2008年3月19日水曜日

日本銀行総裁空席へ

3月18に政府より示された後任人事案について民主党が「不同意」にするということです。人事案を提示した与党側は「適任」といっていますが、民主党は「財政と金融の分離」という観点から「財務省事務次官経験者」は「不適当」であると指摘しています。
話が飛ぶみたいですが、その昔、駐米大使を経験された下田武三氏が最高裁判所裁判官に任命されたとき、「外務省役人の行き先」ができたとかいうようなことがいわれたことがありました。それと、尊属殺法定刑違憲事件で最高裁判所が尊属殺重罰規定を違憲とした際ただ一人合憲の反対意見を出した事で知られています。また、最高裁判官の国民審査で不信任の歴代での最高得票者でもあるということです。
今回の財務省事務次官経験者の田波耕治氏は現在「国際協力銀行」の総裁ですね。この総裁にどのような経緯で就任したのでしょうか。民主党が指摘するように日本銀行を財務省の隠居場所としないためにも日本銀行総裁が空席になっても仕方がないと思います。

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