2015年10月19日月曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No166

「楽に動作をするコツは」ね。コツなの?   脅威の低血圧、過度の降圧による脳梗塞の危険性が高まってきました。   「脳梗塞と血圧は無関係かも」ね。昨日の続きね。   高血圧の種類の数例ね。いろいろなタイプがあるので世間でいわれているうちの数例についてね。   筋肉と骨との関係。破傷風という感染症で、筋力で脊椎骨などの骨折が起こることがあるというのです。   適切適度なリハビリをおこないましょう。過剰も駄目、少なくても駄目、強すぎても駄目、弱すぎても駄目ね。   リハビリには順序がありますね。   リハビリには順序がありますね。私の体験からの完全麻痺から健常者風歩行までね。  10月12日(月)、「楽に動作をするコツは」ね。動作が楽にできないのは筋トレをされている方も含めて「筋肉が固い」と「関節が動かない」と「腱の柔軟性がない」のどれかか複合要因ですよね。でも、発症時は健常側と同程度の筋肉の柔らかさ、関節の動き、腱の柔らかさがありましたよね。お忘れですか。「物を掴む」ためには筋力の前に適切なところに手を動かしていく必要がありますよね。関節の可動域がない人には無理かな。手を持って行けても手の向きは、手のひらを広げることができなかったら掴めないしね。手の各関節の可動域があればできますが、グーのままでは掴めないよね。物を掴むためにはものの形に手を合わせることができるかどうかですよ。動作は四肢等の可動域があれば、イメージトレーニングも効果が出てきますよ。ジャムの瓶などの最初の蓋開けも瓶と蓋を両手で適切に持てるかどうかですよね。タオル絞りも両手で適切に持てるかどうかですよ。動画と静止画カテゴリーの衣装ケースも腕と手が適切な位置に持って行けたら楽なものですよ。結局はか弱い力での可動域が確保されているかどうかね。これは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない」で実現できましたよ。正座状態からの立ち上がりも可動域が必要だよ。正しい楽な姿勢にも可動域がいるよ。楽な動作のコツは後にも先にも「可動域の確保」だよ。その部位での可動域がなくなれば動作はできないよ。可動域があれば、感覚麻痺ですと、まず動かすだけはできるようにね。可動域があれば、そのうち、感覚の戻りに応じての的確な動作ができますよ。可動域の大切さ等も御判りでない場合は動きのコツさん等で教えてもらってね。  10月13日(火)、脅威の低血圧、過度の降圧による脳梗塞の危険性が高まってきました。先日紹介した文藝春秋11月臨時増刊「医者とクスリに殺されない賢い患者学」に「対談 私のアンチエイジング10ヵ条」の第9条が「若い女性を見たら、裸を想像しよう。」でした。先週ギャルセラピストさんによる訪問リハビリのときにこの本を見せてから血圧測定をしたら血圧が上がりましたよ。試しにその次の日の昼過ぎにある種の小説を読んでいるときに測定したらさらに血圧上昇ね。で、その夜、お風呂前に測定したら、最高83mmhgで、測定し直しても96mmhgでした。10ぐらいの変動はよくありますからね。以前に訪問リハビリででた80mmhgよりは少し高いですが、いつ何時血圧が急降下するかもしれない状態ということね。日中の反動かな。血圧上昇の方はある程度予測ができるのですが、急降下は予測不可能です。過度の低下は脳梗塞の危険性と意識消失の危険性が高くなりますよね。ところで「過度の降圧」とはどの程度なのでしょうか。降圧薬の添付文書には「過度の降圧」とかで具体的数値の記載がないということは人それぞれということですよね。各人の状態によって異なってくるということですよね。感情によっても場所によっても時刻によっても活動状況によっても変動するのが血圧ね。それを管理するための「処方薬」扱いですよね。診察時の血圧だけで判断している医師は馬鹿ということですよね。それなりに覚悟をして受診するようにしましょうね。このある種の小説は止めます。脳出血で死ぬのならまだよいですが、中途半端な出血ですと再起不能になりますからね。  10月14日(水)、「脳梗塞と血圧は無関係かも」ね。昨日の続きね。正常といわれる血圧でも低血圧でも脳梗塞は起こっているのですよね。正常といわれる範囲が一番頻度は低いかもね。だから、降圧薬の添付文書に「一般に過度の降圧は・・」とあるのです。この書き方は降圧薬全てが対象だと考えましたよ。そして、その降圧薬に対してでは「一般に・・」などの用語は使わないはずです。高齢になっていくとどうしてもLDLが低くてもその人なりに動脈硬化になっていくのはしかたがないですよね。あくまでもその人なりにね。