2019年6月1日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No353

視床出血で感覚の回復をさせるには。この感覚の回復が動作の回復には不可欠です。   力を込めた腕の筋肉はそのままで次の仕事ができますか。物を掴むために握り込んだ状態で次の仕事ができますか。力を込めた筋肉を緩めて伸ばしてから次の仕事ですよね。   力を込めた、収縮させた筋肉は固いですよね。弛緩している状態では柔軟ですよね。弛緩して引き延ばされた後の筋肉が収縮できるのですよ。   感覚麻痺、視床出血みたいな感覚麻痺では感覚がないことによる動作不良ですよね。では、どうすればよいのかというと、「感覚の回復を促進しなさい」かな。   手足のリハビリでしてはならないこと。「筋肉を硬直させるみたいなこと。」かな。   今日はうちのわんこのネクスガードとフィラリア予防薬の服用日です。というても一説によると「おやつ」みたいになっているというのですが。で、このわんこより長生きすることも目標の一つかな。   手足等のリハビリは健常側のことも考えてかな。四肢はほぼ左右対称になっていますよね。  5月20日(月)、視床出血で感覚の回復をさせるには。この感覚の回復が動作の回復には不可欠です。間脳は中枢神経系ですね。私が調べた範囲では「中枢神経系では軸索は伸張しない」でした。末梢系の軸索伸張は結構早いですが・・。ということで、大脳や小脳・中脳・間脳・延髄などのニューロンから「コレステロールを原料として合成される樹状突起誘引物質を分泌させる」というのが必要と思うのです。また、樹状突起は「生体膜」主体ですので必須不飽和脂肪酸を摂取して脳に供給する方がよいと思うのです。樹状突起の伸張はゆっくりのようなのです。時間が必要です。その上で、感覚刺激を適度に脳に与え続けることかな。健常者の関節可動域全域や中途半端な筋力刺激とかで片平法なんてのがよろしいのかなと思うのです。他動か自力かを別にして私のしているのはある意味、片平法の概念を活用させてもらっているところもあります。できうる限り健常者風というのが筋肉関係の感覚の回復に必要ではと考えています。ぶん回し歩行になってしまっていると脳もぶん回し前提で回復していってしまうのではとね。ぶん回し歩行の改善はロボットリハビリが有効かと思うのです。ロボットの力を借りて脳の手続き記憶の変更を試みるわけですよ。まだ、ロボットで膝関節等が稼働できる方が対象にはなると思います。トレッドミルで無理なのはぶん回しが手続き記憶になってしまっているためではと思うのです。手続き記憶になると動作時に無意識的に動作がおこなわれるようになってしまうためです。ですから、救急病院はもちろん、リハビリ病院入院時も下手なぶん回しなどで頑張らないことね。おとなしく「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」で暴走でもしている方がよいと思うのです。これは下肢の関節稼働時に伸筋等の弛緩のタイミングの手続き記憶が形成されるようなのです。悪い癖は直りにくいということですから・・。リハビリ病院入院中にリハビリ室でぶん回しで自主リハをされていた方を見かけたことがありました。  5月21日(火)、力を込めた腕の筋肉はそのままで次の仕事ができますか。物を掴むために握り込んだ状態で次の仕事ができますか。力を込めた筋肉を緩めて伸ばしてから次の仕事ですよね。筋肉を弛緩させるは収縮命令を止めればよいのですが(抑制ニューロンの活性化とね)、伸ばすのは他の筋肉の力が必要なのですよ。緊張状態の筋肉というのは収縮している状態ですよ。また、筋肉は引き伸ばされようとすると脊髄反射等で収縮していくのですよ。筋肉にしっかりと弛緩させる意思表示が脳には求められるのですが、脳卒中後はどちらかというと抑制ニューロン活性化抜きの「収縮命令」のほうですよ。で、筋肉が弛緩できないから関節が動かせなくなるのです。健常者風でもナンバ歩きでも横歩きでも必要な筋肉が弛緩できているかどうかだけですよ。上肢の動きも同じですよ。関節動作ではセットになっている筋肉の一方が収縮するときには他方が楽に弛緩する必要があるのですよ。ところが、脳卒中後は脳は辺り構わず収縮命令を出してしまうので意識しながらというより「手続き記憶」状態で関節動作ができるようにしてから歩行リハビリや上肢の生活動作を行う方がよいと思うのですけどね。トレッドミル上で膝関節を伸筋を緩めて曲げてなどと考えながらリハビリをするから膝が曲がらないという事態になるのではと考えられるのですが。