2017年3月25日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No239

脳出血(視床出血)になって思ったこと。   「手段の目的化」といのもありますよ。   最近、先週月曜日に報告した「嘔吐事件」いらい平衡感覚にかかわるとおぼしき時は「スロー」に徹しています。   先日あるブログに「起き上がることが重要」というのがありました。私も以前に同様の投稿をしていたと思います。   脳が感覚なしでも足を動かす命令を出してくれたのです。残存の脳の回路を使ったわけですよ。  3月13日(月)、脳出血(視床出血)になって思ったこと。以前の投稿を丹念に読んでいただければどこかで投稿していたと思います。発症が自覚できて、片麻痺が判った時には「リハビリで復活する」ということね。「回復しなくなる」とは全く思わなかったです。救急病院では初日から看護師さんをビックリさせるようなことをいう患者でした。当座は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ね。それと、「鼻が詰まるから上半身直立でいたい。」ね。こっちは尿道の管が抜けるとともに実現しました。これだけでも意識がはっきりしましたよ。そう、「大脳の活性化」をね。でもね、筋肉の収縮による感覚刺激の左半身分が大脳に来なくなっていたのです。でも、右半身分だけでも「大脳の起床」には案外効果があったみたいです。生活動作に左半身がどう活用できるかは判らなかったですね。救急病院で話した中に「杖なしでも何歩かは歩けるかも、でも、それだけで下手したら二度と歩けないかもね。」ね。でも、現実は杖をついても補助つきでした。歯磨き等は歯ブラシに練り歯磨きをつけてもらっていたのが一人でできるようにとかで、健常側活用で道が広がってきました。どこまで、順調に回復できるのかということを思ったりね。リハビリ病院で棒足になった患者さんを見て「大変ね」と思いました。私は「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」で関節可動域が十分に確保できていたのでした。他の方のリハビリ状況は関心が薄かったです。十人十色ですからね。今ですと、リハビリで聞かれたらもっと的確に助言できると思いますが・・・。ブログ村のブログ等を読ましていただいて感じたことは落ち込み、回復に向けて焦っておられる方もおられるのだなとね。リハビリ病院入院中は「セラピストさんはギャルがいい」とかいって深刻に闇雲にリハビリなんてしていなかったのに、初期症状から見て「奇跡的回復」といわれる始末でした。その理由がわかってきたのでした。「四肢の動作は関節運動である」ということを思わずに四肢のリハビリを闇雲にされている方が多いということをね。リハビリに取り組めるようになるのに当初を無為に過ごされた方も多いのではいうことね。廃用症候群ということ、過剰リハビリの弊害ということ。これらについて詳しいわかりやすい説明を聞いたことがないのではともね。で、このようなブログになってきたのです。脳を活性化して知的好奇心を持ちつつリハビリに適切適度に取り組んで生きたいです。  3月14日(火)、本日は私の頭の中には存在しない日です。特例認知症につきね。私のリハビリの基本方針は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ですよね。これを一人でするのには「ストレッチ」です。ラジオ体操的動作も有効かと思いますが、ストレッチの方ね。訪問リハビリは週2回なので来られない日は自己流ですよ。自己流ストレッチを欠かさずしています。PCをしているときにも背伸びをしたりとかもね。で、ある方が投稿されていたようにこのストレッチは死ぬまで続くと思います。「月月火水木金金」的にね。これのお陰で「動画と静止画」カテゴリーにあるような動作を今も続けておこなうことができるのですよ。筋力的にはより回復していると思います。筋力はその筋肉が弛緩して伸びることができるというのが絶対必要なのですよ。このために筋肉を伸ばすストレッチは有効です。うちのわんこもよくストレッチしています。足のストレッチは伸筋を伸ばすということですから、しゃがむというのも効果的ですよ。