2017年7月22日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No256

ある方がちょっと普通と違う歩行をされているというのです。   骨折リスクを減らすには。高齢になってくるとどうしても骨密度が低下します。   脳卒中時の筋力について。何回目の投稿かな。脳卒中発症で筋力ゼロは筋肉の正常な反応ですよ。   ボトックス療法の仕組みから見ると、運動神経系興奮ニューロン興奮亢進状態での対象筋肉の収縮状態から脱するためにですよね。   私の快眠法。というか、睡眠で守っていることは「起床時刻を一定に保つ」ということです。   お外歩きの基本は関節可動域。お外はリハビリ室と違ってデコボコや坂、傾斜だらけですね。  7月10日(月)、ある方がちょっと普通と違う歩行をされているというのです。傘を持つのに横歩きです。頑張ってね。でもね、発症直後の方、フニャフニャの体を適切に維持して関節可動域を確保の上、健常者風歩行の方が楽だと思いますけどね。発症直後は関節可動域があるのですよ。以前も投稿しているように痙縮等の方はボトックス療法等で痙縮から脱出してね。筋肉が柔軟になって関節可動域があれば、世界は大きく広がりますよ。それまでに廃用性筋萎縮にはならないようにね。有名プロ野球選手の変速?打法や変速?投法でも関節可動域はあり筋肉は柔軟ですよ。筋力全開時には堅いかもね。脱力時は柔軟のはずだよ。私が言っているのはこの「筋肉柔軟と関節可動域」の問題ですよ。この二つは発症直後にはあったのですよ。フニャフニャね。これをどう維持できたかです。ですから、発症直後の方、良く考えてくださいね。筋力も筋肉柔軟で関節可動域があっての筋力です。生活に使える筋力ね。棒足の棒足にしている足の筋肉の筋力は凄いはずですが、役たたずですよね。屈曲腕の屈曲させている筋肉の筋力も凄いでが利用価値ゼロですよね。握り込んでいる手の指等の筋肉もね。生活に役に立つ状態の筋肉の維持には発症直後のフニャフニャを上手に維持するというのが大切ですよ。繰り返しますが四肢等の動作は関節動作です。これをおこなうには柔軟な筋肉と使える関節が必要なのです。これらがあると脳の回復に応じて生活に使える筋力も出せるようになっていきます。生活に使えるということは下肢ですと、健常者風歩行ですよ。健常者風階段昇降ですよ。坂道も楽に昇降できるようになりますよ。当然、杖の指示棒化も可能ですよ。杖をつくのではなく、持って歩くというのにできたら傘なんて楽勝ね。健常者風歩行ができるようになったから、下肢の関節可動域が確保できたのではなく、関節可動域が確保されていたので健常者風歩行のリハビリをしてくれたのですよ。順序を間違わないようにね。拘縮になった方は人工関節でも使えたら使ってみたら?  7月11日(火)、医療費の支払い等についてね。収入との関係もあるのですが、キャッシュフローの問題ね。企業の財務諸表の中に「連結貸借対照表」というのがありますね。「資産の部=負債の部+純資産(こっちには資本金等も入っていますけど)」なのですが、資産が固定資産ばかりですと、キャッシュ不足に陥りやすくなって倒産の危険性が高くなります。負債の部の方では流動負債が多いと、流動負債は「直ぐ返せ」という負債です。これが多いと自転車操業等で倒れやすくなります。少なくとも流動負債<流動資産(現金やすぐ現金化できる債権など)である必要があるとね。これは家庭の経済でも同様のことがいえるのですよ。「損益計算書」では営業収支、営業損益、営業外損益、特別損益等です。利益率等はこちらで考えるようです。特別損失があっても大丈夫な企業はキャッシュを持っているということになります。ただ、限度はありますが。或いは、ぼろ儲けしているかかな。でも、毎期、営業外損失が大きいというのは問題企業ね。営業損益で赤字続きもね。ダイエーが転けていったのはキャッシュ不足だったと思います。固定資産はあったのですが、キャッシュ不足ね。ですから、イオンに吸収された時の自己資本比率は35%ぐらいで、イオンは18%ぐらいだったです。我々みたいな病気になったときに医療費負担にどの程度耐えることができるのかはキャッシュの量によりますよね。また、主な稼ぎ手でない場合は稼ぎと支出のバランスも関係してきます。それと、私みたいに発症しておきながら、「個室」という単語が聞こえた時に「承諾したらあかん。病院の都合での個室は室料を請求されへんから。」みたいに思えると保険診療による医療費ぐらいになりますが、それでも高額医療費の範疇になるので、やはり、キャッシュの量によると思います。