです。すると、いろいろ体験させたり繰り返し鍛えたりする必要があると思います。子どもの学習と同じことかも。「大事に」と使わない、あるいは介護者がしてしまって自分でさせないというのはリハビリを遅らせることに、あるいは障害の固定化を意味するのかもしれないです。左手で作業させると右手の何倍も時間がかかったりします。でも、出来るだけ作業をさせるようにしています。ただ、利き手が右なもので、もともと左手は不器用だったというハンディがありますが。「痺れ」の範囲は少し狭くなった感じもしますがまだまだしっかりと続いています。  着替えですが、靴下を穿くとき以外は立ったまま支えなしで出来るようになりました。靴下も左足の時は立ったままでも出来るときがあります。これもやってみてわかることです。試してみるということが必要です。  小走りも時々やっています。もう、少しで走れるようになりたいです。  訪問リハビリで左の上腕の筋肉の感覚がある程度戻っているようだと言われました。ただ、前腕のほうは上腕に比べて戻りが遅いとね。眼を閉じた状態でどのような曲げ方とかを答えたり、左右の手を合わせたりする動作で判断しています。これも繰り返しするほかないのでは。  平衡感覚ですが、ふらつきがあるといえば「ある」です。でも、以前ほどではなく、朝(午前5時頃)起きたらすぐにトイレに歩いて行きます。あるといえばということなどでそれなりにふらついてますが、歩行とかに支障を来すほどではなくなりました。入院中はベッド上で10分ほどからだを起こしてから歩いていたのに比べると著しい改善だと思っています。入院中も日中は車いすか椅子に座っていてベッドには寝ていないです。  10月15日にmixiで見つけた産経新聞配信の記事『消えた吸引器…個々に合った「車椅子」で介護の質が変わる』というのがありました。読んでみると人間起きている時間帯にはからだを直立させることの大切さが書かれていました。私は知らずに実践していたことになるようです。脳を活動させるには骨格筋からの刺激が必要というのです。「朝からあくび」には運動不足という場合もあるということです。脳が元気に活動していてこそ「意欲」が出てくるのでは。そのためには座りやすい車イス、自分で移動させやすい車イスというのが必要なのでは。実際、病院の車イスは長時間座るものではないですね。でも、私は座っていました。寝ているより脳は働いていたと思います。まず、「リハビリの第一歩は上半身の直立から」ではとも思いました。出来るだけ自然な状態でからだを起こしていることの出来る車イスやベッドや椅子テーブルを。私の経験ではベッドで起きているより座りにくい車イスでも車イスの方がよかったです。

2012年10月14日日曜日

姫路の日本触媒の事故と原発の事故から思うこと

 日本触媒姫路化学工場で爆発事故がありました。新聞によると係員の化学物質に対する知識の問題が取り上げられたりしていました。岩国の事故でしたか、プラント全体で使われている化学物質の反応性がわかっていたらやらないであろう普通の非常時操作だけをしたようです。最近感じられることは現場力の低下かな。  そして、これの遠因としては会社幹部の製造現場での状況を適切に理解できないようになってきているのかも。化学反応というのは「連鎖反応」もよく使われますね。普通ならどうってことのない状態でも非常時には反応が爆発的に進むことも。最悪どのようになるのかの想像力の欠如が現場では出来なくなってきているのでは、ということは経営幹部に非常時に最悪どのようになるとかという想像力の欠如ですね。  原発でもアメリカから「電源喪失」についての対策が求められたのに日本はすべての原発でしていなかったですね。「外部電源が長時間喪失することはない」とかいってですね。阪神大震災で家庭用ですが、電気の復旧に手間取っていました。あの震災より巨大な地震に見舞われたら、長時間外部電源喪失の可能性が想像できなかったようです。そして、GEのいいなりでつけた非常用装置をまともに使えなかったというのが実態でしょうね。  スリーマイル島の事故の際、「日本では起こりえない」とか見栄を切っていましたね。ですから、現場の運転員に訓練をしていなかったのでは。それも役にたつ装置を実際に作動される訓練をね。海水注入もなぜアメリカからもいわれなければならないのでしょうか。東電幹部には「廃炉費用」の金額だけしか想像できなかったのでしょうね。  これらの要因の一つに日本でしかといっていいような「文系理系」の分野わけですかな。ですから、初年度の事業仕分けで「2位ではダメなのですか」と世界の科学技術情勢を全くわかっていないアホが威張って日本を潰しかけるわけですね。  もっと幅広く深く勉強しましょうよ。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年10月8日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No9

 先日、救急で受け入れてくれた病院に行ってきました。入院時お世話になった看護師さんが「あ、歩いている。」と驚かれていました。看護師さんにとって滅多にない退院後の訪問であったようです。なにせ、死亡率も高く、寝たきりや認知症にもなりやすいという視床出血の患者、麻痺が酷くてベッドから転落した患者が付き添いもなしに歩いてきたということがひょっとしたら珍しいのかも。半年も経っていない時期にです。  ここまで回復できたのは「ちょっとやり過ぎ」程度で「ここまでできるようになった。」とか確認できたのが楽しかったからですね。ちょっと出っ張らないと違いはわかりにくいかも。それと、前回書いた中にあったように、リハビリ状況というか麻痺の状況を客観的に観察するようにすることがとか思います。「・・が出来るようになった。」と実感できるのがリハビリでは大切なのでは。それも患者自身の努力によってです。  リハビリの中に私らみたいな疾患では「高次脳機能検査」というのがありました。大抵の患者さんは「しんどい、2度としたくない。」とか言っていました。結構多岐にわたる検査でした。記憶に始まって立体空間認識とか認知力とか等々です。日頃、いろいろ興味を持って多方面に頭を使っているとそれほどでもないと思いますが・・・。検査項目の目的は検査の段階である程度推測できましたので・・・。ただこの検査で「3~5桁の数字を聞いて逆順で答える。」というのがあって「ずる」を考えているうちに終了。次回はなし(涙)。「ずる」とは手と足の指に覚えさせると記憶が消えないのですが、どう割り当てるか考えているうちに終わりということです。大抵の患者さんは素直に覚えて答える努力をしたのでしょうね。そりゃ疲れますわ。この検査も遊び心で受けている分には楽しいですよ。どうも、「真剣に」とかで精神的に「余裕なし」とかいうのが嫌いでした。状況をその時々に考えれば「楽しみ」とかはあるか、他のことをする余裕がでてくると思います。ただ、こっちの方ばかりになると本命の方がメチャクチャになりますよ。それと、「受け身」だけの娯楽というのはよくないかも。  リハビリと虐待とは全く別物なのですが、患者に「元通りになりたい」とかの希望がなければ、単につらい時間になってしまうのがリハビリでしょう。STでちょっと冗談で「いじめている」といったことが。一例ですが、私は「ぞ」と「ど」と「ろ」の発音は気を入れてしないとメチャクチャになっていたのです。STの発音リハビリのなかに「ロードローラー」なる単語がありました。私をいじめているみたいな単語です。その時に冗談で「いじめてる」とね(笑)。おかげで楽に発音できるようになりました。まあ、これ以外にも沢山発音のしにくい組み合わせをよく考えたものですね。よくなっているはずですが、STのリハビリがなくなって元に戻っているかもという気もします。これが「リハビリは続けるものだ」という根拠の一つに。  闘病中(現在も含まれているはず)結構早い時期からネットが出来るようになっていたのですが、「闘病記」というよな感じで記録を残そうと思ったのは9月になってからでした。mixiのつぶやきには近況報告みたいなのを書いていましたが。次回は出来るだけ早くから「闘病記」を記録していきたいです。(笑)

2012年10月7日日曜日

国際感覚なしか、日本は

 中国がアメリカやパキスタンで新聞広告を出しているようですね。ここまでなったのは日本政府のドジと最大版図をふたたび支配下に置こうとしているみたいな中国かな。過去の勢力範囲が国境になるのなら世界中国境紛争だらけですね。実際そのような地域が多数ありますし、中東のグルド族みたいに列強に引き裂かれた民族も。  ところで、日本と世界大戦を戦ったドイツは今は国境紛争なしかな。ドイツと日本の大きな違いは「戦後処理」への取り組みの違いですね。そして、本来は日本領であるべきところでも敗戦後、はっきりと確定交渉をしていなかったツケが。なんで、韓国と中国とに領土で共同歩調を取らせたのかという問題があります。本来、共同歩調できないはずです。ベトナム、フィリピンなどとは日本は協調が出来るかも。なぜ、引きずり込まないのか???  中国で共産党と国民党が戦っていたとき、共産党に参加するか、国民党に参加するかは村にどちらが先に来たかによるとたしか「雑談 昭和への道」で司馬遼太郎氏が述べられていたと思います。ですから、中国4000年汚職の歴史が繰り返されることに。まあ、領土で中国ともめている国は多数あるのでそこらあたりを使わないのかなと思いますが、そのための根回しをしている感じは報道からは完全に感じられないですね。日本が中国に強く出れない理由の一つに「戦後処理」を適当にしてしまったというのがあると思います。これはもう無理でしょうね。朝鮮や中国などで「1000年経っても忘れない」ことをしてきたということです。大分前のNHKの番組にパレスチナのことを取り上げたのがありました。その中でパレスチナ人が「私の祖先は十字軍に殺された」と答えていた人がいました。日本みたいに「水に流す」民族は例外的だということを認識できていない政府かな。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年9月30日日曜日

普通に子どもを愛しましょう

 この頃、またいじめや虐待などのニュースをよく耳にします。その原因の一つに「愛されたことのないものは愛し方がわからない」とかいうものです。すべてがこうではないので愛されなくて育っても他の人をまともに愛することの出来る人はたくさんいます。逆に愛と関知できないという感受性のなさで愛なしで成長してしまったのと同様の状況を示す人もいます。  でも、最近は子どもを単純に愛する人が減ってきているのではと思います。その原因の一つに「相対評価」というのが蔓延りすぎたということがあるのではと思います。「相対評価」ということで、子どもの成長を待てなくなったのもと思います。子どもに行為の責任の取らせ方があやふやというか、悪い方法が横行しているのかも。大津のいじめによる自殺についての報道の中に「<大津・中2自殺>女性教諭重傷で被害届…批判受け校長方針」というのがありました。これ、報道によると教諭にとっては公務災害ですね。労災で治療したのでしょうか。労災にすると原因者負担を求められることがあります。この場合ですと、「負傷させた生徒と両親」かな。少なくとも申請したのだろうか。  健康保険での治療は出来ない、もしくは健康保険団体が代位請求するようにしたのだろうか。それが「教育的配慮」が感じられる方です。こっそり、健康保険で治療は「野放し」にしかならないですよ。親への見せしめも必要ですよ。大抵、親が大馬鹿だからです。もめれば「告訴」や「損害賠償請求」をするというのも必要です。本当は自身の行動に歯止めが出来るようにするのは親の責任と思います。そして、それが「愛」。よりよい行動には「積極性」に取り組める状態にしようとする意識をつくるようにするのも「親の愛」です。今はどちらも出来ない親が増えているような気がします。そして、他と比べてでしかこどもを見ない大馬鹿親が増えていると考えます。  「愛する=甘やかす」だけと勘違いしているバカ親、「愛する=厳しく」だけと勘違いしているバカ親、などなどなので「普通に子どもを愛する」というのは難しいですね。  最近、日本維新の会の橋本代表が「従軍慰安婦」問題で「強制連行」なら証拠を示せとかいったというのです。弁護士というのを疑いたくなる言動ですね。当時の状況等を考えれば殺された人に告訴せよといっているのと同様だということに気がついていないことになると考えます。前の光市の母子殺人事件の弁護士に対する懲戒請求も弁護士ならあのような言動は出ないはずです。被害者の遺族からは出されても弁護士なら弁護とは何かをわかっていたらでない言動ではないでしょうか。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年9月29日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No8

