2015年11月30日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No172

視床出血時やその後の平衡感覚がらみのふらつきなどの思い出ね。   入院中での筋力についてね。   先日、某スーパーの調剤薬局でベルト上腕式の血圧計がお客さん用に置かれているのに気がつきました。   脳卒中感覚麻痺でリハビリ病院退院後の感覚の状況についてね。   先週、あるブログに「リハビリは楽しい」というようなのが投稿されていました。私も楽しかったので、私のリハビリの様子を今一度投稿します。   歩行ができるようになって後の歩行速度についての思い出ね。  11月23日(月)、視床出血時やその後の平衡感覚がらみのふらつきなどの思い出ね。今、思うに救急車内での嘔吐の原因はこの平衡感覚器官からの情報の左右のアンバランスだったのではとね。救急病院でのストレッチャーやベッドでの移動時も嘔吐がありましたが、車椅子では嘔吐なしね。平衡感覚器は左右の内耳にあります。この情報が視床出血で私の場合は左側のが脳に届かなくなったのです。今まで届いたのが届かなくなって脳が混乱したわけですよね。ベッドの頭側をあげていって、頭を下にベッドからぶら下がったのもこの平衡感覚の問題も大きいと思いました。もうちょっとで頸椎損傷かな。これが、救急病院で車椅子をほぼ占有できた理由かも。なにせ、ふらつきましたが、日中車椅子上半身直立生活のお陰か、健常側だけの感覚器情報でバランス取りが見かけ上できてきました。ところが、寝起きはやはり、調子が悪かったです。ですから、リハビリでマッサージベッドで寝転んだ後は暫くはね。リハビリ病院での土曜リハの時に上体を起こしたままマッサージをしてもらったことがありました。この時は別の階に行くときは車いす両足ちょこちょこ歩行の時代でしたかな、または、杖でも良くなって直ぐの頃かな。深夜帯でも杖歩行が許可になっても、寝起きのトイレ行きは退院日まで車いすを愛用しましたよ。装具はつけなくて良いし、ふらついても座っているから転けないしね。退院後は麻痺側の復活による左右調整によるゴタゴタになりました。今はどの程度だろうね、わかんない。  11月24日(火)、入院中での筋力についてね。救急病院では筋力を意識したことはないですね。OTでのリハビリに使っていたものは軽いものだしね。PTでは「立ち上がり」と「平行棒での歩行」で、次が「杖歩行」でしたが、救急病院の狭いリハビリ室ね。トイレで麻痺手を手摺りに載せて、お尻を拭こうとしたら、気がついたときには麻痺腕が手摺りと壁の隙間に落ち込んでいました。で、「セーフ」ね。隙間でなかったら、転がり落ちていたということね。そして、看護師さん監視下での用足しや溲瓶、おまるでの用足しやおしめの中でということだったかもね。おしめの中でだしてかわいい看護師さんに替えてほしかった。その後しばらくして、やはり、トイレで頼りにしていない麻痺足の状況変化で床に落ちました。リハビリ病院転院後では、いつ頃かな、10kgかな、ハンドグリップがあったので麻痺手で握ってみたら成功ね。手はグッパが楽にできるようにはなっていました。だから、ハンドグリップが持てたのですよ。握ることができたのですよ。PT室に3kgだったかな、砂袋があったのでぶら下げて見たら成功ね。この前後かな、階段の健常者風昇降練習開始ね。麻痺足だけで体を持ち上げることができた訳ね。私は高校生の時の握力は25kgね、これは今回麻痺した方の左ね。もともと「お金と力なし」ね、「色男、・・と・・なし」の典型ね。リハビリ病院退院後も筋トレなしで「動画と静止画」カテゴリーにあるようなことができるようになったのですよ。ですから、筋肉量維持と筋力維持についての世間の常識を無視していますよ、未だにね。以前の投稿を丹念に読んでいただければ、この根拠の投稿がありますので探して読んでね。  11月25日(水)、先日、某スーパーの調剤薬局でベルト上腕式の血圧計がお客さん用に置かれているのに気がつきました。トンネル型上腕式ではないですよ。ベルト巻き巻きの上腕式ね。過去に投稿時の上腕式は病棟などで使われるベルト巻き巻きの上腕式ね。このタイプも手首式も私程度まで麻痺上肢が回復していたら自力でできますが、屈曲腕や握々お手々などの方は家族などに測定準備をしてもらう必要がありますね。トンネル式は腕を入れるだけだけど誰がスイッチを押すのかな。トンネル式は姿勢が悪くなりやすいですよ。それも、高血圧側にね、腹圧上昇型にね。手首式等では測定される方の望みに近い状態にできますよ。ただし、血圧計と心臓等の位置関係は推奨の関係でね。トンネル式はふんぞり返った座り方ができますか。ベルト巻き巻き式や手首式はできますよ。どちらかというと「リラックスした安静時の・・」にね。  11月26日(木)、脳卒中感覚麻痺でリハビリ病院退院後の感覚の状況についてね。年単位でも変化がないという方は脳での修復がおこなわれていないか、超重症だったかも。体のどこかで何らかの変化があるものですよね、普通は。中にはそれを「異常」と感じているようですけどね。別の要因のこともあるかもね。足や腕を中途半端(全力ではない)な筋力で特定の状態を維持しようとしたら暴れたとかは、ほぼ筋肉の感覚が少し戻ってきたためですよ。筋力の調節は筋力ゼロか最大筋力時以外は収縮と弛緩を繰り返しながらバランスを取っているのですよ。グルメ番組での撮影時にお箸を静止させているというのは難しいといわれていますよね。理由は筋肉間の力のバランス取りね。私みたいな感覚麻痺では筋肉の収縮具合の感覚情報が脳に届かなくなりました。神経細胞間のつなぎ替えが幾分か起こってくると以前とは違う入力レベルで情報が伝わり始めます。このとき、感覚系と運動神経系を合わせた調節機構が働き始めるのですが、最適なバランス位置を求めて、屈筋と伸筋で収縮と弛緩を繰り返しながら試している状態が「暴れる」とか「貧乏揺すり」とかの状態ですよ。これがないというのは、先に書いた損傷が大きすぎたや、つなぎ替えが起こっていないとかですよ。または、痙縮や拘縮もかな。普通は筋肉の収縮と弛緩を短時間で繰り返すことで中途半端な状態での姿勢とかを維持しているのですよ。立位とかですと感覚が中途半端に回復してくるとふらつくとかいうのが増える場合もありますよ。足を棒足にしたらふらつきはないかもね。屈曲腕にしたら貧乏揺すりみたいな震えは起こらないかもね。ちょくちょく投稿させてもらっている瞼の件もね。また、時々強烈な痛みを感じるときがありますが、これもつなぎ替えの結果、痛覚の新たな接続ができたことによると考えられるのです。しばらくすると治まるのでね。その他、いろいろ頻発している私です。  11月27日(金)、17日のNHKクローズアップ現代で耐性菌のことが放送されていましたね。抗生物質が全くといっていいほど効かないので免疫力が低下している人とかですと、何でもないような菌なのに死に至ることがあるというのです。理由は抗生物質の使用によることで耐性菌ができるのですが。普通は過剰使用かな。でも、原理的には適量でも耐性菌ができる可能性はあると思います。細菌類はリング状のDNAを持っています。真核生物と違って1本だけを基本としますが、プラスミドという小さなリング状のをさらに持っていることもね。エイズウイルスほどではないですが、人間に比べたら突然変異が起こりやすいのですよ。そのとき、耐性のない菌は抗生物質にやられますが、変異で耐性を持ったのが生き残ることにね。これの繰り返しだと思います。そして、菌同士で遺伝子のやり取りもしています。耐性に関する遺伝子が他の種類の菌に送り込まれたりとかね。インフルエンザ薬のタミフルも耐性株登場しましたよね。インフルエンザは変異が頻繁に起こるのでタミフル耐性株が生き残る形でしょうね。ウイルスや細菌類は真核生物に比べたら遺伝子変異が起こりやすいので耐性株が出てくるのは仕方がないことかも。結核でも3種類のクスリの同時服用が原則らしいです。薬剤耐性の関係でね。ですから、健康はできるだけ医薬品等に頼らない方法が推奨されますが、体質的に無理な方もおられますよね。免疫は「学習」ですよ。ただし、インフルエンザは直接粘膜細胞に感染するので、血液に抗体を作るタイプのワクチンは感染に対しては効果がないと考えられます。細胞外にでて、例えば血液中にでて活動しないウイルスには体液に含まれる抗体は作用できないと思います。抗体が細胞内に入り込めば別ですけどね。キラーT細胞等が活性化されて感染された細胞を排除できるのならですけどね。  11月28日(土)、先週、あるブログに「リハビリは楽しい」というようなのが投稿されていました。私も楽しかったので、私のリハビリの様子を今一度投稿します。リハビリ病院では医者がいなかったらもっと良かったのにと思っています。脳卒中だけの場合は、時間は掛かっても関節の可動域さえ確保できていたらそのうちに回復すると確信していたのも「楽しい」と思えた根拠かな。そして徐々に回復していますよ。救急病院でも徐々に徐々に体がしっかりしてきたし、動作も徐々に徐々に動かせるようになったしね。発症後の一番やばい時期と比べてみていたみたいですし、あるいは、前日とかね。何らかの変化があるものですよ。それと、セラピストさんとお喋りをしまくるわけですよ。できるのは「徐々に徐々に動かせるようになるとかで、回復して当たり前」という確信とこれを裏付けるような徐々に徐々にゆっくりした回復ね。リハビリ病院で当初はギャルセラピストさんはSTだけでした。STでしたが、笑い声がとどろいているのは私のところだけだったかもね。目標が「発症前より美声に」にしてほしいといったりしましたよ。PTでは楽しかったことでは「土曜リハでは・・さんで」というと「指名料は高いで」とかいわれたり、リハビリ中に・・さんがリハビリで他の患者さんと歩いているときに後ろをついて歩き出したら「どこを歩くかは私が決めます」と方向転換させられたりとかね。OTでは、4月に新人のギャルセラピストさんが付いて研修を始めてしばらくしたとき、担当セラピストさんが代休時にギャルセラピストさんにしますという交代票を渡されたので「この交代票がなくての交代の方が良い」とかいったら、担当を交代してくれました。OTのリハビリの効果が上がりましたよ。ただね、感覚麻痺でしたから、感覚神経の回復に応じてですから、感覚神経の多い上肢はどうしても下肢より見かけ上回復が遅くなりますけど仕方のないことですよ。遅いからと放置は駄目ですよ。廃用症候群で使えなくなりますよ。私にとってはリハビリがAKB48リハビリ部みたいなばっかりであったら良かったと思いましたよ。  11月29日(日)、歩行ができるようになって後の歩行速度についての思い出ね。今は疲れたりや感覚上のゴタゴタがなければ年代相応の健常者並みね。調子が良ければビジネスマン並みですけどね。救急病院入院中でのPT歩行リハビリからね。最初は立ち上がりからでしたね。5m程の片道歩行、次が往復ね。時間は測定していないですよ。前提が歩けるようになって当たりまでしたからね。次が杖歩行になったのですが、相当遅かったと思います。リハビリ病院で転院当初に10m杖歩行に38秒かかりました。もうしばらくした頃には車いす両足ちょこちょこ歩行で暴走族への道を歩んでいましたから、闇リハなしで速度も気にしていなかったです。どうも、徐々に速くなっていたみたいでした。転院2ヶ月後ぐらいの時に主治医が追いかけてきて「速いね」でした。初期症状から見たらね。そして退院直前頃、6分で420mでした。一般人の普通の歩行速度程度になっていました。できた理由は「股関節・膝関節・足首関節等の可動域が確保されており、それも、楽な力での動かすことができたということでしたよ。筋力とかの意識ではなく、可動域確保のほうね。で、杖はリハビリ病院で単独病棟内歩行が許可になって、しばらくした頃には「指示棒」となってきていましたよ。便利ですよね、指示棒として使うのは。歩行速度が速くなるほど、杖は空中をさまようことになりますよ。先端のゴムは磨り減るというより、経時劣化です。ただね、回復途上ですから、ふらつきとかがあるので非常時用として手放せないですね。初期症状ですが、視床出血で意識不明にもなった左半身完全麻痺程度で、お告げは「一生車椅子」とかね。

