2019年5月25日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No352

健常者風でもナンバでも必要なのは「楽に動かせる関節」ですよね。楽に無理なく大きく動かせる関節があれば、どちらでも歩けると思います。   「関節を楽に動かせますか」というのが人間が動作するときに必要ですよね。関節を動かすには関係する筋肉のどれかをタイミングよく脱力する必要があるのです。   関節が動かしにくいからボトックスですよね。どうして、動かしにくいかというと引き延ばされるべきタイミングにも収縮して抵抗するからですよね。   関節が作動するには必要な筋肉が収縮したり、タイミングよく弛緩したりする必要があるのです。そして、関節の構造に適した位置に腱で骨に接続しているのですよ。一体、どのような動作に最適化されているのでしょうね。   わんこ友達に運動量について減らしているという話を聞きました。   瞼付近の感覚がさらに回復してきた感じです。視床出血は普通感覚麻痺の典型例ですよね。   筋肉動作には感覚情報が必須です。脳は筋肉の状態を常に把握しながら筋収縮命令(運動神経系興奮ニューロンの興奮)や運動神経系抑制ニューロンを活性化さて筋力調節等をしているのですよ。  5月13日(月)、健常者風でもナンバでも必要なのは「楽に動かせる関節」ですよね。楽に無理なく大きく動かせる関節があれば、どちらでも歩けると思います。関節可動の問題ですよね。ナンバで大見得を切ってね。歌舞伎ね。私はできると思うのですが歌舞伎風や阿波踊り風では歩くつもりはないです。頑張ってね。手足で動作するときにはどうしても手足等ある、または関係する部位の関節が作動する必要がありますよね。それらの関節の動作できる範囲とかは俗にいう健常者風が一番楽ですよね。長い進化でそのようになってきているのですから。この進化の作りに逆らうような使い方をしようとするから無理が出るのですよ。ただ、健常者みたいに楽に動かせていたら問題はそうないと思いますが・・。我々みたいなのが健常者風と異なる関節の使い方をしていたら、関節可動域等がそれで固定してしまわないか非常に気になるのです。筋肉も俗にいう健常者風の動作がやりやすいように骨格に腱で接続されていますよね。この接続は脳卒中になっても不変ですよね。頑張ってね。進化から考えて楽だと思う関節可動が維持できるように頑張ります。関節をできるだけ楽にいろいろな使い方ができるようにいろいろ練習するのはよいことだと思います。が、健常者風の妨げにならないようにしようね。関節可動域があっていろいろなタイプの動作をする方が脳の回復には有効かとおもうのでナンバでもしてみたら。ナンバだけですと健常者風の妨げになると思うのです。お好きなように。  5月14日(火)、「関節を楽に動かせますか」というのが人間が動作するときに必要ですよね。関節を動かすには関係する筋肉のどれかをタイミングよく脱力する必要があるのです。肘関節ですと肘を伸ばすときには曲げる方の屈筋を脱力しなければならないのです。そう「脱力ストレッチが手続き記憶的に無意識でできる」というのが必要なのですよ。以前にも投稿しているように歩行については救急病院入院中はリハビリ室内のみです。移動は全て車椅子に座って押して貰ってでした。34日間入院ね。リハビリ病院では退院まで病院の車椅子を使っていました。当初から退院まで「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」と私が名付けた麻痺足も使っての移動です。ですから、転院直後は遅いですよ。セラピストさんに踵をつけると歩行に効果が出るよといわれてから踵をつけるようにしました。で、踵着地の爪先キックですよ。膝関節、足首関節全開ね。そのうちにPTのセラピストさんが健常者風の指導をしてくれだしたのでした。私からの要望ではないです。感じたのはセラピストさんの指導が必要だということね。今思うに「関節可動域がある。楽に動かしている。」というのが指導開始の判断に繋がったのではと思うのです。階段も割と早く指導してくれていましたが、監視の下でした。単独歩行が許可されて何日かたったころから要望しました。階段が昇降できたら、足の筋力は普通に出ている証拠ですからね。無理してリハビリなんてするものではないです。