2008年5月6日火曜日

道路特定財源の一般財源化

5月12日に昨年度に提出された法案がそのまま、再可決される見込みですね。
この法案は10年間特定財源とするということです。福田総理大臣が明言した来年度からの一般財源化とは明らかに矛盾するわけです。
ここで、この法案を再可決させるとあの無駄遣いが延々と続いて本当に必要な道路にも予算が回らなくなる恐れは高いですね。巨大事業で「利用予測」を水増しまでして強行しています。それは「財源を使い切る」というのと「建設実績確保」のためですかな。
要するに、昔の「水争い」の域の発想ですね。国全体とかを考えたことが上層部に行くほどなくなるのでしょう。その結果、支出は減らないのに税収のみ減少という状況ですね。規制を残した結果でしょうか。
で、不思議なのは民主党がどうして福田総理大臣が来年度から一般財源化を言ったときに4月になっても乗らなかったのか。今の衆議院の状況では再可決でお終いという感じであるのにです。
衆議院総選挙がおこなわれない限り、民主党は「再可決」によって主張が葬り去られますね。再可決されることを期待しているのかもしれないですね。一般財源化と言いながら本心はわからないですね。あれから、1ヶ月以上の期間があったのにです。このままでは、10年固定の可能性が高いです。
もっとも、衆議院総選挙で自由民主党に投票日して人の多くは「構造改革」が継続されると期待していたはずです。
イギリスは、構造改革を断行して復活しました。日本は構造改革を尻すぼみにして、内向きになって自滅なのでしょうか。

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