2008年3月11日火曜日

お役所の記者会見やその頻度で思うこと

3月11日の日本経済新聞の社説に「大本営発表の復活はご免だ」というのがありました。先の漁船と護衛艦の衝突事故や機密漏洩事件などで記者会見をしてきているわけです。当然、事件事故の時以外の定例記者会見というのもあるわけですね。
それで、『石破茂防衛相、増田好平次官は、防衛省幹部の定例記者会見を減らしたいと表明した。』というのです。先の事故の時、会見する度に「説明」が二転三転したので減らして、変更のないようにしたいということらしいのです。
でもね、日本は諸外国に比べて「少ない」印象を持っています。そして、「情報の隠匿」をしたがる体質がありますね。欧米では、「機密文書」も一定年限が経てば公開しますが、日本にはその仕組みがない。このような状況で、記者会見を減らすというのはどういうことなどでしょうか。
「情報の隠匿」ならまだしも「改竄」や「捏造」ですね。それらを防ぐためには「頻繁な記者会見」などの情報公開の積極的な姿勢が必要です。その第一歩として、定例記者会見の頻度は増やしても、減らすことは許されないと思います。
そうでないと、太平洋戦争当時の「大本営発表」に逆戻りする可能性があります。そうしたら、日本はまた潰れるかもね。

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