2021年6月27日日曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No461

耳糞系難聴というのがあるのですね。   救急病院でもリハビリ病院でもリハビリ病院退院後も脳卒中リハビリで役に立つこと、「他動での関節可動域確保動作」と考えるのですけどね。   どうして、手や足が動かしにくくなっていってもそのまま継続する方がおられるのなのか。   救急病院の入院時から、「緊張をあげたらあかん」でした。それが「筋肉を固めない。関節をさび付かせない。腱を固めない。」でした。当然、この方針はリハビリ病院でもね。   感覚麻痺では「筋肉がどうして緊張してしまいやすいのか」ということね。この筋緊張があるので常に覚悟して筋緊張を起こさないように注意してリハビリを行う必要があるのです。   「リハビリを頑張る」の意味ね。私は「楽な外力で関節可動域確保動作ができる」を如何に維持することができるかで頑張ってきたつもりです。手足は関節動作ができて有効に使えますからね。   「頑張る」「頑張れ」という言葉ですが・・。無責任な言葉かもね。「  6月14日(月)、耳糞系難聴というのがあるのですね。耳糞の質によって鼓膜にへばりついたりで外耳道いっぱいになったりで音波で鼓膜の振動が起こりにくく、起こらなかったりね。回復に一番よいのは耳鼻咽喉科というのです。耳掃除で外耳道や鼓膜に問題を起こすと後々大変ですからね。理論上、乾燥系は起こりにくいと思います。粘性の高い耳糞ほど起こりやすいかもね。難聴の状態に追加で起こると耳が不自由な方の状況になってしまうわけですよね。全く聞こえない場合もあるわけです。聞こえないというのは高齢になるほど認知症誘発の要因になり易いですよね。認知症はその発症の仕組みが解明されたわけではないですよね。そして、特定の認知症以外は進行を遅らせる程度の薬しかないのが現状かな。とすると、予防が一番なので適切な刺激を各種感覚器から受け取るということも大切ですし、考え続けるとか、適度に体を動かすとかいろいろな対策を行っていく必要があると思うんです。でも、不幸にして認知症になってしまうかもね。ただ、寝たきりとかにできるだけならないように頭脳も聡明に保ちたいです。故ホーキング博士がどのように頭脳を聡明に保ち続けることができたのか気になるのですけどね。普通は手足を適度に動かすということが脳を活性化させているといわれているのでね。  6月15日(火)、救急病院でもリハビリ病院でもリハビリ病院退院後も脳卒中リハビリで役に立つこと、「他動での関節可動域確保動作」と考えるのですけどね。それもできれば「楽な力でできる他動での関節可動域確保動作」ね。楽な力でできると歩行リハビリでは足首関節、膝関節、股関節を自力で動かしやすくなりやすいですよね。関節動作時に引き延ばされる筋肉が楽に引き延ばされているということです。関節動作時に引き延ばされる予定の筋肉を引き延ばせないから困るのですよ。「痙性が上がった」とかでね。膝関節では普通「曲げる」ができてから、筋力発揮の伸ばすができるのですよ。伸びたままの関節ではさらに伸ばすことはできないですからね。上肢では「曲げる」方の筋肉が収縮したままになるので動作ができないと嘆かれているのですよね。伸ばす方の筋肉で肘等や指が楽に伸ばせたらよい訳ですよ。上肢は曲げる方の筋肉の方が強力なのでね。伸ばせたらそのうちに使い物になります。ボトックスも上肢では曲げる方、下肢では伸ばす方が主だったかな。だから、一日も早く「弛緩できる筋肉」になるようにリハビリを続けようね。筋肉は弛緩した後に働くことができるのです。一時的に緊張を緩めるのではなく、恒常的にできるだけ緊張させないようにリハビリをすることね。リハビリ病院退院後もですよ。精度の高い動作ができるのは脳の回復後です。それまでに痙縮等で動かせなくしてしまうと脳も回復しないよ。  6月16日(水)、どうして、手や足が動かしにくくなっていってもそのまま継続する方がおられるのなのか。私には理解できないことです。動かしにくくなるのは「筋緊張亢進」から「痙縮」へですよね。動かしにくくしておいて、適切にリハビリしていても痙性が高まりやすい視床出血ですよね。とことん、「楽に関節可動域動作ができる」ようにしておく必要のある視床出血ね。このようにしても脳の回復がまだまだまだなので膝関節関係では「毎日しゃがむで膝を伸ばす筋肉を体重で引き延ばして」ね。股関節も曲げるになるし、尖足ではしゃがめないのかな。尖足は一日にしてならないはずです。私も足指で・・があり、大きいことはいえないですが・・、尖足よりマシかもね。とことん、救急病院入院時より「自分の体は自分で緩める」もしていたら、相当重度な視床出血でもボトックス適応になはならないと思うのですけどね。感覚麻痺では運動神経系興奮ニューロンが興奮状態になって生きやすいので常に気をつけて、緩めるということをおこなう必要が発症後9年たった現在でも必要と考えて実行していますが、思惑通りにはいかないですね。リハビリ病院入院中のリハビリのPTで晴れたときに屋外に出るといわれると「お肌に悪い」といって難色を示した私です。  6月17日(木)、救急病院の入院時から、「緊張をあげたらあかん」でした。それが「筋肉を固めない。関節をさび付かせない。腱を固めない。」でした。当然、この方針はリハビリ病院でもね。転院してしばくの頃に転院時杖歩行で10m38秒の私に杖なしで70mほど歩かせたPTがいました。「何するのよ。体の準備もできていないのに」でした。ですから、「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」をリハビリ時間以外ではね。