2023年10月28日土曜日

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No583

ブログ村脳卒中カテゴリーに投稿されている方は活動的なのですね。   昨日、イチジクを自分で皮をむいて食べていて思ったこと。   お通じについて。一番効果があるのはウオーキングかなと思いだしました。   発症後、可能な限り早期に「他動による関節可動域動作」をした方がよろしいですよ。   手足のリハビリで屈筋と伸筋、どちらを鍛えますか。   昨日投稿のように筋肉を鍛えるに重点を置くと「痙性」ですよ。   ボトックス療法の仕組みについて。ボトックス療法はボツリヌス菌毒素を使います。  10月16日(月)、ブログ村脳卒中カテゴリーに投稿されている方は活動的なのですね。脳卒中になられたご本人ではないのがいくつかありますが・・。ブログを続けようという意欲がリハビリに、日常生活に、旅行にとかの活動されていますね。私はリハビリ中心の投稿ね。それも「他動による関節可動域確保動作」」が基本の投稿が多いです。これは「失敗しないリハビリ」を目指しているからです。リハビリは失敗するとどうにもならないようですね。脳卒中の場合は「脳の回復」があってです。当初、脳の残存機能を使って回復と感じる部分もありますが、脳が回復していない部分にリハビリが及ぶと効果覿面ですね。適切適度から外れると失敗一直線かもね。われわれ感覚麻痺の者は「感覚の大切さ」を噛みしめようね。手足の動作は感覚があってできるのです。感覚が戻ってくるまでは用心深くね。手足を他動でもよいから動かすということは脳の回復にとってよい刺激なるのですが、頑張りすぎたりすると感覚がないということで運動神経系興奮ニューロンが興奮したままになりやすいです。興奮したままが「痙縮」ですよ。そうすると、脳の回復は痙縮したままを前提におこなわれると考えています。ボトックス療法をするとこの療法が常にされているという前提ですよね。ですから、発症直後から「楽な力での他動による関節可動域確保動作」を継続しておこなうことができるようをリハビリでの一番の基礎としておこなうのがよいと考えています。関節が動かせての筋力です。、  10月17日(火)、昨日、イチジクを自分で皮をむいて食べていて思ったこと。以前からですが、イチジク、ミカン、桃、ゆで卵のから等を剥いているとき、注意していないと握りつぶしてしまうのです。その点、ジャム瓶の蓋、最初に開けるときは思いっきり力を入れることができるので開けることができます。どうして、こうなるのかというと「感覚麻痺で筋力調整ができない」ということになるのです。感覚麻痺は筋力が出せないではなく、筋力の調節ができないということですよ。なので、ジャム瓶みたいなのは筋力調整をしなくてよいから運動神経系興奮ニューロンはそう興奮したままにはならないでしょうね。イチジクをむくときは緊張していました。適度な筋力にする必要があるのにできないから見た目での一定にしようと頑張るからですね。ですから、微妙な筋力が必要な動作を繰り返すと簡単に痙縮になっていくのだと考えられるのですけどね。ですから、感覚麻痺の場合、感覚がないということを過小評価しないようにしようね。人間は感覚があって普通に動作ができるのです。忘れないようにね。感覚麻痺では運動神経系抑制ニューロンが働いていないと考えられるので興奮ニューロンが興奮してしまうとそのままになるので陽性徴候、痙縮、尖足、屈曲で等になってしまうのですよ。人間は関節動物です。関節を楽に動かすには関係する筋肉がタイミングよく弛緩する必要があるのです。弛緩するには興奮ニューロンの興奮が解除されている必要があるのです。興奮したままになるから陽性徴候等になってしまうのですよ。  10月18日(水)、お通じについて。一番効果があるのはウオーキングかなと思いだしました。大腸等に刺激を与えるという意味ですね。下剤も刺激ですがこちらはそのうちに腸が感覚麻痺状態になっていく恐れがあるとか。ですから、結構な歩数を、ワンコの散歩も含むのでね、歩いているので快便?