2022年5月7日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No506

脳卒中後の動作がどうしてぎこちないのか。はい、「感覚が麻痺していつから」です。   もう暫くしたら大学の友人が肺血栓塞栓症で亡くなって1年になります。   血管で血栓がどうできるかということで昔は「高血圧」一辺倒でしたよね。これは梗塞後に血圧測定をするからなのですよ。   決断でより難しいのが今まで順調(思い込みも含む)に継続してきたことの中断というか中止や廃止かな。また、世間一般の常識?についてもかな。   筋力発揮時に思うこと。   ボツリヌス注射後に集中リハビリをしても効果がなかったという結果だったとね。   医薬品の作用について。ある方が旦那さんの「血液サラサラ薬」が脳出血の原因かなというようなことを投稿されていました。  4月25日(月)、脳卒中後の動作がどうしてぎこちないのか。はい、「感覚が麻痺していつから」です。この麻痺で筋肉をどのくらいの長さまで収縮させてどのくらいの力を発揮させるかが判らないからです。これらがわかるのであれば、「感覚麻痺ではない」ですし、「陽性徴候」がでてくるというのもないしね。例えば、いつもよく使っているところでも目隠しすると・・ですよね。家の中でも夜間くらいと日中や照明で明るい時みたいには動作できないです。感覚の一部が制限されただけでね。脳卒中後は四肢でにおいて「筋肉の伸び具合が判らない」、「筋肉の力の出汁具合が判らない」、「物体との接触面での力のかかりぐあいが判らない」等等判らないことだらけになります。これですごく緊張するわけですよ。緊張すると運動神経系興奮ニューロンが興奮状態にね。感覚麻痺で運動神経系抑制ニューロンが働かないから興奮ニューロンの興奮がそのままになって過興奮状態になっていきやすいのです。過興奮状態になっていってのボトックスかな。で、筋肉が弛緩できないから動作がぎこちなくにね。  4月26日(火)、もう暫くしたら大学の友人が肺血栓塞栓症で亡くなって1年になります。脳梗塞や脳出血を繰り返していたのですがどれも単発のみを比べると私より軽症だったようです。それでそうリハビリをすることなく回復してきたという自信からか病院退院後に継続的なケアを受けていなかったようです。この友人も含む大学学科の同窓会の時に後輩とともに「介護認定を受けろ」や「障害者認定を受けろ」や「介護保険関係になるのですが訪問リハビリをしてもらえ」といったのですが、ひょっとして自己流のままだったのかもと思うのです。同窓会後に自宅訪問してあげたら・・とかも思います。年に1週間ほどリハビリ病院にリハビリ入院とかの報告を読んだことがあるのですが、やはり、毎週1~2回訪問リハビリをしてもらっておくということも非常に大切ではと思うのです。セラピストさんに「マウント」的言動の方では無理かもね。でも、毎週というのが肺血栓塞栓症を予防する上ではよい方法かとも思うのです。リハビリでは早期回復という方法はないとおもいます。症状に応じて時間が必要ですが脳卒中感覚麻痺では「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできる」というリハビリをしていたらそのうちに回復しますよ。その人なりに早くね。  4月27日(水)、血管で血栓がどうできるかということで昔は「高血圧」一辺倒でしたよね。これは梗塞後に血圧測定をするからなのですよ。梗塞後は必ずクッシング現象(血液の供給が途絶えたところがあるとそこに血液を送ろうと血圧を上げる現象です。脳出血でもね)で高血圧状態になります。なのでということでしたが、肺血栓塞栓症等が判ってきて要因を調べたら、低血圧時も血栓が形成されるということが判ったのですよ。どちらかというと高血圧は血流が速いので血栓の形成が阻害される?なんてね。血管内の異物は高血圧の方が飛ばされやすくなるので注意を。エコノミー症候群とかは関節部で血管が圧迫されたりで血流が遅くなることで形成されるということです。ですから、時々ストレッチ等をしましょうとね。降圧薬の盛りすぎは「過度の降圧」を招く恐れがあって添付文書にも「脳梗塞に注意」と記載されています。脳卒中後のリハビリ病院退院後のリハビリが不十分というのはこのエコノミー症候群的血栓形成の危険性が非常に高くなると考えられるのです。ですから、機能回復の他に「血栓形成防止」のためにも週に1~2回はリハビリを受けましょうね。常位胎盤早期剥離の場合も出血が起こるので高血圧になると思います。診断基準の一つに入っているみたいです。妊婦さんの平常の血圧より高血圧になっていたらね。脳出血等はどう考えても高血圧の方がやばいです。平常の血圧というのが大切ということですね。  4月28日(木)、決断でより難しいのが今まで順調(思い込みも含む)に継続してきたことの中断というか中止や廃止かな。また、世間一般の常識?についてもかな。福島の原発事故もこのタイプの決断が必要だったのかな。だれが責任をとるのか。コロナ対策では指定伝染病にしたのですが、この時に時限立法にしておくべきだったでしょうね。そして、伝染病分類の先例に準じて、第1類から第5類までの指定をおこなう根拠を示しておいたらと考えるのです。