2015年11月29日日曜日

リアリズム リアリティー

 最近、また、司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」を読み返して見ました。そこで出てくることは現状認識の問題でした。「リアリズム」のあるなしみたいな感じね。  このリアリティーの基礎になるのが実体験ですよね。しして、言葉と実体験の結びつきを実感してきたかもね。これが徐々に形成されていくときに実体験でない学習とかの経験をいかに現実味のあるものとして考えることができるようになるのかとかは訓練でしょうね。  司馬遼太郎氏はノモンハン事件を一つの例としてあげられていました。死傷率73%という惨敗に対して目をそらして箝口令で封殺し、装備の近代化もしなかった当時の参謀本部や現地の司令官が「日本の兵隊さんは強いと聞いているから・・」といったということもね。武勇伝と現実とが混同されて区別が付かなくなった状態ですよね。  ソ連の軍備についてもまともに報告すると「恐ソ病」のレッテルを貼られて、出世がなくなったとか。これは現実を知ることへの恐怖そのものですよね。このようなことは現在も進行中ですよ。第二次世界大戦敗戦までの日本がしてきたことを直視しないということね。  農業政策でも今までのすべての農家に農業という政策が農業放棄地を増やしてきたということを直視していないですよ。海外の農家とではなく、国内の他の産業との生産性競争に負けたのですよ。だから、後を継がないのですよ。  最近の東芝の問題もかな。中学校等の組み体操もだれが感動しているのかな。聞けば、とりあえず「感動した」とかいいますけどね。子供たちは優しいですからね。  現実を直視する力がないのですよ。だから、過去のしがらみにへばりついて思考停止状態になってるのですよ。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2015年11月23日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No171

