2010年12月28日火曜日

内向きな発想があるためですね。安全性高いポリオの未承認ワクチンの取り扱い急増

 12月26日に朝日新聞のサイトで「ポリオの未承認ワクチン、取り扱い急増 安全性高く」という記事を見つけました。内容についてはサイトで。
 未承認ワクチンを医療機関が海外から輸入して使っているところが急増しているというのです。このワクチンについては最近のNHKクローズアップ現代でも報道されていました。
 現行のワクチンができたときは以前のソークワクチンに比べて有効性が高かったのですが、副作用という問題がありました。「約200万~450万回の接種(1人2回接種)に1人の頻度で副作用のまひが起こる」とされているのですね。それで、先進国では『毒性をなくした「不活化ワクチン」が開発され、導入されている。』ということです。日本は先進国?。今は他のワクチンとの混合型を開発中というのですが、導入まで数年かかるとか。
 クローズアップ現代でも報道されていたのですが、日本はワクチンの無料化の比率が低く、且つ、有料のは高く、且つ、副作用の補償は不十分という状態かな。これは、国の予算配分の問題も大きいですね。
 予算で削減といえば、各省庁一律ですね。増加は法律で決まっている年金などの部分ぐらいかな。子育てについては、漸く民主党政権でいくらか予算が回りましたが、使い方の問題でワクチンも大抵「こども」対象なのに医療ということで外され、他の薬と同様の「ドラッグ・ラグ」ということで、承認が遅れている、承認の目途が経っていない状態では。専門官の人数も各省庁一律削減の影響を受けているでしょうね。
 記事の中に韓国に摂取に行っている例も出ていました。医療も国際化しつつあるわけですね。その対策のためにもドラッグ・ラグの解消が必要だと考えるのですが、議員や官僚の動きは鈍いですね。 

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