2016年2月7日日曜日

先月の天皇陛下のフィリピンご訪問で思ったこと

 先月、天皇陛下がフィリピンをご訪問されましたね。アキノ大統領がお迎えとお見送り、両方ともされていました。  今回のご訪問の目的は親善友好と先の大戦での戦没者の慰霊でしたね。陛下は慰霊に熱心に取り組まれていますね。  で、フィリピンではまずフィリピン人犠牲者の慰霊碑にいかれたということでしたね。日本人はその後ね。  フィリピン人にとって、先の大戦は災難そのものですよ。日本人は「あんたが戦争してたのでしょ」ですよね。先の大戦は日本は開戦かそうしないしないかを選べたのですよね。で、開戦を選択したのですよね。もっとも司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」によると、当時の軍部が後先考えずに突っ走ったためとね。それも、天皇の名の下であるとね。  フィリピンは当時数年後には独立という状況だったというのですよ。その時期の戦乱での犠牲者慰霊ですよね。  天皇陛下の心が今後も踏みにじりられないためには、先の大戦への本当の痛切な反省が必要です。天皇の国事行為等は内閣の助言と承認が必要ですが、内閣が・・・。大日本帝国憲法での実質的天皇の権限は今の憲法程度だったという説もあります。天皇機関説かな。  この状況を押しての慰霊のご訪問ですよ。昭和天皇に汚名を着せた連中を拝みにいくのはどうかと思います。何も知らされずに犠牲になった一般将兵や庶民への冒涜になるのではとね。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

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