手続き的になっていたら「曲げる」で伸筋は手続き的に弛緩ですよね。楽勝だったですよ。なんで「膝曲げ」程度で苦労されるのかは解らなかったのですが、最近、いくらか解るようになってきたと思い込んでいます。ですから、もう、ナンバ歩きやとかいわれている方は手遅れなのかもね。でも、ロボットリハビリで見込みがあるかもね。ロボットの力を借りて手続き記憶形成をさせることができたらね。  5月22日(水)、力を込めた、収縮させた筋肉は固いですよね。弛緩している状態では柔軟ですよね。弛緩して引き延ばされた後の筋肉が収縮できるのですよ。ですから、いかに楽に弛緩させて引き延ばせるかが関節動作ではというか、筋肉が働く上で重要なのですよ。で、救急病院入院中から継続している上肢のリハビリが腕伸ばしと指伸ばしです。上肢の強力な屈筋引き延ばしです。外部の力、健常側の補助ありの時もね。下肢はリハビリ病院は「車いす着座による両足活用ちょこちょこ歩行」、救急病院入院中は日中車いす生活暮らしでした。下肢ではいかに伸筋を弛緩させるかということね。和式トイレうんち座りは退院後ですよ。下肢は伸筋の方が強力なのですよ。棒足というのはこの伸筋が収縮したままになることで起こりますよね。車椅子への座り方ですが、お尻を深く、椅子の背もたれに接するようにだったかな。また、膝は曲げて足首も直角ぐらいにはなるようにしていました。というより、PCをしていると足投げ出しでは前の壁面が邪魔になるのでした。伸筋が伸びないことにはPCができない構造に救急病院ではなっていたのでした。トコトン他動ということも活用させて貰った感じです。体全体を使っての振り回しみたいな腕伸ばしや健常側活用の腕伸ばし時に感じたのは脳はそこら中の筋肉に収縮命令を出しているということでした。関節を反対方向に動かすはずの筋肉二つに同時に収縮命令という感じね。だから、無理せずに地道に手続き記憶ができるように頑張ってしまったという感じです。いつごろ、使えるようになりたいとかは念頭にはなかったです。ですから、健常者風歩行のリハビリも「もうするの?」という感じでした。で、このリハビリの自主リハはサボり気味ね。本人は病室に戻ってPCをしていたかったというのが本音。OTの方は自主リハビリも5月以降はセラピストさんと話しながらしたかった。PTは男性、OTは新卒の女性ね。関節が楽に動かせていたら、まともで優秀なセラピストさんなので、それに適したリハビリをしてくれました。STもだよ。  5月23日(木)、感覚麻痺、視床出血みたいな感覚麻痺では感覚がないことによる動作不良ですよね。では、どうすればよいのかというと、「感覚の回復を促進しなさい」かな。このためには他動でもよいから楽に動かせる状態というのが必須ではとね。そして、筋緊張状態にしないことでの動作を適切に行うかな。ラジオ体操的でよいと思うのです。しかし、なにか目的を持って緊張度の上がるような動作をしないことかな。大抵が筋肉の緊張度を上げてしまって動作に支障をきたして「困った、困った」かな。筋肉の緊張度が上がっていないのでしたら、なんらかの関節動作が楽にできますよね。ただし、感覚がないので精度の必要な動作をすると高緊張にです。健常者の関節可動域一杯に振り回すとかはできますよね。もう、例えば五十肩完成してしまったとかの方はその範囲とかですが。何をするにしても感覚というのが必要なのですが、特に「内部感覚」が無視されやすいですね。しょっちゅう投稿していますが、筋肉に関する感覚を無視されているとおぼしき方がみられます。筋肉の伸び具合を関知している筋紡錘、筋肉の力の発揮具合に関わる腱ゴルジ装置とかが代表的ですね。また、皮膚感覚で体にかかる力の状況を感じるのも大切ですよね。視床出血等感覚麻痺ではこれらがを全て感じなくなるか、一部は感じることができるとかですが・・。大抵は全て感じないのかな。そうすると、脳は収縮命令解除のタイミングが解らないのですよ。で、運動神経系興奮ニューロンが興奮状態のままになりやすいのですよ。それで、弛緩する必要のある時も弛緩できずに緊張状態のままになってしまっているというのが現実かもね。これを積み重ねることで痙縮にかな。脳卒中後、しばらくすると落ち着いてきて何とか動かせるとかの方が多いようですが・・。この時にむやみに動作せてしまったということも多いのでは。リハビリ病院入院中に毎日トイレに籠もってスクワット30分ほどとブログに投稿されていた方もいました。「感覚がないのによくやるね」という感じで読みましたが。  5月24日(金)、手足のリハビリでしてはならないこと。「筋肉を硬直させるみたいなこと。」かな。