2014年9月1日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No108

糖尿病食の食品分類内訳から思うこと   「人生50年」の意味   「薬はコップ一杯の水で飲む」、「飲み合わせ」「食べ合わせ」に注意しましょう   「左半身真冬」の起こるときの気温とかが少し理解出来てきた感じ   筋力低下の要因の混同   視床出血発症時前後およびそれ以降の精神状態「お気楽者」で暮らして   リハビリの最終目標は発病前と同様の健常者風姿勢や動作などが出来るようになること  8月25日(月)、糖尿病食(体格や生活活動状況でカロリー制限あり)では以外と炭水化物の摂取割合が多いと感じられる方が多いのでは。生命物質は全てグルコースおよびその派生物質から細胞内で生合成されます。そして、基本的には炭水化物⇔タンパク質⇔脂質が三角関係にあります。ところが、進化の過程で動物は摂食ということで体内での生合成ができなくなってしまった物質があるのです。それが必須アミノ酸や必須脂肪酸などなどです。生命活動の基本はグルコースというのを未だに放棄出来ていない動物だらけです。人間の場合は炭水化物を摂取しないときは肝臓で一生懸命に生産して脳に送っています。肝臓に余計な仕事をさせることになるのが炭水化物摂取量の多すぎや少なすぎです。ぼちぼちがよいのです。そして、植物繊維質と同時の摂取もね。ですから、高植物繊維質低カロリー炭水化物含有食品がおすすめになります。食品の中で1gあたりのカロリーでは炭水化物とタンパク質が同じぐらいで脂肪が約2倍ぐらいです。サツマイモがよいらしいです。高繊維質だということです。お酒がこの定義からいうと逆の繊維質なしで高カロリーですかな。動物性脂肪や動物性タンパク質も繊維質なしで脂肪の方は高カロリーですよね。信頼出来る糖尿病食のサイトで各食品のバランスと量とかを調べてみてください。グルコースゼロは体に負担が掛かります。全ての栄養分類でいろいろな食品をぼちぼちの量をバランスよく食べましょう。「闘病記」なのに「健康談議」や「リハビリ談義」だらけみたいになってしまっています。どちらも、「より良く」とかというのが基本です。「これさえすれば」とかはないはずです。「より良い」状態へ向かう確率を高めようといういうものです。  8月26日(火)、「人生50年」の意味がある意味わかってきました。人間の遺伝子の保証期間が50年ぐらいと思うようになったのです。根拠は「子育てをしっかりできる期間」です。いろいろ説はあると思いますがこの程度50年ぐらいがよかろうとね。多くの動物では子育てができなくなると死が待っています。それと同じことね。この保証期間は電気製品や自動車などの保証期間みたいなものですから、初期不良ありであったり延長保証をしていなくても手入れがよければ長持ちしますよね。なかには無茶苦茶使っても長持ちしているのもありますが。無茶苦茶使うと早く傷みますよね。私はちと不良部分ありでしたが何とか生きています。30億塩基対がある人間のDNA。DNA複製時に100億塩基対ぐらいの複製で1塩基対程度のミスが出るとか。細胞分裂1回で1カ所かな。普通はやばい複製ミスのDNAをもつ細胞は排除されるのですが、排除されずに居残り続けるのも出てくるのです。そして、癌化ですかな。不思議なことですが、自然放射線を浴びている方が放射線ゼロより免疫系が活性化されるというのです。このやばい細胞の排除が進むとか。ある程度以上(わしゃ調べてない)の放射線になると害の方が目立つようになります。自然放射線のレベルですが、世界各地域でいろいろあります。日本は平均程度だったかな。調べてみてね。医療用は「利益と害のバランス」から強度が決められています。自然放射線の「宇宙線と大地からの放射線」はどこにも逃げ場はないです。この2つ以外の放射線が問題になることがあるのです。直接、放射性物質を取り込むか直接放射線の照射を受けた場合には注意を。医療で体内に放射性物質を注射しておこなうものもあります。一昨日投稿での「構音障害」、治るわけないですよ。未だに言われています。リハビリレベルでは卒業しましたけどね。  8月27日(水)、「薬はコップ一杯の水で飲む」というのね。それと飲む時刻についてね。チョイチョイ所々のブログで服毒、いや、「服薬」について出ていたのでチョイと投稿してみます。どのような病気に対してどの医薬品とかは医師と相談してね。で、処方薬の服用についてね。なぜか、大抵「食後」になっていますね。一番の理由は「飲み忘れ防止」です。入院中ですと、食事時間がほぼ一定ですから、「食後」でもよいのですが、食事時刻が大きく変わるような生活状態ですとよくないですよね。二重の意味でね。生活リズムの崩れによる弊害と医薬品の血中濃度の問題ね。