ですが、キャッシュが足らないと思えたら、健康保険の関係窓口(高額医療費受給者証だったかな)と病院とに相談することですよ。借金してまで「請求即支払う」必要はないと思います。脳卒中入院では、即、関係窓口で高額医療費の相談をされたらよいと思います。確実に高額医療費ですよ、健康保険でもね。金持ちの方は個室でも利用されて病院の収支に貢献されたらと思いますが、我々庶民は4人部屋ね。  7月12日(水)、骨折リスクを減らすには。高齢になってくるとどうしても骨密度が低下します。が、これを遅くするということで同年代の平均より低下させることができるのです。あくまでも「低下」ね。防ぐ方法は?です。衝撃が大きければ若者も骨折しますからね。病気と同じです。完全に防ぐ方法などないです。脳卒中リハビリでの注意事項の筋力使いすぎ等の中の筋力発揮をすると、骨芽細胞が活性化して骨産生が盛んになります。破骨細胞による破骨分を作り出せたら現状維持ね。骨はカルシウム等とコラーゲン(タンパク質)等からできています。どちらが不足しても骨折リスクが高くなります。タンパク質合成も筋肉を使うと盛んになるのですが、我々脳卒中感覚麻痺の者は筋緊張亢進→痙縮→拘縮との兼ね合いがあります。辛いですね。重力を活用した骨芽細胞の活性化やタンパク詩合成の活性化の為にはボチボチ階段昇降もいいですが、「歩く」というのだけでも役に立つようなのです。これも、頑張りすぎないね。不足すると、骨がすかすかになりますよ。カスカスになったりしたら、私みたいにゴロゴロ転倒していたら骨折しまくりになるので注意しましょうね。何もしないと体は衰えるだけですが、過剰にすると弊害だらけになりますよ。この「過剰」は身体状況によって、各自それぞれですから、良く考えてね。ラグビーワールドカップ出場メンバーのトレーニングを我々がしたら、一発で痙縮ですよ。身体レベルの違いを良く考えてみてね。イチローは普通でも一流だから、あの打法で成功したのではと思います。野茂もね。  7月13日(木)、脳卒中時の筋力について。何回目の投稿かな。脳卒中発症で筋力ゼロは筋肉の正常な反応ですよ。筋肉関係が正常であるという証拠ね。「筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」という計算ができます。かけ算ね。どれかがゼロになると答えはゼロね。脳卒中では「脳の命令力がゼロ」なのですよ。だから、フニャフニャになって筋肉は正常ですよ。「火事場の馬鹿力」というのを普通発揮できないのは脳での制御によります。本来の最大筋力の30%が平常時の最大筋力というお話もありますよ。さらに、筋力についてですが神経筋接合部での筋繊維動員力という問題もあります。しばらく寝込んだりするとふらつくとかの要因になり得るのですよ。わりと簡単に動員力が低下するとね。だから、簡単に復元もしますが長期にわたるとどうなのかな。実際の筋肉量の変化に至るには相当な期間が必要かもね。「楽な外力による関節可動域確保動作」をしていたら、脊髄反射(一種のつっぱりとか)もあるので筋肉量の減少は普通気にするほどでもないかもね。廃用性筋萎縮は相当派手にほったらかした場合の時かもね。感覚麻痺でも感覚情報がないということで脳が収縮命令を抑えます。これを突破して、命令を出させると、筋力制御のできない命令になります。痙性が酷くね。あと、知らないよ。ですから、筋力を追い求めるのではなく、楽に動かせる優先のリハビリでしたが麻痺手の握力が31kgまでに回復しました。健常手は36kgね。「色男 金と力は無かりけり」の世界かな。高校生の頃の麻痺手のほうの握力は25kgね。健常側は今と同程度ね。脳内出血になって握力が増加した?てな感じもね。  7月14日(金)、ボトックス療法の仕組みから見ると、運動神経系興奮ニューロン興奮亢進状態での対象筋肉の収縮状態から脱するためにですよね。痙縮からのね。筋肉の収縮を緩めるというものね。運動神経系興奮ニューロンの興奮というのは筋肉に対して筋力を発揮しなさいということです。ですから、筋肉はしっかりと収縮しているわけですよね。問題は運動神経系興奮ニューロンの興奮亢進で、筋肉が収縮しっぱなしになって仕舞ったということですよね。収縮し続けているというのは一定状態に筋肉を限定しているということですよね。なにも他のことができないということね。関節までが錆び付いてしまうと回復は無理かな。正常な状態では筋肉は弛緩できて、次の異なる動作のための収縮ができるように引き伸ばされるのが普通ですが。痙縮等では筋力発揮して一定の収縮状態で固まっているわけですよね。そりゃあ、動作しにくいわけですよ。