2015年12月6日日曜日

水木しげるさんの思い

 水木しげるさんが亡くなられましたね。ご冥福をお祈りします。  水木しげるさんは陸軍兵として激戦地パプアニューギニアに送られて玉砕を命じられたとか。で、いつも思うのは玉砕や特攻を命じた参謀とかは本土でのうのうと生きていたのではとね。  水木しげるさんは「バカバカしくて死ななかった」というのです。玉砕させて戦局が好転したとかはないですよね。硫黄島では少し時間稼ぎができた程度かな。  太平洋の島々に兵員を分散させて、のち補給網を遮断されたのですよね。海軍力の差を考えずにね。「降伏を恥じ」として、降伏させなかったら玉砕しかないですものね。   司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」と合わせて考えてもらえたら、先の大戦までの日本の状況が判るようになるのではと思います。  現在は自衛隊には文民統制が確立されていますので、問題は安保法制とかで示された政府自由民主党などの体質ではと考えています。  憲法解釈の変更で済ませてきたということに水木しげるさんも苦々しく思ってたのではと想像しています。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

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