2017年2月25日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No235

日本ブログ村の脳卒中カテゴリーの脳卒中サバイバのゼンデラさんが「片麻痺の両手訓練と日常生活動作」というのを投稿されていました。   降圧薬を止めたら頻尿が解消した   脳卒中でリハビリの効果を高めるためには。   またまた「筋収縮」についてね。筋肉が収縮するためには「筋肉が弛緩して伸びている」状態になる必要があるのです。   脳卒中の要因について。  2月13日(月)、日本ブログ村の脳卒中カテゴリーの脳卒中サバイバのゼンデラさんが「片麻痺の両手訓練と日常生活動作」というのを投稿されていました。その中に両手を使うと脳皮質の働きが活発になるというのがありましたよ。脳卒中は脳の障害ですから、脳での活動が活発になる方が神経細胞間のつなぎ替えが盛んになって回復が早くなるのではですよね。ところで、上肢の動作では当然感覚神経系も運動神経系もともに腹いている方がよいですよね。この状態でのトレーニングではよほどの過剰でない限り問題は生じないと思います。が、脳卒中で我々は感覚神経系、或いは運動神経系、もしくは両方とも損傷を受けているのですよね。感覚麻痺の視床出血の体験からいうと、「動かせてもやたら筋緊張亢進状態になりやすい」ということです。両手を使ってもね。筋緊張亢進状態を放置していたら、痙縮に、そして拘縮にですよね。健常側の腕を固定して麻痺腕のみで生活動作をさせるというのを私がしたら、未だに即筋緊張亢進で動かせなりますよ。で、痙縮とかになるとボトックスで緩めるしかないのでその長期間リハビリ中断になって仕舞うのではと思うのです。ですから、脳卒中になられたばかりの方は筋緊張亢進状態や痙縮にならないように「楽な外力による関節可動域確保動作」ができる状態を維持しながら、両手での適切適度なリハビリをさせる方が早く回復するのではと考えています。四肢の動作は関節動作です。楽な力で関節動作ができるというのが最低条件です。他動でもよいですが。  2月14日(火)、本日は2月認知症の原因日(救急病院入院中にも原因日は巡ってきたけど、でなかったです)。長谷川町子氏の「いじわるばあさん」でばあさんが祝日の度に「敬老の日」とぼけた振りをするのを読んだことがあったので最近はちょっと借用させてもらっています。ところで脳卒中カテゴリーのゼンデラさんが最近も降圧薬を止めたら頻尿が解消したと投稿されていました。私も降圧薬を減薬したり、休薬する度に改善されてきたのです。特にゼンデラさんと同様にカルシウムイオンチャネル拮抗薬を休薬したら顕著に改善しました。このカルシウムイオンチャネルに対する医薬品は細胞内へのカルシウムイオンの流入を妨害するということで作用を発揮します。血管は平滑筋で膀胱括約筋は横紋筋なのですが、横紋筋も筋収縮にはカルシウムが必須なのです。ですから、私も疑っています。頻尿対策の医薬品には膀胱収縮にかかわる平滑筋の緩める医薬品が使われます。血管と同じ方の平滑筋なのに降圧薬は効果がないのでしょうか。考えることは血管と膀胱ではカルシウムイオンチャネルの構造が少し違うということで、横紋筋の方が血管により近い構造なのではとね。括約筋は横紋筋では珍しい持続的収縮の必要な筋肉と考えられるのです。収縮性タンパク質は部位によってアミノ酸の並びが異なります。このイオンチャネルでも同様のことが起こっているのではとね。で、より構造の近いのは血管と括約筋の方かもしれないですね。そうそう、骨格筋の速筋と遅筋もアミノ酸の配列順序に違いがあるから起こることですよ。  2月15日(水)、脳卒中でリハビリの効果を高めるためには。もっとも、高次脳機能障害はなかったようなので四肢についてね。脳卒中での身体障害の原因をどこに求めるのかということですよね。四肢が麻痺してから脳卒中になったのではなく、脳卒中になってからしかる後に麻痺が現れてきたのですよね。私は脳に異変を感じてから数分後にはね。5分後ぐらいにはほぼ完璧に片麻痺かな。でのね、四肢に異常があるなんて思わなかったですよ。原因は脳にあると思いましたけどね。救急病院で落ち着いてきて「脳の回復が必要」なので、脳に麻痺側の手足等も使うのだという合図を送ろうとしたりはしましたが。で、リハビリ動作がその合図にもなったわけです。この合図が脳の回復への第一歩かもね。四肢は脳によってコントロールされているので順序を間違うと動かせるものも動かせなくなりますよね。筋肉を固めたり、関節を錆び付かせたりしてしまうとね。筋力は「筋肉の質×筋肉量×筋肉が収縮できる距離(逆に言うと、楽に引き延ばされることのできる距離ね。)×脳の命令力」ですよね。脳卒中では脳の命令力のみがなくなります。ですから、脊髄反射等の筋収縮が起こりうるのですよ。これが問題になる場合もあるかと思います。役に立っている場合もあるかもね。脳卒中直後のフニャフニャはこの筋力の定義の「脳の命令力」のみがゼロになった状態です。