皆がしていることはよいことばかりか。この「皆」というのは「多数」程度ね。   どのようにして、視床出血・意識不明あり・左半身完全麻痺からグー・チョキ・パーが楽にできるようにしたのかについてね。   どのようにして、視床出血・意識不明あり・左半身完全麻痺から小走りまで指導してもらえたのかについてね。   ボトックス療法中の筋トレと感覚麻痺での筋トレについて思うことね。   同じような脳卒中で幼児とかの年少者と我々成人とで神経細胞の再接続の早さの違いとその過程でのトラブルの多少についてね。   「病院食のお味」についてね。  11月16日(月)、皆がしていることはよいことばかりか。この「皆」というのは「多数」程度ね。ブログ村脳卒中カテゴリーで私みたいなリハビリ等が主な方がおられます。また何人かは「筋力がなくなった」として筋トレとかをされているのです。リハビリ病院入院中の同室者も筋肉トレーニングしていたような雰囲気があったのです。私は「なんで、そんな筋トレするの?」でしたがね。ブログ等を読んでみたりした結果、脳卒中での症状が不安だったのでしょうね。それで、「自主リハ」とかでも根拠なくというのも多いみたいですよね。それを自慢げに投稿されている方もいるのですよ。「根拠」と「そのリハビリによる成果」の投稿がないのにね。脳卒中は出血にしろ、梗塞にしろ、どこの部位でどの程度の範囲で起こったかで100000人の患者がいたら100000人通りのリハビリがあるのにね。高次脳機能の方からの失語症ですと、言語中枢という部分でも単語とイメージを繋ぐ部分が主なのか、単語を文字に置き換える部分が主なのかといろいろあるわけですよ。記憶領域との連携が悪くなったためなのかともね。皆が思い込むことに「筋力低下の意味」についてね。脳卒中発症での筋力低下は脳が命令できなくなったためですよ。脳の命令力回復には筋トレまたは過剰リハビリは必要ないのに皆さん好きですね。マッサージ等で筋肉の緊張が解除できる程度まででしたらと考えているのですが。皆さん、筋緊張亢進→痙縮→拘縮一直線的にされる方が多いみたいですね。私は「可動域確保」、それも「楽な力での可動域確保」で20kgのハンドグリップが握れたり、数千歩連続歩行の中に階段昇降(1~5)ができるような足の筋力(持久力かな)も回復しましたよ。衣装ケース持ち上げとかもね。筋肉量維持は可動域確保動作でも結構有効なのですよ。感覚神経の戻りに応じて、筋トレ的なのを筋緊張亢進にならないようにしておけばよいと思ったし、実際実用筋力が回復してきつつあります。感覚神経の回復度合いで動作の正確度が上がるので、それに応じた筋力ね。  11月17日(火)、どのようにして、視床出血・意識不明あり・左半身完全麻痺からグー・チョキ・パーが楽にできるようにしたのかについてね。ついでに腕が楽に伸ばせるようになったのかもね。左右の手指の組み合わせも楽にできるようになった道筋ね。一言で言えば、屈筋優位の上肢だから伸ばすリハビリ主体にすれば、屈筋で曲げることが出るというものね。曲げたときの動作範囲が広くなるほど筋力も発揮されるというものですよ。生活動作も楽にできるようになるとね、でも、感覚神経の回復度に応じてだよ。ですから、動作テストも結構良いスコアでした。そうそう、腕伸ばしには手首を股に挟んでの引き延ばし動作もしました。手のひらは左右の手を合わせて指を伸ばした状態での押し合いもね。手首のそり返しもね。上肢での伸ばすことへのリハビリが「物を掴む」とかに非常に役立ちましたよ。グー・チョキ・パーが楽できるということがね。左右の手の組み合わせでは、最初の頃は麻痺手が抵抗勢力で組み合わせにくかったです。その後、徐々に指の間隔が健常側並みになっていったので今では楽にできます。パーは指を大きく開いての状態にできますよ。ですから、歯ブラシも楽に持てるし、タオル絞りも感覚の回復に応じて強く絞ることができるようにね。経験上、感じたことは「可動域の大切さ」です。屈曲腕や握々お手々でなにができるのですか。楽な力での可動域があれば、感覚の戻りに応じていろいろできるようになるものね。楽な力で動かす方が感覚の戻りも早いのでは。  11月18日(水)、どのようにして、視床出血・意識不明あり・左半身完全麻痺から小走りまで指導してもらえたのかについてね。皆さん、棒足や尖足などでお困りですね。これらの防止法もね。脳卒中だけですと、多くの場合、意識回復後しばらくしたら椅子に座れるようになりますよね。リハビリを含めて病気回復には可能な限り日中は上半身直立が良いのです。股関節・膝関節・足首関節等直角程度がね。血圧測定の時は背筋を伸ばしてふんぞり返りましょうね。前屈みは血圧上昇の基だよ。次が車いす両足ちょこちょこ歩行への取り組みね。PTのリハビリは「立つ」、「平行棒での歩行」、「杖歩行」と支えてもらったりしながらね。リハビリ病院転院後、3週目ぐらいには暴走族への道を車いす両足ちょこちょこ歩行で歩み始めていましたが、PTの土曜リハで90m杖なしで歩かされたときは「何するだよ。まだ、体の準備ができていない。」と思いました。3週目のPTでは模型階段での昇降練習ね。1ヶ月後あたりですと完全な暴走族になっていましたよ。ですから、健常者風歩行への練習が始まっていました。関節可動域があるかどうかが基準であったと思います。2ヶ月目には健常者風階段昇降ね。3ヶ月目には斜面昇降やボール蹴りや小走りね。経験上、感じたことは「可動域の大切さ」です。尖足や棒足は防ぐことができましたよ。だから、内反足にもなっていないしね。これも楽な力でできる可動域確保のお陰ね。  11月19日(木)、感覚麻痺の典型である視床出血で腕の動作等で感じたことね。感覚麻痺全盛の時は動かすにしても高緊張でした。ですから、適当に動かして、後は関節可動域確保動作主体ね。マッサージと合わせて考えると筋肉の柔軟性維持ね。筋肉感覚の回復を目指した動作等もしていますが、まだ、十分には回復していません。その結果は、やはり、まだ簡単に高緊張になるということです。筋力は案外回復していますよ。その筋力を持ってしても高緊張になっていると感じるときが多いのです。高緊張になると動かしにくくなります。ですから、「使えば使うほど筋緊張状態になりやすい」のが感覚麻痺だと感じました。高緊張を続けると、筋緊張亢進→痙縮→拘縮との道を歩むことになると当初より考えてリハビリに取り組んでいました。用語は後付けね。さらに適切適度なリハビリですと、感覚も徐々に回復してきました。まだ、途上だけどね。各筋肉どうしのバランス取りの試行による貧乏揺すり等のゴタゴタが出てきてます。幼児期等は予定された部位の神経細胞でしたが、我々は別の部位の神経細胞が絡んでの調節をさせているのですから、手間が掛かりますよね。ベテランの神経細胞は脳卒中でお亡くなりなったのですよ。お忘れなくね。幼児期でも結構試行錯誤しているだよ。これもお忘れなくね。匠の技へのときもね。  11月20日(金)、ボトックス療法中の筋トレと感覚麻痺での筋トレについて思うことね。脳にとってはどちらも運動神経系と感覚神経系とのアンバランスが起こっているのではとね。どちらも脳には筋肉の収縮情報として届かない、または、感じることができないですよね。私みたいな感覚麻痺ですと、センサーのないマジックハンドみたいなものです。視覚情報頼りのね。筋肉を緩めるということができない理由ね。普通は皮膚や筋肉からの感覚情報によって運動神経系の抑制ニューロンが働くことによって、興奮ニューロンの興奮が抑制されるのですよ。そして、筋緊張とかが解除されるのですよ。破傷風感染による症状が現れる理由は抑制ニューロンの阻害ね。破傷風では骨折するほどの筋力が発揮されることもあるのですけどね。ボトックスではボツリヌス菌毒素によって運動神経系の興奮ニューロンの筋接合部にダメージが生じ、筋肉に収縮命令が出せなくなるのですよ。大脳での命令で興奮ニューロンは興奮しますが、筋収縮が起こらないので、筋肉の感覚系は脳に収縮情報が送れなくなり、脳は命令と情報とのアンバランスによって、さらなる強力な収縮命令になる恐れが十分に起こりうるのがボトックス後の筋トレかな。このアンバランス状態を脳が定常状態と手続き記憶されたらどうなるのでしょうね。  11月21日(土)、同じような脳卒中で幼児とかの年少者と我々成人とで神経細胞の再接続の早さの違いとその過程でのトラブルの多少についてね。乳幼児でのいろいろな要因で脳卒中の可能性はあります。ただ、確率は非常に低いですけどね。一般の手術とかでも普通は若いほど回復が早いですよね。その代わり、副作用などは成人より出やすいかもね。まあ、高齢者は別の意味で副作用が出やすいですけどね。樹状突起等を伸ばす力も細胞が若いほど強いですよね。ただ、脳全体での損傷割合とかが大きすぎると・・ですね。これは成人も同じですね。同じような割合ですと、年少者の方が回復が早い可能性が高いですね。でもね、四肢の場合は「楽な力での可動域が確保されている。」というのが最低条件だと思います。脳卒中は多くの場合遺伝子の保障期間の過ぎた年齢で起こりますので、樹状突起等の伸びも悪くなりはずね。だから、神経細胞間の再接続がおこなわれるまで時間が掛かるわけね。この間、可動域を確保し続ける必要があるのですよ。幼児でも拘縮とかになっていたらその部分の動作は無理ですよね。廃用症候群とかは年少の方が進みは遅いかと思います。高齢になるほど新陳代謝が遅くなるので再生力も落ちるのですよ。なんとか修復だけでもしようとLDLコレステロールを増やしているのかな。ヘマにLDLを減らすと体の修復ができなくなりますよ。早死にのもとね。「医者とクスリに殺されない患者術」によると、スタチン(LDL低下薬)は副作用で50人に一人程度糖尿病になるようです。また、神経細胞間の新しい接続ができてもより良い接続に修正するのも高齢になるほど時間が必要かともね。痙縮や拘縮などにしてしまったらさらなる時間が必要にね。  11月22日(日)、「病院食のお味」についてね。久しぶりに病院食のお味について投稿があったので、ネタに困っていたのでのりましたよ。高血圧とかいわれている人は多くの場合、塩分の摂取量が多いといわれています。この点については疑問が出てきているようです。ただ、病人は薄味が苦手な方が多いようですね。「病院食が不味い」という大きな理由が「薄味」ですよね。味覚は「お袋の味」に象徴されているように習慣性なのです。そして、いろいろな味があることを知らないということもね。短期海外旅行で日本食を追い求めるとかもかな。帝国ホテルのある調理長さん(取締役になられた方ね)が日本経済新聞の私の履歴書に「先輩の味を覚えた」というようなことを書かれていました。織田信長は濃い味好きね。ですから、京料理は嫌いだったとか。味覚味は学習なのです。ですから、病院食等ではお話とともにいろいろな濃さの「利き味」を入院患者にして比べてもらうと不平は減少すると思います。ほかの味覚を知らない上に特定の味付けに固執している場合が多いですからね。それと、栄養士さん等は病室に配膳された時点での毒味を必ずしてね。自分らも患者が食べるのと同じ時点でおいしく食べられたかをね。でもね、「お粥」は絶望的かな。あの量ではね。だから、救急病院で「普通食に変えて」と2月中言い続けた訳ね。3月3日には「お寿司」だからね。この病院は以前に潰瘍食の患者に「おこわ」をだしているのにね。私のこの時はお粥のまま。グスン。救急病院への恨み言ね。食い物の恨みは怖いよ。