 視床出血、脳出血、脳卒中、脳梗塞などの医学的なことについては他を検索していただければと思います。ここは、私自身、一人の患者をある程度、客観的に時には主観的に見て記述しています。参考になる点があれば幸いです。今回は漏れる以前の状態について記述したいと思います。  この2月に視床出血したわけですが、例年は12月に胃カメラ検査をして貰っていました。ところが、直前の昨年12月のは今年の4月にでもと思い飛ばしてしまいました。例年は検査日の前に2ヶ月ほど血圧測定をしていました(ぼちぼち正常)が、やらなかったのです。一応「白衣性高血圧」みたいなので。ですから、直前の血圧状況は???です。その前年とかそれ以前の血圧はある程度わかりますが。相当前の血圧測定でトンネル型電子血圧計で170ほどたたき出したので呼ばれて医師が直接水銀の血圧計で測定して「まあまあかな」と様子監視の処分になりました。それで、血圧測定を始めたのです。でも、直前はしていなかった。だから、血圧が普通でも出血していたかもですが、高血圧の対策をしていたら出血はなかったかもといわれました。  ただ、電子血圧計にしろ、水銀血圧計にしろ測定現場での測定方法(大抵は姿勢)がええかげんな場合が多いですね。測定姿勢で血圧は結構変わります。測定を続けておこなうだけでも面白いデータが得られるとか。1回目と2回目で2回目の方が高い人が高血圧になると下がりにくいとかがあると某大学(経済などで有名な国立大学)医学部で聞いたことがあります。手首式とか上腕式とかがありますが、正しい姿勢で測定するのが大切なのでは。入院中に同室の方が上腕式で毎朝自分で測定されていました。そして、テーブルを変えたら(高さが少し変わった。)血圧が10ほど変わったといっていました。血圧測定はデリケートなのにプリプリ。ああ、血圧が上がる(笑)。  以前の病歴などから、ここ10年ほどは「体のどこかで血が漏れるのでは」という意識はありました。ただ、脳でそして視床で漏れたのは想定外だった。最近も右腕で出血跡が。麻痺したのは左側です。いつ出血したのだろう???  exciteのブログ http://paralyzed.exblog.jp/page/2/ に書かれていたこと。「思い込んじゃって」がその日の題です。他の日の分がありますのでスクロールして読んでみてください。リハビリのヒントが他にもあります。      思い込んじゃって   自分を よく観察してやることです。   些細な変化も見逃さないようにする…   そうすると、案外「前に進んでいる」ものです。   人差し指の「掌」側だけでも何百のグリッドがあって   そのうちの2?3の感覚が戻っているのかもしれない…   怪しいと思ったら確認してみて   「ああ、やっぱり戻ってる」なんて   そういうことが重なって、やがては「面的な変化」に繋がる。   それなのに「変化しないや」って   ロクに確認もしないで、思い込んじゃって   リハビリ止めちゃうから   症状もかたまっちゃうんじゃないでしょうかね。  というのがありました。そうだと思います。そして、他の人が回復していたら「あの人は症状が軽かった」と決めつけてリハビリのつらさのいいわけにしている。わたしは他の人のリハビリの状態を考えたことはないです。自分自身のリハビリを如何によくして機能回復に繋げるかは考えましたが。  まあ、症状をしゃべってくれる人が細かく話してくれたときは見当はつきましたし、「この人、リハビリ遅れちゃっているのでは」と思った患者さんもいました。ただ、リハビリは「自分は自分」と楽しく取り組みました。  車いすを使っていた頃、4月だったと思います。車いすに乗ったまま一人でエレベーターを利用してもよいとの判断が出されました。ようは事故防止の観点から車いすの操作およびエレベーターの操作が安全にできると判断されたということです。で、1階に一人で降りて、探索が始まりました。そして、「散歩」もです。その時の楽しみの一つに「暴走」というのがありました。どのようにするかというと、足ブレーキを使わないでよさそうなところで「加速」し、あとは惰性で走行ですね。これは病室のあるところでは危険で出来ません。足ブレーキで急停車できる速さにしておく必要があったからです。それでも「暴走族」ですからね。他の患者さんが遅いということか。その時わかったこと。病院で使っていた車いすは左にカーブしながら走行しているということが。そして、この散歩とかで出血後、初めて一人で外気に触れることが出来るようになったのです。やはり、外はいいですね。5月になって杖歩行でもエレベーター可になりました。探索の範囲が広がり、歩数も多くなってきました。1日10000歩達成。そして、階段可で常に1日10000歩達成。1日15000歩もちょくちょく出しました。朝6時頃の散歩、当然階段昇降です。朝食後の散歩、リハビリには階段、間食の買い出しにも階段。夕方の散歩とかですね。手のリハビリの方はコンタクトレンズのことがあるのでそれなりに取り組んでいました。普通の患者さんは「外泊」の方が運動するというのですが、私は歩数激減です。病院は広いですから歩数を稼ぎやすかったです。  どこまで回復できるかに挑戦中ということかな。完全麻痺状態から考えると「劇的」らしいのですが、まだまだ回復の余地はあります。そこを小さくしていくためにリハビリは続けます。リハビリを止めると逆戻りということもあるのではと思います。

2012年9月25日火曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No7

 脳で出血等で失われた機能を回復しようとすると、周りの細胞の活動が活発になって、それが「痺れ」としてあらわれるとhttp://okwave.jp/qa/q4363497.htmlで回答されている方が書かれています。神経細胞は死んでもグリア細胞など周辺細胞は生き残っていたり、分裂して増えたりするのでは。また、何年か前の日経サイエンスにグリア細胞が神経細胞のような働きもしているというような論文が出ていました。http://okwave.jp/qa/q4363497.htmlで答えられていることが十分考えられるわけですね。そうすると「痺れ」がおさまったというのは脳での再生が終わったという可能性が出てきます。また、「痺れ」がはじめからないというのは脳の再生がおこなわれていない???ということも可能性として考えらられるわけです。私の経験では「痺れ」をより強く感じたのは背の青い魚を食べたとき、そしてサプリメントを取り始めてからと思います。ただ、筋肉の硬直感が時々起こるのです。脳の再生では脳の再学習がおこなわれて使いものになると思うのです。硬直感だけですから、その直前と同様に動きます。ですから、硬直感が出ても動かします。ひょっとしたら、患者の中にはこのような感じでも騒ぐのがいるのかな。それで、ω3系の必須脂肪酸を少なくしているのなら本末転倒ですが。  あるサイトで「見えない障がい」について読んでいたら「わたしのフクシ。」(http://watashinofukushi.com/)というサイトがあるのに気がつきました。そこでは「見えない障がいバッジ」というのを販売というか頒布されています。わたしですが、リハビリ病院の退院間近の頃より「杖」をよく使っています。ある意味「障がいを見えるように」という意味合いでもあるのです。感覚障害というのは見た目にはわからないと思います。「痺れ」があるというのも。歩行などから見かけ上はわかりにくい程度に回復しましたが、障がいは残っています。上肢は作業させればもろ出てきます。右手と左手の格差は大きいです。ただ、体操みたいなのでは差を感じてもらうことは少ないです。体操では下肢の方が障がいの程度が出やすいです。単に立っているとか座っているときは他の人にはわからないでしょうね。それで、「杖」です。そうすると、障害の種類によっては見た目ではわからないのが結構あるのです。普通の人にはなかなかというか場合によっては「まったく」判って貰えないことになります。それで作られたのが「見えない障害バッジ」です。わたしの場合は下肢にも障害があるので「杖」を使うことで目印にしています。「杖」があると未だにふらつき(感覚障害なので)が出たときなどにつかえますので助かっています。  筋肉等の動きはリハビリで改善されますが、バランス感覚は「脳の再生」でしかリハビリが出来ないのではと思います。そして、ふらつきながらでも「立つ」「歩く」「階段を登る」「階段を下る」などで学習させるしかないのでは。普通の人のこのバランス感覚(内耳にある前庭での平衡感覚)の強化法は「裸足で土のところを歩く」のが一番と聞いたことがあります。ここでも、実際に体を動かしてがリハビリの基本みたいに感じています。

2012年9月23日日曜日

よく知っているようで実際は・・・。

 2012年9月17日(日曜日)の日本経済新聞大学面の池上彰の必修教養講座「原発事故の遠因」アメリカGE社製だから設計者がアメリカ人なので「言いなりで作った」とあり、東京ディズニーランド開業当時のことを例にあげていた。制服の団体入場の可否ですね。アメリカには制服がないからとかね。アメリカにも制服の団体はあるのでは。従業員はディズニーの制服だよ。修学旅行という概念がないのですよ。また、修学旅行での割引率は大きいところが多いですからね。ディズニーは「良いものは値引きしない」、割引は評判を下げることになるとの方だったような気がする。特に学生団体という概念がなかった。USJでははじめから学生団体割引があった。団体旅行という考え方の問題かな。GE社の「言いなり」ではなく「言い値」の方では、日本語が変わってきているのかな。  ところで原発の建設の時の現地の資料はどこが用意したのだろうか。建設場所の選定も?これもGE社?。東京電力などはそこまでもの知らず?そりゃ事故は起こりますよ。今回の事故は津波でことが始まっていますね。地震の揺れではないですよ。資料を日本側が用意して防潮堤とかの位置や高さが決められたのでは。GE社が防潮堤とかまで作ったの?信じられないですよ。津波の想定は日本側がしているのでは。東京電力の回し者か池上さん。防災は儲けを生まないので手を抜かれやすいですね。2000年代にあれだけ指摘されても動かなかったのは最初の津波想定は日本側がした証拠では。GE社にとって津波対策は契約外だったのでは。地震の揺れとかには耐えてますね。原子炉は丈夫に作られていますね。原子炉本体もそうですが、周辺施設も地震に耐えていますね。地震による故障はないですね。発電所への外部からの電源は切れましたが、GE社の責任ではないですね。アメリカは地震がないとか言っていますが、カルフォルニアなどは地震が多いですから、設計に入っていた。だから、耐えた。  GE社にとって津波は対象外だった。津波対策や津波の際の電源対策がなっていなかった。そして、GE社の「言いなり」で「言い値」でつけた「安全装置」を全くといっていいほど使えなかった。津波対策は日本側の問題では。そのあたりの問題から目をそらしてきた。それは今の領土問題でもあるのです。同根ですよ。池上さん、日本の歴史の勉強のやり直しを。また、日本を潰すのですか。  何が危険というて、原因とかを外にだけ求めようとするいうか、「遠因」としながら「言いなり」で作ったからとかにすり替えようとする体質かな。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年9月20日木曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No6

