2015年4月20日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No140

先日投稿の顔の違和感とかのときから気がついたことに麻痺側の左目の視力に関してね。   目の前にいるときだけの状況からだけで判断している、あるいは教えられたことだけで判断している医師が多いのでは   脳の損傷、脳卒中などと脊髄損傷などでの回復の違いについて思うこと。   先週真冬に近い寒い日が続きましたが、皆さんいかがでしたか。   小脳の働き(筋肉動作の微調整とかもあり)について調べていたら、   私のリハビリの当初からの思いは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。関節の可動域を確保する。」というのです。   歩行器では暴走できないですよね。車いすですと歩けなくても暴走ができたのです。  4月13日(月)、先日投稿の顔の違和感とかのときから気がついたことに麻痺側の左目の視力に関してね。以前からのハードコンタクトレンズ装着時視力はそう変化していない感じなのですが、コンタクトレンズをしていないときの視力が、ほとんどどの距離もピントが合わなくなってしまっているのです。以前は目の前数cmのところですと、不思議なことにある程度字も読めたりコンタクトレンズも見えていたのが形として見えなくなってしまったのです。これってコンタクトレンズができなくなると、視覚障害に該当するのかな。右目も左目と同様の円錐角膜ですから、左目の後追いをしてしまうと・・。障害者手帳のラックアップになるかもね。そうなって見えなくなっていくとこの投稿もできないようになるかも。ただ、ITの進歩で楽に楽に安価に続けられるようになってほしいです。どうも、角膜の問題と異なる要因のようです。半年に1回は眼科で角膜と網膜と水晶体などの様子も診察してもらっています。コンタクトレンズができなくなって角膜移植も無理になったら障害のランクが一気に6級から2級に飛び級ができそうです。  4月14日(火)、その昔、睡眠でノンレム睡眠とレム睡眠があることがわかった後、長いことレム睡眠があってノンレム睡眠が起床まで続くと思われていました。理由は入眠後1時間半までの脳波測定をしていましたが、それ以降は1時間半後の状態が持続すると思い込んでいたというのです。その後、起床時まで脳波測定されるようになり、現在の睡眠の知識に訂正されたわけです。脳卒中のリハビリでもこれと同じ現象、目の前にいるときだけの状況からだけで判断している、あるいは教えられたことだけで判断している医師が多いのではとね。それが「・・は諦めてください」とか「一生歩けないです。」とかで自信を持って間違った診断ができるのでしょうね。予後を知らなすぎるのですよ。「あんた実際に脳卒中になってみてくださいよ」という感じね。その点は現場のセラピストさんの方がしっかりしていますよ。私の実体験も参考になるかもね。はっきりいってリハビリ病院入院中も退院直後も感覚は大して戻ってきてなかったです。単に残存機能の活用で歩いているとかいう感じでしたし、セラピストさんの指導も残存機能を当てにした指導です。特にPTで、OTは感覚の回復待ちで、これしか方法がないと思います。退院後に徐々に感覚が戻ってきているのですが、感度の違い等に悩まされています。数ヶ月で終了するようなものではなく年単位の感じを受けています。そうなると、今の医療体制などですと、医師は退院後に無関心になっていく可能性が高いですね。焦りの患者さんも長期的に自分の体のことを考えてみるというのができないのかもね。それが「障害者風姿勢や動作」が必然と思い込む原因かもね。長期的に見ていると思う私の「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」というリハビリはなぜか、リハビリ病院で「奇跡的速さ」の回復のようだし、同じ病室だった方が筋力が出ないといっているのにどうも私は結構回復してきているみたいです。痙縮とかの筋肉の筋力はすごいのではと思います。ただ、伸筋と屈筋が同時に頑張って収縮するので力比べをしてしまって実用筋力を失い、強力な方の筋肉を引き延ばすのにも多大な力がいるようです。筋トレしなくても筋力が発揮されている例ですが、実用的な動作には使えない筋力ね。そうそう、睡眠パターンがわかった理由は測定の時、装置の電源切り忘れという説も。で、一晩中になって判明したというお粗末なことで。