2023年8月26日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No574

「身体拘束」と「薬物拘束」とかですね。   「筋力の低下」で思うこと。   台風直撃でしたね。もう少し速度が速いとよかったのですが。   リハビリのコツが判からないと、病気の受容ができないと手足のリハビリでボトックス療法の対象になりやすいようですね。   ボツリヌス菌毒素は昨日投稿のように運動神経系興奮ニューロンの神経終末に入り込んでシナプス小胞の形成を阻害するのです。   台風で思うこと。6号では太平洋の熱気を運んできただけだったようですが・・。   リハビリ病院入院中にいつ頃から自主リハが認められたか。  8月14日(月)、「身体拘束」と「薬物拘束」とかですね。「身体拘束」は人権蹂躙とかがあるので普通の病院や介護施設では減少しているはずですね。そこで出てきたのが「薬物拘束」ですね。いろいろ病名を付けて鎮静作用が強いや副反応がでやすい医薬品を投与しておとなしくさせる方法です。それでなくても高齢になっていくにつれて多剤投与で同様の効果が現れることがあるのですね。だから、5種以上の服用は慎重にするようにと厚生労働所も注意喚起しているのですよ。このようなことがあるのでそれぞれの医薬品について吟味する必要があるのですよ。本当に治療のためなのか調べる必要ですね。日本の医師は副反応に疎いのが多すぎるのでね。医薬品の種類の変更や減量で解消できる副反応化考慮せずに、副反応ででた症状に対する新しい薬を処方するのが多いから多剤処方になってしまうのですよ。私は「睡眠導入剤」で派手な副反応が出ました。なので、視床出血で入院したとき、当座の不眠みたいしても睡眠導入剤は処方されませんでした。これはリハビリ病院でも処方されなかったというかさせなかったかな。降圧薬の複合錠とガスター10だけでした。ラミシールがリハビリ病院で追加ね。爪白癬の薬です。退院後、かかりつけ医を代えたときに複合錠をバラにしてもらいました。減薬のためにね。科学的試行するときには同時に2種類以上の変化をさせては駄目ということからね。まず、アンジオテンシン拮抗薬で減薬をさせ、次にカルシウムイオンチャネル拮抗薬を断薬させました。1年ぐらいかかったかな。血圧測定の適正化ができてきたというのもありあるかな。医薬品は少なくできるのでしたら少ない方がよいということです。「薬物拘束」されないようにしようね。  8月15日(火)、「筋力の低下」で思うこと。一般の病気で寝込んだりしたら、足の筋力の衰えを感じる方が多いようですね。「筋力」は筋肉量も大切ですが、それ以上に「脳によるコントロール」が大切だと考えています。寝込んだとき、脳を使わないことで神経金接合部での筋繊維動員力の低下ね。これに寝込んだことによる平衡器官の不調もふらつきに影響しますよ。だから、すぐに回復したのでは。筋肉量が減少してしまうと回復には時間が必要です。今一度、核のDNAから情報を呼び出し、収縮性タンパク質を合成して・・ですからね。ボトックス痩身術はこのタンパク質を減少させる痩せです。ですから、痙縮等でボトックス療法をされていたら、副反応としてボトックス痩身術まで効果が出てしまったのかな。筋肉は神経筋接合部でアセチルコリンを運動神経系興奮ニューロンからもらうことで筋肉量を維持増強しているのです。運動していないとゆっくり痩せますよ。寝込んだときのふらつきは別の要因です。麻酔などしたら翌朝ではふらつくかもね。全身麻酔を何回か経験し、アンギオ2回経験して直後の歩行でふらついた経験の記憶がないのですけどね。脳卒中後麻痺側が動作不全になるのは脳によるコントロールができないからです。筋肉の問題ではないのです。このことをお忘れの方が多すぎる感じを受けています。だから、脳が回復していないのに無理するから陽性徴候等になってしまうのですよ。手足は能の回復に備えて「楽に関節が動かせる」ように維持しておく他はないのにね。筋力落ちて、食事量が多いのに痩せるというのは栄養の吸収力が低下してきているということかな。がんなどの病気もありますね。先が心配ですね。  8月16日(水)、台風直撃でしたね。もう少し速度が速いとよかったのですが。ところで、近畿のJR各線運休や遅延とかですが、一つ、和田岬線が「平常運行」、yahooで昨日の午後4時過ぎでも平常運行でしたが、午後6時のyahooで「遅延」(どう遅延するのかな)でした。さらに午後5時台のニュースでは減便、どっちなの。