2021年8月14日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No468

感覚麻痺ではどうして関節を動かしにくくなりやすいか。   最近のコンタクト装着時での麻痺手のこと。   なぜ、毎日ストレッチ等をするのがよいのか。   脳卒中後遺症の回復の本道は脳の回復ですよね。でも、何年かかるのかな。   ところで、脳の回復には脳への刺激が必要なのですよね。手足ですと「動作させて、そのときの筋紡錘や腱ゴルジ装置からの刺激、皮膚からの刺激」ですよね。   送風機付き服ですが私的では「作業服」かな。もっとも作業服に送風機をつけたのを購入したのですが・・。   相変わらず、コンタクトレンズ装着時に麻痺指が勝手に震えてくれますね。  8月2日(月)、感覚麻痺ではどうして関節を動かしにくくなりやすいか。関節を動かすというのは他動では外力ですね。自力ではその関節に関わる筋肉の弛緩と収縮を上手に組み合わせてですね。普通、意識しているのは「収縮」です。ですが、収縮する前に「弛緩して引き延ばされる」ということが必要なのが筋肉なのです。脳が筋肉に収縮命令を出すと、運動神経系興奮ニューロンが興奮状態になり、神経筋接合部で筋肉に伝えられて収縮します。問題はこの興奮ニューロンが興奮状態を継続させやすいことにあります。健常では運動神経系抑制ニューロンを活性化して興奮ニューロンの興奮を静めますが感覚麻痺では抑制ニューロンを活性化できないようなので興奮ニューロンが興奮したままにで筋肉が収縮したままになっていって弛緩しなくなるので関節を動かせなくなるのですよ。関節が動かせないから、上肢も下肢も困ることにね。抑制ニューロンの回復は脳の回復しかないようです。なので、興奮ニューロンを興奮させすぎないように慎重にリハビリをおこなう必要があるのですよ。ボトックスはこの興奮ニューロンから神経筋接合部で筋肉に伝える部分でのみ阻害するだけです。ニューロンの興奮の解除はしていないのです。ですから、期間限定の対症療法なのですよ。薬効が切れると元の木阿弥です。  8月3日(火)、最近、コンタクト装着時での麻痺手のこと。麻痺側に装着するときは麻痺指で瞼開けです。これがどうしてもやりにくいのです。少し力を入れての瞼開けになるので指がおとなしくしてくれないのです。リハビリ病院入院中の頃やその後暫く間の方が脳の回復がまだのようで指が震えたりしなかったです。ところが、今はしっかりと脳が筋力調節しようとするようで震えてずれまくります。タイミングをみて素早く装着ね。健常側の時は麻痺側人差し指にコンタクトを載せておとなしくさせるのですが、瞼開けの時みたいに震えていたのが、ここしばらくはおとなしくしてくれています。力を抜くということができるようになってきたのかな。微妙な筋力調節をすると、派手に震えたりする麻痺側です。脱力か筋力全開みたいな時には震えないのですよ。中途半端な筋力は屈筋を収縮させるときには伸筋を弛緩させ、すぐに屈筋を弛緩させて、このときに伸筋を収縮させるというようなことを頻繁に繰り返すのです。ところが、脳卒中で脳の機能が低下してこのタイプの調節ができなくなり、回復させようと脳が頑張っているときに起こる震えですよ。ただ、脳の回復完了までには非常に時間が必要と思うのでいつまで続くのかな。この震えを無理に止めようとすると痙縮になってしまうかもね。徐々に回復してきていると思えることかもね。  8月4日(水)、なぜ、毎日ストレッチ等をするのがよいのか。収縮性タンパク質を同じ位置でうごかさないでいると「接着」というかくっついて、次に動かして接触場所を移動させようとするといたみを感じるからかな。特に上肢の肩当たりが一番強烈かもね。下肢でも起こりますね。ストレッチをするというのは関節を動かしますよね。それで、筋肉に収縮と弛緩が起こるわけです。これをしていないと痛みが強くなっていきますよね。感覚麻痺でもなぜかこの痛みを感じることになるのです。ただ、時々間を開けるということですと、痛みはそう酷くなりにくいようですが、長期になると・・。なので、痛くても「リハビリストレッチ」は毎日おこなう必要があるのですよ。どちらかというと「弛緩させて引き延ばす」時が痛いですね。筋肉が筋力を発揮するには弛緩して引き延ばされた後ですよね。ですから、この痛みは我慢しておこなうしかないのではとね。最悪、ボトックスも効果のない筋肉になってしまうかもね。そうすると、動作なんてできないですよね。これに関節での接触面がくっついてしまうとどうなるのかな。ですから、我慢して関節を動かそうね。できれば、関節可動域一杯にね。  8月5日(木)、脳卒中後遺症の回復の本道は脳の回復ですよね。でも、何年かかるのかな。隠れ梗塞みたいなのもありますが、入院騒ぎになるのは生きている間に回復なんてのはない方がほとんどかもね。