後遺症はインフルエンザより酷いですがもうインフルエンザに近い分類に指定替えしてよいのではともね。「指定」としただけで未だにエボラ並みでその割に杜撰な対策ですね。もう決断してほしいですね。欧米では決断していますよ。ブラック校則は逆効果のみなのに廃止できないですね。がちがちの校則をなくして教育効果を上げている学校があるのにね。ブラック校則、ブラック部活の延長線上にブラック企業かな。知床の沈没、ブラックというのがニュースでありましたがどうなのでしょうね。なくなられた方のご冥福をお祈りします。出港を取りやめる決断ですね。ロシアのドローン、数十万円の日本製エンジンとキャノンの10万円のカメラをセンサーとして貼り付けたのを軍が1000万円ぐらいで購入していたなんてのがネットでありました。どこまで信用できるのかともし事実ならロシア軍ぼったくられていますね。これでは負けますよ。  4月29日(金)、筋力発揮時に思うこと。ジャム瓶の最初の蓋開け時には「握る」力は結構出ていると思います。瓶を握りつぶすなんてできないから安心感があるのかそう緊張していない感じです。わんこのリードを持っているときは無意識に握り混んでいますね。ペットボトルの蓋開け時は結構緊張している感じです。「馬鹿力一発」ができないからね。ぞうきんやタオルを絞るときはジャム瓶に近いかな。ドアの開閉で押して開ける場合は体重をかけることもね。引っ張って開けるはノブにぶら下がるという感じもね。これで、大きめの衣装ケースも取っ手部分で持てるので楽でしたが・・。基本的に筋力調節をしなくても作業ができるという場合が楽ですね。ピンチハンガーの修繕、壊れた洗濯ばさみを外して新しいのをつけるときね。外すのはできても取り付けの方が無理ですね。なぜかというと筋力とその向きとタイミング等を決める必要があるからです。これ、繰り返して試せば修繕できるのですが、こんなことで痙縮になりたくないです。感覚情報をどのくらい使うのかが緊張度に大きく関係していると考えられると考えています。歩行でもトレッドミルはこの装置の動きに足のタイミングを合わせるということで高緊張になるのでしょう。  4月30日(土)、脳卒中サバイバのゼンデラさんのブログ村脳卒中カテゴリーの一昨日の投稿に「ボツリヌス注射+集中リハビリの長期結果」というのがありました。読んでみてね。ボツリヌス注射後に集中リハビリをしても効果がなかったという結果だったとね。これをボツリヌス菌毒素の作用機構から考えると効果なしが当然なのですけどね。ボツリヌス菌毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経系興奮ニューロンの神経終末のみに入り込んでここで形成されるシナプス小胞の形成を阻害するだけです。この小胞に含まれるアセチルコリンが分泌されて筋繊維の受容体と結合することで筋収縮が起こるのです。痙縮になると常にシナプス小胞が形成されアセチルコリンが分泌されるので筋肉が収縮したままになるのです。この小胞形成阻害でアセチルコリンを分泌されなくなって弛緩ができるようにです。ただ、動作の都合でボチボチの小胞形成阻害にね。リハビリで一番大切な脳とは一切無関係です。脳は痙縮にするほど興奮ニューロンを興奮させていても動作ができると思い違いをしてしまうのではとね。その結果、もし、抑制ニューロンが働き始めてもボトックス療法中の状態が「定常状態」と思い込んで抑制ニューロンが活性化しないことになると考えるのです。抑制ニューロンが適切に活性化することで動作が滑らかになるのですが、活性化しないとなると「改善されない」ですね。ですから、エンドレスのボトックス療法なのですよ。  5月1日(日)、医薬品の作用について。ある方が旦那さんの「血液サラサラ薬」が脳出血の原因かなというようなことを投稿されていました。医薬品は使用したら、基本全身を巡ると思ってよいし、効能の作用が他の部位で効能が発揮されたりとか起こるわけですね。その効能の効き過ぎもね。過活動膀胱の薬は膀胱に作用する平滑筋に作用します。収縮を弱めるのです。が、ついでに同じ平滑筋でできている大腸にも作用して便秘にね。降圧薬は種類によって骨盤低筋に作用して緩みやすくなりますよ。頻尿にね。引きつけを防ぐ医薬品は全身の神経に作用ですよ。なので、子供では精密ポンプで体内の必要箇所に極微量投与ね。長期にわたると他の部位で弊害があるからですよ。抗菌薬(抗生物質)ですと「腸内細菌叢」がガタガタになります。再構築できない場合も起こりますよ。以後、おなかが不調にかな。血液さらさら薬服用中の出血は止血できないということね。命取りになる場合もあります。心臓病でステント術をした場合はこのステントでの血液凝固を防ぐのに必要かと思いますが、内出血しやすくなるという弊害があるのです。この利益と不利益の両方があるということを医師は説明しているのかな。また、脳梗塞を防ぐといって血液サラサラ薬服用させて脳出血で死んでも「脳梗塞は防げた」という場合もあるようですね。ほんの数例だけでした。すべての医薬品には「利益と不利益」の両方、主作用の効き過ぎ等がありますので注意しようね。

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