2015年11月22日日曜日

予防接種で思うこと

 冬になってきましたね。インフルエンザの予防接種の季節ですね。ところで、私は30年以上インフルエンザの予防接種をしたことがないのです。そして、今年もしないでしょうね。  理由は直接咽の粘膜細胞に感染するインフルエンザには体液中に抗体を作っても効果がないと思っていました。先週、日本経済新聞土曜版の健康面で国立感染症研究所のインフルエンザ研究センター長の方が「ワクチンで感染は防げない。重症化を予防するもの。」との記事がありましたよ。  ところで、インフルエンザ脳症とかを調べてみたら、インフルエンザウイルスは脳にはいっていないとあったのでした。高熱により何らかの病変が起こって脳症になるというのをウィキペディアで読みましたよ。調べてみてね。  また、この頃、肺炎ワクチンの広報が盛んにおこなわれていますが、肺炎のうち肺炎球菌にのみ効果があるのですよね。誤嚥性肺炎に対しては無効ですよね。製造会社によって20%~30%や40%とかあるみたいです。こちらはインフルエンザワクチンと違って効果があるみたいです。  破傷風ワクチンは機会があれば接種しておきましょうね。狂犬病は治療法がないですよ。予防接種で防ぐしかないのです。ヨーロッパを含む大陸で狂犬病が絶えないのは野生動物が宿主になっているためだというのです。いつ、日本に持ち込まれるか判らないので是非犬の予防接種を。  天然痘の予防接種も効果があったので撲滅宣言が出されましたね。ポリオも効果が高いワクチンね。その昔、ポリオ用のソークワクチン生産の設備を整えたときにソ連で「生ワクチン」が開発されました。ソークワクチンは毎年接種でしたが、生ワクチンは一生に一度で良くなりましたの生産設備は余剰になったので・・・のワクチン製造を始めたというお話もありますよ。  日本の予防接種で、法律による接種で思うのは副作用被害者への救済の悪さです。社会的免疫という考え方があって、全員でなくてもある一定割合以上になると感染が広がりにくくなるというものね。これに協力しているのに被害に対して救済の悪さ。未だに不十分ですよね。それと、医師の副作用への鈍感なことね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2015年11月16日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No170

