2012年1月14日土曜日

またです。議院内閣制を止めよう。

2012年1月13日に野田改造内閣が発足しましたね。そして、大臣の陣容ですが、歴代内閣と比べると「ぼちぼち」かな。今月の日本経済新聞の文化面「私の履歴書」はイギリスの元首相のブレア氏が執筆しています。そこにあったのは議員ではなく「広く民間」とかから人材を集めているのですね。日本よりよく勉強をする議員であっても、スタッフには当然、人材を集めているとね。
 日本では、ケチな経費節減とかで本当の意味の政策スタッフを持っている議員はほとんどいないのでは疑いたくなります。あの小沢氏の裁判でもそのように感じます。政策とかではないので「下働き」をして仕えたから「立候補」できたのではと疑いますね。
 それと、今までの慣例で「大臣のたらい回し」が続いている部分も。ただ、今回は留任も多かったのではと思いたいですね。少しは「マシ」ですから。
 まあ、首相は今の選び方でもと思ったりしますが、国会(立法)と内閣(行政)の分離を目指して、少なくとも大臣の半分以上は議員外から選ぶように制度を変える必要があるのでは。
 国債の不安定要素は「選挙で選ばれた政権」が発行しているということです。そして、2年前の年度の予算では「マニフェスト」に拘って国債の大量発行がおこなわれましたね。財政規律とかをさらに踏みにじってでもいう感じです。大体が自由民主党時代に痛めつけられてきた国家財政をさらに痛めつけようとしたのですね。それも「選挙」を意識したものです。でも、マニフェストが本当に国民のためなのかどうかということは二の次で実施しようとしたと思えるのです。それにブレーキを懸けようとしなければならないのでが、議院内閣制ではね。
 どっかの国では、クリントン政権の作った基礎、親父さんの作った基礎を減税と戦争でガタガタにした大統領がいたっけ。その共和党は自己責任をとろうとしていない感じがします。日本は与野党とも国家財政やその他について、官僚に任せきりだった悪弊をうわべだけ繕うとして立法、行政、官僚一体となって日本を潰す気があるようにしか思えないこの頃です。その打開の一つに「議院内閣制」を止めましょう。

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