2014年8月18日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No106

脳卒中後の脳でのつなぎ替えで感覚神経とかが復活したとき、どう考えるのか   人工関節というのがありますが   加齢による温度感覚の変化について   私がこのブログで言い続けているのは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復を目指して」ぐらいですかな   病人の食事について  エボラ出血熱も脳卒中リハビリもよく調べて対処を、信頼出来る文献等でね。   内反足、尖足ともども一度も指摘されたことなし  8月11日(月)、脳卒中後の脳でのつなぎ替えで感覚神経とかが復活したとき、一発で元に戻ると思っている患者が非常に多いような気がします。ブログの投稿からでも感じることなのです。安定期?(リハビリ2段階説での後の方、神経つなぎ替え期)に入ってからの感覚異常や歩行等の動作での動かし難さなどです。過剰リハビリなどでの筋肉の強張りとかではなく起こってくることに対してね。脳は柔軟性に富んでいますが、それは神経細胞に学習能力があるからです。学習能力があるというのは刺激に対する出力の程度を脳として変化させることができるということですが、学習中は安定しないのです。それが貧乏ゆすりであったり、温度感覚の過敏すぎであったり、痛覚の過敏さであったりとかを通して学習していくものだと考えています。視床痛(感覚情報が全くないから起こるという説もあるかな)については知らないよ。神経細胞が一発で適正な反応ができるのでしたら、学習なんていらないよ。みんな天才だ、人間国宝だよ。書家ではみな弘法大師だよ。そうならないのは一発で適切な反応にはならないし、何回してもバラツキがつきものだからです。如何にバラツキを小さくするかが練習なのですが、脳卒中後のリハビリは新規の神経細胞に対する訓練であって、練習のし直しではないのです。古参の神経細胞は脳卒中で死んでいるということをお忘れなく。脳卒中でのつなぎ替えは起こるのですが、いつ頃どの部位からについては神様に聞いてください。これがおこると代用感覚による制御ではなく、直轄制御になるのですが、練習によるバラツキに悩まされることになると考えています。年齢を重ねると徐々に感覚に変化が現れることがありますが、急激に変化した場合は速やかにその原因を探る必要があると考えます。脳卒中後は極端な状態で現れてくることも多いと考えられるのです。その際の適切な対処のためにもね。私の場合の左半身真冬は本来温覚にいくべき情報の一部が冷覚担当の神経細胞に送られるようになったためかもと考えています。それと大きな問題は「神経の復活」によるものなのか「他の病気」によるものなのかの区別です。時間経過を含めて体をよく観察してください。やばそうなときは医者のところにね。  8月12日(火)、人工関節というのがあります。関節拘縮への適応があるというのですが、ネットで調べてみると脳卒中での拘縮への適応事例が紹介されていないのです。私の調べ方が悪いのかしれないですがね。普通の適応事例では心筋梗塞や脳梗塞の発症率が高くなるというのは見つけたのです。どうして上昇するかについては調べてみたいと考えていますが、今回はするつもりなしね。筋肉の状態も関係するとは思いますが、脳卒中の場合は「痙縮」になって、引き続いての「拘縮」ですから、適応を考えにくいのかな。人工関節というのより、自分の関節をそのまま使う方が断然有利ですから、関節の可動域確保しておきましょうね。  8月13日(水)、加齢による温度感覚の変化についてね。加齢によって温度感覚だけではなく、やはり全ての感覚を含む機能が徐々に衰えていっています。この理由には細胞レベルの話もありますので調べてみてください。普通、皮膚での温度感覚ですが、若い頃は0.5℃ぐらいの差でも見分けられていたのが1.5~2℃ぐらいの差が必要になってくるというのです。さらに高齢になるとどうなるのかは調べてね。そして、体温上昇とかの内部温度(体温)についても鈍くなってきます。よく、高齢者が屋内でも熱中症になる原因のひとつです。ところで、脳卒中でこのような温度感覚部位でダメージを受けるとどうなるのかということです。普通は左右どちらかの脳だけですから、もう一方はそれなりに年齢相応に健全なはずです。感覚回復のない間はそれなりに健全な方での感覚で判断することになりますが、徐々にダメージを受けた側が回復してくるわけですよね。その時、健全な方とおなじような感覚の度合いで回復するとは限らないわけです。体温関係ではないですが、お風呂のお湯を熱湯と感じたりとか、お風呂場の洗い場の床が氷みたいに感じたりとかね。