2012年8月19日日曜日

原発事故は人災?

2012年8月に福島第一原子力発電所の非常用のディーデル発電機は津波到達前にダウンしていたという話もあるとニュースで報じられていた。  原因は「故障」という説。穿った見方をすれば「燃料不足」、「絶対安全」だから「電源喪失」はないであろう、だから「発電機は飾り」・・・。後で電源車を配車したとき、「コネクターが合わない」、これも「絶対安全」だから「電源車はいらない。飾りのコネクター」としたままだからでしょうね。実際、過去の書類の中に「全電源喪失は考えなくてよい」というのがあったというのですね。だから、非常用発電機の整備など放置されてきた可能性も。これも、「帝国陸軍は世界一」にうぬぼれて元亀天正時代の兵器に少し毛の生えた兵器でアメリカに戦いを挑んでいったのと同程度の発想かな。  あとは、「思い込みと責任逃れ」の組み合わせという日本で特に顕著に表れやすい行動様式で、敗戦決定の大幅な遅れと同様に事故処理が遅れたのでは。すべての安全装置を使えて初めて「危険率限りなくゼロに近づく」ということを忘れて「絶対安全信仰」の末路ですね。  ところで、オスプレイですが、あれも「絶対安全」などないですよ。空気より重たいものですから何かあれば落ちますよ。それは飛行機であるかぎり「宿命」ですね。普通に飛び交う旅客機もです。それを日々の整備やパイロット等の関係者の努力で墜落を減らしているのです。世界を見渡せれば、ちょいちょい墜落してますよ。どの程度の事故率まで許容できるかという問題ですよ。その事故率を如何に小さくするかということです。  消費税増税は負担増ばかりいっているのを見受けますが、国家財政が破綻したらどうなるのか、試算してほしいですね。まあ、今のギリシャやスペインなどにその例は見られます。突如として「消費税率30%」という恐怖。円暴落による「悪性インフレ」、「銀行倒産」などによる極端な不景気などが一気に押し寄せてくる可能性です。ここまで財政が悪化した要因は自由民主党と官僚機構、「族議員」とも。昔の帝国陸軍と帝国海軍との関係みたいなものかな。「縄張り意識」で国を見ていなかった。そこに「マニフェスト至上主義」のアホ民主党。今回、賢い民主党に変身しようとしているみたいですが、国会議員も含めて「議員」はもっともっと国家や財政などについて勉強しなさい。世界情勢と国内情勢について勉強しなさい。  例えば「サクランボの自由化」では「サクランボ農家壊滅」と騒いだみたいですが、現実は栽培面積1.7倍に拡大し、高品質種に転換成功した農家も。栽培面積1.7倍ですよ。  原発事故も「廃炉費用」と「賠償費用」などの計算が出来なかった結果ではとも思います。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

0 件のコメント: