2013年10月27日日曜日

福島原発の汚染水処理のゴタゴタから見えてくるもの

 相変わらず、ゴタゴタしていますね。甘い見通し、その場しのぎ、単線的な対策、外部の情報の無視等々ですね。なにか太平洋戦争の頃を再現しているような感じがしないでもないですね。まだ、太平洋戦争時には世界で初めてというような技術革新もありましたが、今回は海外の技術を導入する方がよいのではというのを無視するというおまけ付きですね。その上、お金のかけ方がしみったれ。ドゲチ。で、必要なところにお金を使っていない感じね。汚染水漏れは必然ですね。  太平洋戦争の時、日本はいくつかの分野で世界最先端だったか。ただ、陸軍は織田信長の装備に毛が生えた程度ともいわれていますよ、日露戦争当時の兵器と大して変わらないとか。技術的な面ですと、例えば、零戦ね、登場当時は世界一かも。アメリカのグラマンF4は零戦と遭遇したら、「急降下して逃げろ」だったようです。それにあぐらをかいていた日本。今回は原子力村かな。アメリカの新鋭機グラマンF6とかが登場してきました。零戦の操縦士が「命中しているのに墜落しない」と報告したら、上官は「腕が悪いからだ」と無視ね。実際は少々20mm機関砲の砲弾が命中しても墜落しないように防御されていたのに新しい技術革新の可能性を無視して、過去の遺物にしがみついていたとか。開戦当初、マニラにいたマッカーサーは空爆にあってびっくりしたというのです。900kmのバーシー海峡を無給油で台湾からの往復はできないと思っていたためといいますが、その後のアメリカの航空機は航続距離が長くなりました。ヨーロッパではドーバー海峡程度を挟んだロンドン上空での空中戦のできる時間はドイツの場合、10分程度だったと。  イ号潜水艦でしたか、大戦中にドイツまで往復しましたね。ただ、暗号解読されているのに「帝国海軍の暗号が解読されるはずはない」と無視して撃沈された時もあったとか。国内技術でつくった「ALPS(汚染水濾過装置)は世界最高」とでも思っているのでしょうか。常に海外の情報に目を光らせ、良いところは吸収しながらという発想はないのかな。ノモンハン事件での戦車戦でもぼろ負けでしたが、箝口令ね。誰かが、そのしていることに都合の悪いことをいっても無視するのは同じかな。これ、ソ連の兵器についてね。まあ、サブプライムローンでのアメリカのバブル破裂もよく似ていますが。こっちは、断ったところに他社が融資してしまったと今も営業している業者がいっていたという記事を読んだことがあります。原子力村は外部を無視して内部だけでかな。国とか会社とかでこのようなことをされると問題ですよ。会社は普通倒産ですが、肝っ玉の小さい日本では東京電力の解体はできないかも。アメリカでも前大統領の時に起因すると思われる財政危機をあたかも現政権のことみたいにいうドゲチ政党があったりしますので海外の情報にも注意しましょう。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

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