 もともと脳に脂質は結構あると思っていたのですが、ネットで調べていると「脂質50%」などというのに出くわしました。結構、まじめな感じのサイトで信頼性は高いと思います。高くなる原因は「樹状突起」や「神経線維」が沢山あるからだと思います。前にも書いたようにこれらは細胞膜の塊。細胞膜の主成分は「脂質」。脂質が多くて当たり前か。そうすると、リハビリにはω3系(リノレン酸やDHAやEPAなど)の必須脂肪酸をかな。ω6系(リノール酸など)は大量に出回っているし(マーガリンやそこら中の食用油の多く)、飽和脂肪酸は体内で大量生産出来るからね。  話は2月9日に戻りますが、救急車から病院、病院に私のカルテがあるので、そこの電話番号で妻に連絡が入って救急車到着前に病院に行っていたというのです。私の方は「意識不明」になっていたということかな。時々、意識が戻るときがありました。コンタクトレンズを外して欲しいと頼んだのは覚えています。ここでお願い。コンタクトレンズの外し方を看護師さんに教えておいて欲しかった。非常に簡単に外せるのですが、やり方を間違えると角膜障害が起こりかねません。「目薬を滴下して浮かす」のと「まぶたの活用」などで簡単なので練習を看護学校かどこかで1回お願いします。それで十分だと思います。  意識がない期間はそう長くではないと思いますが、転落事故が2日目か3日目はわからないです。やはり、視床出血の典型的な症状になっていました。高次脳機能検査では特になにもないのでが、しっかり視床に出血していたということかなと思います。左半身完全麻痺といってよい状態だったし。  No1~5に誤記がところどころありますので笑いながら読んでいただければ思います。重要な点への誤解が生じない程度だと思っています。済みませんがよろしくお願いします。

2012年9月16日日曜日

訓練で問題点が出てきて当たり前の訓練を。そして改善する方がいいですよ。

 Jアラートの一斉訓練でトラブル報告が多数あったとの報道がありました。机上訓練や計画的訓練も必要ですが、このようにトラブルが出てくる訓練の方が後々役にたつのです。原発ではどうも机上訓練だけだったのでは。だから、電源車とコネクターが合わないとかが原発事故後にわかるという無様なことになったのだと考えます。  でもね、今回の訓練ではちと酷いのでは。今まで全く訓練をしていなかったみたいな感じがします。あの東日本大震災があっても、ここは平和との意識が抜けていないのかも。これは原発でもいえたことかな。だから、実際ことが起こると対応が後手後手となったのですよ。  アメリカでは抜き打ち訓練もあるとか。そのほかの国でもかな。日本は基本的に「予定通り」。これだけでは訓練にならないですよ。だから、予定通りでなかった原発はあのようになってしまったのですね。  TPPですが、総裁候補や代表候補のほとんどが反対みたいですね。農業分野でかな。で、保護してきたはずの農業分野をよく点検してみて下さい。貿易自由化とかいう前にすでに壊滅状態に規制がしたのでは。規制の撤廃を。規制で不要な部分の既得権が温存されて元気な農家が出てこなかったのですね。で、自給率40%という惨めな状態に。だから、規制の撤廃を。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年9月15日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No5

 左腕の痺れは相変わらずですが、7月上旬頃より少しは楽になった感じがします。この痺れも脳出血の結果、神経細胞がやられてその代償機能を周りの細胞がしようとして起こるようですね。ネットでは脳出血後1年半ぐらいまでは酷くなっていく場合が多いとか。「繰り返して言いますが、後遺症ではなく、脳は自分を直そうとするための反応だからです。」とhttp://okwave.jp/qa/q4363497.htmlで質問に答えられている方が書かれていました。そうかなと思います。兎に角、何か作業をさせているとそれほど痺れを感じないときもあります。麻痺からの回復には「運動する」というか何か作業などをし続けるのも方法かなと思って腕や手を動かしています。1歳8ヶ月の雌の柴犬と戯れるというのもしています。なでるというのも多いのですが、家族が仕事に行った後の駐車場で簡単な追いかけっこなどもするようにしています。これは「走る」ための練習にもなります。犬は適度に相手していてくれているようです。別段訓練はしていない犬です。  リハビリ病院で「痛い、死にたい」とか叫んでいた患者さんがいましたが、今となって考えると「視床痛」だったのかも。もしそうなら、関係者がメンタルヘルスするべきですよ。していたのかもしれないでが???です。しているなら私に「動くようになるのですか」と聞くような患者さんはでないのでは。メンタルヘルスが出来ていないところは病院に限らず多いですからね。でも、多くの患者さんは私みたいに「リハビリで復活するぞ」と思って病院に向かったわけではないです。前向きにさせるのも病院の役目かも。入院当初、症状が落ち着いた頃に担当医は家族に「一生車いす生活の可能性もある。」といったといいます。これをいっておかないと訴えられる可能性があるので仕方がないでしょう。でも、この一言があっても私は「復活するぞ」でしたが、大抵は「動くようになるのでしょうか」などの方になってしまいます。入院当初に私が引き起こしたベッド転落事故ももし頸椎損傷とかなら「病院の管理責任」が問われているでしょう。どうしても最悪の場合で対応しないといけないことになりますが、病気治療でもリハビリでも患者のモチベーションを下げることになります。私は入院する毎に回復への意欲は強くなったように思います。  最初の入院の時は「消化管出血」で、出血が止まってからですので特に意欲についての記憶はないです。ただ、このときの出血中は「死」が頭をよぎりました。後の検査結果から推計してみると、ほんの2~3リットルの出血だったようです。「一気」の大量ではなかったので死ななかったということかな。私はお酒は飲まないので関係ないですが、お酒の一気飲みはダメですよ。次の肝腫瘍は不安が少しかな。まあ、良性でしたし肝臓なので特にはないですが、入院中の散歩を始めたのはこのときでした。階段の利用もです。退院後思ったのは「もっと体を動かしておけばよかった。」です。この後、ダンベル体操などを始めました。次が肺がん。喫煙歴なしです。綺麗な肺でした。入院した日から病棟9階から2階とかに階段で往復です。「死」とかは思わなかったですね。「治るのだ」。このときに転移があるかどうかで脳のCTを撮り、血管が鬱陶しいので「脳血管造影」でこちらは異常なしですが、CTすれば写りますよということです。手術後もうろうろ出来るようになった日から用もないのにうろうろ。そして、手ぶらになった日からは階段復活です。この3日目かに主治医と9階階段扉を開けたところでばったり、「まだ早い」のお言葉を頂戴しました。妻にいわせると「気楽な性格」とかに見えるみたいです。だから、4回入院したのですが、後になるほど楽しかったです。  今回はリハビリということで回復状態が目に見えますので回復していくことで非常に楽しく感じました。急性期の病院では看護実習生がついてくれたし、理学療法士、作業療法士の各セラピストさんとは楽しく話しながらのリハビリでした。リハビリ病院でも理学療法士、作業療法士、言語聴覚療法士の各セラピストさんと楽しくリハビリに励みました。どちらの病院でも当然、医師、看護師、看護補助員さんのお世話により、リハビリが楽しく感じられるようになったと思っています。どれかが面白くなかったのなら、全体がつらいものになっていたかもしれないです。  2012年9月13日に再確認したこと。左手の感覚が戻ってきつつあるのですが、感じ方が右手と違うのですね。水道水は右手より冷たく感じます。食器洗い乾燥機で洗い上がったのは右手より温かくです。学習させておく必要を感じました。結局は子どもの成長と同じような感じの部分もあるということかな。  要介護度の認定ですが、先日結果がきました。要介護4から転落して要支援1になりました。別段頑張ったわけではないのです。それだけリハビリが進んでいたということですかな。

2012年9月11日火曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No4

 ネットで信頼性の高いサイトを探してリハビリに関する情報を集めています。そして、私が過去に読んだ本や雑誌の内容とつなぎ合わせたり、確認してみたりしています。読んでいた雑誌には日経サイエンスや日本生化学会発行の「生化学」なども含みます。リハビリでは脳での機能再編が起こるというのが常識ですね。その仕組みは死んだ脳細胞が担っていた役割を残った脳細胞で分担し直すというものです。このとき、樹状突起や軸索を伸ばしてこの作り替えをおこなうわけです。前にも書いたようにどちらも細い管なので細胞膜だけに近いですね。さらに軸索の周りにある「髄鞘」がありますね。これはシュワン細胞が巻き付いたものですが図を見ていただければ、非常に薄くなったもので皮膜を作るという感じです。これも細胞膜だらけです。細胞膜の主成分は脂質です。ここに前にも書いたように必須脂肪酸が必要なのです。脂質が不足すると細胞がボロボロになりますからね。  ところで、人間にとって摂取しすぎてよいという食べ物はないです。どの食べ物でも摂取しすぎの病気がありますね。そして、必須の食材が不足すると病気になります。そして、リハビリの時にはリハビリの効果が期待できなくなります。ですから、脂質の種類にもっと注意が必要だと考えます。リハビリは、脳や筋肉などの再生と本人の意思と医療関係者の取り組みで効果が大きくなるのですが、どうも、そうではない感じのところがいろいろ見受けられます。以前は病院では「安静」が主止められていましたが、今は大分変わってきていますね。それは、本人に活動させるということが病気治療でも役立つことが多いとわかってきたからですね。お年寄りが大腿骨骨折などになるとねたきりになることが多いですね。これは、からだを使わないからです。本人がからだを使いたいと思い、動かない手や足を動かそうとする努力が脳の再生などを進めることになると考えます。リハビリの基本は本人の意識かな。  「本人の意識」ですね。私の場合は勉強してきた分野にある程度関連してました。大学の専門からはずれていますが、その後の独学部分ですね。父のリハビリなどの様子から、出来るだけ早く手足を動かそうとしたり、力を加えてみたりとか、筋肉の伸縮、関節の屈曲とかをするようにしました。脂質が必要というのはすぐ感じました。病院食では不足かもと思いました。。ある程度元気になってきてから、調べ直して種類に問題があると考え、入院中にサプリを購入ということもしました。量は少しでよいと思うのですが、私から見たら脂質については医療関係者の関心度は低いと思います。コレステロールとかには意識がいっているのですが、細胞膜の成分という意識、量は多くなくてよいけれど重要だというのが抜けている感じがしました。  リハビリには、リハビリ関係者の手助け、あるのとないのでは大きな差が出ます。前に書いているようにどのように自主学習すればよいのかとか、時間外での取り組みに大きな違いが出てくると思います。これも担当者の当たり外れありかな。一番の違いはより短時間でかっこよくリハビリが出来るように指導してくれることです。リハビリの手順を独学では無理があるかも。  必須脂肪酸にはいくつかあるのです。有名なのがリノール酸とリノレン酸かな。ところが、リノール酸は植物から工業的に大量に安価に精製されるようになりました。どうも、それでリノール酸の大量使用が始まったようです。必須脂肪酸なので必要なことは確かですが、「食品でいくら食べてもよい」というものはないのです。どうも、この限度を超える使われ方もされている脂肪酸です。リノレン酸はわりと局在しているようなのです。動物では背の青い魚に多く含まれています。肉には少ないというか・・・です。病院食のメニューを調べて見て下さい。朝食がパンの場合、あのトランス脂肪酸を含むマーガリンが使われている場合は大抵リノール酸。普通の市販の食用油もリノール酸のが安いので使われていると思います。とすると、リノール酸だらけ?。まあ、人間には精製した工業食品は使わない方がいいと考えます。マーガリンは工業食品になると思います。ここがバターとマーガリンの大きな違いと考えます。  2012年9月11日、肩の張りが穏やかになっているのに気がつきました。痺れは相変わらずですが、肩を怒らせて歩くというのは減っていきそうです。