ですから、フニャフニャを適切に維持するリハビリを基礎におこない、脳の回復を促進するしか方法はないと考えます。私の方法ね。これで、リハビリ病院で「初期症状から見て奇跡的回復」とまでいわれたのですよ。ですから、脳の修復、残存の迂回路に脳が気づくか、神経細胞間のつなぎ替えが起こるかまでは辛抱ですよ。でもね、感覚麻痺は迂回路的な状況で動作ができるようになっても、感覚情報がないということで筋緊張亢進→痙縮→拘縮とかになりやすいので注意してね。  2月17日(金)、昨日は確定申告の準備と「塵も積もれば山となる」のため、うっかり投稿を忘れていました。「気持ちよく訪問リハビリをしてもらうには。リハビリをするには。」ね。大きく分けて2種類かと思うのです。でも、同じかもね。本人が気持ちよくリハビリに取り組もうとできるのかということと、セラピストさん等支えてくれる方々が気持ちよく援助をしてくれるかということです。本人は気分よく?てもね。感覚麻痺での筋トレ好きには困られているかもね。私の場合は「マッサージしてほしい」ですから、お願いするほかないのです。ですから、できるだけ「楽しく」という方針です。で、こころからの「ありがとうございました」もね。認知症予防にも会話するというのが役に立つので、このお相手もしてもらっているのですからね。PTとOTそれぞれなのですが、ともに「確定拠出年金」を薦めています。制度上、個人年金保険などより、また、普通の貯蓄などより圧倒的に有利ですからね。「塵も積もれば山となる」という世界が確定拠出年金なのですよ。私はもう加入資格なしです。現役の時にあれば、即、積み立て開始していましたよ。セラピストさんの片方が急にこれなくなったときに時間が空いていたら、直ぐに代わりにきてもらえるように気持ちよりリハビリができるようになっていたとので、実際、このような事態がありました。訪問リハビリや介護はともに気持ちよくなるとよいと考えていますので、感謝を忘れないということかな。ある方は「ありがとう」ということとありましたがそうだと思います。実践しています。  2月18日(土)、またまた「筋収縮」についてね。筋肉が収縮するためには「筋肉が弛緩して伸びている」状態になる必要があるのです。筋力を発揮してほしい筋肉が収縮する前に伸びているということですよ。どの筋肉でもです。四肢みたいなところにある筋肉は必ずといっていいぐらい対になった筋肉の組み合わせですよね。ただし、いくつもの筋肉が関係している部位も甥ので実際は複雑ですが、筋力発揮の前に「弛緩して楽な力で引き延ばされる必要がある」というのは共通しています。健常側でよく観察してみてくださいね。上肢で力こぶを作った状態になってからお仕事ができますか。手で握り込んだ状態にしてから物が掴めますか。どちらも筋力を当てにする方の筋肉を伸ばすことができる方が目的の力仕事ができますよ。ですから、「脳卒中発症直後のフニャフニャを適切に維持しましょう」ということなのですよ。筋肉を楽に伸ばせなくなったから、ボトックス療法なのですよ。楽に伸ばすには「他動による関節可動域確保動作」でフニャフニャ状態を適切に維持しておくというのでもよいのですよ。脳の回復状況に応じて、あくまでもの脳の回復状況に応じて筋力が発揮できるようになりますが、感覚麻痺では簡単に筋緊張亢進状態になりますので筋緊張を解いてやってくださいね。放置すると、筋緊張亢進→痙縮→拘縮ですからね。筋肉は柔軟で弛緩できて楽な力で引き延ばすことができるというのが収縮のための第一歩ですよ。  2月19日(日)、脳卒中の要因について。ある方のブログで「生活習慣病」と「性格習慣病」というのがありましたが、もう一つについて述べたいです。脳動静脈奇形というので脳出血になられる方もおられます。これは生活習慣でもなく性格習慣とも違いますね。心臓の隔壁が完全にふさがっていなくて、血栓が心臓から飛んでいってという方もおられます。夏に多いともいわれていますが、熱中症的脳梗塞ね。低血圧により血栓ができやすくなるというものですよ。熱中症的には血液の水分も不足気味になりやすいですしね。ちょっと、考えただけでもいくつかあるのが脳卒中ですよね。生活習慣においては発症の確率の高い低いですからね。発症率が低い方がよいかと思いますが、低コレステロールは脳出血の恐れを高くします。高コレステロールは本当に危険なのか、このごろ疑い始めています。血圧も高すぎると脳出血の恐れが増大しますよね。性格的に興奮しやすいとかは高血圧になりやすいですね。あるレベル(人それぞれね)以上の高血圧は脳出血の恐れが高くなると思います。高くなるというものね。低くてもゼロではないと思います。もともと血管から血液が漏れやすい方は俗にいう正常域の血圧でもお漏らしをしてしまうかもね。生活習慣や性格習慣が原因となる方もおられると思いますが、そうでない方も結構いるということですよ。

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