救急病院に入院直後のリハビリで「他動による可動域確保動作(ROM訓練)」から始まる私の思う理由ね。   「脳卒中とビリギャルの似ているところ」ね。   先週、ブログ村脳卒中カテゴリーである方が「失語症」について、適切な解説をされていました。   10日午後7時NHKニュースでロボットリハビリ関係が放送されていました。   「脳卒中での手術適応」についてね。   私のような「感覚麻痺での動作をできるようにする方法」ね。ただし、「動かせる」だけだよ。   「リハビリ6ヶ月説」についてね。この説でリハビリ病院が6ヶ月で退院になるのですよ。  11月9日(月)、救急病院に入院直後のリハビリで「他動による可動域確保動作(ROM訓練)」から始まる私の思う理由ね。「ぐにゃぐにゃのからだの維持」?ですよね。私自身はグニャグニャを気にしていなかったので記憶にないですよね。ただ、救急病院入院当時の夜かな。まだらで意識が戻るときがあって、「鼻が詰まる」ということでベッドの背中側をリモコンであげていたら(角度不明)、気がついたら頭を下にしてベッドからぶら下がっていました。このとき、背中がベッドについているから大丈夫かなと思ってね。実際は頸椎損傷の一歩手前でした。頭頂が床と仲良くしていました。グニャグニャだったのですよね。どちらかというと「グニャグニャ」に保とうとしていたからリハビリ病院で「奇跡的回復」かな。でも、ある時期からは「関節の可動域確保」でしたよ。上肢の動作テストではよいスコアを出したし、下肢の方は小走りまで指導してもらいました。ですから、「リハビリは楽しかった」ですよ。医者がいなければもっと楽しかったと思いました。楽な力での関節の可動域の有無が四肢のリハビリの長短を決めると考えるようになったのです。ですから、楽な力での関節の可動域確保を。ラジオ体操が楽にできるような関節可動域を。ジャンプは別ね。ラジオ体操は関節可動域確保の体操だと思います。指はラジオ体操のほかで可動域確保をね。  11月10日(火)、「脳卒中とビリギャルの似ているところ」ね。脳卒中患者も映画のビリギャルも最初は現状認識から始まるのですよ。「現状」というのは脳のどの部分で障害があるのか、そのことから考えられる高次脳機能や四肢等の障害ですよね。ビリギャルもその時点での学力等の状況ね。何について理解できていて、どのあたりから判らなくなっているのかとかですよね。現状に応じた適切適度なリハビリや学習の開始ね。健常者と同じことをしようとしても弊害ばかりだし、ギャルの方も高校レベルから復習させたら、ギブアップものでしたでしょうね。私も多くの脳卒中患者さんがしていたと思われるリハビリ?をしていたら、リハビリ病院で「奇跡的」などいわれていないと思います。ギャルさんも焦ることなく地道に手順を踏んで学習されたのですよね。感覚麻痺で感覚神経が回復していないのに筋トレは小学生に大学レベルの学習をさせるのと同じようなものですよ。手順があるのですよ。一度できていたことができなくなる脳卒中では、「前に一度できていたから」と無視されやすいのですよ。学習もじっくり立ち返って復習するというのがされにくいのと同じかな。躾で子供ができないことでいらつくのも同根かな。子供の学力でも親等の評価の仕方が間違っているために低学力というのがよくありますよね。リハビリもね。リハビリはがむしゃらにすれば良いというものではないのですよ。適切適度ね。  11月11日(水)、先週、ブログ村脳卒中カテゴリーである方が「失語症」について、適切な解説をされていました。「構音障害」だけですと、筆談とかができるはずですよ。聴覚障害によって聞き取れない場合も筆談ね。このふたつは上肢に障害がないのなら、手話も使えますけどね。聴覚障害にも視覚障害にもいろいろありますね。高次脳機能障害になると、言語中枢等に障害があるためですよね。聴覚で聞いた「音」を声として認識できない場合や各音は判っても連続させて単語に構成できないとか。視覚でも「図形としてだけの文字」が見えても「意味のある文字」に変換できないとかもね。発音にしても正しく発声中枢に命令が出せないとかね。単語や文を理解する部位の障害であったりとかいろいろですよね。どのような障害かによってリハビリの方法が違ってきますよね。「思考」を司る部位での障害による「支離滅裂」的なのもあると思います。先月でしたか、低血圧(最高が62mmhgでしたか。脳梗塞にも注意してね)で救急を見学された方の旦那さんは高次脳機能障害による失語症とブログより感じています。それと、四肢の麻痺ね。ですから、脳卒中では脳のどの部位に障害が起こったかがリハビリの方針を考える上で非常に大切なのですよ。高次脳機能障害ではテイラー氏の「奇跡の脳」にあるように意思伝達をする場合、幼児を相手にしているとき以上にゆっくりとする必要があると思います。字が書けても文として理解できているかどうか知らないよ。状況を良く見極めてね。  11月12日(木)、10日午後7時NHKニュースでロボットリハビリ関係が放送されていました。特定難病7つでしたか、対象にロボットアシストスーツを医療機器として認可したというのです。番組に登場された患者さんの歩行リハビリに使われて成果が出ていましたが、この患者さん、関節可動域が確保されているようだし、尖足でもないようでしたよ。筋力が低下した患者さんに有効のようですね。関節を動かすのに怪力のセラピストさんが何人も必要な方ではないようです。このような装置が出てきたということは「筋力低下」は問題ではなく「関節可動域の有無」が問題になるでしょうね。ボチボチの年齢までのボチボチの筋力保持者が脳卒中で四肢が麻痺した場合、可動域確保を主体にしたリハビリをしていたら、最悪でもロボットスーツで歩行とができるようになるということですよね。筋緊張亢進から痙縮や拘縮に進めてしまうとボトックス適応外になるとロボットスーツ等の適応外になるということですね。ニュースの映像から見えたことは「関節可動域は確保されていたよ」ということでした。ですから、発症直後のグニャグニャでもよいということですが、適切適度なリハビリをしていないと廃用症候群になって仕舞って、これまたロボットの適用除外になって仕舞いますよ。ボチボチの脳卒中患者は可動域確保の適切適度なリハビリをしていたら大抵自力で歩行はできるようになりますよ。  11月13日(金)、「脳卒中での手術適応」についてね。脳梗塞では発症後の手術というのはないようですね。するにしても薬物治療ね。頸動脈での予防的手術があるそうです。ですから、手術というのは脳出血ね。「脳出血 手術」で検索してみてね。私の視床出血は「手術適応外」ですが、脳圧亢進時にのみドレナージ術をおこなうことがあるというものね。脳幹部も「適応外」のことが多いです。大脳の頭蓋骨に近いほど血抜きの「開頭術」がおこなわれることが多くなるということです。血腫の大きさ等で手術による除去が必要な場合は相当深くてもおこなわれるようですが、その部位に達するまでの正常な脳組織を傷つけてしまいことも起こりますよ。ですから、手術によって新たな障害が発生するということもね。視床出血ですと出血量が10mlを超えると死亡率が上昇します。20mlぐらいですと全滅ということですが。部位によってはもっと多くても死亡する率が視床より低いところもあります。出血量と障害の程度とかはどの部位での出血かということですから、「脳内出血」とかいうだけでは判らないのです。ですから、医師は脳の模型も使いながらわかりやすく詳しく説明するべきです。脳は各部で分業しながら共同して働いています。この説明とね。  11月14日(土)、私のような「感覚麻痺での動作をできるようにする方法」ね。ただし、「動かせる」だけだよ。感覚が麻痺状態だからね。自動車教習所での最初の教習みたいなものかな。普通、動作は皮膚感覚・視覚情報・筋肉感覚等がある状態でしていますよね。熟練してくると視覚情報がなくても皮膚感覚と筋肉感覚があればできることが多くなりますよね。私みたいな感覚麻痺は「皮膚感覚と筋肉感覚」が失われたのですよ。視覚情報はあるので無傷な運動系を使って何とか「動かせる」にはできるのですよ。私も最初に指曲げができたときは「じっと手を見る」状態でした。その前に「指伸ばし」が必要だけどね、これは外力でも良いと思います。「視覚情報」で皮膚感覚や筋肉感覚の代償をすることで動かせたのです。ところが、車いす両足ちょこちょこ歩行の場合は?で足自体は見てないのに動かせたのでした。???。足って結構エー加減なのかな。どう動いているのかなんて判らなかったよ。座っているから動かせたのですよね。それで、腕や手の方も足も目を閉じての左右あわせを毎日毎日しています。これは筋肉感覚の左右あわせね。歩行のときに絶対必要な感覚ね。斜面等での歩行で地面をちらっと見た程度で歩く場合ね。話を戻しますが、感覚麻痺だけの場合、運動神経系や筋肉・関節などは無傷ですから、主に視覚等を利用して感覚の代償をおこなうことに成功すれば「動かせる」ようになると思います。実際、動かせました。ただ、皮膚感覚と筋肉感覚が復活してきた程度に応じて正確さや筋力が回復しますので、目を閉じての左右合わせ等の感覚回復のためのリハビリを欠かさずしましょうね。どの程度の回復かについては「動画と静止画」カテゴリーを見ていただければ幾分かは判っていただけると思います。左半身完全麻痺程度で救急病院に入院日と退院日を含めて34日間でした。リハビリ病院は退院を引き延ばして109日間ね。初期症状は意識不明状態で救急病院に搬入され、左半身完全麻痺程度ね。  11月15日(日)、「リハビリ6ヶ月説」についてね。この説でリハビリ病院が6ヶ月で退院になるのですよ。初期症状によっていろいろですが、多くの場合、適切適度なリハビリができれば6ヶ月で仮復旧的な当座の動作等では十分ではとも思います。急速な改善みたいなのが6ヶ月を境に見られなくなるというものね。ところが、本格的回復までのリハビリは症状によっては死ぬまで続ける必要があると考えています。そのためには退院後の継続的な支援の仕組みがあればですけどね。適切適度から外れる可能性を防ぐためね。私の体験では、6ヶ月ぐらいまでは代償的感覚利用で動かせるようになったのです。左半身側の感覚ではなく、視覚と健常側の感覚を利用してです。理由は感覚麻痺ですから、運動神経系や筋肉・関節等は無傷でした。麻痺側の皮膚感覚と筋肉感覚が途絶えたということによる動作麻痺です。残存の脳機能を利用するというのに脳が気がつけば動かせるようになりますよ。ところが、肝心の麻痺側の感覚情報がないので「動かせる」だけですよ。これを「回復」ととらえて過剰リハビリで酷い目にあっておられる方が結構おられるようです。この代償的利用による回復は6ヶ月ぐらいで進歩がなくなったのですよ。この後の回復の進歩は「脳での神経細胞間のつなぎ替え」ということが必要なのですが、これを入院でするとなると数年から数十年は必要になると思います。ですから、通院や訪問による適切なリハビリ援助が必要です。現在、発症後3年9ヶ月ほどになりますが、可動域が確保されているので徐々に回復の成果は出ています。見た目には問題ありと思うおっちょこちょいもいるでしょうね。例えばコンタクトレンズの位置についての瞼の感覚回復状況では、「単に装着できる」では発症直後より存在感覚的には悪いですが、レンズ位置感覚的とかは判るようになってきています。ずれた場合に戻せるようになってきているのです。脳卒中リハビリでは、「脳の残存機能を利用したリハビリ」と「脳での神経細胞間のつなぎ替えによる本格的回復へのリハビリ」の2段階があると考えています。感覚麻痺では当初の「脳の残存機能を利用したリハビリ」が6ヶ月ぐらいの方が多いのではと思います。高次脳機能とかははじめから6ヶ月なんていうのは無理かもね。医療費の問題による6ヶ月かな。まあ、ドジなりリハビリで症状固定が6ヶ月ぐらいというのもあるのかな。

2015年11月15日日曜日

負の連鎖 家庭の躾でも国家運営でも

 報道によると、京都市内の小学生が大麻をすっていたとか。家宅捜査の結果、この小学生の兄とその同級生が大麻の件で逮捕されたというのです。  この場合は兄弟間ですが、親子間でもありますよね。有名なところでアル中のとその子供ですよね。アダルトチルドレンという言葉はこの関係からできたということです。  このほかにも暴力的家系とかもね。子供は親を見て育つのです。そして、親にされたことに反応しながら育つのです。ですから、親と同程度の職業に積極的ではなく就業してしまうのです。歌舞伎役者の子が歌舞伎役者になるとかは次元がちがいますよ。そう、良い方も連鎖しやすいのです。  国家とかは家庭環境に関係なく子供が能力を発揮できるような環境をつくるべきです。  連鎖しやすい理由は「発想」が似てしまうということが大きいと考えますが、さらに経験したことに固執しやすいことや人格形成での欠陥を受け継いでしまったということか。  帝国陸軍とかで見られた現象かもね。でもね、第一次世界大戦ぐらいまではジュネーブ条約を遵守していたのに、その後、無視の方向にね。第二次世界大戦では日本兵はジュネーブ条約の教えがなかったから、捕虜になるとベラベラしゃべったりや、敵さんの捕虜の扱いが・・。  日露戦争での戦史改竄の伝統はその後もね。または箝口令ね。玉砕の伝統は、被害者が死ぬのを待つという伝統にかな。玉砕では大本営の参謀とかはのうのうとかな。  黒船開国の時の「のらりくらりの外交交渉術」は今も健在のようだしね。  庶民の活躍でなんとか持ちこたえている日本かな。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2015年11月9日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No169

