2013年8月20日火曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No54

看護実習で私を担当した学生と会います。  会って話をするというのは楽しいですね。  視床出血で「なんでボトックスが必要なの?」   暑さの中にも秋の気配が  尻の感覚も戻ってきつつあるようです   コンタクトレンズ装着で一苦労   腕の振り回しをご覧あれ  8月12日(月)、今日、看護実習で患者の私を担当した学生と会います。普通、このようなことですと、実習終了で終わりのようですね。どうして、会う理由があるのか。本来は医師も看護師も療法士もというように「その後」について、知っておく方が役にたつと思うのです。実習中の私は左半身完全麻痺の状態から、ぼちぼち歩行練習や指が動き始めたようなときだったと思います。指や腕は病室でも自主トレができますね。足は闇トレでないとうるさくいわれる状態かな。その後、昨年の8月に階段登り降りとかの回復状況を見てもらいました。そして、その1年後、ある意味回復が逆戻りみたいな部分も出ている現状を見てもらうことになると思います。理由は感覚神経が回復してきて、痛みやあるいはアンバランスな回復で筋肉が安定しないからかな。他の方も書かれているのですが、「できるようになたみたいだが痺れが・・・」とかいうことですかな。てな状況をね。看護実習の担当患者になったときは「昼間は起きていて話を楽しむ」というのが最低限の礼儀かも。  8月13日(火)、昨日は、いろいろと話をしました。ペットの話もね。感覚の戻り状況で左手で握手をしてくれたのですが、まだなにかものを持ったという程度なのです。指の曲げ伸ばしとかできるのに、何かに触れているというだけなのです。リハビリの目標の一つの「コンタクトレンズが扱える」はまだまだ先のようです。最初の病院での様子を見てもらっているので、どのようにするとよいかの一つのヒントにはなったと思います。病状は人それぞれですものね。入院時に私の家族に主治医が言ったこと、「一生、寝たきりか車イス生活になる可能性がありますよ」というのは実習の時、聞いていなかったみたいです。昨日はいつもと違って、日中、喫茶店とかスーパーとかクーラーのあるところで過ごしたのに夕方調子がおかしかったです。やはり、クーラーなし扇風機で水分を十分に補給しながら汗タラタラの方がからだにはよいみたいです。でも、普通の人は真似しないでね。本当、昨日「ありがとうございました。」と思いました。  8月14日(水)、日本ブログ村の病気、脳卒中のカテゴリーである方のブログを読んでいて、また、「なんでボトックスが必要なの?」と思ったのがありました。視床出血という同じようなことで、病院まではご自分でたどり着いたそうです。入院当初で私と比較すると、私は左半身の存在すら意識から消えていました。その方はなんか・・・で、読んだ感じでは私より左半身の存在感がいくらかあったみたいです。で、私は動画のように左手は動かせるようにしました。歩行は入院中に小走りも教えてもらいました。もう、入院当初への時間の後戻りはできないので、今後の方のためという感じでこの闘病記を続けています。歩けなくなったとか、手が使えなくなったとかは原因によって対処法が変わると思います。でも、脳出血や脳梗塞だけが原因と考えてよい場合は、筋肉、関節、骨は正常ですよ。ところが、歳を取るにつれて「使わない」→「錆びついて動かなくなる」というのが駆け足で迫ってきます。私は入院して、落ち着いたとき、筋肉や関節をよい方(右ね)で伸ばしたり、曲げたり、などをしましたが、時間との勝負という意識もありました。どう、勝負なのかというと、「なんとか脳の指令で動かせるように早くしたい。そうでないと固まってしまう。」固まるまでの時間をどう延ばすかですね。それと「医療保険制度の問題、6ヶ月問題」、この期間内に使えるように、目途をつけたい。そのためには「脳は刺激を必要としている」というのと栄養分の問題ですね。入院中にサプリを購入するということもしました。病院食を見ていると、脂肪酸の種類で疑問を持ったからです。脳は体を使うことで活性化されます。高齢になっても樹状突起などを伸ばしているみたいです。だから、私でも感覚が戻ってきているのです。でも、そのためには脳への働きかけが必要です。すべてがうまくいったわけではないと思いますが、意識が戻って落ち着いた頃からごそごそしていました。日中は車イズで過ごして、上半身を直立にね。PCですと、椅子にもたれかかるでは利用しにくいので完全に起き上がりね。