2016年8月21日日曜日

「神話の好きな国の一つ」としての日本

 結構、海外にも好きな人がいるみたいですが。  「国債神話」として、「現在の発行国債が国内で売れているから」というのがあるようですね。「戦時国債」の国内で完売だったというのです。GDP比率で、戦時国債の時は204%だったとか。現代は249%ですよ。あのギリシャでも178%でしたよ。国内で回しているから問題が表面化していないだけかもね。戦時国債は戦後のインフレで償還できたようです。年率500%を超えるインフレね。  「土地神話」も有名でしたね。人口増が続いているアメリカでも土地神話的なのが破綻した一つがリーマンショック時にありましたが。日本の場合は数十年続きましたからね。ダイエーの転けた要因の一つが「土地神話による資金の固定化」かな。土地を購入して店舗を造って、担保にして融資を受けて、次の店舗をというものでした。バブル崩壊による担保価値低下で返済が表面化して「カード会社」売り、「ローソン」売りとかね。イオン子会社になる時の自己資本比率はダイエーの方がよかったですが、キャッシュがないということね。  アメリカのサブプライムローンも住宅バブル時に急増してはじけましたね。住宅価値上昇時には担保価値上昇やと借り増しして、下落時にキャッシュなしでね。ダイエーと同じですよ。だから、日本だけ「神話好き」とはいえないのです。  「平等」が好きなようで「不平等」を拡大していても気がつかない平等好き国民かもね。教育では飛び級ダメ、留年は白い目ですから出さないようにと両端に不平等をね。大学入試センター試験の問題は良く考えられたよい問題ですが、利用する方の問題で不平等拡大かもね。教育は最終的には社会に還元されるのに「教育を受けた者の利益」とばかりに特に高等教育での不平等ね。はっきりいって「貧乏人の子は貧乏人に」というような制度になって仕舞っていますよ。なんで、大学を卒業して時点で「借金1000万円」とかね。奨学金ですよ。ヨーロッパでは無償の国もあるのにね。高校入試の内申書重視も「平等のようで凄い不平等」な制度ですよ。親の状況による不平等ね。  とかとかですから、報道による誤魔化しにもよく引っ掛かっている感じもね。イオンが「トップバリュー」で引っ掛かったのも「安い→消費者は絶対支持してくれる」みたいな思い込みを報道等から持ったのかもね。よくよく観察したら、「納得のいく安さ」、「より良いものを手ごろな価格で」ですよね。コンビニが売り上げを伸ばしている理由ですが、セブン・アンド・アイはイトウヨーカー堂でちとどじったみたいですね。「機会損失」を防ぎたいというのね。  日本の報道機関は日露戦争報道あたりから、本質的なことをはぐらかしているとことがあるような気がしています。そして、太平洋戦争時には完全に統制されましたよね。そして、自主規制の強い権力に弱い報道が今も続いている感じを受けています。一部勢力の「偏向」とかには弱いですね。国内でもあの当時、暴虐の限りを尽くされているのにそのことへの報道というのが少ないですね。こっそりと「在郷軍人会でも戦後直ぐに書類を焼却した」というのがでる程度ね。これ、証拠隠滅ですよね。知られたくないからですよ。海外でも証拠隠滅しているのにね。だから、慰安婦の募集について、実際にどのようにしておこなったとかいうことの政府説明がないのではとね。このあたりをしっかりと正してほしいです。  司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」を読もう。外国がどうのこうのというのもあるとは思いますが、一番は国内の問題ですよ。また、自滅になるようなことをしてほしくないということね。太平洋戦争は自滅への戦争でしたよ。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

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