ある一定の生活リズムを前提に処方されているわけですから効き目に問題が起こる可能性もあるのです。本当に「食後(普通は食後30分)」服用の医薬は少ないとね。どうして、少し時間を空けるかというと「飲み合わせ」ね。「飲み合わせ」を避けるためでしょうね。ですから、服用時は「コップ一杯の水」でということになるのです。「飲み合わせ」で評判が高いのが「グレープフルーツジュース」です。なぜか、結構いろいろな医薬とトラブルみたいですから、時間を空けてジュースを別に飲みましょう。「牛乳」もちと札付き。コーヒーもちと。お茶もと各種飲料注意ね。お酒は命が???ですかな。とかで結局は指定がない限りにおいては「コップ一杯の水」ね。錠剤でも喉や食道とかに引っかかるやばいと思いますので「コップ一杯の水」ね。食事との関係では「食後30分」で、「食前30分」で、「食間」(空腹時の方)で、あと「食事中」「食事直前」「食後すぐ」とかぐらいかな。他に「寝る前」とか「起床時」などもありますが。指示のない服用すぐの食事や食後すぐの服用は「食事中と同じ」になると思うのですがね。医薬品と食べ物・飲み物との食べ合わせ・飲み合わせには注意しましょうね。ある医薬品ですが、空腹時の吸収率はそうでないときより10%ほど高いと説明書にありました。まあ、普通は誤差の範囲でしょうか。説明書にはこの差についての注意書きはなかったです。  8月28日(木)、「左半身真冬」の起こるときの気温とかが少し理解出来てきたと思います。27℃~32℃とかの範囲、もう少し低めや高めも含まれるかな。湿度については湿度計をちょくちょくみて確認してみたいです。ですから、お風呂では異常がなく、寒くなっていくと解消されていたわけですから、このぐらいの温度範囲の時に「温覚」か「冷覚」あるいは両方が絡んで「異常感覚」を脳に起こしていると考えられるのです。配線の再接続の時に混がらがったのでしょうね。この手の配線では接続のし直しのあるときとないときのとがあるようなのです。例えば、微妙な動作の調節などはあると思うのですが、この手の感覚の方はなかったりかも。脳の仕組みは普通単純な模式図で示されています。神経細胞は刺激がある値(閾値)より強ければ興奮し、それより弱いときは寝たまま。興奮の方は一定の活動電位を起こしているだけです。微妙な調整は閾値の異なる興奮性ニューロンと抑制性ニューロンを組み合わせることで達成していると考えられるのです。ですから、繋がればよいというものでもないのです。でもね、実際に繋がり直しているというのが実感出来ている例です。視床痛は、例えば、足を切断して足がないのに足に痛みが起こっているという感じているのと同様の痛みであると聞いたことがあります。視床痛は脳で作り出された痛みであるとね。左手に痛みを感じるような刺激を与えると右手に比べて「強い痛み」を感じますが、しばらくすると消えていきます。この痛みには刺激が必要なので視床痛ではなく、再接続された神経系での処理の問題だと考えています。いつ頃、ぼちぼちの状態になるのでしょうね。  8月29日(金)、筋力低下の要因の混同ね。脳卒中の方の何割かが麻痺で脳が命令出来ていないのに「筋肉が減った」みたいなことを投稿されているのです。ある方みたいに2~3年放置して「筋肉がない」と焦っているという投稿はね、これぐらいになると混同ではなく確実に筋肉量は減少するでしょうね。でもね、そこそこ動かせていたりしたら慌てるほどではないと思うのですが。筋力の出ない要因は神経系だものね。脳卒中で麻痺状態になっていかれた方はその時の様子を思い浮かべてみてください。筋肉そのものがなくなっていきましたか。筋肉はそのままなので腕や足が重たいのです。命令出来なくなっていっただけでしょ。筋力の定義「筋肉量(その時健常状態で使える分ね)×その筋肉の収縮力×神経の命令力」ですよ。脳卒中はこの掛け算の「神経の命令力」がゼロ、または激減する病気です。ゼロがひとつでもあると掛け算では答えは全てゼロね。「神経の命令力」には大脳の命令力、小脳での調整、筋肉での命令の受け渡し等等いくつもの段階があります。私の場合は大脳が命令を出せなくなったっためです。これは感覚情報がなくなったためです。ですから、落ち着いてきて代用感覚情報を利用出来るようになったらそれなりに動かせるようにはなりましたが、あくまでも「それなり」ね。以前のような生活動作には使えないです。手や足とかからの直接戻ってくる感覚情報ではないためです。感覚麻痺の方、感覚情報の必要性を無視して過剰なリハビリに励むと後で痛い目に遭いますよ。感覚麻痺だけでも動かせなくなるのは動作に如何に感覚情報が大切であるかという証明であると考えています。  8月30日(土)、昨日の投稿での「それなり」の動作でも歩けるのですね。手で何かものを持つとかもできますね。まあ、ぼちぼちね。