総合病院より開業医の方にその時々の状況のみで判断してしまっている医師が多いかもね。「多いかも」程度ね。勉強不足は開業医の方が多いと思うのですがどう思われますか。  4月15日(水)、脳の損傷、脳卒中などと脊髄損傷などでの回復の違いについて思うこと。なにか脊髄損傷とかですと脊髄機能の回復が難しいみたいです。ところが脳の方は脊髄より機能回復の可能性が高いようです。一つが脊髄では軸索伸長が必要ですよね。それに対して脳は樹状突起伸長でよい場合も多いのでは。脳科学の番組では樹状突起の軸索化ということが放映されたことがあります。脳では可能ですが脊髄では難しいでしょうね。それでも、樹状突起の軸索化には結構日時も必要のようです。その番組では触れられていませんでした。もうすでに樹状突起があっても軸索化には時間が必要です。脳卒中とかでは結合が失われた部分を以前とは違うところ同士の結合になるわけですから、樹状突起を伸ばしながらの相手探しから始まりますよね。結合してみての相性とかいろいろ問題を乗り越えながら神経細胞同士の結合ですから数ヶ月では大多数は無理ではとね。気の早い細胞間がともかく結合してあとはゆっくりという感じを感覚の復活で感じています。私の場合は視床出血なので感覚が戻ってくれば、運動神経とかは問題なしだから本格的リハビリができると考えています。人間の筋肉は全て脳からのリモコン操作で制御されています。この制御には運動神経系への命令だけではなく感覚神経からの情報が絶対必要なのです。私の場合はこの感覚情報が途絶えたためによる左半身完全麻痺でした。ただね、どの部分からどの程度の時間で復活してくるかはわからないですよ。適切な食事などと適切適度なリハビリ動作とかですと必ず回復しますが、いつになるかは神様に聞いてね。障害の程度とかによっては寿命の方が早かったりして。不適切リハビリで動作できなくなった場合は脳が原因ではないですよ。筋肉とか関節とかだよ、だからボトックスね。脳へのボトックス注射なんてないですよね。ボトックスは筋肉への注射だよ。脳卒中は脳疾患だよ。脳卒中は筋肉疾患ではないですよ。不適切リハビリの結果、ボトックスに助けを求めにいっているのですよ。川平法的考え方ですと、ボトックスが必要となるようになると促通にはより時間が必要になるのではと考えられるのでは。  4月16日(木)、先週真冬に近い寒い日が続きましたが、皆さんいかがでしたか。私は完全麻痺状態になったにもかかわらず、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」方針のリハビリのおかげで硬直もなく、手足の冷えもなく過ごせました。先週、寒い日に妻がジャムの瓶の蓋を開けるときに、「やかんのお湯で温めたら」といってやったら、蓋の上にやかんを乗せて温めていたので適度な時間で「麻痺したから力が出ない」とかいいながら開封してあげました。筋肉が柔らかいから力が出せるのです。それと、筋肉には「筋ポンプ作用」という血液循環で大切な役目がありますが、これも筋肉が柔軟で収縮と弛緩を交互に繰り返すことができるというのが必要なのです。それができる状態なのが私の筋肉ね。これは筋緊張状態でもやばいのではと思います。「足が浮腫む」とか投稿されていたある方は足の筋肉が痙縮?に近いような感じを受けています。その方は指は筋肉が凝り固まっているようですから、そりゃ指は冷えるでしょうね。わんちゃんとの散歩で今年も手袋なしで過ごせた私とどう違うかというと筋肉の柔軟性かな。筋ポンプ作用の有無ね。筋ポンプ作用が期待できるような筋肉ですと楽に力を込めることができますよ。ボトックス療法が必要となるような筋肉では筋ポンプ作用は期待できないのでは。ボトックスと併用を考えるようなリハビリは弊害だらけということになるのでは。ボトックスに問題があるのではないですよ。お間違いなく。  4月17日(金)、小脳の働き(筋肉動作の微調整とかもあり)について調べていたら、視床出血でも動作の微調整ができなくなる理由がわかりました。小脳への感覚情報が大脳を通じているというのです。大脳には視床が感覚情報の中継をしています。また、小脳からの出力で視床が重要な役割も果たしているともありました。視床出血では感覚麻痺だけではなく回り回って運動系にも影響を与えているのですね。このようなのですから筋トレみたいなことを行わなかったのは正解ですよね、職人の匠の技はいかに小脳の微細な筋肉収縮調整能力に磨きをかけるかということが重要なポイントの一つですよね。ところで、ほかの脳卒中でも感覚中枢関係などですと回り回っての小脳への感覚情報が届いていない可能性が高いですよね。