2017年12月10日日曜日

勉強不足というか勉強拒否反応

 児童生徒の話ではないですよ。大人の話ですよ。教師も含みます。  誰かひとりを多人数でかわいがっているという場合、「いじめ」というのを考える必要があるというのがそれなりにお勉強をしてきていたら思うものなのですけどね。あの大津の事件でもそのような現場に遭遇した教師がいましたね。その場で聞いても「いじめられている」なんて言いませんよ。要観察事例として取り組んでいたらと思うのですが。最近も出てきましたよね。「後で考えると・・」というのが。採用試験の問題や研修の中身の再検討が必要ですよね。  養育環境で子供の人格等が形成されるのですが、「親である」>「子供にとってよい親である」で「子供にとってよい親である」はそう多くないのですよ。「子にとってよい親」というのはね。「サウンド オブ ミュージック」の中で大佐が「親である」とマリアの忠告を無視しましたよね。あとで、この大佐が気づくのですが。多くの親や大人は気づかないのですよ。  「毒になる親」という本もありましたね。「他人と平気で傷つける人々」という本で紹介されていた方々は、本を読んでみると親に平気で傷つけられてきたという感じでした。教師も気がついていないのですよ。これらは書物からだけではなく、じっくりと事例観察というのも必要になりますし、思い込みからの脱却も必要ですよね。  元寇での神風というのは鎌倉武士が蒙古軍を上陸させないようにしていたから、台風シーズンまで玄界灘とかの洋上に長期にわたってとどめておいてのことだったというのです。数ヶ月の間ということでしたが。NHKのある番組を見てね。軍人でしたら事例研究をまともにしていたら、太平洋戦争で「神風」なんていわないと思うのですが。  「覚える」というのは勉強の第一歩であっても、覚えただけでは無意味なのにね。活用できるというのと覚えたとおりとは違うのにね。この違いがわかるというのもお勉強でかな。第二次世界大戦で英国軍では「日本軍は日露戦争の勝利パターンで攻撃してくるから・・」だったと司馬遼太郎氏は『雑談 「昭和への道」』で述べられていました。日本軍で一番愚かなのは参謀肩章をつけた陸軍大学卒だとね。  当時、ソビエトの軍事情報については徹底的無視だったというのです。ノモンハン事件で壊滅的損害を受けたのみね。この教訓も無視しての米英開戦でした。ですから、報道も今の北朝鮮みたいだったですよね。膨大な言語量を使ってね。でも、北朝鮮は開戦しないですよね。すれば、負けるのがわかっているからですよ。核報復できるということで先制攻撃をされないようにしているのかな。  世界一と思い込んでいた当時は米英の誘いに軽々と乗ってしまった日本ね。この伝統がいつまで続くのかな日本は。 この書き込みのメールマガジンの申し込みはまぐまぐのページでお願いします。

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