実際、リハビリ病院でのリハビリ中に「リハビリ中断」をして休ませて貰ったこともあります。私から言い出してです。筋肉と関節を固めなければそのうちに何とかなりますよ。「固めていない」というのは「使える」が中に含まれますが、もっと広い範囲の意味です。  5月15日(水)、関節が動かしにくいからボトックスですよね。どうして、動かしにくいかというと引き延ばされるべきタイミングにも収縮して抵抗するからですよね。で、ボツリヌス菌毒素で収縮力を下げてやっているわけです。筋無力化のためにボトックスね。ボトックスの効果がある間は筋力必要時にもボトックスの効果が出ています。タイミングで調節なんてできないのですよ。そうすると、脳の回復には悪影響が出るのではと思うのですけどね。脳が出す収縮命令がちゃんと実行されていないように感覚系からの情報で感じてしまうということです。注射前よりマシでも正常時に比べたら・・。ところで発症後のフニャフニャというのは筋肉が弛緩しているからですよね。それが脳の残存部位の活用や脊髄反射等で収縮していくようですね。で、当初より脱力ストレッチ、他動によるストレッチを適切にしているとボトックスでないと脱力できないなんてほぼないと思うのですけどね。上肢ですと「腕伸ばし」や「指伸ばし」などですよ。何もしないと握り込んでいたり、屈曲してきたりですよね。これに筋トレなどしたら握り込みや屈曲肘等になりやすいですね。下肢は伸筋の方が強いのでスクワットとかでも棒足状態や尖足状態になって行きやすいですね。脳卒中での尖足では足首関節の動作不良がセットで生じていると聞いています。他の原因での下垂足は関節は稼働しているときが多いとね。で、脳卒中後は関節が動かしにくくなりやすいので注意が必要と思いますけどね。皆さん、関節が動かしにくくなって困っているのですよね。関節が楽に動かせていたら、そのうちに何とかなります。そのうちにね。筋力補助ロボットの開発は進んでいるようだしね。筋力補助ロボットに補助して貰って弛緩のタイミング学習というのも有望かもね。  5月16日(木)、関節が作動するには必要な筋肉が収縮したり、タイミングよく弛緩したりする必要があるのです。そして、関節の構造に適した位置に腱で骨に接続しているのですよ。一体、どのような動作に最適化されているのでしょうね。全身の動作がそれぞれ行われるときに不都合なくできるように配置されいるはずですね。ただ、最適化された行動以外にも使えるようになっているはずです。当座の関節可動域確保動作は最適化された範囲ではなく稼働するであろう全域、無理なくできる範囲全域をしておく方がよいでしょうね。でもね、なぜか最適がしっかりできると可動域全域ができるのかもね。私のはある意味稼働できる範囲の最大をストレッチ等でしていると思っています。それと筋弛緩のタイミング合わせみたいなことができたらと思うときもあるのですよ。私も関節が動かしにくいというときがね。まあ、本来は収縮させたいときに派手に収縮できる程度までの範囲で適度に収縮と弛緩を繰り返しているのが普通なのかな。この時になにか筋力調整の必要な動作をしようとすると緊張が一気に高まるようですね。まだ、最大筋力程度を発揮させるときの方が緊張度は低いようです。なので、高緊張になるような動作は極力避けています。脳卒中後は筋緊張が解除されにくいですよね。感覚麻痺であるというのが最大の要因かもね。関節動作時には弛緩しなければならない筋肉が筋緊張状態で弛緩できないとなると関節動作ができないですよね。で、ボトックスにかな。これは健常者風でもナンバでも起こりうることですから気をつけてね。  5月17日(金)、わんこ友達に運動量について減らしているという話を聞きました。わんこ友達が徐々に変わってきています。何人かは愛犬がなくなったためです。以前からの方は飼い主も高齢化ですよね。わんこ自体が散歩で遠出しなくなったとぼやかれている方もいました。旦那さんが連れて出るというとですが・・とね。ぼやいていたのは奥さんの方ね。この奥さんから2時間ぐらいは散歩されていたある方が8000歩前後に減らしたということをね。俗にいうウオーキングで糖尿病予防等では8000歩ぐらいでよいという話もあります。ただ、減らされた方は膝がらしいです。今度であったら聞いてみようと。運動については「運動強度」と「運動量」に「運動の種類」が絡みますね。そこに「無理のない運動動作ができているか」という問題ね。