2015年4月6日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No138

腰痛で思うこと。   このブログへの投稿に込めた思い。   脳卒中リハビリでは回復についての前提の違いが大きく影響しているようです   正座時の足首は尖足状態ですよね。そこから直接立ち上がるときには  「動きのコツ」さんのブログで「手足のリハビリがうまく進まない方へ」を読んで   「動きのコツ」さんのブログで「脳科学が分かると更にためになる動きのコツ」を読んで    脳卒中感覚麻痺でのリハビリで動き始めたら筋トレ優先と関節の可動域優先のどちらがよいのでしょうか。  3月30日(月)、腰痛で思うこと。腰痛の要因はいろいろあるのですが、結構多いのが「筋力不足」だというのです。ところで、この筋力ですが、発症前に鍛えておくと楽ですよ。で、私は今回の入院で車いすに座り始めた当初、腰痛に悩まれました。根性でしのぎましたよ。なれてくるに従って感じなくなってきました。普通の場合はこの根性は問題を増幅する場合も多いですよ。これ以来、腰痛とは無縁にね。時々、ラジオ体操的に腹筋や背筋とかを屈伸したりとかしのいでおります。でもね、結構重いものを持ち上げたりできるのよ。背筋使いますよね。とかとかね。筋肉痛以外が原因の腰痛については医師に診断してもらってね。椎間板の弾力性維持にも心がけましょうね。椎間板ヘルニアとかですと、悲惨ですよね。椎間板の弾力性は歳ととも失われますから注意しましょうね。そうそう、階段昇降や歩行時に膝等に衝撃を与える昇降や歩行は膝関節の軟骨を痛めるというのです。できるだけ、正しい健常者風で動作しましょうね。健常者でも膝を痛めている方が多数いますので注意が必要です。  3月31日(火)、このブログへの投稿に込めた思い。「脳卒中だけですと意識が回復できたのなら、いつかは必ず回復する」ということです。でも、その前に寿命が終わったり、不適切リハビリで回復不能になったりすることがあります。脳卒中でリハビリが遅れる最大の要因は「自身の現状を受け入れることができる」かどうかですよ。動かないものも感じないのも嘆いていただけでは進みません。「受け入れることができる」というのが回復物語の序文になります。私は「あら、出ちゃった。麻痺しちゃった。では、リハビリね。」と思い、リハビリでは「筋肉を固めない。関節をさび付かせない。」で始めました。私の場合は視床出血ということですから、典型的な感覚麻痺のみね。感覚情報が脳に届かないことによる動作麻痺ね。代用感覚情報として視覚情報を利用することで動かすことができましたが、動かせるだけね。生活動作には使えないよ。だから、ラジオ体操みたいなはできても・・ね。脳卒中の種類・範囲・症状によって動かせるようになるまでの期間に違いがあります。事後追跡調査の悪い日本ですから、医師は「動きません」とかいうのですよ。研究不足・勉強不足の典型ね。ただ、動く前に寿命になることもありますよ。次が脳での神経細胞のつなぎ替えがどのぐらいの速度で進むかですよ。これも症状によっていろいろね。脳卒中だけですと、筋肉や関節などに問題はないのです。事後の不適切リハビリ(放置するというのも含む)によって問題が生じることになります。痙縮とか拘縮ね。こんなのになると神経細胞のつなぎ替えも起こらなくなるのではと思います。ですから、脳卒中にならない方がよいのですが、発症してしまった方がよりよい回復をするための一助として投稿しています。拘縮になってしまっては筋力補助装置も使えないよ。脳卒中でのリハビリは脳の体各部への支配状況が健常者と異なりますので、健常者的リハビリでは弊害が出てきますよ。脳からの命令が出せないから動作不全になったのです。脳が体の各部の状況を感知できないからいろいろな動作障害などが出るのです。お忘れなく。脳が修復されてリハビリができるのですが、それまでの間は残存機能をうまく利用しましょう。できることは限られますよ。障害者風動作や姿勢にならないようにリハビリすることができることとこの方が後々楽であるということも知らせたいからです。  4月1日(水)、脳卒中リハビリでは回復についての前提の違いが大きく影響しているようです。私は「障害者風動作や姿勢にはならないようにすることができる」で実際そのようになりつつありますが、ある方は「障害者風動作や姿勢になっていくのだから、その動作や姿勢でもリハビリを行う」という感じね。また、私は「脳での神経細胞のつなぎ替えが完了するまでは可動域の確保でよい」ですかな。多くの方が「早く生活動作ができるようになりたい」みたいな感じを受けています。私の方が不熱心みたいですよね。先月29日の投稿みたいな入院期間や回復具合をどう説明すればよいのでしょうか。出だしの違いも大きいとは思いますが、どうしてこのような入院期間や回復具合に違いが出るのでしょうか。救急病院での入院期間は結構重症の方ではとも思いますけどね。  4月2日(木)、正座時の足首は尖足状態ですよね。そこから直接立ち上がるときには足首を十分に曲げる必要がありますよね。足首の関節が硬くなってしまっていたら正座ができない、または直接足だけでは立ち上がれないということになりますよね。でも、椅子生活では正座はしないですが、正座ができるとか立ち上がれるとかいうのは病気隠しに使えますよ。実は2月に発症して、その年の8月の墓参りに母と会いましたが気づかれませんでした。初期症状は重症タイプだよ。そして、次の正月には実家にいって畳の部屋に座ることがあったのですが、すっと座ってすっと立ち上がったもので気づかれずね。入院を知らせていないので脳出血を隠しおえているわけです。もう一つが「健常者風姿勢や動作」にすることができたということです。