2012年9月9日日曜日

規制でがんじがらめのままなら当然でしょう。自由化を乗り越えた作物もあるのに。

 2012年9月上旬に提供元が読売新聞の記事に「農林水産省が、日本が環太平洋経済連携協定(TPP)に参加し、関税がゼロになった場合、農林水産物の国内生産額が3・4兆円減るとの試算をまとめていたことが分かった。  乳製品や牛肉、小麦、砂糖などで大きな打撃を受けるとしている。  試算は、TPP交渉参加の是非を判断する材料とするためにまとめたものだが、政府内には妥当性を疑問視する声もあり、公表のメドは立っていないという。」というのをネットで見つけました。  強固な規制派の農林水産省の試算なので減額する必要があるのですが、それ以前に壊滅させられているみたいな日本の農業をどうするのでしょうか。農業による年収が100万円とかですと跡継ぎは出てこないです。兼業では競争できないですから、規制に安住。そうすると専業農家が元気になれない。小麦ですが、すでに壊滅状態、大豆も壊滅状態、加工食品での日本の農産物の使用量は少ないはずです。自給率を40%まで低下させた保護の意味は何だったのでしょうか。あの餃子事件はなぜ中国の工場だったのか。加工食品は農業貿易ではなく「工業の方の貿易」だから規制のない工業製品にして輸入していたからです。  カップヌードルご飯の米はカルフォルニア産、このご飯は「加工食品」。せめて、国内の工場にすれば、餃子事件は起こっていなかったのでは。国内での仕事も増えていただろうに。もう、加工食品の分類の変更などは出来ないと思いますので、規制緩和ではなく、規制解除で活性化する必要があります。サクランボなどの自由化では農林水産省などは「産地壊滅」、で、現実は作付面積1.7倍になり、高級路線でサクランボ泥棒が出るほど有名になりましたね。ただ、農協がどうなったのかは情報がないです。今、農協抜きも起こりつつあるみたいなので農協にとっては規制が欲しいわけですね。地区農協が衰退すると全農も衰退しますからね。でも、規制で農家自体が衰退していけば農協も転けるはずです。  規制で産業を衰退させた例は沢山あります。その筆頭が農業では。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年9月7日金曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No3

 感じなくなっていた左半身側の感覚も徐々に戻っています。出血で入院した病院で「感覚が戻ってきたとき、痛みだけというのはイヤです。」といっていたのです。そして、調べたら「視床痛」が出ることもある。これ、治療法が・・・だそうです。出血後7ヶ月になりますが、視床痛は出ていないみたいです。視床痛の出てくる時期はもう少しで過ぎ去るようです。ただ、しびれは引き続き出ています。このしびれは睡眠に大きな影響を与えるほどではないのですが、やはり生活には影響が出ています。いまのところ、よかったと思っています。視床痛が出ないことを祈っている毎日です。  私の場合、平衡感覚が寝起きの時に悪いですね。リハビリテーションセンター入院中でリハビリの始めにマッサージがありますね。その後の歩行練習にも響いてました。一晩寝て朝起きたときほどではないですが。朝起きたときは10分ほどベッドで起き上がって上体を立てた状態にしてから歩行していました。最初の病院でも起きてはいても、椅子に座っているとかベッドに座っていても「字が書けない」ほどふらつくことがあったのですが、朝から夜まで起きたままで過ごすということをして、平衡感覚は大分戻ってきています。リハビリとか食事とかの時だけ起きていたのでは、戻りは遅くなったのではと思います。  足の方ですが、(2012年9月6日現在)以前より左足での片足立ちの持続時間が伸びてきた感じです。左足がしっかりしてきたのと平衡感覚が少し以前よりよくなったためではと思います。  2012年9月7日に訪問リハビリをして貰いました。腕の関節などの動きがよいといって貰いました。これは、右腕で左腕の運動を助けたり、左腕だけでも動かしていたからですね。足の方も左足の筋力とかは右に比べてあまりおちていないとも。入院直後からの足の筋肉に力を入れてきたり、歩行、階段昇降を続けていることなどによるようです。後は、足のふらつきが少なくなるようなリハビリもしますということです。どちらも「動かさないと錆びつく。」ということです。「錆落とし」には時間がかかり、リハビリの妨げになるということです。関節も錆びつきますからね。注意しないといけないです。

2012年9月2日日曜日

党利党略ばかり、海外生活を考えましょう

 2012年8月も終わりましたが、日本は相変わらずの「村社会」ですね。昔の村はそこで安定的に稲作が出来ればよかったはずです。水争いはその典型かな。必要量取れればあとはどうなってもよい。気候変動から逃げられないし、飢饉には村での生き延び方があったようです。「楢山節考」にその一つを垣間見ました。  外敵も海が防いでくれましたね。元寇では幕府と九州武士団の知恵と奮迅で台風の季節まで海の上にとどめました。知恵と奮迅は無視されましたね。後は国内の勢力争いぐらいの日本ですよ。その村単位の勢力争いの感覚で国会でのいちゃもんをつけている野党。民主党も野党時代は同様でした。  みんなの党などが参議院に問責決議案を提出し可決されましたね。そこには「消費税率引き上げ法案批判」も入っているのがです。まあ、さすが、公明党は欠席しましたが、自由民主党は賛成しました。自己矛盾ですね。それを平気でおこなう。公党ではないですよ。出来るだけ早い機会の選挙で落ちるところまで落としましょう。東条内閣が出来る直前の陸軍みたい。どうでもよいから戦争の当時とよく似た行動ですよ。ここまで低レベルとは。麻生元首相に復活して貰いたい感じです。  そして、審議拒否。で、憲法違反状態の衆議院の選挙制度。解散になれば、即選挙差し止めの訴訟や仮処分申請が出されますよ。これで、裁判所が認めたら選挙が出来なくなりますよ。参議院も次の改選から出来なくなる可能性がありますね。  まさかですが、「官僚によるによる暫定統治」でもして貰うほかないでしょうね。民主党が選挙改革と赤字国債に関する二つの法案群だけを最低審議したいといっているみたいです。国債が発行できなければ行政機構は止まります。だれがこれほどの赤字にしたのですか。自由民主党であり、公明党であり、国民の生活が第一などですね。国民生活が破壊されてしまいます。  今の状況は消去法で支持政党を考えている人が多いでしょうね。マスコミのバカ世論調査も。ですから、大阪維新の会が第一党になる可能性もありますよ。少なくとも自由民主党には投票しないようにしたいですね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年8月31日金曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No2

 2012年8月22日記録の続き2012年8月31日記録  2012年8月22日記録の記述と重複する部分が多いと思います。  視床出血で半身麻痺になったわけですが、病院に行こうとしたときから「リハビリで復活する」と決めつけていました。視床出血とわかって、「運動神経」は無事であると確信しました。気になったのは不随ということで筋肉が減少すること、筋肉が固着してしまわないか、骨の密度の低下などです。「動かないままならどうしよう」とは一度も思わなかったです。どこまで復活できるかは確信が持てないのですが「必ず復活するのだ。」という意識は強かったです。ですから、自宅リホームに際して「歩いて帰る」とか思っているのですがいえなかったですね。入院中に15000歩達成でしたし、退院した翌日から近くの駅までの往復を歩いています。それで、出来るだけ「平常」に近い生活、例えば、朝6時頃に起きて夜9時頃に寝るとか。日中はからだを起こして車いすに座っているとか、それなりに筋肉を使うようにしてました。  リハビリの遅れる原因の一つに「動くようになるのでしょうか」と入院中に私に聞く患者さんがいました。動かすのは「あなたです。自分でやってみたください。」とはいえませんでした。返事に困りました。私は決めつけているみたいなものですから、「リハビリは楽しい」でしたがつらかったのでしょうね。入院中に「リハビリはしんどい」とかよく聞きました。自分の現状の受け入れが出来ないのもあったのでしょうね。「役にたつ」とすぐに実感できることを期待しすぎていたのかも。今の風潮が「即効性」ですからね。そのようなことを考えるとリハビリは「蟻の歩み」や「カタツムリの歩み」より遅いかもしれないですから。人間は寿命が長いからいろいろなことが起こるのです。そして、ゆっくりと回復していくはずなのですが、使わないとなると結構速く「退化」してしまいます。  今までの私の勉強したことから考えると「本人の意欲」ですね。それと周りの環境ですね。もし、同じ病室に「沈没傾向」の患者さんだけだと回復は遅くなったりするのでは。13年ほど前の入院の時、私より後から入院してきた患者さんが私と見て落ち込まずに手術を受けられ、退院されたようです。私より後なので、回復されているはずですがわからないです。私と同程度なので今も近所で生活されていると思います。入院当初は落ち込んでいました。肺がんでしたから。  ところで、今回、入院中にあった「服薬指導」役立たずでした。血圧の薬、これはその人の血圧変動に合わせて服薬の時間が指定されるものなのですが、「朝食後」ですが説明なし。過去に私自身の血圧測定では日中が高かったのでまあよいか。ということは朝食後ではなく「朝・時頃」ではと思います。朝抜きや朝食時間が大きく変動する人には意味がないかも、あるいは弊害が。爪白癬の薬、これは毎日同じ時間にのはずなのでまあよいか。服薬で「食後」が多いのは飲み忘れを防ぐためだそうです。あと一つは胃薬なので「食後」でよいかなと思いました。  

2012年8月26日日曜日

会議で決まらない体質の国の可能性

 2012年8月にNHKで敗戦前夜の政権内部のことが放映されていました。NHKには悪いですが、「馬鹿臭い」。理由はNHKがこのようなことをちょいちょい放送する必要がある人々がまだまだ政権中枢とか野党勢力の中にいるということがです。領土問題ですが、トラブルの主因は敗戦決定が遅れたこと。身内の空気は読むが、海外については「鈍感」そのものの体質。ソ連の参戦は国際法上は問題ない状態にしたのは、関東軍のソ連を仮想敵国とした大演習だと司馬遼太郎氏は「雑談 昭和への道」で話されています。平和条約を結んだ国を仮想敵国とするのは国際法上、条約廃棄通告と同等だとか。そして、早い段階で駐在武官から情報がもたらせながら、決まらなかった。身内の固定的観念の結果ですよ。  陸軍、海軍、外務省その他の主導権争いがあったのでしょうね。そこにあるのは陸軍村、海軍村などのムラの利益で国家の利益は眼中になかったのでは。今の国会の動きを見ると、完全に「日本をどうするのか」というのが消えてますね。野田首相がうろたえるように周りが足を引っ張っている。  尖閣上陸の件でも先例は自由民主党時代に作られている。今の国会の情勢は先の衆議院選挙の民主党と自由民主党を入れ替えれば、そのまま話が通じます。自民党の総裁もまだ麻生さんの方がよっぽどよかった。民主党は不作続きで今が一番マシかな。その不作の一番手が野田首相の足を。そこには「議論」もくそもない。あるのは「政局」のみ。それも思いつきのみで行動している。お連れさんは離党して「国民の生活が第一」とか言っていますが、行政改革と国家財政安定が国民の生活を守ることになるはずですが、借金でばらまきをしようとしている。もう先はない(お歳なので)ですから、今さえ勝てればと言う感じです。遺産として借金を残すみたいです。この遺産、相続放棄は出来ないですからね。  「一体改革」で「具体案を示せ」とかいっている政党さん、少々杜撰でも示してみてください。野党は政権党みたいに精密なのは造れないと思います。骨子だけでいいです。政権側は議論の出来る案をですね。ところが、入り口で止まっているのが今の状況ですね。  原発事故の時も東京電力はテレビ会議とか会議はよくしていたのでしょうね。「海水注入」とか「ベント」とかタイミングが遅れたみたい。決断できなかったのでしょう。「絶対安全」にあぐらをかいた? 帝国陸軍は世界一?におぼれて考えなかった、そして、ずるずると深海に。二者択一しかないときはやり直しが出来ない状況の時ですね。適切な想像力がないと適切な選択は出来ないですね。原発事故でいうと「廃炉」と「汚染拡大」の両方の適切な想像力かな。  建前論や手続き論の議論ばかりで決まらないという状況ですね。この体質を変えて欲しいですね。次の選挙では投票するべき政党が一つもないですよ。全政党不信任は「白票」ですかな。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年8月25日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活