脳への刺激になってたはずですよ。テレビは情報を受け取るだけみたいなものです。PCですと、操作して、場合によると「探す(検索ね)」とかで能動的部分がより出てきます。テレビより高齢者には不親切ですよね。でも、脳をテレビよりはよく使えたかも。  8月15日(木)、暑い日が続きますが、やはり朝夕には少し前日よりは穏やかという雰囲気が出てきていますね。これはクーラーガンガンの室内で生活しているとわからない程度の少しの変化です。視床出血などによる麻痺でのリハビリの効果も「劇的」なんてないと思います。ほんの少しずつね。ところが悪化する方には不意打ちで「劇的」というのがあると思います。熱中症でもなってしまうと死ななくても回復には数週間の入院とかですね。「悪くなる」というのを「衰える」という変化で捉えると、成長期以外は「劇的に衰える」というのがよく起こると思います。骨ですが、多くの人は一度できたら変わらないとでも思っているのかも。でも、骨は日々の鍛錬の程度によって作り直されるときに強度が変わってきます。体を使わなくなると脆くなっていきます。筋肉も使わないとやせ衰えます。体のいろいろなところで「劇的に衰える」ということが考えられるのです。ですから、できるだけ「動かして動かして働かせて働かせて」して、衰えを遅らせるしかないのかも。よい方には「少しずつ」しかいかないのでは。ですから、感覚を研ぎ澄ませて変化を感じることができるようにしておきたいです。  8月16日(金)、尻の感覚も戻ってきつつあるようです。椅子の座り心地のよくないこと、よくないこと、座りにくい。そうそう、左足での痒みがわかるようになっています。そして、左手で掻き、?き。最初の病院で、右腕の痒いところを左手で掻こうとしてできませんでした。最初の病院で左腕や左手が徐々に動かせるようになっても感覚が戻っていなくて役立たず。でも、動かせたのは眼からの情報でしょうね。人間の動作は必ず、感覚情報で動作の情報を感知する必要があるようです。ですから、感覚神経が麻痺する視床出血で動かせなくなると思うのです。でも、普通は視覚の情報で運動を幾分か制御できているのでしょうね。それが、感覚が戻る前に幾分か動かせた理由かも。今は見ていなくてもグ・パできますが、始めの頃は「見ている」というのが必要でした。感覚が戻りきっていない証拠は物を掴むとき、「探って掴む」というのができないということにあらわれていると思います。コメントを書かれた方へ。過去に経験したコメントで、「放置する」というので対応しちゃいました。その癖で「コメント」を気が向かない限り、見に行かないのです。このブログの最近のコメントはすぐに読んで返信した方がよかったと今頃、思っています。すみませんでした。  8月17日(土)、今日の朝、コンタクトレンズ装着に時間を費やしました。左が安定しないのです。いつもより不安定。洗面所の流し部分は広い、これは私にとっては無意味。それより左右の作業台の広さの方が重要になります。両手使いでのコンタクトレンズ装着なのですが、左腕を作業台に全体を載せないと安定しにくいのです。肘部分だけですとグラグラ。その点、病院は流しの手前が広かったような記憶が。腕を載せることができるのですね。水を使う部分はそう大きくする必要はない、というか、最小限でよいと思います。右は麻痺していないからと水量調節装置を右にしてありますが、右手にはコンタクトレンズですがな。前方遠からずのところに横向きの調節装置でないと使いにくい。左手でコンタクトレンズ洗いができるのは麻痺していない場合ですがな。麻痺したらコンタクトレンズみたいな小物は扱えないですよ。だから、リハビリの目的に使えるのかな。ただ、右手と同様にとなると・・・。何回も何回もやり直して装着できました。実際は台所の調理台で装着です。平らで広いですから、左腕を置きやすいのです。手の甲の部分も台の上に載せることができるというのがよかったかな。  8月18日(日)、腕の振り回しをご覧あれ。この腕ですが、夜、痺れというか筋肉の違和感というかごちゃごちゃで眠りが浅くなっていたみたい。その割には午後9時半頃から朝の4時半まで途中短時間眠りが浅くなったような感じの時があったという程度かな。でも、いつもより朝の目覚めがよかったというのか、寝てられないという方かな。で、起きました。暑さの方は関係ないです。朝のコンタクトレンズ装着は昨日に比べると楽勝。痺れている割には、使い勝手がよくなったり、戻ったりで徐々によくなっているのかな。

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