どのような線区かご存じの方はお判りですね。JR西の兵庫駅から和田岬駅(一駅間)です。途中に川崎重工兵庫工場(JRの車両も作っています)で終点付近には三菱などの工場群です。この付近の三菱と川崎の造船所で潜水艦を作っているはずです。和田岬から見ると神戸駅の方にあります。どちらかの造船所見学時に騒音性難聴について聞いたのです。昔、船作りでは「リベット打ち」が多用されていたのです。このリベット打ちの騒音で難聴、騒音性難聴になる工員が多かったと。ところが、騒音に関係のない設計職等の社員にも難聴が・・。調べたら「ヘッドホーン難聴」だったということをね。医学部系の工場見学会だったのでこのような話があったのです。ヘッドホーンでも難聴になりますよ。気をつけようね。いろいろなところでの経験とかを脳にインプットしておくと何かあったときにそれを参照してより本質な思考ができるようにしておくことは重要ですね。ボトックス療法の仕組みから興奮ニューロンと抑制ニューロンの関係とかに気がつき、リハビリでの問題点を投稿しているのです。大学生の頃に読んだ日経サイエンス特集号のボツリヌス菌と破傷風菌の毒素についての論文からで、ウィキペデアでさらに最新の情報を調べたのですよ。そこから「興奮ニューロンを過興奮にするようなリハビリをしては駄目である」ということがでてきたのです。脳卒中感覚麻痺は抑制ニューロンが働いていないから興奮ニューロンの過興奮が起こるのですよ。  8月17日(木)、リハビリのコツが判からないと、病気の受容ができないと手足のリハビリでボトックス療法の対象になりやすいようですね。この療法はボツリヌス菌毒素を使います。この毒素の作用部位は運動神経系興奮ニューロンの神経終末のみです。これは神経筋接合部にね。神経終末に入り込んでシナプス小胞の形成を阻害します。作用はこれだけです。シナプス小胞ができないので終末から神経伝達物質の放出ができなくなります。この伝達物質がアセチルコリンで筋収縮を開始させる作用があります。興奮ニューロンが興奮したままになるというのはシナプス小胞が作られ続けて常にアセチルコリンが放出されることにね。なので、筋肉は収縮し続けることにです。このときに小胞形成をボツリヌス菌毒素で阻害してアセチルコリンを放出させないようにしているだけです。これで、筋肉が緩むのですが毒素の薬効が切れると興奮ニューロンは興奮したままなのでまたアセチルコチン放出を再開してしまいます。なので、効果が切れる頃に次の注射をするのですよ。興奮ニューロンが基本的に一度興奮すると抑制ニューロンから抑制性神経伝達物質をもらうことで興奮が解除されるのです。が、脳卒中感覚麻痺では抑制ニューロンが働いていないので興奮ニューロンが興奮状態になりやすいのですよ。それで「焦らない。悔しがらない。諦めない。」ね。このためには発病前と比較をしないことね。「・・ができていたから」なんてのはリハビリ大失敗の元ですよ。なので不自由な状態を受容して楽しむ工夫を。失敗したときはその理由を考えて次のリハビリ時に活かすようにね。「焦らない」ですから、おおらかな気持ちで生活、リハビリを楽しもうね。なので「医師がいないリハビリ病院は天国」という心境になれるのですよ。現実は医師がいるので地獄の手前かもね。  8月18日(金)、ボツリヌス菌毒素は昨日投稿のように運動神経系興奮ニューロンの神経終末に入り込んでシナプス小胞の形成を阻害するのです。破傷風菌毒素は運動神経系抑制ニューロンの神経終末から入り込んで、こちらは神経細胞体の方、上流に移動していって効果が出るというのです。で、神経終末からの抑制性神経伝達物質の放出を阻害するのです。なので、破傷風感染の患者は重症になっていくと尖足棒足、屈曲で握り拳の手と脳卒中後の尖足棒足等とそっくりさんにね。ただ、破傷風は意識鮮明のまま死ぬこともあるという怖い病気です。ボツリヌス菌毒素でも死にますよ。致死量はともに1マイクログラム以下です。1gあれば100万人ですね。怖いですよ。ボツリヌス菌も破傷風菌も嫌気性で酸素大嫌いです。このお陰でオウム真理教は培養できなかったらしいです。そうそう、青酸カリは200mgが致死量です。1gで5人ね。テトロドトキシンというふぐの毒ですね。たしか、0.1mgが致死量です。どうして、ボツリヌス菌毒素と破傷風菌毒素ができたのかは大いなる疑問ですけどね。なので、その昔、破傷風の治療にボツリヌス菌毒素が使われた例が海外であったようです。あの日経サイエンス特集号のボツリヌス菌のところにでていました。