 記憶だけを頼りに書いてみます。2012年8月22日記録 リハビリはまだまだ続きます。俗にいう6ヶ月を過ぎたのですが、復活していると感じられることが日々起こっています。また、追加をしたいと思います。  2012年2月9日午後6時頃職場のトイレで尿放出中に脳の中で出血が起こったような感じがしました。以前からもし脳で異常を感じたときは自宅近くの総合病院に行こうと決めていました。理由は13年ほど前に脳の血管造影をしていたからです。その時に脳の中に動脈瘤によく似た形の悪い血管があると。異常ではなく、形が鬱陶しい。ですから、その時も手術などという話は造影検査結果で消えていきました。今回は他へ行けば当然騒動になるので、すぐに車で向かいました。これは自損事故に済みましたのでほっとしています。  事故の音で助けに来てくれた方に「脳内出血」なので救急車を呼んで貰いました。救急隊の方には血管造影の件もお話ししたら、診察券を探し出してくれて、番号を言ってくれたので目的の病院に受け入れて貰えました。すぐにCT、で視床出血であると判明しました。造影の写真のある病院なので点滴だけで経過観察という普通の視床出血の治療になりました。その結果、早期にリハビリを開始して貰えました。脳卒中の治療などと同様にリハビリも早期に開始するのがよいのです。そして、その時、本人が回復するのだという意欲に満ちて積極的であるということがあればより効果が高くなると考えられます。そして、「リハビリは楽しい」と思えることが大事です。  入院して2日目かな、持病のひとつ、鼻づまり、で鼻が詰まったので上半身でも直立に近い状態にしたいと思ってベッドの上半身側をリモコンで(左半身完全麻痺の時です。右手で)起こしていったら、背もたれにベッドがあってもバランスが取れなかったのです。さすがに感覚麻痺です。これほどの症状とは思っていませんでした。ベッドから頭を下にして落下したのですが、さすがに感覚麻痺で動かない左足がそのままベッドに残って頭の先端が床に接する程度でとまりました。命拾いですし、受け入れてくれた病院に迷惑をかけずに済みました。頸椎損傷もなかったのです。ただ、部屋替えでナースステーションから一番監視のしやすいところに移動と相成りました。  しばらくして車いすに座れるようになりました。出来るだけ長時間車いすに座るようにしました。簡単に言えば「夜に普通に寝たい」これにつきます。病院の深夜はホント退屈です。そして、何日かしてからは朝6時半頃から夜8時過ぎまで車いすでした。当初、トイレは行っていないですね。尿は管を入れていましたので。それをとってもらってトイレに行くようになりました。ただ、看護師さんによる送り迎え、服の上げ下ろしです。でも、「車いす取ってきますね」を離れた隙に左足の鍛錬を非常に短時間ですが始めました。但し、トイレの介助用の棒を右手でしっかり抱きついてました。そのうち、左足も幾分か役にたつようになったころ、看護師さんと一緒だったのですが、トイレで急に左足の力が抜けてしまいました。床に落ちはした。元に戻るのに苦労しました。今は正座から支えなしで簡単に立ち上がれます。  また、車いすに座っているときに左足に力を入れてみたりしていました。ベッドサイドでの車いすの位置でなかなか思う位置に止めてくれないので、右足と右手を使って移動をするようにしました。方法は右足でからだを少し浮かし、落ちてくるまでに右手で椅子を持ち上げ、右方向に引っ張るということをしました。これ、失敗はなかったですね。物理学的には倒れない程度にしかできないと思っていました。  リハビリですが、理学療法で平行棒の他端に姿見を置いて「見えますか」で「見えません」。翌日からコンタクトレンズをして貰えるようになりました。コンタクトレンズ以外で視力矯正の出来る人はそちらでということです。担当のセラピストさんからみると「回復が早い」部類に入るようです。理由を勝手に考えると、発症前、階段好きや犬の散歩、ダンベル(10kg×2)などで足腰を鍛えておいたからかな。車いすを動かすとき、右足でおこなっていたのを、あるとき、左足も参加させたら、左足の鍛錬になるよと言われました。ところが、左足を使うと右足だけより時間がかかるのです。でも、使っていくうちにぼちぼちの使用感になってきました。「使えるようになってから」ではなく、「使えないのなら使えるようにしてしまえ」という感じだと思います。  作業療法で、「指を伸ばせたらものを掴めるようになるよ」といわれて指を伸ばす運動を開始しました。そういえば、麻痺したら勝手に指は曲がっていました。それと腕を上に上げる運動ですね。特に腕で出やすいのが「硬直による筋肉痛」。これを防ぐのは「筋肉を伸ばす。」これしかないですね。右腕と同じような範囲で曲げ伸ばしできるはずである。痛くても少し我慢しておこなう。これを繰り返すと、普通に屈伸が出来るようになるはずであるとね。そうこうするうちにものが掴めたり出来るように。そうしたら、ようもないのに車いすの手すりとかベッドの手すりとかを掴ませました。そして、腕に力を込めてみました。また、リハビリ用に小物を持ってきて貰っていじくりました。感覚の復活は出来るだけ多くのものを触ってみる見たいです。左手で握手しても未だに鈍いです。  そうこうしているうちに急性期の病院から回復期のリハビリ病院への転院となりました。3月13日です。  当初の入院期間3ヶ月というのを聞いたので「爪白癬」の治療を依頼しましたら、開始して貰えました。こちらでは、理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)の3つを受けました。PTのUさん,OTのFさんは男性のセラピスト、STのYさんは女性のセラピストさんで感じがよい上、冗談が通じるのです。  当初にそれぞれ「目標」というのをいうのです。表の目標をまずいいました。その後、徐々に本音の目標をね。STは裏表なく「発症前より美声に」です。3月13日に転院して、その月末に見舞いに来た人と私の妻とSTのYさんにあって貰いました。そして、「もう発症前に戻っている」と2人はいいました。誕生から今までの生育歴の中での発声の悪さの矯正ということに相成りました。でも、ここの病院は発症による障害のリハビリなので本来の目的とは???。発症による障害のあるということで退院まで続くことになりました。途中、存続の危機をYさんが乗り越えてくれました。PTは「犬との散歩」が表、本音は「近所のスーパーに水4リットルもらいに行って、それを担いでその近くの百貨店の1階から5階まで階段を昇降し、家まで担いだまま、歩いて帰る」というものです。この「階段」というのが病院の階段を利用するというのに繋がります。OTは「コンタクトレンズを左手も使って装着できる」、私は両手使いで装着していました。本音は右手と同様に左手でもコンタクトレンズが扱えるということです。STとこれが実質で面倒では。  PTは、当初前の病院と同様にリハビリが進みます。時間はこちらの方が10分長いです。杖を使ったり、平行棒を使ったりしながら、そして、階段の模型で階段昇降の練習も始まりました。土曜日に重症者相手の「土曜リハ」というのがありました。これが問題だったのです。Fさんという女性のセラピストさん。終わったとき、「月曜からもよろしく」。この手の話が退院まで続くことになります。PTのUさんは妻にいわせると「美形の男性」で同じ受けるのならおばさんより断然こっちという美形です。  OTは、感じが違ったタイプのリハビリでしたが、ようは麻痺した方をこき使うというのに変わりはなかったです。そうこうしているうちに4月になりました。PT、OTともセラピストの新人が入ってきました。「見学してもいいですか」あるいは「見学させてもいいですか」。PTは違うセラピストになるのですが、OTはSさんにほぼ固定。そして、担当セラピストの代休の時、「私の代わりにSさんでいいですか。」と「その時だけの担当変更票」を渡されたので、「これがなかったらずーと変わるですよね」とかいってしまいました。そりゃ、私は男、セラピストは女性の方がいい。冗談で言ったのが、4月の下旬に5月上旬からSさんと変わりますがいいですか。御の字で承諾しました。で、PTへの風当たりがきつくなったのはいうまでもありません。  5月上旬からは病棟内歩行可(杖使用)になりました。4月には車いすの暴走族みたいないわれ方になっていました。これは転院当初に車いすのこぎ方を診てもらったら、「つま先ではなく踵を先につけた方が歩行にも役にたつよ。」といわれたので、踵からつけてみると姿勢も前屈みに出来足に体重が乗せることが出来ました。そうしたら加速できるのです。それから、加速するには足の回転を速くしないと事故の元になります。で、左足を鍛錬して右足にある程度ついて行けるように出来たため、「暴走族」になったようです。それで、観察してみると、脳血管疾患者は優雅ですね。若くても優雅にこいでいます。整形外科系の若者は速いですね。私は整形外科系の方の近づいていたようです。一人で歩行が出来るとなると用もないのに病室とナースステーションの間を往復。日に数十回はしました。こちらも速い。主治医が私を追いかけるのに少し苦労したと言っていました。  そして、階段練習要求をするようになりました。練習を重ね、5月下旬頃、一人で階段昇降の許可が出ました。その次の日にOTに行ったら{・・さん階段できたのでしょ」とSさんが言ったので「はい」と答えました。前々から「階段使いたい」と言っていましたので。そして、1日に1階から5階までの昇降を7~8回ぐらいを毎日するようになりました。6月には「小走り」の練習やボールけりなどもしました。階段を使い始めてからの歩数は10000歩を優に超え15000歩ぐらいが普通になりました。PTでFさんが他の人を指導していたりすると「よそ見」したりするので「よそ見しない」とか「ついて歩かない」とかいわれました。リハビリは楽しみながらするものですね。  OTは「感覚が戻ってこないことには」という部分が大きいのでPTとかみたいな目立った進歩は感じられないのですが、徐々に出来ることが増えていきました。Sさんのお陰です。STはSTのYさんが引き延ばしてくれて退院の少し前までできました。  今回のことで病院食に注意が向きました。その一つは「リハビリは脳神経系の再生」でもあるのです。この再生は脳細胞を増やすのではなく、死んだ細胞などが作っていた回路を生き残った脳細胞が樹状突起を伸ばしたり、軸索を伸ばしたりして再構成することでおこなわれます。樹状突起や軸索は非常に細い管です。早くいえば「細胞膜の塊」ですね。細胞膜の特徴は「流動モザイク説」で示される柔軟性にあります。柔軟に且つそれぞれの部位での働きをさせる上で必須脂肪酸というのが非常に大切な働きをします。それで、食材を見ると???。ω3の脂肪酸を無視している感じがしたのです。ω3の脂肪酸の一つがDHA。これ、「子どもの脳の発達に」とかありますね。リハビリの時の脳も子どもの脳も軸索や樹状突起を伸ばすというのでは同じなのです。そのあたりを考慮していないという感じの食材でした。リハビリは保険制度とは関係なく「時間との勝負」なのです。それの足を引っ張っているという感じです。私はサプリメントを買いました。  リハビリはいくつもの面で「時間との勝負」ですが、患者、医師、栄養士、セラピストなどの意識が低いですね。それは、患者の意識を高めるということ、栄養面のことなどです。  コンタクトレンズを装着ですが、最初の病院では、当初看護師さんにして貰っていました。そして、まぶたを持って貰って私の右手で装着、外すのは右手の指で外します。ケースへの収納とかして貰っていました。いつ頃から、左手でコンタクトレンズケースを保持できるようになりました。転院後はまぶたを開けて貰うということで装着していました。紛失騒動やズレによるトラブルもあるのですが、視力の確保という点でコンタクトレンズを装着する必要があるので看護師さん等は諦めですかな。早く左目のあたりの感覚と筋力の回復を期待しつつ面倒を見てくれました。  4月にSTのYさんと患者さんのNさんと私で敷地内の桜の花見に出かけました。その時、歩道と車道の間の溝に右側の車輪が少し落ち込んだので右手と足を使って、おしりを浮かし、車いすに座ったまま持ち上げたら、Yさんが「車いすが浮いている」とかいって慌てて私の方にきてくれました。車いすに座ったまま、椅子の片側とかを浮かすことは出来ます。  人間は常に可能性を持っています。それを引き出せるかどうかは本人の意欲とそれを支える周囲の力添えによります。「リハビリも楽しい」に出来ます。楽しかったです。「入院生活も楽しい」に出来ます。「楽しい」から「頑張る」ことができるのです。これは子どもの勉強とかと同じだと思います。  視床出血→感覚神経麻痺であるが、運動神経無傷のはず。→運動神経をなんとかして使う。→感覚がなくても動くのでは。→そう、動いた部分もあるようです。  病気療養中に「退職」となりました。どのような形の退職か想像してみてください。答えは書かないことにします。  完全には回復できませんので、上肢7級、下肢7級の障害が生涯残ると診断されました。発症してすぐに「要介護認定」を受けました。その時の認定は「要介護4」です。先日、6ヶ月後の認定を受けました。どこまで転落すのか。介護保険から転落して「即介護保険適応外」はないという話なのでどこで止まるかはらはらものです。 キーワード 闘病記 視床出血 脳出血 脳内出血 左半身 麻痺 リハビリ 理学療法 作業療法 言語聴覚療法

2012年8月19日日曜日

原発事故は人災?