です。感覚麻痺での影響か1回で出し切っていないことが時々あるのです。毎回、どのくらいでたかを、どのような形状、色、堅さ(これは出るときにね)等確認しています。ところで、この歩行ですが、屋内での往復やぐるぐる周りではどうも歩幅が狭くなっているのです。最近、ワンコとの散歩以外でも屋外を増やしたら、少し歩幅が広くなったようなのです。すると、当然スピードもアップですよ。ただねショッピングセンターに行くとかで歩数がある程度以上になると効果覿面で足を引きずる羽目になるときもね。コロナで体力が落ちたようです。歩幅ですが、例えば、横断歩道の白線から次の白線へと一歩で次々と歩けると認知症になりにくいともいわれていますね。頑張っています。頑張れるのも「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」で関節可動を鍛えたお陰と思っています。健常者風で歩けるからできることですよね。ということは関節が楽に動かせるということですね。関節が動かせたら、そこそこの実用筋力がでますよ。「実用」というのは生活動作に使えることね。痙縮等になるとボトックス対象の筋肉はある意味凄い筋力なのですが、棒足、屈曲腕等で役立たずなのでボトックスで筋力がでないようにしているのです。ボトックス療法は筋肉の収縮力を減少させる療法なのです。ボトックスの効果はこれだけです。  10月19日(木)、発症後、可能な限り早期に「他動による関節可動域動作」をした方がよろしいですよ。一時期、話題になった超早期リハビリではないです。廃用症候群予防のためですよ。脳卒中後、体のすべての部位で廃用症候群が忍び寄ってきます。廃用症候群は予防しかないと考えてよいかもね。まあ、数日とかですと普通は何ともないように回復しますが長期になると予防のみのようです。また、手足のリハビリの基本は「他動による関節可動域確保動作」ですよね。どう考えても有用なのが「他動による関節可動域確保動作」ですね。で、上肢も下肢もね。私の経験では上肢は健常側上肢を使って救急病院のリハビリが始まる前でもできることがあると思います。また、リハビリが始まった後の自主リハに使えると考えられるのです。下肢は重たいのでベッドから車いすに移してもらえるようになった座り方を工夫して股関節、膝関節、、足首関節を直角程度には曲げようね。これらを繰り返していると、上肢はそこそこ「動かせる」状態にできるはずです。そして、握る方向に筋収縮が起こるので「つまむ」というのを健常側に補助させてできるかもね。爪切り(ばっちん型)を持たせることもね。これをおなかに挟んで押し切りにすれば健常側指の爪を切ることも可能ですよ。ただし、看護師さん等にはいわないこと、言ったばっかりに切ってもらえなくなりました。グスン。麻痺腕や手で自力にさせるというより健常側に補助させて使うと結構使えると思います。  10月20日(金)、手足のリハビリで屈筋と伸筋、どちらを鍛えますか。ところが感覚麻痺で脳は屈筋にも伸筋にも同時に収縮命令を出してしまうのを早期に感じたのでした。余計な筋肉を収縮させているとね。健常者での「肩の力を抜いて」ですよ。これで、「鍛える」より「弛緩させる」方が重要であるとね。歩行では股関節、膝関節、足首関節をタイミングよく動かす必要がありますね。歩行では膝を曲げて(股関節もですが)、前に出して足を地面につけてから膝を伸ばしますね。そう、伸ばす筋肉の方が強力なのです。収縮した筋肉は自力では伸びないです。この強力な伸筋を次に非力な屈筋で引き延ばして関節を曲げる方に動かすのですよ。で、このときにおとなしく伸筋が弛緩して伸びてくれる必要があるのですが・・。脳卒中後は脳はこのようなときにも両方に収縮命令を出してしまうようです。なので、「鍛える」ではなく「タイミングよく弛緩する」ようにしつける方がよいのですよ。下肢では「車椅子着座での両足活用ちょこちょこ歩行」が一番手軽でした。上肢は下肢と逆に屈筋が強力なので「他動による関節可動域確保動作」」としての腕伸ばし、指伸ばしでした。