血圧が低くても動脈硬化でなくてもその人の事情によって血管が詰まることがあるのです。それが梗塞ね。体に各地で起こっているわけですよね。心臓で起これば心筋梗塞、脳ですと脳梗塞、肺ですと肺梗塞とかですよね。肺の方はエコノミー症候群とかで有名になりましたね。ブログ村の「脳卒中」カテゴリーで心臓のステント術だったかな、その手術中に脳梗塞になったというのがありましたが、手術で何かが飛んで脳梗塞が起こる可能性があるというのを承知でしての手術だったと思います。私も脳の血管造影のときに20~30%ぐらいの脳梗塞危険性があるといわれましたよ。今はもう脳の血管造影をしてもらう気はないです。脳梗塞怖いね。心臓から脳以外への部分では多くの場合小さな梗塞は、脳での隠れ梗塞同様表面には出ないと思います。出血も脳以外では少量なら表(発症)に出ないかもね。ただ、少量でも脳幹部等では障害だけではなく死に至ることね。梗塞もか。低血圧で脳梗塞、高血圧で脳出血、両方された方は血圧管理のために毎日5回ぐらいは適切な姿勢で血圧測定をして血圧を管理しましょうね。それでも起こるときは起こりますよ。ただ、発症の危険性を下げるためにね。出血は血圧が低いほど起こりにくいか、より少ない量で止血されると思いますが。低血圧ですと脳梗塞等の心配もかな。  10月15日(木)、高血圧の種類の数例ね。いろいろなタイプがあるので世間でいわれているうちの数例についてね。思いつくのは「白衣性高血圧」、「仮面高血圧」、「早朝高血圧」、「職場高血圧」ぐらいね。「夜間」もあると思いますけどね。こういろいろあるので24時間血圧計もあるのですよ。「白衣性高血圧」は緊張に弱いタイプかな。なにかいつもと違う状態では簡単に血圧を上昇させてしまうタイプかも。病院とかでは血圧が高くなるのですよ。これで降圧薬をたんまり処方されると過度の降圧による脳梗塞の危険性ありね。「仮面高血圧」は診察室での血圧測定ではボチボチなのに家庭とかで高血圧のタイプね。高血圧状態が見過ごされて脳出血などにかな。脳梗塞は高血圧でも低血圧でもなのでこちらも注意ね。「早朝高血圧」は起きるときには交感神経優位になるためといわれています。起き抜けにトイレで気張らないようにね。早朝の脳卒中も多いといわれています。「職場高血圧」はやはり緊張状態が強いられているためでしょうかね。注意していたのですが、帰宅しようとしてトイレでの用足し中に視床出血した私でした。脳卒中になったら、しばらくの間は高血圧状態になります。理由は脳卒中で新鮮な血液が届かなくなった部分に血液を送ろうと心臓に命令が出されるからです。クッシング現象といわれています。ですから、時々刻々変動する血圧が測定できるのなら朝晩と日中に最低数回は測定されることが望ましいと考えています。できるだけ適切な姿勢でね。トンネル型は腹圧アップに繋がるような姿勢になりやすいので気をつけてくださいね。適切な姿勢で適切な方法での測定であれば、手首式でも上腕式でも同じ数値ぐらいになると経験しました。トンネル型は別格でした。上腕式を一番推奨しますけど、手首式でもと思います。私はトンネル型は腹圧の関係でお勧めしません。腹圧上昇には風船を膨らませるというのも効果的ですよ。経験済みね。STで膨らませて病室に戻ってしばらくしてからでも高かったです。  10月16日(金)、筋肉と骨との関係。破傷風という感染症で、筋力で脊椎骨などの骨折が起こることがあるというのです。仕組みは破傷風菌の毒素で運動神経系の抑制ニューロンが働かなくなり、興奮性ニューロンの抑制ができなくなって強烈な筋収縮が起こったときというのです。骨が筋肉の力に耐えることができなくなってというのです。それもマッチョでなくてものようです。「破傷風 骨折」で検索してみてね。いくつかが破傷風による骨折についてです。火事場の馬鹿力でも折れることのない骨が折れることがあるほど筋肉の潜在筋力は大きいのですね。火事場の馬鹿力でも自分の骨を折るほどの力が出ないように脳で制御しているのですよ。普通の筋力は火事場の馬鹿力の20~30%ともいわれています。寝込んだりして筋力の低下が起こりますが、神経筋シナプスの問題と脳の制御の問題ですかな。普通の筋肉はそう簡単には低下しないのですよ。ただ、神経筋接合部からの神経の刺激が長時間途絶えると知らないよ。痙縮や拘縮で凝り固まった場合は筋肉にとっては刺激なしになるのかな。それと筋肉にはいろいろな種類があるので特定動作ばかりすると使われない筋肉が萎縮するかもね。感覚麻痺の場合は運動神経系は問題がないので神経筋接合部での筋肉への刺激も脳が命令を出せたらできるわけですよね。そして、火事場の馬鹿力のときの命令でなくてもよいのですよね。か弱い命令でもと思います。体験ではこれで筋肉が維持できたと思っています。