2012年8月に福島第一原子力発電所の非常用のディーデル発電機は津波到達前にダウンしていたという話もあるとニュースで報じられていた。  原因は「故障」という説。穿った見方をすれば「燃料不足」、「絶対安全」だから「電源喪失」はないであろう、だから「発電機は飾り」・・・。後で電源車を配車したとき、「コネクターが合わない」、これも「絶対安全」だから「電源車はいらない。飾りのコネクター」としたままだからでしょうね。実際、過去の書類の中に「全電源喪失は考えなくてよい」というのがあったというのですね。だから、非常用発電機の整備など放置されてきた可能性も。これも、「帝国陸軍は世界一」にうぬぼれて元亀天正時代の兵器に少し毛の生えた兵器でアメリカに戦いを挑んでいったのと同程度の発想かな。  あとは、「思い込みと責任逃れ」の組み合わせという日本で特に顕著に表れやすい行動様式で、敗戦決定の大幅な遅れと同様に事故処理が遅れたのでは。すべての安全装置を使えて初めて「危険率限りなくゼロに近づく」ということを忘れて「絶対安全信仰」の末路ですね。  ところで、オスプレイですが、あれも「絶対安全」などないですよ。空気より重たいものですから何かあれば落ちますよ。それは飛行機であるかぎり「宿命」ですね。普通に飛び交う旅客機もです。それを日々の整備やパイロット等の関係者の努力で墜落を減らしているのです。世界を見渡せれば、ちょいちょい墜落してますよ。どの程度の事故率まで許容できるかという問題ですよ。その事故率を如何に小さくするかということです。  消費税増税は負担増ばかりいっているのを見受けますが、国家財政が破綻したらどうなるのか、試算してほしいですね。まあ、今のギリシャやスペインなどにその例は見られます。突如として「消費税率30%」という恐怖。円暴落による「悪性インフレ」、「銀行倒産」などによる極端な不景気などが一気に押し寄せてくる可能性です。ここまで財政が悪化した要因は自由民主党と官僚機構、「族議員」とも。昔の帝国陸軍と帝国海軍との関係みたいなものかな。「縄張り意識」で国を見ていなかった。そこに「マニフェスト至上主義」のアホ民主党。今回、賢い民主党に変身しようとしているみたいですが、国会議員も含めて「議員」はもっともっと国家や財政などについて勉強しなさい。世界情勢と国内情勢について勉強しなさい。  例えば「サクランボの自由化」では「サクランボ農家壊滅」と騒いだみたいですが、現実は栽培面積1.7倍に拡大し、高品質種に転換成功した農家も。栽培面積1.7倍ですよ。  原発事故も「廃炉費用」と「賠償費用」などの計算が出来なかった結果ではとも思います。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年8月12日日曜日

第二次世界大戦前夜?

2012年8月の国会の動きなどや最近の出来事と日本が太平洋戦争に突入していった時の事象とを比べてみるとまともな政策等が異常な動きによって潰されていったところなどがなにか似ているような気がします。  その1、「原発事故」。「絶対安全」という妄想と「帝国陸軍は世界一」。どちらも実態がないにも係わらず、思い込みで対策をしなかった。だから、あれだけあった安全のための装置が使えなかったようなのです。全電源が喪失したときの対策もあったというのです。何もしていなかった。  ノモンハン事件等で帝国陸軍の実態が出てきているのに何も対策を考えず、「鉗口令」で対応したのと同様ですよ。体質は変わっていないですね。  その2、政権打倒。あの当時は文民内閣は戦争をしたくなかった。軍部は開戦派かな。それで、軍部主導の内閣にしたのが東条内閣。前内閣の潰し方は、「陸軍大臣や海軍大臣は現役武官に限る」とかいうのがあったとか。潰せますね。今の防衛省大臣に民間人を起用したときに「国会議員に」とかいうのがあったのはまだマシかな。  その国会での野田内閣潰しを画策しているのは「政策」より「政局」。当時も軍部などの醸し出した「政局」。近い将来も見ていないというのが丸わかりです。  1000万円借金があって年収40万円の人が90万円の支出をしています。借金払いが取り敢えず超低金利なので20万円程度で誤魔化していますが20~30万円借金を新規に増やしていっている状態です。少し金利が上がるだけで家計破綻ですし、ギリシャ家みたいに貸せないと銀行とかにいわれても家計破綻ですね。そして、この借金を返すのは生まれたばかりのこの家の孫ですよ。じじいの付け払いの尻ぬぐいを。あの戦争の尻ぬぐいをしたのは当時の若い世代であり、ツケが未だに続いていますね。問題を起こした世代は素知らぬ顔で鬼籍に籍を変えてしまいました。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年8月5日日曜日

日本だけの高温ならまだいいのですが

2012年も8月になりましたね。どうも世界各地で「高温」状態になりつつあるようです。グリーンランド全土で氷の表面が溶けたとか。なにか100年ぶりぐらいとか。来年とかその少し後ぐらいで同じことが続くようでしたら「温暖化」の証拠の一つになりそうです。  忘れてはならないことに「太陽活動の活発化」かな。数十年とかの単位ではわからなくてももっともっと長い期間で考えると太陽からのエネルギーは確実に増加します。その上、二酸化炭素の排出量の増加などがありますね。最近感じていることに「強風」が増えているのでは。これ、主因は大気がエネルギーを持ったためかな。  海水も熱せられか、最近、「豪雨」が多いですね。これ、大気中の水蒸気が多いからかな。でもね、7月みたいな豪雨は困りますよ。ところが、オーストラリアなどでは「干ばつ」。もともと乾燥系の気候のところでしたが・・・。今年、また、アメリカでは「熱波」でその地域は雨量が少ないなどで、穀物の生育が悪いとか。穀倉地帯が異常気象に見舞われると「食糧難」で、世界的には餓死者が多数デル恐れがあります。  日本では7月の豪雨とかで飲み水や農業用水などに不足はないようですが、早明浦ダムでの異常渇水、お忘れですか。今から5年ぐらい前まで5年間ぐらいでしたか、毎年でしたね。雨は気まぐれなのですよ。  温暖化対策としては「二酸化炭素を排出しない」につきるかも。だから、太陽光発電や風力発電など。自動車の低燃費化や電気自動車かですかな。飛行機は最新型機へですね。家庭では「冷暖房」で二酸化炭素排出しないとか、テレビなどの使用で二酸化炭素排出しないとか、いろいろ方法がありますね。  でも、電力不足のままにしていると「製造業」の工場の海外流出が起こったりしますよ。今の海外流出は戻ってこないかも。残るのは失業者です。そして、不景気風。皆さん、経済的な面からの「節電」に協力する羽目になると思いますし、実際このようなことで節電している方が増えてきているのでは。  今回の原発事故は「絶対安全」という言葉に安住して、安全を確保するための手順とかを無視していたために起こったような事故です。スリーマイルアイランドでの原発事故の時、スイッチにラベル一杯だったので、日本なら運転員が優秀だから「日本では起こらない」とかいっていたと記憶しています。でも、「安住」で手順とかその操作の意味とかが身につく訓練を装置を使ってしていなかったようですね。  「絶対安全」とかいうのはその時使えるすべての安全装置を使えていえる可能性が出てきます。でも、地球自体が「絶対安全」な乗り物ではないのです。  もう、「絶対安全」という考え方を再考しませんか。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年7月29日日曜日

首相 国債金利上昇防止のためにも頑張って

2012年7月27日ロンドンオリンピックが始まりましたね。この会期中も金融市場は取引が継続されています。「選手は活躍したけれど」国家財政メチャクチャとかにしてほしくないですね。  消費税増税法案が参議院でも可決される様子なので、「景気対策は公共事業」とばかり今回の財政危機の原因を作った自由民主党などがあほを唱え始めたみたいですね。共産党と社民党は論外です。ギリシャでも同系統の政党が今回の通貨危機の要因を作っていますからね。  国債の金利が1%上昇すると今回の消費税増税分が消えてしまいますよ。スペイン並みの7.5%程度ですと、税収すべてを利払い(元本は減らない)に当てても足らなくなりますよ。今の高齢者も直撃の財政難になりますよ。預貯金なんてこの低金利のまま、高金利に突入ということになるので「インフレ必至」かな。資産目減りですよ。  少し将来の打算が出来るのでしたら、今の国情理解できるのでは。打算の出来なかった例が原発事故かな。「絶対安全」ということでなにもしていなかったためですよ。安全装置が操作できていれば事故にはなっていなかったと思います。外部電源喪失、自家発電装置故障なども想定した安全装置が使えなかったようなのです。  「国債の日銀引き受け」が常習かすると「インフレ」ですよ。確かに円相場は低下しますが「インフレ」と「流失してしまった雇用先は戻ってきません」ね。  確かに官僚機構の問題点もありますが、放置したのは自由民主党であり、その後の連立政権であり、勉強不足の民主党ですね。もっと勉強をしてドイツやイギリスやクリントン元大統領の時のアメリカの時に現れた政治家が多数出て欲しいです。今のアメリカのオバマ大統領は頑張っているようですが、共和党は「金の亡者」になったような気がします。日本は「票の亡者」ばかりで政治家がいないですね。ほとんどが選挙家ばかりかな。  東京電力の解体を!!! この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年7月22日日曜日