意外と連続的に歩いています。   「人格障害」について、甘く見られているのではとね。   脳卒中リハビリはほかの患者さんと進捗具合を倉べったって仕方外ですよね。   「瓶の蓋開け」がいつ頃からできるようになったかの回想。ちゃんと記録していたら良かった、後悔ね。   健常者風歩行や健常者風階段昇降への道。完全な左半身麻痺状態からですよ。   幾度でも繰り返しますよ、「脳卒中だけの場合は四肢ではグニャグニャになるのが当たり前です。   「グニャグニャの状態」を保つことができたらロボットリハビリが楽に受けられると考えています。  11月2日(月)、意外と連続的に歩いています。数分間の休息1回を無視するとほぼ毎日休息抜き1時間ぐらいとかはありますしね。そうそう、歩幅は70cm以上が普通ね。歩数は1分100歩は超えているのも普通ね。ただし、花子との散歩時は歩幅、歩数でいろいろな組み合わせにね。でも、花子との散歩では朝が2000歩ぐらいで夕方が3~4000歩ぐらいね。先日、通院の帰宅で3000歩ぐらいと花子の散歩など合わせて7000歩ぐらいを休息なしでね。1日の歩数は12000~15000歩ぐらいですよ。歩幅は70cmぐらいはありますので距離にすると8.4kmから10.5km程度ですかな。これに百貨店の1~5階の健常者風階段昇降が加わります。これ以上ですと日頃の運動という範囲を超えることになるかもね。  11月3日(火)、「人格障害」について、甘く見られているのではとね。例えば、アル中ですが、お酒を飲まなくしただけでは解決にならないのではと思いますし、大河ドラマの「花燃ゆ」のばくちではまっているトメの亭主も人格障害の一種として描かれているのではとね。ついでに「共依存」というのもね。アル中はお酒が飲めた場合で、飲めない場合はお酒以外のもに執着するというのです。ギャンブル中毒、買い物中毒、仕事中毒等々ね。仕事中毒の社長のもとですと、ブラック企業的にかな。ブラック企業はいろいろあると思うのでそのうちの一種ね。これらのアル中タイプですと「威張る」というのも出てくると思うのです。「人格障害」の修正は本人が修正する気になり、周りからの適切な援助が必要なのですよね。神戸の元少年Aはネット等からの情報によると「修正に失敗した」とも感じています。その昔の永山則夫は修正に成功したとも感じています。そこら中にいるのが「人格障害」ですが、程度はいろいろですよね。長崎県の児童相談所に重症者が目立ったようでしたが、今はどうなのでしょうか、誰か教えて。  11月4日(水)、脳卒中リハビリはほかの患者さんの進捗具合と比べても仕方ないですよね。あるブログで比べられて辟易していたという投稿がありました。このブログでの様子では比べて見栄を張っていたのは人格障害だったのではと感じました。脳での損傷状況は人それぞれだし、四肢等では発症時までの体の状況や使い方も影響するのでね。それとドボンと落ち込んでいた方は回復は遅れるしね。回復の兆候が出てきたときから過剰に走ると遅れるしね。この「遅れる」というのは、その方が発症当初から適切適度なリハビリをしていたらという前提ね。ほかの方のリハビリ状況がヒントになることはあまりないですよね。ただ、悪い例はよくわかると思います。ところが、悪い例を真似したがるようですね。リハビリ病院を着座での車椅子両足ちょこちょこ歩行で暴走していたのにほかの患者さんは理解できなかったのではと思います。ブログ村でのブログでも「脳出血」「脳梗塞」などとあっても部位が判るのは「視床出血」と書かれている人ぐらいですね。視床梗塞の方もおられますが。もっといえば「視床出血」でも出血の広がり具合で症状は異なります。10mlあたりより死亡率が急上昇ね。ですから、私はひたすら「可動域の確保」、それも「楽な力での関節可動域の確保」があって、派生的に健常者風に歩行ができるようになっただけですよ。歩行ができるようになり、単独杖歩行が許可になったら運動量確保のために一日10000歩以上を目指すのは当然ね。私はリハビリ病院での隣人は「私より動作ができるようだ」とは思いましたが、私は車いす両足ちょこちょこ歩行を毎日欠かさずしていました。ほかの隣人には「車椅子って丈夫だな」と思った方や重症みたいと思った方もいました。お互い進捗状況を比べ合ったりなどもしていなかったですよ。その方が全員回復が早くなると思います。それと、取り組んでいるリハビリとかはよく聞かしてもらいましたけどね。話をされる方はその方が回復に良いと思いました。でも、「この方、初期にドジッたのでは」とかを思った方が談話室友達にいました。なにせ、ある時点で初期症状から見て「奇跡的回復」を実感していたものでね。自主リハはサボり気味の状態なのにね。  11月5日(木)、「瓶の蓋開け」がいつ頃からできるようになったかの回想。ちゃんと記録していたら良かった、後悔ね。救急病院入院中のOTで三角コーンを掴んで運ぶリハビリをしていたとき、指伸ばしに苦労していたのでした。そうしたらセラピストさんが「指を伸ばせたら楽に掴めるよ」と教えてくれました。それで、病室に戻ってから「指伸ばし、腕伸ばし」をしましたよ。感覚麻痺なので運動関係は無傷でしたから体全体?を使っての動作を工夫していたら、徐々に目的の左腕と左手の指伸ばしができるようにね。股に手首を挟んで背筋で腕伸ばしみたいなのにも挑戦しましたよ。でも、徐々に動作ができるようになっても時間の掛かること、掛かることね。力は入らないしね。可動域確保だけはしていましたよ。「掴む」で筋緊張度があがるので、ボチボチね。そうこうしているうちに割と楽に「物を掴む」というのができるようにね。リハビリ病院で「お茶」をあるときから自分でつくるようになったのですが、水筒の蓋とかの開閉はできるようになっていました。だから、自分でしたのですよ。いつごろからかペットボトルの蓋の開け閉めもできるようにね。当然タオル絞りもリハビリ病院入院中からしていましたが、入院中はボトボトね。徐々にきつく絞れるようにね。退院後、ジャム瓶の蓋を最初に開けるのに挑戦していましたが、できるようになったのは退院後2年ぐらいだったかな。筋トレタイプのリハビリはしていないですよ。でも、ハンドグリップ20kgのが握りこめるようになりましよ。大型の衣装ケースを持ち上げたりもね。上肢は未だに「腕伸ばし・指伸ばし」を毎日欠かさずしています。「腕伸ばし・指伸ばし」は死ぬまで続けることになるのではと思います。明日は「足の可動域確保」についてね。初期症状は左半身完全麻痺だよ。完全な感覚なしね。  11月6日(金)、健常者風歩行や健常者風階段昇降への道。完全な左半身麻痺状態からですよ。昨日も書きましたが「感覚麻痺」ですと、感覚系以外は無傷ね。感覚の代用で「動かせる」にはしやすかったですよ。「動かせる」だけね。でも、この前にすることが「可動域の確保」ね。でも、足は腕と違ってベッドではできなかったです。ベッドからの頭を下にしたぶら下がりをしたので尿道の管がとれたら車椅子に座らせてくれました。それも毎日半日以上ね。そして、股関節・膝関節・足首関節それぞれ直角程度にして座っていました。寝るときはベッドで伸ばしてね。早期の車椅子への正しい着座ね。尖足予防に効果的とリハビリ病院退院後に感じました。上半身直立の時間が長いというのもリハビリには効果的でした。救急病院のPTでは、立ち上がり、平行棒での歩行、杖歩行でしたが、距離は短いよ。そして、ぶん回しだったかもね。そして、着座での車椅子両足ちょこちょこ歩行を教えてもらいました。が、花開くのはリハビリ病院ね。踵着地のつま先蹴りね。この動きに麻痺側がついてこれるようになったのです。車椅子の特性上、ぶん回しはできませんよね。車椅子で暴走までできるようになると闇リハなどする気が完全になくなりましたよ。両手は自由に使えるし、座っているから疲れも少ないし、歩くより速いしね。まあ、病院の中だからいえることね。退院後感じたことは健常者風で歩くことができ、階段昇降もできるというのは行動範囲が車椅子より広いということね。で、話を戻しますが、暴走できるほど膝関節や足首関節が動くので早期に健常者風歩行の指導が始まったということでした。さらに健常者風階段昇降、そいて、小走りやボール蹴り、斜面の歩行(上り下りともね)とかも指導してくれましたよ。「着座での車椅子両足ちょこちょこ歩行万歳」ね。  11月7日(土)、幾度でも繰り返しますよ、「脳卒中だけの場合は四肢ではグニャグニャになるのが当たり前です。脳がコントロールできなくなるからです。」ということをね。なぜかというと脳卒中で脳に障害が起こったためです。それだけですよ。脳が受け入れできるようになるまではグニャグニャの状態を保っておけばよいのですよ。脳の受け入れ状況に応じて動作等のリハビリを徐々におこなうことですよ。これより早くしようと焦ると筋緊張亢進や痙縮や拘縮状態ね。諦めると廃用症候群ね。「動かせる」と「トレーニングできる」とか「=」(イコール)ではないですよ。乳児のバタバタと手足を動かしている程度かな。幼児期まで成長するのを待つ必要があるのです。適切適度なリハビリを根気強く続ければ必ず回復しますが、いつ頃になるかは神様に聞いてね。こんな調子でリハビリ病院で「初期症状から見たら奇跡的回復」といわれたのです。脳での神経細胞間のつなぎ替えが完了するまではグニャグニャの状態を維持しましょう。「動かせる」だけはつなぎ替えを待たずに脳の残存回路の切替でできることがありますが、仮復旧ですよ。高次脳機能障害は「脳での神経細胞間のつなぎ替え」が起こるようにして完了を待ちましょう。  11月8日(日)、「グニャグニャの状態」を保つことができたらロボットリハビリが楽に受けられると考えています。普通はグニャグニャのままにするのが大変ではと思いますけどね。だから、「可動域確保のための他動動作」があるのですよね。ロボットは健常者並みの関節可動域を前提としているはずです。ぶん回しの二足歩行ロボットがありますか。二足ロボットは健常者風に歩きますよね。手や腕も健常者風を前提としています。グニャグニャは当初にとどめて、楽な力での健常者並みの関節可動域の確保が大切であると考えるのです。脳の再生医療ですと、成功しても拘縮ではピクリとも動かせないと考えられるのです。成功しても一気に発症前の神経の数を再生することはできないと考えています。ですから、力を出せても微力でしょうね。だから「か弱い力で確保できる関節可動域」ということが重要ですよね。私みたいな完璧な感覚麻痺でも、感覚麻痺のときは可動域があれば自力で動かせるようになりますよ。でも、注意してね、可動域をなくさないようにね。関節可動域がなくなるとロボットリハビリも脳の再生医療も対象外になりますよ。