私もお風呂ではほとんど違いを感じないのですが、水道水の温度や暖かいものの温度などで健常側との違いを感じていますし、気温(体温)的にはこの真夏でも「左半身真冬」的に震えています。発症した直後の夏には感じなかったことです。温度関係感覚が回復してきているのですが、元には戻っていないということです。ですから、発症した後、異様に暑がりになったとか、あるいは夏でも寒く感じるというときには体のどの部分でどう感じているのかを調べてみてください。健常側も含めて体全体でどう分布しているのか。いつ頃からなのか、総合的考えてみてください。やばそうなときは医者に行ってね。感覚の回復による一時的な現象もあると思いますが、熱中症で死なないためにね。通院中の内科医は、「一生続くよ」と宣いました。  8月14日(木)、私らみたいな脳卒中で片麻痺状態になって必要なものにどのようなものがあるのか、それをどのぐらいの期間使うことになるのかということについてです。マジックテープ使用の靴を勧めていたブログがありました。その通りです。紐靴なんて拷問です。スリッパ・サンダルも拷問です。履きやすくて脱げにくいのを。装具との併用が楽なのを。靴のこの件ですが、順調に回復していても長期にわたりますよ。何年もね。装具については回復次第ね。結局は各自の状況に応じてということですかな。ところで、私がこのブログで言い続けているのは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復を目指して」ぐらいですかな。「筋肉を固めない。」は当座は自分の筋肉で動作出来なくてもよいと思います。固まらないように動かしてもらっていたらと思います。そうしていたら、関節も錆び付かないのでは。そのうち、動かせるようになるのでは。ただ、いつ頃からかについては、症状によって違いますので「諦めずに」ね。リハビリ不足や過剰リハビリで動かしづらくしている方もブログに投稿されていますので注意して読んでね。脳での神経細胞のつなぎ替えが起こり始めるといろいろ起こるはずですから、よく状況を調べて対応を。脳の中には壁や扉がないので出血等の広がりが意外なところまで及んでいることもあるので注意してください。私は視床出血ですが、視床の側には視床下部が。自律神経・ホルモン・体温調節などの中枢です。どの程度影響を受けたのかは時間が教えてくれると思っています。怖~い。視床下部以外ではどこに影響があったのかな。多くの方が筋肉や関節を固めて困られていますので、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」かな。この方法はセラピストさんと相談してね。筋肉や関節を固める方法はブログ等でも紹介されていますよ。投稿されたご本人は自覚がないみたいです。真似されて固めるのもひとつの方法かも、で、後で困ってください。  8月15日(金)、病人の食事について。病人としましたが、普通に食事についてね。一例として、糖尿病ですが、よく「・・が食べられない」とかわめいていますよね。でもね、よくよく考えると健康と思っている人も食事制限というのはあると思います。違いは「限度設定」の程度ね。健康だと思って食べ過ぎるとよくないですよね。栄養価のバランスもあるしね。糖尿病患者は「限度設定」と「栄養価のバランス」を厳しくいわれているだけですよ。「食物交換表」タイプの本も出てますよね。ネットでもありますよ。健康という人も暴飲暴食すれば「病人」になりますよね。最高のダイエット食は「糖尿病食」というのは有名な話です。もっと食事制限が厳しいのは「食物アレルギー」でしょうね。間違うと一発で死にますからね。糖尿病で「食べるな」という食品ってあったけな。お菓子(砂糖を含む)を摂取したら他の同類を減らすとか、量は当然ぼちぼちに抑えるとかね。食物アレルギーの方は「禁止食物」は口にできないのと大違いね。病気の種類によって「許容量」というのが違ってきます。よく調べれば結構イロイロ食べることができますが、量に注意してください。結局は「食べ過ぎ」がよくないのです。そうそう、炭水化物(植物繊維を含む食材)などを少なくして動物性脂肪や動物性タンパク質だけを食べ過ぎて糖尿病になろう。各栄養素のバランスの取れた食事を。日本人が欧米に長期滞在すると糖尿病の発症率が上昇します。最近は食事の洋風化で違いが減少したかもね。ある程度の期間(各自で調べてね。わからない方は毎食事ごとに)で量と栄養価(繊維質を含む)のバランスを。できれば、変動は少ない方がよいですよ。ネットの信頼出来るサイトで勉強してね。  8月16日(土)、エボラ出血熱が西アフリカで流行しています。そして、現地の流言飛語がすごいそうです。