いじめを減らすには

大津市のいじめ事件については開いた口がふさがらないですね。「じゃれていただけ」とかいっているいじめた側。それで通用するのなら警察の存在価値がなくなりますよ。暴行しても「じゃれていただけ」で相手が死んだとかいうて済むのならですね。いじめていた側に皆さん「じゃれていただけ」の集団リンチなどいかがですか。「じゃれていただけ」というので犯罪にはならないはずですよね。普通の国では無理ですが、日本では通用するかどうかが警察の捜査などで判明します。自分の身は自分で武装してでも守る必要のある国にしてほしくないですね。今となっては警察、検察、裁判所頑張ってください。  いじめの現場でいじめ側もいるところでは、いじめられた方は「いじめ」とは絶対いわないというのが常識ですよ。深く潜行して調べる必要を感じ取り、対処していくのが教師の責任では。今回は他の生徒の通報で複数回機会があったのに無視して、「けんか」と処理してしまった。何年か前に宝塚市の中学校で生徒が教師に「虐待を受けている」と相談したところ、教師側が何の手立てもなく親にいったため、虐待が酷くなった例がありましたね。これと同根ですよ。  ところで、いじめる側の心理としては何かに対して「優位」であるということに心の安定を求めていたのかもしれないですね。家庭や教育現場で「無条件で子どもを愛する」というのがなくなってきつつあるのではとも思います。「隣と比べる」「比べる」とかいうのを基本にして子どもと接する親や教師が多いのでは。子どもは無条件で「愛されている」と感じて素直に成長することが多いのでは。自分が生まれて存在している意義をそこに見いだすのでは。  四国の某製紙会社の元会長は裁判で「ギャンブル中毒」と認めたようですが、これは親に無条件で愛されていなかったということかも。それで、取り敢えず東京大学に行きましたが入社してあるとき、気が抜けたのでしょうね。自分の人格を維持するのに疲れたのでしょうね。という感じです。  小中学校等での「いじめ」の場合はそれが小中学校で現れてしまったということかな。いじめた側の生徒の親の生育歴とか調査の対象にして欲しいですね。「毒になる親」に育てられていた可能性が高いですね。  「平気で他人を傷つける人々」とかいうような書名の本を読んで思ったのは、これらの人々も「毒になる親」に育てられていたということです。そこには「こども」のためではなく「自分」のために子どもを育てているので、子育ての手抜きの時もあれば、要求に遭わなければ「殴る」とかの体罰、まあ虐待を平気でおこなっているのですよ。そりゃ、子どもはどこかにはけ口を求めますよ。  でも、した行為に対しては親子共々責任をとって貰いたいですね。ただ、「こども」には最低限「皆で助け合って生きている」ということが実感でき、身にしみるような体験をさせて欲しいです。  「競争社会」とかいいますが、細かい数値での競争は教育でも、どうも企業でも最終的にはよくないようです。ですから、地域独占企業の中にはぼんやりして、「防災訓練」もろくにぜず、事故が起こってから慌てるから「炉心溶融」なんかおこしたところがありましたね。  電力会社で「光ネット」の展開で一番優位な地域にありながら不振でKDDIに売却する羽目に。関西電力の方は頑張っているのでNTT西日本が苦労していますね。電気工事子会社でも関西は親会社からの仕事は2割程度かな。8割は自力で受注。ところが、関東は数値は逆でほとんど親抱え。競争も使いようなのですが、教育とかや多くのところで間違った使い方をしていると思います。  そうそう、今の電力会社みたいな地域独占企業の経営者、従業員の年収は多くても「国家公務員」並み程度まででいいのでは。公務員と変わりない状態ですからね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年7月15日日曜日

リスクとは何かがわかっていない?

少し古くなりますが、2012年7月6日にアメリカで雇用統計が発表され、失業率は横ばいながら「非農業部門雇用者数が8万人増と市場予想の10万人増を下回った」と嫌気されてニューヨークでの株価が下がったというのです。ところで一昨日は大幅上昇なのですが、理由は私にとっては???かな。  アメリカでの雇用者数は1億人を越えているようですね。失業者数も数百万人規模で、「8万人増と市場予想の10万人増を下回った」というのですが、コンマ以下によく反応してますね。  この程度で反応するのなら、格付け会社による格付けを鵜呑みにしている風もあるのが解せないですね。リーマンショックの遠因となったサブプライムローンの金融商品の格付けね。懲りない見たいというのは「考えていない」からかな。そして、コンピューターによる「アルゴリズム取引」、これ考えていない典型と思います。CDSに頼る債券投資、これも「考えていない」というか「考えなくて済む」の典型かな。  未だに「国債」乱発できると思い込んでいる小沢派の議員さんがたのよりどころは「国債は安全」と思い込んでいるからかな。ギリシャやスペインなどで国債の信用度は急低下していますね。実際、過去に何カ国かで国債のデフォルトもありましたが、今はCDSで考えずにユーロ圏の銀行が購入していたみたいですね。  この欧州リスクが再認識されると株価低下。認識が途切れているようですね。なにか報道がある度に乱高下ですからね。さすが、何も考えない「アルゴリズム取引」ですね。  ところで、日本はいま、やることなすことがちぐはぐになっているように思います。電力不足にして、「製造業の海外流出」を促進しておいて、「雇用の創出」ねえ。「雇用の喪失」を推し進めるかたがたねえ。そりゃあ、生活保護費の方が最低賃金による所得より多くなるところが続出すのが当たり前。東京電力などは分割して「発電」と「送電」を分離するなどして、新規参入を推し進めたり、農業への参入緩和ね。これしか農業の活性化はないですよ。  小沢氏にとっては「票」さえ得られればという感じがしています。消費税を上げないというのなら「農業分野の自由化」「東京電力の解体」に象徴される規制業種の自由化(但し、参入に大資金が必要な分野)をマニフェストにいれて欲しいですね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2012年7月9日月曜日

原発再稼働で何が危険なのか

原発としましたが、日本でよく見られる「安全ぼけ」の話です。  JR西日本のあの福知山線の事故の要因の一つの可能性もあります。鉄道では「絶対安全」というのはあり得ないとの感じで対策がとられているようですね。それが東日本大震災で鉄道関係の事故や死傷者はなかったと記憶しています。  ところが、福島第一原発の事故では、民間や国会の調査で明らかになってきているのが東京電力や国の原子力保安院の「絶対安全という妄想」に取り憑かれていた実態、また、一部有識者や科学者などの「絶対安全」要求やマスコミや住民の「安全」とは知識不足、住民の方が「安全」とは何かについて認識が浅いのは仕方がないかのしれないですが。  地球自体も「絶対安全」ではないのです。それは過去の生物の大量絶滅で明らかになってきています。身近なところでは「隕石」かな。ただ、確率が非常に小さいので無視しているだけです。そして、発生確率の高い事象について対策がとられていたのです。今回はそのいくつもが使えなかったということが調査報告で明らかになっています。  「絶対安全」ということなので、対策の積み上げができないということもあるかもしれないですが、「思考停止」状態になって何もしなかったから、事故が起こってから対策がわからず後手後手になったのでしょうね。事故が起こったら、どうなるかのシュミレーションもなかったのでしょうね。少なくとも経営トップは考えていなかったという感じがします。  日本での防災訓練でよく見られるのが「想定内防災訓練」(あらかじめ予告してその範囲内)かな。職員等には内緒で突然「訓練」する「抜き打ち」ですね。これはほとんどないのでは。実際のことが起これば「あたふた」ですね。これ、そこら中で起こっていますね。  新幹線は阪神淡路大震災で橋脚が落ちて対策と取り始めましたね。中越地震では「脱線事故」、対策を始めましたね。地震計などの対策も強化していましたね。それが、役にたったのですが、原発は「絶対安全」に安住していたみたいです。電源車は接続できず、蓄電池はすぐ切れたり、送電線の利用も考えてなく、いくつもの安全装置を使いこなせなかったようです。  訓練時にトラブルが起これば、対策が立てれますが、「しゃんしゃん」では「マンネリ」で意味がなくなっていきます。原発での訓練では「安全装置」をすべて作動させる訓練をおこなうべきところをしていなかったのでしょう。なかには「作動」させたら・・・というのが少しあると思いますが、それは別の対策をたてて訓練するところをまったく考えもせず、対策もですね。  報告書にもあるように「人災」ですね。原子炉を3つ廃炉にするだけで済む事故を拡大させてしまったということですね。  皆さん、「絶対安全」などあり得ないのです。事故が起こっても拡大させないように常に心掛け、想定外ということを減らす努力が安全の質を高めることになります。つくづく思ったのは原子炉って頑丈に作られていたのですね。だから、事故が拡大したら大変なことになることに。そして、今回は大変なことになってしまったわけですね。

自分のお金では出来るのかな

今まで入院していました。徐々に復活したいと思います。  2012年6月に消費税や関連法案が衆議院で可決されましたね。その時、反対した議員さんたち、今の国家財政をどう思っているのでしょうか。あのギリシャより悪い国債残高のGNP比とかです。それでも借金してばらまけとでもかな。お金がないとかいっている欧米主要国では薬の開発とかでも国の援助が日本よりありますよ。アメリカでは少数の難病患者への薬の開発が進むとか。商業ベースではなく赤字の補填があるからというのです。逆に言うと企業にとって確実に儲けがあるとね。日本では完全な商業ベースですから少数患者用の薬は出てこないことに。  本当に必要としている人になかなか援助が届かない日本。ここでばらまきをするとさらに届かなくなりそうです。そして、財政破綻で消費税30%で超緊縮になってしまったりする恐れがあるのが日本なのです。これはサラ金破産と同様では。自分の身銭ではないからほざいているのでしょうね。

2012年2月5日日曜日

厚生労働省の受動喫煙削減への取り組み

2012年1月31日に厚生労働省が「がん予防や健康対策として、2022年度までに受動喫煙を削減する数値目標を初めて決めた。」と発表したというのです。そして、「飲食店で月に1回以上、受動喫煙をしたと回答した成人の割合は現在、50.1%で、15%に減らすことをめざす。」ということです。
 飲食店や屋外、職場などでの受動喫煙は、「受動」とありますが、「強制」と変わらないですね。だから、施設などで「分煙」や「禁煙」などの取り組みが必要なのです。喫煙者がどうくたばろうとも、その巻き添えにはなりたくないですね。そして、喫煙を野放しにするというのは、今回の原発事故で放射線被害を受けて方々とある意味同様です。それは、自ら望んだわけではなく、全くの巻き添えという点においてです。
 その上、そのリスクとやらは、今回最初に除染しようという地域より高いという数値が事故直後に放射線研究所でしたか、公的研究機関から発表されましたね。家庭内で一方が喫煙者でもう一方が非喫煙者の場合の受動喫煙のリスクは年間200ミリシーベルト程度とか。ニュースでの報道の放射線関係のリスクと比べてみてください。
 喫煙による被害も放射線による被害と同様に普通はすぐには現れないのです。そして、たばこは江戸時代からあったため「甘く」「甘く」過小評価されているのです。そして、どちらも「全身」に影響を与えます。
 それで、厚生労働省は喫煙率の低下を下げることも含めて、受動喫煙の被害率を下げようというのです。『「飲食店で被害」15%へ』というのが当面の目標にしているということです。頑張ってください。
 喫煙率自体は「成人の喫煙率は、男性32.2%、女性8.4%。全体で19.5%と初めて20%を割った。」ということですので、さらなる低下をめざすというのです。こちらも頑張ってください。
 私の友人で「咽頭癌」になって漸く止めたのがいます。もうCOPD(慢性閉塞性呼吸器疾患}でも一歩手前まできているのでは。禁煙でCOPDや血管系の病気は一息つくことでしょう。