このように回復できたのも発症時から「筋肉を固めない。関節をさび付かせない。」と適度適切なリハビリに取り組んできたからですよ。医師のお告げは症状から見てごく普通の「一生車いす生活」でしたよ。ただ、「絶対歩けなくなる」とか宣告はなかったです。可能性としてね。時々、ブログで「絶対・・はできません」とかいわれたというのを読ませていただいています。藪医者が結構いるのですね。  4月3日(金)、「動きのコツ」さんのブログに「手足のリハビリがうまく進まない方へ」というのがありました。詳しくは「動きのコツ」のブログで読んでね。手も足も上手に使う基本は座位にあるとね。正しい座り方というのができているかどうかとかいわれています。私は発症してしばらくしてからは日中車いすお座り生活ね。理由は以前の投稿にありますが、上半身直立ですと鼻が詰まらないのです。意識朦朧時に鼻づまりで三途の川で渡し船から転落するようなこと、ベッドから頭を下にした転落ぶら下がり事件を起こしていますから、病院側も車いすに座っていたら転落事故もないだろうとね。で、そこの病院のベッドとかの配置の都合で「正しい背筋を伸ばした座り方」「股関節直角程度・膝関節直角程度・足首関節直角程度」にできる状況だったです。これは、ベッドテーブルを車いすで使用するとなるとこうなってしまう配置だったです。おかげさまで「動きのコツ」さんのブログにある「座位」についてできていたということです。やはり、人間は上半身を直立させておく方が脳が活性化されますよね。腕も使ってみようかという気にもなりやすいですね。ただ、私は「筋肉を固めない。関節をさび付かせない。」を最優先に考えていましたから、救急病院入院中はまずは健常側で麻痺腕を動かすというのが最初でした。で、徐々に軽い体操みたいな動作を増やしてね。足は尖足にも棒足にもならなかったです。効果抜群ね。日中車いす座位生活の時間は朝6時半頃から夜8時ぐらいまでね。今でも起床から就寝まで横になることはないです。上半身直立で生活しています。  4月4日(土)、「動きのコツ」さんのブログに「脳科学が分かると更にためになる動きのコツ」というのがありました。昨日の続きみたいですね。ネタ不足なものでね。内容的には「人間の脳では予約されたシナプス以外は利用しないと接続が解除される」というものですよね。抑制されてしまうことになるのですかな。この利用しないというのに痙縮や拘縮状態も入ってくるのではと思います。筋緊張亢進も痙縮も拘縮も起こる原理は同一ではと思います。感覚麻痺では感覚情報が脳に届かなくなったか大脳の感覚中枢にダメージがあったからですよね。ところが、徐々に感覚とかが戻ってきますが、このためには適度な刺激がある方がよいというのが脳科学では常識です。過剰な刺激ですと感覚が過剰のみに反応してしまうようになってしまうかも。薄味がわからない状態とかね。適度な刺激ね。とともに刺激がない状態になると神経細胞のつなぎ替えも起こらなくなるのではとね。痙縮や拘縮での廃用症候群状態もよくないですよね。数年間全く動かなかった手が動きそうだという気楽な方もおられますけどね。外部の力で動きの刺激を与え続けたら動き出す可能性はあると思いますが、いつ頃動き出すかは神様に聞いてね。  4月5日(日)、脳卒中感覚麻痺でのリハビリで動き始めたら筋トレ優先と関節の可動域優先のどちらがよいのでしょうか。私は可動域優先ですから「動かしにくくなってきた」とかはないです。筋緊張亢進にもなっていないし、なりそうならマッサージとかで解します。健常者程度の可動域を確保し続けています。筋力も回復してきています。これは感覚の回復に応じてね。たとえば、麻痺手の握力は高校生の頃に近づいてきました。ハンドグリップで20kgのを握れ始めたのです。高校生の時は「色男、金と力は無かりけり」ね。指を曲げるときに屈筋で伸筋を伸ばす苦労はないから、筋力として出せるのです。筋肉があっても筋力としてその収縮力を発揮できるというのには「対になっている筋肉、屈筋なら伸筋ね、を伸ばすのに筋力を必要としない」というときですよね。筋緊張亢進→痙縮→拘縮となっていくときは屈筋も伸筋も同時ではと考えられるのです。どちらの筋肉も収縮しようとするので筋力の強い方が勝って、腕なら屈曲腕や握々お手々、足なら棒足ですかな。こうならないように可動域確保優先が私のリハビリね。あるブログで筋トレに励んでおられる方は動作に苦慮されているようです。関節の可動域があっての動作であり、筋力なのにね。握力計を握ることができて握力の測定ができるのにね。足首関節が稼働したら楽に歩けるのにね。膝関節など足の関節群が十分に稼働すれば足に力を込めることができるのにね。関節の可動域を確保しながらの筋トレだと思います。関節の可動域がなくなるようならいくら筋力がついての実用筋力ではないですよ。握々お手々の方の指を伸ばすのに力が必要だそうですね。でも、握力としては使えませんよね。この話は爪切りや手袋の話で出てきています。屈曲腕を伸ばすのも非常に力が必要みたいですね。上腕が胸付近にあってなにか作業ができますか。私はだらり腕だから18リットル灯油のポリ容器を持ち上げれるのですよ。関節の可動域を確保しながら筋緊張亢進にならないような適度な筋トレなら効果があるのではとね。もっとも、関節の可動域確保は発症直後から適切にリハビリ動作をしておく方がよいけどね。というより必要だよね。そうそう、私は間脳視床出血で意識不明にもなり、左半身が完全に麻痺したのです。生き延びましたが医師よりは「一生車いす生活かも」とのお告げもいただきました。藪ではなかったので断言ではないですよ。

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