2011年6月30日木曜日

原発事故、B型肝炎訴訟、水俣病、などなどの共通点

 2011年6月28日にB型肝炎訴訟で国の謝罪による和解がありましたね。皆が菅内閣でがたがたいうのはこのような訴訟で、判決受け入れや今回のような形の和解が多いからではとも思うのです。このような点では、史上初めての国民に向いている内閣であったのではとも思っています。
 この補償総額が2兆円を越えるとか、3兆円以上とかいわれていますね。今回の原発事故の補償や廃炉費用やその他費用は何兆円にもなるとか。水俣病では、原因企業のチッソは「賠償企業」として存続しているだけみたいですね。その他でも、少しの費用とかをケチったため、後で多額の賠償を支払う事例が多数あります。
 B型肝炎ウイルスの感染についての知見から、注射器の使い回しのリスクの高さが出てきたわけですね。注射器を使い捨てにする費用ですが、どの程度なのでしょうね。結局は感染リスクを無理矢理低く見積もることで経費が感染による損失より多く見せかけたのでは。今回の和解額から見たら、言ったら悪いですが「端金」程度でしょ。それをケチったために。
 薬害エイズもそうでしたね。あれは、血液製剤の在庫処分が引き金だったようです。本当にケチな話ですね。水俣病も。原発では、福島第二原発の建物の配置が変更されたととを受けで、海水を被ったときの対策でもしておけばということかな。防潮堤の過信もあったようですが、海水を被っても、建屋内に海水が浸入していなかったらここまで悪化はしていないですよね。福島第二がそうだったかも。
 巨大防潮堤を作ったりするより安上がりです。東京電力の体力なら出来ていたのでは。この件は「安全神話」も絡んでいますが、防水加工工事ならこっそり出来ていたのでは。あの建屋風景の報道を見ているとこう感じます。ですから、浜岡原発でするべきはまず、電源車配置などととに建屋や送電線などの防水加工ではと思います。他の原発も出来るだけ早くですかな。釜石の防潮堤は1200億円以上だったですよね。
 なにか、少しの出費をケチって後で巨額の損害を出してしまったというのが共通点のような気がします。

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