これが動作のぎこちなさなどに通じるのではと思います。当然、運動神経系の抑制ニューロンの働きの影響があるのではとね。ですから、感覚麻痺で運動関係が無傷でも動作に支障が出るのはこのような小脳の働きも関係していると思います。脳は各部分で分業しながら複雑な連携をこなしてなめらかに働いているのです。脳卒中はこの恒常性を破壊することですよ。健常者と同じような感覚でのリハビリはよいわけはないですよね。ですから、セラピストさんと様子を見ながらね。医師は竹藪が生い茂っている感じなのが多いから気をつけてね。あるいは「竹の子医者」(年齢は関係ないよ)、藪医者ほど成長していない医者ね、もっと注意しましょうね。殺されるかもね。  4月18日(土)、私のリハビリの当初からの思いは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。関節の可動域を確保する。」というのです。一項目増えていますが、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」だけでも普通は関節の可動域の確保にはなると思うのですけどね。出血して麻痺がわかったときからかな。多くのブログ等を読ませてもらって感じたのはこの方針でリハビリをしてきてよかったということです。脳卒中発症と同時に筋肉は拘縮にはならないのです。関節も錆び付いていないのです。発症と同時は脳からの動作命令が筋肉に届かなくなっただけです。焦らない私でも足の筋肉と関節については焦りがわき起こってきていました。腕は健常側腕で曲げ伸ばしとかできたのですが、足は重すぎたのです。ところが、ベッドからの頭を下にしたぶら下がり事件のお陰で早期に一日中車いすに座るというのができたのです。股関節直角程度、膝関節直角程度、足首関節直角程度でね。「半日は寝て暮らす」ですから、半日いうても10時間程度かな、寝ると足腰は伸ばすですよね。一日単位で屈伸ができたのです。これが後々PTリハビリで役立ったようです。そして、車いす両足ちょこちょこ歩行というのもね。スピードを出すために背筋を伸ばしてちと前屈みに、膝は直角を中心に稼働させ、足首は踵着地で足裏全面接地で足指での床けりができるように稼働させました。腕は腕で「伸ばす」。指もね。チラシパイプ重量挙げトレーニングで肩の可動域確保とかね。可動域確保ができるようなことはしましたが筋力が必要なことはしていないという感じかな。それで、リハビリ病院は早期退院ね。入院期間が救急病院が32日間なのにリハビリ病院は3ヶ月半ね。追い出されたのではないですが、「いつまで入院しているの」って感じね。救急病院3週間や2週間でリハビリ病院6ヶ月という方もおられます。初期症状は私の方が重症かな。  4月19日(日)、あるブログで歩行リハビリの初期の頃に固定型歩行器(通称ヒックアップらしい)を使っていて、普通の車輪付きの歩行器にあこがれたというようなのがありました。私は車輪付き歩行器を1回だけ救急病院で使ったことがあるのですが、足を引きずっている感じだったのと、車いす両足ちょこちょこ歩行の方が楽しかったので歩行器には興味がなくなってしまいました。歩行器では暴走できないですよね。車いすですと歩けなくても暴走ができたのです。でも、普通の方はあこがれるみたいですね。まあ、ピックアップ型は持ち上げなあかんようだし、それで極端に歩きにくいのかもね。リハビリ病院で退院日まで車いすを使い、その快適さを感じていた者にはわからない心境ですけどね。足の歩行への準備が十分にできているのなら歩行器でもよいかなと思いますが、脳卒中患者ですと歩行器は棒足、ぶん回し足出しの固定化につながる危険性があるのではとね。脳卒中じゃなくて感覚神経・運動神経が普通に働いている人向けのリハビリ用具というような感じを持ってしまったリハビリ病院入院中に健常者風で1日10000歩以上歩行でき、健常者風で階段昇降もできた者からの感想です。車いすはPTに凄く役に立ちましたよ。歩行リハビリができるのなら車いす両足ちょこちょこ歩行に挑戦してみましょうね。背筋を伸ばし股関節直角程度・膝関節直角程度・足首関節直角程度で踵着地・足裏全面接地・つま先床キックでの歩行練習をね。絶対、麻痺足も使ってね。どうして退院日まで車椅子を使っていたのかな。それと、車椅子手漕ぎはできません。足漕ぎ専門です。

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