ところで、脳の残存部位の活用による回復というのはありですよね。私の歩行もこれの活用でもあるのですが。この場合、残存部位が活用できるようになるのにも時間が必要ですよね。活用できるようになる前に痙縮とかにしてしまうと回復も無理になりますね。このような場合は「治る」というより「慣れる」かもね。私の関節可動域確保動作はこれに該当するかもね。脳が覚えて楽に稼働するようにね。筋肉が弛緩するべき時に弛緩できるようになれさせた訳ね。「車いす着座による両足活用ちょこちょこ歩行」で下肢の関節可動に関わる筋肉の弛緩するタイミングとかもね。歩行は連続動作になるので無意識でタイミングよく筋肉が弛緩するようにね。上肢関係はボチボチで延々と動作を毎日するとかで緊張が上がらないようにしながら長時間かけてできるようにですよ。残存部位を活用したのでも数ヶ月から数年以上は必要ですから、脳の回復が必要な部位に関わるのはもっと長期間が回復に必要になると考えています。ですから、お迎えの方が早いかもね。でも、よりいろいろできるようになる方がいいですよね、痙縮とかになってできなくなるよりね。  8月6日(金)、ところで、脳の回復には脳への刺激が必要なのですよね。手足ですと「動作させて、そのときの筋紡錘や腱ゴルジ装置からの刺激、皮膚からの刺激」ですよね。廃用症候群や痙縮等にしてしまって必要な刺激が脳に届かなかったら・・。そのときの届いた刺激の範囲での回復になってしまうのでは・また、脳の残存部位活用でも不適切な刺激ですと、その不適切な刺激に対応して残存部位活用になってしまうのではとね。棒足が修正しにくい理由ですよね。人間の脳は非常に未完成な状態の時に生まれてきます。出生後、手足等を使うや言葉を聞くや目で見る等で脳を使えるようにしているのですよね。ですから、脳卒中後も適切適度な刺激を脳に与え続けることが脳の回復には必須と考えるわけです。ですから、「楽な外力による関節可動域確保動作」が継続してできるようにしながら格好良く歩行できるようにとかね。「歩ければよい」だけではないと思うのです。上肢はさらに難しいことになりやすいですね。というのは「痙縮になりやすい」ですからですよ。ボトックス療法になってしまうと脳の回復には都合が悪いと思うのです。  8月7日(土)、送風機付き服ですが私的では「作業服」かな。もっとも作業服に送風機をつけたのを購入したのですが・・。ですから、重ね着をしてもそれなりに効果はありました。本来は「下着的シャツ+送風機付き服」みたいですね。送風機の着脱は楽でした。一番の重量物は「電池」でした。ですから、予備とかが用意できるところで使うか、予備を持ち歩くと使い勝手はよくなると思います。「仕事に」や「外遊びに」という製品とね。ただ、まだまだ、デザインが少ないかもね。電池はさらに軽くなるといろいろな製品が出てきそうと感じる着心地でした。購入原資はポイントサイトの無料ゲームで「ちりも積もれば山となる」ということわざを実践しました。リハビリの不味いちりつもは「運動神経系興奮ニューロンを徐々に過興奮状態に」というのかな。これが弊害を判りにくいする要因の一つかもね。一気に過興奮になってしまうと即理解しやすいと思うのです。血圧記録に測定ごとに「緊張度指数」を記録していますが、緊張度が前回より高いと思われるときに数値を上昇させますが、下がったと思うときは「上昇に比べてどの程度低下?」なので変化なし扱いにしています。  8月8日(日)、相変わらず、コンタクトレンズ装着時に麻痺指が勝手に震えてくれますね。腕は装着時には洗面台に押さえつけている感じなので震えは感じないですが・・。足は浴室の椅子に座ったときに膝中心によく暴れます。前は足全体を暴れさせていましたが、今はしていません。立ってそのままの状態を楽に維持しようとすると、膝ガクガクなんてのもね。これらは健常側でも起こっているのですが、脳の調節で気づきにくい程度に調整されているのですね。麻痺側はこの調節ができないのに脳が調整しようとして、振れ幅が非常に大きくなってしまうようです。全く力を入れていないときに震えるのは病気ではと思いますし、筋力を最大近く発揮したときに起こるのも病気かもと思うのです。が、ボチボチの筋力時に震えるというのは人間の筋力の調節の仕組み上必然的に起こることではとね。グルメ番組での箸上げで箸先が震えている現象と同様のことが大きい震えとして出てしまったと考えられるのです。また、紙に直線を定規なしで引くとギザギザになりますよね。馬鹿力を使うわけでもなく微妙な力でおこないますかね。このような状態は脳卒中回復時には必然的に起こることで、下手に筋トレとかすると痙縮になってしまうと考えています。

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