2015年12月21日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No175

生活習慣などで病気にならないようにしましょうね。でも最初に一言、「絶対に病気にならない生活習慣なんてないですよ。」ね。   四肢の動作で必要な感覚とは。   健常者でも問題の多い「がむしゃら(スパルタ)リハビリ」ね。   出血や梗塞の起こる部位についてね。   先週の初め頃、使っていた歩数計が突然、お亡くなりになりました。   筋肉の収縮とかで必要なこと。  12月14日(月)、生活習慣などで病気にならないようにしましょうね。でも最初に一言、「絶対に病気にならない生活習慣なんてないですよ。」ね。いかに病気になる確率を下げるかということですよ。病気の兆候があった場合、早期に対策を講じるだけで重大事態に至らない場合もあります。健康診断で「異常値」とかを指摘されてヘマに治療?とかをすると病気になる場合もね。コレステロールについてはここ数年の製薬会社の絡まない研究で基準値範囲が高めの方に移動しています。特に高齢者はね。血圧も精神状態と測定時および日常の姿勢とかも重要ですよ。常に血圧を正常範囲になんては不可能だと思います。だから、安静時血圧のはずね。だから、精神状態と測定時や日常の姿勢とかが重要にね。睡眠時間は6~8時間ぐらいがお勧めですよね。短めがよいという説もね。基本的には夜は寝て朝起床ね。それも、休日も含めてほぼ同じ時刻がよろしいようです。これは「体内時計」で体のリズムを調節していますのでね。この時計無視は自律神経失調とかから表に現れてきますよ。長すぎる睡眠は睡眠の質が低下しますよ。短すぎもよくないですよね。この体内時計のリズムがあるので食事もできれば毎日同じ時刻頃ね。食事も各栄養素などをバランスよくね。必須で摂取する必要のある栄養素は不足をないようにね。ところで、飽和脂肪酸とグルコースとタンパク質は生合成で互いに変換されて体内で合成されますよ。アミノ酸では8種類が必須なので12種類かな。脂肪肝の脂肪とか脂肪細胞の脂肪は生合成でも作り出されますしね。糖質を摂取しなくても死なないのはアミノ酸などからグルコースが肝臓で生合成されているからですよ。コレステロールやプリン体も生合成されていますよ。その人にとって必要な場合や病的な場合などね。高齢になるとコレステロールの需要が増えるので生合成が盛んになるのでは。筋肉維持は日常生活で横着しないで体を動かすことね。エスカレーターではなく階段利用とかね。数kmぐらいなら車ではなく歩くとかね。散歩にはアップダウンを取り入れましょうね。とかとかですが、病気になるときはなりますが、医者とクスリに殺されないようにしましょうね。体温高めは感染症になりにくいですよ。脳動静脈奇形なんて、普通は生活習慣でもなく遺伝でもなく遺伝子発現でのバラツキの問題かもね。同じ遺伝子でも発生途上でのバラツキね。  12月15日(火)、四肢の動作で必要な感覚とは。触覚・圧覚などの皮膚感覚と筋紡錘での筋肉の伸び具合や力の入れ具合の感覚・腱ゴルジ装置での腱の伸ばされ方や力の掛かり具合の感覚などが絶対必要ですよ。皮膚感覚を回復させると物体との接触の具合とかが解るようになりますが、筋肉の使われ方は解らないですよ。こっちの方が筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉感覚ですよ。どちらが欠けても安全な動作ができないので緊張してしまうのですよ。皮膚感覚も筋肉感覚も回復させるときの障害になるのが「視覚」かな。視覚を使うと脳は視覚情報とのセットで感覚を感じ取るのではと考えています。そうすると、常に「見ているときのみ」の動作になって仕舞うのではとね。歩行で足下を常に見続ける必要になるとかね。歩行での感覚に左右の足の感覚の相違の程度をどのように脳が理解できたかが大きな要素であると思います。斜面の横切り的歩行で足下を見ない場合などでは必要ね。健常者風歩行の集大成かな。健常者の歩行は必要な場合以外ほとんど足下を見ないですよね。人間の動作はいくつもの感覚情報を使って滑らかにおこなっているのですよ。だから、脳卒中で簡単に動作不全になるのですよ。情報の代償で動かせるようになっても単に仮復旧ですよ。動かせるだけでぎこちない限りね。脳での神経細胞間のつなぎ替えが完了して調整が終わるまで動作のぎこちなさは続きますよ。  