楽に動作するには筋肉を弛緩させて引き伸ばして、次の動作のために収縮できるように準備することが必要なのですよ。ボトックスは神経筋接合部の神経終末にのみ作用しています。細胞体本体には影響がないのですよね。ですから、細胞体の方は興奮状態が続いているのですよ。だから、何回も繰り返す必要があると考えています。ボトックスはあくまでも対処療法であると思うのです。で、運動神経系興奮ニューロンの本体の興奮を抑制できるのは抑制性神経伝達物質を本体の神経細胞体に対して作用したときと思うのです。ということは、運動神経系抑制ニューロンを活性化できるようになるまでは3ヶ月前後で繰り返しボトックスの注射を続ける必要があるのではと思います。なぜか、興奮ニューロンは抑制ニューロンによってのみ抑制されるようなのです。抑制ニューロンの興奮については調べてみたのですが?のままです。  7月15日(土)、私の快眠法。というか、睡眠で守っていることは「起床時刻を一定に保つ」ということです。ある程度睡眠時間を考えると付随的に同じような時刻に睡眠を始めることになります。この一定の睡眠とかは健康法の重要な方法の一つですよね。でも、病気になりにくいということですよ。「病気にならない」ではないです。確実な予防法なんてないですからね。7時間弱ですが、途中でのトイレ起床はリハビリ病院入院中に一度あったきりです。体内時計を一定に保つということですよ。私の体質で不規則睡眠をしていたら、とっくに死んでいたでしょうね。もう一つが日中に寝ないということです。時々、睡魔に襲われても「こっくり」を少しして終いね。昼寝の効用はいわれていますが有用なのは30分以内という噂ですね。さらに、日中に適度に運動して、脳も扱き使うということですよ。適度な疲れをためて寝るということも睡眠を深くする方法だと思います。特に脳に疲労感がない状態でだらだら寝るのは疲れますね。入院中に懲りました。なので、早期に車椅子生活にしてもらったのです。筋肉を使うことで脳は活性化されます。だから、ホーキング博士の脳の活性化法がわからないのです。必要以上に寝転んでいるというのは疲れますが、本来の睡眠の質を低下させると考えています。リハビリも脳が起きている方が効果があると思います。必要なときに脳を活性化するというのが睡眠にもよい影響を与えていると思います。以前、別の入院で同室者が「夜に寝れないから昼間寝る」といったのを聞いて「あほか」(いわなかったけどね)と思いました。病院ですから、いつでも寝れるので、日中頑張って起きて、睡眠を夜にずらせばよいのにと思いましたけどね。お仕事で不規則睡眠になって仕舞う方は辛いですよね。わかっていてもできないことですからね。  7月16日(日)、お外歩きの基本は関節可動域。お外はリハビリ室と違ってデコボコや坂、傾斜だらけですね。お家もだけどね。車道も歩道も水平ではなく水はけ等の関係で傾斜がありますよね。さらに、坂道もね。公園の遊歩道もですよ。公園での遊歩道以外は、もっと、デコボコ、傾斜等がありますね。草が生えていたりとかね。これらを、無理なく歩くには「関節可動域」が必要になります。「動画と静止画」カテゴリーに少しアップしていますので参考にしてくださいね。人工のお山の斜面で私に向きを変えさせるわんことの散歩でもですよ。できるのは「関節可動域がある」ということね。発症時に医師より死に損なった後に「一生車椅子」とのお告げも受けたのでしたが。以前から投稿しているように「歩行は関節運動」なのですよ。歩行での主な関節は股関節と膝関節と足首関節ですよね。これらが的確に使えたら、お外での歩行できるので世界が広がります。でもね、脳の回復より先走ると問題だらけになりますよ。脳の回復には生き残りの部分の再編成での暫定的回復と、神経細胞間のつなぎ替えによる本格的回復とがありますよ。暫定的の時に無理をすると、弊害が出ますよね。リハビリ病院入院中に購入した杖は折りたたみ式だったのですが、今、思うに「傘兼用杖」にしていたらよかったとね。天気のよい(紫外線的には悪天候)のときにブチブチとセラピストさんに文句をいわずに済んでいた気がします。でもね、兼用杖を持っていった段階で説教だったかもね。でも、紫外線はお肌に悪いですものね。リハビリで外に出なくても朝夕の散歩で病院敷地内をうろついていたのでよいのではともね。こんなことをいえるのも「関節可動域を確保していた」おかげと思っています。「関節可動域があっての健常者風歩行」でした。リハビリ当初から時間が掛かろうが「格好良く歩く」が目標でした。が、以外と早かったというのが真相かな。

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