2011年6月20日月曜日

よかったですね、蓮舫さん。スパコン1位。

 2011年6月20日に発表されたスパコンの計算速度世界ランキングであのスパコンが1位になったというのです。『09年11月の事業仕分けで理研や文科省が、蓮舫行政刷新相に「2位じゃダメなんでしょうか」と問い詰められたことでも知られる。』スパコンがです。たまたまの端境期であった可能性があるのです。でも、取り敢えずはよかったですね。
 スパコンは、おまけで計算速度世界ランキングが発表されています。これは、あくまでもおまけだと思うのです。それに各国が熱中しているように見えるのは、スパコンの高速計算によるシミュレーションによる解析などの科学技術分野への波及効果の高さによるのですね。まあ、スパコンの技術の向上にもなりますね。
 このことで見られるのは、今回の原発事故でも見られた「科学音痴」ですかなん。「はやぶさ」は華やかでしたね。あのような事例は科学技術では少ないのですね。そのことが理解できるかどうかが、その国の科学技術の基礎を造れるかどうかに掛かってくることになると思うのです。
 ところが、科学技術関係研究費に対する冷遇、大学関係では、基礎的な教育に係わる経費までは削られようとしているのです。業績が出ないのは、「研究費がない」というのが現実のという研究者の増加をどうするのでしょうね。これは、日本の研究費の総額の少なさと配分の悪さという問題点かな。
 今回は1位になりましたが、これに安住して開発費をケチると世界から取り残される危険性が高いというのを蓮舫さん、わかっていただけるでしょうか。非常に心配です。重点項目だけの研究ではジリ貧ですね。あのGFP(蛍光タンパク質、ノーベル賞対象研究)はオワンクラゲの発光研究という実用的価値がほとんどないと見なされた研究から見いだされたのですね。

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