2008年6月17日火曜日

学習時の問題集などの活用法について

6月16日の日本経済新聞教育面のコラム「挑む」で今回は次のような『問題集は学力向上〝手段〟』と『深く理解する姿勢こそ』の見出しがありました。
受験勉強において、中学受験や高校受験では往々にして「入試に出るあらゆるパターンを練習して・・・」という指導方針の塾が多いとか。でも、それでは、大学入試には都合が悪い。なぜか、高校までの入試と違って幅広い範囲と観点から出題されていrからですね。
英語の題材は限りなくあるし、現代文のですね。古文でも。生物も。昆虫だけで数百万種ともいわれています。これらを網羅的に学習できるでしょうか。地歴等もしかりです。
「入試とは、自分の持てる知識を総動員して、未知の問題に対処していく力が試されるものだ。」とありました。俗に言う難関大学ほどこの傾向が強いですね。
だから、問題文が長いです。一問一答ではないですね。延々と読ませて、答えは論述。
これに対するには、問題集で問題を覚えるのではなく、問題の意味を深く理解するところから始めないとだめですね。そうすると出題形式が異なっていても、本質の部分で同じであれば問題が解ける訳です。
そのことに気がついていない受験生が多くいるように思うのですが、いかがでしょうか。単なる「暗記」ではPCなどに負けます。人間の人間たる所以は「好奇心」と「思考力」だと思います。
問題集では、深く理解することによって「思考力」が深まり、学力が向上するのではないでしょうか。

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