12月16日(水)、健常者でも問題の多い「がむしゃら(スパルタ)リハビリ」ね。多くのプロスポーツ選手が怪我などの後のリハビリ失敗で選手生命を失っていますね。また、学齢期のチームスポーツの選手とかも怪我等で脱落していっていますね。怪我等で障害を受けた部分の本来の状態までの回復に要する時間を待てないということと強度が大きすぎるということですよね。「治癒」の状態を考え違いしているのですよ。でも、脳卒中患者みたいな諦めの心境になるものは非常に少ないのではとね。指導者に馬鹿が多いのも問題かな。そうそう、12月11日の「動きのコツ」さんのブログへの投稿が「【動画】がむしゃらに”歩かない”」でしたよ。一度、覗いてみてあげてください。「頑張る」ということの意味について考えてみたいです。「ビリギャル」でもそうなのですが、その時々に応じた取り組みというのが必要なのですよ。それを無視しての取り組み、例えば感覚麻痺で筋肉が緊張しやすいときにがむしゃらに筋トレに取り組むと、筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進んでしまいますよ。緊張を取り除くということに取り組むという頑張りが必要なのに取り組まないからですよ。それで、どうにもならなくなってのボトックス療法ね。脳卒中では適切適度に動作をさせると脳での神経細胞間のつなぎ替えが促進されますよ。がむしゃらにするとその部位だけの接続が増強されて、後々の修正ができなくなるのではとね。悪い癖の付いた動作の修正ができないのと同様ね。悪筆やお箸の使い方などね。だから、適切適度で「奮闘」するということ、適切適度で「頑張る」ということが必要なのですよ。四肢では諦めると「廃用症候群」、過剰は「ボトックス療法」または「拘縮で諦めてね」かな。適切適度なリハビリ動作で奮闘しましょう。可動域をなくしてドウするの?痙縮や拘縮での筋肉を伸ばすのには外力で怪力が必要みたいですね。それだけ筋力が発揮されているのですが、生活動作には全くの役立たずね。それどころか、生活動作を妨げていますよね。問題が生じる前に「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で楽な力での関節可動域の確保を。  12月17日(木)、関節可動域確保動作についての私の場合ね。高次脳機能障害や失語症等は他の方のをみてね。四肢の動作でお困りの方はほぼ関節可動域のなさですよね。出血を感じたときから、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」というのが頭をよぎりました。後々、これが基本で追加ありね。救急病院入院中、まず、健常腕で麻痺腕を動かしたりね。筋肉の伸縮と関節の可動ね。足は自力では諦めの境地ね。でも、車椅子に座るというので、日中は股関節直角程度・膝関節直角程度・足首関節直角程度で、夜間はベッドで伸びきりという屈伸ができるようになって、諦めはどこかに飛んでいきました。実際、後で考えてみて、この車椅子生活が尖足防止、棒足防止に役立つ最初のリハビリだったかな。腕はごそごそはしていましたが,OTで「伸ばせたら掴めるよ」というアドバイスで、腕伸ばし・指伸ばし等にしばらく熱中ね。これで、屈曲腕・握々お手々の防止ができましたよ。指とかが伸ばせたら、物を掴むのが楽にできるようになりました。でも、掴めるだけだよ。足の方は車いす両足ちょこちょこ歩行なるものが加わって四肢の可動域確保がさらにできるようにね。そうすると、リハビリ病院でもOTの動作テストでハイスコアを出せるようになったし、PTでは健常者風歩行・健常者風階段昇降・斜面の昇降・小走り・ボール蹴りなども指導してもらえましたよ。これらは今もできます。巷でいわれている筋トレや闇リハはしていないですよ。あくまでも関節可動域確保が最優先でしたよ。今も最優先ね。発症後直ぐに「他動による可動域確保動作」から始めることをお勧めします。関節可動域が確保されていたら、そのうちに楽に動かせるようになりますよ。関節可動域がなくなると全く動作させることができなくなりますよ。そうすると、実用筋力はゼロ同然だよ。良く考えてみてね、関節を動かさないで動作ができるかどうかをね。  12月18日(金)、出血や梗塞の起こる部位についてね。はっきりいって血管のあるところどこでも可能性はありますよ。