リハビリ病院で階段昇降許可でわかることは「筋力があるから許可」ですよ。筋トレはしたことはないですよ。なのに許可ね。上肢は指伸ばし等で手のひらを広げることができるようになったので握力計を適切に持つことができたので握力を測定してら35kg(麻痺側)だったかな。高校生の時の値は25kgなのにね。関節稼働時に屈筋と伸筋が同時に収縮しないようにしていただけです。その上、誤ったリハビリをすると筋肉への運動神経系興奮ニューロンが興奮したままになって痙縮(収縮したまま)になっていきますよ。興奮ニューロンの興奮を解除する運動神経系抑制ニューロンが感覚麻痺では働いていないのでより注意が必要です。抑制ニューロンが働いていないからボトックス療法なのですよ。興奮ニューロンは抑制ニューロンから抑制性神経伝達物質を出してもらった時に興奮が解除されます。それまでは興奮したままです。  10月21日(土)、昨日投稿のように筋肉を鍛えるに重点を置くと「痙性」ですよ。発症して間がなく、まだ、筋肉が柔軟な方はご留意してください。リハビリせずにしておくと廃用症候群ですよ。リハビリは必須なのです。関節はいくつかの筋肉がセットでそれぞれがタイミングよく収縮することで稼働します。同時ではないです。関節の筋肉は収縮した後、次に収縮した筋肉によって引き延ばされます。「痙性が上がる」とかはこの引き延ばされるときの抵抗として現れるのですよ。この引き延ばされるべき時に延ばされなくなるから足では棒足、尖足、腕は屈曲腕、握り込んだ指(拳骨かな)になってしまうのです。だから、必要なときに抵抗せず引き延ばされるようにリハビリをする必要があるのですよ。筋肉は引き延ばされたあとに役に立つ収縮ができるのですよ。痙縮は筋肉が収縮したままになることです。二の腕の力こぶを作ったまで次の収縮で仕事ができますか。一度、緩めて引き延ばしたら次の仕事に使えますよね。だから「楽な外力で関節可動域確保動作」ができるようにしておこうと言っているのです。もし痙性が上がってしまった方は「片麻痺の横歩き」さんが時々対策を投稿されていますのでそちらの方をご覧ください。こちらは「失敗しないリハビリ」の方に重点を置いています。失敗しないであって、「早く」や「成功」とかは各自でつかみ取ってね。脳が回復するまで失敗のできないのが脳卒中後のリハビリです。  10月22日(日)、ボトックス療法の仕組みについて。ボトックス療法はボツリヌス菌毒素を使います。この毒素の作用は神経筋接合部で運動神経系興奮ニューロンの神経終末からの筋収縮命令になるアセチルコリンの分泌を阻害するだけです。詳しくは神経金接合部めがけてボツリヌス菌毒素を極微量注射します。そうすると、毒素が神経終末に入り込んでアセチルコリンを含むシナプス小胞の形成を阻害するのです。この阻害で分泌を阻止するのです。これだけです。効力は3ヶ月ほどでなくなります。ところが、痙性が高くなるように興奮した興奮神経の本体の興奮はそのままです。なので薬効が切れることに次の注射ということになるのです。興奮ニューロンは興奮したままであるということが原因です。だから、興奮ニューロンが興奮したままにならないように適切適度なリハビリをおこなうとボトックス療法の対象にならないことになるのです。なぜ、健常側は痙縮にならないのか。それは健常側では運動神経系抑制ニューロンが働いて必要に応じて興奮ニューロンに対して抑制性神経伝達物質を放出しているからです。麻痺側では抑制ニューロンが働いていないのですよ。だから、健常者と同じようなトレーニングというリハビリをしたら痙縮になってしまうのです。抑制ニューロンが働かなくなる病気に破傷風があるのですが、重症になっていくと痙縮での棒足、屈曲腕等でそっくりになっていくのです。脳卒中後麻痺側では運動神経系抑制ニューロンは働いていないと考えておく必要があると考えています。興奮ニューロンの興奮を解除できるのは抑制性神経伝達物質だけです。

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