今は破傷風は予防接種と血清療法とかです。破傷風菌は傷の奥深くのみで増殖して血管には入らないというのです。毒素を血液に分泌して効果を出します。なので、無毒化毒素を注射して抗体を作っておくということでです。ボツリヌス菌毒素は治療方法はないかもね。だから、ボトックス注射は誰でもできるのではなく、製薬会社で研修を受けた医師だけということです。でも、ボトックス療法の対象にならないようにリハビリをおこなう方がよいですよ。ボトックスはエンドレスです。症状緩和だけで治らないということですよ。  8月19日(土)、台風で思うこと。6号では太平洋の熱気を運んできただけだったようですが・・。今回の7号では通過後の日々の湿度が高すぎる。それでなくても汗をかく方なので汗タラタラ。水をがぶがぶ。塩分タブレットを食べています。エアコンの設定温度を下げれば楽かと思うのですが、どうも、冷房で疲れが出ているようなのです。睡眠時間は夕刻の散歩と早朝の散歩で睡眠不足的にもなっているのです。この朝の散歩時は元々湿度高めでしたが、そう汗が出なかったです。が、7号以後は汗タラタラですよ。まだ、夕刻の方がマシです。ところで、この投稿も昨日の投稿もその前もというように前日に仕上げて校正して、投稿時にコピペで貼り付けた後、成型するときに最終確認をしています。ですから、内容で・・があっても誤字脱字等は少ないかと思っています。認知症みたいなのの対策では「対面での会話」というのが最高のようです。わんこ友達とだべるというのがよいようですね。このようなブログ投稿もそれなりの効果があるのではと思っているのです。誤字脱字の問題で最大の敵が「視力」です。円錐角膜、近視、「蚊を培養中」などで見にくいのです。その上、視床出血左半身麻痺で右手で虫眼鏡を持つと・・。本当は紙の新聞を読みたいのですが・・。あるときから「新聞は日本経済新聞」と考えるようになりました。理由は若いとき、江戸に遊びにいき、通勤ラッシュ後の国電内に捨てられていた日本経済新聞を読んだときからです。おもしろかったのです。勉強とかも本来はおもしろいから積極的にできるのです。その方がより身につきますよ。使える形で記憶に残るということです。早朝のモーニングサテライトの「日経朝特急」がこの4月から「日経電子版」からになってしまって楽しみが減りました。紙の紙面を使っていた以前の方がよかったです。記事のレオアウトから編集の考える重要度が推定できるからです。  8月20日(日)、リハビリ病院入院中にいつ頃から自主リハが認められたか。初期症状は視床出血、救急病院に救急車での到着時意識不明、包括医療費(早く転退院させるほど儲けが多い制度です)の救急病院で34日入院ね。救急病院では車いすとベッドの移動や車いすでの移動はすべて介助されてです。ですから、セラピストさん付きのリハビリ時間のみの杖歩行でした。上肢は自主リハで「他動での腕伸ばし、指伸ばし」を最初のOTの後すぐに始めました。退院後もね。そして、今もです。下肢は車いすへの着座姿勢ですね。股関節、膝関節、足首関節、すべて直角程度にね。リハビリ病院に転院後、車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行を単独でできるようになったのです。これで、下肢の関節可動のリハビリができましたよ。人間の手足は「関節が動かせての動作」です。このちょこちょこ歩行で暴走までできるようになりました。そうすると、杖歩行のリハビリも進捗が早くなりました。で、健常者風歩行へのリハビリ時から公認の自主リハができるようにね。ただ、サボりの私は自主リハではセラピストさんと話ができないので苦痛でした。これはOTでもね。関節が楽に動かせるから割と早期に病棟内単独杖歩行許可にね。エレベーター使用も許可されて病院内杖歩行許可です。階段はPTのセラピストさんに直接申し出、何回かリハビリをしてから、単独階段利用が許可されました。ようは、「早くよくなりたい」なら、医学的生物学的に理にかなったリハビリをしていたら許可されますよ。後で陽性徴候などが出てしまうようなのは自主リハではなく闇リハですよ。ボトックス療法の対象になるというのはどこかが違っていたのですよ。ですから、ある方はセラピストさんに目の敵にしているみたいです。敵は「医師」ですよ。そして「焦りの心」ですよ。「諦め」は廃用症候群ね。

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