闇歩行なんてしていないですよ。「筋緊張をあげない」と「他動」ですよ。未だにね。筋緊張をあげるから「陽性徴候」なんてのが出てくるのではとね。それでなくても筋緊張亢進になりやすい視床出血ではね。動作不全の原因は感覚麻痺の方です。これで、運動神経系のコントロールができなくなってしまっているのですよ。健常者風歩行ができないのではナンバ歩きもできないですよね。どうもすべて「感覚」を軽くみてしまって、健常者風のリハビリをおこなったのではとね。尖足は昨日投稿のように一日ではならないですよね。徐々に足先が下を向き始め、着地の時に足裏の一部だけが接地するようになっていったはずです。筋緊張ですが、ボトックス療法の仕組みから考えて、一旦上昇させると感覚麻痺では弛緩させるのは至難の業になるのにね。視野が狭いもので「緊張をあげたらあかん」だけで、筋肉が楽に弛緩できるようにしてきただけかもね。後は脳が回復してくるのを待ち続けます。脳が回復してから健常者風のリハビリに移行しますよ。  6月18日(金)、感覚麻痺では「筋肉がどうして緊張してしまいやすいのか」ということね。この筋緊張があるので常に覚悟して筋緊張を起こさないように注意してリハビリを行う必要があるのです。この緊張を引き起こしているのは運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進状態になっていくことが原因です。この興奮を解除するには「運動神経系抑制ニューロン」を活性化する必要があるのです。興奮ニューロンは興奮状態で維持されることがあっても神経活動としては問題がないようです。抑制ニューロンの興奮状態が続くとこのニューロンで興奮が解除されている興奮ニューロンが興奮できなくなってしまうので神経活動に支障が出るためね。で、必要なときのみ活性化して興奮ニューロンを抑制するようになっているのです。ところが、感覚麻痺ではこの抑制ニューロンが働いていないのですよ。重症になるほどね。軽症の方ができるリハビリを重症の方ができない理由かもね。ですから最初からできるだけ「興奮ニューロンを興奮させない」リハビリが必要になるのです。他動でも「脊髄反射があったりする」ので絶対に興奮させないは無理かもね。感覚の回復があったら、楽にできるようなことで高緊張になっているでしょ。そのときに無理しないで休むことですよ。でも、興奮しすぎのままになっているかもしれないですよ。神経系は興奮ニューロンと抑制ニューロンが適切に働いて活動していますが、脳卒中でバランスが崩れてしまうのですよ。抑制系は働いていないと考えて慎重にリハビリを行う必要があるのですよ。できたら、ボトックス適応にならないようにね。視床出血等典型的な感覚麻痺ではより注意が必要です。感覚麻痺ではロボットリハビリは有効と思いますが、トレッドミルは悪化させると思います。理由は以前に投稿しています。  6月19日(土)、「リハビリを頑張る」の意味ね。私は「楽な外力で関節可動域確保動作ができる」を如何に維持することができるかで頑張ってきたつもりです。手足は関節動作ができて有効に使えますからね。ほんと、痙性をあげてまでされている方の意識が理解できないです。関節が動かせないということがどれだけ動作において問題かが理解できていないのかな。尖足は主に脹ら脛の筋肉が過緊張でアキレス腱を引っ張って踵を常に後ろ側にしてしまうからですよね。脹ら脛の筋ポンプ作用を使えなくしてしまってでもね。これは「リハビリを頑張る」ではなく「難行苦行に体を追い込む」という悪しき修行の一種なのかもね。力を入れていないときには健常側にできるだけ近い状態に保つということが必要ですよね。健常側との違いは「脳の支配」だけなのですよ。脳の支配がないに一番近いのが脱力状態と考えられるのですけどね。筋緊張で脱力状態は無理になっていると考えられるのですが・・。視床出血では大脳運動領域と感覚領域と小脳の連携による運動調節ができなくなるのですよ。より簡単に痙縮になってしまう恐れね。脳の各部は連携しながら働いているのですが、この中継のうち「視床」が最大かもね。だから、救急病院入院中から慎重にリハビリをおこなってきたのです。視床出血というのは単に感覚麻痺というだけではなく動作を滑らかにする脳の連携の中継点を破壊する出血なのです。もっと脳について基礎から勉強しましょうね。  6月20日(日)、「頑張る」「頑張れ」という言葉ですが・・。無責任な言葉かもね。「リハビリを頑張る」で具体的にどのように頑張るのかというイメージがあればと思うのです。病後ですよね。当然、健常時とは異なる頑張りが必要になるのですよ。アキレス腱断絶ですと、手術でアキレス腱を縫合するのでしょうね。この時の接続具合は「かろうじて」かもね。健常時は強度の高い動作に耐えていたのにね。ですから、様子を見ながらかな。でも、日本ではよく失敗しているみたいですね。これは「焦り」によると思うのです。視床出血のリハビリでは手足の部分は付録で本体は「視床の部分の回路の再接続と調整」かな。ということは手足はできるだけ健常側の脱力状態に近い状態を維持しておくことかもね。健常側と同等の筋力や精度を求めたら、即「痙縮」だと考えられるのです。ですから、「頑張る」の目的が間違っているから痙縮や尖足等になってしまうのかもね。いろいろな場面で「頑張る」というのがよく使われますが、それぞれで「頑張る」ための基礎の確立とその後の手順とかがあるのですよ。一足飛びをすると問題が起こることにね。リハビリでの一番の大敵が「焦り」かもね。次が「諦めによる廃用症候群」かもね。適切適度のしにくいリハビリかな。

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