筋肉を高緊張にして収縮状態にしてしまって弛緩しにくい状態になってしまうことかな。理由は関節動作ができなくなるからですよ。そして、人間は関節を活用して動作している動物なのですよ。ですから、関節を楽に動かせるように常日頃心がける必要が健常者でもあるのです。このことに異議のある方は生物学的根拠を提示してください。ところで、脳卒中後は健常者より簡単に筋肉が収縮状態になってしまいやすいです。これは感覚情報がないということで運動神経系抑制ニューロンを活性化できないためと考えられるのです。実際、運動神経系抑制ニューロンがダメージを受けて活性化かできない病気とよく似た症状を示していますよね。ボツリヌス菌毒素は抑制ニューロンとか関係なく運動神経系興奮ニューロンの神経終末に入り込んでシナプス小胞(この場合、筋肉の収縮命令のための小胞)の形成を阻害して筋肉を収縮できなくするのですよ。それで、筋肉が緩むから関節が動かしやすくなるということであって、根本治療ではないです。ですから、エンドレスみたいに注射が続くようです。とかなので、筋肉が高緊張にならないように適切適度なリハビリに抑えるという頑張りが必要なのですよ。どうしても、誘惑に負けて緊張をあげていってしまう方が多いようです。ブラック部活的誘惑ね、「やればやるほど効果があるという思い込み」ですよ。下肢の関節可動について手続き的記憶ができていないのにトレッドミルに挑戦なんてのもブラック的かもね。  5月25日(土)、今日はうちのわんこのネクスガードとフィラリア予防薬の服用日です。というても一説によると「おやつ」みたいになっているというのですが。で、このわんこより長生きすることも目標の一つかな。ブログ村では私より高齢の方が少ないようなのですが、完全麻痺状態からの完全回復を生きているうちに成し遂げたいというのも目標です。どうも、お迎えの方が・・。完全回復に必要なのは四肢では健常者並みの関節可動ですよね。この健常者並みは関節可動域の範囲と楽に動かせるということであって生活動作に使えるという意味ではないです。これを支障なく生活動作に使えるようにしたいということです。くどいようですが、ボトックス適応にはならないようにしています。訪問リハビリのセラピストさんも呆れるほどの関節の動きですが、感覚なしのため生活動作には使えません。感覚が戻れば、しばらくしたら使えるようになると考えています。当然、目標には「大股疾走」も入っています。ナンバではない方での疾走がしたいのです。足を含めて感覚の完全回復が必要かもね。視床出血後のリハビリでは感覚麻痺というのが一番の障害です。筋力もある程度発揮できるようになっても生活動作に使えないのです。例えば、握力31kgなんて力を必要とする動作は何がありますか。それより、弱めで微妙な筋力調節を必要とする動作の方が多いですが、このような筋力調節は感覚がないということでできないのですよ。また、微妙な筋力調節を試みると高緊張で即痙縮になりそうということで恐怖ですよ。  5月26日(日)、手足等のリハビリは健常側のことも考えてかな。四肢はほぼ左右対称になっていますよね。左右でバランスをとりながら動作しているのが普通ですよね。片麻痺になると麻痺した方にのみ注意がいく場合もありますが・・。そして、健常側とは筋膜というのでもつながっているのですよね。これは下肢と上肢間もということです。ですから、常に全体を考えながらのリハビリになるのですよ。お盆に湯飲み等をのせて運ぶときに健常側の手だけで持つわけですが、体全体でバランスをとる必要があるわけですよ。そうすると、麻痺側のバランス能力がないか低いので健常側でカバーしなければならいのは当たり前と思うのです。で、酷使すると・・。歩行でも健常側を酷使すると・・。ですよね。ということですが、健常側もボチボチ鍛えてやるというのも必要かもね。互いに悪影響が出ないようにするということですよ。健常者風歩行のリハビリ時にもこのような概念をいわれたような記憶が・・。ですから、偏った考えでのリハビリはしない方がよいのではとね。私的にはCI療法については否定的です。痙縮になっていくようならボトックスらしいというのも否定的に考える理由です。多くの生活動作において、人間は左右でバランスを取りながらしているのです。ですから、片方重点的なんてしない方がよいかもね。ただ、バランスを考えてなら麻痺側が多くても健常側が多くてもよいとは思うのですが。感覚麻痺で麻痺側の筋肉を高緊張にしてしまうようなことは避けましょうね。筋膜での悪影響ありの場合もありますよ。

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