視床出血発症時およびそれ以降、先週日曜日の投稿にあるような精神状態で暮らしてきているのです。気楽にあっけらかんとね。視床出血は基本的には「様子見」だけですから、体の状況に応じて点滴とかもあるとは思います。ちと出血しすぎたとかの場合で脳圧亢進時のみ血抜きするぐらいです。それも危険性を伴いますからね。急変とかに備えながら自然回復を待つしかない病気ね。点滴で状態を悪くならないようにするぐらいかな。というのも、間脳(視床はここにあります。)が頭の真ん中にあってどの方向からも他の脳をかき分けていくしかないので、他の脳を傷つけることになるので手出しができないというのが普通です。なぜか、「脳出血時に手術をされたくない」と発症前から思っていました。どこが発症するかわからないのにね。さらに、脳梗塞ではなく脳出血が起こるかもしれないとも思っていました。どうしてだろうね、「お気楽者」。15年ほど前の肺がんの時、脳のCT(癌の転移の有無検査)で「巨大動脈瘤様血管」(血管造影検査で確認)があるというのが判明しました。正常血管ですから、動脈瘤ではないですが、検査した病院以外では「巨大動脈瘤発見」で、脳出血時だから「これもやばいだろうと緊急手術される危険性」があると思っていたので、今回入院した病院に行こうとした訳ね。でもね、退院後のニュース等からわかったことは、脳の血管造影とかまでしていたら掛かり付け病院として、救急で受け入れてもらえるということがです。実際、救急隊の方が診察券を見つけてくれて、連絡したらすぐ「受け入れ決定」といっていました。なぜか、診察券は常に持ち歩いていたのです。このときは1年以上いっていなかったと思いますが。わかったこと、「近くの総合病院(救急あり)でそれなりにやばい疾患の手術などをしてもらっておくとよい」とね。風邪程度でしたらダメだったかも。脳の血管造影ですよ。CTとMRIもしていましたよ。血管造影は脳梗塞の危険性もある検査でした。この時のこの検査では脳梗塞は起こらないとお気楽に決めつけていました。実際起こらなかった。自信過剰ではない健康体(よい意味での病気知らず)で病気をしていない方の救急時には使えない技ですよね。  8月31日(日)、リハビリの最終目標は発病前と同様の動作などが出来るようになることですよね。発病してからのリハビリで感じたことは「少しでも油断をしたり、無理なリハビリをしたりすると障害者特有の姿勢や動作等になってしまい、修正が難しい。」ということです。関節でも錆び付かせると錆落としの難しいこと難しいことおびただしいです。膝が曲げるのが難しい棒足状態にしていたら、健常者風歩行はできなかったかも。股関節・膝関節・足首関節等適切に使えるので健常者風歩行がやりやすいですし、健常者風の方が絶対楽ですよ。すべてにおいて健常者風の方がよいのです。だから、健常者は障害者風動作をしないのです。障害者風が残っているというのはリハビリ途上かリハビリ失敗なのです。ただね、健常者と同様の動作とかは簡単にできるものではなく、発症時から意識的に取り組む必要があると考えています。特に私らみたいな「一生車いす」とかのご神託を医師から頂いたものにとってはね。足についてはベッド転落事件で車いす占有が黙認されたというのが大きいとは思います。あと、車いす両足チョコチョコ歩行とかが役に立ったともね。他の人からどのように思われるかとではなく、健常者風の方が楽です。棒足ではないので和式トイレで用足しもできますしね。しゃがんで立ち上がりが楽にできます。ところが、視床出血ですと、平衡器官の前庭器官も麻痺しましたので、その復活途上の左右のバランス狂いとかでふらついたりします。でもね、少々前庭器官のアンバランスでふらついても棒足を振り回して歩くより健常者風の方が絶対楽です。当初出ていたふり回し歩行はリハビリ病院入院中ぐらいまででだいたい終わりました。ですから、装具も退院とともに使わなくなりました。ですので、杖は「障害者」と気がついてほしい時もあるのと、ふらついたときの非常用に常に持ち歩いています。まあ、転倒しても楽に起き立ち上がれるのも肩関節・肘関節・手首関節・股関節・膝関節・足首関節等を適切に健常者風に使えるからだと考えています。ですから、無理して健常者風を装うのではなく、健常者と同様の動作ができるようにリハビリに励んでいるのです。絶対楽ですよ、健常者風。でもね、手での細かい作業や走るとかは手や足でのさらなる感覚神経の回復が必要です。手の方は足に比べたら回復割合は悪いのではとも思います。だから、足の方は「それなり」に動かせる程度でも関節の可動域があれば割と格好良く歩行ができるのだとも思います。目指そう、健常者と同様の質の姿勢や動作を!!!

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