2011年9月20日火曜日

日本の為政者に多いパターンかな。「固定観念」

 2011年9月19日に毎日新聞のサイトで見つけた記事に『福島原発事故:「回避する機会逸した」…米誌電子版に論文』というのがありました。内容的には、想定東海地震に固執するあまり、他地域での地震を過小評価したり、過去の経験のみに囚われ、新しい知見を無視続けたためとありました。
 以前から、1960年のチリ地震や2000年代になってからのスマトラ沖地震などでマグニチュード9以上の地震がおこったり、過去の津波などの調査から巨大地震の存在が明らかになってきていても目をそらしてきたようですね。これって、第二次世界大戦に突入していった時の状況をよく似ていませんか。
 そして、財政破綻してでも「マニフェスト完全実施」を喚いている議員さんたちとか。民主党は4年で政権の座から降りるつもりだから、「即完全実施」なのですね。
 「税」に関しても「行政改革」にしても「構造改革」にしても「教育」にしても、不確かな根拠で「虚構」が作り上げられて、それを信奉している姿はどうみても正常ではないですね。
 そして、固定観念を潰そうとする人たちを何となく排除してしまう状況には寒気を覚えます。あの当時と同じですからね。
 で、よくここまで日本が発展できたなと思います。

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