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2012年1月28日土曜日

日本における宗教と政府と情報公開

2012年1月21日に朝日新聞のサイトで見つけた記事に「靖国戦犯合祀、国が主導 地方の神社から先行」というのがありました。旧厚生省の内部資料からわかったというのです。
 そこには『戦争犯罪に問われた軍人らの靖国神社への合祀(ごうし)について、旧厚生省が日本の独立回復翌年の1953年に、公的援護制度の拡充などに応じて順を追って無理なく進める』ということがあったのですね。
 これが、事実とすれば重大な問題を含んでいるのですが、世間の反応は「鈍い」の一言に尽きる感じです。
 一つ目は、先の大戦にたるまでの歴史的検証が一切なされないまま、合祀に突き進んでいるということです。以前にたびたび書いていますが、日本では日露戦争においても戦争後の軍編纂の「戦争史」において、作戦上の失敗とか、それを隠すために有利であった状況等が無視されたようで、帝国陸軍の「突撃称賛」の体質に繋がり、司馬遼太郎氏に「元亀天正の織田信長軍の兵器に毛の生えた程度」と言わしめるような兵器でアメリカに戦いを挑むことになりました。
 また、1939年のノモンハン事件ではソビエト軍により死傷率75%以上とかいう史上例を見ない敗北を反省することなく「箝口令」を徹底するだけの軍隊に成り下がっていました。このようなことの繰り返しになる危険性が現在の日本にもあるのです。それは司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」にあった「自己解剖の勇気」のなさですね。
 ですから、本来は責任のないはずの「日の丸」と「君が代」を悪の象徴みたいにしてしまったままなのが日本ではないでしょうか。天皇陛下に死を覚悟させるようなことをしているのに「自己解剖」をしていない政府官僚やその他の勢力の図太さに大いに問題があるのですが、それにも係わらず、君が代斉唱や日の丸掲揚に対する態度で処分を使用とするのは非常に問題が。ドイツみたいに戦争に対する教育をしてからにしてください。
 二つ目は、宗教と政治の関係ですね。やはり、これでは、「靖国神社」は「国策神社」と考えられても仕方がないですね。例えば、日露戦争で不適切な作戦によってなくなった兵士の遺族対策とかね。これは、第二次世界大戦まで続きました。戦犯も当時の日本の思考パターンではだれが首相とかになっても同じことになっていた気がします。ですから、どうすれは、あのような事態が防げるのかを「自己解剖」すべきをしていないですね。ある意味、戦犯とされた人々も日本の当時の状況の犠牲者とも思うのですが、「自己解剖」(反省)を残された人々がしていないので戦犯のままですよ。
 三つめは、毎度の政府や官僚の二枚舌、これは今も相当続いていますね。まだ、野田首相は正直ですよ。「ないものはない」といって消費税増税とか言い出しましたから。この二枚舌が外交交渉とかも拗らせる原因かも。ただ、外交交渉は下手ですね。下手だというのを「二枚舌」ととられている感じもあります。
 情報公開は期限を設けて、それぞれ期限を過ぎたものは「公開」をするということにすれば、二枚舌は少なくなりますよ。それて、記録があるはずなのに「記録がない」とかいうのは保管義務違反であり、今回の地震の原発事故の対策会議みたいなのは、怠慢しかないですよ。如何に「事後の検証」を日本政府が手を抜いてきたかの証明ですね。ここまで日本が発展してきたのは国民のお陰で政府とかではないということですね。

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2012年1月22日日曜日

「喫煙すると乳首取れる」との報道

2012年1月21日にniftyで見つけた「Menjoy!」というところが2012年1月20日に配信した記事に『「煙草を吸うと乳首取れる」豊胸手術後は壊死する危険大!』というのがありました。
 内容的には喫煙をすると一酸化炭素やニコチンその他でからだの様々な部分で血流を妨げるというのです。豊胸手術を例にあげていましたが、ほんの一例ではと思います。
 問題は血流を妨げている部位が全身に及ぶわけですので、手術をするしない関係なしに「喫煙」というのが傷の治りを遅くしているというのです。そして、「仮想止血帯」として働き、その先の部分に壊死を起こさせるということです。
 表題や内容は「興味を引く」というのが目的でしょうね。これ、単純に喫煙の害としての報道では新鮮味が出ないからでしょう。隠れ脳梗塞などが喫煙者は多発しやすいですね。そして起こる脳血管性認知症などの起こる仕組みもこの「仮想止血帯」が大きな役目をしているのでは。そして、心筋梗塞もね。
 「顔の美容整形を受けて喫煙すると、頬の皮が黒ずんではがれ落ち、脂肪が露出したままになることがあります」ともありました。美容整形しなくても喫煙はお肌を老化させますね。まあ、健康で美しく生きていきたいなら、「喫煙しない」「受動喫煙しない」「規則正しい生活」「適切な食事」「適切な運動」とかをするほかはないでしょうね。
 「楽して美しく」はないと考えましょう。ニコチン中毒になると凄い結果になることがありますので、また、確実に老化が早くなりますので、喫煙は絶対にしないようにしましょう。

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2012年1月14日土曜日

またです。議院内閣制を止めよう。

2012年1月13日に野田改造内閣が発足しましたね。そして、大臣の陣容ですが、歴代内閣と比べると「ぼちぼち」かな。今月の日本経済新聞の文化面「私の履歴書」はイギリスの元首相のブレア氏が執筆しています。そこにあったのは議員ではなく「広く民間」とかから人材を集めているのですね。日本よりよく勉強をする議員であっても、スタッフには当然、人材を集めているとね。
 日本では、ケチな経費節減とかで本当の意味の政策スタッフを持っている議員はほとんどいないのでは疑いたくなります。あの小沢氏の裁判でもそのように感じます。政策とかではないので「下働き」をして仕えたから「立候補」できたのではと疑いますね。
 それと、今までの慣例で「大臣のたらい回し」が続いている部分も。ただ、今回は留任も多かったのではと思いたいですね。少しは「マシ」ですから。
 まあ、首相は今の選び方でもと思ったりしますが、国会(立法)と内閣(行政)の分離を目指して、少なくとも大臣の半分以上は議員外から選ぶように制度を変える必要があるのでは。
 国債の不安定要素は「選挙で選ばれた政権」が発行しているということです。そして、2年前の年度の予算では「マニフェスト」に拘って国債の大量発行がおこなわれましたね。財政規律とかをさらに踏みにじってでもいう感じです。大体が自由民主党時代に痛めつけられてきた国家財政をさらに痛めつけようとしたのですね。それも「選挙」を意識したものです。でも、マニフェストが本当に国民のためなのかどうかということは二の次で実施しようとしたと思えるのです。それにブレーキを懸けようとしなければならないのでが、議院内閣制ではね。
 どっかの国では、クリントン政権の作った基礎、親父さんの作った基礎を減税と戦争でガタガタにした大統領がいたっけ。その共和党は自己責任をとろうとしていない感じがします。日本は与野党とも国家財政やその他について、官僚に任せきりだった悪弊をうわべだけ繕うとして立法、行政、官僚一体となって日本を潰す気があるようにしか思えないこの頃です。その打開の一つに「議院内閣制」を止めましょう。

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2012年1月8日日曜日

発送電分離、電力改革の推進役に

2012年1月7日にYahooで見つけた時事通信配信の記事に「東電分割で調整=政府、発送電分離要求―電力改革の推進役に」というのがありました。
 日本で相当前から言われながら、進まない改革の一つですね。日本の電力料金が世界的に見て高い理由の一つが「地域独占」の発送電一体の電力体制にあるといわれています。
 電力の大口需要家に対する自由競争は始まっていますが、送電線の利用料金の問題があって、電力会社以外の発電業者の電力料金が実質的になかなか安くならず、広がらないとも言われています。固定電話事業でNTTの独占状態が続いているのも回線利用料の問題かな。光ファイバーについてはソフトバンクの孫社長が裁判を起こそうとしていますね。ただ、東京電力以外の電力会社の光ファイバー事業はぼちぼちのようですね。特に関西電力系のeoは頑張っています。これは、自前の光ファイバー網と電柱などを持っているからですね。それと、光ファイバー敷設には「規制」がなかったでですね。
 ところが、発電所から各消費者まで電線を新規に敷設するというのは固定電話の時と同じ問題が起こっているわけですね。光ファイバーでも電力系以外はこの問題が付きまとうわけです。新規参入を促進して、競争を起こさせるは消費者にも業界にも大抵はよい結果になっているようです。携帯電話のソフトバンク、インターネット接続のYahooBBや、宅配業界などなどです。コンビにもかな。宅配では、長らく規制に安住していた郵政関係が惨敗のようです。JRなどは、別の意味の競争に巻き込まれたために本州3社は元気がいいですね、九州もかな。
 規制に安住していた港湾は釜山などに美味しいところを奪われていますね。そして、空港は「競争」を考えての「仁川」に日本は飲み込まれそうですね。そう、「競争」、でも、これは学校教育に持ち込まれてきている「相対評価での競争」ではないですよ。橋本市長などの言っている学力テストの平均点公表みたいな競争ではないですよ。
 日本の競争力を向上させるためには「独占」とかに安住させるのではなく、世界の中の日本を意識した競争をもたらすためにも発送電分割を。

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2012年1月1日日曜日

「想定外」というのは「思考停止」状態

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 昨年は東日本大震災や台風被害など自然災害が多かったですね。
 ところで、東日本大震災のとき、よく耳にした言葉に「想定外」というのがありました。この言葉を使えるのは、普通の庶民だけではと思います。そして、本来は庶民の方にも使って欲しくない言葉では思うのですが、専門家や官僚、企業関係者から連発されましたね。
 「想定外」というのは「想定」していなかったと言うことですね。自然現象すべてについて、我々は経験してきたわけではないのです。それをたかだか150年程度の期間の観測などの経験を元に「想定」しているわけですね。地球は誕生してから46億年でしたね。ホンの一瞬の経験でしかないのですね。
 日本の教育では「暗記」と「反復練習」とかがもてはやされ、「順位付け」が好きですね。そこには「好奇心」や「思考」などが置いてきぼりにされているような気がします。そうすると、過去の経験されたことを「暗記」するのが勉強になってくるのですね。そして、例えば、帝国陸軍においては日露戦争では「突撃」とかの戦果だけが残ってしまったみたいですね。ノモンハン事件の惨敗はその成果かも。
 また、昭和の学力テストの失敗は「平均点競争」であったと記憶していますが、今、平成の学力テストで「平均点公表」が声高に叫ばれています。これは、「勉強」=「平均点」というなにかむなしいものに子どもを追いやっているように思うのです。
 そして、「思考」とかがないため、未知の分野を考えて見るという力が落ちてきているのでは。今回の地震でも、同じ海溝型地震としてチリ大地震やスマトラ沖地震があったわけですね。たかだか100年ほどの経験で日本海溝では起こらないと決めつけてしまっていたのが専門家や官僚などでしたね。阪神大震災でも「神戸では地震はない」と決めつけていた人が多くいたようです。こちらは内陸型なので~1000年単位という間隔では見られていたようです。なら、海溝型でもそう考えるべきだったにと思うのですが、そうならなかったのは「教育」に原因があったとかもしれないですね。
 それと、「慢心」。原子力発電所の事故に際しての現場での運転員の対応とかが明らかになってきていますね。「想定内」の指導しかしていなかったと思えるような運転員の対応ですね。ですから、「全電源喪失」という「想定外」のことはまともに指導されていなかった見たいですね。マニュアルも「書いてある」状態だったようです。これでは、スリーマイルやチェルノブイリの運転員と大差のないことしかできなかったのは当然かな。訓練されていないのですものね。日本の防災訓練などの質の低さは酷いですよ。改善が必要ですが、されないですね。
 どうしても行政とかいろいろな面で「想定」というのは必要なではと思いますが、常に「想定外」のことにも思いを巡らすことの出来る教育というのが必要なのですが、これは「順位競争」ちは馴染まないと考えます。また、「単純丸暗記」より「思考を伴う学習」による暗記の方が定着はよいようですが,広まらないですね。
 
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