アキレス腱ストレッチは腓腹筋を伸ばすことでアキレス腱を伸ばしていますけどね。下肢では伸筋を伸ばすようなストレッチを主に、上肢では屈筋を伸ばすようなストレッチを主に休まずしています。ですから「月月火水木金金」なのですよ。で、ボトックス要らずで過ごしています。棒足は下肢の伸筋が収縮したままになっていくことで形成されるのですよね。屈曲腕は屈筋が収縮したままになっていくことですよね。こうなるとついでに対になっている筋肉も筋緊張亢進状態になっていくのではとね。筋肉を柔軟な状態に保つためには努力が必要です。我々みたいな感覚麻痺ですと、過剰リハビリもリハビリ不足も不適切リハビリも筋肉の柔軟さを失う方に作用しますよ。で、柔軟性を失うと関節の錆び付きにね。  3月15日(水)、本日は昨日に続きギャルセラピストさんの訪問リハビリです。男性のセラピストさんは奥さんが出産したのでしばらく休暇です。男の子だそうです。どちらにしてもタカラトミーの株を購入されたがっていましたが昨日は1200円弱でしたから12万円弱ね。私は5万円弱で購入したよ。さらに株主優待は長期継続所有なので公式ネットショップで40%引きになっています。この脳出血ですけど、出血していなかったらどうなっていたのかなと思ってみたりします。退職後は再就職をする予定はなかったです。で、健常だったらできていたことの多くができなくなりました。しかし、「脳卒中リハビリ」等について、「医療」等についてより深く考える切っ掛けを与えてくれたと思うのです。この成果の一つがこのブログかな。脳出血がなかったら、認知症予備軍に足を踏み込む羽目になっていたかもね。今までとは違う世界も見えてきたということです。リハビリの方は結構順調のようだしね。リハビリにしても、医療にしても、そのほかについても世間は「思い込み」が凄いということを再認識されられたのです。このブログのリハビリに関する投稿は「思い込み」のリハビリをされている方の価値観を潰すことが目的みたいになってきているかもね。目的の変化ね。「手段の目的化」といのもありますよ。筋トレが好きな方に多いかもね。本来は目的のための手段だったことが、その手段をおこなうことが目的となって仕舞うことね。痙縮になろうが筋トレというかがブログ村におられたと思いますが。教育での思い込みの一つが「義務教育」の義務者ですよ。勉強をしっかりされている方はご存じとお思います。しかい、「思い込み」の方は「子供」と思っています。教師にもいます。「義務者」は「国および地方公共団体と親」なのですよ。憲法をよく読んでね。「子」は「教育を受ける権利」を持っているのです。だから「就学猶予」はあっても「就学免除」はないのですよ。国民年金等には保険料の「猶予」も「免除」もありますけどね。日本のおかしいところは「就学猶予」の後のフォローがないことかな。国民の権利としての「教育を受ける権利」なのにね。生存権の一つです。  3月16日(木)、最近、先週月曜日に報告した「嘔吐事件」いらい平衡感覚にかかわるとおぼしき時は「スロー」に徹しています。半規管のリンパ液の流れを起こさないように、前庭器官では耳石が動かないように気をつけています。前回報告のように感覚情報の左右アンバランスのようですから、その後、嘔吐することなく過ごしています。あのときは「首振り」をしてしまったのです。「ああ、ふらつく」とね。その後の嘔吐ですよ。麻痺側からの情報を少なくするようにして、麻痺中に近いように保ちながら、徐々に「首振り?」とかで慣らすしかないのでしょうね。前回、投稿のように藪医者には行っていないし、本日、定期的通院日ですが話をすつもりは全くないです。麻痺上肢も麻痺下肢もお尻とかも感覚は幾分か戻ってきていますよ。ちょいちょい投稿している瞼もね。で、健常側と同程度にはなっていないです。ですから、「力み」というのが上肢や下肢でよく確認できます。力み具合をコントロールできないのですよ。力んでいるのは判るようになってきているのに調節ができないということね。感覚麻痺の悲しさです。あと数十年したら発症前みたいに感覚情報を利用できるようになるかもね。  3月17日(金)、先日あるブログに「起き上がることが重要」というのがありました。