知らないものへの恐怖がそうさせていると思います。飛沫感染とか空気感染?とかはないみたい。特に空気感染?はないということのようです。人類最初の細菌兵器はペスト(黒死病)で亡くなった人の死骸を大型の投擲器で城壁を越えて投げ込んだというのだそうです。ところで、西アフリカ地域は日本に比べれば教育程度の平均はまだ低いと思われます。ですから、医療の限界とかの知識もなく、衛生状態も悪いままですよね。エボラ出血熱みたいなウイルス感染に対しての対処が考えられないから、昔ながらの対処と恐怖しかないのかも。ところで、日本は教育水準は世界的に見ても高いはずね。ネット等でも最新情報を調べられるはずですよね。ところが、西アフリカと大して変わらないのではとね。リハビリで個人の体験としてブログ等に投稿されている方は多いです。私を含めてね。その時、脳卒中の発症状況(部位や範囲、麻痺の種類など)や初期症状などなしに投稿しているなと思うのが多いのです。但し書きがないのです。「ご本人にはよかったもしれないでが」と投稿されたいた方もありました。そうだと思います。よくよく読めば筋肉や関節の動きを徐々に悪くなっているようなのに気がついていない方とかね。脳でのつなぎ替えが起こったときに起こりうる不都合に無知であるためのドタバタも散見されます。だから、私の投稿はある意味歯切れが悪いのです。よく勉強していただければ歯切れが悪くなる理由を理解してもらえるのではと思っています。脳卒中ですから、脳の仕組みや働き、刺激に対して適切な反応をできるように脳が学習する仕組みとかをよく勉強してね。川平法の原理も理解しやすくなると思います。リハビリはあくまでも患者が主役ですが、行き過ぎや不足などの状況指摘等でセラピストさんを必要とされる方がほとんどと思われます。患者が主体的に取り組めば効果が出やすいですが、受け身ですと効果が薄いでしょうね。間違った取り組みは逆効果になります。リハビリ放棄より始末が悪いかも。間違った取り組みをされたとおぼしき方のブログもありますよ。私は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指してゴソゴソ動作」とかでした。歩き回ったりとか出来るようにはなりましたが、筋トレ等はなしね。一応当初、「一生車いす生活」の予言を頂いた身にもかかわらず、リハビリ病院では「奇跡的回復」の部類に入れてもらえました。  8月17日(日)、内反足、尖足ともども一度も指摘されたことのない事例です。尖足は麻痺足状態で仰向けで寝ている時間が長いと起こりやすいといわれています。足って結構重たいですよ。ですから、寝ているときも筋肉である程度足先の向きを支えているようなのですが、麻痺で「ダラー」で尖足状態にね。これ以外の要因もあるかも。尖足になってしまったら、歩きにくいですよね。尖足状態ですと着地の時も大変でしょうね(他人事ね)。で、内反足になる要因のひとつかな。内反足も足裏をしっかり使えないでしょうね(これも他人事ね)。「他人事」というのは尖足内反足になっていないからです。私は視床出血で病院到着時意識なしで、お告げは「一生車いす生活」でしたが、歩き回っています。杖がなければ健常者としか思ってもらえないのではと思います。超重症でも軽症でもなくそれなりにやばい状態からの回復です。尖足を防ぐには足首を曲げて直角程度に保てばよいわけですよね。寝たら。伸びることになりますが。棒足(これも他人事ね)とかを防ぐには腰も膝も直角程度に曲げておればよいと思います。寝れば延び延びになりますよね、腰も膝も。簡単にいうと「日中車いす生活」で無理矢理、腰・膝・足首を直角程度に曲げておけばよいのではということね。夜寝ると伸び伸びね。これの繰り返し。人間は上半身直立というのが普通みたいなのです。脳の活性化にも役立つかもね。「麻痺された方特有の姿勢や動作」とかは私にとってはほとんどを「他人事」みたいにすることが今のところできています。私が脳出血を感じた時に思ったことは「リハビリで復活するぞ」と「麻痺した人みたいな姿勢や動作にならないようにしよう」ということでした。復活の方は道はまだ遠いですが、「ならないように」の方は順調に進んでいると考えています。「みたいな」風になっていっているというのは「リハビリでの取り組みによくない点がある」ということだと思っています。この点にも注意しながらリハビリに取り組んでいます。紹介事例は思い返してみて「よかったこと」「やばかったこと」それぞれ私なりに解説をつけているつもりです。今回の足腰の曲げは「関節可動域確保」に思い返せば役立っていたなということです。

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