2015年11月2日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No168

低血圧で脳梗塞が血圧正常範囲?に比べて増える理由についての推論。   いつまで続く「感覚の復活劇絶賛上演中」。   先週、あるブログに「大雑把な回復」の期間についてありました。   脳卒中リハビリで大切なこと。   「骨盤底筋訓練」があるというのです。   「リハビリは人間の自然治癒力による回復を手助けすること」で、「現状では医療の範疇を超えた営みであることを認識すべき」ではと考えます。   リハビリは希望を持って、「あら、もうできるようになっちゃった」的に考えましょう。  10月26日(月)、低血圧で脳梗塞が血圧正常範囲?に比べて増える理由についての推論。高血圧状態や正常範囲?に比べると低血圧は最高血圧と最低血圧の差が少ないですよね。血流は最高血圧と最低血圧の差に依存していると考えられるのです。その上、低血圧はもともと心臓の血液を押し出す力も弱いですよね。両方で血流速が遅くなるますよね。血流速が遅くなるほど血栓とかができやすくなりますよね。血流の淀みとかでも血栓ができるといわれていますね。脳卒中で血流がなくなったことに対して起こるのがクッシング現象ですよね。脳卒中部位への血流を増加させるための高血圧現象ですね。脳卒中直後の高血圧状態はクッシング現象の可能性が大きいですよ。もともと低血圧の方はクッシング現象で少しだけ高血圧だったりしてね。メルクマニュアルにある「深部静脈血栓症(DVT)」の発症原因の一つに「血流速度の低下」というのがあります。過度な降圧は最高血圧と最低血圧の差の縮小を招き、血流速度の低下を招くことになると考えられるのです。その結果としての脳梗塞の発症がおこると考えられるのです。「深部静脈血栓症(DVT)」は全身どこでも起こる可能性があるともね。そして、流速低下は低血圧につきものと考えられるので脳への酸素やグルコースの供給も減少するのではとね。これに血糖値の低下も重なると低血糖性昏睡ね。ところで、血糖値も変動しますが、それ以上に変動が激しいのが血圧だと思うのです。ですから、血圧は適切な姿勢で一日に多数回測定することが必要です。できる限り、適切な姿勢ね。各測定時での姿勢をできるだけ同じにしてね。変動の様子がわかるようにね。ただ、低血圧は高血圧時より突発しやすい様に感じています。高血圧の方が予測しやすいようにね。血圧測定もストレスとなって血圧上昇を招いているのではともね。ですから、本当の血圧は測定不能?かもね。  10月27日(火)、いつまで続く「感覚の復活劇絶賛上演中」。でも、大根役者そのものですね。ドタバタや見苦しいとかね。それも、繰り返し繰り返しですよ。ハードコンタクトレンズの不調感が漸く治まりかけてきました。弱い不調はいつものことですが、強烈なのは久しぶりです。円錐角膜とハードコンタクトレンズの特徴上、装着していないとヒントがどこも合わないのと翌日以降短時間装着からになってしまうのです。眼鏡ではピントが合わないというのが最大の理由です。体のほかの部分でもね。筋力調整のための貧乏揺すりもね。昨年でしたか投稿しました、空砲と実弾の区別ができないとか。「左半身真冬」はいくらか治まってきています。左半身の方が冷たさをより強く感じているのですが、「震える」というのがなくなってきたのです。歩行の際の足首とかの感じ方も時々刻々変化していますよ。普通は朝の花子との散歩時が一番良くて、ギャルセラピストさんとの散歩時は「緊張」しているのか、よくないことが多いですよ。ガムをかんだときなど、口の中に「なぜ、残っているの」というのが最近頻発ね。いつ頃、元に戻るのかな。歯も違和感を感じたり平常に戻ったりとか。虫歯的痛みはないのが救いです。後は「書きにくい」の一言でおしまいね。体験者は判りますよね。でも、私は医者には言わないよ。こんなの治療法なんてない現象だからね。「左半身真冬」だけは言ったか。「一生治らない」でしたが、数年後には終了しそうです。