2016年3月7日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No186

医薬品の服用についてね。   「視床痛」について思うこと。   「健康番組」で思うことね。   「常に修復を繰り返している脳」ね。   「人間の遺伝子による保障期間と寿命と病気」ね。   「私の麻痺側手足はセンサーのないマジックハンド同様でした。」ね。  2月29日(月)、医薬品の服用についてね。医薬品はほぼ人間にとっては外来異物ですよね。一部、インスリン(糖尿病治療用)、成長ホルモン(身長などの成長の遅れ対策)みたいな製剤もありますけどね。人工合成や微生物がつくっていて医薬品としているた物質を含めて肝臓で処理をすることになります。または、腎臓からの排出ね。肝臓での処理能力には限界がありますよ。高齢になるほど処理速度は低下するのですよ。腎機能の低下も重なれば、医薬品の血中濃度が高くなりますよね。または、標的細胞内での濃度が高まりますよね。一塩基多型で医薬品での副作用が出やすいのは肝臓での処理の問題もありますよ。解毒のために働く酵素の量が普通の人より少なくなるのです。で、処理できないで滞留して医薬品の血中濃度が上昇しすぎて副作用にということですよ。医薬品の服用量は普通の中年ぐらいまでの人を対象に決められているのですよ。ですから、高齢者や一塩基多型の方などでは作用?が出過ぎての危険性や副作用の危険性が高まります。多剤服用ではさらに副作用の危険性ね。重篤副作用疾患別対応マニュアル(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/topics/tp061122-1.html)もみてね。例えば、代謝・内分泌で高血糖でにると、コレステロール低下薬と血圧カルシウムイオンチャンネル薬の合わせ技で「糖尿病」がありますよ。もっとも、コレステロールのほうは単独でもというのも。カルシウムの方は添付文書に「高血糖」とありますよ。このサイトは厚生労働省のサイトです。昨年7月よりの降圧薬減量による、下関係の改善効果が漸く出始めたみたいです。服用を融資すれば、もっと早く改善効果が出たと思います。  3月1日(火)、「視床痛」について思うこと。私は視床痛元祖のはずの視床出血でしたが、逃れることができたみたいです。で、視床出血でしたので「視床痛」について調べたり考えたりしてみたりしました。私の場合は大脳中枢にとって、感覚上では左半身がないのと同じ状態に私もなったのでした。脳卒中以外で脳卒中の視床痛と同様の痛みは、例えば、腕を切断して失ったのにその腕からの痛みが感じられるというものですよね。大脳の感覚中枢が作り出している痛みであるとね。脳卒中の場合は感覚神経系の異常により大脳感覚中枢に情報が伝わらなくなっているため起こるとね。大脳感覚中枢が存在を再認識できたら視床痛は収まるはずです。大脳の感覚中枢が勝手に作り出す痛みですから治療法はないですよね。大脳の感覚中枢を壊すと収まるかもね。別の問題が起こりますね。本来は問題のない大脳感覚中枢に情報が届かなくなって大脳が作り出す痛みですよね。四肢などに鎮痛薬を使っても効果がない訳ですよ。腕とかを切断した人には腕とかの鎮痛薬を使う部位がないのだからね。一番の治療法は樹状突起等が伸びて神経細胞間に新しい繋がりができて大脳感覚中枢に情報が届くようになることだと思います。救急病院入院中に「感覚が戻ってきたときに痛みだけは嫌だ」とね。私は視床出血になったときから、脳の可塑性を信じてリハビリをしてきたということですよ。脳の修復ができてのリハビリだからね。神経細胞というか細胞が死んだ場合、普通の臓器は生き残った細胞が分裂して補い、神経細胞は生き残ったのが樹状突起等を伸ばして新しい繋がりを持つことで失われた神経細胞の働きを補うのです。樹状突起伸長には適切な刺激が必要なのですよ。リハビリはその刺激を与える行為ですよ。