で、筋力も感覚の回復に応じて徐々に復活中ね。あくまでも筋力は感覚の回復に応じてね。  10月17日(土)、適切適度なリハビリをおこないましょう。過剰も駄目、少なくても駄目、強すぎても駄目、弱すぎても駄目ね。このことを甘く見ると回復するものも回復しなくなりますよ。結構幅があると思いますが、この「適切適度」が難しいのですよ。例えば、リハビリ病院入院中にあるリハビリ時間だけで十分かというと人それぞれですが、普通は不足かな。ただ、適切適度な自主リハビリですよ。発症当座から「適切適度なリハビリ動作というのが最低条件」ですよ。私の場合、後で考えてみたら「適切適度なリハビリ動作」となることをしてきていたのです。巷でいう「闇リハ」はしていません。脳などの体の状態を考えながらのね。もっとも、主治医はリハビリに関しては私に何も話をしていません。様子を見ていたら怖くなったのかな。セラピストさんとリハビリをしている時間だけがリハビリと思ったら、多くの場合、足らないよ。人によって違うけどね。ただ、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ということは忘れないでね。体の全ての部分で一斉に廃用症候群は始まるので後回しで良いという部位はないですよ。お忘れなくね。やり過ぎても駄目、少なすぎても駄目、強度が強すぎても駄目、弱すぎても駄目なのがリハビリです。諦めないでリハビリを続けましょう。  10月18日(日)、リハビリには順序がありますね。私の体験からの完全麻痺から健常者風歩行までね。完全に感覚が麻痺しての完全な動作麻痺でした。最初に思ったことは「可動域確保」でした。可動域があるということが動作の基礎ですからね。でもね、足は腕と違って健常側腕だけでは全く動かせませんでした。そりょあ、縦半分麻痺だものね。片足立ちが健常側だけでできるので介助されてベッドから車椅子への移乗ができたのですよ。それで、尿の管がとれてからは日中車椅子生活ね。このとき、股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度にしていました。ベッドでは伸ばしてましたよ。救急病院で毎日ほぼ一日中車椅子を確保できた理由は以前の投稿で確認をしてね。救急病院でのPTのリハビリでは平行棒での立ち上がり練習があって、向こう側に置かれた姿見に映っているはずの姿が見えなかった私でした。翌日から、ハードコンタクトレンズを装着しくれるようになりました。徐々に平行棒での歩行距離を伸ばしていきました。しばらくしてから杖歩行開始ね。これも徐々に伸ばしていきました。車いす両足ちょこちょこ歩行を教えてもらいましたが、病棟では看護師介助だけでしたのでほとんどできず。リハビリ病院転院後は自走しても良いということでPTさんの前でしたら、踵着地でつま先蹴りの方が良いといわれたので踵着地にしました。上体が前屈みになってスピードアップね。暴走族への道を走ることにね。この着座での車椅子両足ちょこちょこ歩行は力がいらないしので軽い力での膝関節や足首関節の鍛錬に役立ちましたよ。リハビリ病院退院日まで毎日続けました。関節の可動域があるので杖歩行のリハビリもペースが早かったみたいです。転院後2週間ほどで模型の階段での昇降リハビリね。1ヶ月後ぐらいには健常者風歩行への訓練ね。装具は一番簡単のにね。転院後1ヶ月半ほどで自力での支えなしの床からの立ち上がり練習ね。これでどこで転んでも立ち上がれるようにね。麻痺足の可動域がが必要ね。転院翌々月の初旬に病棟内杖歩行許可でした。闇練習はしていないよ。車椅子での暴走はしていたけどね。車いす両足ちょこちょこ歩行の当初の麻痺足は足手纏いそのものでしたよ。でも、感覚麻痺でしたから、運動神経等が生き残っていたので動かすことはできました。車いす両足ちょこちょこ歩行では「動かせた」だけで暴走ができたのです。筋緊張亢進なしにね。杖歩行許可されてからも徐々に歩数を増やしていきましたよ。入院中に一日10000歩以上にできました。体の準備ができてからの歩行みたいなものでした。「体の準備」というのは「可動域が確保されていて楽な力で動かせる」ということです。リハビリ病院へ転院後2ヶ月半で階段の単独昇降許可ね。転院後3ヶ月ほどで「小走り」や「ボール蹴り」や「斜面での昇降(立体駐車場のスロープ)」などもね。すべてに優先したのが「可動域の確保」でした。その結果がリハビリ病院で初期症状から見たら「奇跡的回復」でした。くどいですが、退院日まで専用の車椅子で毎日「着座での車いす両足ちょこちょこ歩行」は欠かさずしましたよ。車椅子は病院のだよ。病院の車椅子を退院日まで使えた理由は以前の投稿でね。

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