一昨日の「痺れ」と今日ので「感覚の回復中」を実感しています。  10月28日(水)、先週、あるブログに「大雑把な回復」の期間についてありました。その通りですよね。年単位ですよね。症状等で異なってきますが、適切適度なリハビリでも10年とか必要なのですよ。「回復」をどうとらえるかというのがあります。「動かせる」は単に回復途上なのですけどね。それを回復したと思い込むのですかな。脳卒中では「脳の可塑性による脳の回復」があって本格的回復になるのですよ。乳幼児期と違って中高年での脳の可塑性にはより時間が必要なのですよ。その間、「適切適度なリハビリ」を行い続けていく必要があるのですよ。「諦めない、急がない、適切適度なリハビリ」をね。私の視床出血で意識不明にもなった完全左半身麻痺状態からの回復では、リハビリ病院入院中に健常者風歩行とかができるようになりましたが、感覚神経の回復がまだできていないので、徐々に感覚が回復してくる度に手直しが必要なのですよ。完全回復には10年以上必要と思っています。ところが、棒足や尖足・内反足などにされた方は健常者風にはなかなかできないですよね。それは「脳の可塑性」に麻痺部分の適切な動作刺激がないと、棒足ぶん回しとかで「脳での修復」が固定されたりしてしまいますものね。ですから、発症当初から「関節の可動域の確保」が最重要ですよ。この地道な可動域確保リハビリの敵の一つが「歩行は諦めてください」とかいう医師の発言ね。最大の敵と思います。脳卒中は脳の問題だけでいろいろな症状が出てきますので、脳が回復するまで発症直前の体の状態(関節の可動域等)を保てたら回復しますよ。ただし、脳の回復には時間が必要ですから「諦めずに適切適度なリハビリ」ね。寿命の方が早くなる方もおられるかと思いますが。適切適度なリハビリから外れると回復しなくなりますよ。適切適度でない場合は、廃用症候群に蝕まれたり、過剰で拘縮とかになって仕舞って廃用症候群にはまり込んだりとかね。  10月29日(木)、脳卒中リハビリで大切なこと。昨日投稿の衣装ケースを持つためにしたことは「腕伸ばしと指伸ばしと手首そり返し」ですよ。可動域があるから持てたのですよ。高次脳機能障害も含めて「意欲的に適切適度なリハビリ」なのですが、四肢についての方が理解しやすいと思います。最近実用化されてきている筋力補助ロボットなどは「関節可動域がある」という前提ですよね。関節可動域が他動によってでもよいから確保されているということですよね。できれば、筋肉や腱も柔軟である方がよいですよね。ロボットスーツなどは健常者風動作を前提としているためですよ。脳の再生医療でも同じことね。こちらはさらに「か弱い力で可動域が確保できる」ほうが成果が出やすいというかわかりやすいと思います。この条件がクリアできているのでしたら、多くの脳卒中患者さんは自力で「動かせる」になると考えますし、歩行も健常者風にできると考えられるのですけどね。問題はこの非常に地道なタイプのリハビリに意欲的に取り組むことができるかですよ。例えば、尖足なんて私は「廃用症候群」の一種と思うのです。落ち込んでの寝たまま状態ね。棒足もかな。屈曲腕や握々お手々などはやり過ぎかもね。廃用症候群みたいな写真をアップされている方もいます。いかに「患者や家族に適切適度なリハビリ動作という最低条件」をできるだけ早期に理解させるかということですよ。これを理解させるのが当初の担当医の大切な仕事と考えています。が、ブログの投稿などでは逆にリハビリへの意欲をそぐか、または過剰に走らせる説明が散見されるのです。脳卒中だけの場合は脳での障害で派生的に感覚麻痺や動作麻痺などが出るのですよ。ですから、脳以外の部分で廃用症候群を起こさせないようなリハビリの必要性、過剰なリハビリで痙縮や拘縮などを生じさせないような適切適度なリハビリの必要性を患者等に理解させるという基本的なことがされていないように感じています。脳卒中だけの場合はグニャグニャ状態の体が維持できれば回復は早いですよ。医療関係者はこのことを患者に理解させてください。ただね、症状やリハビリへの取り組み状況等で回復が見られる前に寿命がきてしまうこともあることもね。ただ、近い将来、関節可動域があればロボット活用でいろいろの動作ができるようになると考えられることもね。尖足対応の歩行アシストロボットてあるのかな、健常者風歩行アシストロボットは出てきていますよね。  10月30日(金)、「骨盤底筋訓練」があるというのです。先々週日曜日に「健康カプセル 元気の時間」で放送されていました。おならを我慢する動作を3秒ぐらいして2秒ほど休み、また3秒ほど我慢動作をして2秒ほど休みとかを1日に5分程度するというのがね。周りには気がつかれないということです。尿漏れになりかけたらお試しをですが、即効性がないかもなのでリハビリ同様辛抱強くね。その前の週は頭髪についてね。血行をよくするマッサージがお勧めのようです。「髪様シャンプー」の方が紹介されていました。どちらも検索されることを期待しています。それと、「夜間頻尿」予防法もね。寝る3時間ほど前から利尿作用のある飲み物を飲まないようにというのがね。「利尿作用のある飲み物、食べ物」については検索してね。検索しても屑サイトもありますので気をつけてください。夜間頻尿の防止法に「夜間寝たら深い眠りで寝たままを持続できるように」というのもありますが。眠りが浅くなって尿意を感じてというのもあるそうです。私は夜間、根性で8時間は我慢できますよ。今日のは「覚え」として投稿ね。  10月31日(土)、「リハビリは人間の自然治癒力による回復を手助けすること」で、「現状では医療の範疇を超えた営みであることを認識すべき」ではと考えます。まあ、人間の治癒力で回復しているのがほぼすべての病気からですよね。特にリハビリはこの思いが強いです。脳卒中だけですと、四肢などでは異常がないのですよ。嚥下とかでも咽などに器質的異常はなく脳によるコントロールができないだけです。では、高次脳機能も含めてどのように回復していくのかというと脳での神経細胞のつなぎ替えによる訳ですよね。2段階説の初期の方は残存の繋がっている部分での情報のやりとりでとりあえず動かせたりできるようになるわけですが、本当の回復には脳卒中でお亡くなりなった神経細胞の代わりを見つけ出して樹状突起等でつなぎ替えが起こったのちに漸くできるわけですよ。脳卒中以外でのリハビリで失敗している多くは「自然治癒の速さ以上に取り組んだ」とか「放置した」みたいなのですよね。スポーツ選手とかもよく失敗していますね。リハビリ成功例の方が少なかったりしてね。脳でのつなぎ替え状況等を感じ取りながらセラピストさんの手助けで回復していくものだと思います。  11月1日(日)、リハビリは希望を持って、「あら、もうできるようになっちゃった」的に考えましょう。リハビリ開始というのはそれなりに機能回復の見込みがあるということですよね。ただ、昨日投稿のように自然治癒力による回復には時間が必要なのですよ。この「時間」にどのぐらい必要かは判らないです。ですから、希望を持って取り組み、できるようになったことを見つけて増やしていくという心構えが必要ではと思います。筋緊張亢進や痙縮や拘縮などは脳での準備ができる前の過剰リハビリが原因でしょうね。脳での神経細胞間のつなぎ替え状況の範囲内でのリハビリにする必要があるのに脳卒中でダメージを受けた脳なのに健常者の脳と同じ働きができるとの考えでリハビリをするから問題が起こるのです。脳でのつなぎ替えは外からは判らないので手探りでのリハビリにならざるおえないでしょうね。でも、何日か前の投稿のように関節の可動域等があれば、ロボットリハビリに楽に対応できますよ。か弱い力での可動域確保ができていたら、脳の再生医療の対象になると考えています。このような可動域優先で今の私の回復があるのです。このブログの投稿を読み返してもらえればと思います。

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