ところで我々脳卒中後遺症組は「無理のない運動動作ができているか」ということが大きな問題になりますよね。無理があるから、筋緊張が解除されなくなっていきやすいのではと考えています。筋緊張亢進状態ですと、関節動作にも不都合が出ますよね。で、動かせないとかにね。この時の筋肉は関係する筋肉の全てが常に収縮状態だからですよ。筋力がないのなら筋肉は柔軟というかボトックス注射できるような状態ではないのではともね。廃用症候群の方かもね。麻痺手が握り込んでいても筋力がないのでしたら健常側の手とかで楽に開かせることができるのではとね。屈筋が凄い筋力を発揮しているので開かせるのに苦労するのですよ。ですから、問題が生じるような状態まで無茶をした結果かもね。或いは廃用症候群?。廃用症候群も別の意味で他動の時も馬鹿力が必要なのかな。  5月18日(土)、瞼付近の感覚がさらに回復してきた感じです。視床出血は普通感覚麻痺の典型例ですよね。発症時、本当に感覚がなくなっていきました。病名を聞いて納得ね。なぜか、筋肉への収縮命令とかは脳がストップしたためか、左半身が完全に動作不随にもなりましたよ。ところで、脳が落ち着いてくるにつれて動かせるところが出てきたわけです。はっきりいって「感覚なし動作」です。補助としては視覚ぐらいかな。で、コンタクトレンズの装着というのがあったのです。装着時には麻痺手を置物的に使いました。レンズがどこにあるのかなんて解るわけがないというのが相当続きましたよ。徐々に感覚が戻り始めたというわけですが、その歩みの遅いこと遅いこと。はじめは痛覚だったかな。猛烈に痛かったです。我慢ね。そのうち、触覚もみたいです。レンズのズレの恐怖は増加したり減少したりです。理由は瞼の筋肉との連携の再構築のためと考えられるのです。単に高齢等で運動神経系による筋繊維動員力の低下の回復ではないのです。まったく新しい神経細胞同士の組み合わせができての回復ですよ。感度調節等が行われた後に正常に働けるようになると考えています。この途上で無茶や何もしないでおくと正常状態への調節ができなくなるのではと考えられるのですけどね。温覚でお風呂のお湯が熱湯みたいに感じるや水道水が氷水みたいというのは調節の途上ですよね。これで失敗すると回復したとはいえませんよね。動作では筋力微調整ができるようになるかどうかです。筋力微調整ができないから高緊張になるのですよ。で、健常者風歩行ができないからナンバ歩行では健常者風の二の舞になる恐れが高いと思うのですが、頑張ってみて結果を報告してね。  5月19日(日)、筋肉動作には感覚情報が必須です。脳は筋肉の状態を常に把握しながら筋収縮命令(運動神経系興奮ニューロンの興奮)や運動神経系抑制ニューロンを活性化さて筋力調節等をしているのですよ。我々視床出血の者にとっては脳が筋肉状況を感知できなくなっているのですよ。もっとも、感覚麻痺の場合は大抵がですよね。筋紡錘による筋繊維の伸び具合、腱ゴルジ装置による収縮時の力のかかり具合、皮膚感覚等による接触感覚による筋力具合等々です。ですから、柔らかい物体では握りつぶしてしまうということが起こるのですよ。逆に握るときの力不足で落としてしまったりとか健常の頃には考えもしないような失敗をするのです。その上、筋肉の緊張度が非常に高くなりやすいですね。これは感覚がないということからきているのですよ。こんなので健常者風動作をしようとすると、高緊張になりやすいですね。これは健常者風歩行でもナンバ歩きでも同様に起こるはずです。必要なときに筋肉が弛緩できるというのが必要ですが、感覚麻痺では筋肉の状態が判らないので弛緩できない場合があると考えられるのです。また、脳は感覚情報がないとどの筋肉に収縮命令を出しているのかが判らないのですよ。健常者でも余計な筋肉に収縮命令を出してしまうから「肩の力を抜いて」とかがあるのです。余計な筋肉も緊張することがあるでしょ、普通でも。感覚麻痺では必要ない筋肉も収縮させているというのが常に起こっていると考える方が身のためですよ。歩行補助ロボット活用ではロボットのアシストでできた膝曲げがトレッドミルでできない原因ですよ。ナンバ歩きでも同様のことが起こりうるので注意して頑張ってね。私はナンバ歩きをしないですけどね。

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