私も以前に同様の投稿をしていたと思います。脳卒中リハビリで大切なことの一つに「適度な刺激で脳を活性化する」というのが必要なのですよ。というか、すべての人間にとって必要なことですよね。病み上がりにふらつく要因として「寝ていた」ということね。脳が休眠状態になって筋肉に適切な指示が出せないというのもありますよね。脳卒中直後から無理矢理上半身を起こすとかいうのは疑問ですけど、様子を見ながら早期に上半身直立というのは脳の活性化に大切ですよ。背もたれ等なしで直立できるようになると脳の活性化は相当進みます。脳は骨格筋が収縮したという感覚情報があると活性化しますが、刺激を与えすぎると「過興奮状態」で腑抜けにね。ですが、上半身直立程度では過剰にはならないですよ。脳を活性化してのリハビリの方が効果が高いと考えています。私は救急病院で尿道の管がとれた日から日中車椅子生活を始めました。そうすると、記憶等もより確かになりましたよ。で、テレビを見るよりPCでネット閲覧とかしている方がよいかもね。ゲームもよいのではと思います。直立の次が健常上肢の活用ね。麻痺側によい影響が出る場合もね。麻痺側は「楽な外力による関節可動域確保動作」とかですよ。「他動による関節可動域確保動作」というのはリハビリテーション学会の推奨でもありますよ。  3月18日(土)、脳出血後の初めての床からの自力立ち上がり、これは出血後、2ヶ月と10日ぐらいの時にPTで教えてもらいました。どうも、関節可動域があるというのだったように今は思っています。麻痺足を膝立てして健常側を使う立ち上がりだったかな。この時は正座なんてしていないです。退院後に応用して正座からの立ち上がりに成功しましたよ。ようは杖とかもなく、一人で立つことができた瞬間ですね。でもね、リハビリ病院入院中に緊急時に使ったことはないです。転倒とかなかったのでね。ですから、歩行での不安が少なくなったということです。転けても起ち上がれるという自信は大きいですよね。このためには「関節可動域」が絶対必要ですね。それも楽な力での素早い可動です。結局、筋力云々の前に関節可動域ですよ。昨日、リハビリ病院に2年ぶりに行ってきました。STのYさんが行方不明になっていました。ようはお勤め替えね。嚥下障害のリハビリでヒントを聞こうかなと思ったのです。知り合いのPTさんと話をしてきました。だんだんと行きにくくなりますね。帰りに家電量販店によって、PC用スピーカーを、お安いのを購入しました。これで、本格的にPCの移行ができるかな。いろいろ問題を抱えているPCだったのでね。PTさんと話ができてよかった。このPTさん、ギャルです。  3月19日(日)、5年前の3月13日にリハビリ病院に転院しました。救急病院ではベッドから車いすへの移動や車いすでの移動はすべて介助されてです。札付き?だったのでね。リハビリ病院も当初はベッドと車いすの移動は補助されてね。トイレも当初は監視付きでした。しかし、病棟フロア内に限り車いすでちょこちょこと、そう、車いす着座しての両足活用ちょこちょこ歩行は許可されました。かかと着地を教えてもらってか加速できましたが、ブレーキの都合でボチボチの速さに抑えました。脳が感覚なしでも足を動かす命令を出してくれたのです。残存の脳の回路を使ったわけですよ。上肢も見ているという前提でしたが・・。そう、腕の感覚ではなく視覚で代用してということですよ。ただ、足よりすぐに緊張が高くなったのを覚えていますし、今でもね。下肢の方ですが楽な力で動かしていても車いすですと、これで役だったわけです。また、座るというので股関節と膝関節の屈伸にね。踵着地が足首関節の活用に役立ったということです。尖足(脳卒中では普通こっち、下垂足ではない)の予防に非常に役立ちましたよ。当然、棒足予防にもね。このことが健常者風歩行へのリハビリ開始が早くなった理由と思います。また、階段昇降リハビリが早くなた理由でもあると思います。どちらも下肢の関節可動域があるというのが前提ですからね。筋力の前に関節可動域確保動作をしましょうね。筋肉が柔軟で弛緩できるというのが関節可動域には必要ですよ。筋肉が弛緩できての筋力だよ。、

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