梗塞は静脈では起こりにくいですけどね。出血はどの年齢でもストレスでも起こりうると思います。私はストレス性と考えられる消化管出血をやってしまいました。ほんの3リットル弱程度の出血かな。一晩がかりだったので命拾いなのですが、検査の放射線の影響と考えられる病気になって仕舞いましたけどね。その後も心当たりのない出血がありました。で、そのうち、脳でも起こりそうだと思い始めて10年ぐらいで視床で漏れたわけです。消化管出血の時の検査でちと凝固が遅いことが分かりました。これからは高齢になっていくので高コレステロールにでもして出血に備えようかな。低コレステロールは脳出血のリスク因子だしね。その人の身体状況の程度でいつでも体のどこかで出血する可能性があると思います。梗塞もエコノミー症候群で起こる場合があるように起こりうるわけだしね。血管の一部が吹っ飛んでというのもあるわけだしね。動脈解離だったかな。これらが脳や心臓で起こると被害甚大ですよね。このようなことが起こるような可能性を低下させる生活をしましょうね。過度の降圧は脳梗塞恐れですよね。低コレステロールは脳出血のリスク要因ね。今週水曜日のあるブログでの冬に脳梗塞が多い理由を読んでみて、なるほどと思いました。状況によって低血圧になりやすいのが理由というのです。冬などの寒い時期に暖房のよくない状態での入浴や飲酒後の入浴時に低血圧になって、血の巡りが悪くなっての脳梗塞ね。皆さん、低血圧の危険性をいろいろ調べて投稿しましょうね。  12月19日(土)、先週の初め頃、使っていた歩数計が突然、お亡くなりになりました。お安いのということでタニタの振り子式の歩数計を購入しました。到着翌日、装着に失敗してカウントミス。すぐにタニタの3Dセンサー式のお安いそうな歩数計を購入しました。常に両方を持ち歩いてみたら、歩数が違うのです。ぬきつぬかれつつという感じです。振り子式は装着状況次第みたいです。振り子式の方の感度はぐずぐず歩行とかの方の時によいみたいで、トコトコとすたすた歩いているときは3Dセンサー式と同程度みたいです。カウントの違いで歩行の質が解るのではと思います。でもね、抜きつ抜かれつだったのが振り子式の方が多い場合がやたらと多いということを報告しておきます。私は一日の歩数は10000歩以上でよしとしています。百貨店の階段1~5階の昇降込みです。10000歩とかですと、リハビリ目的を通り越して運動量確保が目的になっています。歩幅も70cm以上になっていますし、訪問リハビリのセラピストさんもビックリの歩行速度も出せますよ。一昨日投稿の可動域確保リハビリの成果ですよ。  12月20日(日)、筋肉の収縮とかで必要なこと。腕ですと上腕二頭筋が十分に収縮するためには肘が伸びている方がよいですよね。収縮のための可動域が必要ですよ。そのためには弛緩して伸びた状態になっているということですよ。楽な力で筋肉を伸ばすことができたら、その筋肉は収縮できるのですよ。筋肉は自力では伸びないのですよ。対になっている筋肉で伸ばす必要があるのですよ。筋緊張亢進や痙縮や拘縮は筋肉が収縮して凝り固まっていくことで可動域消失が起こるのですよ。筋肉が柔軟で適切に伸びている状態であるということが収縮には必要なのですよ。だから、マッサージとかで解すのですよ。マッサージなどやストレッチで解せなくなるとボトックスかな。ボトックスは運動神経の神経終末に作用して筋肉への収縮命令を出せなくして効果を出しています。それで、筋肉を緩めることができたら効果ありです。緩めるということは一時的に筋力低下を来します。ボトックスの効果は筋力低下にあるのです。それを嫌って筋トレなどすると・・ね。適切な収縮をするためには運動神経と感覚神経の両方が適切に働いていることが必須です。全自動に近い心筋でも自律神経系とかで制御されていますよね。おかしくなると、不整脈や心室細動とかね。咽の部分での脳の関与がおかしくなると声が出せなくなったり、誤嚥とかが起こったりしますよね。ですから、可動域と神経の適切な支配が必要なのですよ。我々脳卒中患者は適切な神経支配ができなくなったのですよ。脳の回復まで楽な力での関節可動域の確保をね。脳の回復は「動かせた」だけでは完全に不十分ですよ。年齢や症状によりますが、数年から数十年の期間が脳の回復には必要ですよ。

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