適切な刺激だよ。適切ね。いかに早期に残存の感覚系で麻痺部分の存在を大脳感覚中枢に教えるしか方法はないのかもね。失敗したら、知らないよ。  3月2日(水)、「健康番組」で思うことね。先週、ある方が触れられていたので無関係に投稿します。基礎的な人体の知識があるとわかりやすいかな。医学的なことの根拠になるような知識ね。私がよく見ているのは日曜日朝7時からの「健康カプセル ゲンキの時間」です。ただ、どうでもよいなとおもうことの時もあれば、「なるほど」と思うとき、「やっぱり」と思うときいろいろね。どちらかといと、「・・」でしたらお医者さんへとがあるのでよいかなともね。健康番組では「典型例」が多いような気もね。ところが、人間はいろいろなので、典型例までいくと怖いですね。そこにたどり着くまでに医者へかな。藪医者にいくとさらにやばいかも。日本経済新聞の土曜や日曜の健康医療面は有効ですよ。これらと合わせて考えたらと思います。日経の健康面で「インフルエンザワクチンに感染予防効果はなしとありましたよ。私も今のワクチンの作用原理から考えて当然の結論だと思いました。鼻などの粘膜に抗体を付着させるワクチンが開発中とか。こっちは感染予防効果があるかもね。コレステロールについてですが、これ「生合成」が多いですよ。ところが、番組では食物由来が・・ね。多くなるというのは体が要求している場合もありますので生合成で増やしているのですけどね。プリン体も「生合成」が多いとか。番組では摂取に注意だったかな。PETですが、何もないとおぼしき時の小さながんは見落とされる危険性、若者の脳梗塞でのMRIでも見落としの危険性、昔ながらの肺がん検診は「見落とされて普通」だったからね。癌があるという前提で探すのとあるかもしれないというのとないのが普通で探すときの注意力の差ですかね。  3月3日(木)、「常に修復を繰り返している脳」ね。人間においては常に脳の神経細胞が少しずつ減少しているというのですよ。健康でもね。で、どうして、普通、障害が発現しないのでしょうね。それは、死んだ神経細胞の代わりを別の神経細胞にさせるように樹状突起等を伸ばしてつなぎ替えをおこなっているからですよ。神経細胞が死んでいなくても樹状突起等のつなぎ替えが起こるのですよ。動作の習得や勉強等でね。ところが、脳卒中等では瞬時に広範囲に神経細胞が死んでしまうために、この修復作業に非常に時間が掛かるようになるので障害が表面化するのですよ。健康でも高齢になると神経細胞の死ぬ度合いが増えたり、修復力が低下したりで表面化してくるときがありますね。また、修復されているから、私でも徐々に感覚が戻ってきているのですよ。で、このペースの遅いことね。焦って過剰リハビリをすると、四肢の筋肉では「筋緊張亢進→痙縮→拘縮」という道筋が現れますよ。ロボットリハビリ対象外の痙縮、ボトックス対象外の拘縮ね。感覚麻痺での痙縮とかになる仕組みはこのブログに投稿もしているので探してね。痙縮や拘縮になると脳の修復がさらに遅くなったり、起こらなかったりになるはずですよ。特定の接続ばかり強化すると「樹状突起の軸索化」や「シナプス接続増強」等ね。悪い動作でも起こりますよ。悪い動作で起こると悪い動作の「手続き記憶」ね。脳は人間で一番修復力のある臓器かもね。でも、間違ったリハビリなどをすると修復などされないよ。  3月4日(金)、「人間の遺伝子による保障期間と寿命と病気」ね。普通、生物はそのときの環境において種の存続に過不足ない程度の子孫を残せる程度の生存期間を保障しているようなのです。普通の自然の状態でね。人類は科学技術の進展で異常状態ですよね。それで、50年程度かなと思うのですよ、保障期間は。ところがですね、「初期不良」や「経年劣化」があるわけですよ。だから、50歳前後以降のがんでは「遺伝性」とはとらえていないようです。細胞分裂の度にDNAが複製される訳ですが、そのときにミスをしてしまうのですよ。ミスを排除したりしても、蓄積されていきます。