2015年11月8日日曜日

安倍首相は「歴史認識」の意味を理解できないでしょうね。

 「歴史認識」でまじめに活用しているのがドイツですね。そして、ヨーロッパで盟主になりつつあると思うのです。でも、フォルクワーゲンはどじりましたね。過去に企業経営での誤魔化しでどれだけの企業が衰退していったかの教訓が生かされていない漢字です。  国としてのドイツは1975年の元大統領の「荒れ野の40年」という演説に示されている通りに今も取り組んでいますが、ロシアは歴史の教訓を生かしていないですね。  日本はどちらかというとロシアタイプですよ。  故司馬遼太郎氏が「雑談 昭和への道」のなかで述べられた「自己解剖の勇気」というのもドイツが取り組んでいる歴史への取り組みですけどね。米英は「公文書公開」とかでこの「自己解剖」の切っ掛けとしていますが、日本はどうなのでしょうか。  アメリカは「自己解剖」をドイツほどしていないような気もします。なにも「自己解剖」をしようとしないのが日本ね。ですから、あの大戦への道でしてしまったのと同じタイプの失敗を繰り返していますよね。  敗戦時に在郷軍人会までもが文書の焼却廃棄をした国ですから、「後世のため」という意識がなかったのですね。  この伝統を強く引く継いでいる政権ですから、「歴史から未来を見る」ということができないと考えられるのです。「過去に目を閉ざすものは未来にも目を閉ざす」ということです。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

2015年11月2日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No168

低血圧で脳梗塞が血圧正常範囲?に比べて増える理由についての推論。   いつまで続く「感覚の復活劇絶賛上演中」。   先週、あるブログに「大雑把な回復」の期間についてありました。   脳卒中リハビリで大切なこと。   「骨盤底筋訓練」があるというのです。   「リハビリは人間の自然治癒力による回復を手助けすること」で、「現状では医療の範疇を超えた営みであることを認識すべき」ではと考えます。   リハビリは希望を持って、「あら、もうできるようになっちゃった」的に考えましょう。  10月26日(月)、低血圧で脳梗塞が血圧正常範囲?に比べて増える理由についての推論。高血圧状態や正常範囲?に比べると低血圧は最高血圧と最低血圧の差が少ないですよね。血流は最高血圧と最低血圧の差に依存していると考えられるのです。その上、低血圧はもともと心臓の血液を押し出す力も弱いですよね。両方で血流速が遅くなるますよね。血流速が遅くなるほど血栓とかができやすくなりますよね。血流の淀みとかでも血栓ができるといわれていますね。脳卒中で血流がなくなったことに対して起こるのがクッシング現象ですよね。脳卒中部位への血流を増加させるための高血圧現象ですね。脳卒中直後の高血圧状態はクッシング現象の可能性が大きいですよ。もともと低血圧の方はクッシング現象で少しだけ高血圧だったりしてね。メルクマニュアルにある「深部静脈血栓症(DVT)」の発症原因の一つに「血流速度の低下」というのがあります。過度な降圧は最高血圧と最低血圧の差の縮小を招き、血流速度の低下を招くことになると考えられるのです。その結果としての脳梗塞の発症がおこると考えられるのです。「深部静脈血栓症(DVT)」は全身どこでも起こる可能性があるともね。そして、流速低下は低血圧につきものと考えられるので脳への酸素やグルコースの供給も減少するのではとね。これに血糖値の低下も重なると低血糖性昏睡ね。ところで、血糖値も変動しますが、それ以上に変動が激しいのが血圧だと思うのです。ですから、血圧は適切な姿勢で一日に多数回測定することが必要です。できる限り、適切な姿勢ね。各測定時での姿勢をできるだけ同じにしてね。変動の様子がわかるようにね。ただ、低血圧は高血圧時より突発しやすい様に感じています。高血圧の方が予測しやすいようにね。血圧測定もストレスとなって血圧上昇を招いているのではともね。ですから、本当の血圧は測定不能?かもね。  10月27日(火)、いつまで続く「感覚の復活劇絶賛上演中」。でも、大根役者そのものですね。ドタバタや見苦しいとかね。それも、繰り返し繰り返しですよ。ハードコンタクトレンズの不調感が漸く治まりかけてきました。弱い不調はいつものことですが、強烈なのは久しぶりです。円錐角膜とハードコンタクトレンズの特徴上、装着していないとヒントがどこも合わないのと翌日以降短時間装着からになってしまうのです。眼鏡ではピントが合わないというのが最大の理由です。体のほかの部分でもね。筋力調整のための貧乏揺すりもね。昨年でしたか投稿しました、空砲と実弾の区別ができないとか。「左半身真冬」はいくらか治まってきています。左半身の方が冷たさをより強く感じているのですが、「震える」というのがなくなってきたのです。歩行の際の足首とかの感じ方も時々刻々変化していますよ。普通は朝の花子との散歩時が一番良くて、ギャルセラピストさんとの散歩時は「緊張」しているのか、よくないことが多いですよ。ガムをかんだときなど、口の中に「なぜ、残っているの」というのが最近頻発ね。いつ頃、元に戻るのかな。歯も違和感を感じたり平常に戻ったりとか。虫歯的痛みはないのが救いです。後は「書きにくい」の一言でおしまいね。体験者は判りますよね。でも、私は医者には言わないよ。こんなの治療法なんてない現象だからね。「左半身真冬」だけは言ったか。「一生治らない」でしたが、数年後には終了しそうです。一昨日の「痺れ」と今日ので「感覚の回復中」を実感しています。  10月28日(水)、先週、あるブログに「大雑把な回復」の期間についてありました。その通りですよね。年単位ですよね。症状等で異なってきますが、適切適度なリハビリでも10年とか必要なのですよ。「回復」をどうとらえるかというのがあります。「動かせる」は単に回復途上なのですけどね。それを回復したと思い込むのですかな。脳卒中では「脳の可塑性による脳の回復」があって本格的回復になるのですよ。乳幼児期と違って中高年での脳の可塑性にはより時間が必要なのですよ。その間、「適切適度なリハビリ」を行い続けていく必要があるのですよ。「諦めない、急がない、適切適度なリハビリ」をね。私の視床出血で意識不明にもなった完全左半身麻痺状態からの回復では、リハビリ病院入院中に健常者風歩行とかができるようになりましたが、感覚神経の回復がまだできていないので、徐々に感覚が回復してくる度に手直しが必要なのですよ。完全回復には10年以上必要と思っています。ところが、棒足や尖足・内反足などにされた方は健常者風にはなかなかできないですよね。それは「脳の可塑性」に麻痺部分の適切な動作刺激がないと、棒足ぶん回しとかで「脳での修復」が固定されたりしてしまいますものね。ですから、発症当初から「関節の可動域の確保」が最重要ですよ。この地道な可動域確保リハビリの敵の一つが「歩行は諦めてください」とかいう医師の発言ね。最大の敵と思います。脳卒中は脳の問題だけでいろいろな症状が出てきますので、脳が回復するまで発症直前の体の状態(関節の可動域等)を保てたら回復しますよ。ただし、脳の回復には時間が必要ですから「諦めずに適切適度なリハビリ」ね。寿命の方が早くなる方もおられるかと思いますが。適切適度なリハビリから外れると回復しなくなりますよ。適切適度でない場合は、廃用症候群に蝕まれたり、過剰で拘縮とかになって仕舞って廃用症候群にはまり込んだりとかね。  10月29日(木)、脳卒中リハビリで大切なこと。昨日投稿の衣装ケースを持つためにしたことは「腕伸ばしと指伸ばしと手首そり返し」ですよ。可動域があるから持てたのですよ。高次脳機能障害も含めて「意欲的に適切適度なリハビリ」なのですが、四肢についての方が理解しやすいと思います。最近実用化されてきている筋力補助ロボットなどは「関節可動域がある」という前提ですよね。関節可動域が他動によってでもよいから確保されているということですよね。できれば、筋肉や腱も柔軟である方がよいですよね。ロボットスーツなどは健常者風動作を前提としているためですよ。脳の再生医療でも同じことね。こちらはさらに「か弱い力で可動域が確保できる」ほうが成果が出やすいというかわかりやすいと思います。この条件がクリアできているのでしたら、多くの脳卒中患者さんは自力で「動かせる」になると考えますし、歩行も健常者風にできると考えられるのですけどね。問題はこの非常に地道なタイプのリハビリに意欲的に取り組むことができるかですよ。例えば、尖足なんて私は「廃用症候群」の一種と思うのです。落ち込んでの寝たまま状態ね。棒足もかな。屈曲腕や握々お手々などはやり過ぎかもね。廃用症候群みたいな写真をアップされている方もいます。いかに「患者や家族に適切適度なリハビリ動作という最低条件」をできるだけ早期に理解させるかということですよ。これを理解させるのが当初の担当医の大切な仕事と考えています。が、ブログの投稿などでは逆にリハビリへの意欲をそぐか、または過剰に走らせる説明が散見されるのです。脳卒中だけの場合は脳での障害で派生的に感覚麻痺や動作麻痺などが出るのですよ。ですから、脳以外の部分で廃用症候群を起こさせないようなリハビリの必要性、過剰なリハビリで痙縮や拘縮などを生じさせないような適切適度なリハビリの必要性を患者等に理解させるという基本的なことがされていないように感じています。脳卒中だけの場合はグニャグニャ状態の体が維持できれば回復は早いですよ。医療関係者はこのことを患者に理解させてください。ただね、症状やリハビリへの取り組み状況等で回復が見られる前に寿命がきてしまうこともあることもね。ただ、近い将来、関節可動域があればロボット活用でいろいろの動作ができるようになると考えられることもね。尖足対応の歩行アシストロボットてあるのかな、健常者風歩行アシストロボットは出てきていますよね。  10月30日(金)、「骨盤底筋訓練」があるというのです。先々週日曜日に「健康カプセル 元気の時間」で放送されていました。おならを我慢する動作を3秒ぐらいして2秒ほど休み、また3秒ほど我慢動作をして2秒ほど休みとかを1日に5分程度するというのがね。周りには気がつかれないということです。尿漏れになりかけたらお試しをですが、即効性がないかもなのでリハビリ同様辛抱強くね。その前の週は頭髪についてね。血行をよくするマッサージがお勧めのようです。「髪様シャンプー」の方が紹介されていました。どちらも検索されることを期待しています。それと、「夜間頻尿」予防法もね。寝る3時間ほど前から利尿作用のある飲み物を飲まないようにというのがね。「利尿作用のある飲み物、食べ物」については検索してね。検索しても屑サイトもありますので気をつけてください。夜間頻尿の防止法に「夜間寝たら深い眠りで寝たままを持続できるように」というのもありますが。眠りが浅くなって尿意を感じてというのもあるそうです。私は夜間、根性で8時間は我慢できますよ。今日のは「覚え」として投稿ね。  10月31日(土)、「リハビリは人間の自然治癒力による回復を手助けすること」で、「現状では医療の範疇を超えた営みであることを認識すべき」ではと考えます。まあ、人間の治癒力で回復しているのがほぼすべての病気からですよね。特にリハビリはこの思いが強いです。脳卒中だけですと、四肢などでは異常がないのですよ。嚥下とかでも咽などに器質的異常はなく脳によるコントロールができないだけです。では、高次脳機能も含めてどのように回復していくのかというと脳での神経細胞のつなぎ替えによる訳ですよね。2段階説の初期の方は残存の繋がっている部分での情報のやりとりでとりあえず動かせたりできるようになるわけですが、本当の回復には脳卒中でお亡くなりなった神経細胞の代わりを見つけ出して樹状突起等でつなぎ替えが起こったのちに漸くできるわけですよ。脳卒中以外でのリハビリで失敗している多くは「自然治癒の速さ以上に取り組んだ」とか「放置した」みたいなのですよね。スポーツ選手とかもよく失敗していますね。リハビリ成功例の方が少なかったりしてね。脳でのつなぎ替え状況等を感じ取りながらセラピストさんの手助けで回復していくものだと思います。  11月1日(日)、リハビリは希望を持って、「あら、もうできるようになっちゃった」的に考えましょう。リハビリ開始というのはそれなりに機能回復の見込みがあるということですよね。ただ、昨日投稿のように自然治癒力による回復には時間が必要なのですよ。この「時間」にどのぐらい必要かは判らないです。ですから、希望を持って取り組み、できるようになったことを見つけて増やしていくという心構えが必要ではと思います。筋緊張亢進や痙縮や拘縮などは脳での準備ができる前の過剰リハビリが原因でしょうね。脳での神経細胞間のつなぎ替え状況の範囲内でのリハビリにする必要があるのに脳卒中でダメージを受けた脳なのに健常者の脳と同じ働きができるとの考えでリハビリをするから問題が起こるのです。脳でのつなぎ替えは外からは判らないので手探りでのリハビリにならざるおえないでしょうね。でも、何日か前の投稿のように関節の可動域等があれば、ロボットリハビリに楽に対応できますよ。か弱い力での可動域確保ができていたら、脳の再生医療の対象になると考えています。このような可動域優先で今の私の回復があるのです。このブログの投稿を読み返してもらえればと思います。

2015年11月1日日曜日

トルコ人とクルド系、都心で大乱闘 国旗が原因か

 yahooで見つけたテレビ朝日系配信ニュースの表題です。  乱闘の背景には第一次世界大戦後にクルド民族が分断されたという歴史があるのです。オスマントルコの後継国家に相当する国家がクルド人の言語を封印しようとしていたという歴史もあるのです。  言語は民族の象徴です。言語には文字も含まれます。文字を持たなかった民族は外来の文字を借用することになりますけどね。漢字は中国発祥で、日本にあわせて改良してひらかな、カタカナを持つ日本風にしたのが日本ね。  明治維新では英語とかに傾注し、その後、日本語至上主義になり、敗戦後「日本語を止めてフランス語に」とかが出る国ですから、この言語弾圧の意味はよくわからない国民かもね。  だから、アイヌ語を圧殺していますよね。1910年から1945年まで「皇民化政策」で日本民族化を強いられたのが朝鮮民族ですよ。この事実は1000年経っても、教科書の項目程度ではなく民族の底流に流れ続けるでしょうね。何時爆発するかもしれない底流ね。  言語で問題を起こさないようにしているのがスイスであり、インドですよね。  国旗は場合によると民族の象徴であり、言語の象徴でもあるのですね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。