高齢になるとどうしても仕方がないことです。免疫力の低下の原因の一つに胸腺の萎縮があります。5~6歳頃が一番充実しているとか。その後、徐々に萎縮していくのです。子育てが終わった後は次の世代への交代の準備ね。ですから、「生きながらえる」とかの延命ではなく「健康で寿命を全うする」というのが大切だと思っていたのですが、視床出血にね。でも、落ち込むこともなくあっけらかんとして、リハビリに適切適度に取り組んで一見見かけ上は障害がないように思われる感じにね。病気は確率論的に発病しますから、遺伝子の関係上高齢になるほど増えますよね。胸腺の萎縮も遺伝子にプログラムされているのですよ。ジタバタしないことね。  3月5日(土)、「私の麻痺側手足はセンサーのないマジックハンド同様でした。」ね。今はリハビリの結果、幾分か皮膚感覚も筋肉の感覚も回復してきましたが、まだまだ不十分です。どうしてかというと、視床出血による障害は脳に感覚情報が届かなくなるだけなのです。筋収縮調整での大脳と小脳とのやり取りにも影響が出ます。皮膚感覚・筋肉感覚等が途絶え使えなくなたのですが、運動中枢や運動神経・関節・筋肉等には異常はなかったのでした。脳卒中感覚麻痺では普通ね。視覚情報とかで代用できるようになったら動かせたのです。しかし、四肢からの感覚情報が届かないなどでセンサーの全くないマジックハンドと化してしまったという感じね。本当にできの悪いマジックハンド、動かすだけで精一杯ね。だから、見ていないと何もできなかったです。上肢は未だに大抵の動作がそうです。一部、見ずにできるのもありますが。それでも、弱い力での動作に心がけていたら、徐々に滑らかにね。ラジオ体操的動作ができるようになってきたり、グッパが楽にできたりね。筋緊張亢進になるような動作は避け続けましたよ。でも、筋緊張亢進になることがありましたが、マッサージ等で解除ね焦らず、諦めずで、外見上は障害があるとはわかりにくい程度にね。杖は公共交通機関に乗車時には持って行っています。実際について歩くときもね。そうでなくても持ち歩いていますが、空中に浮いていることが多いです。先端のゴムのちびないことおびただしいですよ。1000万歩以上だと思いますが新品に近いままね。  3月6日(日)、「マイナーな臓器の重要性」についてね。とすると、重要臓器はもっと重要ですよね。ですから、胃がん等でも切除範囲の縮小が起こってきていますよね。私で摘出したのに「胆嚢」がありました。肝の手術の時にね。肝は部分切除の場合、残った部分で肝細胞の分裂が起こって元と同じ程度までふくれますけどね。肝硬変ではふくれません。そのときいわれたのが「胆汁が垂れ流しになるので脂肪分をちと過剰に摂取するだけで下痢みたいになることがある。」というものね。でも、胆石や胆嚢癌とかは無関係になりました。でもね、垂れ流しだけなのかどうなのでしょうね。他の虫垂や脾臓やもろもろはしっかり持っていますよ。扁桃は切除の話もあったのですが、そのままね。それに高い基礎体温などで30年以上インフルエンザとは仲良くしたことはないです。4年前の視床出血以前の大病は「ストレス」やそのときの検査での放射線が原因では思っています。肺がんで右肺下葉を切除したのですが、縮小手術をしてくれていたら出血がなかったかもね。人類が誕生して数百万年、ほ乳類が誕生して数億年以上になる訳ですよね。臓器の種類に大きな変動がなかったということはそれなりに重要な役目がすべての臓器にあるからですよね。主要臓器みたいに「切除、即、生命の危機」はないだけでじんわり影響が出るのが虫垂などのマイナーな臓器なのでしょうね。健康寿命を維持するために臓器摘出術はできるだけしない方がよいと思います。臓器で半分でも何とかなるのは腎臓と肝臓ぐらいかもね。癌などでの臓器摘出は慎重にね。できる限り、小さな部分切除にね。

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